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2008年12月 アーカイブ

2008年12月01日

協同集会に参加してみて…

笠井です。

下の画像は、一週間前に新潟市で開かれた『 いま「協同」を拓く2008全国集会 』の模様です。

参加してみて、学んだこと、感じたことなどを投稿します。

いま世界では、地域社会の課題解決を寄付や公的資金に依らず、組織自らの事業活動を通じて解決していこうという「社会的企業」という新しい考え方が広まりつつある。
日本では、高齢者介護サービス、まち作り、地域再生、障がい者生活支援などに見ることができますが、ビジネス手法を中心とする活動はごく僅かであり、社会的にも認められたものになっていません。

イタリアでは06年に社会的企業法が施行され、「社会的企業」として認められれば、行政が事業の委託先を選定する際に優先されたり、税制面での優遇措置が講じられている。これは株式会社であっても社会的貢献に関する一定の条件さえ満たせば同様に扱ってもらえる。
これと同様の制度がすぐお隣の韓国でも既に導入されている。

日本はどうだろうか?

今の日本の企業は社会性を有しているだろうか?
日本の行政と企業の関係はどうだろうか?
今の日本に「社会的企業」として認められるような企業が果たしていくつくらいあるのだろうか?

たとえば、障がい者の側から企業を見てみると...
障がい者雇用促進法で、「企業は全従業員の1.8%を障がい者とせよ」と決められているのにもかかわらず、障がい者の雇用は一向に進んでいないのが現状で、障がい者を雇用すれば様々なリスクや経費が企業側に発生することから、そんなことなら法定雇用率を守らず、それによって発生する罰金を払っていたほうがまだまし、と考えている企業が多いようだ。

「自分たちさえ儲かれば良い」と浅ましい考え丸出しのそういった企業たちは社会側から手痛いしっぺ返しを受けやがては消滅していくだろうが、自然淘汰に任せている感の否めない行政側の無策ぶりにも少々苛立ちを覚える。

法律を遵守しないけしからん企業たちを本来なら指導監督していかねばならないはずの立場の自治体。
ところが、自治体はそんなけしからん企業にも平気で仕事を発注しているのが現状。
財政難に悩む自治体はそれが顕著で、仕事を発注する先はとにかく安さで決めるといった有様。
少しでも安いところなら、その企業が障がい者雇用を遵守しているかどうかなどお構いなしだ。
これでは、障がい者雇用など進むべくもない。
あー情けない。

「これからの仕事は、社会貢献度の高い企業に優先発注します。」
「障がい者の法定雇用率を遵守していない企業には、一切の発注を停止します。」

もしも、こんな宣言を行政側が出したら…。
おそらく今度は、仕事欲しさのために社会貢献に積極的になり、障がい者の雇用も急激に進むだろう。
企業側の「自分だけが儲かれば良い」という浅ましい考えは簡単には改められないとしても、その浅ましい根性を逆手に取って、結果的に社会を良くすることができる。
これが工夫というものではないだろうか!?
なぜ、これくらいの簡単なことができないのか!?と不思議に思っているくらいだ。

さて、再びイタリアのお話。
イタリアには「社会的協同組合」が7000団体以上あり、福祉や保健、教育、農業などを手がけ、大勢の障がい者達が働いている。本当に素晴らしい。

先程の方法で企業が仮に障がい者法定雇用率を達成するようになったとしても、それは行政が障がい者の「就労斡旋」をしているに過ぎないから、真の問題解決には至っていない。
本当に必要なのは「就労斡旋」ではなく「就労創出」。
障がい者の働く場を作っていくことこそ必要なのである。
その意味で、イタリアの社会的協同組合は実に素晴らしい仕組みだと思える。

きっと日本にだってできるはず。

イタリアとて、社会的協同組合の第一号は障がい者の親が作ったのだから、今こそ障がい者の親が起ち上がるべき時期なのではないかと思う。
障がい者の就労の場を創出していくために、障がい者の親が団結すること。
それが、第一歩だ。

星がスゴイよ!

ぽにょ です。
夜、習い事を終えた娘を迎えに行き、家に着いた時の事。
突然、「お母さん、見て見て!星がスゴイよ…!超っきれい!!」
夜空を見ると、ものすごい星の数。流れ星見たいね…と首が痛くなるまで、2人で眺めていました。
最近忙しくて、冬の夜空って凄く綺麗だった事をすっかり忘れていました。
そして、今までは全く関心を示さなかった、満月や夜空の星を、自分から気づいてくれるようになった娘に、嬉しくなってしまいました。
私は、親バカですね…。

2008年12月02日

ITSジャパンの5名様

笠井です。

昨日夕方、東京のNPO法人 ITSジャパンさんから5名さんが、わざわざ私共の活動内容を参考に聴かせてほしいという要件で訪ねてこられた。

こちらの法人さん、肩書きは私共と同じNPO法人ですが、中身はまるで私共とは雲泥の差。(もちろんウチが泥のほうです)
なにしろ、世界のTOYOTAの社長が理事長で、他の理事の顔ぶれも日本を代表する一流企業の社長ばかり。
専従職員が30名以上いて、事業規模も問題にならないくらい大きい団体だ。

災害時にどのような情報発信を行ったのか?
そのために普段どんなことに気を付けているのか?
等々、沢山の質問をいただき、それについてできるだけ丁寧に回答させてもらったつもりです。

最後に「とても参考になりました。またいろいろと教えてください。」と言っていただけました。
東京からわざわざお越しになっている訳ですから、がっかりさせては申し訳ないと思っていましたが、まぁ合格と思っていただけたのではないでしょうか!?

会談の後、食事に誘っていただき、小嶋屋さんで美味しい蕎麦とお酒をごちになりました。

新潟の酒は美味しいですねー。
お蕎麦のこの食感は初めて、美味しいですねー。
と大好評でしたよ。

2008年12月03日

頑張れ!負けるな!

笠井です。

日本の保険業界に旋風を巻き起こしている某会社に私は以前にスカウトされ、そこの営業マンとして数年間を過ごした時期があったのですが、同じく私のようにスカウトされ、私の直後に入社してきたAくんとはとても気があって、励まし合ったり愚痴をこぼし合ったりしたものだった。

たった今、その時の元同僚から知らせが届いた。
Aくんの奥さんが昨晩急逝したというものだった。
くも膜下出血で…。

人生って、ホントに何が起こるかわからないものだ。

ひとの死。
ウチのチビが闘病していた時、病院内で沢山のそれを目の当たりにして、頭に刻み込んだはずのことだった。
その時の思いからNPOを起こした私は、絶対に忘れてはいけないはずのことだった。

しかし、いつのまにか忘れていたのかもしれない。

ここでもう一度再確認しようと思う。
自分に残された時間は決して多くないということを。
一日一日全力投球で課題にぶつかっていこう。

Aくんの奥さんが亡くなった頃、
Aくんが大混乱の中にいた頃、
その時間帯に私はスナックで脳天気に酒を飲んでいた…俺って何をしていたんだろう。

酒を飲みに出ている暇なんてあるものか。
そんなに時間は残されていないんだ。
今日からまた生活を改めよう。

あー、それにしても、、、まさに今日からAくんは仕事と子育てを一人でやって行かなくてはならないのかー。
お通夜で彼の顔を見た時、いったい何て声を掛けてあげればいいのか…。
どんなに辛く切ないだろうか。
でも頑張れ!負けるな!
頼む。頑張ってくれ。負けないでくれ。

青葉台・強制わいせつ現場にて考える

特派員からの報告をできるだけ正確に記載します。

[青葉台学区在住の特派員より]

↓現場となった「ふれあい橋」は、長岡ニュータウンセンターから住宅街へ向かう際に道路の上を渡る橋で、500m先には青葉台小学校がある。(地図


↓橋の向こう側の右手には雇用促進住宅が見えています。
左側には以前「仮設住宅」がありましたが、現在では更地となっており、夜間は真っ暗です。

現地はニュータウンでも比較的人通りも多く、ひらせいやツタヤなどの大型店舗もあり夜間も明るい場所ですが、22時過ぎともなると人通りは少なくなります。

長岡ニュータウンセンター前にはATMやバス停がありますが、バスの最終便は22時となっています。
女性はそのバスで帰宅してきたかは分かりませんが、時間がほぼ一致します。

一緒に乗っていたか、または待ち伏せか・・。

現場は橋の上ですので、犯人が隠れる場所はありませんが「被害者が逃げる場所もない」所。
卑劣な男だと思います。

上記写真を撮影したのは18:30頃、撮影現場に20分ほどおりましたが、歩行者はゼロ。
18:30でもかなりの寒さでしたので、犯行時刻の寒さの中、屋外での待ち伏せは考えにくい状況と感じました。

ちなみに11月18日には現場近くのニュータウンセンター前バス停の時刻表が何者かによって壊されています。
犯人はセンター職員に注意され逃走したらしいですが、今回の事件と何らかの関連性があることも考えられなくもありません。

12月の星空・ふたご座流星群

skymaxです。
いよいよ師走。夕方の低空に金星と木星が毎日位置を変えながら輝いています。
西の宵空にはまだ夏の大三角形が見えています。南の空にはくじら座が大きく横たわっ
ています。近くにはうお座、みずがめ座、みなみのうお座など、水に関係した星座が並
んでいます。この付近には明るい星が少なく、星座も見つけにくいかもしれません。天
頂付近にはペガサス座やアンドロメダ座、ペルセウス座などの代表的な秋の星座が見え
ています。空の暗いところでは、天頂付近にアンドロメダ星雲を肉眼で見ることが出来
ます。東の空は冬の星座一色になりました。東の空高く、モヤモヤとした光の塊が目に
入ることでしょう。これが『すばる』です。清少納言の枕草子に「星はすばる…」と紹
介されているのは有名です。
東の空低く、オリオン座が三ツ星を縦にして昇ってきました。いよいよ冬本番です。
オリオン座の北側にはふたご座が昇ってきました。高度の高い星が兄のカストル、下の
星が弟のポルックスです。今月最大の天体ショーの舞台はこのふたご座。カストル付近
から流れ星が飛び出すように見える『ふたご座流星群』から始まります。1年中で最大
の流星群は夏の『ペルセウス座流星群』ですが、『ふたご座流星群』はそれに次ぐ出現
を誇ります。ピークは12/13の夜です。残念ながら満月に近い月が近くにあるので、条
件はよくありません。しかし、ふたご座流星群はふたご座を中心に放射状に流れるので
、月を建物などで遮れば流星群を眺めることは可能でしょう。ふたご座を眺める必要は
ないのです。月が視野に入らないようにすればどの方向を見てもOKです。流れ星をま
だご覧になったことがない人には良いチャンスです。くれぐれも暖かい服装で見て下さ
いね。

2008年12月05日

初めまして。

 みなさん初めまして、こしおと申します。
ご縁がありまして、10月より住民安全ネットワークの活動に参加しています。
最初は普通に会員登録をして発信されてくる情報を受け取るところから、
現在は特派員として自分の地域の情報を発信する側となっています。
極力自分の地域は自分たちの手で守りたい、そう思っています。
もちろん「できることから一歩づつ」ですが(^^)
みなさま、どうぞ宜しくお願い致します。

 さて、最初から硬いお話は止めまして、話はガラリと変わります。
今年もいよいよ残すところ1ヶ月を切りました。みなさん冬を乗り切る準備は済ませましたでしょうか?
突然の雪にタイヤを替え、冬囲いなんかも慌ててしたという方も多いのではないでしょうか。
私もそのひとりです(笑)
先日その冬囲いを行った際、我が家の庭木にカマキリの卵が・・・
なんと地上から約170cmの位置に!? うそ!?
今冬の県内降雪予測は「少雪」との記事を新聞で見たような・・・
長岡のカマキリ博士の酒井さんによると、平年並みから少雪との予測ですから
私は専門家の意見を信じたいと思います!

 この秋は台風も少なくありがたいと思っていましたが、着実に冬将軍が近づいてきているようです。
明日6日は、雪の予報。
寒さに弱い私は今冬は豪雪にならないで~! と願うばかりです。


2008年12月06日

イノシシ捕獲作戦

風が吹き荒れる寒い一日ですね~
田中です


またもやイノシシの出没。
なんと今度は走行中の車に突進してきたそうじゃないですか。

イノシシには車が4本足の動物に見えるんでしょうか。
たしかにそう見えなくもないけれど…

あんな鉄の塊に突進しても勝ち目はないのにね。


もうすぐ雪が積もるようになれば、現れないんでしょうが
それまでは彼らも餌探しに必死というわけです。

それにしても小学校周辺などでこう頻繁に目撃されると、
真剣に何か対策を考えなければいけません。

ついに
長岡市は、「わな」を仕掛けて捕獲作戦に乗り出すそうです。


この「わな」なんですが
いったいどんなものなんでしょう?

ちょっと興味があるので、T隊長もし差し支えなければ教えてもらえませんか?

2008年12月07日

「プレパパ」myskip06年7月号掲載

皆さん こんにちは。桑原望です。
長岡のフリーペーパーmyskipに子育ての連載をさせてもらっております。
この度、住民安全ブログにこれまでの記事を掲載することになりました。
皆様に楽しんでいただければ幸いです。
のっちの子育て奮闘記

「プレパパ」myskip06年7月号掲載

当選後に結婚した妻とは学生時代から付き合いのため、新婚ながら長年連れ添った老夫婦のようであった。
そのために「結婚後もしばらく恋人気分!」とはお互い全く思わずに、すぐに子供が欲しくなった。
しかし、コウノトリが絶滅の危機なのか、すぐに妊娠したわけではなかった。
妻が「妊娠したかも」といっては、すぐに妊娠検査薬で確認するものの、妊娠していない日々が続いていた。
あせりはしなかったが、検査薬が結構高く、それが負担となっていた。
私は「もったいないから、もう少し待ってから検査しようよ」と妻に伝えていた。

妻はやはり気になったのだろう、私に隠れてトイレで検査をしたようだった。
そして、妊娠が判明し、トイレから出て来て興奮しながら、「にfん★k*hたー!」と意味不明な言葉を言った。
妊娠の検査をしていることを知らなかった私は、何のこっちゃさっぱり分からず、てっきりいつものようにトイレを流し忘れたのかと思って、「ごめん。臭かった?」と謝った。

そんなこんなで妊娠が判明したのだが、妊娠中には、水害に地震と立て続けに災害に見舞われた。
地震の時は妻のお腹も大きくなっていて、 余震の度にお腹の子供が動いた。
私は、お腹の子供が不安を感じているのだと思い、なんともいたたまれない気持ちになった。
その気持ちを妻と母に話したのだが、「動かなくなった方が心配じゃない!」と二人して大爆笑であった。
「そこ笑うとこじゃないよ」と心の中でツッコミながら、正直、少し傷付いた。
やはり、母親はたくましい。

2008年12月08日

にいがた防災シンポジウム2008~前半~

笠井です。
いゃー参りました。
ここのところ、なんだかんだで朝の4時、5時まで仕事してまして…。
いつのまにか眠ってしまうと、電話で起こされてしまい、2~3時間の睡眠時間ってな有様です。
はぁー、ちょっと疲れが溜まり気味。

そんな訳で、ブログのほうにもなかなか手が着かず、本日のネタは10日くらい前のネタです。すみません。
ネタはいくらでもあるのですが、何しろ投稿している時間がなくて…。
古いネタ書くなんて、ブログとしてはダメー!って一部の読者の方に怒られそー。

さて、表題のセミナーに参加してきました。場所は三条市のメッセピア。

前半の講師は、名古屋大学大学院講師の福和伸夫教授。
演題は「足下を見つめて地震への備えの再点検」

冒頭から
「三条市の市庁舎は昭和45年竣工であちこちコンクリートがボロボロ。比較的新しくできたほうの第二庁舎もまったくメンテナンスなし。洪水のほうのハザードマップはできているようだが、地震のほうはまったくダメ!。一つもロッカーが倒れないように固定していない。
40年間に3回も大地震でやられているのは世界でも新潟だけだっていうのにまったくの無防備。危機意識のなさに呆れる。
その一方でこの建物は何?(←メッセピアのこと)田んぼを埋め立てた土地にこんなにお金を掛けてビルを造っている。しかも、今回のこの講演の会場は最上階の8階。
今、大地震が起こったら、どうやって逃げる気?」
と、ご本人さん達を目の前にして、まぁー物の見事にバッサリと斬って捨てた。痛快!!

いろいろとためになる話を沢山聴くことできましたが、とにかく、災害時に行政職員を頼りにしていたらダメ!だから自主防災会を作らなきゃダメ!っていうことを言いたいようでした。

2008年12月09日

青葉台強制わいせつ事案について~第二弾~

青葉台強制わいせつ事案について当該学区在住の特派員より、その後の情報が報告されてきました。


[青葉台学区特派員より]

現場となった青葉台1丁目は商用施設区画のため、コミュニティセンターこそありますが、住民はおりません。したがって「町内会のような動き」はありません。

センターのほうでも事件は把握していますが、特に何かをする様子はありませんし、強制わいせつ事件の数日前にバス停の時刻表が壊された事案についても別人の犯行と考えている様子でした。

そこで、現場に一番近い町内である青葉台2丁目の方に取材をしてみました。
しかし、ここでも具体的に防犯の夜回りを行うなどの行動はないようですが、「夜の火の用心」としては60歳代の方々が以前から活動しているようです。

青葉台・陽光台・サンコーポラス(雇用促進住宅)からなる「連合町内会」も、今回の事件について把握はしていますが現在のところ何も活動することはないようです。
コミュニティの専門部会の中に「環境安全部会」というのがあります。

3丁目には「自主防災組織」があり、そのネットワークを通じて、目配りを促すメールが回ってきています。5日は一名、バスが到着する時刻に合わせて周辺を夜回りしました。

ニュータウンには消防団がありませんので、こういう時は自主防災組織が動きます。

学校からは文書によるお知らせと当日の職員同伴の集団下校を実施しました。
保護者に関しては今回の事件後特に新たな活動はありませんが、以前から「育成会」が毎日「親の当番制」による見回りを、腕に「防犯パトロール青葉台」と書かれた腕章を付け複数名で一日複数回行っています。


2008年12月10日

しつこい!やめて!

笠井です。

しつこい! やめて! …と言われることがあります。

何をやったの?
つきまとい!?それとも、セクハラ?
とお思いでしょう。

何をやったのか、少し聞いてください。


皆さん、私たちの情報共有網に登録する際のことを思い出してみてください。
登録専用アドレスに空メールを送信する。
するとシステムから自動的に登録手順メールが返信されてきて、そのとおりに操作すると登録完了...という仕組みになっています。

現在の約12,200名の会員のほとんどの方が、その手順通りに行って登録をしてくれた方々なのですが、中に約90名ばかり仮登録扱いで宙ぶらりん状態になっている人たちが存在します。

この宙ぶらりん状態の人たちは、次の二種類です。

一つ目は、
ご自分のケータイに何らかの受信制限が掛けられていることを忘れて、空メール送信している場合。
この場合にはシステムから自動返信されるメールがことごとくはじき返されてしまいますので、そこで宙ぶらりん状態になってしまいます。
こちらからは連絡の取りようがないので、ご自分が気が付いて受信制限設定を変更し、再度登録手続きを掛けていただかない限り、どうにもなりません。

二つ目は、
空メール送信後に届く登録手順メールが無視されている場合です。
自分でメールを送信してきた訳ですから、そこには少なくとも登録の意志があったはずなのに、にもかかわらずその後の案内には知らんぷりで操作を中断している。
これらの人たちには、事務局から「登録操作が止まっているので、登録手続きを進めるのか!?あるいは解約するのか!?どちらか行ってください。そうでなければ、システムに過負荷のかかる原因になりますので…」といった内容のメールを送信し、操作を促しています。

「しつこい! やめて! 」は、この際にそれらの方々から時折返信されてくるメールに書かれている言葉。

あまりにも失礼な話だと思いませんか?

こちらが頼んだ訳でもないのに、ご自分の意志で登録申込をしておきながら、途中で止めて放ったらかし。その状態がこちらには困ることなので「何とかしてください」とお願いすると…「しつこい! やめて!」。

宙ぶらりんの人たちだけを抽出して案内メールを送信するという作業だって結構な手間で、忙しい中やっとこさ時間を作ってやっているというのに、それに対して「しつこい! やめて!」と言われては…トホホ。

それにしてもホントに失礼な話です。
身勝手な言いぐさに正直呆れて物が言えません。

もぅ、あったまに来たー。
でも...喧嘩を売る訳にもいかないし...結局、私たちが我慢しているしかないんです。
結構いろいろとストレスが溜まるんですよ。

”海から山まで”

高木です。

7日の日曜日、ハイブ長岡で

「海から山まで、どんどこどん!!」という和太鼓の競演がありました。


長岡市と合併した地区にはそれぞれとてもすばらしいコミュニティーがあります。

幼稚園の子供からお年寄りまで、地区によりすばらしい演奏技術を持った集団がいるのですね、
ビックリしました。


かわいい子供達の演奏を見ていてほほえましくなりました。



この和太鼓競演は昨年も開催され今年は二回目です。
このような、合併した地区・地区による様々な競演などもっと開催して欲しいものです。

学校町の変態男出没現場にて考える

長岡高校から中央図書館に向かって歩いて行き、中央図書館前交差点の二本手前の路地を左に入ったところに現場はある。

上の写真の道をまっすぐ進んでいくと、突然右手に大きなマンションが現れる。

このマンションに向かって歩いていた小学生男子児童に声を掛け(←どうやら不審者と思われなかったようなのでひと安心! )、
「この辺りに変態男が現れたんだけれど、小学校の先生からどんな注意を受けた?」と訊いてみた。
すると、児童は「いいえ、そんな話は何も聞いていません。」と言う。
そんなはずはないと思い、よくよく訊いてみれば、この児童は学区外通学であることが判った。
本来は四郎丸学区である学校町から阪之上小へ通っていると言うのだ。

なるほど、それなら情報が伝わらなかったのは分からないではないが、それはそれで新たな問題を感じた。

今回の事案は四郎丸小の学区内での出来事。
阪之上学区から見ればお隣の学区での出来事である。
だからと言って注意喚起を怠って良いのだろうか?
不審者は一つの学区内にじっとしていてくれるとは限りません。
本当に大丈夫でしょうか?

ここ数年で長岡市内にも新しいマンションがいくつか建ったが、そこへ引っ越した人たちが、必ずしも子どもを転校させるとは限らない。子どもの友達つきあいのことを考えれば、学区外通学を選択することは十分に考えられることだし、お隣の学区程度ならなおさらだ。
だとすれば、この児童のようなケースは今後も増えていくであろう。
不審者事案現場を通っているにもかかわらず、学区外通学という理由で情報が伝わらないのはあまりにも危険過ぎる。

警鐘を鳴らしておきたい。


下の写真の正面に見えるのは長岡高校の体育館だ。

長岡高校の部活帰りらしき体操着を着た高校生達がこの住宅街の道を歩く姿が案外多く見受けられた。
事案発生時刻は18:00で、さほど遅くない時間帯であることから、あるいは高校生狙いだったということも考えられなくはない。

さて、現場となった場所はまさに目の前という家の住人に取材を試みてみた。

驚愕の事実が判明!!
自分の家の真ん前で変態男が出没したことを全く何も知らなかったと言うのだ。

あるいは次回の回覧板で情報が回ってくるのかもしれないが、今のところは町内会からもどこからも、とにかく全く何も知らされていないとのことだった。

この町内は古い住宅地で、比較的に高齢の世帯が多いとのお話しも聞いた。

夜間の見回りパトロールも実施されていないとのことだった。

明るい街灯もない。見通しも良いほうではない。学校も近くにある。
その上、
町内会には情報が伝わっていない。

不審者、変態男にとってみれば犯行に及ぶ場所として絶好の場所ということが言えるのかもしれません。

この寒空の中で「コートの下は素っ裸」の変態男。
車を停めてエンジン掛けっぱなしにして…暖房入れて…では、細い道ばかりの住宅地内では目だってしまうはず。
車の中で待機していてチャンスを狙っていたとすれば、おそらく少し遠くのところに車を停めて、ターゲットを探していたのではないだろうか?

いずれにしても異常な男だ。

これほど異常な男が出没しているというのに、当地のこの無防備さは何なのだろうか?
大丈夫ですか?

改めて警鐘を鳴らしておきたいと思います。

2008年12月12日

幸満(ゆきまろ)ちゃん事件から考える「親子間の距離」

笠井です。

幸満ちゃんを殺害した犯人・勝木容疑者は養護学校(現・特別支援学校)の卒業生だったことをネットのニュースで知った。
はっきりとは分からないが、おそらくは「軽度発達障害」に分類される人だったのだろう。

警察署に拘留されている容疑者は「お母さんに会いたい」と寂しさを漏らしているそうだ。

犯行前の彼は貸布団工場で働いていたが、作業をまったくしなくなったことを工場長から強い口調で注意されると無断欠勤するようになったそうだ。
会社側が勝木容疑者の携帯電話にかけてもつながらず、自宅を2度訪ねたが、誰も出なかった。
このため、会社側は東金特別支援学校と連絡を取って母親と話をしたところ、「長期休暇にしてほしい」と申し出があった。休む期間がはっきりしないため、母親に後日、「いつまでですか」と尋ねると、「ならいいです。うちの子はもう辞めさせてもらいます」と言ってきたという。

親子間の距離、殊に障がいを持った子とその母親の関係はどうあるべきなのか、改めて考えさせられる事件だ。

他人の家庭のことを例に挙げて論評するほど勉強しているわけではないので、自分の家庭についてお話ししてみる。

ウチの娘は知的障がいを持っている。
最近ではとてもおしゃべりになってきて、娘なりにペラペラと早口でおしゃべりしてくれてとても可愛い。
だが、一言一言はおそらく他人様が聞いたら何を言っているのか分からないであろうと思われる言葉ばかり。親の私でさえ、何を言っているのか分からない時がしょっちゅうだ。
「なんて言っているの?」と娘に聞き返していると、その様子を脇から見ていた妻が呆れ顔で「こう言っているのよ、なぜ分からないの?」と子どもの言葉を代弁してくるのだ。

客観的に見て、分からないのが当たり前の言語不明瞭さなのだから、
母親なら本来ここで、娘に正しい発音を教えるのが正しい接し方なのだと思うが、
あまりにも子どもとの距離が近付きすぎていて、それが判断できなくなってしまっているようだ。

「なぜ分からないの?」は、
私は子どものことなら何でも分かっているのに、あなたは何で分かってあげられないの?という意味なのだろう。

これは我が家での母親と障がいの子の距離感を示す一例だが、障がいの子を持つ家庭なら、程度の差こそあれおそらくどこの家庭でも同様の状況だろうと想像している。

家庭内では完璧な「母子密着」の関係ができあがってしまい、父親は家庭経済をささえるために外へ働きにでなければならないので、この母子で築いた密着関係からは必然的に疎外されます。

ある調査によれば、外国には日本ほど母子密着が進んだ国がないのだそうです。
諸外国の家族関係は夫婦単位が基本。
それに対して日本は親と子が基本。
子どもが生まれる前までは夫婦仲良しなのに、子どもが生まれた途端に母親の視線はすべて子どもにに注がれるようになる。
そして、その子が障がいなら…母親はいつしか自分を「子どもの完璧な寄り添い人」と思い込み、子どもの言いたいこと・考えていることをすべて先々に代弁するようになってしまう。

幸満ちゃん事件において報道から聞こえてくる容疑者の母の言動には「母子密着」状態を容易に想像させるものがある。

母子密着が子どもの成長に与える影響の大きさを私たちが認識するために、幸満ちゃんの尊い命が失われる必要はまったく無かった。
こんな悲しい出来事が二度と起こらないよう、私たちは今ここで改めて「親子の距離」について考えるべきなのではないだろうか。

2008年12月13日

振り込め詐欺被害防止推進員 委嘱式

笠井です。

直前の投稿で、少し長めの力作を投稿したところで、その陰に隠すようにそぉーっと10日前のネタを…。

下の写真は、長岡警察署の3階で行われた「振り込め詐欺被害防止推進員」の委嘱式の模様だ。

委嘱式で↓委嘱状を受け取った。

その後、プロジェクターで、振り込め詐欺の実態の詳細説明を受けた。

スクリーンを指して説明をしてくれているのは県警本部の犯罪抑止総合対策室の室長さんです。
この方は、私たちが当NPOを起ち上げる際に「情報提供してくれ」と県警に乗り込んでいった時、私たちの交渉の窓口になってくれた方でして...この方の理解がなければ、私たちの活動も、もしかしたら今のような状態にはなっていなかったかも!?と思われるほどでして...そういった意味ではNPOとして恩義を感じている方であります。

今でも、NPO関連の書類作成のために地域別の犯罪発生率などを問い合わせたりと面倒な質問をしても、その都度快くわざわざ調べて連絡してくれるような方でして、私たちのNPO活動に多大な理解を示してくださっている方であります。

さて、委嘱式並びに振り込め詐欺に関する勉強会が終わり、解散となったところで、
私のところにNHKの記者さんとケーブルテレビさんが近寄ってきた。
特にNHKさんのほうは、女性一人で記者兼カメラマンをこなしていた。

カメラを右肩に構えながら、マイクを持つ左手を伸ばす。
女性の手の長さなので、それほど距離を開けるわけにもいかず、距離を気にすればカメラに近付きすぎる...そんな違和感の中で、私は確かこんなふうに答えたと思います。

「振り込め詐欺という言葉を耳にするようになってから、もう相当な時間が経つので、未だに振り込め詐欺に実際に引っかかる人がいるのか!?と思うほどだが、実際には沢山の被害が出ている。その原因は大きくは3つほどあるのだと思う。一つは伝える側の問題で、これは単純に伝えることが不足しているということ。二つ目は、高齢の方々が自分から情報を遮断してしまっているということ。そして三つ目は、家族の無関心だ。この中で私たちは三つ目の問題に力を注いでいきたいと思っている。」

いくら一生懸命に情報発信しても、ご高齢の方々に聞く姿勢がなければ何にも意味がない。
そこで、普段から情報を聞く姿勢のある、ご高齢の方々の息子・娘の世代に、振り込め詐欺に対する関心を高めてもらい、それらの人たちから家族内において注意喚起を図ってもらおうというもの。
突然マイクを向けられたので、何を言ったのかよく覚えていないのだが、確かそんなことを言ったと思う。

その日の晩、食事を作るのが面倒になって居酒屋で夕食代わりの焼き鳥を食べておりますと、理事長の高木から「テレビ見てたら笠井くんのドアップが映ってきてびっくりしたぞ、言っておいてくれればDVDに録画したのに…」とメールが入る。
わたしの行きつけの床屋の主人なんぞは、映像があまりにドアップ過ぎて初めは笠井くんだと思わなかったぞ、などと言う。

いくらなんでもカメラが近すぎるんじゃないの!?って感じた、あの違和感は、やはり間違っていなかったのだった。

NHKの女記者さん、今度はカメラマンを連れてくるか、あるいはもう少し長いマイクを持ってきてね。

勉強会のご案内

当NPOが共催する勉強会のご案内です。

◆「学校給食の米飯化について」

[日時]12月15日(月)19:30開始~約80分

[場所]中央公民館(柳原分庁舎:地図)

[講師]桑原 望


※この勉強会は、NPO法人住民安全ネットワークジャパンと桑原市議の共催です。

2008年12月14日

携帯電話

高木です。


数ヶ月前から携帯電話の調子が悪いです。
相手にかかったと思ったら突然「ピロピロ」鳴り出したり、
プツンと切れたり、、、
まったく、もう
かなり我慢しています。


私は年齢の割に相当「携帯電話」を活用しています。
一番重要なのは「スケデュール」入力です。
打ち合わせで日時が決定するとその場ですぐに入力します。
また
忘れていてもすぐに帰ってくることが出来るように、必ず「30分前」
にスケデュールアラームをセットしておきます。

また目覚ましにも利用しています。

二番目はメール機能です。
ユーザー辞書は満タンで登録してあり、もう他のものが入力できません。
たとえば「て」と入力すると→「手が空いたら電話ください」と
登録してあります。これはメールを打つときに大変助かります。

機能も結構使用しています。
先日も大事な会合があったので「自動電源ON」を早朝5:00にセットし就寝しました。
目が覚めたので着替えて車に乗り出かけようと思って車の時計を見たら
「6:30」です、???
外が明るいので少し早かったのかな?なんて思ったのですが、
大間違いでした!
セットしてあるのに電源オンにならずアラームも鳴りませんでした。

スケデュール入力を重要視しているのでカレンダーの表示にこだわりがあります。
(目が悪くなってきているので見やすい表示かどうか)
docomo PRIME series か docomo SMART series のSHを待っているのですが・・・
PRIMEは確認しましたが、SMARTがまだ発売されません、
このスケデュール表示も機種によって様々です。

i-phoneが売り出されたときは、「これにしよう!」と思ったのですが、よく考えると
ドコモの相手に所謂「ショートメール」が出来ません、それで「断念」しました。
まあ、携帯電話は最低の基本機能があれば充分と思っているのですが、
やはり新しいものが出ると思うと欲しいのが人情ですよね・・・
携帯電話はやはり「携帯」ですからパソコンの機能を求めないことにしています。

昨日もドコモさんに寄りましたが、
「クリスマス頃ではないでしょうか?」との返事でした。


もうここまで待っているのだから、
首を長くして待っていよう・・・

素晴らしいイルミネーション!!

ぽにょです。

最近いろんな所で、クリスマスイルミネーションが飾られていていますね。
以前から一度見てみたい…と思っていた、南部工業団地内のある会社のイルミネーション。
昨夜ようやく見に行って来ました。ものすごく綺麗で、感動しました。
敷地内の駐車場まで、見学者の為に解放してあり、これもまた、感動しました。東京のイルミネーションの様子をよくテレビで見ますが、『長岡だって!』
なぁんて…独り言を言いながら、素晴らしいイルミネーションを見て来ました。本当にきれいだったなぁ…。

2008年12月15日

「命名」myskip06年8月号掲載

「命名」
私は、自分の名前を気に入っている。
学生の頃、クラスの女子に「望って名前だけはかっこいいよね」と微妙な褒められ方をされたこともあったが、本当にいい名前を付けてもらったと感謝している。
だからこそ子供には良い名前を付けてあげたいと思っていた。

子供の名前を考えている時に、母が一押しだった名前が「みかん」だった。
妻の実家からミカンが送られてくるからという安易な理由だった。
おいおい、それならば妻の実家が青森なら「りんごちゃん」下関出身なら「ふぐちゃん」なのかとさすがに言いたくもなった。

一人盛り上がっている母に「みかん」をあきらめさせるのに、私は「みかんだと最後が『ん』だからしりとり出来ないよ」と説得した。
それも意味不明だけど、母は大いに納得して、「みかん」の案は消えた。

一方、妻が押していた名前は「遥」だったのだが、「(はるか)遠くにお嫁に行きそうだから」という理由で、妻は「遥」の案を諦めた。
妻は自分が「美しい雪」という意味の名前のとおりに、暖かい熱海から雪国の長岡にお嫁に来た事をよくわかっているようだ。

そんなこんなで娘には「夢」と名付けた。
子供を授かるなんてまるで夢のようなことであること、夢を大切に生きて欲しいこと、そんな思いが込められている。

とある姓名判断によると、桑原夢という名前は、「男」では最強の名前であるという。
「女」である娘がどのような人生を歩むかはわからないが、今からおてんばになることは、覚悟している。

日没時刻が一番遅い日

skymaxです。
日没の時刻がかなり早くなりました。今の時期、長岡では午後四時半頃が日没時刻になります。
皆さんのお子さんは暗くなる前に帰宅されていますか?

もうすぐ冬至です。この日が一年で最も昼の長さが短くなることは皆さんご存知でしょう。
では日没時刻が最も早いのも冬至でしょうか?
新聞などを注意深くご覧になっている方はお気づきかもしれませんが、実は冬至よりも約10日〜1週間位早い時期なのです。逆に日の出が最も遅いのは元日の頃になります。
これは何故でしょうか?
実は地球が太陽の周りを楕円軌道を描いて公転しているからなのです。
厳密な意味ではありませんが、私たちの1日は太陽の動きを基準にして決められてきました。例えば日時計です。ところが、毎日晴れるわけではありませんし、農耕などで季節の移り変わりを把握する必要から、暦や時計が作られました。太陽が子午線を下方通過してから再び下方通過するまでを1日とし、太陽が天球を約365.25日かけて一回りしていることを天体観測から突き止め、暦が作られました(本当はこんな単純な話ではないのですが)。
ところが、実際の天球上を進む太陽は毎日同じ量だけ移動しているわけではなかったのです。ある時期は早く、ある時期は遅く移動するのです。これでは1日の長さが季節によって代わってしまいます。そこで便宜上、天球を常に一定の量だけ移動する「平均太陽」を設定し、1日の基準としました。実際の太陽「真太陽」を基準にした時間(日時計の時間)と、計算上想定された「平均太陽」を基準にした時間(時計による時間)では僅かに差を生じてしまいます。その差が「均時差」と呼ばれるものです。
「均時差」の量は年間を通して変化し続けますが、その存在を一番実感しやすいのが、冬至や夏至の前後なのです。これは「均時差」の符号が冬至や夏至の頃に逆転するためです。
例えば冬至前の真太陽は平均太陽の西側にあるために日没が早く訪れてしまうのです。逆に元日の頃は真太陽が平均太陽の東側に移動するために日没が遅くなってしまうわけです。

では何故、均時差が発生するのか?
それは地球が太陽の周りを楕円軌道を描いて公転しているからなのです。
地球が太陽に接近する時は地球は公転速度が増しますが、逆に太陽から遠いところではゆっくり公転しています。つまり、この差が真太陽と平均太陽の位置の差にあたるわけです。

日々の日没時刻の変化から、地球の公転の様子が伺えるのは実に面白いですね。
ここでは説明を大幅に省きましたが、日本に限らず世界の殆どの国では経度ごとに時間を決めずに、基準となる都市の経度から標準時刻を採用しています。日々の時刻にはこの経度による誤差も含まれているのです。
この差と混同しないでください。
もうすぐクリスマスですが、クリスマスはヨーロッパに古くから伝わる冬至の祭りとキリスト教が融合して広まった行事だそうです。
冬至を過ぎると太陽は再び北へ向かいます。気が早いようですが、春への第一歩です。

2008年12月16日

タヌキの忘年会?

skymaxです。
気が付けば今年もあと僅か、忘年会シーズンたけなわですね。
十数年前、星を見るために中ノ沢渓谷森林公園(旧三川村・現阿賀町)へ出掛けたときに、とてもオイシイ忘年会に招かれました。

深夜、森林公園の駐車場で星の写真を撮影していると、突然数台の自動車がやってきました。
軽自動車の中からは若い女の子が4人降りてきました。彼女らは私の望遠鏡に気が付いたらしく、少し離れたところで花火を始めたのです。
森林公園で花火とは呆れた話です。私は注意する代わりに、彼女らに天体望遠鏡で星を見せてあげるつもりで近づきました。
話かけてみると、4人とも素直で、とても可愛らしい女の子でした。
土星や星雲星団を見せてあげるととても喜んでくれました。
色々と星の話をしているうちに、私はたちはすっかり意気投合してしまいました。
彼女らは自分から花火を止めて、火の後始末をしてしまいました。代わりにオードブルや缶ビールを取出し、辺りに並べ始めました。
これから忘年会をやるので一緒に飲もうと誘ってくれたのです。(当時)20代独身の私がこの誘いを断るはずがなく、迷わず宴会モードに突入してしまいました。
深夜、山奥で星を見ていたら、突然見ず知らずの可愛らしい女の子に囲まれて、宴会になってしまったわけです。
すっかり星を見ることも忘れ、私はとことん飲んでしまいました。
カメラで女の子の写真を撮ったり、仲良くなった女の子とは電話番号を交換したりしました。

気が付いたら、辺りは薄明るくなっていました。
私は駐車場の真ん中で大の字になって寝ていたのです。
電源を入れっぱなしだった天体望遠鏡は西を向き、霜が降りて、すっかり凍り付いていました。私は防寒着を来ていたので、なんとか無事でした。
辺りを見回しましたが、彼女らはどこにもいません。ゴミひとつ残さずに撤収してしまったようです。

翌日、行き付けのカメラ店で、友人達にこの話をしましたが、誰も信じてくれません。
「タヌキにばかされたんじゃないのか」と笑われる始末です。
何か証拠になるものがないかと昨夜のことを必死で思いました。
防寒着のポケットには女の子の電話番号を書いたメモが残っていることを思い出しました。
私は祈るような気持ちで、メモに書かれた電話番号を押しました。
(お客様がおかけになった番号は現在使われておりません…)
友人等は腹を抱えて笑っています。
その時、カメラ店の店員さんが現像があがったばかりの私の写真を持ってきました。
その写真を手にした友人等の目が点になりました。
私が撮影した写真には可愛らしい女の子がちゃんと写っていたのです。
彼女らは一体何だったのでしょうか?

こんな不審者ならいいかもしれませんね。

2008年12月17日

農水省の○○室長さん…やり手の女性

笠井です。

光陰矢のごとし…あー、月日の経つのは何と早いことか…などと言い訳をしながら、また10日以上前のネタを投稿します。お許しを。

下の写真は、農水省の室長が来岡された折に、昼食を食べながらの懇談会に出席した際の模様です。

室長に同行して北陸農政局の課長クラスの方が数名。
長岡側は、長岡市福祉保健部の部長、福祉相談課の課長、それから園芸福祉いにがたの実行委員たち。
私も、その実行委員の一人として参加させてもらったのでした。

残念ながら、室長は本省から「すぐに戻ってこい」との緊急連絡が入り、昼食も食べずに慌てて帰京することになりました。
彼女は、帰り際に私たち参加者一人一人と握手しながら「今後ともよろしくお願いします」と声を掛けて回った。

写真のとおり、室長は上品な感じの女性なのですが、役人らしからぬバイタリティとやる気を感じさせる人物でした。(「役人らしからぬ」はちょっとまずいか!?だってやるきのあるお役人さんも沢山いるものなー。いや、さらにちょっと待て、「お役人」という言葉も適切ではないのか!?…えーーい、めんどくせぇ、もうどうでいい。)

今回の彼女たちの行動は、「農業」と「障がい者の自立」を関連づけた新たな展開に取り組むためのものであります。
一言で「関連づける」と簡単に言いましたが、農水行政と厚生行政の縦割りの壁を打破しない限り有り得ないことだから、実は容易なことではない。

室長には大変失礼ながら、
私は正直なところ「縦割りの弊害をどうせ乗り越えられるものではないだろう」と思っていましたが、その私の認識を若干ながらも変えてくれそうなパフォーマンスに、淡い期待を抱かされてしまったのであります。
室長が女性だったということもあるのかな!?いやいやそうではない。彼女の言葉から確かにやる気が感じられた。

ホントにやってくれるのなら、色めがねで見ていたことをお詫びしなければならないなー。

私たちも頑張りますので、一緒に頑張りましょうね。
そして、あなたがたの協働のパートナーとして、私たちのような「市民の力」こそ、大事に育てていってください。
よろしくお願いします。

【参加者募集】農業分野と障がい者就労セミナー

笠井です。
今回は住民安全NWJの事務局長と言うより、園芸福祉にいがたの実行委員として、また障がい者の親の一人として、皆さんにご案内をさせていただきます。

~~~~
停滞する日本の農業。
農業者は高齢化し、耕作放棄地は増える一方。

農業の場に障がい者の就労の場を作ることで農業を活性化することはできないか!?
そして、それは「障がい者の自立」にもつながる。

「農業は簡単なものではない!」
「健常者でも上手くいかないのに、障がい者に何ができるんだ!?」
そんなふうにお考えの方もいらっしゃるでしょう!?
しかし、ちょっとだけ視点を変えて考えてみると...
たとえば...
障がい者の頑張る姿には癒しのパワーがあります。
「障がいを持った人達と一緒に農作業に取り組める」という癒しの場があれば、「いやし」は「いしゃ」に変身、そこはたちまち精神面をケアする医療空間となり得ます。
そして、そこは、
戦いに疲れ傷んだ企業戦士を受け入れる場、高齢者達に生き甲斐を再発見してもらう場、都会の喧噪を逃れてのんびり長期滞在型の観光の場、様々な場に変貌させることも可能になってきます。

「障がい」というエッセンスを「農業」に加える、これは従来では考えもしなかったことですが、それによって「障がい者の自立」も「農業」も可能性は無限大に広がっていくのです。

そんなことを皆で一緒に学び考えていく場を設けました。

皆さんの参加を大募集します。
今のところ参加者が見込みより大幅に下回っておりますので、奮ってご参加お願いします。

■農業分野と障がい者就労セミナー■
[日時]H21年1月18日(日)
[場所]胎内市・ロイヤル胎内パークホテル

※長岡よりバスに乗り合わせて向かいます。
[集合]8:30 長岡駅東口ホテルニューオータニ前
[解散]20:30       〃
[参加費]大人3,000円,子ども2,000円:(昼食、入浴及び雑費、バス代込み)(バス乗車時に回収)
[申込] 1月9日まで info@jmjp.jp まで
[持ち物]筆記用具、入浴用タオル
[備考]帰途の夕食代は各自ご負担ください。

◆セミナープログラム◆
12:30 ~ 受付開始
13:00 ~ 開会式
13:20 ~
第一部 基調報告 「農業分野における障害者就労の手引きについて」
山下 仁氏 (独)農研機構 農村工学研究所 
14:00 ~
第二部 基調報告 「欧州のグリーンケアー農の多面的機能と障がい者」
兼坂 さくら氏  国際農業ジャーナリスト協会会員: スイス在住
15:15 ~
第三部 パネルディスカッション
「農園芸分野における障がい者の雇用の可能性について」
☆コーディネーター:家老 洋氏 園芸福祉にいがた代表、元国際農業者交流協会欧州支部長    ☆コメンテーター: 兼坂 さくら氏、山下 仁氏(基調報告者)
☆パネリスト:
布川 陽一氏:元黒川村村長 海外派遣農業実習生OB
諸橋 俊晴氏:(社)新潟県国際農業交流協会会長 海外農業研修生受入農家
近藤 龍良氏:日本園芸福祉普及協会専務理事 障がい者受入園芸法人代表
加藤 隆行氏:畑や かとうファーム代表:障がい者受入農家
小林 克太郎氏:とちおワーク種施設長:障がい者授産施設

~~~~

2008年12月18日

ちょっとだけ市民活動に参加してみませんか?

住民安全ネットワークジャパン・事務局よりのお願いです。

私たちの市民活動に、あなたの自宅のPCからちょっとだけ参加してみませんか?

インターネットが好きで、普段から活用しているという方。
あるいは、
インターネットは得意ではなかったが、この機会にインターネットを初歩から初めてみたいという方。
何だかよく分からないけど、市民活動なら興味があるぞという方。
住民安全ネットワークの活動に協力してください。

協力と言っても大げさなものではありません。
あなたの自宅のPCからちょちょちょいっとできる簡単な内容の協力です。

現在のところ、私たちの情報サイトの更新編集作業は特定のスタッフに過度の負担が掛かっている状態でして、それが結果としてサイト更新の遅延や不足を招いてしまっています。

そこで、そういった作業を私たちの代わりにやっていただける方を募集したいのです。
もちろん、サイト全般にわたっての作業を一人のどなたかにお願いしようというのではありません。
サイトの中の一つの話題について、たとえば...
・食の安全について
・医療や感染症について
・地域の防犯について
・地域の防災について
・保護者の間で話題になっていること(子育てのこと、学校のことなど…)
・長岡市内で開催されるイベントや行事について
など。
これらの題材のどれか一つについて、
自宅でインターネット検索して気になった記事を見つけた時にそれを掲載してもらったり、それに関するご自分の意見を述べてもらったり、そういった、誰にでも出来る簡単な方法で協力していただきたいのです。

条件はたった一つ、「長岡市民であること」です。

協力してもいいぞー、もうちょっと詳しく説明しろーという方は、是非ともこちらへご連絡ください。
メール : info@jmjp.jp
電話 : 39-1656

よろしくお願いします。

「行政ジャーナル」に掲載

笠井です。

共同通信社が発行している「行政ジャーナル」という冊子があります。
主に地方自治体向けに日刊の冊子で、A4版で25~30ページだそうです。
各地の行政や議会のほか霞ヶ関の情報や海外の情報なども細かく伝えているそうで、主たる読者は地方自治体の職員とのこと。

その冊子に地域に根ざすNPO(NGO)を一つずつ紹介する「NPO(NGO)の風」というページがあって、そこに当団体のことが掲載されることになりました。
掲載時期は1月上旬。

日刊っていうことは年間365団体が紹介される訳で、、、そう考えればどうってことないと言えばそうなのかもしれませんが、全国に数万団体あるNPOの中で選ばれているってことは、まぁー少しは目立っているってことですよねー!?そう考えれば、やっぱりこれはこれで喜んでいいってことですよねー。


2008年12月19日

(再)特派員募集

特派員は現在のところ37名となりました。
できれば各学区に一人ずつと考えています。
引き続き特派員を募集します。
御応募よろしくお願いします。

《連絡先》
NPO法人住民安全ネットワークジャパン事務局
メール: info@jmjp.jp
電話: 0258-39-1656

【特派員】とは…
平時には、あなたのご近所で起きた交通事故、火災、不審者目撃続報などを、
災害時には、あなたのご近所の被害状況等を、
事務局宛てに情報提供していただきます。

最近では、不審者現場を検証し考察結果を提供していただける特派員も現れてきました。

障がいの子のために頑張って! お母さん応援プロジェクト始動

※《訂正》文中の日付が間違っておりました。
(誤)1/24→(正)2/24
(誤)1/10→(正)2/10

障がいを持つ子を育てる頑張るお母さん達を、私たち住民安全NWJは強力にバックアップしていきます。

障がいの子にとってお母さん、あなたは誰よりも心強いサポーターです。

あなたを頼りにしている子どものために、少しだけ想像してみてください。
もしも、あなたが今死んでしまったら…
あなたが死んでしまった後、あなたの子どもがどんなふうに生きていくのかということを。

運良く福祉作業所に入れたとしても、月にわずか1万円程度しかもらえない報酬。
それに障害年金を加えて、どうにか食いつないでいくだけの毎日。
本当に興味のあることを見つけることさえできず、
福祉側から与えられた僅かな楽しみを「楽しい」と思い込まされて生きていかねばならない。
そんな人生…あなたなら楽しいですか?
そんな人生を、あなたの子どもに送らせたいですか?

好きな音楽を聴いたり、美味しい物を食べに行ったり、誰でもが普通にやっているそんなことすら、
障がいを持っている子には許されないと言うの?

お母さん、あなたは今、子どもの達のために何をしていますか?
行政や福祉、他人の力をあてにしていてはだめですよ。

自分たちは何もしないで、ただ他人の力をあてにしているだけの虫のいい人達に、いったいどこの誰が力を貸してくれると思いますか?
そんな虫のいい人達は誰からも相手にされません。

だから、お母さん、
あなたが今、子どものためにできる精一杯のことをやっていきましょう。
あなた達がもっと積極的にまず自分の力で動いてみて、そして行政や福祉を動かすんです。
「私たちはこれだけ頑張っているんです。だから力を貸してください。」
そういう姿勢で臨んでこそ、行政も福祉も初めて動いてくれるんです。

だから、お母さん、あなたが頑張らなきゃいけないのですよ。

私たち住民安全NWJは、障害を持つ子を育てる頑張るお母さん達を強力にバックアップしていきます。

まずは、お母さん、
あなた方の生きる力を、より強いものとするためのプロジェクトを考えました。


↑↑↑
上の写真は、ある障がいの親の団体の代表の方から私たちの企画を聞いてもらっているところです。

さて、、、回りくどくなりましたが、それではプロジェクトの内容をご説明します。

頑張るお母さん達のために考えた「仕事」プランです。

子どものための活動にはお金が掛かります。
だから、まずその「お金」を稼ぎましょう。

私たちがお手伝いします。


《プロジェクト名》
私でもなれる「ホームページデザイナー」
ホームページデザインの仕事なら自宅でもできます。
将来的に独立だって可能です。
あなたのスキルアップ、将来設計、子どものための活動充実、一挙三得!!

■無料PC教室の開催
ホームページを作成する技術を習得しましょう。

講習は全部で9回(2/24から一日二時間で短期集中終了)

※余計なことは極力教えず、ホームページデザインに必要なことだけに集中します。
「ホームページの作り方」にだけズバッと切り込みます。

↓↓↓

■次に実践の研修!!
最初は比較的に簡単な仕事から、徐々に難易度の高い仕事へ。
私たちの営業力で企業から仕事を獲得してきますので、その実際の仕事に携わりながら仕事のやり方に慣れていきましょう。
もちろん私たちがサポートします。

↓↓↓

■いざ受注!!
自信がついたら、さぁ「仕事」を始めましょう。
自宅にいながら空き時間を利用して時給1,000円程度の仕事をこなしていきましょう。
仕事は、それまで通り、私たちの営業力で獲得し紹介していきます。

※自信がつかなかったら、何回でもPC教室からやり直せます。

↓↓↓

◎「自分が仕事で稼げる」という事実は、何より皆さんに大きな自信を与えてくれるはずです。

まずはPC教室の生徒を大募集
無料でホームページ作成技術が修得できるチャンスは他には有り得ません。

[お問合・申込み]
期限2月10日まで

NPO法人 住民安全ネットワークジャパン 事務局
メール : info@jmjp.jp
電話 : 39-1656

2008年12月20日

年賀写真「撮るぞー」

毎年恒例のこの時期がまたしてもやってきました
たなかです

普段なかなか会えない親戚や友人に
せめて正月くらいは家族の元気な顔を見せたいと

子供たちが赤ん坊のころから毎年
年賀状には必ず家族そろっての写真を入れるようにしてます

もう20年以上続けていることなんですが
この写真撮影がひと仕事です

ただでさえ忙しい師走のこの時期
仕事の隙間をねらった私の勝手な独断で「これから撮るぞー」の号令
風呂上りの者もいれば、兄弟げんかの真っ最中の者や、化粧落としてスッピンの者もいて、
「エェー!やだ!無理!」と大ブーイングのなかでの撮影強行

当然ながら
最初のワンショットは家族みんな(正確には私以外)不機嫌極まりない顔
ホントすんごい顔です

それでももう一枚もう一枚と撮り進めていくうちに
ようやくいつもの笑顔が戻ってきてなんとか完了

2008nenga.jpg
↑すったもんだでようやく出来た去年の年賀状


とまあ
毎年こんなことを繰り返してるんですが
そうやって撮った写真があとで見返してみると
とてもイイ思い出になるわけです

我が家の年中行事のひとコマでした
ちゃんちゃん

しかめっ面にリラックマ

笠井です。

NPO活動のほうはどんなに忙しくても、自分が好きでやっていることですし、そういった意味ではストレスなど溜めていないつもりでしたが、
ここのところ、日々の活動に加えて書類作成、自主事業の運営、新事業の立ち上げ、資金調達目的の財団との交渉、そこに全国に向けてノウハウを提供してあげて…とか、あるいはパネルディスカッションのパネラーを引きうけてだとか、講師をお願いなどという話が舞い込むようになり、はっきり申しましてオーバーヒート状態でアップアップしておりました。

そんな時、10年来の友人の女性から「これでも見て気楽にやって」と一冊の本を手渡されました。
いったい何の本かと思ったら…「絵本」。しかも、りらっくまの…。

どうやら私は、ひどいしかめっ面をしていたようです。
そもそも、どちらかと言うと「人相が悪い」「いつも怒っているみたい」などと指摘されることの多かった私でしたが、最近ではプラス疲労感漂わせる、どうも案配の悪い表情をしていたようであります。
自分ではそんな表情しているつもりなかったのですが、友人にはバレバレでした。


りらっくまの絵本ってストーリー仕立てになっている訳ではないのですね。

だらっーとしているりっらくまの横に、「心が筋肉痛なんです」とか、何とも言えず力の抜ける言葉が添えられているだけの絵本。
ただ、それだけの絵本なのですが、不思議な癒しのパワーを感じさせる本でした。

もっと心に余裕を持ってやらなくちゃいけないなー。
明日からは、せめて表情だけでも意識的に柔らかく変えるようにしよう。


2008年12月22日

事業ごとの決算

笠井です。

当NPOの事業年度の終期は5月31日。

本来であれば、その時点ですぐに提出するべきだった決算書類(提出先は新潟県)でしたが、私の手が全く追いつかず、そもそも許されていた3ヶ月の猶予期間を使い切っても、それでもまだできず、「もう少しだけ待ってください」と県庁に泣きを入れながら先般やっと提出。ところが、その後じきに「あれやこれや書類が足りませんよ」とのご指摘の郵便が県より届きまして、それにようやく対応完了、どうにかこうにか手続き完了したのがついこの前というとってもお恥ずかしい次第でした。

遅れた責任は偏に私にありますが、
なにぶん決算作業のみならず、各事業の遂行責任すべてが私一人に集中しているという組織の構造にも問題がある訳でありまして...もっとも、その組織の構造を何とかするのも私の責任でありますので、結局はすべて私が悪い訳であります。
あまりにも急激に事業が広がってしまったため、組織内部の体制を十分に整備できなかったことが背景にあると言え、何とかなるだろうと甘く考えていた認識の未熟さを、今さらながら反省している次第です。

さて、19年度の決算についての情報公開をただ今準備中です。

決算書類をそのまま公開してもさっぱり分からないと思うので、事業ごとに発表したいと思っています。
決算書の中身を、いったん事業ごとに振り分けして、その事業ごとにどのようなお金の流れのなったのかを公表しようと思います。

ちなみに19年度の私たちは以下のとおりの大きくは4つの事業を行っております。

●不審者等の情報共有事業(自主事業):
サーバー代の一部を長岡市から補助いただきましたが、企業からの寄付、個人会員会費(サポーターズ会員)いずれも目標に遠く及ばず、今年も結局のところ大赤字の事業となりました。

●子育て情報支援事業
独立行政法人 福祉医療機構の助成事業。
申請した通りに事業を行い、申請した内容で費用を掛けて、その費用分を福祉医療機構様より助成いただきました。
助成金は使途を制限された紐付きのお金ですので、自由になるお金はほとんどなく、苦しみながらの事業遂行でした。
この事業については現在も自主事業として継続しています。
自主事業展開後は若干の赤字事業となっています。

●障害者自立支援事業
厚労省の助成事業。
この事業についても「子育て支援事業」と同様ですが、申請した内容通りの事業を、申請した通りに費用を掛けて行いました。
従いまして、事業が終了すれば助成金もきれいさっぱりなくなります。
この事業については現在も自主事業として継続しています。
また、幸いにして事業を軌道に乗せることにも成功し、助成年度とほぼ同額の予算額で事業展開中です。

●災害時要援護者情報支援事業
長岡市からの委託事業。
長岡市との間で結んだ契約内容に基づいて、その通りに事業を実行しています。


以上です。
準備整い次第、詳細な数字を発表する予定です。

2008年12月23日

早瀬 昇さんの講演会

笠井です。

長岡地域まちづくりネット交流会が主催する表題の講演会に参加してきました。

講師の早瀬 昇さんは社会福祉法人 大阪ボランティア協会の事務局長。
とにかくもの凄い話術の人だった。
大阪の人ってすごいなー…つくづく感心してしまいました。

講演を聴いて印象に残った彼の言葉を投稿、第一弾です。

~~~~~~

お役所の仕事は公平が原則。好き嫌いの気持ちを抑えなければできない仕事だ。
全体の奉仕者。
全体の過半数が了解しなければ、お役所は何もできない。

一方、市民活動は違う。
全てが「私」発で、実に多彩なことができる。
だから人々の個性化が進んでいる。

しかし、その市民活動にも致命的な弱点がある。
それは「自発的」ということ。
強みでもあるが弱みでもある。

そもそも、「言われなくともする」ことというのは裏を返せば、「言われてもしない」ことだとも言える。
市民活動には基準がない。

役所の場合は「合意」が基準。
企業は「損しない」が基準。
ところが市民活動には理屈が通用しない。

そこで何が問われるか…それは「私」である。

問題意識があって、責任感がある人ほど頑張る。
頑張る人は無理をする。
無理をすれば疲れる。
しかし疲れて休めば、周りに不信を生む。
結局、市民活動はアテにならん!ってなことになる。

「疲労と不信の悪循環」…これをどうやって乗り越えるか?…「諦める」のが一つの方法だ。
頑張って無理をする必要はない。
全部やろうと思わず諦めてしまえば良いのだ。
「とりあえず」でごまかして途中で止めてしまえば良いのだ。

そうしなければ、
熱心な人は活動を止める。そうでない、いい加減な人だけが残る。
こうして、市民活動から優秀な人材が沢山失われていくのである。

2008年12月25日

早瀬 昇さん講演会 第二弾

笠井です。

早瀬 昇さんの講演会で印象に残った言葉、第二弾です。

~~~~~

行政職員の対応が気に入らないときに、「俺たちの払う税金で食ってるんだろ」と文句を言う人がよくいますが、これはおかしいですよね!?
だって、税金払っているのは「俺たちの~~~」と言っているあなただけではないよ。
職員だってちゃんと払っているんだよ。

まるで「納税者は自分だけ」面して文句を言うのはおかしい!!

この勘違いは、そもそも「公僕」、公(おおやけ)の僕(しもべ)という言葉から来ているのではないか!?

僕(しもべ)という言葉は誤解を与える! 良くない!!

~~~~~

早瀬さんの言うことは「確かにそうだ」と納得させられる。
だって、よく考えてみたら、
行政職員たちも同じようにちゃんと税金を払った上で、しかも市民のために働いてくれているんだ。
なのに市民側は、いつもお客様面して、少しでも対応が気に入らないと、すぐに「税金で食っているんだろ」と文句を言う。
こりゃ、おかしいよね。

そういう思い違いを、まずこちら側が直して、その上で何か意見があれば言えばよい。
思い違いをしたままの意見は言ってはダメだ。
だって、当事者はまさに我々市民。
何かがあって困るのは我々市民。
なのに、
自分は何もする気がなくて、行政職員任せの身勝手な意見ばかり言っていても、何も響くものはないですよね。

フォード自動車の創業者ヘンリーフォードはこう言っています。
Don't find fault , find a remedy. (あら探しをするよりも改善策を考えなさい)

納税者面してお役人さん達の粗探しをするよりも、改善のために自分たちが動くこと。
それが市民活動なのかもしれないですね!?

文句を言うのなら、それからです。

何もしないでただ文句を言っているだけなら、「だったら、お前がやってみろ」と言い返された時に何も反論できないですものね!?

(再)ちょっとだけ市民活動に参加してみませんか?

住民安全ネットワークジャパン・事務局よりのお願いです。

私たちの市民活動に、あなたの自宅のPCからちょっとだけ参加してみませんか?

インターネットが好きで、普段から活用しているという方。
あるいは、
インターネットは得意ではなかったが、この機会にインターネットを初歩から初めてみたいという方。
何だかよく分からないけど、市民活動なら興味があるぞという方。
住民安全ネットワークの活動に協力してください。

協力と言っても大げさなものではありません。
あなたの自宅のPCからちょちょちょいっとできる簡単な内容の協力です。

現在のところ、私たちの情報サイトの更新編集作業は特定のスタッフに過度の負担が掛かっている状態でして、それが結果としてサイト更新の遅延や不足を招いてしまっています。

そこで、そういった作業を私たちの代わりにやっていただける方を募集したいのです。
もちろん、サイト全般にわたっての作業を一人のどなたかにお願いしようというのではありません。
サイトの中の一つの話題について、たとえば...
・食の安全について
・医療や感染症について
・地域の防犯について
・地域の防災について
・保護者の間で話題になっていること(子育てのこと、学校のことなど…)
・長岡市内で開催されるイベントや行事について
など。
これらの題材のどれか一つについて、
自宅でインターネット検索して気になった記事を見つけた時にそれを掲載してもらったり、それに関するご自分の意見を述べてもらったり、そういった、誰にでも出来る簡単な方法で協力していただきたいのです。

条件はたった一つ、「長岡市民であること」です。

協力してもいいぞー、もうちょっと詳しく説明しろーという方は、是非ともこちらへご連絡ください。
メール : info@jmjp.jp
電話 : 39-1656

よろしくお願いします。


2008年12月26日

早瀬 昇さん講演会 第三弾

笠井です。

早瀬 昇さんの講演会で印象に残った言葉を投稿、第三弾です。

~~~~~

組織力の基本は「団結」とよく言うが、団結とは「敵」がいるという特殊な状況の時に有効なのであって、平時に団結が大切と言ったところで団結できるものではない。

これからの組織とはどのようにあるべきか?

これからは「和して同ぜず」。

ネットワークが大事。
ネットワークと組織とは違う。
ネットワークは面識。
「知り合っている」ということ、それがネットワーク。

~~~~~
「和して同ぜず」とは、孔子の「論語」の中の言葉「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」から。

人の意見に引きずられたり、安易に妥協しない。
協調することは大切だが道理に合わないと思うことには同調してはならないということ。
とてもあたりまえのことですが、難しいことでもあります。

偶然ですが、私の母校・長岡高校も「和して同ぜず」を校是としていた。
同窓会の名前もそこから取って「和同会」と言う。

もっとも、、、母校などと言っても、当時はさほどの愛校精神もなく、禁止されていたバイトをバンバンやっていた私ですので、「和して同ぜず」なんて…いったい何のこっちゃ?って感じでしたが、
今こうして、自分の思いを表現しようと市民活動を起こし、大勢の人と関わり合うようになって初めて、その意味が理解できるようになりました。

偶然にも自分の母校の精神「和して同ぜず」を、市民活動のプロ中のプロから聴いたこと。
今後の活動に勇気をもらえた思いだ。

典型的な冬型

skymaxです。

長岡にもまとまった雪が降りそうですね。

12月26日、午前3時の天気図です。
等圧線が縦に密になった典型的な冬型です。

その頃の地上付近の雪雲の様子です。

筋状の雲だから、晴れたり降ったりを繰り返すわけです。これが冬型です。
少し晴れたからと、油断せずにお出掛け下さいね。

ちなみに関東地方はよく晴れています。
月末の金星・木星と月の接近もよく見えることでしょう。

2008年12月27日

(再)障がいの子のために頑張って!お母さん応援プロジェクト始動

障がいを持つ子を育てる頑張るお母さん達を、私たち住民安全NWJは強力にバックアップしていきます。

障がいの子にとってお母さん、あなたは誰よりも心強いサポーターです。

あなたを頼りにしている子どものために、少しだけ想像してみてください。
もしも、あなたが今死んでしまったら…
あなたが死んでしまった後、あなたの子どもがどんなふうに生きていくのかということを。

運良く福祉作業所に入れたとしても、月にわずか1万円程度しかもらえない報酬。
それに障害年金を加えて、どうにか食いつないでいくだけの毎日。
本当に興味のあることを見つけることさえできず、
福祉側から与えられた僅かな楽しみを「楽しい」と思い込まされて生きていかねばならない。
そんな人生…あなたなら楽しいですか?
そんな人生を、あなたの子どもに送らせたいですか?

好きな音楽を聴いたり、美味しい物を食べに行ったり、誰でもが普通にやっているそんなことすら、
障がいを持っている子には許されないと言うの?

お母さん、あなたは今、子どもの達のために何をしていますか?
行政や福祉、他人の力をあてにしていてはだめですよ。

自分たちは何もしないで、ただ他人の力をあてにしているだけの虫のいい人達に、いったいどこの誰が力を貸してくれると思いますか?
そんな虫のいい人達は誰からも相手にされません。

だから、お母さん、
あなたが今、子どものためにできる精一杯のことをやっていきましょう。
あなた達がもっと積極的にまず自分の力で動いてみて、そして行政や福祉を動かすんです。
「私たちはこれだけ頑張っているんです。だから力を貸してください。」
そういう姿勢で臨んでこそ、行政も福祉も初めて動いてくれるんです。

だから、お母さん、あなたが頑張らなきゃいけないのですよ。

私たち住民安全NWJは、障害を持つ子を育てる頑張るお母さん達を強力にバックアップしていきます。

まずは、お母さん、
あなた方の生きる力を、より強いものとするためのプロジェクトを考えました。


↑↑↑
上の写真は、ある障がいの親の団体の代表の方から私たちの企画を聞いてもらっているところです。

さて、、、回りくどくなりましたが、それではプロジェクトの内容をご説明します。

頑張るお母さん達のために考えた「仕事」プランです。

子どものための活動にはお金が掛かります。
だから、まずその「お金」を稼ぎましょう。

私たちがお手伝いします。


《プロジェクト名》
私でもなれる「ホームページデザイナー」
ホームページデザインの仕事なら自宅でもできます。
将来的に独立だって可能です。
あなたのスキルアップ、将来設計、子どものための活動充実、一挙三得!!

■無料PC教室の開催
ホームページを作成する技術を習得しましょう。

講習は全部で9回(2/24から一日二時間で短期集中終了)

※余計なことは極力教えず、ホームページデザインに必要なことだけに集中します。
「ホームページの作り方」にだけズバッと切り込みます。

↓↓↓

■次に実践の研修!!
最初は比較的に簡単な仕事から、徐々に難易度の高い仕事へ。
私たちの営業力で企業から仕事を獲得してきますので、その実際の仕事に携わりながら仕事のやり方に慣れていきましょう。
もちろん私たちがサポートします。

↓↓↓

■いざ受注!!
自信がついたら、さぁ「仕事」を始めましょう。
自宅にいながら空き時間を利用して時給1,000円程度の仕事をこなしていきましょう。
仕事は、それまで通り、私たちの営業力で獲得し紹介していきます。

※自信がつかなかったら、何回でもPC教室からやり直せます。

↓↓↓

◎「自分が仕事で稼げる」という事実は、何より皆さんに大きな自信を与えてくれるはずです。

まずはPC教室の生徒を大募集
無料でホームページ作成技術が修得できるチャンスは他には有り得ません。

[お問合・申込み]
期限2月10日まで

NPO法人 住民安全ネットワークジャパン 事務局
メール : info@jmjp.jp
電話 : 39-1656

2008年12月28日

歯ブラシが2本

笠井です。

ある財団を訪ねるために、ここのところ上京することが多いのだが、宿泊する必要のある場合は、経費を少しでも浮かせるため、東京で一人暮らししている大学2年の長女のところに泊めてもらうことにしている。

娘の住んでいるところは新宿から京王線で何回か乗り換えたところで、多摩市の外れのほうの、もうすぐ神奈川県...という比較的不便なところにある。
泊めてもらうって言っても、時間的なことだけなら、むしろ長岡市に戻ったほうが早いくらいなのだが、そんなことしたのでは新幹線代がまた掛かってしまってもったいないので仕方なく行っていると言ったところ。

娘の部屋は、最近引っ越した6畳の1LDK、風呂トイレ付き。
6畳一間以外に少し広めのDKが付いているので十分な広さだ。

私が東京に住んでいる頃と大違い。
月18,000円の4畳半一間、猫の額ほどの炊事スペース、共同玄関、共同トイレ。
風呂は歩いて25分ほどの銭湯まで、お金がなかったので3日に一回で我慢していた。あまりにも遠いので冬場は湯上がりの体が冷え切ってしまい、逆に冷え冷えして部屋に戻っていたことを思い出す。
部屋の電気を消せば、窓の外のソープ街のネオンがまぶしくて、なかなか寝付けない。
もっとも電気代が払えなかった時がよくあったので、その時は助かったが…。

父親のそんな苦学生活を娘に話したところで何の効き目もないとは思いながら、娘の部屋のあまりの快適空間ぶりに、つい言いたくなってしまった。

いゃいゃ言うまい。口うるさい親父と思われて、「もう来ないで」なんて言われたら困るから。

ふと洗面所に目をやると、柄が赤と青の歯ブラシが2本置いてある。
青の柄のほうは…どう見てもこれは彼氏の歯ブラシだ。
つまらんことは何も言うまいと思っていた私だったが、これには我慢ならず、
「お前なー、父親が来る時くらい、彼氏の歯ブラシどこかにしまっておけよ」
と言うと、娘は表情一つ変えずに、
「あっ、それ?それも私の。2本使っているの」
と切り返してきた。

さすがに私の娘...ふてぶてしいというか何というか...食えん奴だ。

しかし、どうも彼氏がいることを隠そうと思ってのことではなかったらしい。
今付き合っている彼氏がどんな感じの男性で、どの大学に行っていて、といろいろ話して聞かせてくれた。

「お父さんが来るんだけど、あなたのこと話すと一緒に飯でも食べるかって絶対に誘ってくるから、その時は逃げまくってね。ウチの父親はあなたが絶対に敵うような人じゃないから。とにかく変わった、一筋縄じゃいかない人なんだから。。。と彼氏には言ってあるから、誘わないでね。」だって。

何もかも先読みして...ホントに食えん奴だ。

父親としては複雑な一方で、
彼氏とのことをいろいろと話してくれると、娘のことが分かった気がして、、、こんなふうにコミュニケーションが取れている父娘もなかなかないだろう、などと思いご満悦。

文句の一つも言うつもりが、結局は良い気分にさせられて。。。
人に対しては喧嘩っ早いし、けっこう喧嘩は強い方だと自分では思っている私だが、娘にはまったくいいようにあしらわれてしまい、いつもKO負けだ。
私という人間の扱い方のツボを完璧に押さえられてしまっているようだ。

「おばあちゃんと一緒」06年myskip10月号

桑原です。

祖母と娘の世代を超えた交流が面白い。
年齢差80歳以上の二人だが、娘が一番似ているのは、祖母だ。
特にほっぺたのたれ具合は一族の血がなせる技だ。

祖母も娘が生まれるまでは、歳のために少し弱気になっていたが、娘が生まれてからは「夢が学校に入るまでは元気でいたい」と娘の成長に合わせて元気になっている。
このままだと、たぶん、200歳まで生きそうだ。

先日、祖母が娘を「かば子ちゃん」と呼んでいた。
ついにボケたか、まさか「KABAちゃん」じゃないよな、それだと性別も間違っているぞ、などと思っていたが「かば子ちゃん」とは、「かわいい子」という意味だそうだ。
決してほっぺたが垂れてカバに似ているからでは無いようだ。

娘は、人見知りもせず、ほとんど泣かない。
しかし、祖母に会うと、娘は毎回大泣きする。こっちとしては、ハラハラするのだが、祖母はポジティブ思考なのか、自己チュウなのかわからないが、泣いている娘を抱きながら「泣かない子だ」などと言っている。

その祖母だが、飾ってある娘の写真を見て「夢(娘)にそっくりだ」と言う。
そりゃそうだ。本人なのだから。
冗談なのか、天然ボケなのか、それとも一流のギャグなのか、今でもわからない。

おまけに祖母は、娘を可愛がる(私の)母を見て、「なんで孫をあんなに可愛がるかわからん」と言う。
そして、「私はあそこまで孫が可愛くは無かった」とも!!おいおい、ばあちゃんちょっと待ってくれ、その孫って俺のことじゃん。(笑)

2008年12月29日

2008年総決算

田中です

残すところあと3日。

振り返ってみれば 今年もあっという間の1年でした。


+
相変わらず続く不審者案件や、増え続ける振り込め詐欺事件など
たくさんの情報を発信してきましたが
こういった情報はできれば発信したくない、起きてほしくないものです。

とくに不審者案件に関しては、
不審者本人が自分のした行為がこの情報ネットワークで市民に発信されていることを知らないのでは?
もしそれを知ったなら、きっとまたするであろう次なる行為を思いとどまるのではないか?
という思いがあり、
地域の見守る目の強化とともに、今後取り組むべき課題と考えています。


+
一方、災害情報や交通情報などで
特派員の方々からの情報が活かされた1年でもありました。
9月の大雨の際には現場周辺にいなければ知り得ない様々な情報が特派員を通じて続々と届き
災害情報共有網としての機能を発揮することができました。

特派員の数は現在37名。
自ら特派員の申し込みをされてきた方も多く
当事者意識を持って地域の安全に協力しようという市民が
増えつつあるという実感を持ちました。


+
サポーターズ会員になってくださった方々に直接お会いする機会もありました。
どなたも自分なりに地域の安全を守ろうと行動しておられる
いろんな話を聞かせていただいて、私自身たいへん勉強になりました。

サポーターズ会員から、実際の活動サブスタッフとして
本格的に協力してくださる方も現れてきました。
本当にありがたいことです。


+++
こんなふうに、来る2009年も
一般受信会員はもちろんのこと、特派員・サポーターズ会員の輪をいっそう拡げていき
長岡の安全安心になくてはならない情報ネットワークを築いていけたら素晴らしいと思います。


私なりに振り返ってみた2008年の総決算でした。

皆様、これからもよろしくお願い申し上げます。

2008年12月30日

なせば為る…

笠井です。

「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」(やろうと思えば何でもできる。できないのはやろうと思わないからだ。)

ケネディ元アメリカ大統領やクリントン元大統領に「もっとも尊敬する日本人政治家」と言われたことでも知られている江戸時代の米沢藩主・上杉鷹山のあまりにも有名な言葉。

何かをしようと思った時に困難にぶつかることはよくあること。
その時に、それでも何か工夫して実行しようとするのか、それとも諦めてしまうのかは、その人のやる気次第だ。

NPO活動の場合、ある意味しようとするほとんどのことが困難だらけと言っても過言ではない。
困難にぶつかって諦めてしまう人では、NPO活動はおそらく何も進展はしないだろう。
もともとの成り立ちが趣味の延長上の団体ということであればそれでも良いのだろうが、ウチの場合はそうではないので、鷹山公の「なせば為る」の精神を持っている人材が欲しいと痛感している。

今年のNPO活動を振り返って、もっとも大きな出来事は、そういった精神の持ち主と思われる会員が自主的に協力を申し出てきてくれたこと。
これは本当に素晴らしいことだった。

こうした人材が集まってくれれば何でもできるはずだ。
来年の当NPOの活躍にぜひ期待していただきたい。

鷹山公と言えば、また三大改革でも有名である。
当時、窮地に陥っていた米沢藩を見事に建て直せたのは、「財政の再建」「産業の開発」「精神の改革」の三大改革を実行したからだ。
私は団体の舵取り役としての責任を全うするため、鷹山公の改革がどのようなものであったのかを勉強し、団体運営に適用していきたいと考えています。

2008年12月31日

2009年は国際天文年

skymaxです。

来年は「国際天文年」です。
これはガリレオ・ガリレイが世界で初めて望遠鏡で天体観測を行ってから400年にあたることにちなんで、制定されたのだそうです。
それではガリレオのどこがそんなに偉大なのでしょうか?
地動説?…望遠鏡を初めて天体に向けたこと?
もちろんそれもありますが、地動説や望遠鏡を単に空に向けただけなら他にもいたようです。
ガリレオが本当に偉大なのは観測や実験から仮説を立てて、理論を展開したからです。

これは天文だけではなく、あらゆる科学の基本的な姿勢として現代に引き継がれてきました。


昨年は多くの日本人科学者がノーベル賞を受賞しました。これは大変に素晴らしいことだと思います。
これまで日本人はものづくりや技術では国際的に高い評価を得てきましたが、基礎科学の分野では欧米の後塵を拝してきました。
それが近年では、基礎科学の分野でも世界をリードする研究者が増えてきました。
特に日本の天文学者たちの努力は目覚ましいものがあります。世界一クラスの能力と稼働率を誇るすばる望遠鏡、世界初の小惑星探査、アポロ以来の月の本格的な探査…。そしてそれらを積極的に納税者に伝える天文台の姿勢。
多くの天文関係者の方の努力が噛み合っている証拠です。

理科離れと言われて随分たちますが、決して日本の未来は暗くはありません。
まずは私たち大人が、科学の扉を子供たちに開けてあげることからはじめませんか?

来年は日本からも日食が見られます。一緒に空を見上げることで、人と人の心の繋がりが、もっともっと深くなるといいですね。

夕方の西の空に注目

skymaxです。
今日の夕方、月のすぐ近くに木星と水星が並びます。金星のように明るくありませんが、双眼鏡などではよく見えると思います。
 
 
(月刊星ナビより)

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