皆さん こんにちは。桑原望です。
長岡のフリーペーパーmyskipに子育ての連載をさせてもらっております。
この度、住民安全ブログにこれまでの記事を掲載することになりました。
皆様に楽しんでいただければ幸いです。
のっちの子育て奮闘記
「プレパパ」myskip06年7月号掲載
当選後に結婚した妻とは学生時代から付き合いのため、新婚ながら長年連れ添った老夫婦のようであった。
そのために「結婚後もしばらく恋人気分!」とはお互い全く思わずに、すぐに子供が欲しくなった。
しかし、コウノトリが絶滅の危機なのか、すぐに妊娠したわけではなかった。
妻が「妊娠したかも」といっては、すぐに妊娠検査薬で確認するものの、妊娠していない日々が続いていた。
あせりはしなかったが、検査薬が結構高く、それが負担となっていた。
私は「もったいないから、もう少し待ってから検査しようよ」と妻に伝えていた。
妻はやはり気になったのだろう、私に隠れてトイレで検査をしたようだった。
そして、妊娠が判明し、トイレから出て来て興奮しながら、「にfん★k*hたー!」と意味不明な言葉を言った。
妊娠の検査をしていることを知らなかった私は、何のこっちゃさっぱり分からず、てっきりいつものようにトイレを流し忘れたのかと思って、「ごめん。臭かった?」と謝った。
そんなこんなで妊娠が判明したのだが、妊娠中には、水害に地震と立て続けに災害に見舞われた。
地震の時は妻のお腹も大きくなっていて、 余震の度にお腹の子供が動いた。
私は、お腹の子供が不安を感じているのだと思い、なんともいたたまれない気持ちになった。
その気持ちを妻と母に話したのだが、「動かなくなった方が心配じゃない!」と二人して大爆笑であった。
「そこ笑うとこじゃないよ」と心の中でツッコミながら、正直、少し傷付いた。
やはり、母親はたくましい。