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学校町の変態男出没現場にて考える

長岡高校から中央図書館に向かって歩いて行き、中央図書館前交差点の二本手前の路地を左に入ったところに現場はある。

上の写真の道をまっすぐ進んでいくと、突然右手に大きなマンションが現れる。

このマンションに向かって歩いていた小学生男子児童に声を掛け(←どうやら不審者と思われなかったようなのでひと安心! )、
「この辺りに変態男が現れたんだけれど、小学校の先生からどんな注意を受けた?」と訊いてみた。
すると、児童は「いいえ、そんな話は何も聞いていません。」と言う。
そんなはずはないと思い、よくよく訊いてみれば、この児童は学区外通学であることが判った。
本来は四郎丸学区である学校町から阪之上小へ通っていると言うのだ。

なるほど、それなら情報が伝わらなかったのは分からないではないが、それはそれで新たな問題を感じた。

今回の事案は四郎丸小の学区内での出来事。
阪之上学区から見ればお隣の学区での出来事である。
だからと言って注意喚起を怠って良いのだろうか?
不審者は一つの学区内にじっとしていてくれるとは限りません。
本当に大丈夫でしょうか?

ここ数年で長岡市内にも新しいマンションがいくつか建ったが、そこへ引っ越した人たちが、必ずしも子どもを転校させるとは限らない。子どもの友達つきあいのことを考えれば、学区外通学を選択することは十分に考えられることだし、お隣の学区程度ならなおさらだ。
だとすれば、この児童のようなケースは今後も増えていくであろう。
不審者事案現場を通っているにもかかわらず、学区外通学という理由で情報が伝わらないのはあまりにも危険過ぎる。

警鐘を鳴らしておきたい。


下の写真の正面に見えるのは長岡高校の体育館だ。

長岡高校の部活帰りらしき体操着を着た高校生達がこの住宅街の道を歩く姿が案外多く見受けられた。
事案発生時刻は18:00で、さほど遅くない時間帯であることから、あるいは高校生狙いだったということも考えられなくはない。

さて、現場となった場所はまさに目の前という家の住人に取材を試みてみた。

驚愕の事実が判明!!
自分の家の真ん前で変態男が出没したことを全く何も知らなかったと言うのだ。

あるいは次回の回覧板で情報が回ってくるのかもしれないが、今のところは町内会からもどこからも、とにかく全く何も知らされていないとのことだった。

この町内は古い住宅地で、比較的に高齢の世帯が多いとのお話しも聞いた。

夜間の見回りパトロールも実施されていないとのことだった。

明るい街灯もない。見通しも良いほうではない。学校も近くにある。
その上、
町内会には情報が伝わっていない。

不審者、変態男にとってみれば犯行に及ぶ場所として絶好の場所ということが言えるのかもしれません。

この寒空の中で「コートの下は素っ裸」の変態男。
車を停めてエンジン掛けっぱなしにして…暖房入れて…では、細い道ばかりの住宅地内では目だってしまうはず。
車の中で待機していてチャンスを狙っていたとすれば、おそらく少し遠くのところに車を停めて、ターゲットを探していたのではないだろうか?

いずれにしても異常な男だ。

これほど異常な男が出没しているというのに、当地のこの無防備さは何なのだろうか?
大丈夫ですか?

改めて警鐘を鳴らしておきたいと思います。

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2008年12月10日 17:07に投稿されたエントリーのページです。

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