笠井です。
「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」(やろうと思えば何でもできる。できないのはやろうと思わないからだ。)
ケネディ元アメリカ大統領やクリントン元大統領に「もっとも尊敬する日本人政治家」と言われたことでも知られている江戸時代の米沢藩主・上杉鷹山のあまりにも有名な言葉。
何かをしようと思った時に困難にぶつかることはよくあること。
その時に、それでも何か工夫して実行しようとするのか、それとも諦めてしまうのかは、その人のやる気次第だ。
NPO活動の場合、ある意味しようとするほとんどのことが困難だらけと言っても過言ではない。
困難にぶつかって諦めてしまう人では、NPO活動はおそらく何も進展はしないだろう。
もともとの成り立ちが趣味の延長上の団体ということであればそれでも良いのだろうが、ウチの場合はそうではないので、鷹山公の「なせば為る」の精神を持っている人材が欲しいと痛感している。
今年のNPO活動を振り返って、もっとも大きな出来事は、そういった精神の持ち主と思われる会員が自主的に協力を申し出てきてくれたこと。
これは本当に素晴らしいことだった。
こうした人材が集まってくれれば何でもできるはずだ。
来年の当NPOの活躍にぜひ期待していただきたい。
鷹山公と言えば、また三大改革でも有名である。
当時、窮地に陥っていた米沢藩を見事に建て直せたのは、「財政の再建」「産業の開発」「精神の改革」の三大改革を実行したからだ。
私は団体の舵取り役としての責任を全うするため、鷹山公の改革がどのようなものであったのかを勉強し、団体運営に適用していきたいと考えています。