笠井です。
早瀬 昇さんの講演会で印象に残った言葉を投稿、第三弾です。
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組織力の基本は「団結」とよく言うが、団結とは「敵」がいるという特殊な状況の時に有効なのであって、平時に団結が大切と言ったところで団結できるものではない。
これからの組織とはどのようにあるべきか?
これからは「和して同ぜず」。
ネットワークが大事。
ネットワークと組織とは違う。
ネットワークは面識。
「知り合っている」ということ、それがネットワーク。
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「和して同ぜず」とは、孔子の「論語」の中の言葉「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」から。
人の意見に引きずられたり、安易に妥協しない。
協調することは大切だが道理に合わないと思うことには同調してはならないということ。
とてもあたりまえのことですが、難しいことでもあります。
偶然ですが、私の母校・長岡高校も「和して同ぜず」を校是としていた。
同窓会の名前もそこから取って「和同会」と言う。
もっとも、、、母校などと言っても、当時はさほどの愛校精神もなく、禁止されていたバイトをバンバンやっていた私ですので、「和して同ぜず」なんて…いったい何のこっちゃ?って感じでしたが、
今こうして、自分の思いを表現しようと市民活動を起こし、大勢の人と関わり合うようになって初めて、その意味が理解できるようになりました。
偶然にも自分の母校の精神「和して同ぜず」を、市民活動のプロ中のプロから聴いたこと。
今後の活動に勇気をもらえた思いだ。