笠井です。
当NPOの事業年度の終期は5月31日。
本来であれば、その時点ですぐに提出するべきだった決算書類(提出先は新潟県)でしたが、私の手が全く追いつかず、そもそも許されていた3ヶ月の猶予期間を使い切っても、それでもまだできず、「もう少しだけ待ってください」と県庁に泣きを入れながら先般やっと提出。ところが、その後じきに「あれやこれや書類が足りませんよ」とのご指摘の郵便が県より届きまして、それにようやく対応完了、どうにかこうにか手続き完了したのがついこの前というとってもお恥ずかしい次第でした。
遅れた責任は偏に私にありますが、
なにぶん決算作業のみならず、各事業の遂行責任すべてが私一人に集中しているという組織の構造にも問題がある訳でありまして...もっとも、その組織の構造を何とかするのも私の責任でありますので、結局はすべて私が悪い訳であります。
あまりにも急激に事業が広がってしまったため、組織内部の体制を十分に整備できなかったことが背景にあると言え、何とかなるだろうと甘く考えていた認識の未熟さを、今さらながら反省している次第です。
さて、19年度の決算についての情報公開をただ今準備中です。
決算書類をそのまま公開してもさっぱり分からないと思うので、事業ごとに発表したいと思っています。
決算書の中身を、いったん事業ごとに振り分けして、その事業ごとにどのようなお金の流れのなったのかを公表しようと思います。
ちなみに19年度の私たちは以下のとおりの大きくは4つの事業を行っております。
●不審者等の情報共有事業(自主事業):
サーバー代の一部を長岡市から補助いただきましたが、企業からの寄付、個人会員会費(サポーターズ会員)いずれも目標に遠く及ばず、今年も結局のところ大赤字の事業となりました。
●子育て情報支援事業
独立行政法人 福祉医療機構の助成事業。
申請した通りに事業を行い、申請した内容で費用を掛けて、その費用分を福祉医療機構様より助成いただきました。
助成金は使途を制限された紐付きのお金ですので、自由になるお金はほとんどなく、苦しみながらの事業遂行でした。
この事業については現在も自主事業として継続しています。
自主事業展開後は若干の赤字事業となっています。
●障害者自立支援事業
厚労省の助成事業。
この事業についても「子育て支援事業」と同様ですが、申請した内容通りの事業を、申請した通りに費用を掛けて行いました。
従いまして、事業が終了すれば助成金もきれいさっぱりなくなります。
この事業については現在も自主事業として継続しています。
また、幸いにして事業を軌道に乗せることにも成功し、助成年度とほぼ同額の予算額で事業展開中です。
●災害時要援護者情報支援事業
長岡市からの委託事業。
長岡市との間で結んだ契約内容に基づいて、その通りに事業を実行しています。
以上です。
準備整い次第、詳細な数字を発表する予定です。