笠井です。
今回は住民安全NWJの事務局長と言うより、園芸福祉にいがたの実行委員として、また障がい者の親の一人として、皆さんにご案内をさせていただきます。
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停滞する日本の農業。
農業者は高齢化し、耕作放棄地は増える一方。
農業の場に障がい者の就労の場を作ることで農業を活性化することはできないか!?
そして、それは「障がい者の自立」にもつながる。
「農業は簡単なものではない!」
「健常者でも上手くいかないのに、障がい者に何ができるんだ!?」
そんなふうにお考えの方もいらっしゃるでしょう!?
しかし、ちょっとだけ視点を変えて考えてみると...
たとえば...
障がい者の頑張る姿には癒しのパワーがあります。
「障がいを持った人達と一緒に農作業に取り組める」という癒しの場があれば、「いやし」は「いしゃ」に変身、そこはたちまち精神面をケアする医療空間となり得ます。
そして、そこは、
戦いに疲れ傷んだ企業戦士を受け入れる場、高齢者達に生き甲斐を再発見してもらう場、都会の喧噪を逃れてのんびり長期滞在型の観光の場、様々な場に変貌させることも可能になってきます。
「障がい」というエッセンスを「農業」に加える、これは従来では考えもしなかったことですが、それによって「障がい者の自立」も「農業」も可能性は無限大に広がっていくのです。
そんなことを皆で一緒に学び考えていく場を設けました。
皆さんの参加を大募集します。
今のところ参加者が見込みより大幅に下回っておりますので、奮ってご参加お願いします。
■農業分野と障がい者就労セミナー■
[日時]H21年1月18日(日)
[場所]胎内市・ロイヤル胎内パークホテル
※長岡よりバスに乗り合わせて向かいます。
[集合]8:30 長岡駅東口ホテルニューオータニ前
[解散]20:30 〃
[参加費]大人3,000円,子ども2,000円:(昼食、入浴及び雑費、バス代込み)(バス乗車時に回収)
[申込] 1月9日まで info@jmjp.jp まで
[持ち物]筆記用具、入浴用タオル
[備考]帰途の夕食代は各自ご負担ください。
◆セミナープログラム◆
12:30 ~ 受付開始
13:00 ~ 開会式
13:20 ~
第一部 基調報告 「農業分野における障害者就労の手引きについて」
山下 仁氏 (独)農研機構 農村工学研究所
14:00 ~
第二部 基調報告 「欧州のグリーンケアー農の多面的機能と障がい者」
兼坂 さくら氏 国際農業ジャーナリスト協会会員: スイス在住
15:15 ~
第三部 パネルディスカッション
「農園芸分野における障がい者の雇用の可能性について」
☆コーディネーター:家老 洋氏 園芸福祉にいがた代表、元国際農業者交流協会欧州支部長 ☆コメンテーター: 兼坂 さくら氏、山下 仁氏(基調報告者)
☆パネリスト:
布川 陽一氏:元黒川村村長 海外派遣農業実習生OB
諸橋 俊晴氏:(社)新潟県国際農業交流協会会長 海外農業研修生受入農家
近藤 龍良氏:日本園芸福祉普及協会専務理事 障がい者受入園芸法人代表
加藤 隆行氏:畑や かとうファーム代表:障がい者受入農家
小林 克太郎氏:とちおワーク種施設長:障がい者授産施設
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