笠井です。
早瀬 昇さんの講演会で印象に残った言葉、第二弾です。
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行政職員の対応が気に入らないときに、「俺たちの払う税金で食ってるんだろ」と文句を言う人がよくいますが、これはおかしいですよね!?
だって、税金払っているのは「俺たちの~~~」と言っているあなただけではないよ。
職員だってちゃんと払っているんだよ。
まるで「納税者は自分だけ」面して文句を言うのはおかしい!!
この勘違いは、そもそも「公僕」、公(おおやけ)の僕(しもべ)という言葉から来ているのではないか!?
僕(しもべ)という言葉は誤解を与える! 良くない!!
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早瀬さんの言うことは「確かにそうだ」と納得させられる。
だって、よく考えてみたら、
行政職員たちも同じようにちゃんと税金を払った上で、しかも市民のために働いてくれているんだ。
なのに市民側は、いつもお客様面して、少しでも対応が気に入らないと、すぐに「税金で食っているんだろ」と文句を言う。
こりゃ、おかしいよね。
そういう思い違いを、まずこちら側が直して、その上で何か意見があれば言えばよい。
思い違いをしたままの意見は言ってはダメだ。
だって、当事者はまさに我々市民。
何かがあって困るのは我々市民。
なのに、
自分は何もする気がなくて、行政職員任せの身勝手な意見ばかり言っていても、何も響くものはないですよね。
フォード自動車の創業者ヘンリーフォードはこう言っています。
Don't find fault , find a remedy. (あら探しをするよりも改善策を考えなさい)
納税者面してお役人さん達の粗探しをするよりも、改善のために自分たちが動くこと。
それが市民活動なのかもしれないですね!?
文句を言うのなら、それからです。
何もしないでただ文句を言っているだけなら、「だったら、お前がやってみろ」と言い返された時に何も反論できないですものね!?