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2009年11月 アーカイブ

2009年11月01日

「学校メール連絡網」について小学校より質問

ある小学校のPTA役員の方より質問が届きました。
もしかすると、他でも同様の疑問をお持ちなのでは!?と思いましたので、質問に対する回答と共にご紹介いたします。


Q:従来の電話連絡網では学年(クラス)ごとの連絡ですが、メール連絡網では全校一斉になるのでしょうか。

A:当方の「学校メール連絡網」には、様々な属性(自由設定OK)に分類する機能が付いています。
たとえば...・入学年度別・クラス別等、学校側が望む通りにどのようにでも分類可能です。
メール配信する際は一斉配信ばかりでなく、それら属性別に配信することが簡単にできます。


Q:学校からだけでなく保護者(学年委員等)から発信の場合もあるのですが、それらへの対応は?

A:当方の「学校メール連絡網」は日本一セキュリティ強固なサーバー内に搭載され、インターネットを通じてそこへ入場し、メール配信等の手配をしていくことになります。
インターネット環境さえあれば、PCはもちろんのこと、携帯電話からでも入場OKです。

「学校メール連絡網」へは「IDとパスワード」を使って入場する訳ですが、お申し越しのように、「保護者(学年委員等)から発信したい」という場合は、学校とその保護者が「IDとパスワード」を共有することで、保護者の方は自宅のPCやご自分の携帯電話等から、メール配信を手配することができる...ということになります。

学校が保護者に「IDとパスワード」を教えたくないという場合は、いくつか他の方法をご提案させていただきます。

他の小学校の皆さんも、同じような問題意識を持っているのでは!?と思い、質問&回答を公開させていただきました。
その他、何か質問がある場合は、「学校名」「御担当者様名」「ご住所」「連絡先電話番号」「メールアドレス」をご記入の上、info@jmjp.jpまでお問合せください。

2009年11月02日

学校より問合せやすい?

笠井です。

事務局には時折こんなメールが届くことがあります。
インフルエンザに関連する情報を配信すると...「ウチの子どもは○○小学校に通っていますが、今のところ患者数は何人くらいですか?」とか、台風関連の情報を配信すれば...
「□□小学校は明日、早退とかにならないのでしょうか?」といったもので、どちらかと言うと、ご自分で学校側に聞いたほうが早いのではないか!?と思われる類の内容です。

わざわざ当方宛てに問合わせてくるのは、私どもが小学校に関連するニュースなら何でも知ってると勘違いしているせいなのかもしれませんが、
それにしても自分の子どもの通う小学校にではなく、わざわざ当方にメールしてくる点から、そこには小学校に連絡しにくい何かが存在するのではないかと想像しています。
「連絡しにくい」のは気持ち的なものか!?あるいは連絡手段が分かりにくいなどの物理的なものなのか!?その両方なのか!?、それとも他に理由があるのか!?当方には分かりません。

小学校に学校と保護者間の連絡網を導入すれば解決できるといった簡単なものではないかもしれませんが、少なくとも自分の小学校に関する問合せをわざわざ当方にしてくるようなことは減るのではないかと思っています。

細かい内容の電話連絡網

ぽにょ です。

インフルエンザ感染者が、まだまだ増加しています。それに伴い、学級・学年閉鎖や休校する学校も増えています。

うちの娘の中学校も、先週末から休校になりました。ところが、休校中にも感染者がどんどん増えて、休校が延長される事になりました。
それについて、夕方6時頃に電話連絡網が回ってきました。
その内容が細かいこと。延長する理由、期間、学校再開前日に、保護者からの健康観察の報告…等々。
この時間、お母さんがまだ帰って来てない家もあるだろうに。
案の定、私の次の人もおばちゃんが電話に出られました。ちゃんと、次の人に正しく伝わるのだろうか?
不安になりました。

こんな時、メール連絡網だったら、内容も全員に正しく伝わるのに…。
学校側が、もう少し危機感を持ってくれて、前向きに考えてくれれば、私達PTA役員だって、メール連絡網実現に向けて、いくらでも協力するのになぁ…。

2009年11月03日

C-nets会議

福祉作業所ネットワークC-netsに参加する施設の代表者が集まっての会議です。

真剣な意見交換ぶりに、いつもながら感心させられます。

昨年までは、私が営業として受注してきた仕事を手分けして行う程度でしたが、
今年からは、各施設がそれぞれ営業役を担って受けてきた仕事、皆で分担して行うというケースが生まれるようになってきました。

彼らのこの前向きな姿勢があれば、C-netsは必ずや良い方向に進んでいけるだろう。

2009年11月04日

【発表】「小学校&地元企業」連携プラン

二つ前のぽにょさんからの投稿記事内で、「学校側がもう少し危機感を持ってくれて、前向きに考えてくれれば、PTA役員だってメール連絡網実現に向けて協力するのに…」という、ご自身がPTA役員でいらっしゃる立場からの発言がありましたが、その意見には私も同感です。
とにかく、現状のままの電話連絡網では緊急事態にまったく役に立たないということは小学校側も分かっておられるのでしょうから、子供たちのために何らか手を打ってもらいたいところです。
問題はその気があるかないかではないか!?
やる気さえあれば何でもできるじゃないか。

そんなふうに思う一方で、小学校側の苦しい胸の内も理解できる気がします。

小学校だって危機感を持っていない訳ではないのだろう。
メール連絡網が有効だというのなら、それを前向きに考えたいと思っているのではないか!?
しかし、導入に踏み切れない…それはなぜか?

私が思いますには、その答えはズバリ「お金」だと思います。

私共が推奨するメール連絡網を導入した場合、費用について具体的には月々5,000円程度掛かります。
たとえば保護者が300人いれば、それらの保護者で頭割りすれば一人当たり17円/月という負担でしかありませんから、それくらいのお金は保護者の皆で出し合えば良いのじゃないか!?最初は私もそう簡単に考えておりました。
しかしながら、そういった考えが実際に学校で通用するかと言えば...そうではない。
保護者の中には必ず一人二人、面倒なことを言ってくる人がいる。
たとえ17円であろうと、いざ支払が増えるとなると途端に文句を言って来たり、「私は携帯でメールを使っていないからお金を払いたくない」と自分勝手な理屈を並べたり、、、とにかく肝心な保護者側の足並みが揃わない。そして結局のところ、保護者から一律お金を集めるという案は断念せざる負えず、メール連絡網の導入はご破算に…現実問題として、どの学校にも必ず一人や二人はいるのではないでしょうか?こういった保護者が。

現時点で既にメール連絡網を導入している学校もいくつかあります。
それらの中には、長岡市の補助金を使っているというケースがあるようです。
長岡市は小学校における安全パトロール活動等に対して年間8万円弱の補助金を一つの小学校に対して支給しています。
最初の内は、そのお金を使ってパトロール棒やユニフォームなどを揃えたが、それらは毎年必要になるものでもないので、浮いたお金を防犯のために使う「メール連絡網」に投じようという考え方で費用をねん出しているという訳です。
これは、確かに有効な考え方です。
しかし、この補助金の制度がいつまでも続くとは限りませんから、もしも制度がなくなったら、お金はどうすれば良いの?という不安から、新規に導入を検討している小学校が、導入に二の足を踏んでしまっているのも、理解に難くないところであります。

私たちはいくつかの小学校の複数の関係者の方々とコンタクトを取り、それらの方々からいろいろとお話を聞かせていただく内、要するに問題は「お金」なのだということに気がつきました。

そこで、考え出したプランが本記事のタイトルにもなっております通り、小学校のメール連絡網の費用を当該地域の地元企業が支援するというものです。

小学校は緊急事態に備えてメール連絡網を導入したいと考えているが、お金がなくて導入できない…結果、一番困るのは誰あろう「子供たち」です。
そこで、地域の子供たちのため、地域の企業が導入費用を支援する。

小学校は、企業の社長自身あるいは社長の子どもが通った縁深い場所。
身近な存在である、その小学校の連絡網の費用を支援することは、地域における企業の社会貢献の形としてとても分かりやすいものと言えるのではないだろうか!?

小学校のサイトのTOPページには、企業の広告が掲載される。

公益性の高い小学校サイト上に特定の企業広告が掲載されるということについて、小学校側がどのように思うのか?少し不安な要素もあったが、ある小学校の教頭先生に確認してみたところ、「まったく問題ない」との回答でした。
小学校としても地域の企業との結び付きが強まることは願ってもないということらしい。

以前に各小学校のPTA会長を対象に実施したアンケートでは、ほとんどの方がメール連絡網導入に前向きであることが分かっているのだから、そうなりますと、保護者側、学校側双方がメール連絡網の導入を望んでいるということになり、ならば、私たちとしても、何が何でもこのプランを推進して行こうと思っている訳であります。

私たちは今、長岡市の商工会議所から協力を仰ぎたいと考え、具体的な行動に移っています。

私たちもできる限りのことをしますので、できるものならば、皆さんからもご協力いただきたい。
これは皆さんの子供さんたちのためのプロジェクトでもありますから、どうかご協力をお願いします。
このブログを閲覧いただいている皆さんの中で、自分の子どもが通う小学校に、どうにかしてメール連絡網を導入してもらいたいと考えておられる方は、このプロジェクトの応援スタッフとして協力してください。

子ども達の安全のため、小学校メール連絡網の導入を推進していきましょう。

応援スタッフを募集します。
共感いただける方は info@jmjp.jp 担当/笠井までご連絡ください。

「配信スタッフ」「特派員」募集

当NPO活動の中でも、もっとも重要な二つの仕事を手伝っていただけるスタッフを募集します。

●「配信スタッフ」
当NPOの基幹事業であるところの「不審者情報等メール配信事業」の最も重要な役割は、言うまでもなく「メール配信」の仕事です。

行政各機関から情報が提供されると、その通知が配信担当者の携帯電話届き、配信担当者はその場でPCを開いてメール配信を開始します。
また、最近では特派員の皆さんから提供される交通事故、渋滞などの情報に俊敏な対応を求められるようにもなりました。

責任の重い仕事ですが、とてもやり甲斐の大きい仕事です。
最初は失敗しても構いません。
なぜなら、それが「市民活動」なのですから。

重要な仕事に挑戦してみたいというチャレンジャー精神旺盛な方を募集しています。


●「特派員」
交通事故や火災、地域災害、不審者目撃などの情報を事務局まで知らせてくれる役割を担ってくれているのが「特派員」です。
現在の特派員数は69名になりましたが、100名を目標に増員を図っています。

特派員と言っても、特別な行動をお願いする訳ではなく、普通に暮らしている中でたまたま事案に遭遇した場合にのみ、事務局宛てに情報を提供してもらえば良いだけです。

皆さんの応募をお待ちしています。


問合せ・応募は
NPO法人 住民安全ネットワーク事務局
info@jmp.jp
0258-39-1656
担当/事務局長・笠井

2009年11月05日

新潟県犯罪のない安全で安心な町づくり推進会議

笠井です。

先日、「新潟県犯罪のない安全で安心な町づくり推進会議」が新潟県庁となりの自治会館で開かれ、
私はそこに、県内から選考された10名の委員の一人として参加してきた。

新潟大学の元教授を座長に、新潟県県民生活課課長の挨拶、新潟県警本部の方から犯罪発生状況などの説明があった後、県の職員の方から、前回立てた目標の達成状況などについて説明を受け、次いで今回立てた目標について説明が為され、それについて意見を求められた。

私は、委員のTOPを切って意見させていただきましたが、いくつか立てられた目標の内の一つについて、そもそもの目標の立て方、何を基準に目標が達成されたとするか、その基準としてどのような数値を持ってくるべきかについて、変更を求めました。

その後も各委員から様々な意見が出され、会議は二時間ほどで終了した。

2009年11月06日

「口は災いのもと」 myskip08年9月号

桑原です。
myskip08年9月号に掲載された私の記事を紹介させていただきます。


最近の娘は、ますますおしゃべりになってきている。
起きている時は、ほとんどしゃべっており、しゃべっていない時はというと、歌っているのである。
あまりにもしゃべってばかりなので、ジェスチャー付きで「お口にチャック」と娘に伝えたら、10秒と我慢できず、娘が倒れそうになってしまった。
サメは泳ぎ続けないと死んでしまうが、ユメはしゃべり続けないと生きられないようである。

先日、夜中に娘が突然起きだして、「おかあさん おかあさん どこ?」と泣き出した。
妻は娘の横で寝ていたので、起きて「お母さんは、ここにいるよ」と娘を抱きしめた。
抱きしめること数分、いきなり、娘は「おかあさんじゃない。おかあさんゆびはどこなの?」と意味不明にキレだした。
妻も訳がわらかず、自分のひとさし指を差し出して「お母さん指は、これだよ」と教えた。
娘は「そっか」とうなずいて、又、眠りについた。
一体娘が何を探していたのか、今でもわからない。

また、妻と娘と三人でお風呂に入ったときのこと。
娘に「夢のおっぱいはどんなおっぱい?」と聞いてみた。
娘の答えは「きれい」であった。
続けて私が「じゃ お母さんのおっぱいは?」と聞いてみると、
娘は少し考えた後に、天使の笑顔でこう言った。
「ふるい!」
想定外の答えに、妻も私も沈黙したままだった。

しばらくしてから妻は「古くしたのはあんたなんだけどね」と寂しそうに言うので、
私はフォローするつもりでこう言った。
「わびさびがあっていいじゃん」
もちろん、フォローは失敗した。

【学校にメール連絡網を】推進スタッフ募集

学校における電話連絡網はもはや機能停止状態。

子ども達の安全のため、小学校にメール連絡網の導入を働きかけていきましょう。

「自分の子どもの通う小学校にもメール連絡網の導入を」とお考えの保護者の皆さん、私たちに協力してくれませんか?

推進スタッフを募集します。
共感いただける方は info@jmjp.jp 担当/笠井までご連絡ください。

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【発表】「小学校&地元企業」連携プラン

2009年11月07日

あぁ、実がない!

そばの実が少ない。


茎もまるでモヤシのように細い。
だから実も少ない。
原因は種まきの際に密集して蒔き過ぎたため。
つい一生懸命になって、狭い場所に沢山の種を蒔き過ぎたのだ。
なかなか上手くいかないものだ。

せめて、そばとして食べる時には満足感を味わいたいものだ。
でも、いまさらそば道場に通うのも嫌だし、そうだ!おそば屋さんに行って、手打ちしている様子を見て来よう。そう思って行った先が、魚沼の弥三郎というそば屋さん。こちらのお店は注文を受けると一人前ずつ手打ちしてくれる。
そば粉のグラム数に応じた水を慎重に混ぜ、水をまんべんなく粉全体に行き渡らせたかと思うと、その後は「えっ!もう終わりなの」と、びっくりするくらいの手際で短時間で仕上げてしまう。そば粉を取り出してから約5分間くらいのだった。つなぎのない十割そば。

打ち立て、ゆで立てだけに、味は文句なし。

やり方はなんとなくわかった気がするなぁー。
見よう見まねでもしも本当に美味いそばができちゃったらどうしよう。

2009年11月08日

一声掛ける勇気

大手通りの交差点で信号待ちをしている目の不自由な男性。
手には「誰か手を貸してください」という札を持っている。

2メートル離れて高校生と思しき4名が信号待ちしている。
男性のほうをチラッと見るが、声を掛けようとせずに友達同士で話している。

学生の彼らはこれからの社会を背負って立って行く存在。
そういう彼らにこそ、障がい者への優しさを持ってもらいたい。
手を貸してあげればいいのに…。

自分が高校生だった頃を思い出してみる。
格好付けていたので、たぶん障がい者を助けようなどとは思わなかっただろう。

おそらく彼らもそうなのでは!?そんなふうに思えた。
本当は彼らも心の中では「助けてあげたい」と思っているのでは!?
だけど、友達もいるし、だから何となく恥ずかしいのでは!?
それで、「私でよければ、お手伝いしましょうか?というたった一言が言えないのでは!?
きっとそういうことなんじゃないかなぁ!?
自転車では走っていた私でしたが、その現場を通り過ぎようとした一瞬にそんなことを感じて、とっさに自転車を急停車した。
困っている人に声を掛けて助けてあげるところを彼らに見本を見せてあげよう、と思った。

自転車を停めて、歩いて男性に近寄り、敢えて高校生たちに聞こえるような大きな声で、男性に話しかけた。「どうかしましたか?何かお手伝いしましょうか?」

私はワイシャツのボタン3つはずしで着ている人相の悪い男で、周囲からはあまり良くない意味で「チョイ悪オヤジ風」と言われていますが、そんな男が人を助けている姿は、高校生にとってはちょいとインパクトあるんじゃない!?
「人助けって格好悪いことじゃない」、彼らのような若者には、まずそう思ってもらうことが先決だ。
チョイ悪オヤジの人助けの様子を多少でも覚えておいてくれれば、今後彼らが同じような場面に遭遇した時、一声掛ける、ほんのちょっとした勇気を出してくれるのではないだろうか。

そんなふうに思いたいので、チョイ悪オヤジは、今後も進んで人助けをしていきたいと思うのでありました。

2009年11月09日

デジカメ寄贈プログラム

当NPOのサポート企業である「アイセイPCトレーニングセンター」様より10台の中古デジカメを寄付いただきました。

そこで、寄贈プログラムを立ち上げることとしました。

寄贈対象は長岡市内のNPOなどの市民活動団体(法人格の有無は不問)とさせていただきます。

申込はメールで
・団体名
・団体代表者名
・電話番号
・メールアドレス
・どんなふうに使いたい?
などをご記入の上、info@jmjp.jp 担当/笠井までお申し込みください。

締切:11/30(月)


2009年11月10日

特派員は70名に

本日、福戸小学校区の方より特派員に加わっていただくことになりましたので、これで特派員の合計は70名になりました。

引き続き特派員を募集しています。
募集は全学区を対象にしていますが、下記学区には未だ一人の特派員も存在していませんので、特にお願いします。

全ての学区にまんべんなく特派員が配置され、いざ災害時には各地の情報が速やかに寄せられる態勢作りをしていきたいと考えています。

【記】
[旧市エリア]
・宮本小
・山谷沢小
・六日市小
・前川小
・日吉小
・十日町小
・新組小
・才津小
・柿小
・桂小
[新市エリア]
ほとんどの学区

●特派員登録申し込みは info@jmjp.jp まで。

2009年11月12日

ブログに二人の新メンバー

当ブログの投稿者として新たにお二人のメンバーが加わることになりました。

お一人目は、中国古典研究者の田中哲雄さん。
中国古典は人間学の宝庫ですから、田中さんの記事を読んで、きっと皆さんも中国古典から不思議な力をもらうことができるでしょう。

お二人目は、食育を研究しておられる虹の輪交流会の荒木千賀子さん。
様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること。

子育て世代に参考になる記事をたくさん書いていただけることでしょう。

皆さんのほうからも、お二人にコメントを寄せてあげてください。

2009年11月13日

表彰されました。

当団体の活動における現場のリーダー的存在の谷井さん。
彼は、昨年起きた「小学校におけるイノシシ捕り物劇」の主役。
ハンターでもある彼がたまたま現場近くを通りかかった時の出来事だった。

大人に大ケガを負わせるほどの大きな牙を持つ凶暴な獣相手に、やむを得ずナイフを使用したため、学校にはイノシシの血が流れるなど、一時は周辺を騒然とさせる大捕り物劇の末、パニック状態で大暴れしていた獣は彼によって取り押さえられた。

彼がいくら獣扱いに慣れていたとは言え、少し誤れば、太腿の大動脈をその牙によって引き裂かれ一命を落としていたかもしれない状況で、まさに身体を張り命を賭けて子ども達を守った彼の勇敢さは称えられて当然のことだと思ったのだが、実際には、、、
「子ども達の命を守ってくれてありがとう」と本来は真っ先にお礼を言ってきてもらいたかった学校側からは、しばらくの間 電話の一本もなく、何ヵ月も後になってお礼の訪問があったということらしく、その上、逆に、「イノシシを虐待した」とかの誹謗中傷のメールが心ない市民から送られてくる始末。
お礼を言ってもらいたくてしたことではないと言う彼だったが、命を賭しての行いに対して、この扱いはあまりにもおかしくはないだろうか!?と、私は淋しく思っておりました。

その事件から約一年が経とうとしていた先月末、彼を表彰したいとの連絡が長岡市からあり、下の写真と相成りました。

賞状を持っているのが彼で、お隣は長岡市危機管理防災本部の監理官です。

これで彼も僅かながら報われた気がしたことでしょう。ようやく×3…です。

しかし、、、これで良しとしてしまって良いのだろうか!?

今年もまたイノシシ出没の季節を迎えている。
また同じようなことがあった時に、彼はどうするだろうか?
誰からも大して誉められないのに、誹謗中傷され嫌な思いをしたのに、それでも、また、子供たちのために勇気を奮い立たせて、命を賭して獣に立ち向かって行けるだろうか?

命を賭けることなど、簡単にはできることではない。
そこに「思い」がなければできるものではない。
「たとえ自分の命を犠牲にしても子ども達を守りたい」という強い思いが。

お礼を言われるどころか誹謗中傷メールを送られてしまった「やり切れなさ」から、彼がその「思い」を失ってしまっていても何の不思議もない状況だった。
今回の表彰は、それを打開するのにいったいどれほどの効果があったのか!?それは彼にしか分からない。

彼が、まだその「思い」を持ち続けてくれていることを祈るのみです。

勇気を奮い立たせ身体を張り命を賭して子ども達を守ってくれる人が、彼の他にも大勢現われてくれるようになれば、世の中も少しは安全になっていくのだろうが、「お礼もない」「誹謗中傷される」「表彰は一年も経ってから」…こんな状況で、安全への「思い」が社会に醸成されていくとは、あまり考えられない。

これで良いのだろうか?

情報配信運用方針の変更について

従来、不審者情報については、警察より情報提供を受けた後にすぐに会員全員に向けて一斉配信していましたが、
全員への一斉配信は情報を受けた直後には行わず、その日の夕方以降に行うことに方針を変更いたしました。
ただし、現場周辺の学区にはすぐに配信します。

繰り返します。
不審者情報が発生したら、まず現場周辺の学区にのみメール配信します。
全体へのメール配信はその日の夕方以降に実行します。
なお、全体一斉配信の際には、一日の注目記事いくつかとまとめて送ることとします。

「交通事故」「火災」などの場合も原則として上記と同様に扱いますが、
ただし、規模が重大な場合、緊急性が高いと認められた場合についてはすぐに全体に向けて一斉配信します。

単独情報でも、常に全体への一斉配信対象となるのは、震度3以上の地震等災害情報のみということになります。

以上、少々ややっこしい説明となってしまいましたが、ご理解いただけましたでしょうか?


2009年11月14日

「子どもはかぜの子」myskip 08年10月号

桑原です。

娘は、妻の実家である熱海で産まれた。
私は、仕事もあったので、陣痛が始まったら駆けつけるということにしていた。
予定日の三日前に、妻から「陣痛が始まったから来て!」と連絡があった。
その時、私はインフルエンザのまっさかりであった。
妻にそう伝えると、妻の態度は豹変し「絶対に来るな!」(風邪がうつるので)とのことだった。
それから、数時間後、「産まれました」と写メールが届いた。
初めて見る娘は泣いていたけど、僕も頭に冷えピタを張ったまま、ベットの上で、違った意味で泣いていた。
人生最悪であり、人生最高の一日であった。

娘の出生には、そんな秘密があるからなのかはわからないが、娘はめったなことで風邪をひかない。
娘が通う幼稚園では風邪が流行し、娘の友達の多くが、幼稚園を休んでいた。
「ゆめもかぜひきたい」と大泣きをした。
友達が風邪を引いていることがうらやましいかったようだ。
結局、娘は、風邪をひくために、夜までパンツ一丁で過ごしたのである。

翌日は、僕たち夫婦の結婚記念日で、ケーキを買って食べようということになった。
娘に「風邪をひいたらケーキ食べれないね」と言うと、「くちはうごかせるからたべられる」という。
「友達の家にも遊びにもいけないね」と言うと、「あしはうごかせるからいける」と娘は答える。

なんとも悪知恵、サル知恵の働く娘である。「バカは風邪引かない」と言うが、娘は馬鹿ではない。
ただ「アホ」なのである。世界のナベアツのように、三才になので「アホ」になっているようだ。

2009年11月15日

インフル情報の誤掲載について

11月16日措置予定の新型インフルエンザ情報について、一部誤記載がありました。

(誤)神田小学校1年生 → (正)神田小学校4年生

「4年生」を「1年生」と記載してしまったというミスです。

すると、神田小学校保護者の数名の方から間違いを指摘するメールが届きました。
ありがとうございました。
また、長岡市教育委員会のほうにも、同様に苦情の電話が何本か入ったとのことです。
市教委側にはミスはなく、単純な私どものミスです。申し訳ございませんでした。

1文字でも間違いは間違い。
今後はこのようなことのないように注意には注意を払っていかねばならないと感じています。

皆さんのほうにも、「情報は正しく伝えられて当たり前」という思いがあるのだろう。
間違いのない時は特別に反応はありませんが、わずかでもミスがあると途端に反応が上がってくる。
これは、皆さんが私たちの発信する情報を頼りにしてもらっている証拠ですね。
ありがとうございます。
気を引き締め直します。

情報の誤記載が発生した原因としては...
・提供されてきた情報がFAXだったこと。
FAX文書を見ながら手作業で入力するという作業になるため、そこに間違いが発生してしまったということでした。
メール情報ならコピー&ペーストで張替えることができるので、間違いは起こらないのですが…。

とにかく今後は気を付けます。

2009年11月17日

PRのタイミング

仕事で小中学校にコンピュータ関連のアドバイスしておられる方より次のようなご意見をいただきました。

…………
学校側から携帯による連絡網と言うものは有るのでしょうか?と質問をどの学校からも受けます???
なぜでしょう。学校の校長先生、教頭先生、情報担当の先生はこのシステムを知らないのでしょうか?PRが不足?
取りあえず各学校に携帯用のHPを開設し、携帯による情報の配信の有効、便利さを知ってもらおうとしているところです。ちょうどインフルエンザ関連の情報が必要なこともあり、有効性を感じてもらっているところです。
問題は、お金と、忙しい先生の誰が管理するか・・・だと思います。
是非当システムを必要を感じている、各学校の先生・PTAの方へ、再PRをしていただけると助かります。今がちょうど良いタイミングです。
…………

学校と接点を持つほどに、
「携帯メール連絡網の必要性」と「教職員の皆さんの忙しさ」を痛感しておられるようです。

学校側が必要性を感じているのに、どのように準備すれば良いのか分からずにいるのだとすれば、PR不足なのでは!?というご指摘は全くその通りだと思います。
ましてや、私たちは、学校におけるメール連絡網の有効性を検証する事業を市教委から請けているいる立場ですから、有効性をもっと広くPRしていかねばなりませんでした。
その反省に立って、早速、PR活動を開始したいと思います。

11月市政勉強会2

●テーマ:「親が子供に何をしたか ~子を加害者にしないために~」

●講師:中島小学校の元校長・覚張先生

心理学に基づいた(心理学も様々な種類がありますが)お話しを頂く予定です。

●日時:11月21日(土)19:00より
●会場:神明公民館(長岡市信濃2-14-21 地図

※この勉強会は長岡市議の関貴志さんとの共催です。関議員への支持とは何ら関係ありません。どなたでも自由に参加できます。

2009年11月18日

そば打ち体験させてもらいました

笠井です。

ユニバーサル農園芸の活動で、そばを収穫しましたので、その内そばを打ってみたいなぁを思っていた先日、魚沼の手打ちそば店に寄ったところ、たまたまその翌日に今朝白で行われるイベントでそのそば店がそば打ち体験をさせてくれるとのこと。

翌日行ってみると、イベントは原信今朝白店さん向かいの東亜マッチさんが行っていました。

さっそくお邪魔してそば打ち体験をさせてもらうことにしました。

前日お店に寄った時に見たばかりのまだ記憶に新しい中だったので、見よう見まねで始める。
ボールに粉、それに水を入れ、最初は割りばしで軽く混ぜ、その後は両手を独特な手つきで使ってこねていく。

その内、勉強会仲間のSさん(仲間と言ってもかなり年上の方です)が登場。
明らかに私よりたどたどしい手つきで(この方を知っている人は決して言わないでね)そば打ちを始めた。

↓の写真は、そばを切っているところ。

そばゆではご主人に任せて、出来上がったそばを美味しくいただきました。

味はもちろんVeryGood

収穫したそばのほうも、この調子で打てる気がしてきました。

2009年11月19日

商工会議所でプレゼン

小学校が携帯メール連絡網を導入する際の問題点の一つである「お金」の問題について以前に、【発表】「小学校&地元企業」連携プランを本ブログに掲載しました。

さて先日、商工会議所の専務理事を訪ねて相談してまいりました。

結論から言いますと、
「小学校を中心として地域の企業たちがネットワークを作るというアイディアは非常に面白い」と賛同していただくことができました。
さらには、
「月5,000円程度であれば、一社で十分に負担できる範囲だろうが、そこを敢えて一社とせず多くの企業を絡めることによって、一つ一つの地域に作る小学校&企業のネットワークをできるだけ大きな輪にするようにしてはどうだろうか」と、逆に提案を受けるほどでした。

地域における小学校と企業のネットワーク...ありそうでなかった輪...もしかすると全国初の試みとなるのかもしれない!?

今月30日、商工会議所の会員の会合のようなものがあるとのことで、そこで多少お時間をいただいて、プレゼンをさせてもらえることになりました。

その結果は、また皆さんにご報告させていただきたいと思います。

2009年11月20日

政府紙幣と兌換紙幣

高木です、
先日仲間と飲んでいて面白い話が出ました。

お金にまつわる話で政府紙幣と兌換紙幣の違いを知っている?
と投げかけられ皆「う~~ん」と・・・


政府紙幣
 ↓

以下、ウイキペディアより
紙幣(しへい)とは、広義には、公的権力(主に国家)により通貨として強制通用することが認められている紙片である。政府の発行する政府紙幣と銀行(中央銀行など)の発行する銀行券があるが、狭義には前者のみを指す。特定地域だけで通用する地域紙幣(地域通貨)が発行されることもある。現在の多くの国では中央銀行の発行する銀行券が一般的であるが、シンガポールなどでは政府紙幣を発行している場合がある。現在多くの先進国の中央銀行が完全な国家機関ではなく、民間企業の投資などで出来ていることから、中央銀行のありかたを疑問視する考え方が最近世界中で起きている。そのため代替案としての政府紙幣、地域通貨なども再び脚光を浴びはじめている。

現在の日本では、政府紙幣は存在しないが、日本銀行が開業するまでは政府紙幣が発行されたほか、大正時代や昭和時代には小額銀貨の代用としての銭単位の低額の政府紙幣が発行されたこともある。法令用語としての「紙幣」は専ら政府紙幣を指し、銀行券は含まないが、日常用語としては、日本銀行券を指して紙幣と呼ぶ。

以下、特に断りのない限り「紙幣」とは狭義の「政府紙幣」ではなく、広義の紙幣を意味するものとする。

兌換紙幣(お札のちょうど真ん中あたりに此券引き換えに金貨拾円と・・・)とあります、


インターネットより
   ↓
≪兌換紙幣(だかんしへい)≫

日本の貨幣制度は、明治時代に入って大きな変革期を迎えました。金属貨幣にかわって紙幣が通貨の主役となったのです。

◆太政官札の発行

1868(明治元)年、明治政府は太政官札(だじょうかんさつ)を発行しました。

太政官札は、政府が発行した初めての紙幣です。江戸時代には、各藩が藩札(はんさつ)という形で紙幣を発行していたのですが、幕府が発行した藩札はなく、その流通は地方に限定されていました。

◆金本位制の採用と円の制定

1871(明治4)年、明治政府は新貨条例(しんかじょうれい)を公布しました。これにより、金本位制が採用されましたが、金貨不足から銀貨の利用が続きました。

金本位制とは、金を本位貨幣(通貨価値の基準)とする制度です。中央銀行が、発行した紙幣と同額の金を常時保管して、兌換(だかん:金と紙幣とを引き換えること)を保証するというものです。このように、発行者の信用で、同額の金貨や銀貨に交換することを約束した紙幣のことを兌換紙幣といいます。
※ちなみに、銀を本位貨幣とする制度を銀本位制(ぎんほんいせい)と呼んでいます。

また、通貨単位として「円(えん)」を制定し、1円を金1.5gと定めました。1円より小さな単位には「銭(せん)」、「厘(りん)」を使い、1円=100銭、1銭=10厘と取り決めました。
※1953(昭和28)年に通貨単位の「銭」「厘」は廃止されました。しかし、債券や為替取引の世界では、1円未満の表記に引き続き「銭」という単位を使っています。

◆兌換紙幣の発行

1882(明治15)年には日本銀行が設立され、1884(明治17)年には日本銀行兌換銀券の発行を定める兌換銀行券条例(だかんぎんこうけんじょうれい)が公布されました。

1885(明治18)年には、日本銀行が日本銀行兌換銀券を発行しました。これは、政府が同額の銀貨と交換することを保証した兌換紙幣です。

◆金本位制の確定

1897(明治30)年になると、明治政府は、金のみを本位貨幣(通貨価値の基準)とする貨幣法(かへいほう)を公布し、金本位制が確立しました。また、1円を金0.75gと定めました。

1899(明治32)年には、日本銀行が日本銀行兌換券を発行しました。これは、政府が同額の金貨と交換することを保証した兌換紙幣です。

その後、1931(昭和6)年12月の金貨兌換停止により、金本位制は終幕を迎えました。


2009年11月21日

雪が欲しい

高木です。

昨日、仕事がてら南魚沼方面へ出かけました。

山々は紅葉時期を少し過ぎたのですがところどころにきれいな風景が見られます。

以前は今頃(11月中旬過ぎ)になれば南魚沼地方のスキー場は雪に覆われていたと思います。

ところが最近は約一か月遅いですね、

まだまだ、雪の風景は見られそうにもありません。

それぞれのスキー場も早く来い来い「雪・雪・雪」でしょうね。

来月の後半には白い将軍が来ることでしょう。



後ろの白いゲレンデが見えるところは湯沢高原です、やはり標高が高いところは少し雪があります。


雪国

高木です。

先月、ある会合で有名な旅館に宿泊しました。

「雪国」は
ノーベル文学賞を受賞した川端康成先生の有名な小説で、
ここの旅館に宿泊して執筆したようです。


この部屋が執筆された部屋だそうです。
昭和30年ころ、昔ですが、「火鉢」一つで暖を取っていたんですね。

3年もかけて書いていたようです、私のような鈍才には考えられません。


2009年11月22日

「子どもが生まれました」myskip08年12月号

桑原です。
08年12月号のMyskipの子育て奮闘記のコーナーに掲載した記事です。

11月2日に二人目の子どもが産まれました。おかげさまで母子ともに健康です。
長女の夢が産まれたときは、インフルエンザで立ち会えないという人生最大の失態を犯した私ですが、今回は、長岡での出産だったので、妻の陣痛が始まった時に、付き添うことができました。
 病院に到着し陣痛室で、苦しむ妻をみて、その痛みを少しでもやわらげようと、桑原望のとっておきの面白い話を連発しました。しかし、妻は笑うと痛むらしく、鼻の穴をピクピクさせながら、「笑わせるな・・・」とブチ切れました。ところが、妻を笑わせないで話しかけることが出来ません。私は励ますつもりが無口になってしまいました。
しばらくすると、妻が検査のために、別室に行きました。その間に、私はトイレに行ってきたのですが、妻は検査に行ったきりいつまでたっても帰ってきません。しばらくすると、分娩室から、妻とは思えない声が聞こえ、それから助産師さんが「おめでとうございます。元気な女の子です」と知らせてくれました。結局、冗談を言って妻に怒られ、妻の背中を一回もさすることもなく、さらに、出産前の妻にかけた最後の言葉が「俺、うんこしてくるよ」。本当に私はなんのために、病院に行ったのでしょうか。
で、子育て奮闘記の主人公である長女の夢はといいますと、どういうわけだか、「ゆめはおにいちゃんになる!」と、張り切っております。

2009年11月23日

ジョブコーチセミナーin新潟

笠井です。

皆さん、ジョブコーチってご存知ですか?

ネットで調べると、↓こんなふうに出てきます。
…………
ジョブコーチとは、障がい者が職場に適応できるように援助する人のことで、障がい者職業カウンセラーが策定した支援計画に基づき、職場に出向いて直接支援を行います。
支援機関は、標準的には2~4ヶ月。支援は永続的に実施されるものではなく、ジョブコーチによる支援を通じて適切な支援方法を職場の上司や同僚に伝えることにより、事業所による支援体制の整備を促進し、障害者の職場定着を図ることを目的としています。
…………

高等部を卒業して企業に就職できなかった障がい者たちは、福祉作業所(※今はこういう言い方をしませんが、従来の言い方のほうが分かりやすいので、敢えてこのまま表現します)に空きが運良くあれば、そこへ入れてもらうことができる訳ですが、問題なのは、障がい者の親の多くがこの段階で安心してしまい、福祉作業所の職員任せになってしまっているということです。

福祉作業所とは言わば障がい者の職業訓練校のようなものなので、障がい者たちからは、そこで仕事に対する姿勢や技術を学んでもらい、どんどん企業に就職していってもらわねば困る。
それがなければ、施設はすぐに定員オーバー状態になって、新しい希望者を受け入れることができなくなってしまう。

ところが、障がいの子の親の中には「福祉作業所は自分の子の居場所」と勘違いしている人が多いため、障がい者の企業への就職は一向に進まず、結局、次の世代の障がい者達が行き場を失う状況になっている。(もちろん原因は親の問題一つではなく、企業側にも施設側にもあるが)

上の写真は、新潟市福祉総合会館で行われたジョブコーチセミナーの様子です

ジョブコーチは障がい者を企業へ就職させるためのキーマン的存在だから、本来なら親自身がジョブコーチとならねばならないはず。
ところが、私の見る限り、参加者のほとんどは福祉施設の関係者でした。

障がいの子の親の皆さん、私たち(私も障がい者の親なので)こそ、こういう場に積極的に参加するべきなのではないでしょうか!?

福祉施設の職員に任せっきりではいけません。

子どもの自立を支援する責任は第一に親にあるのですから…。


2009年11月24日

マルコフ・チェーンで人間関係づくり?

skymaxです。

先日、自分の娘、息子と話をしていて驚いたことがあります。
同じクラスにもかかわらず、全く挨拶も話もしない人が、かなりいるようなのです。
もうクラス替えから半年以上経ちました。
仲の良い人のグループ内だけで親しくするのは、ある程度やむを得ないことだと思います。しかし、それも程度問題です。
クラス替えなどで親しい友人と別れ、新しいクラスに馴染めないことが、不登校の一因ではないでしょうか?

昔話になりますが、私の通ってきた小中学校では、当時は不登校はありませんでした。
今はかなりの不登校の子供がいます。
時代が違うのでしょうか?
子供の通う学校のPTAの集まりでも、不登校の児童・生徒の問題が話し合われたことを見たことがありません(私が話を切り出したことはありますが)。

他人のことにはあまり干渉しない…確かにそれは正しいと思いますが、クラスメイトはそれほど他人ではないと思います。

具体的にはどうするか?
…実は私にもよくわかりません。
ただ、私はまず挨拶から人間関係が始まると思っています。
まずは挨拶をすることから始めたらどうかと、子供たちに提案しました。

そこで挨拶をしないと、どうなるか…子供に数学的に説明してみました。

高校の数学で習うベクトル・行列がこの手の予測には向いています。
その行列の応用でマルコフ・チェーンで小中学生にもわかるように考えてみました。

マルコフ・チェーンの基本的な考え方は、同じようなことを繰り返すプロセスで、各現象の起こる確率は、その直前の状態のみによって決まるというものです。
実際の世の中ではマーケット・シェアの予測などに使われています。

今回はこれを学校のクラス替えにあてはめて、『友達づくり』について考えてみたいと思います。

ところが、私は携帯からこのブログを投稿しています。
そのため、行列式の入力・表示がままなりません。

小中学生にもわかるという意味からも、行列式は使わないで書きますので、多少ごちゃごちゃする点をお許しください。

まず、計算を簡略化するために、前提を極端にシンプルにしました。

娘のクラスを例にお話します。

クラスメイトを二種類に分けます。

�一方のグループを娘の友達の集団(A)。
もう一方は娘に無関心で、友達ではない集団(B)です。

�友情行為は『挨拶を交わす』ことのみとし、お互いに『挨拶を交わす』関係を『友人』とします。

�挨拶は娘の友人かどうかに関わらず、ある程度の割合で交わされているものとします。

�Aは娘からの挨拶に対し、9割の生徒が返事をするが、1割の生徒は無視するとします。

�Bは娘からの挨拶に対し、1割の生徒が返事をするが、9割の生徒は無視するとします。

�娘に挨拶を返した生徒はA集団に帰属(友人)とし、挨拶を返さない生徒はB集団(友人ではない)とみなします。


このような前提で、どの位の生徒が娘からの挨拶に応えて友人になり(A)、どの位の生徒が友人ではなくなる(B)か計算してみます。
この状態を行列式に書き、推移行列を求めてみます。
推移行列によってのみ、友人のシェアは決まるからです。
ここで行列式を展開しなければいけませんが、いきなり省略して推移行列を解いてみます。

均衡シェアをX∞とすると、下記の式で表されます。
X∞=0.9X∞-0.1X∞(1-X∞)
これを解くと、

X∞=0.5となってしまうのです。

つまりクラスの中で挨拶を交わす友人集団Aは5割どまりということです。

もちろん、これは極端な結果で実際にはもっと複雑な要因がからみあいます。

数値計算のモデルはある条件な仮定のもとで未来を予測するだけです。

しかし、単純な挨拶でも、ただ繰り返すだけでこのような結果になってしまうことがわかります。

ではどうやってこの予測を覆すか?

それは『友人をつくる努力をしなければならない』…という当たり前の結論に行き着きます。

もちろん、挨拶だけが友情行為ではありません。

ただこの計算は何もしなければ、均衡シェアにおちついたクラスが生まれることを教えてくれています。

方法は色々あります。
大切なことは、何もしなければ均衡シェアに落ち着く可能性があり、そのシェアからはみ出してしまった生徒が出る可能性があるということです。

伝習会(第一回)

田中哲雄です。
中国古典を研究しています。

【吾(われ)、日(ひ)に吾(わが)身(み)を三省(さんせい)す】……論語(ろんご)(学而(がくじ)第一(だいいち))
(訳…私は、毎日三つのことを反省して自らを戒め、向上するように努力している)
~ 三省(さんせい)(三つの反省)とは次のことをいいます。
1.【人(ひと)の為(ため)に謀(はか)りて忠(ちゅう)ならざるか】(人から相談された時、真心を持って誠実に対応したか)
2.【朋友(ほうゆう)と交(まじ)わりて信(しん)ならざるか】(友人と交際中に、信義を欠くようなことはなかったか)
3.【習(なら)わざるを伝(つた)えしか】(一寸勉強して、知ったか振りをして人に教えなかったか)

この【習(なら)わざるを伝(つた)えしか】こそ、私に忠告しているようです。反省!!
私は、この【吾(われ)、日(ひ)に吾(わが)身(み)を三省(さんせい)す】という言葉は、社会人とってとても大切な箴言(しんげん)故事(こじ)だと思っております。
いくつになっても、【反省の心】と、【素直な気持ち】を持ち続けたいものです。これこそ人格向上の根源である、と言っても決して過言ではありません。誰しも、自分は【良い習慣】をしていると思っていても、知らず知らずのうちに、【悪い習慣】になっていないとも限りません。
そこに人が注意してくれた時、いかに【反省】と【素直】の気持ちになれるかです。【悪い習慣】になっているということは、【素】が曲がっているということで、その【素】を真っ【直】ぐに戻す事が、【素直】ということです。
習慣には【良い習慣】と【悪い習慣】がある。【良い習慣】は天子であり、【悪い習慣】は化け物である、とシェックスピアが説いてます。
さて、当会の「伝習会(でんしゅうかい)」の名称も、中国の故事を習い伝えていこう、という趣旨で、この【習(なら)わざるを伝(つた)えしか】から名付けました。
また、【三省堂(さんせいどう)】の名称もここが出典です。~

2009年11月25日

改めまして「私たちの活動姿勢」

インフルエンザの関係で、ここのところ通常より情報が多くなっています。
すると、途端に退会申し入れが数名から届きます。
理由を書き添えるようにしてもらっているのですが、「情報が多すぎ」とか「受信料がかかる」とか言うものがほとんどで、しかも入会の若い13000番台、14000番台の会員ばかりです。

新型インフルの感染が広がっている状況を発信する必要があるから、メール発信しているのであって、、、発信するべき情報があるからただそれを発信しているだけのことなのに、それについて「情報が多すぎる」とか言われても正直なところ困ってしまうのです。

会員増加に伴い、比較的新しい会員の中には、当方の活動の意義を誤解されておられる方がいらっしゃるようなので、改めて当方の活動姿勢を表明しておきます。

…………
住民安全ネットワークジャパンは、創設以来これまで、「不審者情報」をはじめ、「災害情報」や「気象情報」、「道路情報」、「その他の情報」など、〔安全〕に関わるあらゆる情報の配信を行ってきました。

ところが、このところ「自分に関係のある情報は欲しいが、その他の情報は要らない」という要望が多く寄せられるようになり、私たちは受信会員の皆さんが使いやすいようにと、情報をある程度選別して受信できるよう最大限工夫を施しました。

しかし、本当に私たちが“理念”として活動の根幹としているのは、必要な情報だけを受信出来る「便利なネットワークづくり」ではなく、いざという時、『すべての人をつなぐことの出来る大きなネットワークづくり』なのです。

個々が、ただ必要な情報だけを受信していたら、いざという時みんなをつなぐネットワークにはなり得ません。
普段は「不審者情報」しか要らない人も、「道路情報」しか興味のない人も、いざ緊急事態が起きた時には、『すべての人がつながるネットワーク』。 このようなネットワーク作りを推進していきたいと私たちは考えます。

「地区別受信機能」によって、多少は便利に受信できるようになりますが、皆さんにとって本当に意味深いのは、いざという時、『すべての人をつなぐことの出来る大きなネットワーク』だということをどうか忘れないで下さい。

私たちはこれからも、すべての人がつながるネットワークづくりを実現するため、〔安全〕に関わるあらゆる情報を配信していきます。

時々求めていない情報、興味のない情報が入ってきても、少しくらいは我慢して下さい。
それは“みんなをつなぐ大きなネットワーク”の中にいる確かな証拠なのですから。

皆さん自身や皆さんの家族のため、地域みんなのために、力を合せていきましょう!

●情報網を広げよう
●サポーターズ会員募集

2009年11月26日

「米百俵ネット」にリンク

長岡市の学校関係者が頻繁に閲覧しているサイト「長岡市学習情報ネットワーク・米百俵ネット」( http://www.kome100.ne.jp/main/ )に当NPOへのリンクが張られました。

お知らせまで。

はくさい

笠井です。

農業に障がい者の就労の場を作る試みを行っているUNEの活動で収穫した白菜です。
実においしそうで立派な白菜がたくさん採れました。

鍋の時期に、白菜はうれしいです。
白菜と豚肉だけの簡単な鍋がおススメ。
ポン酢で食べるととてもおいしいです。

2009年11月27日

マクドナラナイデ

笠井です。

昨日、友人とお酒を飲んだ後、話しながら歩いていたのですが、ほんのちょっとした行き違いから友人が声を荒げる事態になってしまった。

うーーん、まずいなぁ、、、とりあえずごまかすためにコーヒーでも飲みたいなぁ、、、すると、そこにちょうど「マクドナルド」があった。そこで、
「まぁまぁ、そう怒鳴らずに、コーヒーでも飲もうよ、そこの"マクドナラナイデ" で」
「えっ、何?」と友人から聞き返されちゃったので、恐る恐るもう一度「マクドナラナイデ で」…すると、怒っていた友人がブッと吹き出して、笑い始めた。

はぁー、良かった。
我ながらナイスギャグじゃね!?

地域交流会のお知らせ

今年の4月から長岡緑地環境協同組合・ユニバーサル農園芸えちご主催で『障害者の農業分野での就労、雇用を考える』ことを目的に、農園芸活動を地域の皆さんと障がい児・者関係団体の皆さんと一緒になって行ないました。
作業をしているときは話をする時間があまりありませんでしたが、1年間の労をねぎらい、畑の恵みに感謝しつつ、みんなで味わい、交流を深めませんか。
 
作業に参加していない方も、食べるだけ!という人も大歓迎です。

日時:平成21年12月5日(土)午前10時から午後3時
※途中からでも、早めに帰っても構いません。

内容:そば打ち、うどん打ち(うどんは9月にもやりましたが大好評でした)
※畑の収穫物を使った料理(さつまいも、落花生や白菜など)
会食のあと、みんなで畑の作業の1年間を振り返りたいと思います。

参加費:600円

会場:ワークセンター千秋1階・多目的ホール(長岡市千秋2丁目221番地14)福祉の駅 千秋

誰でも参加できて、それぞれのペースで行なうことをモットーに活動してきました。
今回ご案内の交流会も皆さんのペースで、途中からでも、早めに帰っても構いません。

●お問合せ
NPO法人 住民安全ネットワークジャパン事務局
info@jmjp.jp
0258-39-1656

2009年11月28日

ありがとうメールに、こちらこそありがとう。

笠井です。
ある会員さんから激励メールをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

…………
いつも貴重な情報をありがとうございます。
インフルエンザや不審者情報だけでなく、地域の情報があり本当に助かっています。
我が家には小学生の障害児がいます。
いつも携帯は離さす、何かあったらすぐ行動できるようにしていますが、そちらからの情報はお守りのように見ています。
管理は大変ですよね。頭が下がる気持ちですよ。
苦情を言う人は目立ちますよね。
私の友達はみんなありがたがっている事を伝えたくて✉しました。
管理人の笠井さんにも特別なお子様がいらっしゃるとか?
どこかで、つながる日があるかもしれませんね。
活動に感謝✉です。
…………

2009年11月29日

「次女の名前」 Myskip09年1月号

桑原です。
Myskip09年1月号に掲載された私の記事です。

次女には、「結(ゆい)」と名付けました。結とは、集落において協力しあう共同作業のことで、人々を結びつけ助け合う人間になって欲しいと願い、命名しました。
 名前は、魔法のように、その人の人生に影響を与えると思っています。
妻の「美雪」はその名の通り、雪とは無縁な熱海から嫁いできました。
長女の「夢」は、水害と地震をお腹の中で経験し、豪雪の中、生まれてきました。親馬鹿ですが、この「子育て奮闘記」を通じて、少しは夢を与えてくれたと思っております。
きっと「結」も、人と人とのかけはしになってくれることでしょう。
 全く余談ですが、私の母は「敏子」という名前ですが、私は中学まで母の名前を「梅子」と書いていました。「梅子」とは、一体誰でしょうか?
父の名は「博」ですが、点を打つ場所が今も微妙にわかりません。
このように、私は漢字を書くのがかなり苦手です。長女の「夢」の出生届を提出する時も、「夢」と書こうと思ったのですが、何だか、微妙に違う字になりました。
窓口で出生届を見せて、「これってゆめと読みませんよね?」と聞いてみると、「そうですね、普通読みませんね」「どくって読みますね・・・。」
なんというミステイクでしょう。私が書いたのは「毒」という字だったのです。
「夢」とは全く逆な名前です。
慌てて、書き直し、結局、携帯電話で文字を確認して、無事に提出することができました。
一度、出生届を提出すると、改名は大変だそうです。皆さんも提出の際はご注意を!

2009年11月30日

障がいについて、もっとご意見を

11月23日の記事「ジョブコーチin新潟」に会員Aさんから意見が寄せられました。

…………
親自身がジョブコーチになることが現在の会社企業の状態だと、厳しいです。
あくまで、一般就職し、自立させるためには、親自身が側について研修ないし就業務支援は、させることはないということらしいです。
会社の言い分も、解ります…何処も、収益を上げなければやりませんし、厳しいのは、解ります。
ですが、時々、胸が締め付けられるように、切なくなります。
障害を持たれたこの子達(年齢的には、けっこう歳上の方?)は、いったい 将来どうなるのかなあ~と。
10年20年…ずっと親の手に引かれて歩く訳にはいかないんですよね。
やはり、切なくなります。
(-_-;) 私個人の意見では、変わらないのかもしれないのですが、企業の考え方、親自身の考え方、社会の考え方様々なところが変えていかないと、"共存"して生活していけないかな~と思っています。だって、彼らには、すばらしい才能だったり、個性を持っているんですもの。
…………

笠井です。
ご意見ありがとうございました。
障がいを持つ子の親として、お礼を申します。

障がいに関して遠慮せず、もっともっと意見を言ってください。

そして、障がいの子を持つ親たちに、どんどん刺激を与えてください。

ジョブコーチとしてであれ、何であれ、とにかく親たちがキーマンのはず。
障がいの子ども達の将来を変えていける唯一の存在は、当事者であり、障がいの子の最大のサポーターである親たちのはずなのですが、私の見る限り、彼らは何とも悠長で大人しい方が多いです。

ですので、皆さんから忌憚ない意見を聞かせていただきたい。
それがたとえ、私たちにとってショッキングな意見であろうとも、遠慮なく言っていただきたい。

障がいの子を持つ親たちに、どんどん刺激を与えてもらいたいと思います。

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