桑原です。
08年12月号のMyskipの子育て奮闘記のコーナーに掲載した記事です。
11月2日に二人目の子どもが産まれました。おかげさまで母子ともに健康です。
長女の夢が産まれたときは、インフルエンザで立ち会えないという人生最大の失態を犯した私ですが、今回は、長岡での出産だったので、妻の陣痛が始まった時に、付き添うことができました。
病院に到着し陣痛室で、苦しむ妻をみて、その痛みを少しでもやわらげようと、桑原望のとっておきの面白い話を連発しました。しかし、妻は笑うと痛むらしく、鼻の穴をピクピクさせながら、「笑わせるな・・・」とブチ切れました。ところが、妻を笑わせないで話しかけることが出来ません。私は励ますつもりが無口になってしまいました。
しばらくすると、妻が検査のために、別室に行きました。その間に、私はトイレに行ってきたのですが、妻は検査に行ったきりいつまでたっても帰ってきません。しばらくすると、分娩室から、妻とは思えない声が聞こえ、それから助産師さんが「おめでとうございます。元気な女の子です」と知らせてくれました。結局、冗談を言って妻に怒られ、妻の背中を一回もさすることもなく、さらに、出産前の妻にかけた最後の言葉が「俺、うんこしてくるよ」。本当に私はなんのために、病院に行ったのでしょうか。
で、子育て奮闘記の主人公である長女の夢はといいますと、どういうわけだか、「ゆめはおにいちゃんになる!」と、張り切っております。