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2008年03月 アーカイブ

2008年03月02日

案外有名?住民安全

「NEGものづくり体験フェスタ」会場
20080301111557.jpg
で、[住民あんぜん長岡]への登録を呼びかけるチラシ配布をしてきました。

子ども連れが多かったせいか、声をかけた方の多くが当団体をご存知でした。
なかでも市内の小学生のお母さんはすでに登録されている方がほとんどで、
「いつも利用させてもらってます」「助かってます」「これからも頑張ってください」
などの声もいただき、うれしく感じました。

普段、登録者の方と直接言葉を交わすことはほとんどないですから、
こういった機会に皆さんの声を聞くことが出来てとても有意義でした。

2008年03月03日

子どもを守るための防災対策

3月1日、NCホールで、表題のフォーラムが開かれました。

遠くて見えませんが、パネリスト席の一番左に座っている人は、三尺玉ネットの佐竹さんです。

印象に残った話をご紹介します。

被災時、大人たちはとにかく忙しい。ドタバタ騒ぎ。
子ども達のことを構っている余裕などないほどだ。
だから、「避難所は安全。とにかくここにいなさい。」と言われ、放ったらかしにされている場合もある。
「地震とは何?」それが解っていない子どもは、ただ異常さだけを感じ取り、強い不安を感じている。
その状態で、避難所で、何もすることなくボーっと大人達の様子を見つめている子ども達の心と体に変調が起こっても不思議ではない。
被災時にも、子どもが安全に遊べる場所が必要!!

乳幼児のいるお母さんの、避難所での様子は、とにかく子どもを抱っこしている。
ずーっと、ずーっと、延々抱っこしている。
「子どもが泣かせては周りに迷惑なる」と気にしていることと、第一、ベビーベッドのように安心して寝かせられる場所などないからだ。

2008年03月04日

ロボコンin丘陵公園

これは、この土日に丘陵公園の施設内でおこなわれたロボコンの模様です。

下の画像のように、フィールドの中央にボールを置く。
すると、ロボットのセンサーがボールを感知して、ボールに接近しホールドし、相手のゴールにまでボールを運び入れればポイント獲得。
こういったルールのようです。

この様子を見るまでは、ロボットはコントローラーで操縦されて動くのかと思いこんでいたのですが、そうではなかったのです。
ロボットにはセンサーが付いていて、スイッチをONにしてフィールドに置く。
すると、ロボットが勝手に動いて勝負する、ということでした。

このセンサー付きのロボット、子どもたちが作ったんですよ。
すごいですねー。驚きました。


2008年03月05日

災害時要援護者への対応3

≪不連続シリーズ第一弾≫3回目

【手足の不自由な人々への配慮】
・災害時での対応ポイントとしては、周囲の状況を正確に伝え、車いすの介助等を含んで安全な所への誘導に心掛けること。
・車いすの人が困っていたら、気軽に声を掛ける。1人で手伝うのが無理な場合は、近くの人に協力を求める。
・階段で車いすの昇り降りを手伝う場合は、4人一組で呼吸を合わせて静かに持ち上げる。昇りは前向き、降りは後ろ向きで、車いすの人が落ちないように気をつける。
・車いすの人と話す時は、できるかぎり目と目の高さをあわせるようにする。

2008年03月07日

「ぽっかぽか」と「が~らがら」

昨日まる一日、東京出張でした。

お昼は肉まん買って、日比谷公園のベンチで食べることにしました。
写真はその時の公園の「ぽっかぽか」の様子。

上着を脱いだワイシャツにベスト姿のサラリーマンがいるのが分かりますか?
この頃ちょうど長岡から降りしきる雪模様が写メールで送られてきた。
あまりにも違いすぎる!!

夜は、多摩で大学生活を送っている長女を横浜に呼び出し、中華街で夕食。
毒ギョーザの影響から中華街が客足激減で被害を受けていると聞いてはいたが、
ホントに人の姿が少ない「が~らがら」。
中国政府は「毒は中国国内で混入したのではない」と言っているらしいが、「日本は中国から食品を輸入しない訳にはいかないだろう」という自信があるからか!?
夜の繁華街とは思えぬ中華街の様子に、日本と中国の板ばさみとなっている悲哀を感じた。

それにしても、ウチの長女殿はよく食べるな~。
コースメニュー頼んだのに、コース中ほどで腹一杯ギブアップの私の分までモリモリと。
もうじき20歳の年頃の女性とは思えぬ食べっぷり。
それにしては、
少し見ない間にすっかり大人っぽくなってしまって…一緒に連れて歩いていると、「若い女性を連れ回しているエロ親父」と勘違いされそうで、少しひと目が気になる。
親をそんな気持ちにさせるほど成長したのだなーー。

2008年03月08日

シンポジウム

「災害時要援護者もおける避難支援対策に関するシンポジウム」

上記のような内閣府主催シンポジウムに参加してきた。


霞が関の中央合同庁舎講堂で開かれ、全国から約350人が参加した。
自治体の行政職員の姿が目立つ。

13:00~17:00の4時間。
昼飯食べた後に眠くなりがちなのは分かりますが、
それにしても、私のすぐ前で大きく左に体を傾けているこの人、、、首から下げている名札から察するに、どこかの県もしくは市の職員らしいが、最初から最後まで居眠りっぱなし。いったい何しに来たのか?
まぁー、おかげで私の視界は開けてプロジェクター映像がとても見易かったので、良かったと言えば良かったのですが。。。
よく見ると、その前の人も、さらにその右の人。居眠りの人たちがいっぱい。
予定より10分ほど超過して「終了」となると、こういう人たちに限って、私の前からあっという間にいなくなっていた。
これで給料もらえているのは、何ともうらやましい話だなぁ。

2008年03月09日

NPOの交流会に参加して改めて今思うこと

市民センターで開かれたNPO交流会に参加してまいりました。
大勢の知らない顔がありました。
NPO仲間が増えてうれしいと思う反面、「NPOなんてめんどうくさい方法をどうして選んだのだろう?」と不思議に思うことも…。(自分のことを棚に上げてと思われるかもしれませんが)
自分の思いを達成したいだけなら、NPOという方法を選ばず、むしろ無認可団体のままで好き勝手に活動していたほうがずっとましかも!?なにしろNPOになると、面倒なことが一杯。
ある人からは「社会的に良いことやっているのであれば、寄付など募らず、行政から支援してもらえ」
また、ある人からは「行政から支援してもらうということは税金を使うことになるからダメ!自分で稼げ」
さらにまた別のある人からは「NPOは非営利団体ではないのか!?商売まがいのことをするとは何事か!」
等々…とにかく様々なことを言われるのがNPOなんです。
そういったご意見の中には「NPOとは?」を十分に理解してもらってないと思われる意見も多々ある訳でして、、、そういったご意見に対して、これまでの私たちは、いちいち反論したり説明したりといった作業を手抜きして参りました。何しろ忙しかったから。
しかしながら、これが大きな間違いであることに気がつきました。
比較的早くからNPOとして活動している私たちのような団体は、後からできるNPOのためにも、そういった誤解を一つ一つ解いていくべきなのだということに気がついたのです。
そこで、本年の私たちは説明や反論の「手抜き」を辞め、とことんやることにしました。
ただし、メールやブログでの作業にはあまりにも時間が掛かり、他の仕事ができなくなってしまう恐れがあるので、会って直接お話ししたいと思います。
いつでも喜んで対応します。

そこで、皆さんにもお願いします。
当方の活動に対するご意見ご質問のある時は、こちらから返信をさせていただきますので、少なくともご自身の本名と連絡先(電話番号・メールアドレス)等をお知らせください。
たとえば、ブログのコメント常連のムササビさんなどは、ブログ上ではハンドルネームを使ってコメントしておいでですが、それとは別に当方宛てにメールで「お名前」「ご職業」などを自らご連絡してくださっています。できれば、他の皆さんも、ムササビさんのようにしていただけると有難いのです。
よろしくお願い申し上げます。

2008年03月10日

他人様の事務所で仕事する変な男参上。

こんな一日。

まず朝、ある事業の申請書について社協の事務所を訪ねた。
1時間ほど話した後、次に向かったのは新潟市。
新潟市内でB社営業マンとある福祉施設代表者と三者会談。厚労省へ提出する報告書の件で打ち合わせを行った。
途中、厚労省へ電話して提出スケジュールなどを確認しながら今後の段取りの打ち合わせを済ませた後、次に豊栄の競馬場へ。競馬をしに行った訳ではありません。この施設内に事務所を構えるある財団に書類を提出しに行ったのです。
客が誰一人いない競馬場をつっきって、奥の建物の前に車を停めると、その入口に立っていた警備員が「何の用ですか?」。
目つきの悪いおっさんからの無愛想な問い掛け(これって、俺が怪しかったから!?)にちょっとだけカチンとしながら、「○○協会を訪ねて来たんですけど」と答えると、「○○協会なら、今日やすみだけど」と返事が返ってきた。
(ナニー!!今日までに提出してくださいって言うから、わざわざ長岡から持参しているのに「休み」とはどういうことだー!?)と心の声を出さずに、「それでは預かって渡していただけませんか」と言うと、
「預かるのはちょっと…」との返事。
(預かるのが嫌だってのかい!?なんでだ?それくらい良いだろうよー、何言ってるんだ!)と、またカチンとしながらも、「わざわざ長岡から来てるんだからお願いします」と半ば強引に押しつける。
薄っぺらな封書の様子を見て「まー、分かりました。お預かりします。」と渋々答える警備員。
(なんかちょっと感じわりぃけど、爆弾でも警戒してるのか?まさか!?そんな訳でもあるまい)などと思いながら車を走らせる。
競馬場ICから新新バイパスに入り、しばらく走って黒崎ICを降りてちょっとすると、ケータイメールでメンバーから「この書類について目を通して」と連絡があったので、停車して書類確認しようと思い、たまたまあったMacに入る。
ドライブスルーで、チーズバーガーとコーヒーを頼んで200円を払い、駐車場に車を停めて、書類を確認しようと思うが、その前にまずコーヒーを、、、う…なんじゃこりゃ???コーヒーの容器変わっちゃったなー。どこから飲めばいいの?と、新しい容器に苦戦しながら、ひと口。(あれっ?なんか今までと違って美味しいぞ。今までのは煮詰まった嫌な感のあるコーヒーだったのに、とっても美味い!!これで100円は良いねー。確か店内だったらお代り自由だったよなー。こりゃ、変な喫茶店よりよっぽど美味いなー)などと嬉しい意外さに感心しながら、ケータイで書類を開こうとするが、書類の書式の関係で開けず、PCを開く必要が出てきた。
そこで、新潟市内の知り合いの福祉施設に電話して「用事があるから、これから行くよ」ってなこと言ってお邪魔して、「ちょっとわりぃけど、仕事させて」と断ってからPCを開き仕事を始める。
するとそこで、あるNPOの代表者から携帯電話が入る。
その電話から、また別の用件が始まって、電話したり、掛かってきたり…他人様の事務所でお茶出してもらってPC開いて、大声で電話してる、、、俺って変な男かな?(「うん、十分に変な男だね」と皆さんの声が聞こえる気がします)

変な男って言えば、この人も変よ。

一回は就職して働いていたのに、それを辞め、今は専門学校に通っている。
で、空いている時間を利用して、こうして福祉施設に来ては、施設の仕事を手伝っている。
まだ若いのに、結婚してて子どももいる。。。不思議な人だなぁー。

この後、ついでに2時間ほど打合せをした後、高速賃がもったいないので下みちを走り、20時過ぎに自宅に戻る。
朝の3時起きで仕事を始めてから17時間、労基署の基準をはるかオーバーしたが、ようやくゆっくりできるかと思えば、こっちがまだ腰も下さない内に女房から心配事の相談が始まる。
それを聞いた途端、頭の中に次から次と浮かんでくる別件の心配事の山。
はぁぁーーー。
今日もまた、最後は結局「ため息」だった。

2008年03月11日

新潟県犯罪のない安全で安心なまちづくり推進会議

新潟県のまちづくり条例に基づいて設置されている「新潟県犯罪のない安全で安心なまちづくり推進協議会」というのがありまして、協議会発足以来、ずっと参加しておりました。

今度、それとは別に「新潟県犯罪のない安全で安心なまちづくり推進会議」というのが発足。
その委員を引き受けることになりました。

少し前に県から電話があって「引き受けてくれないか?」と言われた時には、
協議会が終了して、推進会議が立ち上がるのかと勘違いしておりまして、
それであれば引き続き受けるのも仕方ないかーと思い、OKしてしまったのですが、
よくよくお話をお聞きすれば、別々なんだそうです。
どっちもこっちも参加しなければならないかと思うと、ちょっと憂鬱だなー。

二つの違いは?いまのところ、よく分からない。
そう言えば、物凄い何ページも束になった資料が送られてきていたっけ!?
行政職員の皆さん、いくら「紙」が得意だからって、あんな厚々したもの送られてもねー…返って、読む気が起こらないのですけど。。。

2008年03月12日

報告会・同窓会

平成19年度の市民活動団体助成事業報告会があり13団体の発表がありました。

あわせて「大同窓会」なるものがあり、
我々も今では「先輩としての立場」になり同窓会のメンバーとして呼ばれたわけです。
事務局長が代表で参加してくれました。私は見学者としての参加です。


市民活動は様々な視点で考えられます、
行政側もいろいろな部門からピックアップしたな、と言う感じがします。

報告会を見て感じたことはやはりもっと「プレゼンテーション」の技術を身につけ
アピールする力をつけていくことが大切だと感じました。
発表会終了後の同窓会においては行政にその旨を伝え
「中間支援組織」がスキルアップの口座を受け持つことで、
そのこと自体を「市民活動」としてやったら「助成してくれますかね?」などと言い合いながら
歓談しました。

団体自己紹介の中で
「長岡民話の会」は自己紹介代わりに「得意の民話」を聞かせてくれました。

2008年03月13日

市政勉強会~自閉症について考えよう!!~

3/17(月)19:30~21:00 中央公民館(柳原分庁舎)において、「自閉症への理解と支援」をテーマに市政勉強会が開かれます。

講 師
渡邉由美さん(長岡自閉症親の会・代表)

内 容 
自閉症の特徴、そこから生じるいろんな問題、そして 必要なサポートについてお話いただき、自閉症をはじめ障がいのある人もない人も意識せずに普通の生活が社会を創っていく方法について考えます。

参加無料
どなたでも自由に参加できます。

この機会に、できるだけ多くの皆さんから、障がい者のこと、福祉のことをもっと知ってもらいたいと思っています。皆さん、是非ともご参加ください。

主催者は市議会議員の桑原 望氏。
勉強会に参加したからと言って、桑原議員の後援会に入らなきゃいけない訳でも何でもありません。
参加したついでに、市政に対する文句があったら言っちゃいましょう。

2008年03月14日

国際交流協会

先週日曜日、
フォートワース市との姉妹提携20周年記念と長岡市国際交流協会の会合がありました。
200人ほど参加し若い人たちが多かったので会場はとても賑やかでした。

地元のスーパー
「原信」さんが昭和63年新潟証券取引所に上場した記念にはじめられた「サマースカラーシシップ」に参加された学生達の意見発表・交換会などあり盛り上がりました。
これは「原信」さんからの資金寄付だけでなく、従業員の方達も加わり「国際交流協会」と一緒に推進した事が大きく貢献してきたものと思います。
高校生の日米交流が年を経るにつれ、その経験を生かした学生達が成長し様々な分野で活躍してくれることを期待しております。

長岡在住のブラジル人のボサノバの歌が披露されたりして賑わいました。


2008年03月15日

インターネットに都会も田舎もない!

東京霞ヶ関の文科省で開かれた「ネット安全安心全国推進フォーラム」~ネット社会、子どもを守るは大人の責任~ に参加してきました。

表題は、パネルディスカッションで松浦眞紀子氏(全国少年警察ボランティア協会 サイバーボランティア)の発言にあった最も印象に残った言葉です。

折しも秋田県で起きた不幸な出来事 http://jmjp.jp/topics/2008/03/post_244.html -あんぜんあんしんトピックス

「子どもとネット」の問題、、、東京なんかでは大問題かもしれないけれど、新潟はまだ大丈夫。そう思っていないだろうか!?

2008年03月17日

メールの匿名性

ネット安全安心推進フォーラムで、
茨城県PTA連合会のお母さん3名による寸劇。
…………
「悪口や批判、面と向かっては決して言えないけど、自分が誰か名乗らなければ…」
だから、「書き込んじゃえ」
「少し言い過ぎたかもしれないけど、正直な気持だから、まーいいでしょ」
「あいつ、ちょっと調子に乗ってるから、こらしめてやろう」
…………

「子どもとネット」をめぐるトラブルには、こんなことが横行している。
それを寸劇形式で分かりやすく見せくてれた。

トラブルは、ネットの匿名性が拍車を掛けている結果、引き起こされている事例が多い。

言われた側がどのような気持ちになるかなど全く考えず、どんどんエスカレートするばかりの悪口や批判。
「ケータイばかりいじっていたのに、最近、その姿を見なくなったな」そう感じたら、自分の子どもがネットでいじめの対象とされている可能性があります。
気を付けましょう。

2008年03月18日

おとなの昼学「農と食育」

NPO仲間の新潟まちづくり学校 和田氏より「人数足りないからお願い」ってメールが入ったものですから、東京出張帰りの強行軍の中、豊栄まで行って、表題のような勉強会に参加してきました。


場所は、豊栄の福島潟に面した「菱風荘」という施設。
敷地内には、写真のように雰囲気のある離れの建物が6棟ほど、中は風呂、台所、トイレ完備で宿泊できるようになっていた。

●「アグリクラフト」という活動をしている宮崎雅代さんのお話。
●有機農法に取り組んでいる宮尾浩史さんのお話。

私の活動には直接関係のないお話ではありましたが、とても面白いお話が聴けて良かったです。

もっとも印象に残った宮尾さんの言葉。
「赤トンボは99%が田んぼで生まれるんです。農家の仕事がトンボの暮らしや、そこで生きる生き物の営みを支えているんです。」


2008年03月19日

自閉症について

勉強会で、自閉症親の会の代表・渡邉由美さんのお話を聴いた。

自閉症の原因は、まだはっきりわかっていません。しかし、脳に何らかの器質的、機能的な障がいがあり、それが原因で自閉症という障がいをもたらしていると推定されている。

一口に自閉症と言っても、症状は人それぞれ違う。
自閉症は知的障がいを併せ持っている場合が多い。
下の図は《自閉症と知的障がいの関係》

IQ70を境に上下に分けられていて、下半分には「療育手帳」や「障害手帳」があって何らかの支援を受けやすい環境にあるが、上半分、殊に右側の、知的な障がいは軽いが自閉症の度合いは重い「高機能自閉症」と言われる人たちは、「○○手帳」というものがなく、一般健常者と同じ扱いとなっているのだそうで、厳しい環境に置かれているというお話があった。

自閉症はコミュニケーションの障がいである。
コミュニケーションがうまくできない。
・自分の要求が伝わらない。
・相手の言っていることがわからない。
・自分が何を要求されているかが分からない。
・欲しいものや、やりたいことがあるのにうあまく伝わらない。
そして、
【いつも不安な状態で強いストレスにさらされている】

「問題行動」は不安やストレスが原因
周囲の状況や自分の役割がうまく理解できていない自閉症の人にとって、自分の置かれている状況がめまぐるしく変わることや、新しい局面に遭遇することは、とても不安でストレスが強くなることである。

自閉症の特徴として、
「聴覚情報の処理がうまくできない」ということが挙げられる。音声や言葉を扱いにくい。何を言われているのか理解できないのである。
一方、視覚的な情報の取り込みは非常に良好と言われている。
言葉を目で見てわかること、写真や絵に置き換えて伝えることが有効である。

私の娘は小学校の障がい児教室に入っていて、そこには自閉症の子がたくさんいる。
だから、他の人たちと比べれば、「自閉症」というものをずっと身近に感じていたのだが、それでも、まだまだ知らないことが沢山あった。
自閉症のことを知ってもらう場をもっともっと作っていく必要性があると感じた。
そして、自閉症はじめ様々な障がいを持った子たちが、社会から自然に受け入れられる世の中にしていきたい。

総務省・防災まちづくり大賞 理事長賞受賞までの記録 その1

初めまして、防災士の谷井と申します。自宅は蓬平温泉の少し手前で美形の愛犬(親バカですねぇ)達と暮らしています。歳ですか?えーと、成人式に2回行ったまでは覚えてましたが・・・まぁ、そのうち・・・。先日、住民安全ネットワークの笠井事務局長からお呼びがかかり、私に防災日記をどうしても発信しろ!と命じられ、元来気の小さな私は断る事もできず(涙)高額のギャラ(ウソ)に負けて引き受けてしまいました。

今も若いのですが、さらに若いころから山歩き・岩魚釣り・ハンター・ダイビング・バイク等々自然相手に過ごして来ました。そんな訳でかなり危ない目にも合い、捜索やら救助やら体験する機会が多かったように思います。

つづく・・・

最初は、記憶に新しい7・13水害のお話からしましょうか。

2008年03月20日

知的障がいのある人たちが地域で生活するために

知的障がいのある人のためのセーフティネット構築を目指して…

 知的障がい者が地域で生活しているとさまざまな犯罪被害やトラブルにあう危険があります。
被害にあっても泣き寝入りするケースが多く、勇気を出して訴え出ても警察などの公的機関が、知的障がい者の特性を理解しないために、救済に結びつかないことも多いが実情です。そのため、2001年にシ白梅学園短大の堀江まゆみ教授を主任研究員とした厚生科学研究班g立ち上がりました。
 各地で知的障がい者のことを理解する親や福祉職員や研究者を増やし、これらの人々が中心になって警察や消防や消費生活センターなどの公的機関に、知的障がい者が被害にあわないためのネットワーク(セーフティネット)を広げていく活動をしています。各地にあるPAはこのセーフティネットを構築するためのグループです。
 ※PAとは…アメリカでは各州に知的障がい者の権利擁護に取り組むPAという団体があります。残念ながら日本では障がい者の権利を定めた法律もなく、このような権利擁護機関もありません。そこで、市民による権利擁護ネットワークを広げていくためにPA活動を始めました。

各種プロジェクト
《警察プロジェクト》
知的障がい者の特性をよく理解してもらい、障がい者が犯罪被害にあわないためにどうしたらよいのか、被害にあったときにはどうすれば救済できるのか、警察に協力を求めるプロジェクト
《コンビニプロジェクト》
知的障がいのある人や自閉症の人も、コンビニが大好きです。
街のあちこちにあるコンビニが障がいのある人たちのことを少し気に掛けてくれたら、彼等の生活はずっと暮らしやすくなり、生活の幅が広がります。
2003年に始まったPA大阪のコンビニプロジェクトは全国から大変な反響があり、今すぐにでも自分たちの地域で始めたい、という方が続出しました。
《消防救急プロジェクト》
災害時に最も辛い思いをするのは障がい者や高齢者。
災害時に必要なてんかん薬などがきれそうになって大変な思いをした障がい者がいます。
生活習慣の変化に弱い自閉症の人などは避難所暮らしで辛い思いをしたと言われています。

ほかに
《交通プロジェクト》《消費生活プロジェクト》《医療プロジェクト》など。

2008年03月21日

国家基本問題研究所

17日、我が、住民安全ネットワークジャパンの副理事長に就任してもらっている
櫻井よしこさんが設立した「国家基本問題研究所」と言うシンクタンクの設立記念パーティーがあり
出席してきました。

横田めぐみさんのお母様「横田早紀江」さんも発起人の一人で挨拶をされました。

評論家の屋山太郎さんやJR東海会長、キッコーマン会長など
また、文春の花田編集長などのお顔も・・・

参加者は私を除いてお歴々の方々ばかりでした。


趣意書

私たちは現在の日本に言い知れぬ危機感を抱いております。
緊張感と不安定の度を増す国際情勢とは裏腹に、戦後体制から脱却しようという志は揺らぎ、国民の関心はもっぱら当面の問題に偏っているように見受けられます。
平成19年夏の参議院議員選挙では、憲法改正等、国の基本的な問題が置き去りにされ、その結果は国家としての重大な欠陥を露呈するものとなりました。
日本国憲法に象徴される戦後体制はもはや国際社会の変化に対応できず、ようやく憲法改正問題が日程に上がってきました。しかし、敗戦の後遺症はあまりにも深刻でその克服には、今なお、時間がかかると思われます。「歴史認識」問題は近隣諸国だけでなく、同盟国の米国との間にも存在します。教育は、学力低下や徳育の喪失もさることながら、その根底となるべき国家意識の欠如こそ重大な問題であります。国防を担う自衛隊は「普通の民主主義国」の軍隊と程遠いのが現状です。
「普通の民主主義国」としての条件を欠落させたまま我が国が現在に至っている原因は、政治家が見識を欠き、官僚機構が常に問題解決を先送りする陋習を変えず、その場しのぎに終始してきたことにあります。加えて国民の意識にも問題があったものと考えられます。
私たちは、連綿と続く日本文明を誇りとし、かつ、広い国際的視野に立って、日本のあり方を再興しようとするものです。同時に、国際情勢の大変化に対応するため、社会の各分野で機能不全に陥りつつある日本を再生していきたいと思います。
そこで国家が直面する基本問題を見つめ直そうとの見地から、国家基本問題研究所(国基研・JINF)を設立いたしました。私たちは、あらゆる点で自由な純民間の研究所として、独立自尊の国家の構築に一役買いたいと念じております。私たちはまた、日本に真のあるべき姿を取り戻し、21世紀の国際社会に大きく貢献したいという気概を持つものであります。
この趣旨にご賛同頂きご理解いただければ幸いに存じます。ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2008年03月22日

「コンビニプロジェクト」について

二つ前の記事「知的障がいのある人たちが地域で生活するために」にご質問をいただいたので、回答します。

「コンビニプロジェクト」パンフレット

コンビニプロジェクトとは、コンビニ店に「障がい者を理解してください」「手助けしてあげてください」とお願いし、「サポーターのお店」として登録してもらう活動です。

上記、パンフレットには、次のようなことが書かれています。

こんなお客さんがいたら…
1, お店の商品を見ているのだけれど、「乱暴にさわったり並べ替えたり」「冷蔵庫の扉を開けたり閉めたり」⇒知的障がいのある人は、特定の品物や、商品の並べ方、シールなどにこだわりがある人もいます。⇒文字や絵、身ぶりなどを使って「買わないものには触らないでね」と教えてあげてください。

2, ATMやコピー機のまわりで遊んでいる⇒「ここでは遊ばないでね」と、やさしい言葉でゆっくりと話し掛けてください。まわりに迷惑を掛けるようなら、保護者などに連絡してください。

3, キョロキョロしたり、レジ前でもじもじしたり、「なにか困っているのかな!?」と感じたら⇒もしかしたら迷子かもしれません。トイレを探しているのかもしれません。どこでお金を払ったらいいのかわからないのかもしれません。
「どうしたいのですか?」「何か探しているのですか?」とやさしく声をかけてください。

4, お金を払っていないのに、袋を開けて食べたり、お店の外に出たりしたら⇒お金を払うということ自体がわからないのかもしれません。連絡先などがわかるものを持っていたら、そこに連絡してみてください。


それでも通じない時は「コミュニケーションボードを利用しましょう」と書いてあって、
「何をしたいの?」「あなたの名前は?」「あなたの住所は?」などの質問がイラストで書かれている用紙が挟まっていました。
それを指さしながらコミュニケーションを図ってください、ということらしいです。

2008年03月23日

「ケータイゲーム」で出会えるんだ!?

「ケータイで検索するならモバゲー」というCMでお馴染みのモバゲー。
2006年2月7日に始まったサービスだが半年後の8月には会員数140万人。
そして11月の時点で200万人を突破し、2007年3月10日に会員数は400万人を突破した。
会員数のほとんどが高校生を中心とする若年層であり、2006年11月の時点で10代が6割、20代が3割で、30歳以上は1割(2007年3月)。
2008年から携帯電話向けのゲームやSNSの提供サイトとしてのテレビCMと同時に、携帯向けポータルサイトとしての宣伝を開始。
急成長とはまさにこのこと。
ケータイでゲームができるだけなのかと思っていた私は勉強不足でお恥ずかしい。

先日のネット安全安心推進フォーラムで聴いたことですが、
このモバゲーのSNSを出会いの場として使っている子ども達が急増しているとのこと。

折しも、こんなニュースが…
ネット通じて小6女児誘拐、懲役6年 長崎地裁判決

こういった事件は、
子どもは「お兄ちゃんは悪くない」と犯人をかばい、犯人は「ただ誘っただけ」と罪の意識が薄いというのが共通の特徴のようだ。


私たち大人たちは、このとてつもなく早い流れについていくことができるのだろうか?

2008年03月24日

心の貧しい男の素朴な質問…「どうして頑張れるの?」

仕事だろうが、スポーツだろうが、そして市民活動だろうが、それを頑張り続けられるのは、
頑張ることが何らかの形で「自分のため」につながるからなんだと、私は考えています。

たとえば、
家族にいい思いをさせようと仕事を頑張ってお金を稼ぐのも素晴らしいことだし、
自分を向上させようとスポーツに励むのも素晴らしいことだ。

私の場合、こうしてNPO活動に頑張っていられるのは、「自分の子どもにとって、暮らしやすい地域社会を作るため」であって、たまたま障がいを持った子どもがいたためにそれを強く感じ、だから「福祉」に該当するような活動も行っている訳であります。
NPO発足時の定款にも「福祉」に関することが記載してあるので、NPO法上なんの問題もないのですが、
時折、あなたのNPOの活動分野は「安全」じゃなかったの?いつから「福祉」になったの?ミッションが違うじゃないの!?などと言われることがあります。

「安全」とか「福祉」とかいう分類をどこの誰が決めたのかは分かりませんが、
そこに当てはまっているかどうかなど、私にとってはどうでも良いことでありまして、
ただひたすら自分の子どもの将来のためにやっているだけであって、それがたまたま皆さんの子どもさんのためにもなっているらしいので、大勢の皆さんからご理解いただけているのだと考えています。

自分の子どものために行動を起こしたところ、そこでまた新たな問題点が分かり、だから今度はその問題点を解決しようと、また新たな行動を起こす。
行動を起こし、そこで得た気付きや感じた課題に向けて、また新たな行動を起こす。延々この繰り返し。
他人様から見れば、分野違い!?ミッション違い!?と思われるかもしれませんが、私としては最初から最後まで同一の目的に向けて一歩一歩ステップを踏んでいるだけなのであります。
そのように活動が継続できるのも「自分の子どものためだから」なのであります。
「所詮、何事も自分のためにしか頑張れない」
はっきり言ってしまうと、こういうことになるので誠に格好悪いのですが、
これが嘘いつわりのない本当のところであります。

ところが、世の中には、私のような格好悪い人間ばかりではないようです。
「自分のやることが自分や家族に何の関係もない」といったことに対しても一生懸命頑張り続けておられる人たちが実際に沢山いる。
気づきや興味から活動を立ち上げるのはたやすいことで、誰にでもできるでしょう。
しかし、それを持続するというのは容易なことではありません。
どのようにしてモチベーションを保っているのかよく分かりませんが、とにかく凄いことです。
こういう人たちがホントの社会活動家、市民活動家なのでしょう。
よほどの正義感とか使命感がなければできないことなのだと思います。
私には真似できません。一生かけても、その境地には辿りつけないと思います。
お恥ずかしい限りです。

先日のマラソンで、高橋尚子選手が「夢は必ず叶う」「皆に伝えたいメッセージがある」と言っておられた姿を拝見した時、
「この人すごいなー、そんなことのために頑張れるのか!?」と感心したものであります。
これも、私には真似できません。
だからなのでしょうか!?
彼女のその言葉は、私の心にはまったく響きませんでした。
「所詮、何事も自分のためにしか頑張れない」などとヌケヌケと言う私ですから、
彼女の言葉が響かなかった原因は、偏に私の心の貧しさにあるのでしょう。
しかし、それを認めた上で、もしもチャンスがあるのなら彼女に一言訊いてみたい。
「ホントに!?そんなことのために何年間も頑張れてこれたの?」
「ホントは何のためだったの?」
きっと、あきれられるかもしれませんね。

2008年03月25日

長岡は大丈夫だろうか?

少し前のことですが、長岡市立劇場の会議室で、PTAの臨時の集会がありました。
いったいどんなことを議題に話し合いが行われるのだろうか!?と、珍しく参加してみたのですが、
参加してみると、ある小学校のPTA活動の様子が紹介され、それについて穏やかに議論するといった感じでして、PTA側と学校側との間で何かもっと激しいバトルがあるのかと想像しながら参加させてもらった私は正直少しだけ拍子抜けしたものでした。

不審者情報や全国の子どもに絡む事件を、普段から注視している私からしてみると、子どもの安全を先頭になって考える立場であるはずの保護者の会議において、「安全」に関する議論がもっとあっても良かったのかなーと思う反面、
そういった議論がされないのも長岡に深刻な危険がないからで、それはそれで有難たく思わねばならないのか!?とも思ったものでした。

いまテレビでは、土浦で起きた凄惨な事件が報道されています。
http://jmjp.jp/topics/2008/03/post_260.html
出身小学校か妹を襲うつもりだったという驚愕の事実が判明。
あの宅間守によって引き起こされた池田小事件、そして渋谷で女子大生の妹を殺害し切断した記憶に新しい事件( http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2008032404020.html -gooニュース)。まさに、これら二つの事件を思い出させる。

土浦市は決して都会ではない。
人口は15万人足らずだし、電車で都心に行くのにも結構な時間がかかる。
その町が、たった一人の人格異常者によって、大騒ぎに陥っている。

長岡は大丈夫だろうか?
長岡は小さい町だから大丈夫!?…土浦は長岡より10万人以上少ない。
長岡は田舎だから大丈夫!?…東京都心に行こうと思ったら、むしろ土浦より長岡のほうがアクセスが良い。
ホントに長岡は大丈夫だろうか?

大きな事件が起きていない今こそ、子どもの安全についてもっと真剣に議論するべきなのではないだろうか?

2008年03月26日

長岡自閉症親の会さんからのお知らせ

長岡自閉症親の会さんからのお知らせです。

…………
長岡市で「自閉症に対する支援について」学ぶ集いが開催されます。
主催は「なうネット長岡」で長岡自閉症の会も共催としてお手伝いします。
詳細は、

日時:3月29日(土)13:45~16:45
会場:長岡市立中央図書館講堂
演題:[成人期の自閉症に対する支援について」
講師:社会福祉法人横浜やまびこの里
生活介護事業所「東やまた工房」 施設支援課長 西尾保暢 氏
参加費:無料
連絡先:とちおワークス(篠田)℡0258-52-1130

TEACCHプログラムの実践から自閉症の人たちをサポートされている方のお話を一緒に聞き、学びませんか?
お待ちしています。
…………

2008年03月27日

若者の犯罪が増えている。

茨城県で24歳の男が無差別殺傷事件を起こしたかと思えば、岡山県では18歳の男が「人を殺せば刑務所に行ける」と見ず知らずの人を駅ホームから線路に突き落とし、そして、東京では小6の子が飛び降り自殺。(参照⇒あんしんあんぜんトピックス
若年齢化、動機の軽薄さ、異常性、衝動性…私が子どもの頃には、このような事件はまったく起こらなかった。
私の知り合いには、これらを「人格障害だから仕方がない」の一言で片づけてしまう人がいる。
しかし、それでホントに良いのだろうか!?


人間生きていれば必ず、「辛いこと」や「忘れてしまいたいこと」に遭遇する。
それらをその都度すべて処理できていれば何の問題もないのだが、なかなかそうは上手くはいかない。
処理できないものはどうするのかと言うと、心の奥底へしまい込むことになるらしい。

これは、ある勉強会で学んだことだが、
人間の心の、辛いことのしまい込み先である部分を図示すると、こうなるらしい。

箱の中に「辛いこと」や「忘れてしまいたいこと」が徐々に溜まっていき、
満タンになって溢れだしてしまった時に、人間は問題行動を起こすと言われている。
箱の大きさは皆ほとんど同じで、問題を引き起こす人達のそれも同じ。

今回の彼等の箱が特別小さいものではなかったとすれば、中に入れるべきものが普通より沢山あったのか!?…報道を聞く限り、どうやらそれも違うようだ。


彼等の心の箱には、何かの出来事をきっかけに、こんなふうに蓋がされてしまっていた。
だから、箱の容量にはまだ余裕があるのに、満タンと同じ状況に陥っていた。
この蓋を取り外してあげることができていれば、もしかすると今回の悲劇は起こらなかったのかもしれない。
蓋を取り外すことができたのは、いったい誰だったのだろうか?
おそらく昔は、親、兄弟、友人、教師などがそれを行っていたのだろう。
今は誰がそれを行えるのだろうか?

何かのきっかけでかぶされた蓋は、また同様に、何かのきっかけで取り除くことができるのでは!?
丹念にゆっくりと話を聴き出していると、そこに必ず蓋を取り除く鍵はあるらしい。

2008年03月28日

障がい者のための会社が必要だ!!

昨日、加茂市のある企業へ、福祉ネットワークに仕事を出してもらうための営業に行ってきた。

お陰様でこちらの熱意をご理解いただき、順調に事が運びそうな気配だ。
誠にありがたい。

障がい者には「お金がない」「社会から認められていない」…たくさん問題がある。
それら問題を解決するためにも、福祉ネットワークでどんどん仕事を獲っていき、
いずれは障がい者のための会社にしていきたい。
障がい者も健常者も、普通に一緒に働けて、お互いの必要性を認め合い助け合い、
障がい者にも頑張った分だけ普通に報酬が支払われ、その報酬で普通に障がい者が暮らしていくことができる。そういう会社にしていきたい。

私のような、障がいを持つ子の親たちが力を合わせて作っていくしかない!!

2008年03月29日

長岡市に「市民協働条例」

長岡市では、平成20年度に「市民協働条例」を制定するそうです。
市民との協働に対する長岡市独自の理念を盛り込んだ全国初の市民協働条例。

最近、地方自治の分野で「協働」という言葉が頻繁に使われています。コラボレーション(collaboration)の訳語とも言われています。
「協働」、「コラボレーション」という言葉のなかには単に一緒にやる、協力してやるというだけでなく、異質なものの出会いによって生まれる新しい相乗効果、創造性を期待する意味を込めて使われることが多いようです。

一般に、協働とは、市民、市民活動団体、事業者及び市がお互いの立場を理解し、不特定かつ多数のものの利益の増進を図るための共通の目標に向かって対等な立場で努力し、その成果と責任を共有しあう関係と言われているが、今度できる市民協働条例が、そこらへんを明文化して条例化するだけのものなら、おそらく単なる「ポーズ」で終わってしまうことだろう。

「市民」と「企業」に如何に意識を変えさせることができるか!?そこが肝心だと私は考えている。

いい機会なので、私が活動の中で感じてきたことを、この際はっきり言わせてもらおう。
長岡市民については、
問題点を感じていても自主的な行動を何ら起こすことのない一方で、行政職員などに対しては「税金を使っているのだから、しっかりやれ」と大いばりで文句を言ったり、チェックを入れたりする、、、そういう人たちが案外大勢いることが分かってきた。
権利ばかりを主張し、自分のやるべきことはやらない、、、こんなことではいけないですよね。

企業についても同じようなことが言える。
CSR(企業の社会的貢献)、コンプライアンス…と流行りの言葉を盛んに使ってはいるが、中身が伴っていない場合が多いように見受ける。
NPOとしてたくさんの企業を訪ね、彼等の反応を肌で感じてきた今、私は率直にそう思っている。
「企業は営利団体なのだから仕方がない」と言うことなかれ。
企業が営利なのは当り前の話、しかしその中でも、社会貢献に対してしっかりとした高い意識を持っている企業がちゃんと存在するのであるから。
数日前に伺った加茂市の企業は、素晴らしい企業だった。
私に対応してくれた社員の方のお話を聞いていて、私のほうが感じ入ってしまったほどだった。

市民活動団体は気付きを感じ自ら行動してきた人たちですから、
「市民協働条例」は、市民活動団体に規制を掛けるような内容にはしないで欲しい。
「市民」と「企業」の意識を如何に変えていくことができるか!?
そこに重点を置いて条例を作ってほしい。

これからどのような議論がなされ、どのような内容の条例になるのか、注目していきましょう。

2008年03月30日

「ネットいじめ」について

ネットを介したいじめは、最近、急速に青少年の間に広がっている。
電子メール、ウェブサイトなどを用いて、標的の相手に、屈辱感、恐怖感、無力感を与える。
このようなネットいじめは、今までのいじめと多くの点で異なる。
●ネットいじめは、偽名のハンドルネームを用いることにより、匿名性の下で行われる。直接的な対面でなされないため、いじめた者はいじめられた者の苦しみの大きさが分からず後悔や同情の気持ちを持てない。
●ネットを介して相手をおとしめようとする悪意あるメッセージは短時間で多くの人の目にさらされる。
●いじめる者にとっては、相手を傷つける責任から逃れることが容易なため、捕まったり、罰せられる心配が少ない。
●ネット上でのいじめは、いじめのメッセージが学校外から送信された場合、学校の管轄外となり、学校側はその事に対処することができない。

このブログ上で「ネットいじめ」について、皆さんと一緖に考えていきたいと思っています。

「匿名性の下に行われる」という点について参考にしてもらうため、当ブログに送られてきているコメントで、不適切コメントに付き普段は非公開扱いとなっているコメントの中から一つを紹介します。
…………
何このクソつまんねーblogウケルプッo(><)o
身体障害者は社会で手助けしてあげる必要性があるが精神障害者とか抜かしてるカスどもはさっさとガス室いれて処分しろ。甘えてるだけ。なりたくて精神病を装ってんだろ?周りをこき使って振り回して悲劇のヒロイン気取り。かわいそうなあ・た・しだろプッ(´~`;)リストカットとか言ってる奴は間違いないね。テメーはリストカットしているクソの本心理解してないだけ。まあコメントした奴の言い分に賛成な所あるな。
…………

これは、実際に当ブログに送られてきているコメントです。
顔文字や言葉使いなどから、10代の子ではないかと推察していますが、それも定かではありません。
本当の人物をまったく想像させないように装ってなりすますのが、匿名で悪意のメールを送る際の常套手段ですから、このコメントの主も、実は「もっと年齢の高い普通の社会人」なんてことも有り得る訳です。
いずれにしても、こんな調子でネット上で集中的にいじめられたら、子どもでなくともまいっちゃいますよね。

「子どもとネットの問題」について、もう少し真剣に考えていきましょう。

2008年03月31日

雪割草

日曜日「小国地区」で山野草展が開かれていました。
先般のNPO同窓会で「小国地区」の方がPRをしてくれていたので行ってみようと思い、
お天気の中車を走らせました。途中のんびりと車を走らせながら「小国森林公園」まで・・・

手作りのポスターが迎えてくれました。

丹念に年月を掛けて育てた雪割草、見事なものです。
沢山あって全部は載せられません、少しだけアップします。

地元の方がつけ込んだ、たくあんや煮しめなどがおいてあると聞いていたので
それを目当てに出かけたのですが既に終了していました。

来年はもっと「たくあん」出してね、、、

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