17日、我が、住民安全ネットワークジャパンの副理事長に就任してもらっている
櫻井よしこさんが設立した「国家基本問題研究所」と言うシンクタンクの設立記念パーティーがあり
出席してきました。
横田めぐみさんのお母様「横田早紀江」さんも発起人の一人で挨拶をされました。
評論家の屋山太郎さんやJR東海会長、キッコーマン会長など
また、文春の花田編集長などのお顔も・・・
参加者は私を除いてお歴々の方々ばかりでした。
趣意書
私たちは現在の日本に言い知れぬ危機感を抱いております。
緊張感と不安定の度を増す国際情勢とは裏腹に、戦後体制から脱却しようという志は揺らぎ、国民の関心はもっぱら当面の問題に偏っているように見受けられます。
平成19年夏の参議院議員選挙では、憲法改正等、国の基本的な問題が置き去りにされ、その結果は国家としての重大な欠陥を露呈するものとなりました。
日本国憲法に象徴される戦後体制はもはや国際社会の変化に対応できず、ようやく憲法改正問題が日程に上がってきました。しかし、敗戦の後遺症はあまりにも深刻でその克服には、今なお、時間がかかると思われます。「歴史認識」問題は近隣諸国だけでなく、同盟国の米国との間にも存在します。教育は、学力低下や徳育の喪失もさることながら、その根底となるべき国家意識の欠如こそ重大な問題であります。国防を担う自衛隊は「普通の民主主義国」の軍隊と程遠いのが現状です。
「普通の民主主義国」としての条件を欠落させたまま我が国が現在に至っている原因は、政治家が見識を欠き、官僚機構が常に問題解決を先送りする陋習を変えず、その場しのぎに終始してきたことにあります。加えて国民の意識にも問題があったものと考えられます。
私たちは、連綿と続く日本文明を誇りとし、かつ、広い国際的視野に立って、日本のあり方を再興しようとするものです。同時に、国際情勢の大変化に対応するため、社会の各分野で機能不全に陥りつつある日本を再生していきたいと思います。
そこで国家が直面する基本問題を見つめ直そうとの見地から、国家基本問題研究所(国基研・JINF)を設立いたしました。私たちは、あらゆる点で自由な純民間の研究所として、独立自尊の国家の構築に一役買いたいと念じております。私たちはまた、日本に真のあるべき姿を取り戻し、21世紀の国際社会に大きく貢献したいという気概を持つものであります。
この趣旨にご賛同頂きご理解いただければ幸いに存じます。ご協力を賜りますようお願い申し上げます。