« 2009年08月 | メイン | 2009年10月 »

2009年09月 アーカイブ

2009年09月01日

名乗らない?名乗れない?

笠井です。
今回の投稿は、もの凄く長い投稿になってしまいました。
読んでいただける方は、あらかじめそのつもりで読んでください。

つい最近のことです。
ある方(以後Aさんと表記します)よりメールが届きました。
いろんな意味で考えさせられる内容でしたので、そのメールを題材にしてネット上でのマナー等について皆さんから考えていただきたいと思います。

なお、Aさんのメールを題材にすることについて、本来は事前にAさんから了承してもらうところですが、それを行っておりません。
なぜなら、Aさんから「配信拒否」されてしまい、連絡の取りようがなくなってしまったからです。

題材に使わせていただくのは、その方を悪者にしようというのではありません。
いえ、むしろ、私のほうが、メール文章の言葉使いが不適切だと皆さんからお叱りを受けることになるかもしれません。

Aさんは、私が要請したにもかかわらず、最後まで名乗っていただけませんでした。
名乗っていただいていれば、もちろん、このような形で題材とさせていただくことなどなかったのですが、結局どこのどなたかも分からず仕舞でした。
どこのどなたかも分からない方からのメールですから、題材として使わせていただいても、どなたにも迷惑を掛けないだろうと判断しました。

さて、前置きが長くなり申し訳ありません。
それでは、ご説明いたします。

↓↓↓

ある日、当方の退会希望専用のメールアドレスにAさんからメールが届きました。
…………
メールアドレスを変更したくて、手続きしましたが、よくわかりません。
具体的には学区を選択できません。
こんなレベルで住民の安全を図れるのでしょうか?抗議します。
…………

登録の際に学区を選択していただくことになっているのですが、いくつかの学区が選択できるように「複数選択可能」な選択肢を採用しておりました。
普通の携帯電話の場合は、キーボードの上方中央にある一つだけ大きなボタンが「決定」ボタンになっていて、それを押せば選択できるようになっているのですが、あるタイプの携帯電話については、複数選択可能な選択肢の際の決定の仕方が異なるようなのです。
Aさんの携帯電話もそういう機種だったのだと思います。

「メールアドレスを変更したくて…」という点から、すでに登録していた会員の方らしいですが、今回メールアドレスを変更され、ご自身の登録証から登録変更しようと思ったところ、「学区」が選択できない…何度やっても上手くいかない…それで頭に来てしまったのか!?、突然上記のようなメールが送信されたきたという次第です。

退会希望専用アドレスに届いたメールですから、通常であれば、何も言わず退会処理を行うところだったのですが、メールの文章の中の「そんなレベルで住民の安全が図れるのか?」といった文言に強い違和感を覚え、私から次のような文章を返信させていただきました。

【私】
…………
事務局長の笠井と申します。
あなたの登録は削除します。

さて、携帯の機種の中には、複数選択可能な選択肢の中から選択肢を決定する際の決定ボタンが、通常のenterボタンでない場合があるようです。
それは携帯機種による問題で、プログラムが原因ではありません。
つまり選択できないのは、あなたがあなた自身の携帯の操作方法を熟知されておられないからだということになりませんか?

そして、もう一つ、あなたに問いたい。
住民の安全とは、誰が守るべきなのでしょうか?
あなたや、あなたのご家族は誰が守るべきなのでしょうか?

私たちは、自分の安全は他人任せではなく自分たちで守らなければならないと思い立ち、そのためにまず情報を共有して皆で力を合わせようと呼びかけているのです。
「そんなことで住民の安全が守れるのか」などとお門違いの抗議をされる覚えは断じてありません。
私たちはあなたと同じ一市民、一住民でしかありません。
住民の安全を守るのは私たちではなく、住民自身、、、つまり、あなた自身です。
同じ市民の一人、住民の一人として、
自分の安全を他人任せにしているあなたのような方と、是非一度直接お話ししたいと思っております。
私と直接話していただける気があれば、□□@□□.□□ にメール、もしくは
□□□□□□□□□□□ までお電話ください。
お待ちしています。
…………

あー失敗!またしても言い過ぎてしまった。
私の言葉の選び方はなんと下手なんだろう。
メール送った後でいくら反省しても後の祭り。
案の定、先方より次のようなメールが返ってきました。

【Aさん】
…………
何か勘違いされてるようです。批判や中傷をするつもりではなく、安全を志向した場合のサイトの運営について、議論しようと考えているだけです。
私もあるNPO法人で理事をしています。また、仕事では公的な所で安全安心についても関わっています。

確かにあなたの言うように私が携帯の使い方を熟知していないのかもしれませんが、住民の安全について広く情報を発信していきたいのであれば、何がしかの対策や検討について考えたらいいのではないかと思い、意見しただけです。情報をもらいたい人の中には、高齢者だっています。そういう方にも、携帯の操作の熟知を押しつけるのでしょうか?

まだまだ、論じたいことはありますが、NPO法人にとって、一番大切で日頃から心がけておかなければならないことを記しておきます。
ご立腹されているようですので、これ以上、お話するつもりはありません。
…………

あらま、びっくり!!
お客様気分で抗議してきている方なのかと思いきや、自分自身もNPO法人の理事で、しかも安全安心の仕事をしているとのことだ。
さらには、NPO法人にとって「一番大切で日頃から心がけておかなければならないこと」を私に教えてくれようとしているらしい。

そこで...
【私】
…………
笠井です。
私たちは、同じ市民同士という立場で、同じ市民の目線から安全活動を市民の仲間たちに啓発しようと思っております。
「情報を発信したい」わけではなく、「自分たちの力で何とかしなきゃいけない」と感じてもらいたいと思い、NPO活動を行っています。
なので、立腹した訳ではなく、どなたにも同じようなことを申しております。
ただ、突然、名前も名乗らずに「抗議します」と言われたものですから、
私たちとあなた様が「サービスする側とされる側」、つまり、あなた様がサービスを受けているお客様気分で「抗議する」とおっしゃってこられたものとばかり思い込み、
私のほうも少々言い方がきつくなってしまったのかもしれません。
それについてはお詫び申し上げます。
立腹していると思われたのならば、申し訳ありません。

さて、あなた様がNPO活動に関わっていらっしゃる。
ましてや安全に関する活動に関わっていらっしゃるということであれば、ぜひ議論させていただきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします。

回答させていただきます。

> 何がしかの対策や検討について考えたらいいのではないかと思い、

携帯電話機メーカーは、ようやく統合が始まろうとしていますが、これまではいくつものメーカーがそれぞれ様々な仕様に基づいて、以前では考えられないほどのスピードで競うように新機種を発表しています。
ましてや、あなた様がお使いのdocomoばかりでなく、au、softbankで同様の状況となっている訳ですから、それらそれぞれ全てに対応するプログラムを作ることは、事実上不可能だと言えます。
そこで最善策として、もっとも広く出回っている仕様に対応するようにプログラムを作っています。
現状において、全体13630人の内、何らかの事情で登録が中断している割合が1%弱(100名ちょっと)おられます。
仮にそれらの全てがあなた様と同じ理由で登録中断しているのだとしても、1%でとどまっている訳ですから、許容範囲内だと当方では考察しています。

> 情報をもらいたい人の中には、高齢者だっています。そういう方にも、携帯の操作の熟知を押しつけるのでしょうか?

「登録しようと思うのだが、うまく登録できない」という電話が私どもに届きます。
ほとんどが、あなた様のご指摘とおり、高齢者の方々です。
しかも、あなた様のような、高度な内容の「操作が分からない」というものではなく、ごく基本的な操作の段階で「分からない」というものが多いです。
そういう場合には、その方の家に伺い、ご本人の見ている前で、私が登録を代行操作してきております。
先日も、江陽のお独り暮らしの高齢者のお宅にお邪魔して、登録をしてきましたが、お茶を出され、独り暮らしの寂しさを懇々と話され、2時間ほどお相手してまいりました。

今のところ、こんなふうに対応しております。
ご意見をお聞かせいただければ幸いです。

遅くなっても構いませんが、あなた様のご意見をお待ちしております。
また、「NPO法人にとって一番大切で日頃から心がけておかねばならないこと」についても、もう少々詳しくお話しいただけないかと思っております。
メールお待ちしております。
よろしくお願い申し上げます。
…………

すると、次にAさんから届いたメールは、
【Aさん】
…………
まずは抗議するという文言についてご立腹されたようですが、辞書によれば…
こうぎ【抗議】
相手の言動・考えなどに対し反対意見を(強く)主張すること。
であり、サイトに対する意見を強く発言したいだけであって、貴団体や貴殿に対して誹謗中傷する意志は全くありません。

次に、住民の安全安心を図れないのではないか?という文言についてですが…
携帯の会社や機種によって、或いは持ち主の携帯を扱う技量によって、適切な情報が得られないということであれば、それに対して何がしかの改善、改良等を施し、少しでも多くの人に情報の提供をし、安全安心に結びつけるべきという考えに基づいて発言しました。
それでは次に先ほどのメールでのお答に対し、次のように考えます。
1%でとどまっている訳ですから、許容範囲内だと当方では考察しております。
それは確かにそう受け止めるのはサイト運営者としては妥当でしょうが、少しでも多くの方に住民の安全に関して寄与したいという考えがあれば、できる範囲で少しでも改善していくべきではないでしょうか?

実際にサイト運営をされている中での課題や問題点等々、いろいろあるかと思いますが、それを少しでも解決し、安全安心に繋がるサイト、或いは団体になって欲しいと願っています。

最後にこちらからの文言で誤解やご立腹されたことについては、こちらの言葉の使い方が悪かったのではないかと考えております。すいませんでした。但し、言葉の用法については既に述べた通りです。
…………

メールは、ご意見として承るのに十分な内容がある。
しかし、どうにも払拭できない違和感がある。

違和感の一つ目は、NPO活動をまるで行政の行う公共サービスのように捉えていて、全ての市民に平等なサービスをせよといった趣旨の発言をしておられること。

Aさんは、本当にNPOの理事なのだろうか?
本当だとすれば、少し理解に苦しむ発言だ。
疑う訳ではないが、NPOの理事だというお話は、もしかしたら嘘なのかもしれない。
仮に本当だったとしても、実際には活動に携わっていない、名前を連ねているだけの方なのかなぁ!?

違和感の二つ目は、名前を名乗っていただけないこと。
仮に、AさんがNPOの世界で相当なキャリアを持つ大先輩だったとしても、他団体に意見を言って対応を求めようとする人が名前を名乗らないで良いわけがない。

なので、次にこんなメールを送りました。
【私】
…………
応援メッセージだと受け取り、お礼を申します。ありがとうございます。
ご指摘の点については前向きに取り組んでいく所存です。
さて、
ただ、ご自分のご意見をおっしゃる以上、名乗っていただけなかったのが残念です。
お互いNPO同士なのですから、名乗った上で、腹を割って話をさせていただきたいです。
名乗らず意見を言うのでは、子ども達がネットで誤った使い方をしているのと、大した違いがないのでは!?と思いますが、いかがでしょうか?
まして、他人のサイトの運営姿勢について意見しようというあなた様ですので、、、いかがでしょうか?ご無理はお願いできませんが…。

「口論」ではなく、「健全な意見交換」をさせていただきたい。
あなた様がNPOの先輩であるならば、是非ともご指導を仰ぎたいと真剣に思っております。
どうかよろしくお願い申し上げます。
…………

すると、返信されてきたメールは...
【Aさん】
…………
誤解が取れ、尚且つ応援している旨をご理解いただければ、他に何も申すことはございません。
名を名乗る、名乗らないは、余り意味を持たないように思います。あくまで一市民ですから…。
真摯にどのような意見にも耳を傾け、それを自らのNPO法人の趣旨や目的に照らし合わせ実現していく方策を練るのが貴殿の仕事です。ご期待申し上げ、最後にしたいと存じます。
…………

結局のところ名乗ってもらえない。
名乗るのがそれほど嫌なのだろうか?
名乗らないでおきながら、一方では「真摯に耳を傾けろ」「実現の方策を練るのが貴殿の仕事」と、まるで上から目線での物言いをしておいでになる。

そこで...
【私】
…………
住民安全ネットワークの笠井です。
応援いただいているのは有り難く思います。
また、その他の点についてもご意見として承りました。
ありがとうございます。
さて、あなた様が私よりずっと目上で、NPO人として先輩だとしても、これだけは言わせていただきたい。
電話であれ、メールであれ、とにかく何であれ、他人に意見を言おうという者が自分の名前すら名乗らないで良い訳がありません。
今、子ども達の世界では、「匿名」や「なりすまし」によるネット悪用が問題化しています。
最初は悪気がなくとも、ちょっとした言葉の行き違いから、相手を傷めつける言葉の応酬によるネット上での口論が始まる。
それら全て、「名乗らずに発言する」ところから始まっているのです。
あなたのやっていることは、それらと何も変わりません。

ご意見はご意見として承りますが、あなたのやり方を受け入れることは、私にはできそうにありません。悪しからず。
…………

すると...
【Aさん】
…………
相変わらずの論調ですな!これより着信拒否にしたいと思います。
あしからず。
…………

メールのやり取りは以上で終了です。

人は誰しも自分の意見こそ正当と思っている。
正当な意見であれば、名乗りもしないで、平気で他人に意見を言っても良いものだろうか?

なぜ堂々と名乗れないのだろうか?

自分の名前を名乗れば、もしかしたら逆に自分が突っ込まれる側になるかもしれない...そういう思いがあるからこそ、発言する際に言葉を選んだり、柔らかく表現しようと思ったりするのではないか!?

もしもAさんが名乗っていたら、
「そんなことで住民の安全が図れるのか?」
「抗議します」
などという言葉を、一つめのメールで果たして使うことができただろうか?

当サイト上で私は「意見があるのなら名乗ってください」と何度も発言させていただいております。
もちろん名乗っていただくのは事務局宛てだけでOKで、公開されている掲示板で名乗ってくださいと言っている訳ではありません。
しかし、会員側には、事務局の私たちにさえ名乗るのに抵抗を感じている方もおられるようだ。

なので、この機会に皆さんのご意見を承りたい。
「何か意見を言いたい時は名乗ってください」(下の※【訂正】をご覧ください)という私の意見…変ですか?
皆さん、どう思いますか?

上記のような事例で、私はどのように対応するべきだったと考えますか?


※【訂正】
コメント欄にも記入しましたが、訂正させていただきます。

× [何か意見を言いたい時は名乗ってください] → ○ [事務局に対して意見し、何か対応を求めたい時は名乗ってください]

私どもに何か対応を求めたいといったご趣旨の発言の場合は名前を名乗ってくださいということであって、会員からの自由な発言を制限するものでは決してありませんので、お詫びの上、訂正させていただきます。


2009年09月02日

大事にならなくて良かったが…

taniiです

8/27(木) 午前11時55分 快晴 風やや強い 宮内地区

買い物をしようと、宮内のtsutaya裏、新幹線高架橋下、側道を走行中、
<動くオレンジ色状のモノ>が、高架橋の下に見えた。
近くに行くと、大きな火柱で、高架橋横の雑草の中だった。

「枯草火災か?」と思い確認の為停車し、駆け寄ると「段ボールやらゴミ」が燃やされ、
大人の背の高さ以上の火炎が上がっている、周りを見ると少し離れた所に
軽トラックが1台あるが、運転手はいない。

快晴で風がやや強く、殆ど高架橋下で住宅も近い、危険と判断、周りに広がらないよう
処理、「通報しようか?」と思ったが、宮内消防が数百メートルの位置にあることを思い出し、
宮内分遣所に直行、職員に話しをして現場へUターンし、消火作業。

しばらくして4人乗った消防車到着、その頃には火炎も収まりかけ煙だけが・・・

立ち去ろうと乗車すると、どこからか高齢の野良着姿の男が現れ、しきりに消防職員に
頭を下げていた。


大事にならなくて良かったが・・・

2009年09月04日

障がいに対する色メガネ

笠井です。

先日、友人と二人、あるお店でお酒を飲みながら食事をしていた時の話です。

友人も別のNPOに関わっている男なので、酒の肴は当然NPO活動の話となり、将来こんなふうにしたい、活動の中のこの部分をこんなふうに発展させていきたい、と盛り上がっておりました。

以前にこのブログ上でお話ししたことがあるのでご存知の方もおられるかと思いますが、私は障がいを持つ娘のためにNPO活動を始めた人間です。

障がい者は高等部を卒業しても、社員として受け入れてくれる会社もないし、運よく福祉作業所に入所できたとしても報酬は月1万円足らず、自分のお金で欲しい物を買うことすらままならいのが現状。

だから私は、何とかして、障がい者のための会社、、、社員全員が障がい者か障がい者の親という会社を立ち上げたいという夢を持っております。

現状では、どんなに一生懸命働いても月1万円程度しかもらえないが、その会社では給料は能力に応じて支払われる。
単純作業に対する高い集中力は、健常者を圧倒するものであり、そういった能力を活かした仕事をコーディネートすることができれば、せめて月7~8万円くらいは払うことができるのではないか!?

実現できるかどうか分からない、そんな話を、友人と二人で盛り上がって話している時のこと、
隣の席に座っていた男が興奮した様子で「俺は障がい者だ。障がい者3級だ、障がい者を馬鹿にするな」と始まった。

私のむなぐらをつかみ、「お前だけはゆるせん」とまくし立てる。

力も強いし、しゃべりもなんともない、足をひきずっている訳でもないし、外見はまったく障がい者と分からない。

私たちの話のどこをどう取り違えたのか知らないが、それだけの能力があって、「障がい者を馬鹿にするな」などと言うほど他の障がい者達のことを思っているのならば、他人に言いがかりをつけている暇などないはずだ。

この方の言動の裏には「卑屈さ」を感じずにおれない。

私の知り合いには、障がい者のために活動している人がいる。
彼がよく言っていたことなのだが、障がい者のために必要だと思って行うことを、障がい者自身が邪魔してくる場合が結構ある、ということだった。

活動を邪魔する、、、その障がいの方たちの行動の裏に、やはり「卑屈さ」を感じる。

障がい者自身が障がいを色メガネで見ていてはいけませんね。

2009年09月05日

「てくてく」の不思議

笠井です。

私はよく子どもを連れて二人で子どもが遊べる施設に行きます。

お気に入りは柏崎市のショッピングセンター内にある施設で、滑り台やボールプールなどのある大きな遊具があります。
長岡市のAPITAにも似たようなものがありますが、柏崎市のそれはAPITAのものよりずーっと大きいし、料金もAPITAのほうは確か20分で200円くらい掛かったと思いますが、柏崎のほうは300円で時間無制限なので、とても助かっています。

そこは、子どもが遊具の中で遊んでいる時は、親は遊具の隣の広場に並んでいるテーブル席に腰かけていることができます。
食べ物や飲み物も持ち込み自由で、同じ建物内の地階にマックなどもあるので、ハンバーガーやポテトをテーブルの上に広げながらお母さん達は楽しそうに喋り、そして、子ども達は子ども達でギャーギャー騒ぎながら遊具の中で遊んでいるといった光景が展開されています。

テーブル席と遊具は、子どもの姿が確認できる距離にあるし、仕切られてもいないから子どもの声もよく聞こえて安心で、だから親は座っていることができて、それほど疲れないし、親も楽だし子供も大喜び。
親にも子にもとても居心地のよい“無理や負担の掛からない”場所になっている。
あまりほめられたことではないが、私なんぞは必要に迫られてテーブルの上でPC仕事をしていることもしょっちゅうで、それでもちゃんと子どもの様子を目で追い、耳で聞いていることができています。

さて先日、長岡の子育て支援施設「てくてく」に行った時のことだ。
私はお気に入りの柏崎の施設と同じ気になって、親は休みながら子どもを遊ばせられるものだとばかり思って行った。

ところが、ここは全く違いました。

いつもの調子で子どもを遊具コーナーにやって、私はテーブル席に座る。
ちょうど急ぎの連絡事項があったものだから、そこでPCを開いて仕事を始めると、、、
PCを開いてから5分もしない内に女性の職員が一人近づいてきて、「子どものそばについていてもらえないと困ります」と私に言う。
「ちょくちょく様子を見に行くつもりだけど、それでもダメですか?」と食い下がってみたが、「ダメです」との返事だった。

確かにここは柏崎の施設と違って、大人がテーブル席にいると、子どもの姿や声が確認しずらいから、施設側としては子ども達の安全を考え、子供に付き添うよう親に指導することになっているのだろう。
施設側としては当然の姿勢だと思う。
それについて何か異論をはさむつもりはない。

子どもたちの遊ぶスペースは、親たちのいるスペースと微妙に仕切られているし、また職員たちのいるスペースからも死角になっている。
つまり、子どもたちのスペースは親、職員両方の席から確認しずらい位置関係にあるということになる。

職員のスペースから容易に確認できるのは親たちの様子のほう。
親たちの座るテーブル席と仕切りなく向かい合っている位置に職員スペースがあるので、私のような不届きな親がいれば、すぐに彼らの目にとまり、速攻でイエロカードが出されるというわけだ。

こりゃアカン。まったくあきまへん。
「てくてく」は、私のように一人で子どもを連れてくる人間には不向きなようだ。
子どもの遊ぶスペースで子どもと一緒になって遊ぶのはもちろん良いんだけど、私はいつも子どもと二人きりなので、交代要員がいるわけじゃないし、、、ずっと一人で子どもの相手をしてたら、とんでもなく疲れてしまう。
ましてや、この日は朝から子どもに振り回されて、弥彦神社の鹿に餌をやりにいったり、その後に海に行って波打ち際で遊んだりで、すでに疲れ果て…この施設にはどちらかと言うと「遊びに来た」というより「一休みに来た」と言ったほうが近かった。
その上、私は、子どもを遊ばせている時でも情報が入ってくればすぐにメール配信態勢に入らなければならない。だから、PCを開くことも許してもらえそうにないこの施設は私には不向きだと考えざるを得ない。
私がお邪魔してよい場所ではないようなので早々に引き上げようと思ったが、それでも、子どもが「もっと遊びたい」と言うので、仕方なく数時間滞在して帰ったのだった。

家に帰ってから、つくづく考えた。そして、たくさんの疑問符が…。
なぜ、、、???
あの建物はなぜ妙な構造をしているんだろう?
あんなふうに妙な形をしているがために、親がテーブル席にいると、子どもの姿も声も容易に確認できないという構造になっているのではないか!?
あの不思議な構造に何の意図があるんだろう???

柏崎の施設のように、親のいる場所から子どもの姿や声が容易に確認できるような作りに、なぜしてくれなかったのだろう?

うーーーーん????よく分らん。
まったく理解できない。
最近の納得いかないランキング一位にしたいと思います。

「てくてく」があんなふうに妙な構造をしている理由をどなたか知っておられる方がいれば、私に教えてください。
よろしくお願いします。

2009年09月06日

大事に至らなくてよかったが…2

taniiです

9/5(土) 快晴 村松町地区

天気も良いし、山古志へドライブと思い、村松町内の村松橋を渡り100m程進むと
緩いカーブの左側に大型車両がハザードを点灯し停車していた。

邪魔だなぁと思い近づいて行くと、凄い異臭!!
窓が全開だったので、むせ返るような、[軽油の匂い]・・事故と思い停車し、
車外にいた運転手らしき人に「大丈夫ですか? 燃料漏れ?」と聞くと
「グレーチング(側溝の金属の網状の物)が跳ねて、燃料タンクに穴が空いて・・」と言い
「通報は?」と聞くと、 「しました!」の返事である。

確認すると8トン車の左側の200リットル入りタンクが裂け、道路から側溝に流失、している。
「どれ位漏れた」と聞くと「100リットル位です」と返事、裂けた所からまだ漏れているので
万一に備え、私の車から常備の消火器を下ろし、スタンバイ。

車に積んである毛布で吸着させようかな? と考えているとサイレンの音がして消防車両到着したの

事情を話し、車に戻った。

燃料が、もしガソリンだったら、気温も高く、燃料タンクに穴が空くと同時に発火し、大惨事は、
避けられなかったと思う。
変形したグレーチングと車両画像ををご覧下さい。


2009年09月07日

点字ブロック危機一髪・その後

skymaxです。

以前、『点字ブロック危機一髪』のタイトルで、点字ブロックのない歩道で、視覚障害者の方が事故に遇いそうになりました。

電話で県に連絡したところまで、前回のブログで紹介しました。

正直なところ、お金もかかることなので、直ぐに改善するのは無理だと思っていたのです。

ところが、今月から工事が始まったのです!

工事業者に尋ねたところ、7月に急遽決まった工事なのだそうです(前回とは別の業者が工事をやります)。

まさか私の電話だけで工事が決まったとも思えませんが、なんだか暖かい気持ちになりました。
ダメ元でも、お願いしてみるものですね。

…もしかしたら影で行政に働きかけた方がいらつしゃるのかもしれませんが(笑)。

2009年09月08日

悪いことだけは真似るの早い

笠井です。

お盆に帰ってこなかった東京在住の長女が帰ってきた。

せっかくなので、海にでも連れて行ってあげようと思い、一昨日の日曜日、チビと一緒に海辺に行ってきた。

遠くから見れば親子かと思えるほどの背丈の違い…姉妹なんだけど、周りの人はどう見ているんだろうか?
あのお父さん、あんな若い女性を奥さんにしているのかしら!?などと思われていまいかと、妙なことが気になることに娘の成長を実感している。

外見は成長したが、中身はさほどでもない。
長女は大の虫嫌いで、岩場に貝がいたと言えばギャーギャー、蝶が飛んできたと言えば、「ダメ、ムリムリ、助けて、ギャー」と騒々しいことこの上ない。

それを見ていたチビ…この子は何度も本ブログに登場しているので、皆さんすでにご存じかと思いますが、この子はダウン症でして…ダウン症の子は心優しくて動物好きで、ちょいと前までは蝶を見ると大喜びで「チョウチョさん待って~」などとかわいく追いかけていたはずなのに、長女のギャーギャー騒ぎの様子を見て、たったの一日でにわか虫嫌いに変貌、同じようにギャーギャー言うようになってしまった。

悪いところだけは真似るの早い。困ったもんだ。

それにしても、、、東京で一人暮らしをしていれば、ゴキブリなんかはしょっちゅう登場しているはずなのに、そんな時いったいどうしているんだろうか?
長女に訊いてみると...
絶対に出没しないように最大限の予防措置を行っているとのこと。
それでも出没した時はもう大騒ぎで、、、先日も、決死の覚悟で丸めた新聞紙で叩いたところまでは良かったのだが、その時点ですでに放心状態に。
そこから先がどうしてもできない。
新聞紙をはずしてゴキブリの姿を確認することもできない。
ましてや、紙でくるんで捨てるなど到底無理。
結局どうしたのか、聞いてビックリ! 
アパートの隣の部屋を訪ねて、そこに住む男性に頼んで、処理してもらったのだそうだ。
それまでに一度も顔を合わせたことのない隣人を夜いきなり訪ねて、「すみません、ゴキブリなんとかしてもらえませんか」などと恥ずかしげもなくよく頼めたものだ。
頼まれたほうもさぞかし呆れたことだろうなぁ。
それにしても、そのお隣の人が変な人じゃなくてホントに助かった。
娘の危機管理意識の乏しさ&筋金入りの虫嫌い、はぁ~、何とかしなきゃいけないなぁー。
この先、いったいどうなってしまうんだろう。

ところで、
おチビさんのにわか虫嫌いのほうも、こんなふうに取り返しのつかないことになっちゃう前に治さなきゃ!

2009年09月09日

「ミミフェチ」myskip08年5月号

桑原です。
myskip08年5月号に掲載した記事です。

娘は私の耳を触ることが大好きだ。
抱っこの時も、お風呂の時も、私の耳をまるで電車のつり革のようにしてつかまっている。
そのために私の耳は、一段と大きく、七福神の新メンバーのような耳になってしまった。

娘なりに耳にはこだわりがあり、冷たい耳が好きだそうだ。
ある時、娘をお風呂に入れてから、寝かせようとした時のこと、いつものように私の耳を触った娘は「ちゅめたいみみがいい」と泣き出した。
いつまでたっても泣きやまないので、私は、冷蔵庫から氷枕を持ってきて、自分の耳を冷やしたのである。
耳を冷やしながら、私は「親馬鹿」なのか、それとも親「が」馬鹿なのか考えたものである。

又、最近の娘の耳好きは度が過ぎている。娘は私の耳を触るだけでなく、なめだすようになったのだ。
「みみのなかにはいりたい」とか「みみになりたい」と意味不明なことを言いながら、娘は、笑顔で私の耳をなめる。
そして、娘は、誇らしげに「わたしはわるいミミマンだ~」と勝利宣言を行うのである。

ここまでくると、娘は、「ミミフェチ」と言っても過言ではなく、私は笑っているわけにもいかなくなった。
そこで、私は娘に真剣に向き合い、「ミミマンはだめ」と伝えた。
しばらくすると、娘は「ミミマン」をやめることを約束して、二人で指きりをした。
「・・・ゆびきった」と言った瞬間、ニヤリと笑った娘は「わたしはちんこマンである」と最悪な改名宣言をしたのである。
そして、お父さんの悩みは今日も尽きない。

2009年09月10日

石坂小学校で着衣泳指導

谷井です。

9/3(木)、快晴 長岡市立石坂小学校(千名校長・生徒数59人)へ、着衣泳指導に行って来ました。

指導員は、栗林指導員(愛情深い?鬼軍曹)・谷井指導員(仏の何とか?)の2名。

朝、「少し寒いかな?」と心配しましたが、生徒達の熱気・やる気ですぐにポカポカと温かくなりま
した。

石坂小学校は、低学年用の浅く安全なプールもあり、小さな生徒達も安心して水と触れ合えるよう

設備が整っておりました。

低学年・高学年とに分け、<栗林指導員は孫のような?低学年担当>、<私は元気の良い高学年担当>
で、

基本の水の入り方・各種浮き身・水底潜水・ペットボトルを使用しての背浮き・ペットボトル無しの

背浮き等を実施、<給食をかけた背浮きテスト?>では、日頃の先生方の熱意ある指導の結果で

全員合格、無事食事にありつけました。

プールサイドからの転落体験や身近な物を利用した救助方法等を通し、万一の水難事故から

自分を守る事を学んでくれたらと願っております。

今年も沢山の水難事故があり、<着衣泳を学んでいたら助かった命も多かった>のでは、と

思います。

ご理解ある先生方に協力していただき無事に終了、子供達の笑顔から沢山のパワーをもらって

帰りました。   

2009年09月11日

配信態勢に不備を再認識

笠井です。

昨日私は小国の山中にある集落に用があって行ってきた。
行ってみて、二つの携帯の両方が圏外になっていることに気がついた。
この状態で情報が提供されては対応できない。どうするべきか!?
いったん、携帯電話の通じる平場に下りて他のスタッフに連絡しておくべきか!?
たった今くねくね上がってきたばかりの道を引き返し、またすぐに上がってくるのは、あまりにもメンドクサイ…そんな思いが判断を鈍らせてしまった。
実は、圏外エリアにいる間に特派員から二件も情報提供されてきたのに、それに対応することができなかったという大失敗を犯してしまったのである。

圏外エリアに突入する直前に、特派員から提供されてきた寺島交通事故事案を一件処理したばかりだった。
これまでのことを振り返ってみても、一日に二件以上の情報が提供されてくることは滅多になかったので、そこに「一時間くらいは大丈夫だろう」「パパっと用事を済ませて下りればいいだろう」という甘えが生まれてしまったのだ。
また、そもそも配信担当は私一人ではなく、私を含めた3人でこなしていた。
3人でこなすと言っても交代制ということではなく、常に3人が情報提供に対応する、という仕組み。自分が対応しようとした時、すでに自分より先に他のスタッフが対応した形跡がある場合には、配信作業に移行しなくて良いが、そうでない場合は即座に自分が配信態勢に入る…という仕組みにしていたのです。
「その仕組みが機能すれば一時間くらいは大丈夫だろう」と、安易に考えてしまった私が悪かった。

結果は…私が圏外エリアにいる間の情報に、他の二人はまったく反応をしていなかった。

仕組みが機能しなかった原因はいろいろ考えられるが、「気の緩み」「甘え」に尽きると思う。
基本的には3人が確認し3人が反応するという仕組みではあったのだが、一番先に反応するのはほとんど私だった。それを繰り返す内に「自分がやらなくとも、どうせ笠井がやるだろう」という気の緩みがそれぞれの心に生まれたとしても不思議ではない。
しかし、彼らを責める訳にはいかない。
その可能性に気が付きながら、一回平場に下りて連絡して戻るという手間を省いた私が一番悪かったのだ。責任者として取る行動ではなかった。

それにしても、配信の仕組みに不備があることは再認識できた。
何とかしなければ…。
今回提供されてきた情報が、もしも特派員情報でなく、災害関連の待ったなしの情報であったなら、大変なことになっていた。

配信態勢の見直しを図らねばならない。

2009年09月12日

救急車が来ない!

ぽにょ です。

昨日巻島で起きた、自転車の子供と軽ワゴン車の接触事故。
私は、たまたま発生直後に現場を通り過ぎましたが、その時は急ぎの用があり、そのまま通過していました。
現場の交差点は、よく交通事故の発生する場所で、少し前にも車2台の事故があったばかりだったので「またかな?」と思って、通り過ぎていました。

数分後、その交差点に戻ると、軽ワゴン車の下には子供用の自転車が挟まっており、2メートル位引きずられた跡がありました。
そして、歩道を見るとビックリ!接触した子供が、まだお母さんに抱かれて座っていました。
近くにいた人に聞いてみると、救急車がまだ来ないとの事。その時すでに20分以上は経過していました。

そのうちに、現場検証するための警察車両が到着しましたが、まだ救急車は来ません。

事故発生を目撃した子供の話を聞くと、すでに30分以上は過ぎていました。

45分位経ってようやく救急車が到着しました。
転倒した子供は、頭と手首をぶつけたとの事。
待っていた長い時間の間に、急変したら…。抱きかかえていたお母さんは、どんな気持ちで待っていたことか。

巻島での事故発生の頃、大手大橋からの転落事故があり、そちらに消防が行っていた為、時間がかかってしまったのだろうか?
それとも、子供は意識があった為に後回しにされてしまったのだろうか?

いずれにせよ、長岡のそんなに、はずれではない地区で、救急車の到着に40分以上もかかるのは、異常としか思えず、不安になってしまいました。

2009年09月14日

アンドロメダ星雲


秋の澄んだ夜空が広がる季節になりました。
月のない夜に、北東の夜空を見ると、小さな雲のようなものが見えるかもしれません。
肉眼でもかすかに光のシミのように見える天体。
これが有名なアンドロメダ星雲です。

双眼鏡でもこのような姿を見ることが出来ます。

今夜あたり皆さんもいかがですか?

この写真は八方台で撮影したものです。
長岡は身近に美しい星空が残っています。

2009年09月15日

新潟にプロ野球誘致 と 文理の活躍

笠井です。

「新潟県にプロ野球誘致」というニュースがネット上で公開され、ビックリしました。
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090911ddlk15040099000c.html -毎日.jp

日本文理の甲子園準優勝やら、国体の水泳で県勢が大活躍するやら、なにやらここのところ不思議なくらいに熱くなっている感のある新潟県スポーツ界だ。

ところで少し話がそれるようだが、新潟県の高校野球は今まで甲子園で日本一勝てなかったのに、なぜ急に準優勝できるほどになったんだろう?
私の友人に自称高校野球事情通がいるので、その友人に疑問をぶつけてみた。

「そもそも新潟県は野球後進県ではない」というのが彼からの回答。
その証拠に中学レベルでは全国大会で準優勝とか3位とか堂々たる成績を以前から挙げてきた。つまり、素質のある優秀な子どもたちはちゃんと存在していたのだ。
ではなぜ?高校になった途端、急に勝てなかったのか?
それは単純な話で、それら優秀な子どもたちが県外に流出していたからだ。
ところが近年、新潟県高野連が彼らを引き留めるための策を講じたので、その作戦が今夏一気に開花したということなのだ。

もちろんそればかりではない。
日本文理高校が素晴らしかった
日本文理高校は県内の他の高校と比較して明らかに目標設定が高かったらしい。
たとえば...
他の高校が練習時間のほとんどを守備練習に充てるのに比べて、日本文理は逆で、9割近くを打撃練習に充てているとのこと。

県内で一番になりたいのなら、野球とはそもそも守備が物を言うスポーツなので、守備練習に力を入れるのが普通。
そのほうが甲子園に近づけるから。
ところが日本文理の場合は、甲子園に出場するというのが目標ではなくて、出場してから優秀な成績を挙げるというのが目標だったから、守備練習よりも打撃練習に力を入れてきたという訳だ。
果たして、、、日本文理は今夏の甲子園大会で並みいる好投手をことごとく打ち崩した。
全国から集まってくる優秀な投手のボールを打つために、ピッチングマシンをプレートから数メートル前に置くなどして打撃練習をしていた成果が現れたということになる。

新潟市がスタジアムを新設した年に、新潟市にある日本文理高校が全国大会で準優勝した。
新潟県がいつからプロ野球誘致を画策していたのかは分かりませんが、今までの県勢が一勝できるかできないかだったことを思えば、気持の悪いくらいくらいにタイミング良くいっている気がします。

調子に乗って、どこかプロ野球球団を口説き落としてきてもらいたいものだ。

考えてみれば、いまやパリーグでAクラスの常連になっている日本ハムやソフトバンクも、地方に本拠地を移してから強くなりだしたのだ。
地方色の強い熱い応援が選手たちの力になっている証しだと思える。

はてさて、どこをターゲットにするつもりか…オリックス?ロッテ?

サッカーあり、野球あり、、、新潟県がスポーツ先進県になる日も遠くないか!?

ちなみに余談ですが、事情通の私の友人ですが、彼は新潟明訓高校の野球部に息子を通わせている男でして、今後県外から優秀な選手が文理に集まるだろうから、差がどんどん開いていくのでは!?と心配していました。

2009年09月16日

さんかく座 M33


skymaxです。

秋の夜空で そっと探してみたいのが、さんかく座のM33と呼ばれる銀河(星雲)です。
アンドロメダ星雲(M31)のすぐ近くに、肉眼でも淡く見えています。

そうは言っても、アンドロメダ星雲に比べると遥かに淡いので、初めての方にはなかなか見えないようです。

これは私たちの眼の構造にも原因があります。
十分に暗闇で眼を慣らし、目標の天体を凝視しないように見て下さい。
淡い天体が驚くほど見えるようになるでしょう。

この写真はアンドロメダ星雲同様にEOS20DaにニッコールF180mmF2.8で30秒露出で撮影しました。
コントラストをかなり上げています。
実際の肉眼ではこのように見えません。

2009年09月17日

1月31日にUNEイベント

笠井です。

UNE(ユニバーサル農園芸えちご)の第24回実行委員会・会議の模様↓

農業に障がい者の就労の場を作ろうと頑張っている全国の人たちを集めるイベントを、来年1月31日にUNE主催で行うことになりました。

もちろん一般の方の入場大歓迎です。

「障がい者に就労の場を」と考えている皆さん、是非ともご来場ください。

イベントの詳細は後日改めて発表します。

とりあえず、この段階で概要を知りたいという方は、ご面倒でも下記までご一報ください。

info@jmjp.jp 住民安全ネットワークジャパン 担当/笠井


UNE 新潟から園芸福祉、ユニバーサル農園芸えちご

2009年09月18日

意味不明なメールがたくさん…

笠井です。

メール会員の皆様にお願いがあります。

私どもの事務局には、メール会員の皆様からの意味不明なメールが実はたくさん届きます。
たとえば...
「あぶらげありがとう。おいしかったよ。」とか、
「明日は8時でよろしくお願いしますね」とか、
どう考えても当方宛ての内容ではないと思われるメール、私どもの知らない誰かへの連絡だと思われる内容のメールがたくさん届くのです。

いたずらでもないようだし…最初の内は、どういう訳でこのようなメールが届くのかさっぱり分からなかったのですが、最近になってだんだん分かってきました。

どうやら、私どもから配信する情報メールを受信した会員さんが、その情報を友達やお知り合いに教えてあげようと思って転送する際に、もしくは、転送してもらったお友達がお礼のメールを返信する際に、
誤って当方にまでメールを送信してくるということらしいのです。、

間違いメールが届けば届くほど、それらを削除する手間が増えるので、そういうことのないように、できればもう少し気をつけていただきたいのです。
何より、送るつもりのないところにメールを送っている皆さん側のほうが、あまり気分がよくないでしょうからね。

2009年09月19日

洗濯に風呂の水って?

笠井です。

こう見えても炊事に洗濯、何でも自分でやってます。
掃除だけは苦手ですが、それ以外のことは大抵自分でやってます。
というのも、もともと着る物を買いに行くのが苦手な人間でして、洗濯さぼっているとすぐに着る物が無くなるという目に遭ってしまうため、仕方なくやっているといった具合なのですが、要領を覚えるのだけは早いほうなので、やっている内に結構得意な感じになってきました。

洗濯の時は当然、風呂の残り湯を使っています。
ただ、最近ふと思う時があるのです。
洗濯に風呂の残り湯使うのって間違いなんじゃないか?って。

風呂の残り湯には体の垢や脂、フケなどが混ざっていますよね。
そこに洗剤を入れたら、、、洗剤はそれらと反応する成分、、、ということは、衣類の汚れに反応する前に、残り湯のほうに先に反応してしまうのではないか!?などと思うのであります。

風呂の残り湯を使うことは、そりゃ節水にはいいかもしれませんよ。
だけど、もしもそれを使うことによって、肝心の洗濯物の汚れが落ちないのであれば、節水どころか、水も洗剤も電気も洗濯の手間も時間も、何もかももったいないということにはなるのではないでしょうか?

それに風呂の残り湯の中には細菌類はいないのでしょうか?
もしもいたとしたら、それらは洗剤を混ぜた時に死んでしまうものなのでしょうか?

男のくせに何だか新米主婦のような記事を綴ってしまいましたが、
このブログをご覧の皆様の中に、主婦業プロの女性の方がいらっしゃると思うので、私の疑問に是非ともお答え願えないでしょうか?

2009年09月21日

娘の喘息発作

skymaxです。

昨夜、久しぶりに中学生の娘に喘息の発作が起きました。

娘はゼイゼイと肩で息をしながら、心細いに表情で私もを見つめていました。

十年前、初めて発作が起きた時は本当に驚きました。
入退院を繰り返す娘が可哀想で、私と妻は落ち込んだ時期もありました。
でも逆にこの喘息がきっかけになって、妻と深い愛情と信頼関係が築けたようにも思います。

何度も発作を体験するうちに私もすっかり慣れてしまいました。
今は医者、病院にも行かす、自力で回復するようになりました。

一晩中、娘の背中をさすりながら、色々な話をしました。
話をしながら、お互いにいつの間にか眠ってしまいました。
一夜明けて、喘息の症状は落ち着きました。

医者よりも薬よりも、親子の愛情が一番ですね。
自分でも不思議ですが、娘の背中をさすっていると、みるみるうちに呼吸が正常に戻るのです。
父親にもこんな力があるんですね。

天国の妻が力を貸してくれたのかもしれません。

2009年09月22日

「お父さん大好き!」myskip08年7月号

桑原です。Myskip08年7月号に掲載された私の記事です。

娘が生まれた時「お前って娘が高校生になったら絶対嫌われるタイプだよな」と、娘が生まれた喜びを一気に吹き飛ばす言葉を言われ、「一体どんなタイプだ!」と私は言い返した。

あれから、三年の月日が流れ、娘は幼稚園児になった。
「高校生になったら嫌われる」というノストラダムス以上の恐怖の預言が外れたことを私は胸を張って宣言したい。
なぜなら私は既に娘に嫌われているようなのだ。

娘の近くにいると、「とーたん みたくない」「とーたん あっちいって」と言われる始末。
たまに私の顔を殴ってくるので、家庭内暴力、もしくは親父虐待である。
娘に罪はない。原因はやはり私にあるのであろう。

娘がふと言った一言を思いだす。
「とーたん もっと かっこよくなってね」
もしかしたら、娘は新沼 謙治に瓜二つといわれる私の顔が気にいらないのであろうか。

それとも、私が娘の前でおならばかりしているのが悪いのだろうか。
けれども、娘よ。君も私が呼んだら「ブホ!」とおならで返事をしたではないか。

そんな娘だが、私にお願いする時だけは、笑顔でお願いしてくる。
「とーたん タカイタカイして」とねだる娘に、「じゃ おとうさんだいすきって言ってごらん」と強制する自分が、モノで女性を口説こうとするおっさんみたいで嫌である。

そんなわけで、最近本気でへこんでいる私ですが、そんな私に心優しい妻はこういうのである。
「ちっちぇー男だな~~~」
なんだか暗くなってきたので、今日はこの辺で。
(月刊myskip7月号より転載)

2009年09月23日

「運動神経」myskip08年6月号

桑原です。
連チャンの投稿です。

娘は、おてんばで活発なのですが、最近、運動神経があまりないことに気付きました。
同い年のお友達と遊んでいる様子を見ると、元気は誰よりもあるのですが、運動能力は劣っているようなのです。
親の私は、運動が苦手ですから仕方がないのかもしれません。

私が小学生の時、野球部で部員18名なのに背番号は20番で、登録はコーチ枠でした。
監督から「秘密兵器だ」と言われ、秘密のまま終わったのはいうまでもありません。

学習能力も無かった私は、中学でも野球部に入部しました。
中一の時に、どういうわけだかキャプテンになったのですが、私は補欠のまま。
キャプテンの仕事は、先攻決めるじゃんけんのみで、その後は、ポジションであるベンチに戻って応援です。
この意味不明なポジションは敵チームを混乱させたことでしょう。

しかし、最後の大会では、監督の配慮で代打に出してもらいました。
相手は、全国大会に出場したこともある名ピッチャー。
一方、私は永遠の秘密兵器の迷バッター。普通だったら勝ち目はありません。
「野球は頭でするものだ」と私が考えた作戦は「4ボール作戦」!!
打席に立った私は、ピッチャーを睨み、そして、志村けんばりの変な顔をしました。
しかし、相手を笑わせてコントロールを乱すという作戦は大失敗、ピッチャーは無表情のまま投げ、私は三振となりました。この時ほど、自分が情けなかったことはありません。

そんな私の娘ですから、運動神経が無いのは仕方がないのかもしれません。
笑いの才能はありそうなのですが。(トホホ・・・)

2009年09月24日

回り回って「前原さん、がんばれ」「長妻さん、よろしく」

笠井です。

「障害者自立支援法」…障がいに何の関係のない人でも一度くらいはこの法令の名前を耳にしたことがあるだろう。
そして、これがあまり評判が良くなかったということも、皆さん、何となくご存じだったのではないかと思う。

障害者自立支援法によって、福祉サービスを受ける障がい者側に、受ける福祉サービスの量に応じた原則1割負担が導入されることが決定し、2006年の10月より本格施行されていた。ところが↓
<障害者自立支援法>廃止へ 厚労相、新制度に着手(09/22 16:44)
民主党政権の目玉的存在である「Mr.年金」こと長妻厚労相によって9月19日、とうとう同法の廃止が明言された。

これから、この法令はいったいどのような内容に変わっていくのだろうか?
障がいの子を持つ親の一人として、注意深く見守っていきたいと思っている。

そもそも、障害者自立支援法に、福祉サービスの量に応じた原則1割(応益)負担が導入されたのはなぜか?
引き金になったのは、2003年に始まった「支援費制度」だ。
障がい者が自由にサービスを選べるようになり、利用者が増加。財源不足に陥った国は、サービス費用を障がい者を含め、皆で支え合おうとの考えを打ち出し、支援法で所得に基づく「応能負担」から「応益負担」への転換を進めた。
そして、福祉サービス利用者のうち約9割に費用の負担が生じることに。
受けるサービスが多い重度障がい者ほど負担が重くなり、福祉サービスの利用を控えたり、施設から退所したりする人が相次いだ。
推計720万人とも言われる身体・知的・精神障がい者たちと向き合う現場では、見直しを求める声が上がっていた。

「応益負担」は「障がいは自己責任」という考え方に基づくもの。
福祉先進国のヨーロッパでは、利用料負担はないか、あっても所得に応じた負担、つまり応能負担が主流なのに対して、日本が多くの当事者たちの反対を押し切ってまで法令を施行し、応益負担に踏み切った背景には、日本の障がい者福祉関連予算の低さが根底にあるのだろうと思う。(日本の障がい者福祉の予算レベルの低さはOECD(経済協力開発機構)29ヶ国中、下から3番目に低い水準だ)

障がい者福祉に関する予算が低いことに問題があるのならば、それを上げればいいじゃないか!?と思う方もおられるかもしれないが、財布は一つ、福祉の予算を上げるには、どこかの別の予算を下げなくてはいけないのだから、そう簡単にはいかない。
そういった意味からも、私はいま民主党新政府による八ッ場ダム問題などに象徴される箱物行政見直し、ムダ排除の手腕に注目している。

確かに、ダムのせいで何十年も翻弄されてきた地元住民の身になってみれば、「もうこれ以上気まぐれに振り回すのはやめてくれ」と言いたくもなるだろう。
しかし、それらの方々だって、言葉を尽くして説明すれば解ってもらえるはず。
少しだけ周りを見渡せば、障がい福祉に代表されるように、本来もっと予算をつけねばならない部分に予算が付いていなくて、その問題はダム問題と同じように自分たちの身にも降りかかっているのだということに気がついてもらえるのではないだろうか!?

国土交通相の前原さんには、地元住民に何度でも頭を下げてもらい、何とか中止に理解を得てきてもらいたいと思います。
自民党政権の置き土産を背負わされた形の前原さんにはお気の毒としか言いようがないが、それこそが政治家の仕事!私は応援しています「前原がんばれ」。

今まで箱物に掛けていた何兆円ものお金を、少しずつ、不十分だったところに回していくことで、日本という国を少しでも良い国に変えていってもらえればなぁと思います。

最後に、、、
障害者自立支援法について一言。
私は、この法令をきっかけに、「いま自分が障がいの子の親として何をするべきか」と考えさせられ、「気づき」をもらった。
そして、その気づきに基づいて具体的な行動を起こしたことで、同じ思いを持つ福祉関係の多くの仲間に出会った。
この法令に出会わなければ、気づきを得られなかったかもしれない。
そういった意味ばかりという訳でもないが、私は障害者自立支援法をそれなりに高く評価していた。
今後、支援法がどのように変わって行っても、甘えて何もしない、行政頼み、福祉頼みの障がい者とその親たちが大勢いる内は、障害福祉に明るい未来はないと感じている。
長妻さん、頑張って良い法令を制定してください。よろしくね。


2009年09月28日

C-netsセミナー/考動変革

C-nets


自ら気づき、考え、行動し、責任を持つ施設職員の育成を目的としています。

同じ指名を持つ皆さんと共に学び、気づきや課題を得て、それぞれの現場で考動変革を起こすことによって、新潟の障がい者福祉は必ず良くなると信じています。

9月26日(土) 体験型教育プロぐ藍綬「ビジネスシュミレーションゲーム」

講師紹介:谷口正俊氏
イタリア・ローマ生まれ。幼少期をフィリピンで過ごす。早稲田大学商学部卒業後、数式会社ベネッセコーポレーションに入社。同社退社後、2000年7月、総合人材育成企業の株式会社ウィル・シードをパートナーとともに立ち上げ、代表取締役副社長に就任。まったく新しいタイプの体感型教育研修プログラムを全国の企業及び学校に導入し、一躍注目を集める。


9月27日(日)「考動変革」
講師紹介:大塚由紀子氏
「障がい者の働く場つくり」を支援する各種事業尾を全国的に展開。障害福祉サービス事業を対象とした事業改革コンサルティングや研修、福祉起業家支援事業を通じて、障がい者雇用の場の創出、工賃倍増など多数の実績がある。「夢ある街のたいやき屋さん」を経営し、障がい者雇用を実践。ヤマト福祉財団で障がい者福祉施設・作業所向けのセミナー講師を務める。


2009年09月29日

たぶん「サヨナラ」の涙

笠井です。

先日、新潟の福祉総合会館におけるセミナーに参加するための新幹線にタッチの差で乗り遅れ、次の新幹線の待ち時間を潰そうと駅ビル構内のコーヒーショップに立ち寄った時のお話です。

Sサイズのホットコーヒーを頼み、カウンターへ。
20歳代後半と見える女性と、ビジネスマン風の男性が、3席空けて座っていたので、私はちょうどその真ん中に座った。

いつも通りゴソゴソとリュックの中からPCを引っ張り出し、メールのチェック、サイトの管理作業を始めた。
すると、右の女性のほうから鼻をすするような音が…。
そのくらいのことはよくあることだから、最初はまったく気に留めなかったのだが、その内、音はだんだん大きくなってきて、今度はティッシュで鼻をかみはじめた。
「風邪でもひいたのかな!?」

それでも気にせずPC操作を続けていたが、鼻をすする音はさらに大きく、そして小刻みになってきたので、この段階になってようやく具合いでも悪いのでは!?と気になり、その女性のほうをチラッと見てみた。
すると、その直後のことです。
女性は慌ただしくバックからタオルハンカチのような物を取り出し、顔を覆ったかと思ったら、ボロボロと泣き始めたのだった。
我慢していたものが込み上げてきたのか、肩を震わせて「ウッ、ウッ、ウッ」と嗚咽(おえつ)、どんどん泣き方はエスカレートする一方。

そっか、そういうことか…ここは駅だったものね。
きっと、、、遠方へ出発した恋人を見送ってきたばかりなんだ。

他人の泣いている姿など、あまりお目に掛かるものではない。

娘がガンセンター病院に入院していた頃は、子供の死期を悟り、不治の病に絶望するお母さん達の泣いている様子をたくさん見てきた。そんな時は、こちらもしんみりしてしまったものだったが、彼女のそれはまったく違う印象だ。
悲しみを堪え切れずに嗚咽している彼女には大変申し訳ないが、なんだか、ほのぼのとした温かいものが胸に溢れてきた。

私にもこんな時があったっけなー?どうだったかなー?
遠い記憶の中にも、もう思い出せるものはない。

2009年09月30日

綱引き

携帯のメール連絡網を導入してくれている小学校から
保護者の中に登録したくても登録できない方がいるので説明に来てほしいといった依頼を受け、先日その小学校を訪ねてきました。

訪ねてみると、体育館では保護者たちによる綱引き大会がちょうど行われている真っ最中。

体育館のステージの上に机とイスを用意してもらい、そこで綱引きの様子を観戦させてもらいながら待機していると、綱引きの順番待ちのお母さん、お父さん方が携帯電話を片手に、「登録のやり方を教えてください」と集まってこられましたが、どの方たちも携帯の操作が分からないという方ではなく、やればできる人ばかり、逆に言うと、やればできるんだけど、なんかちょっと面倒そうなので後回しにしていてやらなかった、という方たちばかりでした。

About 2009年09月

2009年09月にブログ「住民安全ネットワークジャパン」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2009年08月です。

次のアーカイブは2009年10月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35