◎地域力・・・深いい話。
4月30日(木)に午後6:00から会議がありましたので
その会議に遅れないように出かけようとした午後5:30頃に
近所のお宅から一本の電話がありました。
「青山駅前に何時間も前からふらふら歩いたり、
行きかう人を見たりしている人がいるんだけど・・・
のんぴーりのメンバーさんでは・・・」
とのこと。急いでそのお電話をいただいたお宅へ行き、それから青山駅前へ
行きました。そこに居たのはのんぴーりのメンバーではなく、他の施設の
利用者さんでした。
「家に一緒に帰ろう」と促しても「帰んね!」と言われ続け、困って
しまったので、その施設に電話をし、対応をお聞きし、保護者が迎えに
くるというのでそれまで二人でたたずんでいました・・・。
行きかう人々を眺めながら・・・その人一人でたたずんでいるよりも
私も一緒で二人の方が余計に怪しいのでは・・・と心の中で思いながら・・・。
お母様がいらっしゃり、事情をお話し、一件落着でした。
その後にお電話をいただいたお宅へ行き、お礼を言って事情をお話し
てきました。そのご家族がまたいい方たちなんだ。
小学生の子供たちが学校帰りに見かけたのに2時間たっても同じ場所
にいるので、そのお子さんたちが心配になっておじいちゃんに話を
してそのおじいちゃんがお電話をしてくださったそうです。
なんだか不思議そうな人がいたらいつでものんぴーりに電話をください。
とお伝えし、遠慮なくそうさせていただくとお返事をいただきました。
のんぴーりのメンバーだろうが、他の事業所の利用者だろうが
地域の中で不思議そうな人がいたときの第一連絡先であるのは本当に
うれしいですね。
そのお子さんたちの心の中に「障害者への理解」があるかどうかわかりませんが、
「自分の住んでいる所に障害のある人がいる」「地域で障害者と一緒にいる」事に
ついては違和感がないんだとおもいます。」
これはとっても大切なことですね。
「一緒に居ることができる事」これは意外と難しい。
障害者施設に勤めている人でも自然とできる人とできない人が
いると感じます。
施設・事業所が継続して同じ場所で活動することで、
またそれだけではなくて、自分たちから外に出ていく事によって
より一層地域の理解、進むという事が改めて実感しました。
そしてその予定していた会議には1時間も遅刻しました・・・。