このシリーズでは、さまざまな育児の問題にアドバイスをしてきた助産師の経験から、お母さんたちが抱えるリアルな悩みと、それに対する助言を紹介していきます。シリーズ1回目は、左利きの子供を矯正したいという相談です。はたして、左利きは矯正したほうがいいのでしょうか?
◆右利きが前提の日本の伝統
右利きが当たり前とされる日本の文化。現在では左利きを受け入れる風潮も出てきていますが、まだまだ「左利きはおかしい」と考える人も多く、子供の利き腕を矯正しようとする親も珍しくありません。子供は、1歳を過ぎる頃には、何でも自分でやろうとして手を出すようになります。その際、左手ばかりを伸ばしていたり、すぐ左手に持ち替えたりする様子を見て、「この子は左利きかしら」と、心配するお母さんがいます。実際、箸やハサミ、鉛筆、漢字の書き方などは右利きであることが前提に設計されており、左利きの人には不便です。また、昔は現在と違って左利き用の用具はなかったため、無理をしてでも右利きに矯正していた時代があったと考えられます。
◆いつからどうして、利き手が決まるの?
2歳頃までは、子供は左右両方の手を使います。そして、3~4歳くらいになると、右利きか左利きかがはっきりしてきます。利き手がどのようにして決まるのかは、遺伝的に決まっている、胎児の初期段階で決まるなど諸説ありますが、まだ正確には解明されていません。ただし、利き手と脳の働きには深い関係があると考えられています。
◆利き手矯正の悪影響
子供の利き手を強制しようと、親が子供に無理に持ち替えさせたり、左手を使うと叱ったりすると、子供にとってはかなりのストレスになります。当然ながら、子供は右利き・左利きの意味を理解できないので、遊んでいることを叱られているように解釈してしまう可能性もあり、意欲を失っていく原因にもなり得ます。また、親からの矯正が厳しいと、親の前では右利き、いないところでは左利きというような使い分けをして、それが良心の呵責を生んでしまうことにもなりかねません。精神的な問題だけでなく、ひどい場合にはストレスからてんかん発作や吃音、チック、夜尿症などが出ることもあり、利き手を矯正することは子供にとって良くないことがわかってきました。以上のような子供への弊害を考慮して、現在では、無理な矯正はしないという考え方に変わってきました。
◆個性としての左利き
左利きの人は右脳が発達するため、芸術的センスなどを発揮する人が多いと言われています。モーツァルトやニュートンなどの歴史的偉人や、近現代ではアインシュタインや坂本龍一さんなどが左利きとして知られています。また、スポーツでは左利きであること自体が有利に働くという事実もあります。3歳くらいまでは、遊びの中で右手を使うシーンを増やして、右手を使う習慣をつけることは構いません。ただし、無理にやらせるのは禁物。結果的に子供が左利きになるならば、個性として受け入れることが大切です。
●南部洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師、株式会社とらうべ社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべを設立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150307-00000001-mocosuku-hlth
「この子には英語で苦労させたくない」「グローバルに活躍できるように育ってほしい」と、子どもの英語教育に関心のある親御さんは多いのではないでしょうか?
もちろん小さい頃から英語に親しませることは、その子の可能性をひろげることにつながるでしょう。でも、教育熱心が空回りして、子どもが英語アレルギーになるなど逆効果なことも少なくないようです。
そこで今回は、幼児英語教育歴30年という平川裕貴さんの著書『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』をもとに、子どもを英語嫌いにさせてしまう親のNG行動3つをお届けしたいと思います。
■1:大量の教材をいっぺんに買い込んでしまう
<「さあ、英語学習頑張ろう!」と張り切るのはいいですが、たくさんの教材セットをいっぺんに買うのはお勧めしません。
(中略)
最初から山のように積まれた教材は、頂上の見えない山を目の前にして、さあ登れといわれているようなもの。親にも子にもプレッシャーになってしまいます。英語学習を始めたものの、途中で息切れして挫折、教材は押入れの肥やしなんて話も山ほど聞きました。>
子ども向け英語教材のなかには、シリーズで買うと何十万円もするようなものもあるようです。「これだけやったらわが子はきっと英語ペラペラに!」なんて気にさせられますが、最初から高すぎる目標を設定しては、子どもがくじけてしまうかもしれません。
わざわざ高額な教材を買いそろえるのではなく、まずは英語のCDをかけ流したり、英語の絵本を読み聞かせたりなど、親子で気軽に英語に親しむことから始めてみてはいかがでしょうか? また、お金を一切かけずに『YouTube』の英語アニメや歌を利用するのもアリ。
手頃な価格で教育効果の高いCD・DVDや絵本、また無料で使えるお役立ちサイトは平川さんの著書にたくさん紹介されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
■2:子どもの好みを無視する
<英語子育てに成功した人が使っていたからとか、巷で人気だからという理由で、「こっちにしなさい!」とか「こっちの方が役に立つわよ」などと親が押し付けては、子どもが英語そのものに興味をなくしてしまう恐れもあります。>
親が「よかれ」と思ったものでも子どもの心には全く響かなかったり、逆に大人が見向きもしないものに子どもが夢中になったりすることはよくありますよね。
英語教育の主体はあくまでお子さんなのですから、教材選びなどはお子さんの好みを尊重するようにしましょう。そういった点でも、はじめから親の一存で高額な教材を買いそろえるのは得策ではなさそうですよね。
■3:できないことを責めたりけなしたりする
子どもが1度覚えたはずのことを忘れてしまったり、何度も同じまちがいをしたりすると、親としては焦ってしまいますよね。
でも、「こんな簡単なことがどうしてできないの?」「何回も言っているのに、どうして覚えられないの?」など責めたりけなしたりするのは絶対ダメ。親の言い方しだいでは、子どもにとって英語学習がトラウマになってしまうかもしれません。
英語教育に限ったことではありませんが、“褒めて伸ばす”は子育ての基本。できたことをどんどん褒めて、自信をつけさせていきましょう。
以上、子どもを英語嫌いにさせてしまう親のNG行動3つをお伝えしましたが、いかがでしたか?
家庭での英語教育で大切なのは、まずは“親子で楽しむこと”。学生時代に英語が得意だった方も苦手だった方も、堅苦しく考えるよりも子どもと一緒に英語に親しんでみてはいかがでしょうか?
http://wooris.jp/archives/123751
大地震はいつ起こるかわかりません。みなさんはその時、“どう行動するか”考えていますか? 特に、自宅や職場以外の場所、慣れていない場所で地震に遭ったときに、適切な行動がとれるでしょうか。
外でも、建物の中でも、場所によって落下物や飛来物でけがをすることもありますし、エレベーターの中にいれば閉じ込められてしまうといった事態も考えられます。その時、適切な行動がとれないと、思わぬ危険にさらされる可能性が高いのです。
特に子連れで外出している場合、大変ですが、お母さんは子どもも守ってあげなければなりません。
だからこそ、外出時に大きな地震に遭ったらまずどうするか、ということは、ぜひ考えておきたいところ。そんな“外出時に地震に遭った時の注意点”について今回は、NPO法人ママプラグの書籍『被災ママ812人が作った 子連れ防災手帖』を参考にお伝えします。
■市街地やデパートなどにいた場合
まず、デパートなどの中にいたときですが、落ちてくるものから頭を守るために、頭を手荷物などで保護しながら、素早く商品棚、ショーウィンドウ、看板など、危険なところから離れましょう。その後、避難誘導指示に従って避難を。
地下街の場合には、火災の煙に注意が必要です。煙が蔓延していたら、姿勢を低くして、ハンカチなどで口をおおって避難しましょう。
建物の外、市街地などにいた場合は、看板などの落下物、ガラスの飛散の心配がない場所に移動しましょう。
どこにいても、子連れだと避難が大変だと思いますが、お子さんがケガをしないように気をつけてあげたいですね。
■電車・車などの乗り物では
電車の中にいて揺れを感じたら、急ブレーキに備えて、つり革や手すりにつかまりましょう。停車して揺れがおさまったら、乗務員の指示に従って避難を。
お子さんの場合、座っていればいいですが、立っていなければならない場合は、転倒しないように、しっかりつかまらせるなど、特に気をつけてあげたいですね。
車の運転中の場合は、ハザードランプを点滅させ、ゆっくりと路肩に寄せながら、減速させます。その後ラジオをつけ、情報収集をしましょう。
■エスカレーターやエレベーターでは
意外と危険なのがエスカレーターの上。大きな地震では、人が将棋倒しになってけがをすることも考えられます。揺れを感じたら、エスカレーターが緊急停止した時に備えて、ベルトにしっかりとつかまり、不測の事態に備えましょう。
もしエレベーターに乗っているときに地震が起きてしまったら、すぐに全階のボタンを押して、止まった階で降りて避難を。万一、中に閉じ込められてしまったら、非常ボタンを押したり、消防に連絡したりして、救助を待ちましょう。
また、地震のときにはエレベーターの使用は厳禁です。子連れで大変だとしても、エレベーターを使って避難しようとは考えないでくださいね。
いかがでしたか。災害時に自宅から遠く離れた外出先で、自分やお子さんがけがをしてしまったら本当に大変。地震はいつ起こるかわかりませんから、外出先での行動のしかたを、あらかじめ頭に入れておいてくださいね。
http://wooris.jp/archives/125754
「アレルギー」は、身体の免疫機能が誤作動を起こしてしまう疾患です。免疫細胞は、ウイルスや細菌などの病原体が身体に侵入してくると、これを攻撃します。ところが、アレルギーは、害のない異物に免疫細胞が過剰反応して、鼻水やじんましん、かゆみや下痢、ひどい場合には、アナフィラキシーショックと呼ばれる、呼吸困難やショック状態などの症状を起こしてしまうのです。そして、いま流行中の「花粉症」も、アレルギー疾患のひとつです。今回は、アレルギー反応を起こすアレルゲンの種類と、アレルゲンがアレルギー反応をひき起こすプロセスを説明します。
アレルギーで死に至ることも! アナフィラキシーショックとは?
◆さまざまな物質がアレルゲンになり得る
アレルギー症状を引き起こす異物のことを、「アレルゲン」と呼びます。これらの物質に触れても、アレルギー反応を起こす人と起こさない人がいます。代表的なアレルゲンとして、次のようなものがあります。
●呼吸で吸い込むもの
草木の花粉、ハウスダスト、カビの胞子、ペットのフケなど
●体内に直接入るもの
注射で体内に入る薬(予防接種のワクチンなど)、ハチの毒など
●口から摂取するもの
食物アレルギーの三大原因は、卵、小麦、牛乳と言われています。そばやエビ・カニ、サバなどの青魚、ピーナッツのアレルギーもよく見られます。また、メロン、りんご、マンゴーやキウイなどが果物アレルゲンとしてよく知られています。
●皮膚に触れるもの
アクセサリーや歯科治療に使われる被せ物などの金属。ニッケル、コバルト、クロム、水銀などの金属がアレルゲンになりやすいとされています。そのほか、ペットの毛や羽、唾液などに触れてアレルギーを起こす人もいます。
◆花粉症の発症プロセス
アレルゲンがどのようにアレルギー反応を起こすかはさまざまですが、花粉症の場合を例に、そのプロセスを説明します。
1.鼻内部に侵入した花粉成分(タンパク質)を、免疫細胞が取込んで分解し、異物としての情報を得る
2.免疫細胞間で、その情報が伝達される
3.免疫細胞の一種が花粉に反応する「抗体」へと成長する
4.この抗体が血液に乗って全身を巡り、別の免疫細胞と結合する
5.再び侵入した花粉の成分が、免疫細胞表面の抗体に付く
6.免疫細胞が反応し、ヒスタミンなどの化学物質が分泌される
7.鼻水が出る、目がかゆくなるといった症状が出る
◆死に至ることもあるアナフィラキシーショック
免疫細胞が出すヒスタミンなどの化学物質の影響は、軽い場合は、鼻水やくしゃみなどで済みますが、重い場合には、体内のさまざまな血管の機能を失わせます。血圧が急激に下がり、脳に血液が回らず意識を失ったり、気道粘液が腫れて呼吸困難になったり、末梢血管が緩んで血圧か急低下して、ショック状態に陥ることがあります。これが「アナフィラキシーショック」で、生死に関わることもあります。花粉症でアナフィラキシーショックを起すケースは稀ですが、スズメバチの毒や食物アレルギーでは比較的容易に起こり得るで、気をつけてください。
井上愛子(いのうえ・あいこ)
保健師、株式会社とらうべ社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
Mocosuku編集部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150303-00000005-mocosuku-hlth
魚津市シルバー人材センター(同市北鬼江、宮野高司理事長)は3日、職員6人による「こども見守り隊」を結成し、同センターで出発式を行った。
センターはことし2月に市防犯協会と魚津署から、見守り活動を行う団体に委嘱され「子ども110番の家」となったことから隊を作った。職員は、センターの会員が働く現場を訪れる時などに、不審者がいないかにも気を配る。
出発式で、隊長の平野洋次さん(66)が「児童の登下校時の安全を第一に考えて活動したい」とあいさつし、稲土魚津署長が「子どもたちをたくさんの人の目で守ってほしい」と激励した。
センターの業務用自動車5台に隊のステッカーを貼り、隊員が見回りに出発した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150303-00020386-kitanihon-l16
2015年の4月1日から、いよいよ「すくすくジャパン!」のスタートです。「すくすくジャパン!」とは、政府が実施する「子ども・子育て支援新制度」の愛称。文字どおり、さまざまな面から子育てや教育をサポートする制度です。これまでにも各種の子育て支援策が実施されてきましたが、「すくすくジャパン!」は何が異なるのでしょうか? 内閣府の新制度担当者である佐藤創一氏に、この新しい仕組みのポイントを聞きました。
共働き世帯が多い昨今では、乳幼児を預けられる保育施設の需要が高まっています。しかし、特に都市部においては幼稚園や保育所の数が不足している地域も多く、待機児童が大きな問題になっています。その一方で、地方では少子化によって子どもの数が減り、従来の規模では幼稚園などの運営が難しくなるケースが見られるようになりました。さらに、保育に従事する職員の数が不足しているという課題もあります。
「すくすくジャパン!」は、こうした諸問題の解決を目指して実施されるものです。この制度は、2012年(平成24年)8月に成立した「子ども・子育て支援法」「認定こども園法の一部改正法」「子ども・子育て支援法及び認定こども園法の一部改正法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」──という「子ども・子育て関連3法」に基づいています。子ども・子育て関連3法では、子育てに関するさまざまな現状をふまえ、いくつかのポイントを重要な課題としてとらえています。具体的には、以下の4つのポイントです。
(1)幼稚園と保育所の長所を兼ね備えた「認定こども園」の普及を図る
(2)保育の場を増やし、待機児童を減らして、子育てしやすい社会を作る
(3)幼児期の学校教育や保育、地域の子育て支援を、量と質の両面で充実させる
(4)少子化が進む地域の子育ての支援も強化する
(1)は、「認定こども園」への移行をしやすくすることが目的です。認定こども園は、幼稚園のような幼児教育と、保育所のような長時間保育の両方を提供する施設。少子化による幼稚園の定員割れや、共働き世帯の増加などに伴う待機児童の解消に寄与することを目的に、2006年にスタートしましたが、認可手続きが煩雑であることなど、さまざまな事情により普及が遅れています。この認定こども園を普及させ、待機児童の解消や、幼少期から教育の機会を受けやすくすることが、今回の新制度の目的のひとつです。
(2)は(1)とも重なりますが、待機児童を減らすために保育の受け皿を増やすことが目的です。具体的には、認可保育所を増やしていくほか、認定こども園の普及、後述する「地域型保育」を新設して充実を図ることで、2013年度(平成25年度)から2017年度(平成29年度)までに40万人分の受け皿を用意することを目標にしています。
(3)については、保育の機会を増やすだけでなく、保育・教育の質も向上させることが目標です。具体的には、保育所や幼稚園などで職員1人が担当する子どもの数を改善し、隅々まで目が届くように配慮します。また、職員の給与などの処遇改善にも踏み込み、職場への定着率の向上や、質の高い人材の確保を図ります。もうひとつ、小学生を対象とした「放課後児童クラブ」(学童保育)についても充実させ、共働き家庭で仕事と育児の両立が困難になる、いわゆる「小1の壁」の解消を狙います。
(4)については、「地域型保育」の充実がポイントです。少子化で従来の認可保育所(定員20人以上)が成立しなくなった地域でも、小規模保育(6~19人以下)などが新たに認可事業となり、公的資金によって安定的に運営できるようになります。また、大規模な保育所の設立が難しい都市部でも、機動的に認可を受けられるようになり、利用しやすくなるというメリットがあります。
次回から、この「すくすくジャパン!」(子ども・子育て支援新制度)の利用方法や気になる点について、もう少し詳しく見ていきます。
※本記事は内閣府等への取材に基づき、Mocosuku編集部で構成したものです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150225-00000002-mocosuku-hlth
中国の幼児教育専門家が日本人ママの子育てを絶賛し、具体的な方法を中国人ママに紹介している。24日付で捜狐網が伝えた。
4歳の男の子を持つ日本人ママと公園で遊んだ際、男の子が「危ないから登らないで下さい」と注意書きが掲げられた場所を登ろうとした。日本人ママは登らないよう注意しただけでなく、男の子に注意書きを声に出して読ませた。こうすれば男の子に登ってはいけないことを深く認識させると同時に、字を覚えさせることもできる。中国人の親だったら考え付かない方法だ。
日本人の子育てで素晴らしいと思った点を6項目にまとめた。(1)子どもが1歳になる前に自分で食べられるようにする(2)大人より1枚少なく着せる(3)成績より躾が大事(4)ゲーム感覚で家事を覚えさせる(5)小さいうちから節約を習慣にさせる(6)早いうちから家事を切り盛りさせる―というものだ。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150225-00000005-xinhua-cn
最近は日本でも欧米でも、赤ちゃんに個性的な名前をつける親が増えてきました。その中には漢字が読めないものや、英語名の当て字、商品名など、いわゆる“キラキラネーム”も。
しかし、そんな風潮に渇を入れた一件が、このたびフランスで発生! なんと親の付けた名前に裁判所が「ノー」と言ったそうです。
ニュースサイト『Time』に掲載された記事と、転載された検索サイト『YAHOO! PARENTING』の記事を参考に、なぜかを紹介しましょう。
■親が付けた赤ちゃんの名前は……?
フランスの都市、ヴァランシエンヌに最近生まれた赤ちゃんに付けられた名前は、欧米で大人気のとあるチョコレート・スプレッドの商品名でした。
名前的におかしな響きがあるわけではありませんが、その名前を聞いた裁判所が、「その商品名はトレードマークであり、子どもに付けてはいけない」と一喝。裁判所命令で、商品名の一部を取り、欧米でとても一般的な女児の名前である“エラ(Ella)”と子どもの名前を付け直したそうです。
商品名であると同時に、裁判所の判事は「そのような名前を付けることが、子どものためになるとは到底思えない。将来、名前を理由にからかわれたり、軽蔑を受けたりすることは目に見えている」と発言したそうです。
この判決を受け、「ふざけた名前を付けると子どもが苦労するだけ」というものから、「名前は親が付けるもので、裁判所の管轄ではない」というものまで、米国のネットでもさまざまな意見が炎上。しかし大半の意見が、裁判所の判決を支持するものでした。
■親の都合だけで名前を付けたら……?
『TIME』の記事によると、米国でも一般的でない名前や綴りを持った子どもは、学校で教師に特別な目で見られたり、就職時に意識的でなくても差別を受けたりすることがあるそうです。もちろん、子ども同士のいじめやからかいは言うまでもありません。
フランスではこのように裁判所命令が下りましたが、一般的には親に「こういう名前を付けろ」と命令することは他人にはできません。しかし、子どもの一生を考えて、さまざまな可能性を想定し、大事な子どもに素敵な名前を付けてあげたいものです。
以上、フランスで起きた“キラキラネーム”に関する裁判と、子どもの名前が及ぼす影響についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
子どもの名前を付ける権利は親にあっても、それは親のものではなく、子どもが一生付き合っていかなければならないもの。時代や流行に惑わされず、子どもの将来のあらゆる可能性や場面を想定して、最もその子に合った名前を付けてあげてくださいね!
http://wooris.jp/archives/122099
手足口病とは名前の通り手と足と口に水疱様の発疹ができ、主に5歳以下の小さい子どもがかかる病気です。
よく夏の保育園や幼稚園で手足口病が流行っていますと聞きますが、最近は冬でも流行が見られたりと一年中見られる病気になってきました。
ではなぜこんなに保育園や幼稚園で流行するのでしょうか。
その1も書きましたが1つの型に対する感染は一生に1回です。そのためまだかかったことのない乳児や幼児が集まっている保育園や幼稚園では集団感染がおこりやすいのです。
また原因となるウィルスはかかった人の鼻水や唾液、便などに存在し、それらが接触して体内に入ることから感染します。
小さい子どもたちは濃密な接触をし、また赤ちゃんはおもちゃなど口にいれてしまったりおしゃぶりしていたりとウィルスが口に入る可能性が高いため、集団感染がおこりやすいと考えられています。
・予防法…
1)手洗いをしっかりする:流水と石鹸でよく洗う、タオルは共用しない。
2)おむつの処理を徹底する:熱や発疹が治まったあともしばらくウィルスを排泄しているため、症状が出ていない子どものオムツでも触ったあとは手洗いを徹底する。自分でトイレに行く子どもであればトイレ後の手洗いを徹底する。
手足口病の予防だけにかかわらず普段から手洗い・うがいを習慣にして、ウィルスをよせつけないようにしましょう!
子どもへの「おこづかい」はいつごろから、どのくらい与えるべきなのか、悩む保護者も多いのではないだろうか。平均額や使い道の管理など、ほかの家庭の事情も参考にしたいところ。ベネッセ教育情報サイトでは、小学生~高校生の保護者を対象に、子どものおこづかいに関するアンケートを行った。(アンケート期間:2014年4月 回答者数:2,067名)
まず、子どもに定期的におこづかいを渡しているかどうかを伺いました。定期的に与えているという保護者は小1の10.5%を皮切りに、高3では77.2%と8割近くに達し、学年が上がるにつれて増える結果となりました。小学校や中学校など、進学がきっかけになることが多いようです。気になる平均額は、小1で450円、中1が1,424円、高1になると4,110円というように、こちらも、ほぼ学年とともに上がっていくことが見て取れます。
おこづかいの使い道については、9割近くの保護者が子どもの自由にさせている、と回答。「おこづかいの範囲でやりくりできるようにするため」など、お金の使い方、管理を学んでほしいという理由が多くを占めました。
おこづかいを渡す条件として「おこづかい帳」で出納を管理させている保護者も多く、実際に約4割の子どもが自分自身で管理を行っているようです。金銭感覚との相関をみても、おこづかい帳をつけている子どものほうが、「金銭感覚が成長している」と感じる保護者の割合が高くなる傾向があります。お金をきちんと管理しながら上手に使っていくことは、社会生活を営むうえで必要不可欠です。子どもにある程度お金の管理を任せて当事者意識を持たせ、お金に対する知識や管理の必要性を学ばせてみてはいかがでしょうか。
出典:[ベネッセ教育情報サイト]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150223-00010000-benesseks-life
団体理念 │ 活動展開 │ 団体構成 │ 定款 │ プライバシーの考え方 │ セキュリティについて │ 事業 │ メディア掲載 │ 関連サイト │ お問い合わせ
copyright © JMJP HOT TOWN Infomaition Inc. All Rights Reserved.   NPO法人 住民安全ネットワークジャパン
〒940-0082 新潟県長岡市千歳1-3-85 長岡防災シビックコア内 ながおか市民防災センター2F TEL:0258-39-1656 FAX:020-4662-2013 Email:info@jmjp.jp