[ カテゴリー:子育て ]

抗菌薬、アレルギーと関係「乳幼児の服用慎重に」…国立成育研など発表

乳幼児の抗菌薬服用は、気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎などアレルギー疾患の発症と関係しているとの調査結果を、国立成育医療研究センターなどの研究チームが発表した。チームは「乳幼児の抗菌薬の使用は慎重に検討する必要がある」と指摘している。
調査は2004~06年に同センターで生まれた赤ちゃんを対象に実施。2歳までに抗菌薬を服用したことがある436人と、そうでない466人について、5歳になった時点で、アレルギー疾患にかかっているかどうかを比較した。
 抗菌薬を服用した子どもは、使わなかった子どもより、気管支ぜんそくにかかった割合が1・7倍高かった。アレルギー性鼻炎は1・7倍、アトピー性皮膚炎は1・4倍高かった。
 調査した同センターアレルギー科の山本貴和子さんは「アレルギー発症の原因として、抗菌薬の影響で腸内の細菌の構成が変化したことが考えられる」と話している。
 抗菌薬は、使いすぎなど不適正な使用法により、薬が効かない耐性菌を出現させる原因になっていることが問題視されている。

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少しの間でも子どもを車内に残さないで! 車内の閉じ込め事故に注意

内容

事例

駐車場で車の鍵を車内に置き忘れたまま外に出たところ、何らかの理由でドアがロックされ、1歳の息子が車内に閉じ込められてしまい、救急要請した。軽度の熱中症にかかってしまった。
(当事者:1歳 男児)

ひとことアドバイス
  • 子どもが自分で車内側から鍵をかけてしまったり、車の鍵で遊んでいてロックボタンを押したり等で施錠され、子どもが閉じ込められてしまうことがあります。
  • 特に、夏場の車内は短時間で高温になります。子どもが車内に閉じ込められると、熱中症となる危険があります。子どもを車内に残して絶対に車を離れてはいけません。車を降りる際は、乗り降り等の少しの間であっても忘れず鍵を持って降りましょう。
  • 車の年式や車種によっては、電子キーの電池が切れることにより施錠される場合もあります。電池が切れた際の解錠方法を、取扱説明書で確認しておくことも大切です。



本情報は、東京消防庁からの情報をもとに編集・発行しています。

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● 地域安全マップづくり講習会を開催します。

子ども自身の危険予測や回避能力を向上させ、地域の防犯力を 高める
「地域安全マップづくり」の指導者を養成するための講習会 を下記日程で開催します。

日 時:平成30年7月19日(木)9:30~
場 所:「黒埼市民会館」(新潟市西区鳥原)
講 師:小宮 信夫 氏(立正大学教授)
定 員:60人程度(定員になり次第締切り)
受講料:無料

※ 犯罪が起きやすい危険な場所を見つけ出し、子どもたちが 安全で安心して暮らせる地域づくりをめざしましょう。
※ 詳しい案内及び参加申込書は、県のホームページで入手できます。

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加熱式タバコの誤飲に注意 置き場所や捨て場所に気を付けて!

内容

事例1

加熱式タバコの吸い殻を割って口に入れていたところを父親が発見した。すぐに口からかき出した。
(当事者:9カ月 男児)

事例2

母親が家事をしていた隙に、父親の部屋のごみ箱にあった加熱式タバコをなめていた。すぐに救急車を呼んだ。
(当事者:1歳 男児)


ひとことアドバイス

  • 「加熱式タバコ」は、タバコ葉の入ったスティックやカプセルを専用の加熱装置にセットして使用するものです。タバコ葉が入った部分を子どもが食べたという事故が報告されており、多くは1歳5カ月以下の乳幼児でした。
  • 加熱式タバコの使用前の1本分の葉には、食べると中毒症状が現れるおそれのある量のニコチンが含まれています。タバコ葉が入ったスティック等を決して子どもの手の届く場所に置いてはいけません。
  • 従来のタバコと異なり火の始末の必要が無いため、使用後のスティック等を直接ごみ箱へ捨ててしまいがちですが、子どもの手の届くところに廃棄するのは絶対にやめましょう。
  • タバコ葉の入ったスティック等を誤飲した際は、口の中にタバコの葉が残っている場合はかき出しましょう。水や牛乳等を飲ませると、ニコチンが水分に溶け出し、体内に吸収されやすくなるため、何も飲ませずに直ちに医療機関を受診しましょう。



本情報は、国民生活センターの公表資料をもとに編集・発行しています。

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子どものやる気をなくす大人の言葉

高校2年生のMさんとの面談コーチングは、毎回、私自身がとても勉強になっています。日常生活で感じたことを、いつも率直に話してくれるからです。このコラムでも、「こうやって接すると、子どもはやる気になるんですよ」という方法をずいぶん書いてきましたが、必ずしも、「そうではないんだ!」という現実もいろいろ教えられます。
今回は、「こんなふうに思う子どももいる」というお話を、彼女の言葉を借りて、ご紹介させていただきます。
■下手にほめると逆効果
Mさん:私が勉強していると、お母さんが「あ! 勉強してるんだー! えらいねー!」とか言ってくるんですよ。あれ! すっごいムカついて、かえって、やる気がなくなるんですよね。今まで、「勉強しなさい! 高校生が勉強するのは当たり前だ!」とか言っといて、ちょっと勉強していると、「えらいねー!」ってほめるんですよ。当たり前のことなんだから、大げさにほめることじゃないでしょ! なんか、おかしくないですか?

私:たしかに、言われてみれば、そうだよね。じゃあ、そういう時は、どうしてほしいの?
Mさん:別に何も言わなくていいんですよ。そっとしておいてほしい。勉強していない時は、「しなさい!」って言って、している時は、「やってるねー! えらいねー!」って言う。もう、いちいちうるさい! 黙って、そっとしておいてくれたほうが、やる気になるのに!

なるほど! たいへん勉強になりました。「やっていない時に言うのではなく、やっている時に、『やってるね。がんばってるね』と承認の言葉をかけてあげましょう」と、私もさんざんお伝えしてきましたが、大げさに言われると、それを嫌だと思う子どももいるようです。お子さんの様子を見極めて、集中しているようだったら、「そっと見守る」ことも一つの方法なのです。
■うっとうしい質問
Mさん:あと、お母さんから質問されるのが、もううっとうしいんですよ!
私:え? そうなんだ!

常日頃から、「質問を投げかけ、子どもが自分で考えるよう促しましょう」と伝えているコーチの私にとっては、なかなか手厳しいコメントです。

Mさん:お母さんが「ごはん食べる?」とか聞いてきて、「いらない」って言うと、「なんで?」って質問してくるんですよ。「おなかすいてないから」って言うじゃないですか。そうしたら、また、「なんで?」って。 おなかがすいていないから、すいていない、って言ってるのに、「なんで?」って言われても、なんて答えていいかわからないじゃないですか。自分だって、おなかがすいてないから食べないっていう日だってあるのに、いちいち「なんで?」ってうっとうしいと思いませんか? もうちょっと考えて、会話してほしいなって思うんですよね。

私:へえ、そうなんだ。じゃあ、そういう時は、大人としては、どうしたらいいのかな?
Mさん:「ふーん、おなかすいてないんだー」でいいんじゃないですか? 「なんで?」って言われると、「おなかがすいてないとダメ!」って言われてる感じで、ムカつくんですよね

たしかに、「なぜ?」「どうして?」の質問には、責められているニュアンスが感じられますね。こちらとしては、「どうしてなんだろう?」と純粋に理由を知りたくなる場面もありますが、Mさんが言うように、こちらが知りたい質問よりも、「相手の状況や気持ちを受けとめる」ことがまず大事なのだと思います。
■「理解したい」をベースに向かい合う
子どもの感じ方は、おのおのみんな違いますし、なかなか理論どおりにはいかないものです。しかし、毎回、Mさんと話していて、「Mさんを理解したい」と思うこちらの気持ちには、心を開いてくれるように感じます。「理解できない」と片付けるのではなく、「理解したい」という気持ちで、これからもさまざまな子どもたちと向かい合っていきたいと思います。

(筆者:石川尚子)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171225-00010004-benesseks-life

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おたふくかぜで難聴、聴力戻らず「こんな後遺症があるとは…」

都内の小学5年生の男児は昨年8月、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)にかかり、難聴を発症した。病気の回復後も右耳の聴力は戻らず、ほとんど聞こえなくなった。おたふくかぜによる難聴は、2015~16年に全国で少なくとも348人が診断されていたことが日本耳鼻咽喉科学会の調査で判明した。(鈴木希)

ムンプウイルス感染が原因

 おたふくかぜはムンプスウイルスの感染で起こる。多くは1~2週間で治るが、ウイルスが脳を包む膜に入って頭痛や高熱を発する無菌性髄膜炎や、難聴などを伴うことも。ワクチンで90%以上発症を防げるとされている。
 難聴は、鼓膜の奥で聴力をつかさどる 蝸牛かぎゅう がウイルスでダメージを受けて起こる。調査は今年3月から、全国の耳鼻咽喉科5565施設に対して行われた(回答率64%)。

7割が20歳未満

 調査結果によると、おたふくかぜによる難聴のうち詳しく調べた336人の7割が20歳未満の子どもだった。子育て世代の30歳代も2割近くを占めた。
 片耳に後遺症を負った287人のうち9割が重い難聴。両耳の難聴は16人で、人工内耳や補聴器をつけている人もいる。
 都内の男児の右耳の難聴がわかったのは発熱から数日後。横になってテレビを見ながら休んでいて、音が聞こえないと気づいた。
 約1年たって慣れてきたが、ザワザワした場所で音が聞き取りにくい。学校で話しかけられたことに気付けなかったこともあった。男児の母親は「こんな後遺症があると思わなかった。知っていたらワクチンを打ったのに」と悔やむ。

免疫がつくから、うつされた方がいい?

 おたふくかぜによる難聴は、炎症を鎮めるステロイド剤の治療でわずかに回復することがあるが、ほとんど治らない。これまでは片耳の聴力が残る人が多いとして、深刻に考えられてこなかった。
 「ワクチン接種より、うつされた方が免疫がついていい」との「うわさ」がある。調査した国立成育医療研究センター耳鼻咽喉科医長の守本倫子さんは、「うつる方がいいというのは間違い。難聴は一生つきあう可能性がある後遺症。ワクチン接種などで予防することが大切です」と話す。
 おたふくかぜのワクチンは現在、国が勧める定期接種ではなく、希望者が受ける形の任意接種となっている。接種率は3~4割と低い。
 以前は麻疹、風疹との混合ワクチンで、定期接種とみなされた時期があった。無菌性髄膜炎の副作用が相次ぎ、1993年にこの混合ワクチンは中止された。
 厚生労働省の研究班による2003年度の報告では、おたふくかぜで無菌性髄膜炎が起こるのは患者の1・24%だったが、ワクチンの副作用の無菌性髄膜炎は接種者の0・03~0・06%にとどまった。
 だが一度、問題とされたワクチンを、再び定期接種にするのは難しい。海外の製品も効果の持続性に課題があるという。
 国は定期接種化を目指し、新たなワクチン開発を製薬会社に促している。感染症に詳しい川崎市健康安全研究所長の岡部信彦さんは「現在のおたふくかぜワクチンも、多くの人が受けるよう、ワクチンの重要性を理解してもらいたい」と指摘する。

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おたふくかぜで難聴、聴力戻らず「こんな後遺症があるとは…」

都内の小学5年生の男児は昨年8月、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)にかかり、難聴を発症した。病気の回復後も右耳の聴力は戻らず、ほとんど聞こえなくなった。おたふくかぜによる難聴は、2015~16年に全国で少なくとも348人が診断されていたことが日本耳鼻咽喉科学会の調査で判明した。(鈴木希)

ムンプウイルス感染が原因

 おたふくかぜはムンプスウイルスの感染で起こる。多くは1~2週間で治るが、ウイルスが脳を包む膜に入って頭痛や高熱を発する無菌性髄膜炎や、難聴などを伴うことも。ワクチンで90%以上発症を防げるとされている。
 難聴は、鼓膜の奥で聴力をつかさどる 蝸牛かぎゅう がウイルスでダメージを受けて起こる。調査は今年3月から、全国の耳鼻咽喉科5565施設に対して行われた(回答率64%)。

7割が20歳未満

 調査結果によると、おたふくかぜによる難聴のうち詳しく調べた336人の7割が20歳未満の子どもだった。子育て世代の30歳代も2割近くを占めた。
 片耳に後遺症を負った287人のうち9割が重い難聴。両耳の難聴は16人で、人工内耳や補聴器をつけている人もいる。
 都内の男児の右耳の難聴がわかったのは発熱から数日後。横になってテレビを見ながら休んでいて、音が聞こえないと気づいた。
 約1年たって慣れてきたが、ザワザワした場所で音が聞き取りにくい。学校で話しかけられたことに気付けなかったこともあった。男児の母親は「こんな後遺症があると思わなかった。知っていたらワクチンを打ったのに」と悔やむ。

免疫がつくから、うつされた方がいい?

 おたふくかぜによる難聴は、炎症を鎮めるステロイド剤の治療でわずかに回復することがあるが、ほとんど治らない。これまでは片耳の聴力が残る人が多いとして、深刻に考えられてこなかった。
 「ワクチン接種より、うつされた方が免疫がついていい」との「うわさ」がある。調査した国立成育医療研究センター耳鼻咽喉科医長の守本倫子さんは、「うつる方がいいというのは間違い。難聴は一生つきあう可能性がある後遺症。ワクチン接種などで予防することが大切です」と話す。
 おたふくかぜのワクチンは現在、国が勧める定期接種ではなく、希望者が受ける形の任意接種となっている。接種率は3~4割と低い。
 以前は麻疹、風疹との混合ワクチンで、定期接種とみなされた時期があった。無菌性髄膜炎の副作用が相次ぎ、1993年にこの混合ワクチンは中止された。
 厚生労働省の研究班による2003年度の報告では、おたふくかぜで無菌性髄膜炎が起こるのは患者の1・24%だったが、ワクチンの副作用の無菌性髄膜炎は接種者の0・03~0・06%にとどまった。
 だが一度、問題とされたワクチンを、再び定期接種にするのは難しい。海外の製品も効果の持続性に課題があるという。
 国は定期接種化を目指し、新たなワクチン開発を製薬会社に促している。感染症に詳しい川崎市健康安全研究所長の岡部信彦さんは「現在のおたふくかぜワクチンも、多くの人が受けるよう、ワクチンの重要性を理解してもらいたい」と指摘する。

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乳幼児による加熱式たばこの誤飲に注意

ここ数年、たばこ葉に火をつけずに、電気的にヒーターで加熱などして吸う、新しいタイプのたばこ(以下、「加熱式たばこ」とします。)が発売され、煙やにおい、タールなどの吸入や空間への排出が少ないとされていることから販売数を伸ばしています。
 一方、加熱式たばこの使用前後のたばこ葉が入った部分を食べてしまったという事故情報が医療機関ネットワークに9件、PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワークシステム)にも2件寄せられており、いずれも2016年度以降に発生したもので、被害者の年齢が判明している10件については、すべてが1歳5カ月までの乳幼児でした。
 今後、加熱式たばこの普及により、たばこ葉が入った部分の誤飲事故も増加することが考えられることから、加熱式たばこのたばこ葉の入ったスティックやカプセル(以下、「スティック等」とします。)3タイプ12銘柄の誤飲のリスクについて調査し、情報提供、注意喚起することとしました。

主な調査結果

形状、サイズ等

  • すべての銘柄は子どもが誤飲しうる形状でまた、12銘柄中9銘柄は、子どもの口腔(こうくう)内に容易に収まるサイズでした

たばこ葉中のニコチン量

  • すべての銘柄で、1本分のたばこ葉には嘔吐(おうと)を引き起こすおそれのある量のニコチンが含まれていました

表示等

  • スティック等の商品のパッケージに、誤飲に関する注意が記載されている銘柄はありませんでした
  • 本体キットのパッケージ等の注意表示には、すべての銘柄で、子どもの手の届くところに置かないようにといった旨の記載がみられました
  • 販売者が運営する商品の公式ホームページには、6銘柄(1タイプ)では誤飲への注意の記載がみられましたが、他の6銘柄(2タイプ)ではみられませんでした


消費者へのアドバイス

  • 加熱式たばこの使用前の1本分のたばこ葉中には、中毒症状が現れるおそれのある量のニコチンが含まれています。使用前後のたばこ葉の入ったスティック等は、乳幼児の手が届かない場所に保管・廃棄するようにしましょう
  • 乳幼児が加熱式たばこのスティック等を誤飲した場合には、水や牛乳などを飲ませず、直ちに医療機関を受診しましょう


事業者への要望

  • 乳幼児が容易にたばこ葉の入ったスティック等を取り出せないよう、外箱の構造等の改善を要望します
  • 乳幼児によるたばこ葉の入ったスティック等の誤飲を防止するため、商品パッケージの表示やホームページ等により、保管・廃棄には十分に注意する旨の啓発をより一層推進するよう要望します


要望先

  • 一般社団法人日本たばこ協会(法人番号1010405001087)


情報提供先

  • 消費者庁 消費者安全課(法人番号5000012010024)
  • 内閣府 消費者委員会事務局(法人番号2000012010019)
  • 内閣府 子ども・子育て本部(法人番号2000012010019)
  • 財務省 理財局 総務課 たばこ塩事業室(法人番号8000012050001)
  • 文部科学省 初等中等教育局 幼児教育課(法人番号7000012060001)
  • 厚生労働省 健康局 健康課(法人番号6000012070001)
  • 厚生労働省 子ども家庭局 保育課(法人番号6000012070001)
  • 厚生労働省 子ども家庭局 母子保健課(法人番号6000012070001)
  • 厚生労働省 医薬・生活衛生局 医薬品審査管理課 化学物質安全対策室(法人番号6000012070001)
  • 公益社団法人日本小児科学会(法人番号5010005018346)
  • 公益財団法人日本中毒情報センター(法人番号6050005010703)



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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乳幼児による加熱式たばこの誤飲に注意

ここ数年、たばこ葉に火をつけずに、電気的にヒーターで加熱などして吸う、新しいタイプのたばこ(以下、「加熱式たばこ」とします。)が発売され、煙やにおい、タールなどの吸入や空間への排出が少ないとされていることから販売数を伸ばしています。
 一方、加熱式たばこの使用前後のたばこ葉が入った部分を食べてしまったという事故情報が医療機関ネットワークに9件、PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワークシステム)にも2件寄せられており、いずれも2016年度以降に発生したもので、被害者の年齢が判明している10件については、すべてが1歳5カ月までの乳幼児でした。
 今後、加熱式たばこの普及により、たばこ葉が入った部分の誤飲事故も増加することが考えられることから、加熱式たばこのたばこ葉の入ったスティックやカプセル(以下、「スティック等」とします。)3タイプ12銘柄の誤飲のリスクについて調査し、情報提供、注意喚起することとしました。

主な調査結果

形状、サイズ等

  • すべての銘柄は子どもが誤飲しうる形状でまた、12銘柄中9銘柄は、子どもの口腔(こうくう)内に容易に収まるサイズでした

たばこ葉中のニコチン量

  • すべての銘柄で、1本分のたばこ葉には嘔吐(おうと)を引き起こすおそれのある量のニコチンが含まれていました

表示等

  • スティック等の商品のパッケージに、誤飲に関する注意が記載されている銘柄はありませんでした
  • 本体キットのパッケージ等の注意表示には、すべての銘柄で、子どもの手の届くところに置かないようにといった旨の記載がみられました
  • 販売者が運営する商品の公式ホームページには、6銘柄(1タイプ)では誤飲への注意の記載がみられましたが、他の6銘柄(2タイプ)ではみられませんでした


消費者へのアドバイス

  • 加熱式たばこの使用前の1本分のたばこ葉中には、中毒症状が現れるおそれのある量のニコチンが含まれています。使用前後のたばこ葉の入ったスティック等は、乳幼児の手が届かない場所に保管・廃棄するようにしましょう
  • 乳幼児が加熱式たばこのスティック等を誤飲した場合には、水や牛乳などを飲ませず、直ちに医療機関を受診しましょう


事業者への要望

  • 乳幼児が容易にたばこ葉の入ったスティック等を取り出せないよう、外箱の構造等の改善を要望します
  • 乳幼児によるたばこ葉の入ったスティック等の誤飲を防止するため、商品パッケージの表示やホームページ等により、保管・廃棄には十分に注意する旨の啓発をより一層推進するよう要望します


要望先

  • 一般社団法人日本たばこ協会(法人番号1010405001087)


情報提供先

  • 消費者庁 消費者安全課(法人番号5000012010024)
  • 内閣府 消費者委員会事務局(法人番号2000012010019)
  • 内閣府 子ども・子育て本部(法人番号2000012010019)
  • 財務省 理財局 総務課 たばこ塩事業室(法人番号8000012050001)
  • 文部科学省 初等中等教育局 幼児教育課(法人番号7000012060001)
  • 厚生労働省 健康局 健康課(法人番号6000012070001)
  • 厚生労働省 子ども家庭局 保育課(法人番号6000012070001)
  • 厚生労働省 子ども家庭局 母子保健課(法人番号6000012070001)
  • 厚生労働省 医薬・生活衛生局 医薬品審査管理課 化学物質安全対策室(法人番号6000012070001)
  • 公益社団法人日本小児科学会(法人番号5010005018346)
  • 公益財団法人日本中毒情報センター(法人番号6050005010703)



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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「スマホ育児」問題点は?

物の認知、遅れる可能性

    親戚の家に行ったら赤ちゃんがスマートフォン(スマホ)で遊んでいたのよ。
  ヨミドック  親が乳幼児にスマホで遊ばせる「スマホ育児」ですね。長期に科学的に検証した結果はありませんが、健やかな成長を妨げる恐れがあります。
    赤ちゃんを泣きやませようと、スマホを渡す親もいるみたい。
    民間団体の調査では、スマホやタブレット端末などを使っている子供は、0歳で2割、1歳で4割、2歳以上では半数を超すという結果がでています。近年のスマホの普及の影響でしょう。
    どんな問題があるの?
    乳幼児は、水や草花、乗り物など身の回りの物を見たり触ったりしながら、五感を使って覚えていきます。スマホを長時間使っていると、そうした物の認知が遅れる可能性があります。
    画面を見てるだけではダメなの?
    物や感覚を覚えるには、見る、触ると同時に、親から適したタイミングで「水だよ」「冷たいね」と声がけされることが大切です。画面だけでは頭に入りにくいと考えられます。

    はい。乳幼児は自分の言動に対する親の表情や口調を見聞きして、相手の気持ちが分かるようになっていきます。親の愛情のこもった声がけによって、安心感や自分への自信が培われます。成長して人間関係を築き、困難に立ち向かう際の土台となります。    対話が重要なのかな。
    スマホは目にも悪そうだね。
    幼少期は、〈1〉形をとらえる〈2〉物の動きを追う〈3〉いろんな距離に焦点を合わせる〈4〉立体的に物を認識する――などの目の能力が育つ大事な時期です。近くをずっと見ることになるスマホの利用は目の発達を妨げかねません。また、スマホ育児が続き体を動かさないと、運動能力の発達が遅れることも心配されます。
    どう使えばいいの?
    ぐずる乳幼児はおもちゃや絵本であやし、スマホは極力渡さないようにしましょう。外出先などでやむを得えず使う際は親と一緒に15分を上限にしてください。
 (米山粛彦/取材協力=神川晃・神川小児科クリニック院長、仁科幸子・国立成育医療研究センター眼科医師)

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