花火による子どものやけどに気をつけて
事 例 1
花火がサンダルの上に落ち、右足の指と足の裏にやけどをしてしまった。
( 当事者:2 歳 )
事 例 2
花火を振り回した直後に、風で火花がスカートに飛んで着火し、燃え上がった。
保護者がはたいても火が消えず、服を脱がせたが、右太ももにやけどを負った。
( 当事者:6 歳 )
事 例 3
手持ち花火が終わって、下に落ちていたものを触ってしまい、右手の指にやけどを負った。
( 当事者:1 歳 )
ひとことアドバイス
●花火による子どものやけどは、特に1 歳 から3 歳で多くなっています。
花火で遊ばせる際は必ず大人が付き添い、3歳以下の子どもに花火を持たせることは避け、距離を置いて見せるなどして楽しむようにしましょう。
●肌の露出が多い服や履物の場合、火花等でやけどの危険性が高まります。裾が広がった服やスカートに着火する事故も起きています。服装にも注 意しましょう。また、万が 一着衣に着火した場合の対処法も覚えておきましょう。
●花火の風下には立たせないようにし、風が強い場合は花火遊びはやめさせましょう。
●花火で遊ばせる際には、消火用の水を用意するなど準備をしましょう。
●製品に記載されている注意事項を必ず守って使用しましょう