[ カテゴリー:医療 ]

全国のインフル患者 前週から倍増

全国のインフルエンザ患者数は「4.86人」 前週から倍増 福岡は注意報レベルに 厚労省

季節性インフルエンザの今月1日までの1週間の全国の患者報告数は1医療機関あたり「4.86人」でした。福岡県は「11.43人」で、10人を超え注意報レベルとなっています。

厚生労働省によりますと、今月1日までの1週間に報告された1定点医療機関あたりの季節性インフルエンザの全国の患者報告数は「4.86人」でした。

前の週の「2.36人」から倍増しています。

都道府県別では、福岡県が「11.43人」で、基準となる10人を超え注意報レベルとなりました。

次に多いのは長野県の「9.07人」、千葉県の「8.18人」です。

厚労省は「ここ3、4週間で少しずつ増加ペースが速くなっているようにも見える」と分析していて、人が集まる場所では手洗いやうがい、マスクの着用や換気など可能な範囲で感染対策を呼び掛けています。

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全国のインフル患者 前週から倍増

全国のインフルエンザ患者数は「4.86人」 前週から倍増 福岡は注意報レベルに 厚労省

季節性インフルエンザの今月1日までの1週間の全国の患者報告数は1医療機関あたり「4.86人」でした。福岡県は「11.43人」で、10人を超え注意報レベルとなっています。

厚生労働省によりますと、今月1日までの1週間に報告された1定点医療機関あたりの季節性インフルエンザの全国の患者報告数は「4.86人」でした。

前の週の「2.36人」から倍増しています。

都道府県別では、福岡県が「11.43人」で、基準となる10人を超え注意報レベルとなりました。

次に多いのは長野県の「9.07人」、千葉県の「8.18人」です。

厚労省は「ここ3、4週間で少しずつ増加ペースが速くなっているようにも見える」と分析していて、人が集まる場所では手洗いやうがい、マスクの着用や換気など可能な範囲で感染対策を呼び掛けています。

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乳幼児かかる「川崎病」 暑さで発症リスク上昇 東京科学大チーム

 乳幼児かかる「川崎病」 暑さで発症リスク上昇 東京科学大チーム

乳幼児を中心に発症し、全身の血管に炎症が起きる川崎病は、子どもが暑さにさらされると発症リスクが高まることがわかったと、東京科学大学大学院の那波伸敏准教授(公衆衛生学)らの研究チームが発表した。気候変動の影響で、猛暑や酷暑の日は今後も増えると予想され、チームは「子どもが高温環境を避けることが、リスク軽減につながる可能性がある」としている。


川崎病は、おもに4歳以下の乳幼児がかかる原因不明の疾患。発熱や両目の充血▽唇が赤く舌にブツブツができる▽発疹――などの症状が出る。重い場合、心臓の冠動脈にこぶができるなどの心障害が残り、将来心筋梗塞(こうそく)などを起こすリスクもある。

チームは、2011~22年の、年間気温が高くなる5~9月における川崎病の全国規模の入院データ約4万8000件を解析。気象庁のデータと突き合わせ、入院リスクと日平均気温の関係を調べた。

すると、日平均気温が高いほど川崎病の入院リスクが上がった。特に、極端な暑さ(日平均気温が上位1%となる30・7度以上)にさらされると、最もリスクが低い11・3度の場合と比べて、5日以内の入院リスクが33%増えた。

小児科医でもある那波さんは「川崎病は後遺症を予防するために早期の診断、治療が鍵となる。温暖化で暑すぎる日が増えることが予想される中で、医療従事者は気温が高くなると患者数が増える可能性を踏まえて備える必要性が示された」と話した。

成果は10月30日付のオランダの国際環境科学誌(https://doi.org/10.1016/j.envres.2024.120231)に掲載された。【中村好見】

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マイコプラズマ肺炎 流行止まらず

 マイコプラズマ肺炎、止まらない流行 患者数、過去最多さらに更新

マイコプラズマ肺炎の異例の流行が止まらない。国立感染症研究所によると、全国約500の定点医療機関から報告された直近1週間(11~17日)の患者数は1カ所あたり2・84人。現在の集計方法になった1999年以降、1週間の患者数の最多を更新した。感染症に詳しい専門家は手洗いやマスクの着用、換気などの感染対策を呼びかけている。


都道府県別では、福井が最も多く8・83人。次いで青森5・00人、茨城4・92人、京都4・71人、北海道4・59人、広島4・50人、埼玉、愛知各4・33人、東京4・32人、岐阜4・20人、奈良4・17人と続く。

マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマという細菌が引き起こす感染症。くしゃみやせきのしぶきなどを通して感染する。感染から発症までの潜伏期間が2~3週間と長いのが特徴で、熱やせき、倦怠(けんたい)感、頭痛などが出る。せきは数週間続くケースがある。

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マイコプラズマ肺炎 流行止まらず

 マイコプラズマ肺炎、止まらない流行 患者数、過去最多さらに更新

マイコプラズマ肺炎の異例の流行が止まらない。国立感染症研究所によると、全国約500の定点医療機関から報告された直近1週間(11~17日)の患者数は1カ所あたり2・84人。現在の集計方法になった1999年以降、1週間の患者数の最多を更新した。感染症に詳しい専門家は手洗いやマスクの着用、換気などの感染対策を呼びかけている。


都道府県別では、福井が最も多く8・83人。次いで青森5・00人、茨城4・92人、京都4・71人、北海道4・59人、広島4・50人、埼玉、愛知各4・33人、東京4・32人、岐阜4・20人、奈良4・17人と続く。

マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマという細菌が引き起こす感染症。くしゃみやせきのしぶきなどを通して感染する。感染から発症までの潜伏期間が2~3週間と長いのが特徴で、熱やせき、倦怠(けんたい)感、頭痛などが出る。せきは数週間続くケースがある。

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マイコプラズマ肺炎 4週連続最多

【速報】「マイコプラズマ肺炎」全国の患者数が4週連続で過去最多更新 1医療機関あたりの患者数「2人」超えるのは初めて 手足口病も「警報レベル」超 

子どもに多くみられ、咳が長引くことが特徴の「マイコプラズマ肺炎」。全国の患者数が4週連続で過去最多を更新しました。

「マイコプラズマ肺炎」は、発熱や長引く咳が特徴の子どもに多くみられる感染症です。

国立感染症研究所によりますと、全国およそ500の医療機関で、今月20日までの1週間に報告された「マイコプラズマ肺炎」の患者は、8週連続で増加しました。

1医療機関あたりの患者数は前の週からわずかに増え、2.01人で、1999年に現在の方法で統計を始めてから初めて2人を超えました。4週連続で過去最多を更新しています。

厚労省は「例年に比べて感染の広がりが著しく、増加傾向が続いているため引き続き手洗い・マスクなどの感染対策をしてほしい」としています。

また、手や足、口の中に発疹ができる「手足口病」も季節外れの感染が広がっています。

「手足口病」は手や足、口の中に水疱性の発疹ができるウイルス性の感染症で、主に夏場に4歳くらいまでの子どもを中心に広がります。

全国およそ3000の小児科で今月20日までの1週間に報告された患者は1医療機関あたり9.37人で、4週ぶりに減少しましたが、依然として「警報レベル」の目安とされる「5人」を超える状況が続いています。

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「マイコプラズマ肺炎」感染拡大続く。症状や感染予防などは #専門家のまとめ

「マイコプラズマ肺炎」感染拡大続く。症状や感染予防などは #専門家のまとめ

新型コロナのパンデミック後、様々な感染症が流行しています。手足口病、麻疹(はしか)、ヘルパンギーナ、そしてマイコプラズマ肺炎などです。国立感染症研究所の今年第37週(9月9日から15日)のデータによれば、マイコプラズマ肺炎の定点医療機関当たりの報告数は前週比15.6%増の1.41人となり、2024年の最多を更新しました。

ココがポイント
マイコプラズマ肺炎は潜伏期間が長いので、あと1カ月、2カ月とだらだら続くのではないか

「耐性菌」に感染すると治りにくく、気管支ぜんそくなどの持病がある人は重症化しやすい

マイコプラズマ肺炎の定点医療機関当たりの報告数は前週比15.6%増の1.41人となり、2024年の最多を更新した

流行が拡大すると、肺炎の患者さんが増えていくので、注意が必要です

エキスパートの補足・見解
マイコプラズマ肺炎の定点当たりの報告数は、26都道府県で前週を上回るなど依然として感染拡大が続いています。都道府県別の第37週の定点当たりの報告数で、多い順に埼玉県3.83人、福井県3.17人、京都府2.86人などとなっています。2024年の累計報告数(7195人)で、都道府県別では、大阪府830人、東京都514人、愛知県415人、兵庫件380人、広島県359人などとなっています。

マイコプラズマ肺炎は、インフルエンザや流行性結膜炎などと同じ5類感染症で、細菌の一種であるマイコプラズマに感染することで多種多様な症状を引き起こす肺炎のことです。細菌の一種なので、もちろん細菌感染に特徴的な肺炎を引き起こしますが、肺炎の症状がウイルス感染によるものと似ていることもあるため、診断がなかなか難しい肺炎とされてきました。

原因不明の肺炎の多くがマイコプラズマによるものではないかと考えられており、成人の肺炎の10%から30%がマイコプラズマ肺炎と言われ、小児では50%と多く報告されています。そして、年間100万人くらいがマイコプラズマ肺炎と推定され、その中の10%くらいが入院治療すると考えられています。

マイコプラズマ肺炎の主な症状としては、乾いた咳や発熱、全身の倦怠感といった風邪の症状です。それらが長引いて慢性化したり繰り返し感染したりすることもありますが、多くの人は自然治癒していると考えられています。ただ、気管支炎、心筋炎などの血管炎、神経疾患、皮膚疾患など全身の炎症性疾患の症状が出ることもあります。

潜伏期間(14日から21日ほど)が長いため、時間差で流行することがあり、感染が長引くことがあります。また、薬剤耐性菌の出現も指摘されていることなどから、効果のある抗菌薬での治療のためには早めに専門の医師の診断を受けることが大切です。

マイコプラズマ肺炎は、主に感染者からの飛沫感染やエアロゾル、接触感染で感染します。熱やアルコールに弱いので消毒用アルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどが有効ですが、乾燥には強いのでしっかり除去することが必要です。不織布マスクの着用や手洗い、うがいといった基本的な感染防止が効果的ですが、咳や発熱が長引いたらマイコプラズマ肺炎を疑い、早期に専門医の診断を受け、適切に治療することが重要です。

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人食いバクテリア 死者が250人超

「人食いバクテリア」死亡250人超 全国で猛威、大阪は患者最多の76人

「溶血性レンサ球菌(溶連菌)」が原因で致死率が約30%とされる「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者が、都市部を中心に増えている。今年に入って全国で1333人の報告があり、すでに過去最多だった昨年を更新。死者は少なくとも250人にのぼり、160人余りだった昨年を大幅に上回る。大阪府の患者も76人と最多で、府などは感染の兆候があれば速やかな受診を呼び掛けている。

溶連菌は咽頭炎などを引き起こす細菌。このうち血清群別の分類でA群やB群、G群などの溶連菌がまれに劇症化し、発熱や体の激しい痛みといった症状が急激に悪化する。劇症型は「人食いバクテリア」とも呼ばれ、致死率が高い。手足の壊死(えし)や多臓器不全を伴うショック症状を伴い、発病後数十時間で死亡するケースもある。

国立感染症研究所のまとめによると、劇症型の患者は8月11日までの報告で1333人。平成11年の感染症法による届け出開始以降、過去最多だった昨年の941人を半年弱で上回った。死者数は「広く公表していない」(同研究所)としているが、同日までの報告を足し合わせると250人(報告遅れなど除く)の死亡例があった。昨年は1年間で163人(同)だった。

同研究所のまとめでは、今年は劇症型のうちA群が6割超で、例年(3~5割程度)より多い。溶連菌は足の傷口から感染しやすいとされ、6月16日までにA群として報告があった患者656人の推定感染経路の内訳でも、傷口が288人(44%)で最多。くしゃみなどの飛沫(ひまつ)感染は59人(9%)にのぼる。厚生労働省は「有効なワクチンはない」とし、予防のために手洗いの励行や傷口の清潔な処置、マスク着用などを呼び掛ける。

今年の患者は11日時点で東京都184人、神奈川県で91人となるなど都市部で目立ち、大阪府の患者も18日時点で76人と、過去最多だった令和元年(64人)を上回る。

大阪の患者増について、府感染症対策課の担当者は「はっきりした原因は不明だが、子供の間で流行しやすいA群の咽頭炎患者の増減と関連性があるようだ」と指摘。A群の咽頭炎患者数は6月から減少傾向が続いており、府の関係者は「今後、劇症型の患者数も落ち着いてくるのではないか」としている。

◆溶血性レンサ球菌 連鎖状につながる球形の細菌で、赤血球を溶かしながら増殖する。このうち子供の間で流行するA群は発熱、喉の痛みが主な症状で、1週間以内に回復する。「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」はまれだが、子供から大人まで幅広く発症。特に30代以上に多く、死に至るケースも多い。

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コロナ増 猛暑で「ドミノ感染」も

コロナ急増で薬が足りない!変異株「KP.3」が猛威、猛暑で免疫低下「ドミノ感染」も

新型コロナウイルスの全国の患者報告数が11週連続で増加するなか、都内の薬局ではせきどめなどの薬不足が起きています。

■薬不足の原因は、複数の感染症の流行

薬の収納棚を見てみると、1錠や数錠しか入っていないケースがあります。なかには、完全に空っぽになっているケースもあります。

かける薬局 上石神井店
阪口悟志さん
「せきどめを中心に風邪の薬が全般的に薬が足りていない状況。どんどん熱さましや痛み止めの薬も少なくなっている。(一部は)入ってきたとしても数日でなくなってしまう感じ」

薬不足の原因は、新型コロナをはじめとした複数の感染症の流行。高熱や喉の痛みなどに効く薬に需要が集中し、足りなくなってきているのです。

阪口さん
「この2~3週間で新型コロナ陽性の患者がとても増えてきて、子どもだと手足口病や溶連菌が多くいらっしゃった。(今週は)インフルエンザの方が出た。今週で2人ほどいらっしゃった」

■「ドミノ感染」猛暑で免疫低下

26日も薬局にはせきが止まらないという女性が…。

女性(35)
「(病院で)PCR検査をやって、検査結果はあすまでに。先週は手足口病に子どもも私もかかって。やっと治ったと思ったら、また風邪ひいちゃって…」

手足などに発疹が出る「手足口病」にかかったという女性。やっと治ったと思ったら、再び体調不良になりました。

いとう王子神谷内科外科クリニック
伊藤博道院長
「暑さで体が弱り、鼻や喉の粘膜機能が落ちて『ドミノ感染』が起こりやすくなった」

立て続けに感染症にかかる「ドミノ感染」。現在、新型コロナ感染者が急増しているのも、記録的な暑さが原因だと医師は指摘します。

伊藤院長
「(新型コロナが)5類に移行して初の非常に勢いある夏の感染状況。梅雨の前から暑さ対策が必要で、換気が不良になりがちだった。5類に移行して感染予防意識が薄れる中で不意を突かれた」

■感染力が強い新変異株「KP.3」

厚生労働省は26日、全国の新型コロナの患者について、11週連続で増えていると明らかにしました。

患者の数は6万7000人を超え、前の週のおよそ1.2倍に上っています。

現在、猛威を奮っているのが変異株の「KP.3」。医師は「感染者のおよそ9割がかかっている」と警戒を強めています。

伊藤院長
「(KP.3は)変異株の中で最も感染力が強いレベル。(新型コロナに)今まで感染してなかった人もかかりやすい状況。感染したことがある人も感染する」

(「グッド!モーニング」2024年7月27日放送分より)

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コロナ感染拡大 冷房中も窓開けて

新型コロナが感染拡大の兆し 感染力強い変異株「KP.3」が流行中 冷房使う夏でも「10センチ開けっ放しに」

皆さんの周りでは新型コロナウイルスの感染は、どういう状況でしょうか?

1つの医療機関に何人の新型コロナ感染者がいたか、1週間ごとの平均人数の推移を示したグラフです。
2023年5月に5類に移行した新型コロナ、それ以降は感染者全員の数を調べるのではなく、定点観測した値をとっています。

【写真を見る】新型コロナが感染拡大の兆し 感染力強い変異株「KP.3」が流行中 冷房使う夏でも「10センチ開けっ放しに」

(若狭敬一キャスター)
以前は毎日、実数で発表していたのですが、今は定点観測になっているということですね。

(山内彩加アナウンサー)
このグラフは縦軸が人数で横軸が月となっているんですけれども、5類移行に、いわゆる第9波の感染拡大があり、年末からの第10波、そして今また感染拡大の兆しがありまして、愛知県は1つの医療機関あたり9.73人です。
全国の平均は8.07人ですので、平均を上回っています。
岐阜県(7.55人)と三重県(5.62人)は平均を下回ってはいますが増加傾向です。

(若狭キャスター)
第9波や第10波あたりは岐阜県や愛知県は全国を上回っていたということですね。
感染の広がりに特徴はあるんでしょうか?

(山内アナウンサー)
今流行している新型コロナの変異株は「KP.3」と呼ばれるもので、オミクロン株の派生株です。特徴としては感染力が強い一方で重症化しにくいということです。

愛知県のゲノム解析の結果を見ていくと、新型コロナ患者のゲノム解析では「KP.3」が占める割合は6月4日の週では36%でした。
翌週には80%になり、少しずつ下がってはいますが最新のデータ、7月2日からの週では63%となっています。

(大石邦彦アンカーマン)
16日は午前中に7人の発熱外来の患者さんが来られて、4人が新型コロナの陽性でした。
皆さん、熱や倦怠感などの風邪の諸症状を訴えて来院していましたが、それぞれの自宅や職場でコロナの感染が相次いでいるので「もしかしたら、自分も感染しているかも」と思って来たという方が多かったです。
やはり増えているなと現場を取材して感じました。

(若狭キャスター)
気になるのは重症化率なんですが、数字上はどうなっているのでしょうか?

(大石アンカーマン)
今は全数調査をしていませんから、あくまでも参考値なんですが、こんなデータがあります。
厚生労働省が出している重症化率です。
比較しているのは「季節性インフルエンザ」と「新型コロナのデルタ株」そして「新型コロナのオミクロン株」です。
オミクロン株は「KP.3」派生型になりますので、この流行期の数字に近いのではと推測できます。
年代別に見ていくと「80歳以上」ではオミクロン株の重症化率は1.86%、デルタ株(10.21%)よりも低い、そしてインフルエンザ(2.17%)よりも低くなっています。
次に「60代・70代」は0.26%で、デルタ株(3.88%)とインフルエンザ(0.37%)より低くなっています。
そして「60歳未満」も0.01%でデルタ株(0.56%)よりも圧倒的に低いですし、インフルエンザ(0.03%)よりも低いことが分かります。

(若狭キャスター)
このように客観的にデータを見ると、以前よりも怖くない。
風邪と言っても過言ではないかもしれませんが、ただ重症化する方々もいらっしゃるのは事実なんですよね。

(大石アンカーマン)
医療現場の受けとめ方は少し違っていまして、例えば名古屋掖済会病院の北川院長によりますと、現在は14人が入院していて、ほとんどが高齢者。1人が重症化しているということなんですが、この方は基礎疾患がある高齢者で、やはり基礎疾患のある高齢者は重症化リスクがまだあるということでした。

(若狭キャスター)
今はエアコンをつけていて部屋が密閉状態という方も多いと思うんですが、どのように感染対策をしていけば良いのでしょうか?

(大石アンカーマン)
愛知県立大学の清水教授に聞いてみたのですが、とにかく新型コロナは空気感染なので空気を味方につけてくださいという話をされていました。

今はエアコンをつけているので窓を全部開け放すのは難しいと思いますが、10センチほど開けてくださいと、そして扇風機を使って外に室内の空気を送り出すようにしてくださいということです。

そして、もう一つは換気扇を回して、換気扇の方向に風を送って空気を送り出して循環させる換気をしっかりしてくださいと。

(若狭キャスター)
このあたりの対策は変わっていないということで、身近にできる対策から進めてもらいたいと思います。

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