[ カテゴリー:食育 ]

「減塩のすすめ~できることから少しずつ」セミナー開催

読売新聞の医療情報サイト・ヨミドクターのセミナー「減塩のすすめ~できることから少しずつ」が16日、東京・大手町のよみうり大手町小ホールで開かれた。
 製鉄記念八幡病院(北九州市)病院長で日本高血圧学会減塩委員長の土橋卓也さんと、女子栄養大学教授の武見ゆかりさんが講演し、約150人が聞き入った。
 土橋さんは、高血圧と食塩摂取量の関係に触れた後、塩分の取りすぎが骨粗しょう症や胃がんなどにもつながると指摘し、「減塩は、血圧が高い低いにかかわらず、健康長寿のために重要」と訴えた。武見さんは「減塩調味料を上手に活用したり、薄味ばかりの食事ではなく味付けにメリハリをつけたりして、できることから努力しましょう」などと呼びかけた。

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昨年から急増 「カンピロバクター食中毒」はこの手で防げ

カンピロバクター菌が拡散している。

 8月12日、川越市の焼き鳥店で女性4人が食中毒を起こし、川越保健所は26日、この店を営業停止処分にした。

 O―157騒動のせいで目立たないが、カンピロバクター菌が原因で起きた食中毒は少なくない。3月にさいたま市、5月に八王子市、6月に江戸川区、7月に新潟市と、各地で被害が続出。

 厚労省の統計では、1月〜7月28日の発生は報告されているだけで100件、患者数は771人に上る。発生件数は例年300件、患者数2000人前後で推移してきたが、昨年は339件、3272人と大幅に増加した。

 カンピロバクター菌は出荷された鶏肉の3〜5割に潜んでいる。発症すると下痢や腹痛、発熱、悪心、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などの症状が出る。重篤な場合は顔面神経麻痺や呼吸困難を起こす「ギランバレー症候群」を発症するというから恐ろしい。

「カンピロバクター食中毒はO―157より多く、最多のノロウイルスに次いで2番目です。鶏肉をナマや十分に加熱せずに食べることで体内に取り込んでしまいます。気温と湿度が高い時季に繁殖が活発化するので、今の季節は注意が必要です」(厚労省食品監視安全課)

 予防法は鶏肉の中心部を75度以上で1分以上加熱すること。肉を食べた箸でサラダをつまんだ際に菌が移ることもあるので、肉とサラダは必ず別々のトングで取る。布巾も肉用の食器と他の食器とで使い分けるのが賢い予防法だ。

 東京医科歯科大名誉教授の藤田紘一郎氏(感染症学)が言う。

「カンピロバクター菌は以前からありましたが、昔の人は野菜をたくさん食べていたので発症しなかったのです。戦後になって食物繊維の摂取量が3分の1に減ったため、食中毒が発生し始めました。予防法は野菜をしっかり食べて腸内細菌を増やすこと。自然薯や山芋のようなネバネバ系が特に予防効果があります。便秘や下痢は免疫力が落ちているシグナル。鶏肉はもちろん、牛肉なども十分に加熱してください。寝不足やストレスでも免疫力が落ちるので、注意が必要です」

 野菜が病原菌から守ってくれるわけだ。
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/life/medical/nikkangendai-412678.html

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昨年から急増 「カンピロバクター食中毒」はこの手で防げ

カンピロバクター菌が拡散している。

 8月12日、川越市の焼き鳥店で女性4人が食中毒を起こし、川越保健所は26日、この店を営業停止処分にした。

 O―157騒動のせいで目立たないが、カンピロバクター菌が原因で起きた食中毒は少なくない。3月にさいたま市、5月に八王子市、6月に江戸川区、7月に新潟市と、各地で被害が続出。

 厚労省の統計では、1月〜7月28日の発生は報告されているだけで100件、患者数は771人に上る。発生件数は例年300件、患者数2000人前後で推移してきたが、昨年は339件、3272人と大幅に増加した。

 カンピロバクター菌は出荷された鶏肉の3〜5割に潜んでいる。発症すると下痢や腹痛、発熱、悪心、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などの症状が出る。重篤な場合は顔面神経麻痺や呼吸困難を起こす「ギランバレー症候群」を発症するというから恐ろしい。

「カンピロバクター食中毒はO―157より多く、最多のノロウイルスに次いで2番目です。鶏肉をナマや十分に加熱せずに食べることで体内に取り込んでしまいます。気温と湿度が高い時季に繁殖が活発化するので、今の季節は注意が必要です」(厚労省食品監視安全課)

 予防法は鶏肉の中心部を75度以上で1分以上加熱すること。肉を食べた箸でサラダをつまんだ際に菌が移ることもあるので、肉とサラダは必ず別々のトングで取る。布巾も肉用の食器と他の食器とで使い分けるのが賢い予防法だ。

 東京医科歯科大名誉教授の藤田紘一郎氏(感染症学)が言う。

「カンピロバクター菌は以前からありましたが、昔の人は野菜をたくさん食べていたので発症しなかったのです。戦後になって食物繊維の摂取量が3分の1に減ったため、食中毒が発生し始めました。予防法は野菜をしっかり食べて腸内細菌を増やすこと。自然薯や山芋のようなネバネバ系が特に予防効果があります。便秘や下痢は免疫力が落ちているシグナル。鶏肉はもちろん、牛肉なども十分に加熱してください。寝不足やストレスでも免疫力が落ちるので、注意が必要です」

 野菜が病原菌から守ってくれるわけだ。
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/life/medical/nikkangendai-412678.html

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昨年から急増 「カンピロバクター食中毒」はこの手で防げ

カンピロバクター菌が拡散している。

 8月12日、川越市の焼き鳥店で女性4人が食中毒を起こし、川越保健所は26日、この店を営業停止処分にした。

 O―157騒動のせいで目立たないが、カンピロバクター菌が原因で起きた食中毒は少なくない。3月にさいたま市、5月に八王子市、6月に江戸川区、7月に新潟市と、各地で被害が続出。

 厚労省の統計では、1月〜7月28日の発生は報告されているだけで100件、患者数は771人に上る。発生件数は例年300件、患者数2000人前後で推移してきたが、昨年は339件、3272人と大幅に増加した。

 カンピロバクター菌は出荷された鶏肉の3〜5割に潜んでいる。発症すると下痢や腹痛、発熱、悪心、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などの症状が出る。重篤な場合は顔面神経麻痺や呼吸困難を起こす「ギランバレー症候群」を発症するというから恐ろしい。

「カンピロバクター食中毒はO―157より多く、最多のノロウイルスに次いで2番目です。鶏肉をナマや十分に加熱せずに食べることで体内に取り込んでしまいます。気温と湿度が高い時季に繁殖が活発化するので、今の季節は注意が必要です」(厚労省食品監視安全課)

 予防法は鶏肉の中心部を75度以上で1分以上加熱すること。肉を食べた箸でサラダをつまんだ際に菌が移ることもあるので、肉とサラダは必ず別々のトングで取る。布巾も肉用の食器と他の食器とで使い分けるのが賢い予防法だ。

 東京医科歯科大名誉教授の藤田紘一郎氏(感染症学)が言う。

「カンピロバクター菌は以前からありましたが、昔の人は野菜をたくさん食べていたので発症しなかったのです。戦後になって食物繊維の摂取量が3分の1に減ったため、食中毒が発生し始めました。予防法は野菜をしっかり食べて腸内細菌を増やすこと。自然薯や山芋のようなネバネバ系が特に予防効果があります。便秘や下痢は免疫力が落ちているシグナル。鶏肉はもちろん、牛肉なども十分に加熱してください。寝不足やストレスでも免疫力が落ちるので、注意が必要です」

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カンピロバクター菌が拡散している。

 8月12日、川越市の焼き鳥店で女性4人が食中毒を起こし、川越保健所は26日、この店を営業停止処分にした。

 O―157騒動のせいで目立たないが、カンピロバクター菌が原因で起きた食中毒は少なくない。3月にさいたま市、5月に八王子市、6月に江戸川区、7月に新潟市と、各地で被害が続出。

 厚労省の統計では、1月〜7月28日の発生は報告されているだけで100件、患者数は771人に上る。発生件数は例年300件、患者数2000人前後で推移してきたが、昨年は339件、3272人と大幅に増加した。

 カンピロバクター菌は出荷された鶏肉の3〜5割に潜んでいる。発症すると下痢や腹痛、発熱、悪心、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などの症状が出る。重篤な場合は顔面神経麻痺や呼吸困難を起こす「ギランバレー症候群」を発症するというから恐ろしい。

「カンピロバクター食中毒はO―157より多く、最多のノロウイルスに次いで2番目です。鶏肉をナマや十分に加熱せずに食べることで体内に取り込んでしまいます。気温と湿度が高い時季に繁殖が活発化するので、今の季節は注意が必要です」(厚労省食品監視安全課)

 予防法は鶏肉の中心部を75度以上で1分以上加熱すること。肉を食べた箸でサラダをつまんだ際に菌が移ることもあるので、肉とサラダは必ず別々のトングで取る。布巾も肉用の食器と他の食器とで使い分けるのが賢い予防法だ。

 東京医科歯科大名誉教授の藤田紘一郎氏(感染症学)が言う。

「カンピロバクター菌は以前からありましたが、昔の人は野菜をたくさん食べていたので発症しなかったのです。戦後になって食物繊維の摂取量が3分の1に減ったため、食中毒が発生し始めました。予防法は野菜をしっかり食べて腸内細菌を増やすこと。自然薯や山芋のようなネバネバ系が特に予防効果があります。便秘や下痢は免疫力が落ちているシグナル。鶏肉はもちろん、牛肉なども十分に加熱してください。寝不足やストレスでも免疫力が落ちるので、注意が必要です」

 野菜が病原菌から守ってくれるわけだ。
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「フライドポテトで死亡リスクが上がる」の本当の理由

フライドポテトを週2回以上食べると寿命が縮まる?

「フライドポテトを食べると寿命が縮まる」というニュースが世間を賑わせています。フライドポテトを週2回以上食べると死亡リスクが食べない人の2倍になるというのです。その論文がさまざまな報道にのって拡散されています。

さっそく、報道の元になった論文「Fried potato consumption is associated with elevated mortality(英語)」を読んでみましょう。実際にここに書かれていることは、大きく以下の4つでした。

  1. 最もじゃがいもを食べている人たちと最も食べていない人たちを比較すると死亡リスクに差はなかった
  2. 週2~3回、フライドポテトを食べている人たちと、週3回以上フライドポテトを食べている人たちについては死亡リスクが上がった
  3. 揚げていないじゃがいもを食べても死亡リスクに影響はなかった
  4. この研究ではフライドポテトを多く食べる人は死亡リスクが高かったが、もっと大人数での研究をする必要がある

より簡潔に一言でまとめると、「この研究の参加者ではフライドポテトを週2回以上食べる人は死亡リスクが上がったけれども、何が原因なのか分からない」というのが実際のところでしょうか。

死亡リスク増の原因はトランス脂肪酸? アクリルアミド?

論文では、フライドポテトを食べる頻度と死亡リスクの上昇についての理由については言及せず、もっと大人数での研究をする必要がある、とまとめています。しかし、さまざまな報道の中には、トランス脂肪酸やアクリルアミドの摂取が原因ではないかと推測しているものもあるようです。

まず、トランス脂肪酸に関しての推測ですが、日本で生活している日本人に「トランス脂肪酸の摂りすぎ」がそのまま当てはまるかというと、必ずしもそうとは限りません。

トランス脂肪酸、日本人の多くは意識する必要がない?」でも詳しく解説しましたが、もともと日本人の大多数のトランス脂肪酸の摂取量はWHO の勧告(目標)基準である摂取エネルギーの1%以内に収まっており一般的な日本人の食生活を送っている限り問題はありません。さらに、農林水産省の取り組みに応じて、製パン業者マーガリンの業者など関係各社も企業努力によってトランス脂肪酸の含有量を下げています。

アクリルアミドはじゃがいもや野菜などを高温で加熱した際に生じ、食べ過ぎるとガンのリスクを上げると言われています。厚生労働省の「加工食品中アクリルアミドに関するQ&A」では、人に対する明らかな評価はないものの、動物実験で明らかな発ガン性を認めていることから、2A (人に対しておそらく発がん性がある)に分類しています。しかし、加熱した野菜などにアクリルアミドが含まれていることを懸念して食べないようにすることで、栄養バランスが崩れるよりも、気にせず何でも食べて栄養のバランスのよい食事を摂るほうが有益としています。

また農林水産省の呼びかけ等に応じて各企業における食品中の濃度を低減する取り組みもなされています。

このように、トランス脂肪酸もアクリルアミドも、日本国内で平均的な食生活をしている限り、さほど大きな問題はなさそうです。ただし、日本で生活する日本人で「フライドポテト」を食べる頻度が高く、問題になる場合もあるように感じます。それはどういったときでしょうか?

フライドポテトの成分より、栄養バランスに問題!

では、日本で「フライドポテト」はどんなときに多く食べられているでしょうか? おそらく自宅で日常的にフライドポテトを食べることは少なく、外食で食べることの方が多いのではないかと思います。その中でも特にフライドポテトがよく出てくるのは、ファミリーレストラン、居酒屋、ファストフード店といったところではないかと思います。いずれも味付けが濃いめの食品が多く提供される傾向があるため、食塩の摂りすぎが懸念されます。それでなくても日本食は醤油・みそを使用するため、食塩摂取量は多くなりがちです。自宅で減塩のために努力をしても、外食で食塩を摂りすぎてしまっては意味がありません。

また、フライドポテトの材料はじゃがいもと揚げ油、味付けの食塩、ケチャップ、マスタード程度でしょう。エネルギーはあるものの必要な栄養素が著しく欠けています。そしてフライドポテトに合い、よく一緒に食べられる料理は、ハンバーガー、ピザ、ビールなどで、こちらもバランスのよい栄養がそろったメニューとは言いづらいところがあります。月に1~2回程度、付き合い等でこれらの店に行ってフライドポテトを食べる程度であれば特に大きな問題ではありませんが、これらを好んで日常的に多く食べている人は、エネルギー過多、新型栄養失調になりやすいといわざるを得ません。

仕事の合間の昼休みなど、会社の近くにファストフード店しかない、ファミリーレストランしかないという場合もあると思いますが、こういった店舗でも商品を組み合わせることによって栄養バランスのとれたメニューを作ることはできます。

復習になりますが、バランスのよい食事とは主食(ご飯、パン、麺)、主菜(肉、魚、卵、豆腐)、副菜(野菜)がきちんとそろった食事を言います。

例えば、ファストフード店でバランスのよい食事を摂ろうと思ったら、ハンバーガー(バンズ、ハンバーグ)に主食と主菜の要素がありますが、副菜の野菜がほとんど入っていません。そのため、サイドメニューからフライドポテトではなくサラダをチョイス。これで、主食、主菜、副菜がそろったバランスのよいメニューとなります。管理栄養士として考えると、笑顔のかわいい店員さんに「一緒にポテトはいかがですか? 」と聞かれても、決して「お願いします」と答えてはいけません。心を鬼にして「食べきれません」と答えてください。

最初はせっかくのオススメに「ポテトはいりません」と言うのに勇気がいるかもしれませんが、最近は若干の差額を出すことでセットメニューのフライドポテトをサラダなどに変更できるチェーンもあるようです。若干の差額で健康が買えるのですから、こんなにありがたいことはありません。

フライドポテトはおいしいですが、栄養バランスをとりづらい料理であることは間違いないようです。友人たちとの飲み会の席等で、ときどき食べるのを楽しみにする程度がよいように思います。

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「フライドポテトで死亡リスクが上がる」の本当の理由

フライドポテトを週2回以上食べると寿命が縮まる?

「フライドポテトを食べると寿命が縮まる」というニュースが世間を賑わせています。フライドポテトを週2回以上食べると死亡リスクが食べない人の2倍になるというのです。その論文がさまざまな報道にのって拡散されています。

さっそく、報道の元になった論文「Fried potato consumption is associated with elevated mortality(英語)」を読んでみましょう。実際にここに書かれていることは、大きく以下の4つでした。

  1. 最もじゃがいもを食べている人たちと最も食べていない人たちを比較すると死亡リスクに差はなかった
  2. 週2~3回、フライドポテトを食べている人たちと、週3回以上フライドポテトを食べている人たちについては死亡リスクが上がった
  3. 揚げていないじゃがいもを食べても死亡リスクに影響はなかった
  4. この研究ではフライドポテトを多く食べる人は死亡リスクが高かったが、もっと大人数での研究をする必要がある

より簡潔に一言でまとめると、「この研究の参加者ではフライドポテトを週2回以上食べる人は死亡リスクが上がったけれども、何が原因なのか分からない」というのが実際のところでしょうか。

死亡リスク増の原因はトランス脂肪酸? アクリルアミド?

論文では、フライドポテトを食べる頻度と死亡リスクの上昇についての理由については言及せず、もっと大人数での研究をする必要がある、とまとめています。しかし、さまざまな報道の中には、トランス脂肪酸やアクリルアミドの摂取が原因ではないかと推測しているものもあるようです。

まず、トランス脂肪酸に関しての推測ですが、日本で生活している日本人に「トランス脂肪酸の摂りすぎ」がそのまま当てはまるかというと、必ずしもそうとは限りません。

トランス脂肪酸、日本人の多くは意識する必要がない?」でも詳しく解説しましたが、もともと日本人の大多数のトランス脂肪酸の摂取量はWHO の勧告(目標)基準である摂取エネルギーの1%以内に収まっており一般的な日本人の食生活を送っている限り問題はありません。さらに、農林水産省の取り組みに応じて、製パン業者マーガリンの業者など関係各社も企業努力によってトランス脂肪酸の含有量を下げています。

アクリルアミドはじゃがいもや野菜などを高温で加熱した際に生じ、食べ過ぎるとガンのリスクを上げると言われています。厚生労働省の「加工食品中アクリルアミドに関するQ&A」では、人に対する明らかな評価はないものの、動物実験で明らかな発ガン性を認めていることから、2A (人に対しておそらく発がん性がある)に分類しています。しかし、加熱した野菜などにアクリルアミドが含まれていることを懸念して食べないようにすることで、栄養バランスが崩れるよりも、気にせず何でも食べて栄養のバランスのよい食事を摂るほうが有益としています。

また農林水産省の呼びかけ等に応じて各企業における食品中の濃度を低減する取り組みもなされています。

このように、トランス脂肪酸もアクリルアミドも、日本国内で平均的な食生活をしている限り、さほど大きな問題はなさそうです。ただし、日本で生活する日本人で「フライドポテト」を食べる頻度が高く、問題になる場合もあるように感じます。それはどういったときでしょうか?

フライドポテトの成分より、栄養バランスに問題!

では、日本で「フライドポテト」はどんなときに多く食べられているでしょうか? おそらく自宅で日常的にフライドポテトを食べることは少なく、外食で食べることの方が多いのではないかと思います。その中でも特にフライドポテトがよく出てくるのは、ファミリーレストラン、居酒屋、ファストフード店といったところではないかと思います。いずれも味付けが濃いめの食品が多く提供される傾向があるため、食塩の摂りすぎが懸念されます。それでなくても日本食は醤油・みそを使用するため、食塩摂取量は多くなりがちです。自宅で減塩のために努力をしても、外食で食塩を摂りすぎてしまっては意味がありません。

また、フライドポテトの材料はじゃがいもと揚げ油、味付けの食塩、ケチャップ、マスタード程度でしょう。エネルギーはあるものの必要な栄養素が著しく欠けています。そしてフライドポテトに合い、よく一緒に食べられる料理は、ハンバーガー、ピザ、ビールなどで、こちらもバランスのよい栄養がそろったメニューとは言いづらいところがあります。月に1~2回程度、付き合い等でこれらの店に行ってフライドポテトを食べる程度であれば特に大きな問題ではありませんが、これらを好んで日常的に多く食べている人は、エネルギー過多、新型栄養失調になりやすいといわざるを得ません。

仕事の合間の昼休みなど、会社の近くにファストフード店しかない、ファミリーレストランしかないという場合もあると思いますが、こういった店舗でも商品を組み合わせることによって栄養バランスのとれたメニューを作ることはできます。

復習になりますが、バランスのよい食事とは主食(ご飯、パン、麺)、主菜(肉、魚、卵、豆腐)、副菜(野菜)がきちんとそろった食事を言います。

例えば、ファストフード店でバランスのよい食事を摂ろうと思ったら、ハンバーガー(バンズ、ハンバーグ)に主食と主菜の要素がありますが、副菜の野菜がほとんど入っていません。そのため、サイドメニューからフライドポテトではなくサラダをチョイス。これで、主食、主菜、副菜がそろったバランスのよいメニューとなります。管理栄養士として考えると、笑顔のかわいい店員さんに「一緒にポテトはいかがですか? 」と聞かれても、決して「お願いします」と答えてはいけません。心を鬼にして「食べきれません」と答えてください。

最初はせっかくのオススメに「ポテトはいりません」と言うのに勇気がいるかもしれませんが、最近は若干の差額を出すことでセットメニューのフライドポテトをサラダなどに変更できるチェーンもあるようです。若干の差額で健康が買えるのですから、こんなにありがたいことはありません。

フライドポテトはおいしいですが、栄養バランスをとりづらい料理であることは間違いないようです。友人たちとの飲み会の席等で、ときどき食べるのを楽しみにする程度がよいように思います。

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6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」です

  今回のメルマガでは、平成27年県民健康・栄養実態調査で明らかになった「若い女性のやせ」と「高齢者の低栄養」についてお伝えします。
<若い女性のやせについて>
  20歳代女性の「やせ」(BMI18.5未満)の割合は平成23年は17.3%であったのに対し、平成27年は20.6%と高くなりました。
若い女性の「やせ」は多くの健康問題のリスクを高め、さらに、若い女性や妊婦の低栄養がその子どもの将来の生活習慣病(高血圧、糖尿病など)のリスクを高めるとの見方があります。妊娠中のみならず、妊娠する前の無理なダイエットや偏った食生活は潜在的な栄養不良のリスクを高めるので、注意が必要です。
<高齢者の低栄養について>
 高齢者(65歳以上)の低栄養傾向(BMI20以下)の割合は、平成23年は14.9%であったのに対し、平成27年は19.0%と高くなりました。
高齢者における低栄養は、主に食事摂取量の減少が原因です。また、高齢者になると、たんぱく質の摂取量が少なくなる傾向があります。肉や魚、豆乳や乳製品などを意識して摂るようにしましょう。

偏りなく必要な栄養をとるために、まずは毎日の食事に主食・
主菜・副菜をそろえることを心がけてみましょう!

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6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」です

  今回のメルマガでは、平成27年県民健康・栄養実態調査で明らかになった「若い女性のやせ」と「高齢者の低栄養」についてお伝えします。
<若い女性のやせについて>
  20歳代女性の「やせ」(BMI18.5未満)の割合は平成23年は17.3%であったのに対し、平成27年は20.6%と高くなりました。
若い女性の「やせ」は多くの健康問題のリスクを高め、さらに、若い女性や妊婦の低栄養がその子どもの将来の生活習慣病(高血圧、糖尿病など)のリスクを高めるとの見方があります。妊娠中のみならず、妊娠する前の無理なダイエットや偏った食生活は潜在的な栄養不良のリスクを高めるので、注意が必要です。
<高齢者の低栄養について>
 高齢者(65歳以上)の低栄養傾向(BMI20以下)の割合は、平成23年は14.9%であったのに対し、平成27年は19.0%と高くなりました。
高齢者における低栄養は、主に食事摂取量の減少が原因です。また、高齢者になると、たんぱく質の摂取量が少なくなる傾向があります。肉や魚、豆乳や乳製品などを意識して摂るようにしましょう。

偏りなく必要な栄養をとるために、まずは毎日の食事に主食・
主菜・副菜をそろえることを心がけてみましょう!

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足りてる子はたった4%!野菜不足のわが子に「野菜を食べさせる」工夫

新学年が始まってあっという間に1ヶ月以上が経ちました。子どもが毎日元気に登校して学べるよう、日々の食事の栄養バランスに気を遣っているママたちも多いはず。そこで今回は、カゴメが幼稚園・保育園~高校生の子どもを持つ全国の女性830名を対象に実施した「子どもの野菜摂取」に関する意識調査の結果をご紹介しましょう!

96%の子どもの野菜摂取量が足りてない!

厚生労働省が推奨する「4つの食品群年齢別・性別・生活活動強度別食品構成」によると、子どもの理想的な野菜の摂取量は、3~5歳(幼稚園)が240g、6~7歳(小学1年)が270g、8~9歳(小学2・3年)が300g、そして10歳以上(小学4年以上)が350gだそうです。
大人でもこれだけ食べるのはなかなか難しいのに、子どもが必要な野菜をきちんと摂取しているかどうかは怪しいところ。
カゴメの調査によると、なんと「1日の野菜摂取量が足りていない子ども」が96%、「1日の野菜摂取量が足りている子ども」はたったの4%だそうです!
しかし、34%もの親が、自分の子どもの野菜摂取量は足りていると誤解しているそう。さらに、「うちの子は足りてるわ!」と思っている親のうちなんと93%が、実際は子どもの野菜摂取量が足りないそうなのです!
親が信じているほど、子どもの栄養バランスはとれていない可能性があるということです!
もっと野菜を摂取できるよう、献立を見直したり、料理法を工夫する必要があるのかもしれませんね。

子どもが好きな野菜、嫌いな野菜はどれ?

同調査で子どもたちの好きな野菜と嫌いな野菜を聞いたところ、まず好きな野菜は、
1位・・・じゃがいも(64.7%)
2位・・・さつまいも(62.3%)
3位・・・とうもろこし(59.9%)
4位・・・枝豆(56.5%)
5位・・・きゅうり(54.3%)
という結果に。次に嫌いな野菜は、
1位・・・しゅんぎく(40.1%)
2位・・・ししとう(32.9%)
3位・・・ピーマン(29.2%)
4位・・・トマト(22.3%)
5位・・・オクラ(18.9%)
子どもはイモ類など調理すると甘みが出て調理のバラエティが多い野菜が好きですよね。一方で、苦みの強い野菜や緑黄色野菜を嫌う傾向が強いようです。
「嫌いな野菜があると全然食べない!」という場合、好きな野菜に偏らないよう組み合わせて食べさせても良いかも。
子どもにより好き嫌いは異なりますが、苦手な野菜でもメニューにうまく取り入れて克服できれば、食べる量を増やしていけるかもしれません。

親たちが実行する“子どもに野菜を食べさせる工夫”

では、世の親たちはどのように子どもに野菜を食べさせる努力をしているのでしょうか? 筆者の周りの“子持ち主婦”たちに、やっている工夫や努力を聞いてみました。
「小さい頃から野菜が好きで、無理矢理食べさせる努力はしなくても自分で食べてました。ただニンジンやキュウリなど好きな野菜に偏りがちなので、普段あまり食べない野菜は鍋にしたりスープに入れるなどしてバラエティと量を工夫しています」(Mさん、子ども17歳と12歳)
「原型を留めている野菜を拒否してしまうため、細かく切って料理に入れたり、形が見えると食べない野菜は餃子や春巻に入れるなど隠して食べさせたりしてます」(Kさん、子ども7歳)
「庭に菜園があり、一緒に水をあげたりしているうちに野菜や果物に興味を持つようになりました。たまにその野菜を使った料理も一緒にしていますが、トマトなど食べないものはパスタのトマトソースだけで合格。料理になるべく多く野菜を入れて、量を増やす努力をしています」(Tさん、子ども12歳と6歳)
ということです。
ちなみに筆者宅でも食べる野菜は偏っていますが、食べる量を増やすために「○○を食べたら××してもいいよ」などの作戦を使ってしまうことも……!
ちなみに、過去記事「完食率なんと2倍!“子どもの野菜嫌い”を克服させる秘策が研究で判明」によると、子どもに野菜を食べさせるときネーミングを工夫すると完食率がアップする結果が出たそうです。
「ブロッコリー」を「緑のモコモコブロッコリー」と呼んでみたり、「グリンピース」を「おバカでグズなグリンピース」と呼んでみたり。
ただしこれは幼い子どもにしか効かない手かもしれません。
子どもの年齢に合わせていろいろな工夫をしつつ、必要な量の野菜が摂れるようにしてあげたいですね。

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