[ カテゴリー:食育 ]

意外と知らない!? 「野菜ジュース」に対する4つの誤解

「野菜ジュース」とひと口に言っても、使われている材料や製法によって、それぞれの商品に含まれる栄養成分は異なります。またあくまで食品ですから、薬のように治療や体調改善といった過度な期待はできません。しかし、忙しい現代人にとっては、不足しがちな野菜の栄養をバランスよくとるために手軽に活用できる食品の一つだと思います。
◆野菜ジュースの誤解1:「野菜の栄養はほとんどなくなっている?」
野菜をジュースに加工する過程で、一般にビタミンCや食物繊維などは減少します。しかし、全てゼロになるわけではありません。また、鉄分やナトリウム、カリウムなどのミネラルや野菜の色素であるカロテノイドなどは、あまり減りません。

さらに、野菜の栄養成分の中には、ジュースなどに加工することがメリットになる場合もあります。リコピンやβ-カロテンなどは、生野菜から摂るよりも野菜ジュースや加熱して摂る方が吸収率は良くなります。

また一般に、トマトジュースに使用される加工用トマトは、生食用トマトよりも、リコピン含有量が高いものですから、効率的にリコピンを摂取したいのであればトマトジュースを飲むというのもよいでしょう(最近は、リコピン含有量が高いトマトも市販されています)。
◆野菜ジュースの誤解2: 「砂糖を加えているから太る?」
日本では健康志向が強く、肥満を予防改善したいという消費者のニーズに応え、「甘さ控えめ」や「野菜本来の風味にこだわる」ことを優先した商品が増えていると思います。

野菜ジュースに限らず、清涼飲料水等の表示に「砂糖不使用」と書いてある製品には砂糖は使用されていません。しかし、野菜100%ジュースでも栄養表示に「糖質」や「ショ糖」と記載されている場合がありますから、「なぜ?」と思われる方もいるのではないでしょうか。

砂糖は食品名で、主な成分は確かに「ショ糖」です。しかし、糖質やショ糖は原材料の野菜にも含まれています。100%野菜ジュースで「砂糖不使用」なのに栄養表示に「糖質」「ショ糖」という記載があれば、野菜由来のものと考えてよいでしょう。

飲みやすく味を調えるために果物をブレンドしているジュースもありますが、これも同様で「砂糖不使用」という記載があれば、野菜または果実由来のものと考えてよいでしょう。

ただ、糖質は生きる上で欠かせない重要なエネルギー源ですが、摂り過ぎには注意が必要です。健康な成人なら、コップ1杯程度、飲みきりタイプ(約200ミリリットル)なら、1日に1~2杯程度を目安にするとよいでしょう。

個々の製品により、カロリーや栄養価は異なりますから、栄養表示をチェックし、食事全体のバランスを考えて飲みましょう。
◆野菜ジュースの誤解3:「野菜ジュースは塩分が高い」?
昔は、トマトジュースには食塩を加えて飲まれることが多く、今でも味のバランスをととのえる(調える)ために塩分を加えている商品も見受けます。しかし、減塩志向がある中、「食塩無添加」でつくられる野菜ジュースの方が多いといえるでしょう。

栄養表示に記載されている、ナトリウムの含有量が食塩と勘違いされる方も多いので、説明しておきますと、ナトリウム=食塩(塩化ナトリウム)ではありません。

ナトリウムは生きるためには必要なミネラルの一つで、野菜などにもわずかですが、ナトリウムは含まれています。野菜ジュースの場合も、ほとんどが野菜由来です。

ナトリウム摂取量を食塩摂取量に換算するには、
「食塩相当量(g)=ナトリウム量(mg)×2.54÷1000」」
で求めることができます。

ナトリウムは体には必要なミネラルとはいえ、その一方で食塩を摂りすぎると血圧や他の生活習慣病に影響を及ぼすことがあります。食塩を摂りすぎないように気をつけるのと同時に、ナトリウムと一緒に摂りたいミネラルにカリウムがあります。

カリウムは、余分なナトリウムの排出を助ける働きがあります。カリウムは、野菜や果物、芋、豆、海藻、きのこ等に多く含まれ、加工品なら野菜ジュースも、多く含まれる食品の一つです。
◆野菜ジュースの誤解4:「野菜ジュース=野菜?」
健康的な食生活の基本は、多様なものをバランスよく食べることです。とはいえ忙しい現代人は、野菜が不足しがちで、様々な栄養成分を手軽に摂れる食品として、野菜ジュースも選択肢の一つだと言えるでしょう。

しかし、健康に有効な栄養成分を含むとしても野菜ジュースだけを飲んで健康になれるわけではありません。また同じ食品ばかり、大量に摂りすぎるのも栄養が偏って良くありません。

栄養面だけでなく、野菜を食べるときは、口に入れて噛んで飲み込みます。この「噛む」行為によって、脳の血流が良くなり、唾液の分泌を促し、満腹感が得られて食べ過ぎ防止にもなると考えられています。こうした点においては、野菜ジュースは「噛む」ことはないので、野菜と同じとはいえません。

普段の食事で野菜をできるだけ多く食べるように心がけ、野菜ジュースは野菜不足を補うためのものとして考えましょう。喉がかわいたときの水分補給や、おなかがすいたときに甘い清涼飲料水よりは野菜ジュースを選ぶというように、無理なく取り入れましょう。

また、食事の前に野菜ジュースを飲むと血糖値の上昇を抑え、メタボ予防効果があるという研究結果もありますので、野菜ジュースを上手に活用されるとよいのではないでしょうか。

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意外と知らない!? 「野菜ジュース」に対する4つの誤解

「野菜ジュース」とひと口に言っても、使われている材料や製法によって、それぞれの商品に含まれる栄養成分は異なります。またあくまで食品ですから、薬のように治療や体調改善といった過度な期待はできません。しかし、忙しい現代人にとっては、不足しがちな野菜の栄養をバランスよくとるために手軽に活用できる食品の一つだと思います。
◆野菜ジュースの誤解1:「野菜の栄養はほとんどなくなっている?」
野菜をジュースに加工する過程で、一般にビタミンCや食物繊維などは減少します。しかし、全てゼロになるわけではありません。また、鉄分やナトリウム、カリウムなどのミネラルや野菜の色素であるカロテノイドなどは、あまり減りません。

さらに、野菜の栄養成分の中には、ジュースなどに加工することがメリットになる場合もあります。リコピンやβ-カロテンなどは、生野菜から摂るよりも野菜ジュースや加熱して摂る方が吸収率は良くなります。

また一般に、トマトジュースに使用される加工用トマトは、生食用トマトよりも、リコピン含有量が高いものですから、効率的にリコピンを摂取したいのであればトマトジュースを飲むというのもよいでしょう(最近は、リコピン含有量が高いトマトも市販されています)。
◆野菜ジュースの誤解2: 「砂糖を加えているから太る?」
日本では健康志向が強く、肥満を予防改善したいという消費者のニーズに応え、「甘さ控えめ」や「野菜本来の風味にこだわる」ことを優先した商品が増えていると思います。

野菜ジュースに限らず、清涼飲料水等の表示に「砂糖不使用」と書いてある製品には砂糖は使用されていません。しかし、野菜100%ジュースでも栄養表示に「糖質」や「ショ糖」と記載されている場合がありますから、「なぜ?」と思われる方もいるのではないでしょうか。

砂糖は食品名で、主な成分は確かに「ショ糖」です。しかし、糖質やショ糖は原材料の野菜にも含まれています。100%野菜ジュースで「砂糖不使用」なのに栄養表示に「糖質」「ショ糖」という記載があれば、野菜由来のものと考えてよいでしょう。

飲みやすく味を調えるために果物をブレンドしているジュースもありますが、これも同様で「砂糖不使用」という記載があれば、野菜または果実由来のものと考えてよいでしょう。

ただ、糖質は生きる上で欠かせない重要なエネルギー源ですが、摂り過ぎには注意が必要です。健康な成人なら、コップ1杯程度、飲みきりタイプ(約200ミリリットル)なら、1日に1~2杯程度を目安にするとよいでしょう。

個々の製品により、カロリーや栄養価は異なりますから、栄養表示をチェックし、食事全体のバランスを考えて飲みましょう。
◆野菜ジュースの誤解3:「野菜ジュースは塩分が高い」?
昔は、トマトジュースには食塩を加えて飲まれることが多く、今でも味のバランスをととのえる(調える)ために塩分を加えている商品も見受けます。しかし、減塩志向がある中、「食塩無添加」でつくられる野菜ジュースの方が多いといえるでしょう。

栄養表示に記載されている、ナトリウムの含有量が食塩と勘違いされる方も多いので、説明しておきますと、ナトリウム=食塩(塩化ナトリウム)ではありません。

ナトリウムは生きるためには必要なミネラルの一つで、野菜などにもわずかですが、ナトリウムは含まれています。野菜ジュースの場合も、ほとんどが野菜由来です。

ナトリウム摂取量を食塩摂取量に換算するには、
「食塩相当量(g)=ナトリウム量(mg)×2.54÷1000」」
で求めることができます。

ナトリウムは体には必要なミネラルとはいえ、その一方で食塩を摂りすぎると血圧や他の生活習慣病に影響を及ぼすことがあります。食塩を摂りすぎないように気をつけるのと同時に、ナトリウムと一緒に摂りたいミネラルにカリウムがあります。

カリウムは、余分なナトリウムの排出を助ける働きがあります。カリウムは、野菜や果物、芋、豆、海藻、きのこ等に多く含まれ、加工品なら野菜ジュースも、多く含まれる食品の一つです。
◆野菜ジュースの誤解4:「野菜ジュース=野菜?」
健康的な食生活の基本は、多様なものをバランスよく食べることです。とはいえ忙しい現代人は、野菜が不足しがちで、様々な栄養成分を手軽に摂れる食品として、野菜ジュースも選択肢の一つだと言えるでしょう。

しかし、健康に有効な栄養成分を含むとしても野菜ジュースだけを飲んで健康になれるわけではありません。また同じ食品ばかり、大量に摂りすぎるのも栄養が偏って良くありません。

栄養面だけでなく、野菜を食べるときは、口に入れて噛んで飲み込みます。この「噛む」行為によって、脳の血流が良くなり、唾液の分泌を促し、満腹感が得られて食べ過ぎ防止にもなると考えられています。こうした点においては、野菜ジュースは「噛む」ことはないので、野菜と同じとはいえません。

普段の食事で野菜をできるだけ多く食べるように心がけ、野菜ジュースは野菜不足を補うためのものとして考えましょう。喉がかわいたときの水分補給や、おなかがすいたときに甘い清涼飲料水よりは野菜ジュースを選ぶというように、無理なく取り入れましょう。

また、食事の前に野菜ジュースを飲むと血糖値の上昇を抑え、メタボ予防効果があるという研究結果もありますので、野菜ジュースを上手に活用されるとよいのではないでしょうか。

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「減塩のすすめ~できることから少しずつ」セミナー開催

読売新聞の医療情報サイト・ヨミドクターのセミナー「減塩のすすめ~できることから少しずつ」が16日、東京・大手町のよみうり大手町小ホールで開かれた。
 製鉄記念八幡病院(北九州市)病院長で日本高血圧学会減塩委員長の土橋卓也さんと、女子栄養大学教授の武見ゆかりさんが講演し、約150人が聞き入った。
 土橋さんは、高血圧と食塩摂取量の関係に触れた後、塩分の取りすぎが骨粗しょう症や胃がんなどにもつながると指摘し、「減塩は、血圧が高い低いにかかわらず、健康長寿のために重要」と訴えた。武見さんは「減塩調味料を上手に活用したり、薄味ばかりの食事ではなく味付けにメリハリをつけたりして、できることから努力しましょう」などと呼びかけた。

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「減塩のすすめ~できることから少しずつ」セミナー開催

読売新聞の医療情報サイト・ヨミドクターのセミナー「減塩のすすめ~できることから少しずつ」が16日、東京・大手町のよみうり大手町小ホールで開かれた。
 製鉄記念八幡病院(北九州市)病院長で日本高血圧学会減塩委員長の土橋卓也さんと、女子栄養大学教授の武見ゆかりさんが講演し、約150人が聞き入った。
 土橋さんは、高血圧と食塩摂取量の関係に触れた後、塩分の取りすぎが骨粗しょう症や胃がんなどにもつながると指摘し、「減塩は、血圧が高い低いにかかわらず、健康長寿のために重要」と訴えた。武見さんは「減塩調味料を上手に活用したり、薄味ばかりの食事ではなく味付けにメリハリをつけたりして、できることから努力しましょう」などと呼びかけた。

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昨年から急増 「カンピロバクター食中毒」はこの手で防げ

カンピロバクター菌が拡散している。

 8月12日、川越市の焼き鳥店で女性4人が食中毒を起こし、川越保健所は26日、この店を営業停止処分にした。

 O―157騒動のせいで目立たないが、カンピロバクター菌が原因で起きた食中毒は少なくない。3月にさいたま市、5月に八王子市、6月に江戸川区、7月に新潟市と、各地で被害が続出。

 厚労省の統計では、1月〜7月28日の発生は報告されているだけで100件、患者数は771人に上る。発生件数は例年300件、患者数2000人前後で推移してきたが、昨年は339件、3272人と大幅に増加した。

 カンピロバクター菌は出荷された鶏肉の3〜5割に潜んでいる。発症すると下痢や腹痛、発熱、悪心、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などの症状が出る。重篤な場合は顔面神経麻痺や呼吸困難を起こす「ギランバレー症候群」を発症するというから恐ろしい。

「カンピロバクター食中毒はO―157より多く、最多のノロウイルスに次いで2番目です。鶏肉をナマや十分に加熱せずに食べることで体内に取り込んでしまいます。気温と湿度が高い時季に繁殖が活発化するので、今の季節は注意が必要です」(厚労省食品監視安全課)

 予防法は鶏肉の中心部を75度以上で1分以上加熱すること。肉を食べた箸でサラダをつまんだ際に菌が移ることもあるので、肉とサラダは必ず別々のトングで取る。布巾も肉用の食器と他の食器とで使い分けるのが賢い予防法だ。

 東京医科歯科大名誉教授の藤田紘一郎氏(感染症学)が言う。

「カンピロバクター菌は以前からありましたが、昔の人は野菜をたくさん食べていたので発症しなかったのです。戦後になって食物繊維の摂取量が3分の1に減ったため、食中毒が発生し始めました。予防法は野菜をしっかり食べて腸内細菌を増やすこと。自然薯や山芋のようなネバネバ系が特に予防効果があります。便秘や下痢は免疫力が落ちているシグナル。鶏肉はもちろん、牛肉なども十分に加熱してください。寝不足やストレスでも免疫力が落ちるので、注意が必要です」

 野菜が病原菌から守ってくれるわけだ。
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/life/medical/nikkangendai-412678.html

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昨年から急増 「カンピロバクター食中毒」はこの手で防げ

カンピロバクター菌が拡散している。

 8月12日、川越市の焼き鳥店で女性4人が食中毒を起こし、川越保健所は26日、この店を営業停止処分にした。

 O―157騒動のせいで目立たないが、カンピロバクター菌が原因で起きた食中毒は少なくない。3月にさいたま市、5月に八王子市、6月に江戸川区、7月に新潟市と、各地で被害が続出。

 厚労省の統計では、1月〜7月28日の発生は報告されているだけで100件、患者数は771人に上る。発生件数は例年300件、患者数2000人前後で推移してきたが、昨年は339件、3272人と大幅に増加した。

 カンピロバクター菌は出荷された鶏肉の3〜5割に潜んでいる。発症すると下痢や腹痛、発熱、悪心、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などの症状が出る。重篤な場合は顔面神経麻痺や呼吸困難を起こす「ギランバレー症候群」を発症するというから恐ろしい。

「カンピロバクター食中毒はO―157より多く、最多のノロウイルスに次いで2番目です。鶏肉をナマや十分に加熱せずに食べることで体内に取り込んでしまいます。気温と湿度が高い時季に繁殖が活発化するので、今の季節は注意が必要です」(厚労省食品監視安全課)

 予防法は鶏肉の中心部を75度以上で1分以上加熱すること。肉を食べた箸でサラダをつまんだ際に菌が移ることもあるので、肉とサラダは必ず別々のトングで取る。布巾も肉用の食器と他の食器とで使い分けるのが賢い予防法だ。

 東京医科歯科大名誉教授の藤田紘一郎氏(感染症学)が言う。

「カンピロバクター菌は以前からありましたが、昔の人は野菜をたくさん食べていたので発症しなかったのです。戦後になって食物繊維の摂取量が3分の1に減ったため、食中毒が発生し始めました。予防法は野菜をしっかり食べて腸内細菌を増やすこと。自然薯や山芋のようなネバネバ系が特に予防効果があります。便秘や下痢は免疫力が落ちているシグナル。鶏肉はもちろん、牛肉なども十分に加熱してください。寝不足やストレスでも免疫力が落ちるので、注意が必要です」

 野菜が病原菌から守ってくれるわけだ。
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/life/medical/nikkangendai-412678.html

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昨年から急増 「カンピロバクター食中毒」はこの手で防げ

カンピロバクター菌が拡散している。

 8月12日、川越市の焼き鳥店で女性4人が食中毒を起こし、川越保健所は26日、この店を営業停止処分にした。

 O―157騒動のせいで目立たないが、カンピロバクター菌が原因で起きた食中毒は少なくない。3月にさいたま市、5月に八王子市、6月に江戸川区、7月に新潟市と、各地で被害が続出。

 厚労省の統計では、1月〜7月28日の発生は報告されているだけで100件、患者数は771人に上る。発生件数は例年300件、患者数2000人前後で推移してきたが、昨年は339件、3272人と大幅に増加した。

 カンピロバクター菌は出荷された鶏肉の3〜5割に潜んでいる。発症すると下痢や腹痛、発熱、悪心、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などの症状が出る。重篤な場合は顔面神経麻痺や呼吸困難を起こす「ギランバレー症候群」を発症するというから恐ろしい。

「カンピロバクター食中毒はO―157より多く、最多のノロウイルスに次いで2番目です。鶏肉をナマや十分に加熱せずに食べることで体内に取り込んでしまいます。気温と湿度が高い時季に繁殖が活発化するので、今の季節は注意が必要です」(厚労省食品監視安全課)

 予防法は鶏肉の中心部を75度以上で1分以上加熱すること。肉を食べた箸でサラダをつまんだ際に菌が移ることもあるので、肉とサラダは必ず別々のトングで取る。布巾も肉用の食器と他の食器とで使い分けるのが賢い予防法だ。

 東京医科歯科大名誉教授の藤田紘一郎氏(感染症学)が言う。

「カンピロバクター菌は以前からありましたが、昔の人は野菜をたくさん食べていたので発症しなかったのです。戦後になって食物繊維の摂取量が3分の1に減ったため、食中毒が発生し始めました。予防法は野菜をしっかり食べて腸内細菌を増やすこと。自然薯や山芋のようなネバネバ系が特に予防効果があります。便秘や下痢は免疫力が落ちているシグナル。鶏肉はもちろん、牛肉なども十分に加熱してください。寝不足やストレスでも免疫力が落ちるので、注意が必要です」

 野菜が病原菌から守ってくれるわけだ。
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/life/medical/nikkangendai-412678.html

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カンピロバクター菌が拡散している。

 8月12日、川越市の焼き鳥店で女性4人が食中毒を起こし、川越保健所は26日、この店を営業停止処分にした。

 O―157騒動のせいで目立たないが、カンピロバクター菌が原因で起きた食中毒は少なくない。3月にさいたま市、5月に八王子市、6月に江戸川区、7月に新潟市と、各地で被害が続出。

 厚労省の統計では、1月〜7月28日の発生は報告されているだけで100件、患者数は771人に上る。発生件数は例年300件、患者数2000人前後で推移してきたが、昨年は339件、3272人と大幅に増加した。

 カンピロバクター菌は出荷された鶏肉の3〜5割に潜んでいる。発症すると下痢や腹痛、発熱、悪心、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などの症状が出る。重篤な場合は顔面神経麻痺や呼吸困難を起こす「ギランバレー症候群」を発症するというから恐ろしい。

「カンピロバクター食中毒はO―157より多く、最多のノロウイルスに次いで2番目です。鶏肉をナマや十分に加熱せずに食べることで体内に取り込んでしまいます。気温と湿度が高い時季に繁殖が活発化するので、今の季節は注意が必要です」(厚労省食品監視安全課)

 予防法は鶏肉の中心部を75度以上で1分以上加熱すること。肉を食べた箸でサラダをつまんだ際に菌が移ることもあるので、肉とサラダは必ず別々のトングで取る。布巾も肉用の食器と他の食器とで使い分けるのが賢い予防法だ。

 東京医科歯科大名誉教授の藤田紘一郎氏(感染症学)が言う。

「カンピロバクター菌は以前からありましたが、昔の人は野菜をたくさん食べていたので発症しなかったのです。戦後になって食物繊維の摂取量が3分の1に減ったため、食中毒が発生し始めました。予防法は野菜をしっかり食べて腸内細菌を増やすこと。自然薯や山芋のようなネバネバ系が特に予防効果があります。便秘や下痢は免疫力が落ちているシグナル。鶏肉はもちろん、牛肉なども十分に加熱してください。寝不足やストレスでも免疫力が落ちるので、注意が必要です」

 野菜が病原菌から守ってくれるわけだ。
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/life/medical/nikkangendai-412678.html

昨年から急増 「カンピロバクター食中毒」はこの手で防げ はコメントを受け付けていません。


「フライドポテトで死亡リスクが上がる」の本当の理由

フライドポテトを週2回以上食べると寿命が縮まる?

「フライドポテトを食べると寿命が縮まる」というニュースが世間を賑わせています。フライドポテトを週2回以上食べると死亡リスクが食べない人の2倍になるというのです。その論文がさまざまな報道にのって拡散されています。

さっそく、報道の元になった論文「Fried potato consumption is associated with elevated mortality(英語)」を読んでみましょう。実際にここに書かれていることは、大きく以下の4つでした。

  1. 最もじゃがいもを食べている人たちと最も食べていない人たちを比較すると死亡リスクに差はなかった
  2. 週2~3回、フライドポテトを食べている人たちと、週3回以上フライドポテトを食べている人たちについては死亡リスクが上がった
  3. 揚げていないじゃがいもを食べても死亡リスクに影響はなかった
  4. この研究ではフライドポテトを多く食べる人は死亡リスクが高かったが、もっと大人数での研究をする必要がある

より簡潔に一言でまとめると、「この研究の参加者ではフライドポテトを週2回以上食べる人は死亡リスクが上がったけれども、何が原因なのか分からない」というのが実際のところでしょうか。

死亡リスク増の原因はトランス脂肪酸? アクリルアミド?

論文では、フライドポテトを食べる頻度と死亡リスクの上昇についての理由については言及せず、もっと大人数での研究をする必要がある、とまとめています。しかし、さまざまな報道の中には、トランス脂肪酸やアクリルアミドの摂取が原因ではないかと推測しているものもあるようです。

まず、トランス脂肪酸に関しての推測ですが、日本で生活している日本人に「トランス脂肪酸の摂りすぎ」がそのまま当てはまるかというと、必ずしもそうとは限りません。

トランス脂肪酸、日本人の多くは意識する必要がない?」でも詳しく解説しましたが、もともと日本人の大多数のトランス脂肪酸の摂取量はWHO の勧告(目標)基準である摂取エネルギーの1%以内に収まっており一般的な日本人の食生活を送っている限り問題はありません。さらに、農林水産省の取り組みに応じて、製パン業者マーガリンの業者など関係各社も企業努力によってトランス脂肪酸の含有量を下げています。

アクリルアミドはじゃがいもや野菜などを高温で加熱した際に生じ、食べ過ぎるとガンのリスクを上げると言われています。厚生労働省の「加工食品中アクリルアミドに関するQ&A」では、人に対する明らかな評価はないものの、動物実験で明らかな発ガン性を認めていることから、2A (人に対しておそらく発がん性がある)に分類しています。しかし、加熱した野菜などにアクリルアミドが含まれていることを懸念して食べないようにすることで、栄養バランスが崩れるよりも、気にせず何でも食べて栄養のバランスのよい食事を摂るほうが有益としています。

また農林水産省の呼びかけ等に応じて各企業における食品中の濃度を低減する取り組みもなされています。

このように、トランス脂肪酸もアクリルアミドも、日本国内で平均的な食生活をしている限り、さほど大きな問題はなさそうです。ただし、日本で生活する日本人で「フライドポテト」を食べる頻度が高く、問題になる場合もあるように感じます。それはどういったときでしょうか?

フライドポテトの成分より、栄養バランスに問題!

では、日本で「フライドポテト」はどんなときに多く食べられているでしょうか? おそらく自宅で日常的にフライドポテトを食べることは少なく、外食で食べることの方が多いのではないかと思います。その中でも特にフライドポテトがよく出てくるのは、ファミリーレストラン、居酒屋、ファストフード店といったところではないかと思います。いずれも味付けが濃いめの食品が多く提供される傾向があるため、食塩の摂りすぎが懸念されます。それでなくても日本食は醤油・みそを使用するため、食塩摂取量は多くなりがちです。自宅で減塩のために努力をしても、外食で食塩を摂りすぎてしまっては意味がありません。

また、フライドポテトの材料はじゃがいもと揚げ油、味付けの食塩、ケチャップ、マスタード程度でしょう。エネルギーはあるものの必要な栄養素が著しく欠けています。そしてフライドポテトに合い、よく一緒に食べられる料理は、ハンバーガー、ピザ、ビールなどで、こちらもバランスのよい栄養がそろったメニューとは言いづらいところがあります。月に1~2回程度、付き合い等でこれらの店に行ってフライドポテトを食べる程度であれば特に大きな問題ではありませんが、これらを好んで日常的に多く食べている人は、エネルギー過多、新型栄養失調になりやすいといわざるを得ません。

仕事の合間の昼休みなど、会社の近くにファストフード店しかない、ファミリーレストランしかないという場合もあると思いますが、こういった店舗でも商品を組み合わせることによって栄養バランスのとれたメニューを作ることはできます。

復習になりますが、バランスのよい食事とは主食(ご飯、パン、麺)、主菜(肉、魚、卵、豆腐)、副菜(野菜)がきちんとそろった食事を言います。

例えば、ファストフード店でバランスのよい食事を摂ろうと思ったら、ハンバーガー(バンズ、ハンバーグ)に主食と主菜の要素がありますが、副菜の野菜がほとんど入っていません。そのため、サイドメニューからフライドポテトではなくサラダをチョイス。これで、主食、主菜、副菜がそろったバランスのよいメニューとなります。管理栄養士として考えると、笑顔のかわいい店員さんに「一緒にポテトはいかがですか? 」と聞かれても、決して「お願いします」と答えてはいけません。心を鬼にして「食べきれません」と答えてください。

最初はせっかくのオススメに「ポテトはいりません」と言うのに勇気がいるかもしれませんが、最近は若干の差額を出すことでセットメニューのフライドポテトをサラダなどに変更できるチェーンもあるようです。若干の差額で健康が買えるのですから、こんなにありがたいことはありません。

フライドポテトはおいしいですが、栄養バランスをとりづらい料理であることは間違いないようです。友人たちとの飲み会の席等で、ときどき食べるのを楽しみにする程度がよいように思います。

「フライドポテトで死亡リスクが上がる」の本当の理由 はコメントを受け付けていません。


「フライドポテトで死亡リスクが上がる」の本当の理由

フライドポテトを週2回以上食べると寿命が縮まる?

「フライドポテトを食べると寿命が縮まる」というニュースが世間を賑わせています。フライドポテトを週2回以上食べると死亡リスクが食べない人の2倍になるというのです。その論文がさまざまな報道にのって拡散されています。

さっそく、報道の元になった論文「Fried potato consumption is associated with elevated mortality(英語)」を読んでみましょう。実際にここに書かれていることは、大きく以下の4つでした。

  1. 最もじゃがいもを食べている人たちと最も食べていない人たちを比較すると死亡リスクに差はなかった
  2. 週2~3回、フライドポテトを食べている人たちと、週3回以上フライドポテトを食べている人たちについては死亡リスクが上がった
  3. 揚げていないじゃがいもを食べても死亡リスクに影響はなかった
  4. この研究ではフライドポテトを多く食べる人は死亡リスクが高かったが、もっと大人数での研究をする必要がある

より簡潔に一言でまとめると、「この研究の参加者ではフライドポテトを週2回以上食べる人は死亡リスクが上がったけれども、何が原因なのか分からない」というのが実際のところでしょうか。

死亡リスク増の原因はトランス脂肪酸? アクリルアミド?

論文では、フライドポテトを食べる頻度と死亡リスクの上昇についての理由については言及せず、もっと大人数での研究をする必要がある、とまとめています。しかし、さまざまな報道の中には、トランス脂肪酸やアクリルアミドの摂取が原因ではないかと推測しているものもあるようです。

まず、トランス脂肪酸に関しての推測ですが、日本で生活している日本人に「トランス脂肪酸の摂りすぎ」がそのまま当てはまるかというと、必ずしもそうとは限りません。

トランス脂肪酸、日本人の多くは意識する必要がない?」でも詳しく解説しましたが、もともと日本人の大多数のトランス脂肪酸の摂取量はWHO の勧告(目標)基準である摂取エネルギーの1%以内に収まっており一般的な日本人の食生活を送っている限り問題はありません。さらに、農林水産省の取り組みに応じて、製パン業者マーガリンの業者など関係各社も企業努力によってトランス脂肪酸の含有量を下げています。

アクリルアミドはじゃがいもや野菜などを高温で加熱した際に生じ、食べ過ぎるとガンのリスクを上げると言われています。厚生労働省の「加工食品中アクリルアミドに関するQ&A」では、人に対する明らかな評価はないものの、動物実験で明らかな発ガン性を認めていることから、2A (人に対しておそらく発がん性がある)に分類しています。しかし、加熱した野菜などにアクリルアミドが含まれていることを懸念して食べないようにすることで、栄養バランスが崩れるよりも、気にせず何でも食べて栄養のバランスのよい食事を摂るほうが有益としています。

また農林水産省の呼びかけ等に応じて各企業における食品中の濃度を低減する取り組みもなされています。

このように、トランス脂肪酸もアクリルアミドも、日本国内で平均的な食生活をしている限り、さほど大きな問題はなさそうです。ただし、日本で生活する日本人で「フライドポテト」を食べる頻度が高く、問題になる場合もあるように感じます。それはどういったときでしょうか?

フライドポテトの成分より、栄養バランスに問題!

では、日本で「フライドポテト」はどんなときに多く食べられているでしょうか? おそらく自宅で日常的にフライドポテトを食べることは少なく、外食で食べることの方が多いのではないかと思います。その中でも特にフライドポテトがよく出てくるのは、ファミリーレストラン、居酒屋、ファストフード店といったところではないかと思います。いずれも味付けが濃いめの食品が多く提供される傾向があるため、食塩の摂りすぎが懸念されます。それでなくても日本食は醤油・みそを使用するため、食塩摂取量は多くなりがちです。自宅で減塩のために努力をしても、外食で食塩を摂りすぎてしまっては意味がありません。

また、フライドポテトの材料はじゃがいもと揚げ油、味付けの食塩、ケチャップ、マスタード程度でしょう。エネルギーはあるものの必要な栄養素が著しく欠けています。そしてフライドポテトに合い、よく一緒に食べられる料理は、ハンバーガー、ピザ、ビールなどで、こちらもバランスのよい栄養がそろったメニューとは言いづらいところがあります。月に1~2回程度、付き合い等でこれらの店に行ってフライドポテトを食べる程度であれば特に大きな問題ではありませんが、これらを好んで日常的に多く食べている人は、エネルギー過多、新型栄養失調になりやすいといわざるを得ません。

仕事の合間の昼休みなど、会社の近くにファストフード店しかない、ファミリーレストランしかないという場合もあると思いますが、こういった店舗でも商品を組み合わせることによって栄養バランスのとれたメニューを作ることはできます。

復習になりますが、バランスのよい食事とは主食(ご飯、パン、麺)、主菜(肉、魚、卵、豆腐)、副菜(野菜)がきちんとそろった食事を言います。

例えば、ファストフード店でバランスのよい食事を摂ろうと思ったら、ハンバーガー(バンズ、ハンバーグ)に主食と主菜の要素がありますが、副菜の野菜がほとんど入っていません。そのため、サイドメニューからフライドポテトではなくサラダをチョイス。これで、主食、主菜、副菜がそろったバランスのよいメニューとなります。管理栄養士として考えると、笑顔のかわいい店員さんに「一緒にポテトはいかがですか? 」と聞かれても、決して「お願いします」と答えてはいけません。心を鬼にして「食べきれません」と答えてください。

最初はせっかくのオススメに「ポテトはいりません」と言うのに勇気がいるかもしれませんが、最近は若干の差額を出すことでセットメニューのフライドポテトをサラダなどに変更できるチェーンもあるようです。若干の差額で健康が買えるのですから、こんなにありがたいことはありません。

フライドポテトはおいしいですが、栄養バランスをとりづらい料理であることは間違いないようです。友人たちとの飲み会の席等で、ときどき食べるのを楽しみにする程度がよいように思います。

「フライドポテトで死亡リスクが上がる」の本当の理由 はコメントを受け付けていません。


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