[ カテゴリー:食育 ]

「フライドポテトで死亡リスクが上がる」の本当の理由

フライドポテトを週2回以上食べると寿命が縮まる?

「フライドポテトを食べると寿命が縮まる」というニュースが世間を賑わせています。フライドポテトを週2回以上食べると死亡リスクが食べない人の2倍になるというのです。その論文がさまざまな報道にのって拡散されています。

さっそく、報道の元になった論文「Fried potato consumption is associated with elevated mortality(英語)」を読んでみましょう。実際にここに書かれていることは、大きく以下の4つでした。

  1. 最もじゃがいもを食べている人たちと最も食べていない人たちを比較すると死亡リスクに差はなかった
  2. 週2~3回、フライドポテトを食べている人たちと、週3回以上フライドポテトを食べている人たちについては死亡リスクが上がった
  3. 揚げていないじゃがいもを食べても死亡リスクに影響はなかった
  4. この研究ではフライドポテトを多く食べる人は死亡リスクが高かったが、もっと大人数での研究をする必要がある

より簡潔に一言でまとめると、「この研究の参加者ではフライドポテトを週2回以上食べる人は死亡リスクが上がったけれども、何が原因なのか分からない」というのが実際のところでしょうか。

死亡リスク増の原因はトランス脂肪酸? アクリルアミド?

論文では、フライドポテトを食べる頻度と死亡リスクの上昇についての理由については言及せず、もっと大人数での研究をする必要がある、とまとめています。しかし、さまざまな報道の中には、トランス脂肪酸やアクリルアミドの摂取が原因ではないかと推測しているものもあるようです。

まず、トランス脂肪酸に関しての推測ですが、日本で生活している日本人に「トランス脂肪酸の摂りすぎ」がそのまま当てはまるかというと、必ずしもそうとは限りません。

トランス脂肪酸、日本人の多くは意識する必要がない?」でも詳しく解説しましたが、もともと日本人の大多数のトランス脂肪酸の摂取量はWHO の勧告(目標)基準である摂取エネルギーの1%以内に収まっており一般的な日本人の食生活を送っている限り問題はありません。さらに、農林水産省の取り組みに応じて、製パン業者マーガリンの業者など関係各社も企業努力によってトランス脂肪酸の含有量を下げています。

アクリルアミドはじゃがいもや野菜などを高温で加熱した際に生じ、食べ過ぎるとガンのリスクを上げると言われています。厚生労働省の「加工食品中アクリルアミドに関するQ&A」では、人に対する明らかな評価はないものの、動物実験で明らかな発ガン性を認めていることから、2A (人に対しておそらく発がん性がある)に分類しています。しかし、加熱した野菜などにアクリルアミドが含まれていることを懸念して食べないようにすることで、栄養バランスが崩れるよりも、気にせず何でも食べて栄養のバランスのよい食事を摂るほうが有益としています。

また農林水産省の呼びかけ等に応じて各企業における食品中の濃度を低減する取り組みもなされています。

このように、トランス脂肪酸もアクリルアミドも、日本国内で平均的な食生活をしている限り、さほど大きな問題はなさそうです。ただし、日本で生活する日本人で「フライドポテト」を食べる頻度が高く、問題になる場合もあるように感じます。それはどういったときでしょうか?

フライドポテトの成分より、栄養バランスに問題!

では、日本で「フライドポテト」はどんなときに多く食べられているでしょうか? おそらく自宅で日常的にフライドポテトを食べることは少なく、外食で食べることの方が多いのではないかと思います。その中でも特にフライドポテトがよく出てくるのは、ファミリーレストラン、居酒屋、ファストフード店といったところではないかと思います。いずれも味付けが濃いめの食品が多く提供される傾向があるため、食塩の摂りすぎが懸念されます。それでなくても日本食は醤油・みそを使用するため、食塩摂取量は多くなりがちです。自宅で減塩のために努力をしても、外食で食塩を摂りすぎてしまっては意味がありません。

また、フライドポテトの材料はじゃがいもと揚げ油、味付けの食塩、ケチャップ、マスタード程度でしょう。エネルギーはあるものの必要な栄養素が著しく欠けています。そしてフライドポテトに合い、よく一緒に食べられる料理は、ハンバーガー、ピザ、ビールなどで、こちらもバランスのよい栄養がそろったメニューとは言いづらいところがあります。月に1~2回程度、付き合い等でこれらの店に行ってフライドポテトを食べる程度であれば特に大きな問題ではありませんが、これらを好んで日常的に多く食べている人は、エネルギー過多、新型栄養失調になりやすいといわざるを得ません。

仕事の合間の昼休みなど、会社の近くにファストフード店しかない、ファミリーレストランしかないという場合もあると思いますが、こういった店舗でも商品を組み合わせることによって栄養バランスのとれたメニューを作ることはできます。

復習になりますが、バランスのよい食事とは主食(ご飯、パン、麺)、主菜(肉、魚、卵、豆腐)、副菜(野菜)がきちんとそろった食事を言います。

例えば、ファストフード店でバランスのよい食事を摂ろうと思ったら、ハンバーガー(バンズ、ハンバーグ)に主食と主菜の要素がありますが、副菜の野菜がほとんど入っていません。そのため、サイドメニューからフライドポテトではなくサラダをチョイス。これで、主食、主菜、副菜がそろったバランスのよいメニューとなります。管理栄養士として考えると、笑顔のかわいい店員さんに「一緒にポテトはいかがですか? 」と聞かれても、決して「お願いします」と答えてはいけません。心を鬼にして「食べきれません」と答えてください。

最初はせっかくのオススメに「ポテトはいりません」と言うのに勇気がいるかもしれませんが、最近は若干の差額を出すことでセットメニューのフライドポテトをサラダなどに変更できるチェーンもあるようです。若干の差額で健康が買えるのですから、こんなにありがたいことはありません。

フライドポテトはおいしいですが、栄養バランスをとりづらい料理であることは間違いないようです。友人たちとの飲み会の席等で、ときどき食べるのを楽しみにする程度がよいように思います。

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「フライドポテトで死亡リスクが上がる」の本当の理由

フライドポテトを週2回以上食べると寿命が縮まる?

「フライドポテトを食べると寿命が縮まる」というニュースが世間を賑わせています。フライドポテトを週2回以上食べると死亡リスクが食べない人の2倍になるというのです。その論文がさまざまな報道にのって拡散されています。

さっそく、報道の元になった論文「Fried potato consumption is associated with elevated mortality(英語)」を読んでみましょう。実際にここに書かれていることは、大きく以下の4つでした。

  1. 最もじゃがいもを食べている人たちと最も食べていない人たちを比較すると死亡リスクに差はなかった
  2. 週2~3回、フライドポテトを食べている人たちと、週3回以上フライドポテトを食べている人たちについては死亡リスクが上がった
  3. 揚げていないじゃがいもを食べても死亡リスクに影響はなかった
  4. この研究ではフライドポテトを多く食べる人は死亡リスクが高かったが、もっと大人数での研究をする必要がある

より簡潔に一言でまとめると、「この研究の参加者ではフライドポテトを週2回以上食べる人は死亡リスクが上がったけれども、何が原因なのか分からない」というのが実際のところでしょうか。

死亡リスク増の原因はトランス脂肪酸? アクリルアミド?

論文では、フライドポテトを食べる頻度と死亡リスクの上昇についての理由については言及せず、もっと大人数での研究をする必要がある、とまとめています。しかし、さまざまな報道の中には、トランス脂肪酸やアクリルアミドの摂取が原因ではないかと推測しているものもあるようです。

まず、トランス脂肪酸に関しての推測ですが、日本で生活している日本人に「トランス脂肪酸の摂りすぎ」がそのまま当てはまるかというと、必ずしもそうとは限りません。

トランス脂肪酸、日本人の多くは意識する必要がない?」でも詳しく解説しましたが、もともと日本人の大多数のトランス脂肪酸の摂取量はWHO の勧告(目標)基準である摂取エネルギーの1%以内に収まっており一般的な日本人の食生活を送っている限り問題はありません。さらに、農林水産省の取り組みに応じて、製パン業者マーガリンの業者など関係各社も企業努力によってトランス脂肪酸の含有量を下げています。

アクリルアミドはじゃがいもや野菜などを高温で加熱した際に生じ、食べ過ぎるとガンのリスクを上げると言われています。厚生労働省の「加工食品中アクリルアミドに関するQ&A」では、人に対する明らかな評価はないものの、動物実験で明らかな発ガン性を認めていることから、2A (人に対しておそらく発がん性がある)に分類しています。しかし、加熱した野菜などにアクリルアミドが含まれていることを懸念して食べないようにすることで、栄養バランスが崩れるよりも、気にせず何でも食べて栄養のバランスのよい食事を摂るほうが有益としています。

また農林水産省の呼びかけ等に応じて各企業における食品中の濃度を低減する取り組みもなされています。

このように、トランス脂肪酸もアクリルアミドも、日本国内で平均的な食生活をしている限り、さほど大きな問題はなさそうです。ただし、日本で生活する日本人で「フライドポテト」を食べる頻度が高く、問題になる場合もあるように感じます。それはどういったときでしょうか?

フライドポテトの成分より、栄養バランスに問題!

では、日本で「フライドポテト」はどんなときに多く食べられているでしょうか? おそらく自宅で日常的にフライドポテトを食べることは少なく、外食で食べることの方が多いのではないかと思います。その中でも特にフライドポテトがよく出てくるのは、ファミリーレストラン、居酒屋、ファストフード店といったところではないかと思います。いずれも味付けが濃いめの食品が多く提供される傾向があるため、食塩の摂りすぎが懸念されます。それでなくても日本食は醤油・みそを使用するため、食塩摂取量は多くなりがちです。自宅で減塩のために努力をしても、外食で食塩を摂りすぎてしまっては意味がありません。

また、フライドポテトの材料はじゃがいもと揚げ油、味付けの食塩、ケチャップ、マスタード程度でしょう。エネルギーはあるものの必要な栄養素が著しく欠けています。そしてフライドポテトに合い、よく一緒に食べられる料理は、ハンバーガー、ピザ、ビールなどで、こちらもバランスのよい栄養がそろったメニューとは言いづらいところがあります。月に1~2回程度、付き合い等でこれらの店に行ってフライドポテトを食べる程度であれば特に大きな問題ではありませんが、これらを好んで日常的に多く食べている人は、エネルギー過多、新型栄養失調になりやすいといわざるを得ません。

仕事の合間の昼休みなど、会社の近くにファストフード店しかない、ファミリーレストランしかないという場合もあると思いますが、こういった店舗でも商品を組み合わせることによって栄養バランスのとれたメニューを作ることはできます。

復習になりますが、バランスのよい食事とは主食(ご飯、パン、麺)、主菜(肉、魚、卵、豆腐)、副菜(野菜)がきちんとそろった食事を言います。

例えば、ファストフード店でバランスのよい食事を摂ろうと思ったら、ハンバーガー(バンズ、ハンバーグ)に主食と主菜の要素がありますが、副菜の野菜がほとんど入っていません。そのため、サイドメニューからフライドポテトではなくサラダをチョイス。これで、主食、主菜、副菜がそろったバランスのよいメニューとなります。管理栄養士として考えると、笑顔のかわいい店員さんに「一緒にポテトはいかがですか? 」と聞かれても、決して「お願いします」と答えてはいけません。心を鬼にして「食べきれません」と答えてください。

最初はせっかくのオススメに「ポテトはいりません」と言うのに勇気がいるかもしれませんが、最近は若干の差額を出すことでセットメニューのフライドポテトをサラダなどに変更できるチェーンもあるようです。若干の差額で健康が買えるのですから、こんなにありがたいことはありません。

フライドポテトはおいしいですが、栄養バランスをとりづらい料理であることは間違いないようです。友人たちとの飲み会の席等で、ときどき食べるのを楽しみにする程度がよいように思います。

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6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」です

  今回のメルマガでは、平成27年県民健康・栄養実態調査で明らかになった「若い女性のやせ」と「高齢者の低栄養」についてお伝えします。
<若い女性のやせについて>
  20歳代女性の「やせ」(BMI18.5未満)の割合は平成23年は17.3%であったのに対し、平成27年は20.6%と高くなりました。
若い女性の「やせ」は多くの健康問題のリスクを高め、さらに、若い女性や妊婦の低栄養がその子どもの将来の生活習慣病(高血圧、糖尿病など)のリスクを高めるとの見方があります。妊娠中のみならず、妊娠する前の無理なダイエットや偏った食生活は潜在的な栄養不良のリスクを高めるので、注意が必要です。
<高齢者の低栄養について>
 高齢者(65歳以上)の低栄養傾向(BMI20以下)の割合は、平成23年は14.9%であったのに対し、平成27年は19.0%と高くなりました。
高齢者における低栄養は、主に食事摂取量の減少が原因です。また、高齢者になると、たんぱく質の摂取量が少なくなる傾向があります。肉や魚、豆乳や乳製品などを意識して摂るようにしましょう。

偏りなく必要な栄養をとるために、まずは毎日の食事に主食・
主菜・副菜をそろえることを心がけてみましょう!

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6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」です

  今回のメルマガでは、平成27年県民健康・栄養実態調査で明らかになった「若い女性のやせ」と「高齢者の低栄養」についてお伝えします。
<若い女性のやせについて>
  20歳代女性の「やせ」(BMI18.5未満)の割合は平成23年は17.3%であったのに対し、平成27年は20.6%と高くなりました。
若い女性の「やせ」は多くの健康問題のリスクを高め、さらに、若い女性や妊婦の低栄養がその子どもの将来の生活習慣病(高血圧、糖尿病など)のリスクを高めるとの見方があります。妊娠中のみならず、妊娠する前の無理なダイエットや偏った食生活は潜在的な栄養不良のリスクを高めるので、注意が必要です。
<高齢者の低栄養について>
 高齢者(65歳以上)の低栄養傾向(BMI20以下)の割合は、平成23年は14.9%であったのに対し、平成27年は19.0%と高くなりました。
高齢者における低栄養は、主に食事摂取量の減少が原因です。また、高齢者になると、たんぱく質の摂取量が少なくなる傾向があります。肉や魚、豆乳や乳製品などを意識して摂るようにしましょう。

偏りなく必要な栄養をとるために、まずは毎日の食事に主食・
主菜・副菜をそろえることを心がけてみましょう!

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足りてる子はたった4%!野菜不足のわが子に「野菜を食べさせる」工夫

新学年が始まってあっという間に1ヶ月以上が経ちました。子どもが毎日元気に登校して学べるよう、日々の食事の栄養バランスに気を遣っているママたちも多いはず。そこで今回は、カゴメが幼稚園・保育園~高校生の子どもを持つ全国の女性830名を対象に実施した「子どもの野菜摂取」に関する意識調査の結果をご紹介しましょう!

96%の子どもの野菜摂取量が足りてない!

厚生労働省が推奨する「4つの食品群年齢別・性別・生活活動強度別食品構成」によると、子どもの理想的な野菜の摂取量は、3~5歳(幼稚園)が240g、6~7歳(小学1年)が270g、8~9歳(小学2・3年)が300g、そして10歳以上(小学4年以上)が350gだそうです。
大人でもこれだけ食べるのはなかなか難しいのに、子どもが必要な野菜をきちんと摂取しているかどうかは怪しいところ。
カゴメの調査によると、なんと「1日の野菜摂取量が足りていない子ども」が96%、「1日の野菜摂取量が足りている子ども」はたったの4%だそうです!
しかし、34%もの親が、自分の子どもの野菜摂取量は足りていると誤解しているそう。さらに、「うちの子は足りてるわ!」と思っている親のうちなんと93%が、実際は子どもの野菜摂取量が足りないそうなのです!
親が信じているほど、子どもの栄養バランスはとれていない可能性があるということです!
もっと野菜を摂取できるよう、献立を見直したり、料理法を工夫する必要があるのかもしれませんね。

子どもが好きな野菜、嫌いな野菜はどれ?

同調査で子どもたちの好きな野菜と嫌いな野菜を聞いたところ、まず好きな野菜は、
1位・・・じゃがいも(64.7%)
2位・・・さつまいも(62.3%)
3位・・・とうもろこし(59.9%)
4位・・・枝豆(56.5%)
5位・・・きゅうり(54.3%)
という結果に。次に嫌いな野菜は、
1位・・・しゅんぎく(40.1%)
2位・・・ししとう(32.9%)
3位・・・ピーマン(29.2%)
4位・・・トマト(22.3%)
5位・・・オクラ(18.9%)
子どもはイモ類など調理すると甘みが出て調理のバラエティが多い野菜が好きですよね。一方で、苦みの強い野菜や緑黄色野菜を嫌う傾向が強いようです。
「嫌いな野菜があると全然食べない!」という場合、好きな野菜に偏らないよう組み合わせて食べさせても良いかも。
子どもにより好き嫌いは異なりますが、苦手な野菜でもメニューにうまく取り入れて克服できれば、食べる量を増やしていけるかもしれません。

親たちが実行する“子どもに野菜を食べさせる工夫”

では、世の親たちはどのように子どもに野菜を食べさせる努力をしているのでしょうか? 筆者の周りの“子持ち主婦”たちに、やっている工夫や努力を聞いてみました。
「小さい頃から野菜が好きで、無理矢理食べさせる努力はしなくても自分で食べてました。ただニンジンやキュウリなど好きな野菜に偏りがちなので、普段あまり食べない野菜は鍋にしたりスープに入れるなどしてバラエティと量を工夫しています」(Mさん、子ども17歳と12歳)
「原型を留めている野菜を拒否してしまうため、細かく切って料理に入れたり、形が見えると食べない野菜は餃子や春巻に入れるなど隠して食べさせたりしてます」(Kさん、子ども7歳)
「庭に菜園があり、一緒に水をあげたりしているうちに野菜や果物に興味を持つようになりました。たまにその野菜を使った料理も一緒にしていますが、トマトなど食べないものはパスタのトマトソースだけで合格。料理になるべく多く野菜を入れて、量を増やす努力をしています」(Tさん、子ども12歳と6歳)
ということです。
ちなみに筆者宅でも食べる野菜は偏っていますが、食べる量を増やすために「○○を食べたら××してもいいよ」などの作戦を使ってしまうことも……!
ちなみに、過去記事「完食率なんと2倍!“子どもの野菜嫌い”を克服させる秘策が研究で判明」によると、子どもに野菜を食べさせるときネーミングを工夫すると完食率がアップする結果が出たそうです。
「ブロッコリー」を「緑のモコモコブロッコリー」と呼んでみたり、「グリンピース」を「おバカでグズなグリンピース」と呼んでみたり。
ただしこれは幼い子どもにしか効かない手かもしれません。
子どもの年齢に合わせていろいろな工夫をしつつ、必要な量の野菜が摂れるようにしてあげたいですね。

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オリーブオイルで体に心配り

■おいしさ引き立て、日常の薬味にも最適

 アサリにサクラエビ、新タマネギや春キャベツと旬の魚介や野菜が店頭をにぎわしている。毎日の食卓にいっそうの彩りをと胸も高まるが、調味の一つにオリーブオイルを使うことで、食材のおいしさをさらに引き立たせ、健康にも心を配った献立を作ることができる。(谷口康雄)

 季節の食材を生かした和の料理で人気のうどん店「さぬきや」(東京都杉並区)はエキストラバージンオリーブオイルを使ったメニューを取り入れている。今月から提供を始めたうどんは、煮干しと昆布のだしに豆乳クリームなどを合わせた冷たいつゆにヨモギを練り込んだめんを入れた。めんの上には調味みそ、シソ、ミョウガなどをあしらったアジの刺し身がのる。めん、みそにオリーブオイルを加えて食材の風味を生かした健康的な和食に仕上げている。

 ◆血管の老化に関係

 オリーブオイルは抗酸化作用の強いβ(ベータ)カロテン、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロール値を下げるオレイン酸を豊富に含む。内科・循環器科の専門医で「人は血管から老化する」(青春出版社)などの著書がある池谷医院(同あきる野市)の池谷敏郎院長は「血管の疾患や老化は摂取する油の種類やバランスと関係しています」と指摘。サラダ油などに多く含まれるリノール酸は体内でアラキドン酸(AA)となる。細胞の形成などに必須だが、過剰に摂取すると動脈硬化の原因となる。

 池谷院長は「魚介に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)に対しAAの比率が増えると炎症が起こりやすくなり、動脈硬化のリスクも高まります。AAの割合が減ると炎症は抑制され、サラダ油をリノール酸の含有量が少ないオリーブオイルに置き換えることをお勧めします」と説明する。

 さらに「ビタミンA、D、E、Kは脂溶性で油脂を摂取しなければ体内に吸収されません。朝食には食物繊維や各種のビタミン、ミネラルなど不足しがちなものを最低限取りましょう。オリーブオイルを入れた野菜ジュースは好適です」。

 ◆香りで食材選び

 さぬきやの店主、近藤康浩さんは「おいしくて健康的が料理の基本」と話し、池谷院長の説明とも合致する。ヨモギはビタミンAが多く、オリーブオイルと一緒にめんに練り込むことで健康成分をたくさん取ることが可能だ。「だしのうま味は和食の要」とし、カツオ、イワシなどだしの材料となる魚は本来オリーブオイルと相性が良い。

 近藤さんは「オリーブオイルのコク、まろみを生かし、青葉や海藻のような香りからヨモギ、みそなどを選びました。香りのほか、スパイシーさ、えぐみ、苦みなどから連想される食材を自由に思い浮かべていくことで料理のアイデアが生まれます」という。

 ◆減塩にも役立つ

 食物学の学術博士で日本獣医生命科学大学客員教授の佐藤秀美さんもオリーブオイルの香りに着目し「ほのかな苦み、抗酸化成分がもたらすピリリとした刺激も含めて風味と捉えれば、薬味として日常の食卓で大活躍させることができます」と話す。

 青葉の香りは大根おろしの新鮮さをアップさせ、塩ザケに塗って焼けば脂溶性抗酸化成分のアスタキサンチンの吸収率もアップする。佐藤さんは「冷ややっこにはシソ代わりとしても使え、しょうゆがなくてもおいしく、減塩につなげることもできます」と話し、オリーブオイルで炒めたパセリとニンジンのきんぴらなどの料理も提案する。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170324-00000537-san-hlth

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子どもへのあげすぎ注意!トランス脂肪酸を多く含む食品5つ

普段子どもが好きでよく食べる食品の原材料を把握していますか? 美味しそうに喜んで食べてくれるのは良いのですが、実はその中に、摂りすぎると病気を引き起こす原因になる物質が含まれているかもしれないのです。
そこで今回は、厚生労働省のHPを参考に、小さい子どもがよく食べる食品に含まれている“トランス脂肪酸”の注意点をお伝えします。

パンやお菓子にも含まれている

子どもの好きなパンやお菓子に原料として含まれていることのある“ショートニング”や“マーガリン”。これらには“トランス脂肪酸”が含まれており、過剰摂取すると健康被害の可能性が高いという報告が厚生労働省のHPにあがっています。

トランス脂肪酸の健康への影響は

ではトランス脂肪酸の過剰摂取で、どのような健康被害があるのでしょうか?
平均的な摂取量が日本人より多い諸外国の研究結果では、トランス脂肪酸の過剰摂取で心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加する可能性が高いとされています。また、肥満やアレルギー疾患についても関連が認められています。
このような研究結果を受けて、世界保健機関(WHO)では、トランス脂肪酸を総エネルギー摂取量の1%未満に抑えるように提言しています。

日本におけるトランス脂肪酸の現状

そこで気になるのが日本の対応ですが、現状では特に規制がされていません。日本の平均摂取値は総エネルギー摂取量の0.3%で、内閣府食品安全委員会によると通常の食生活では健康への影響は小さいと指摘しています。
ただ、妊産婦や胎児等への影響は考えられるという報告がされており、「平均的な日本人の摂取量において疾病罹患リスク等と関連があるかは明らかでない」とのことですが不安が残ります。
諸外国では含有量の規制措置をはじめ、様々な取り組みがされているトランス脂肪酸。日本では表示の義務や含有量に関する基準値はありませんので、気付かずに購入してしまう可能性はあるのです。

トランス脂肪酸が多く含まれる“あげすぎ注意”の食品 

トランス脂肪酸の摂取を控えたいなら購入者が自分で判断するしかないのが現状です。そこで、どのような食品にトランス脂肪酸が多く含まれているのか具体的に見てみましょう。
食品安全委員会が2012年に発表した「食品に含まれるトランス脂肪酸」の中で、調査対象となったものから、含有量の多い食品を5つ紹介します(カッコ内は100g当たりのトランス脂肪酸平均含有量)。
1:ショートニング(13.574g)
2:マーガリン・ファットスプレッド(7.004g)※1
3:バター(1.951g)
4:ビスケット類(1.795g)
5:コーン系スナック菓子(1.715g)
マーガリンやバターは調味料的に少しだけ使うので摂取量も少なくなりますが、ビスケットやコーン系スナック菓子は1袋食べることもあるので総摂取量が心配になりますよね。ほかにも調味料以外で、菓子パンにも0.204g含まれていました。
子どもが好んで食べそうなスナック菓子やパン類も気を付けたいですね。

以上、トランス脂肪酸の注意点をお伝えしました。
日本でも企業努力で含有量を減らしている商品もあるようですが、まだどの商品に多く含まれていてどの商品が少ないかが消費者には分からない商品もあります。子どもが小さいうちは、ママの厳しい目でなるべく含まれていないものを選んであげたいですね。
(ライター 大津留ぐみ)

※1:マーガリンにはファットスプレッドを含み、市販品と業務用を含む平均値で出しています

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生肉を避けるべき科学的理由

寿司が好きな人にとって、刺身など生で食べる魚はとても美味しいものですが、魚以外の肉を生で食べるのはとても危険です。生の豚肉や鶏肉についている寄生虫やバクテリアは、魚についているバクテリアよりはるかに危険です。科学系情報ビデオサイトSciShowが詳しく説明しています。
どんな動物の肉も生で食べるのは危険ですが、肉のカットの仕方や保存の仕方、その動物にどのような種類の細菌や寄生虫がいるかにより、特に危険な肉があるとSciShowは説明しています。
生魚も危険な寄生虫に感染していることがありますが、一般的には冷凍されているか清潔な台所で調理されているので、恐らくは大丈夫です。でも、肉に関してはもう少し厄介であるということをSciShowのHank Greenさんは次のように説明しています。
では、牛肉、鶏肉、豚肉はどうでしょうか。こうした動物には、サルモネラ菌やコレラ菌のようなバクテリアがついていて、魚に比べると人体に対する危険度が高くなります。
牛の内臓には有害な細菌がたくさんいますが、ステーキになる筋肉の部分は違います。しかし、肉屋が肉をさばくとき消化管に穴をあけると牛肉が汚染される可能性があります。ですからステーキの表面にはバクテリアがついているかもしれません。普通は、表面をしっかり焼けば内側が赤いままでも感染性のあるものは死滅するので大丈夫です。
一方で、牛ひき肉はもう少し危険です。表面の細菌が内側まで入り込んでいるかもしれないからです。そのため、生でハンバーガーの肉を食べるのは止めた方が良いでしょう。
詳しくは上記のビデオをチェックしてください。あるいは、下記のリンクでも同じものが見られます。
Kristin Wong(原文/訳:春野ユリ)

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夕食後のみかんはダメ?「子どもの睡眠」を妨げるNG行為4つ

近年、子どもの睡眠不足が問題になっていますが、お宅のお子さんは毎日、十分な睡眠時間と質の高い睡眠がとれていますか?
『WooRis』の過去記事「寝不足は絶対回避!子どもの成績も“睡眠時間”で左右されると判明」や「子どもは成長障害・大人は心筋梗塞に!? “不眠”がもたらす健康被害とは」にもあるように、子どもの睡眠不足は、心身の成長だけでなく、学校の成績にも悪影響を及ぼすことがわかっています。
子どもの睡眠不足は“百害あって一利なし”。学業はもちろん、子どもの心と体のすこやかな成長のためにも、親として子どもが十分な睡眠時間と質の高い睡眠をきちんと確保できる環境を整えてあげたいものですよね。
そこで今回は、『WooRis』の過去記事と海外サイト『WOMANPRETTY』を参考に、子どもの睡眠を妨げるNG行為をご紹介してきます。

NG1:寝る前にみかんなどの柑橘類を食べる

みかん、グレープフルーツ、レモンといった柑橘類は、そこに含まれる酸に膀胱(ぼうこう)を刺激する作用があるため、寝る前に食べると夜中にトイレに起きる可能性が高くなります。
夜中にトイレに起きることは、子どもの睡眠を一時的に妨げることに。朝までぐっすり熟睡するためにも、みかんやグレープフルーツなどの柑橘類は、朝食やおやつの時間に食べるようにして、夕食後のデザートや寝る直前に食べるのはやめましょう。

NG2:ペットといっしょに寝室で寝る

犬やネコといったペットはもちろん、鳥やハムスターといった小型のペットも、夜中に鳴いたり、ガサガサと動くことによって、その音で子どもの睡眠を妨げてしまいます。
家族同然の大切なペットといっしょに寝たい気持ちはよくわかりますが、子どもにきちんと熟睡してもらうためにも、子どもが寝るときは必ずペットは寝室から出しましょう。

NG3:寝る時間や寝る前のルーティーンが決まっていない

質の高い眠りを得るためには、毎日決まったルーティーンで寝る準備を進めることが大切です。寝る時間や寝る前のルーティーンがいつもバラバラだと、子どもの心も体も“眠りモード”に入ることが難しくなってしまいます。
まずは、きちんと寝る時間を決めて、そこから逆算して夕食、入浴、歯みがき、本読みなどの時間と順番を決めていきましょう。
寝る前の習慣として、毎日同じような行動を繰り返すことで、子ども自身が“寝る”ということをきちんと意識するようになります。そして、“寝る前はリラックスして、気分を落ち着かせる”ということが自然と身につき、穏やかな気持ちで眠りにつくことができるようになるのです。

NG4:寝る直前までゲーム機やパソコンを使う

今はどこの家庭でも、携帯電話、タブレット、パソコン、ゲーム機などの電子機器があり、それを使って子どもが日常的に動画を見たり、ゲームをしたりしていると思います。
ただ、それらの電子機器から発せられるライトは、子どもの体内時計を狂わせ、不眠症の原因になることもあります。
遅くても寝る1時間前になったら、それらの電子機器の使用はストップしましょう。その代わりに、お父さんやお母さんが子どもに本を読んであげれば、親と子のたいせつなコミュニケーションの時間になりますし、子どももリラックスして寝る準備を進めることができます。

いかがでしたか? 「うっかりやっちゃってた」というNG行為はありませんでしたか? 今後は、これらのNG行為に気をつけながら、子どもが朝までしっかり眠れる睡眠環境を整えていきましょう。
また、寝る前に布団やベッドの上で本を読んであげたり、子どもの話をじっくりと聞いてあげたり、お休み前のキスや抱っこをしてあげることで、子どもは親の愛情をしっかりと感じ、安心して眠れるようになります。ぜひ、これも今夜から試してみてくださいね。
(ライター 土田奈々子)

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生がベストじゃないんです!そのまま食べると損な野菜とは

生でも加熱してもおいしく食べられる野菜ですが、生の状態の方が健康に良いと思っている人も多いのでは?
確かに加熱するより生の状態の方が、酵素やビタミンも多く摂れますが、加熱したり調理したりした方が効率が良くなるものも。
今回は、生よりも加熱した方がおすすめな野菜について、管理栄養士の筆者がご紹介いたします。

生で食べる=いいことだらけとは限らない

スムージーやジュースなど、野菜は生の状態で食べる方が良いというイメージが一般的ですよね。生で食べることで、素材そのものの風味を楽しめたり、調味料を使わないで塩分やカロリーをカットできたり、良く噛んで食べたり、確かにメリットはたくさんあります。
一方で、生で食べると体を冷やしてしまったり、消化器に負担をかけてしまったりすることも。さらには、生で食べると成分を効率よく摂れないこともあります。

加工することのメリット

日本人は1日350gの野菜を摂るのが目安とされていますが、平成27年の国民健康・栄養調査では平均293gと、ここ10年以上目標量に達していません。
しかし、ジュースにしたり、炒めたり、煮たり、野菜は加工することでカサがグッと減り、たくさんの野菜を摂取することができるので、加工して食べることも野菜摂取量を増やすコツになります。
さらに多くの野菜は、生では体を冷やすけれども加熱することで体を温める働きのある食品になりますので、この時期は特にオススメ。
そして、栄養価で見てみるとどうでしょう。確かにビタミンは切ったり、水にさらしたり、熱で壊れやすいものが多くあります。
しかし、熱に弱いイメージのビタミンCは、長時間加熱を避ければ実はあまり壊れやすいものでもありません。さらに、野菜を加熱すると栄養分がUPするものもあるのです。

加工した方がよい野菜とは


では、加工することで、美容・健康成分がUPする代表的な野菜についてご紹介します。

(1)にんじん

にんじんには、皮膚や粘膜を丈夫にするβ-カロテンが多く含まれています。このβ-カロテンは脂溶性といって油に溶けやすい成分なので、油と一緒に摂ることで生の状態より吸収率が1.5倍ほどUPします。
風邪をひきやすいこの時期は、ウイルスが増殖しやすい粘膜部分は健康に保ちたいところ。
油炒めにしたり、生の場合はドレッシングでオイルと一緒に食べたり工夫して、効率良くβ-カロテンを補給したいですね。

(2)トマト

みずみずしいトマトは旨味も倍増しますが、近年注目されているのはトマトの赤い成分“リコピン”。リコピンは抗酸化作用が強く、メラニン生成を抑制したり、肥満予防に働いたりする嬉しい成分。
しかし、トマトの細胞膜の中に入っているリコピンは生の状態で食べるよりも熱を加えた方が吸収率はUPするんです! また、細胞膜から取り出して食べるといいので、潰したり、刻んだりする方が、さらに吸収が良くなります。
特にトマトジュースで摂取すると、加熱と粉砕がされているので、生の状態よりも3.8倍の吸収率になります。手軽に摂るのであればトマトジュースで飲む、調理であればトマト鍋にしたり、トマト缶を使った煮込み料理にしたりすると、効率良くリコピンが摂れます。
さらに夜食べるよりも朝の方がリコピン吸収率が高まるので、今の時期であれば、朝にトマトジュースを温めて、スープとして飲むのもいいですね。

いかがでしたか。今回は、生で食べるよりも加工した方が効率良く摂れる食品についてご紹介しました。“加工=栄養流出”というイメージを持っている人も多いようですが、にんじんやトマトのように熱を加えた方が良いものもあるのですね。
せっかく摂るのであれば効率良く摂れるようにしたいですよね。まだまだ寒さが続くので、生野菜ばかりにこだわって体を冷やさないよう、上手に加熱野菜も食べるようにしたいですね。
(ライター 望月理恵子)

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