[ カテゴリー:コラム ]

「コミュニティサイトに起因する児童被害の事犯」に関する調査結果

ご無沙汰しています、新参者です。

 

一昨日9日、警察庁は掲題の調査結果を発表しました。

この調査は、全国の警察が今年上半期(1〜6月)に摘発した非出会い系サイト(コミュニティサイト)をめぐる726事件(被疑者557人、被害児童546人)を分析、回答があったケースを集計したものです。

「コミュニティサイト」とは、趣味や興味などの同じ人同士が集まるインターネット上のウェブサイトのことで、ブログやプロフSNS(ソーシャル・ネットワーキングサイト)などがこれにあたります。例)mixi(ミクシィ) 、GREE、アメーバ、mobageなど、、、
調査結果を見ていくと、被害に遭うきっかけとなったサイトを利用した理由については、「無料だから」という回答が40.5%ともっとも多く、次いで「友だちのすすめ」(24.8%)、「援助交際できるから」(11.0%)、「ゲームができるから」(10.2%)と続く。またサイトの利用期間については、「1カ月〜半年」が41.1%ともっとも多く、次いで「半年〜1年」(21.3%)、「1〜2年」(16.8%)となっている。

この結果からは、タダだし、い楽しそうと安易に利用を開始、利用が浅い期間に被害にあっていることが伺えます。

近年「出会い系サイト」に起因する児童被害は減少する一方、「コミュニティサイト」による事犯は増加傾向にありました。今年上半期の統計では、平成20年の統計開始以来、初めて減少に転じましたが、被害児童の保護者による指導状況については「サイト利用を親に話していないので、注意を受けたことはない」「注意を受けたことはない、放任」など、注意がなかったという回答が58.6%、被害児童のフィルタリングの加入状況は、「無し」が93.9%という結果が出ています。

フィルタリングに入ったからトラブルに巻き込まれないとは言切れませんが、お子様がネットや携帯電話を利用する際には「年齢に合ったフィルタリングに加入する、そして親がこどもの携帯利用に感心を持つ」この2つを心がけていただきたいと思います。

参考)

■警察庁広報資料「コミュニティサイトに起因する児童被害の事犯に係る調査結果について (平成23年上半期)」http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h23/H23deai-bunseki.pdf

閲覧ありがとうございました。

 


避難者の今を伝える:vol.1~おだがいさまハウス(仮名)始動

MAKOTOです。

昨日、新潟市で開催されました「新潟県避難者支援連絡会議」に参加してきました。中越防災安全推進機構の声掛けで実現したものです。東日本大震災発生から現在に至るまでに多くの新潟県内あちらこちらで、多くの避難者を受け入れてきました。そして、現在も継続中であり、一時期減ったものの増加傾向にあります。

これまでに、各地で様々なNPO団体が様々な形で避難者支援を行って来ました。そこで「新潟県避難者支援連絡会議」では、多くのNPO活動を行った団体の活動報告をシェアして、さらに継続的な支援を行なっていくことを目的として開催されました。

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現在のところ 新潟県で7,000人 長岡市で500人強

一時は激減した長岡市への避難者の方も再び 増えています。当初は、南相馬からの避難者が大部分でした。しかし、現在は福島、郡山の方々が増えています。

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東日本大震災ボランティアバックアップセンターの避難者支援班では、長岡市へ避難されて来ている皆さんの交流・情報交換の拠点となる場所「おだがいさまハウス(仮)」(所在地:長岡市川崎2丁目)の開設を準備中です。

本日、福島の方々と川崎町内の方々と騒然15人ほどで、「おだがいさまハウス(仮)」のお掃除をしまいた。

同じ福島県から来ていても、だれがいるかわからない、知り合いが少ない、同郷の人と話したい、長岡の情報や福島の情報が知りたいという声から、福島や地元長岡の人も一緒に自由に集まって話すことができる場所になるように努力します。 『みんながつながる。みんなでつくる。』を合い言葉に「福島県人による福島県人と、共に支え合う長岡人のため」の拠点11月17日オープンです。

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オープンに際しまして、以下のものを探しています。買っても良いと思うのですが、何かしらの絆の繋がりになればそれも良いのかと思い、声を掛けさせて頂きます。

使ってないノートパソコンを募集します。 WindowsXPが入っていればOKです。できるだけ新しいほうがいいのですが、動きが遅くなった今は使わなくなったパソコンがBestです。こちらでクリーニングしてから使いますのでご心配なく♪

福島県から避難されている方々はインターネットからの情報を携帯電話に頼っているのが現実です。拠点に複数台、誰でも使えるパソコンを置きたいと思います。どなたか心当たりのパソコンがある方ご一報ください。

担当:小川誠 teporan@gmail.com

※ なお、動きが遅くなって使わなくなったパソコンもWindowsXP以降ならあと3年は快適に使えるようにリカバリーできるのです。復活させて子供用にプレゼントするのもありかなぁ~~リカバリー作業をお望みの方、↑アドレスにお問い合わせください。住民安全会員価格で対応させていただきます。

MAKOTOより


メール遅延に関する詳細説明

さて、先般もご説明させていただきました通り、スマホの驚異的な普及に伴う通信混雑によって、メール着信時間に悪影響が及んでいます。

まずは、その点に関して、メールが配信される仕組み等も含めた詳しいお話を少々させていただきます。

当団体からメール会員の皆様へお届けしております情報メールは、私共のシステムから直接皆様の携帯に送信している訳ではありません。

私共のシステムと皆様の携帯の間には、二台のサーバーを介しています。

上図で言えば、緑の矢印のところ、当方メールシステムから当方サーバーを介し、先方の携帯電話事業者サーバーまで、宛先を指定したメールを渡すところまでが当方の仕事です。

ご覧の通り、この段階では、まだ皆さんの携帯までメールが届いた訳ではありません。

当方のシステムがどんなにきっちり働いても、皆さんまでメールが届く訳ではないということです。

また、ここで、ご注目いただきたいのが図の“赤色点線で囲んだ部分”、当方サーバーから先方の携帯電話事業者サーバーにメールを受け渡した時間です。

皆さんの携帯にメールが届いた時、そのメールに表示されている時間は、ここの時間なのだというこを覚えておいていただきたいと思います。

さぁ、次です。問題は、むしろここから先です。

 

当方のサーバーが、先方の携帯電話事業者サーバーにメールを受け渡すと、従来は携帯電話事業者サーバーが黄色の矢印のように働いて、皆さんの携帯に速やかにメールを届けてくれていました。

ところが最近、そこに、「想像を遥かに超えたスマホの普及拡大」という問題が影を落とすようになったのです。

従来携帯の20台分の通信を使うと言われているスマホが幅を利かすことになると、携帯電話事業者のサーバーは、どんなに頑張って働いても処理能力が追い付かないし、基地局で取り扱える通信もスマホ達にあっという間に占有されてしまい、従来であればすぐに届けることができていたメールに相当な遅延を発生させることになったり、通話中の電話が突然切れてしまったりといった現象を引き起こすことになったのです。

会員の皆様の中に「メール到着が遅い」と思われている方は、どうぞ、そのメールに表示されている時間をご覧になってみてください。

メール着信音が鳴った実際の到着時間より、相当前の時間が表示されていることに気が付いていただけるはずです。

それこそが、当方のシステムはきっちり動いているが、携帯電話事業者側の事情で遅れているという証拠なのです。

※私共が検証しましたところ、送信先が2000人程度なら問題ありませんでしたが、1万人を超える一斉配信になると、登録番号が12000番を超えたあたりから到着遅延がちらほら出始め、一頃の最悪の状況の時には4時間掛かったという事例もありました。

 

「スマホ」という新しい通信機器を販売したいが、それは、これまでの機器の20倍の通信量を使ってしまう…という場合、普通の考え方の持ち主なら、それに耐え得るインフラを整備してから販売しようと思うはず。
ところが、日本の携帯電話事業者は、そんなことはどこ吹く風。インフラ整備を後回しにして、「えいやー」で販売を開始してしまった。

スマホ普及に伴う新たな問題の顕在化が囁かれるようになったこの段階において、携帯電話事業者各社共にようやく、慌ててインフラ整備に本腰を入れ始めたようですが、時すでに遅し…悪影響はいろんな場面で波及しているというのが現在までの事の顛末です。

私達は、一日も早くインフラが整備され、通信環境が元通りに回復することを、ただ祈るだけです

それにしても、、、従来の通信に悪影響を及ぼすことが分かっていた上でのスマホ普及戦略、、、確信犯とも言えるこのやり方を、皆様は、どのようにお感じになりますか?

挙げ句の果てに、「スマホのパケット使い放題は取りやめ!!」などということになったら、口車に乗ってスマホに乗り換えた皆さんは、結局のところ以前より相当に高い料金を支払わされることになる訳ですから、これは、もう“おちょくられている”としか言いようがありません。

第何次の漫才ブームかは忘れましたが、以前のダチョウ倶楽部のギャグで、上島竜平が帽子を叩きつけながら「訴えてやる~」というものがありました。

この状況には、きっと彼でなくとも、大勢の方がそんな憤りを覚えられるはず。
欧米で同じようなことをしようものなら、一体全体どうなることやら。
もしかしたら毎日誰かが訴訟を起こす…など、ということになるかもしれませんね。

恐ろしや恐ろしや。

 


「勝手に迷惑メール対策強化」に困った!!

住民安全ネットワークジャパン事務局の笠井です。

スマホの想像を超えた普及に伴う通信混雑によって、都心では、通話中の携帯が突然切れてしまうなどの問題が顕在化し始めています。

スマホは従来携帯の20倍の通信量を占有してしまうので、通信混雑が発生するのは必然だったが、まさか通話を途切れさせてしまうほどとは思いもしなかった。

これは、容易ならぬ事態だ。

スマホが20倍の通信をするのなら、基地局、アンテナを20倍にすれば良い…言ってしまえば、ただそれだけのことだが、如何に儲かっている携帯電話事業者と言えども、おいそれとできる話ではない。

どうやら、そこで取っている急場しのぎの策が、「勝手に迷惑メール対策強化」なのだ!!

さて、ここから先は多分に想像を交えた話となるので、信じるも信じないも、皆さまのご自由だが、

これまで使っていた携帯で、なんだかんだと設定を操作していた人は別として、何にも特別な操作をしていない、デフォルト状態のまま使っていた方の携帯には、気が付かない内に、迷惑メール対策が設定されてしまっていることがあるらしいことが分かってきた。

基地局の設備投資が追いつかないのなら、メールを力づくで減らしてしまえ…ということらしい。

その証拠に、当方からのメールを、これまで何の問題もなく受信していた方々の中に、「携帯の設定を何も変えた覚えはないのに、急にメールが受信できなくなった」という方が、実際に大勢存在するのです。

携帯に特別な設定を何もしない…は、「全てのメールを受信したい」の意思表示である場合もあるのに、
その携帯に、自分では設定した覚えのない迷惑メール対策が、携帯電話事業者側の管理者権限によって勝手に、所有者本人が気が付かない内に掛けられていたということになりますと、これは大問題なのではないでしょうか!?

皆さんは、どう思います?

今日のところはここまで。
続きは後日。

 


考え事・・・2

住民安全スタッフ渡邊です。

すでに秋も深まる中、日暮れも一層早くなっています。
自動車を運転される皆さんにはより一層の注意をお願いしたいです。
今回は、自動車を運転する立場から[私見]ですが、お話をしたいと思います。
自動車を運転される皆さんは、交差点にある”歩行者信号”をどのように見ていますか?
単に歩行者のための信号と思うのも、仕方ありません。
ですが、視点を変えると、運転する際のヒントになります。
例えば、交差点に向かって運転しているとします。
進行方向にある信号は青です。
無論、そのまま進みますよね。
しかし、少し視線を動かし、歩行者信号を見てみると、青信号は点滅、直後赤に変わりました。
さて、皆さんはこの時どうしますか?
もっとも、どの距離でその歩行者信号を認識するかにもよりますが、決して軽視出来るものではありません。
一概に言えませんが、大抵歩行者信号が赤になれば、その後進行方向の信号は黄色に変わるでしょう。
その認識も個人差があり断言出来ませんが、そのまま走行し交差点を進む人も居れば、減速して停まるようにする人も居ると思います。
もしかすると、後続車両の動きからやむを得ずそのまま走行しなければならない場合もあります。
様々です。
私が言いたいのは、確かに真っ直ぐ前を見て運転するのも大事ですが、少し視点を変える、いわば”気を配る”ことも大事なのではないかということです。
「そんなこと、とっくにしている」と言う人にはおこがましい限りですが。
これから冬に向かいます。天候も安定せず、運転にはさらなる注意が必要になってきます。
そして、”気配り”も。
歩行者や自転車の近くを通る際は安全に留意し、余裕を持った運転を心がけたいですね。
私も、気をつけないと(汗)
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 


およそ120日ぶりの南相馬

オフィス:小川です。

およそ、120日ぶりに福島県南相馬市にお邪魔してきました。
何をしにいったか? そりゃぁ~~仕事!(南相馬市から長岡市に避難されている方々向け情報「どうなってっぺ南相馬→改め→おだがい様らねっか」で南相馬からの情報をより強力に連携できるように現地NPOとの顔合わせや打ち合わせに行ってきました。といっても、みんなFacebookでつながった方々どうしなので、オフ会というなの飲み会に行ってきたというのがホントの話!

思い返せば、私自身がはじめて南相馬に入ったのが4月、2回目は6月、そして今回。 「どうだった?」といわれればこのように答えます。
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私の見た南相馬は確実にブラックコーヒーに飛び込んだ角砂糖のように色褪せ、崩れ去って溶けていく寸前のようでした。後に残るのは黒い闇と抜け出せない気だるさだけのような感じ。
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語弊はあります。ただ、聞かれればそのように答えます。

街自体の人の往来は、回を重ねるたびに多くなってきているように見られます。閉まっているお店もそりゃぁありますが、開いているお店も多く、市民が街にかえってくることを大々的に推し進めている南相馬市行政の成果がでているのかもしれません。

放射線量も空間線量で0.5μシーベルトくらい。新潟市が0.1μシーベルト前後であるから、ぶっちゃけそれほど問題ないような気がします。東京近郊のほうが怪しいくらいです。もちろん、山側にいけば、立ち入り禁止レベルのところも多々ありますけどねぇ。ホテルは原発関係の作業員らしき人たちでどこも満員御礼!居酒屋だって大流行りです。

オフ会の会場だった居酒屋さんには何事も無かったかのように海産物が並び、道の駅では「ほっきコロッケ」に「青のりソフト」、どこもかしこも、南相馬も他の津波災害地域どうように復興に向かって邁進中!

東電から出た一時金を握りしめた災害失業者は、こぞってパチンコ屋に入金を繰り返し、ここは「放射線の街!ニッポンのラスベガス」と居酒屋で若い男の子が「今日は5万出た」って大騒ぎ!

6国(国道6号線)の小高区に入る20km圏内ゲートでは、朝から工事事業者らしい車がゲートの中に入って行きます。そのゲートのところの近くのコンビニは今日も引っ切り無しにお客さんがレジに並ぶ盛況ぶり。

朝から6国を健康ウォーキングをする若い夫婦は、健康ウォーキングでそんなにベタベタするか?と思っちゃうほどの熱々ぶり。(羨ましい)

泊まったホテル高見の近くは、新興住宅街。立ち並ぶ家はどこも新築の香りが漂うほどの真新しさ。窓の中には、冬物の洗濯物が立ち並ぶ。

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すでにFacebook越しに様々なお話を繰り返してきた方々との飲み会なので、ぶっちゃけトークの連呼が終始繰り返された「Facebook南相馬市グループ」のオフ会でした。その中で記憶に残ったお話をチラリ☆

◇ご近所のあるお母さんの話
中学生の娘に言われた言葉。「どうして私を逃してくれないの!お母さんは、私を愛していいないんでしょ!私はもう子供も産めないし、結婚もできない!生まれてきた意味なんでなかったじゃない!」

◇南相馬市内鹿島区の避難所から帰ってきた時の話
ゴミ袋の中身を、ブチマケられていた。そして、「どうせ逃げた癖に、何しに戻ってきたの」

◇近所の隣人の話
お母さんの枕元に食べ物を残して、息子夫婦家族は深夜こっそり逃げ出したって家族もあった。

◇近所の隣人の話
震災前から東京に住んでいる息子からは、一本の電話もなく息子に捨てられたお母さんは毎日、ご近所さんの家の前の道路の掃除なんかをしている。

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隣近所のウワサ話はウワサ話。
しかし、昔からこの南相馬市は移住者が多い土地がら、未だに何代目なんていうのが市民の中に残っている。

それぞれを監視し合い、牽制し合いながら、見知らぬ土地での共同生活を送ってきたこの地域の土着文化が、原発災害によって避難した人を「悪」と呼び、「裏切りもの」の揶揄し、地域の絆を崩壊させたのだとしたら居たたまれない気持ちになる。

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放射線量が、どうであろうが、南相馬市からの出荷物が売れるなんてことはありえない。農作物は当然。水産物もしかり。工業製品だって進んで買う人がいると思えない。この街が今後、経済活動を維持している方法が明確でない以上。放射線特区南相馬市に明日の希望はないと言わざるおえない。

そんな中、セシウムを吸い上げると大量に植えられたヒマワリを使って、バイオ燃料を作り、それを主産業にできないかという取り組みがあるらしい!

テレビなんかで見えない情報伝達人:小川より


考え事・・・1

はじめまして。
コラム初登場の渡邊良孝と申します。

現在、住民安全ネットワークのスタッフの一員として活動させてもらっています。
今後とも、よろしくお願いいたします。

今回は、少し思うことがあって、その事をお話しようと思います。

先日、青葉台にて建物火災が発生しました。
あの日は、夕飯を済まし自分の部屋でテレビを観ていたのですが、普段であればそんなに大きな音で聞こえない緊急車両の鳴動音が、その時はやけに近くで聞こえたのです。

かなりの台数が向かっている様子で消防情報を確認したところ、青葉台で火災だということがわかったのです。
自宅から青葉台は車で5分位なので、住民安全のスタッフとして何か情報を送れればと思い、出かけようとしました。
が、 その日は晩酌をしてしまい、運転が出来ない事に気づきました。
結局、何も出来ず仕舞でした。

その後、少し考えて、頭に疑問符が浮かんだのです。
“私が行ったとして、私の立場を確立するものは何だろうか?”と。

住民安全に関わる方々の中には“特派員”として、そういった現場に足を運び情報収集にあたり、また緊急車両等が到着していない際には、率先して交通誘導をされる方もおられます。
そういった方々はベスト等を着用することで[住民安全]とのつながりを示すことにより立場を確立しています。

しかし、スタッフとして動き出して間もない自分が行って情報収集にあたったとしても、現場周辺の方々に私はどう映るのでしょうか?

野次馬や物見遊山だと思われても、否定をする材料は何一つ無いのです。
まして、現場が騒然となる中で、自分の立場を説明したとしても、聞いてもらえる可能性は低いでしょう。
一つ間違えば、私自身の身の安全が図れないことだってありうる訳です。

私は、“情報を送りたい”という意思で事件、事故現場に向かうことはやぶさかではないと思います。
ただ、立場の確立は絶対に必要だと思うのです。
野次馬に思われては、必要な情報は得られませんし、“情報収集のために来ているのだ”と立場の証明が出来なければいけません。
まして現場に向かう人間が、“野次馬”であってはならないのです。

まとまらない文章になってしまいました。
このような形で自分の考えを示すのは、若干抵抗はあります。
“考えすぎ”、“偏った考えだ”、そういったいろんな見方や考え方があるはずです。
ですが、一つの意見として捉えて頂ければ、ありがたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


「つもり」でしかなかった

笠井です。

本格的な引っ越しを生まれて初めて経験しました。

疲れました。

こんなに疲れるものだと思いませんでした。

新居にいても落ち着かず、気持ちは全然安らぎません。

ふと…思いました。

大震災で避難されている皆さんは、 こんな大変な苦労をされていたんだなぁ…って。

彼らを支援する活動に取り組んでいる私ですら、
彼らの苦労、心労が分かっている「つもり」でしかなかったことに、自分が似たようなことを体験してみて、初めて気が付きました。

私の場合は、市内から市内への引越しだった訳ですが、

見ず知らずの土地へ動かねばならない状況に追いやられた上でのそれは、私などには推し量ることさえできない苦労や心労がお有りなのだろうなぁ。

自分が恥ずかしくなってきました。

 


子どもの叱り方は難しいかもしれないが・・・。

昨日、私の父親と母親が2歳になる次男を連れてアピタ長岡店のゲームコーナーに連れて
いってくれました。まだ幼いので遊べるゲームも限られているのですが、中でもボーリングの
ゲームが好きなようで、昨日もそのゲーム機目当てに行ったそうです。

ところが、次男よりも年上の3歳くらいの男の子がそのゲームで遊んでいたのでそうです。
仕方がないので、近くにあったゲームの前で次男は待っていました。
するとボーリングゲームを終えた男の子が次男の近くに寄ってきて、次男を邪魔だというように
押したそうです。次男は倒れはしなかったのですが、よろけたそうです。
すると男の子のおばあちゃんが男の子を叱ったそうです。

ここまではよくあることですよね。

そして、ボーリングゲームを次男が始めようとしたときのことです。
その男の子がボーリングレーンの上に横になって邪魔を始めたそうです。
すると、男の子のおばあちゃんがまた男の子を叱ったのですが、まだ邪魔をしていたようです。
今度は男の子の母親が
「おばあちゃんに怒られるから止めなさい」

と叱ったそうです。
そして、男の子は私の父親の足を踏んづけたらしいんです。
母親の叱り方と足を踏んだという不躾さに私の父親が頭にきたらしく、
「この子、一人っ子でしょ。」と嫌味を言ったそうですが・・・。
結局は末っ子だったようです。

一人っ子だからこんな不躾なことをするという父親の論理もどうかと思いますが、
この母親の叱り方、完全にアウトだと思うんです。

子どもが意地悪をしてこういう振る舞いをしてしまうのは仕方がありません。
でも、こういう叱り方をしている以上、この子は反省をしません。成長もしません。
他人に迷惑がかかるからという理由を分からないままに育つことほど不幸なことはありません。

子どもを叱ったり、注意するのって大変だと思います。
私はすぐに癇癪をおこして怒鳴りつけるいわゆる昭和の、しかも戦前の雷オヤジですから、
子ども達にはかなり嫌がられていますし、育児本にある叱り方からすればアウトなのかもしれ
ません。
でも、そんなの関係ねぇ~by小島よしお、です。
私は、嘘をついたり弱いものいじめをしたりという卑怯なこと、わがままを言うこと、他人様に迷惑が
かかることは徹底的に叱ります。残念ながら手もすぐ出ます。
それは自分の子どもだけではありません。学習塾に勤務していた時から、相手が小学生だろうが
高校生だろうが関係ありません。
それでも必ずなぜ叱られているのかをしっかりと説明することを心がけています。

叱り方は本当に大変だと思いますが、子どもの将来のためになる叱り方を大人がしっかりと気を
付けなければならないことだと思いました。

 


秋は夕暮れ・・・あはれなり。情緒を考えてみました。

夕方、長岡市北図書館を出た時、中越高校の建物の横にきれいな夕日が見えました。
最近、雨が多かったので、久しぶりにあのオレンジ色の大きな夕日を見ました。
するとカラスが「カァ,カァ」と鳴きました。
少し肌寒い風が吹き、キンモクセイの香りがしました。
まさに日本の秋です。

肌が冷えるくらいに冷たい夕風が吹き、キンモクセイの香り、稲刈り後の田んぼを焼いた匂いがする
と友達と田んぼで三角ベースをしたこと、せつない恋をしたこと、ビールから日本酒に変わったこと、
自分の成長とともに変化してきた秋の思い出が甦ります。
そして、今日も何か物悲しいような、昔の切ない恋心を思い起こすような気持ちになりましたが、
それは決してマイナスなものでなく、日本の秋を感じた喜びを感じるものでした。
そして、これが清少納言の枕草子に出てくる「秋は夕暮れ」であり、「あはれなり」なのだなと思いま
した。

1000年前の人間の感覚を理解できたのも自分が彼女と同じ日本人だからなのでしょう。
民族と言うといろいろと語弊はあるかも知れませんが、同じ風土に生きる民族の感覚は時空を超える
ということであり、この時空を超えた感覚を「情緒」と呼ぶべきなのでしょう。
ベストセラーにもなった藤原正彦さんの「国家の品格」にも日本人の情緒は自然や美への感受性
が強いとあり、世界に通用する普遍性のある大切なものであり、今の日本に必要なものだと書いて
います。

情緒が、我々日本人の生活や文化の原動力となっていることは間違いのないことで、この情緒を
育てていくことが大切だと思います。それは決して同じものを見て、同じ感覚を持てというのではなく、
自然や人の何気ない営みにふと耳目を傾けるということだと思います。

 


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