自らの健康を保とうとする意識は自然と身に付くものではなく、家庭での健康教育が重要だ。保護者はどのような点に気を付けて、子どもに接すればよいのだろう。ベネッセ教育情報サイトでは、元養護教諭で「幼児期からの健康教育が大切」と語る、帝京短期大学教授の宍戸洲美氏に話を伺った。
私が保護者のかたに大切なこととしてお伝えしているのは、「しっかり食べる。たっぷり眠る。外で群れて遊ぶ。安心してかかわれる大人がいる」の4つです。共働きで忙しく「子どもの朝食を菓子パンで済ませてしまう」「塾で帰宅が遅いため就寝も遅くなってしまう」など、事情があることはわかります。しかし、小学校卒業までは子どもの生活リズムを整えることが大切だということを、理解していただければと思います。
幼児期や小学校低学年では、子どもは親の様子を見てまねますから、行動で示すことも重要です。保護者が帰宅後に手洗いうがいをすれば、子どももそれが普通なのだと認識します。行動で示しながら、「なぜそれをするのか」も説明しましょう。たとえば、「夜たくさん寝ると体や脳の疲れが取れるよ」と教えます。早寝早起きをした時には「体の調子はどう?」と聞いて、自身の感覚を確認させてください。体調がよければ、たくさん寝ることはいいことだと理解するでしょう。自分でできることが多くなる、小学校中学年以降も、「今日はうんち出た?」などと、時々は様子を確認しましょう。
なぜ朝食をしっかり食べたほうがよいのか、喫煙にはどのような害があるのかなど、健康に関することを子どもに説明できるよう、保護者のかたも学んでいただきたいと思います。また、ご自身の生活習慣にも気を付けましょう。たとえば、子どもだけで食事をさせる家庭がありますが、家族と食事をすることで、子どもはよくかんで食べることや好き嫌いをせず食べることを学びます。保護者が習慣を見直すことで、子どもの健康に影響を与えることがたくさんあるのです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151009-00010002-benesseks-life
医療機関ネットワーク事業において、以下の事故情報が寄せられました。
「2015年6月、嘔吐(おうと)が始まり翌日に近所の病院を受診したが症状が改善されないため、当該医療機関を紹介され受診した。開腹手術した結果、誤飲した異物による十二指腸閉塞(へいそく)であることがわかり、直径約4cmのボール状の異物を摘出した。患児の保護者から提供された事故同型品を確認したところ、異物は、吸水することで膨潤するディスプレー用製品であり、吸水前は直径1~1.5cm程度、吸水するとゼリー状に膨らむものであった。」
(2歳・女児・重症)
写真1 手術で摘出された異物(左)、同型品(右下)
写真2 同型品
写真1(左)は当該医療機関から提供された摘出物、写真2(写真1(右下))は患児の保護者から提供された同型品です。この摘出物は、当該医療機関から提供された写真等から見て、高吸水性樹脂製品と考えられました。
高吸水性樹脂は、水と接触することによって吸水し、自重の100~1,000倍の水を吸収でき、吸水することでゲル状になる性質があり、一度吸水すると圧力をかけても水が戻りにくい特徴があります。
高吸水性樹脂を利用した一般消費者向け商品は、高吸水性樹脂、吸水性樹脂、アクリルポリマー、吸水性ポリマーなどと表示され、吸水・保水させるタイプとして、紙おむつや生理用品などの衛生用品、着色した観賞用のインテリア用品などがあります。また、吸水・ゲル化した状態で販売されているタイプとして、有効成分を添加した芳香剤・消臭剤や虫よけ用品、栄養成分を添加した園芸用品などが見られます。
高吸水性樹脂を誤飲した場合の危険性について、商品パッケージや取扱説明書等に記載することを要望します。
本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20151001_1.html
自分の体なら無理しても、子どものこととなると、会社を休まなければいけなかったりするもの。特に初めての子育てなら、なおさら医者に頼ることが多くなるのではないでしょうか。
そこで今回、実際に乳幼児と病院との関係について、医師・病院検索サイトのドクター・オウチーノ(株式会社オウチーノ)が、首都圏在住の20~39歳の子どもがいる既婚女性、約500名を対象に、アンケート調査を行いました。
まず、 子どもを病院に連れて行く頻度を聞くと、その結果最も多い回答が、「月に1回程度」で30.5%、次に「2、 3カ月に1回程度」が30.3%、「半年に1回程度」が11.0%となりました。月に1回以上子どもを病院に連れて行くという人は、 集計すると約半数に上ります。
また、 この月に1回以上子どもを病院に連れて行くという人は、専業主婦は44.8%だったのに対し、ワーキングマザーは54.1%と約10%もの差が生じています。
これは専業主婦の方が、 常に子どものそばにいて様子をみることができるため、あえて医者に頼る頻度が少なくなる傾向があることがわかります。
ちなみに約8割もの母親が、子どもの「かかりつけ医」を決めており、(専業主婦77.4%、ワーキングマザーでは81.5%)こちらも、自分の子どものことをあらかじめ知っている、かかりつけ医を持っていたほうが、子どもの状況に対して素早く対処でき、働く女性にとっては安心できるためでしょう。自分や自分の体の状況を、長期間にわたって把握していてくれる医師の存在は、確かに頼りがいのあるものです。
かかりつけ医師を持つメリットは、やはり一人の医師にかかれば、自分やわが子の症状を、体質・病歴・生活習慣と総合的に判断して薬やアドバイスを受けられることです。場合によっては、家族でどうすればよいのか相談し、適切に専門の病院を紹介してもらうこともできます。
では、どんなかかりつけ医が良いのでしょう。ただ近所の病院の医師だから、ではなく、下記に気をつけて選ぶことも大切でしょう。
どの病院の、誰をかかりつけ医にするかは、実際に病院に行ってかかってみなければわからないことがあります。
例えば、待ち時間が解消されず、受け答えがよくない医者はできる限り、長く付き合う「かかりつけ医」としては、最適ではないでしょう。
また、一人しか医師がいない病院なのに、多くの診療科目を看板にだしていないか。夜間でも電話相談などで連絡がとれるか。カルテなどを開示することは可能か? といった点を確認すれば、いざとなったときに安心して子どもの症状を見守ることができます。
特に乳幼児の病気は、場合によって急変することがあるので、夜間での相談ができ、さらに病院に行けるとなれば、親にとっては一安心でしょう。
また、自分やわが子のことをよく知っているかかりつけの医師に、日ごろから診てもらっておけば、セカンドオピニオンを受けたときに、より適切な判断ができる可能性もあります。
<参考>
・アンケートの調査概要
有効回答 首都圏(東京都、 神奈川県、 埼玉県、 千葉県)在住の20~39歳の子どもがいる既婚女性534名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2015年9月10日(木)~9月17日(木)
オウチーノdeヨムーノ: http://www.o-uccino.jp/article/archive/kurashi/20150916-souken/
http://www.kuwana-med.com/kakaritsuke/about/
http://www.k-salad.com/sick/note/001.shtml#check1_1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-00010001-mocosuku-hlth
就活や婚活、終活と、なにかと話題の活動だが、最近シビアなのが「保活」なんだそう。子どもを保育園に入れるための活動だ。ちょうど今の時期がラストスパート。そこで、保育園・幼稚園について、母親たちの希望と現実を調査した結果を見てみよう(オウチーノ総研・東京)。
子どもがいる首都圏在住の20歳~45歳既婚女性826名が対象。「希望していた、もしくは希望している園」と「実際に通った、もしくは通っている園」をそれぞれ聞いた結果、実際に通った、もしくは通っている園が希望通りの人は89.1%、希望通りにはいかなかった人は10.9%だった。保育園・幼稚園を選ぶ際のポイントは、「立地」が最も多く67.1%、「園内環境」が38.2%、「料金」が35.0%。希望の園に子供を入園させるためにやったことは、「自分の就労条件を変えた」が4.9%、「引っ越しのタイミングで、希望の保育園・幼稚園に入園できるエリアを選択した」が4.1%、「出産後の職場復帰を早めた」が2.9%だった。
「自身の就労条件を変えた」という人は、「勤務時間を伸ばした」という声が最も多く、具体的には「フルタイムで復帰し、認可保育園の前に無認可保育園に通わせた」(28歳/パート・アルバイト)や「内職から外勤にした」(32歳/会社員)などが挙がった。次いで「勤務時間を短縮した」という人が多く、例えば「延長保育のない園だったため、勤務時間を短縮するしかなかった」(30歳/専業主婦)などが挙がった。
共働きが一般化した現在、希望条件を満たす保育園に子どもを入れられるかどうかは死活問題。安倍政権の新たな3本の矢に「子育て支援」が入っていたが、さて、お手並み拝見だ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150930-00000001-ovo-life
保育ママ制度を知っていますか? お住まいの地域によっては、自治体が認定した保育ママが自宅で子どもを預かるという制度(家庭的保育事業)がととのっている場合があります。どんなサービスなのでしょうか。
自治体から認定された有資格者などが、主に自宅で、3歳までのお子さまを預かります(自治体によって条件が異なります)。預かる人ひとりに対して、子ども3人といった、少人数での預かりになるため、お子さまそれぞれに合った過ごし方ができるのが特徴です。
保育ママは、保育士や教員などの資格をもっていることが基本です。資格をもっていない場合は、研修を受けるなどして、必要な知識や技術を身につけることが必要です。
自宅などでお子さまを預かるため、家庭的な雰囲気の中で過ごせるのがメリットのひとつです。少人数グループになるため、病気になりにくいという長所もあります。また、同じ人に継続して見てもらえるのもポイント。お子さまどうしも、長い時間を一緒に過ごすので、きょうだいのような関係を築きやすいというメリットもあります。
保育ママ制度がある自治体に、必要書類をそろえたうえで申し込みます。利用料や利用条件は、自治体によって異なります。契約を結ぶ前に、面接があることが多いようです。どのような資格をもっているのか、子育ての経験はあるのか、環境がととのっているのかなど、しっかりチェックしておきたいですね。
個別型託児のひとつとして、注目されている保育ママ制度。お住まいの自治体にも導入されているか、一度調べてみてはいかがでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00010000-benesseks-life
昨年1年間に東京都内で、歯磨き中に走り回るなどして転倒し、歯ブラシでのどや頬の内側を突いて救急搬送された5歳以下の乳幼児は前年比2人増の40人に上ったことが、東京消防庁のまとめで分かった。
同庁や医療機関の専門家は「乳幼児は保護者がそばに付き添い、歯磨きに集中させて」と注意を促している。
同庁によると、2014年に歯磨き中の事故で救急車で搬送された乳幼児の半数以上を1歳児が占めた。歯磨きをしながら歩いていた女児(1)が転倒してブラシが頬に刺さり、入院が必要と診断された事故などがあった。
10~14年の5年間では、計207人の乳幼児が搬送された。入院が必要な中等症以上と診断されたのは全体の15%で、生命の危険があると診断される事故もあった。年齢別では、1歳児(97人)と2歳児(61人)で全体の約76%を占めた。
事故の原因別では、歯磨き中に「歩いたり、走ったりして転倒」が最も多く、次いで「人や物とぶつかる」「踏み台から転落」などが続いた。
国立成育医療研究センターの守本倫子医長(小児耳鼻咽喉科)は「口の中は脳にとても近い場所で、大事な血管もたくさんある。歯ブラシが刺されば大きなけがに発展し、最悪の場合は死に至る危険性もある」と指摘。「乳幼児が歯磨きをするときは落ち着いた所に座らせ、そばで目を離さないという基本を守ってほしい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000019-jij-soci
小さな子供が罹患すると高熱や肺炎などを引き起こす「RSウイルス」が流行の兆しを見せています。ワクチンも特効薬もない厄介なウィルスにどう立ち向かえばいいいのでしょうか。メルマガ『何でも相談こどもクリニック~新たなスタイル~』の著者で小児科医の宮田大揮先生からの緊急報告です。
先週から急速にRSウイルス感染が流行し始めているため今回は、RSウイルス感染症について取り上げたいと思います。
まず、RSウイルス感染とはなにか? についてですが、パラミクソウイルスと言われるウイルスでおたふく風邪、はしかを引き起こすウイルスなども同じ種類に含まれています。「RSウイルス」は「アールエスウイルス」と読み、「R」は英語の「respiratory」の略であり、「S」は、「syncytial」を意味し、それぞれ「呼吸」と「合胞体」という意味になります。呼吸をつかさどる気道に好んで寄生し、寄生した際に合胞体という細胞を作り出すために命名されたと言われています。では一体このウイルスはどのような悪さをするのでしょうか?
「RSウイルス」というものをよく聞くのは、保育園や幼稚園、もしくは未熟児や心臓病のお子さんを抱えているお母さん、お父さん方だと思われます。その理由は、1歳未満にかかると重症化し、また、未熟児や心臓病の子どもたちが罹患すると人工呼吸器を必要とするような最重症の症状となることがあるからです。ここまで聞いていると恐ろしいウイルスが出てきたと思われるのですが、実際には2歳以降のお子さんや大人に罹患した場合には、いわゆる「鼻風邪」で、熱すらでないこともあるもので一概に恐ろしいウイルスとは言えません。これは、2歳未満に感染を繰り返し徐々に抗体を獲得して3歳以降になるとほとんど抗体を獲得しているので問題なく乗り切ることができるからと言われており、1歳未満の子供が罹患したときに重症化しないかまめに診てあげることで大丈夫な疾患と考えられています。
統計的にはそうなのですが、1歳から3歳くらいまではグレーゾーンで、人工呼吸器を装着するほどではないけれども、やはり短期間の入院を必要とする1週間くらい続く発熱と咳を認めることはあります。そのため、「RSウイルスにかかり、気管支炎で入院した!」というお友達が増えてくると皆も心配になってしまいます。
では、小さいお子さんを守るためにワクチンなどがあるのか? 特効薬が存在するのか? という問題がありますが、答えは「NO」なのです。ワクチンは存在せず、シナジスというモノクローナル抗体というものが存在するのですが、これは厳密な意味では抗体を身体で作れるようになるワクチンではなく、外から抗体を注射するというもので、身体の中で1ヶ月しか効果がないため、流行シーズンに毎月打たないといけません。
以前は11月から1月が流行シーズンでしたので、10月から3月まで接種していればある程度感染防御ができていたのですが、この頃は今年のように流行シーズン以外でも感染することがあるので確実な防御はできないのが現状です。しかも、保険適応がある方々が限られており、早産児や心臓病の子どもたち(他にも一部の疾患にも適応有り)など生命の危機に瀕する患者に限定されているため、希望される方が皆打てるわけではありません。
その理由は、抗体であるため製造する上で高額なコストがかかり、1シーズン接種するのに保険を使用しない場合には10万円の予算が必要になるというとんでもないものになります。つまり、現時的には接種ができないということになり、未然に防ぐことは困難でどこかで自然罹患するしかないという考えになります。
そこで、罹患してしまった後にインフルエンザのように治療薬があるのか? という問題ですが、これも「NO」であり治療効果が期待できるものはありません。そのため、対症療法という発症してしまった症状に対して処方するという方法のみしかなく、本当に我々クリニックのような最前線にいるものにとって、無力感を味わう病気であります。
具体的には、喘息のような咳がでてしまうので、気管を広げる薬やアレルギー症状を抑えるような薬を投与することで苦しくないように配慮し、発熱に対しては解熱剤を使用するのですが、これがまた効果がほとんどでないのでお母さん、お父さんたちを悩ませてしまう問題となります。
とにかく困った問題であるのですが、ご家庭や保育所、幼稚園で出来る対応は湿度を保ち、気道の安静を保つこと、おもちゃなどを次亜塩素酸やミルトンなどでしっかりと消毒することが重要です。2歳までには必ず罹ってしまう病気なので、罹らないようにするという発想から、いかに軽症ですむように罹患するか? 小さい子どもに罹らないように配慮するのか? が重要とお考えください。
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http://www.mag2.com/p/news/29659/2
現代の子どもたちは毎日大忙し。習い事に塾、宿題と、学校が終わった後もなかなか気が休まるヒマがありませんね。休日は休日で、平日にできなかった勉強に追いつくのに必死……。
「うちの子、頑張ってるわ!」と親は満足でも、大人と同じように、そんな生活が何年も続けば子どもにだってストレスが溜まります。ストレスは万病の元。あなたの子どもは大丈夫ですか?
そこで今回は、子どものストレスと、予防・対処法について、海外の情報サイト『Safe Bee』や『WooRis』の過去記事を参考にご紹介しましょう。
■こんな症状があったら要注意
『WooRis』の過去記事「えっ…体重の増加もそうなの!? “ストレスホルモン”が健康に及ぼす悪影響4つ」でお伝えしましたが、ストレスが溜まると様々な症状が表れます。大人だけではなく、もちろん子どもにだって健康への悪影響はあるのです。
過去記事で挙げた大人の症状と同じように、子どもにも次のような症状が見られるそうです。
(1)体の痛み
(2)過食
(3)不安・イライラ
(4)不眠
あなたの子どもには、このような症状は見られませんか? このほかにも、免疫力の低下で風邪などの感染症に罹(かか)りやすくなったり、かえって勉強に集中できなくなる……などという症状が見られたら、ストレスを疑ってもいいかもしれません。
■子どものストレス対処法とは
「もしかしたらうちの子、ストレス溜まってる?」と思うお母さん。子どもの将来を思い厳しくするのは、ある程度必要です。でも頑張るばかりで休む時間がないという状況にいれば、大人でも子どもでも疲れ、燃え尽きてしまいます。
子ども専門の精神科医によると、ストレス対処には次のような基本的な方法が効果的だそうです。
(1)睡眠時間を確保する
子どもは大人より長い睡眠時間が必要。小学生なら9~11時間、中学生以上は8~10時間の睡眠時間を確保すべきだそうです。
(2)栄養バランスのとれた食生活
栄養価の高い食生活を送ることで、日常のストレスに対応できる強い体と心が作られるそうです。
(3)遊びの時間も作る
子どもには遊ぶ時間が必要です。宿題が終わったら本人が好きなことをやる時間も作りましょう。友達と遊んだり、外で体を思い切り動かすことも大事です。
(4)家庭でリラックスできるよう努める
基本的に、学校や塾が終わって帰宅したら家族とリラックスする時間が欲しいですよね。また、ヨガや瞑想、呼吸法などを通して親子でリラックスするエクササイズをするのもいいアイデア。
(5)子どもの話を聞く
親が子どもを導くのは大事。でも、子どもの言い分をきちんと聞いてあげたり、つらい、苦しいなど正直な気持ちを話せる環境作りも大事。親子の会話を大切にしましょう!
以上、子どものストレスについてお伝えしました。ストレス解消には、『WooRis』過去記事「たった30分で!ストレスを“あっという間に解消する”カンタンな秘訣5つ」も参考にしてくださいね。
子どもが学校に通って勉強したり、家で宿題をしたりするのは必要なことですが、大人に過労があるように、子どもも頑張りすぎは禁物。子どもらしい生活も忘れず、オンとオフをうまく使い分けながら、ストレスの予防と解消に努めましょう。
http://wooris.jp/archives/158633
1歳半になる子供が、葉物野菜など苦手な野菜を食べません。お好み焼きなどに入れると食べてくれますが、メニューがマンネリ化してしまうのが悩みのママからの相談です。管理栄養士さんたちはなんと答えているのでしょうか。
1歳半になる子供はたくさん食事を食べるのですが、葉物野菜やきのこなどを食べないことが悩みです。他の野菜は食べても、葉物やきのこはそのままだと食感が苦手なようで、お皿の中でよけてしまいます。お好み焼きやハンバーグ、オムレツ、芋巾着に入れてしまえば問題なく食べます。しかし、メニューがマンネリ化しているので、他に良い食べさせ方はないでしょうか?そのうち野菜炒めのキャベツを食べるようになりますか?(30代、女性)
ミキサーを使って細かく刻む、煮込み料理にする、お菓子に混ぜ込むなど様々なアドバイスがありました。
『お好み焼きにすれば食べるのであれば、切り方を変えてあげると食べられるかもしれません。ほうれん草や小松菜はミキサーにかけポタージュスープにしてはいかがでしょうか。きのこ類や葉物は繊維質を感じやすい食材なので、2cmくらいの長さに切ると食べやすいでしょう。エリンギやえのきは人参やいんげんと一緒に薄切りの豚肉で巻いてみてはいかがですか。食べるときに1口大に切ると食べやすくなります。しいたけは挽肉を詰めて焼くと食べやすくなります。一度に数種類野菜が入ると食べにくければ、1種類ずつ慣れていくと良いでしょう。(管理栄養士)』
『キノコは小さく切って、ミートソースや餃子、グラタン、シチュー、カレー、コロッケ、チーズをのせてホイル焼き、炊き込みご飯、ホットケーキに入れたりしてはどうでしょうか?味も食感もほとんどなくなります。葉物野菜も同じように使えますし、果物と一緒にジュースにしたり、スープもできます。(看護師)』
『ホットケーキやカップケーキのような焼き菓子にすりおろした野菜をいれたり、ジュースやプリン、ゼリー、アイスなどにもできますよ。(管理栄養士)』
『葉物はやわらかく煮てお味噌汁の具や、ロールキャベツにしたり、温野菜にしてシーチキンなどと混ぜてはいかがでしょうか。ちょっと甘めの煮物など和風のお料理を活用しても良いですね。(看護師)』
食べ物の好き嫌いは成長で変化します。また、料理をしている様子を見せたり手伝わせることで、食べられるものが増えた実体験も教えてくれました。
『お子さんの好みは年齢とともにかわってきますので、そのうち好き嫌いも減ると考えます。我が家で一番好き嫌いの激しかった子供は、スープやジュースにすると野菜も食べられました。常に台所で料理をするところを見せたり、手伝わせたりするうちに、だんだん食べられないものが減ってきたようです。(薬剤師)』
刻んだり、煮込んだり、お菓子にしたりといろいろなバリエーションがあることがわかりました。野菜類は切り方ひとつで子供の印象が変わるようなので試してみるとよいかもしれません。
ドラム式洗濯機に7歳の男児が閉じ込められて死亡する事故が起きました。横向きにふたがついている「ドラム式洗濯機」は洗濯物の出し入れに便利な一方、子どもが自力でも簡単に中に入ることが出来ます。子どもは好奇心が旺盛で思わぬことをするので注意が必要です。
本情報は、消費者庁の公表情報を参考に編集・発行しています。
<参考>
「号外 子ども安全メール from 消費者庁-子供がドラム式洗濯機に入り、閉じ込められて死亡!-」(消費者庁)
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/kmj_mailmag/kmj-support92.html
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