[ カテゴリー:子ども ]

子どもがかかりやすい「咽頭結膜熱」と「溶連菌感染症」患者数が過去最多を更新 29都道府県で警報レベル超え

 子どもがかかりやすい「咽頭結膜熱」と「溶連菌感染症」患者数が過去最多を更新 29都道府県で警報レベル超え

子どもがかかりやすい「咽頭結膜熱」と「溶連菌感染症」の患者数が過去最多を更新しました。
国立感染症研究所によりますと、全国およそ3000の小児科の医療機関で、今月3日までの1週間に報告された患者は4週連続で増え、1万1702人でした。1医療機関あたりの患者数は3.72人で、現在の方法で患者数の集計を始めた1999年以来、過去最多を更新しました。 都道府県別でみると、1医療機関あたりの患者が最も多いのは、▼福井県の8.72人で、次いで、▼北海道で8.05人、▼佐賀県で6.87人となっていて、29都道府県で警報レベルとされる「3.0人」を超えています。 また、子どもがかかりやすく、発熱、のどの痛みなどを発症する「溶連菌感染症」の一種、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎についても3週連続で過去最多を更新しました。 今月3日までの1週間に報告された患者は1万3103人で、1医療機関あたりの患者数は4.17人でとなりました。 都道府県別には、1医療機関あたりの患者が最も多いのは、▼鳥取県の10.53人で、次いで、▼宮崎県の8.14人となっていて、警報レベルとされる「8.0人」を超えています。


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花火による子どものやけどに注意しましょう-3歳以下の子どもの事故が多く発生、着衣に着火した事例も-

花火による子どものやけどに注意しましょう-3歳以下の子どもの事故が多く発生、着衣に着火した事例も-

 夏の風物詩の一つである花火ですが、子どもが花火で遊んでいる際にやけどを負ったという事故が発生しています。主に一般家庭などで使用されることを目的とした花火は、正式には「がん具煙火」と呼ばれ、「おもちゃ花火」とも呼ばれています(本資料では、これらを「花火」とします。)。


医療機関ネットワークには、花火で遊んでいる際にやけどを負ったという事故情報が2018年度から2022年度までの5年間で、60件寄せられています。事故に遭った被害者の半数以上は1~3歳児であり、年齢による傾向がみられるほか、中には着衣への着火を伴っていた事例もみられました。


そこで、医療機関ネットワークに寄せられた事故情報等を基に、花火による子どものやけどや着衣に着火する危険性に関するテストを行い、子どもに花火で遊ばせる際の注意点をまとめ、消費者に注意喚起することとしました。


医療機関ネットワークに寄せられた事故情報

火花等によるやけどの事例

・公園で花火を実施中、手持ちの花火が着火した瞬間に驚き、花火を振り回して左腕に花火が貼り付いた。

・花火で遊んでいる最中に花火の火を掴(つか)もうとして受傷。

着衣等への着火を伴ったやけどの事例

・保護者が一瞬目を離している隙に左足の靴に火の粉がうつり、燃えていた。

・花火を振り回し、直後に風で火花がスカートに飛んで着火し、燃え上がった。

燃えカスによるやけどの事例

・線香花火の落ちた球を右手の指で触れてやけどした。

・手持ち花火が終わって下に落ちていたものを触って右手を受傷。


テスト結果

危険な状況を想定したテスト

・向かい風で花火を持った場合、肌の露出が多い服装や履物では、火花等によりやけどを負う危険性が高いと考えられました。

・濡れた地面などに線香花火の火球が落ちると、爆(は)ぜて火花等が広がる危険性がありました。

・スカートの裾に燃えカスが乗ると、着火する可能性がありました。

燃えカスの温度測定

・温度が低いように見える燃えカスであっても、落下や消火後しばらくはやけどを負うほどの高温であるため、注意が必要と考えられました。

表示の調査

・3歳以下の子どもには持たせないなど、対象年齢に関する記載のほか、風が強い日には使用しない旨の記載が共通してみられました。

消費者へのアドバイス

・花火による3歳以下の子どもの事故が多く発生しています。取扱説明書に従い、3歳以下の子どもに花火を持たせることは避け、距離を置いて見せるなどして花火を楽しみましょう。

・肌の露出が多い服装や履物、裾の広がった服装で花火をさせる際には注意が必要です。また、花火の風下には立たせないようにし、風が強い場合は花火で遊ばせないようにしましょう。

・花火で遊ばせる前には、消火用の水を用意するなどの準備をしましょう。また、着衣に着火した場合の対処法を覚えておきましょう。

・花火が消えたらすぐに水につけましょう。温度が低いように見える燃えカスでも高温の可能性があります。

業界への要望

花火によるやけど事故の防止のため、引き続き消費者への注意喚起、啓発を行うよう要望します。

行政への要望

・花火によるやけど事故の防止のため、引き続き消費者への注意喚起、啓発を行うよう要望します。

要望先

・消費者庁(法人番号5000012010024)

・こども家庭庁(法人番号7000012010039)

・公益社団法人日本煙火協会(法人番号1010005018102)

情報提供先

・内閣府 消費者委員会(法人番号2000012010019)

・経済産業省(法人番号4000012090001)

・公益社団法人日本小児科学会(法人番号5010005018346)

・公益社団法人日本皮膚科学会(法人番号4010005004396)

・特定非営利活動法人Safe Kids Japan(法人番号5010905002878)

・公益社団法人日本通信販売協会(法人番号9010005018680)

・一般社団法人日本DIY・ホームセンター協会(法人番号8010005004343)

・日本チェーンストア協会(法人番号なし)

・オンラインマーケットプレイス協議会(法人番号なし)

本件連絡先 商品テスト部

電話 042-758-3165

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「手足口病」「RSウイルス」なども増加傾向…コロナだけじゃない“こどもの発熱” 親が注意すべきポイントは?医師が解説

 「手足口病」「RSウイルス」なども増加傾向…コロナだけじゃない“こどもの発熱” 親が注意すべきポイントは?医師が解説

新型コロナによる感染拡大が続く一方で、「手足口病」や「RSウイルス」などを原因とした“こどもの発熱”が増加傾向に。いつもの「かぜ」との違いをどう判断すれば?親が注意すべきポイントをまとめました。

「手足口病」「RSウイルス」なども増加傾向…コロナだけじゃない“こどもの発熱” 親が注意すべきポイントは?医師が解説

井上貴博キャスター:
こどもの発熱について、どんなことに気をつけるべきなのか、親が注意すべき点なども含めて見ていきます。

まずは新型コロナについて、全国的に濃厚接触者・感染者を含め休園を余儀なくされてしまう保育所が増えています。

横浜市にある三ツ境たんぽぽ保育園では、7月末に職員10人、園児9人が陽性判定を受けました。紺野のぞみ園長は「あと5人陽性者が出たら休園にすべきだと思っている。保護者も職員も不安とストレスでいっぱいの状況」とに話しています。

■「手足口病」都内で流行の可能性…コロナだけじゃない“こどもの発熱” 
一方、こどもの発熱は新型コロナによるものだけではありません。親子3人暮らし、お子さんが2歳の事例です。

 7月24日に38度を超える発熱が確認されました。2日後、40度近くの発熱が続き、まず疑ったのは「新型コロナウイルス」でした。かかりつけ医に250回近く電話し、受診。PCR検査を受けたところ27日に、陰性となりました。

病院では「かぜ」と診断されるものの、少しおかしいなということでしっかりと見てもらうと、28日に病院で「手足口病」という診断を受けました。

母親は「コロナじゃなく安心したが、手足口病も感染症で普通のかぜとは違うので神経を使った」としています。

手足口病とはどんな病気なのでしょうか。

主な症状としては
・口や手足などに2~3ミリの発疹
・発熱は約3分の1にみられる
・まれに脳炎などの合併症を引き起こす

と言われています。

東京都の週ごとの1医療機関あたりの報告数は、7月25日~31日には▼4.75と「警報開始基準」の▼5に迫っているというところまで来ました。都内全域に「手足口病」の流行が広がる可能性が指摘されています。

気を付けたい発熱は他にも多くあります。

「RSウイルス」
・38~39度の発熱や鼻水など。
軽いかぜの症状から重い肺炎まで様々な症状があり、小児科からの患者報告数は10週連続で増加しています。

「ヘルパンギーナ」
・38~40度の発熱
・のどの粘膜に発疹
のどが痛くて飲食を嫌がり、脱水症状を起こしやすく、6月ごろから患者報告数が急増しています。

■“こどもの発熱”親が注意すべきポイントは?医師が解説 
こどもの発熱の注意点を森内教授に聞きました。
いつものかぜとの違いチェックし▼食事 ▼水分 ▼おう吐 このあたりに大きく異変があるので、いつものお子さんの状態を把握しておくことが基本線だというふうにおっしゃっています。

“医師に相談した方が良い症状”
・「ゼーゼー」など息づかいが早い
・食事や水分が取れない

“救急車を呼んだ方が良い症状”
・意識がもうろう
・ひきつけ
・興奮状態

ホラン千秋キャスター:
こどもたちというのは、自分の状況をうまく言葉にできない場合があるので保護者の皆さんがきめ細かく何がいつもと違うのかっていうのを観察するのが重要そうですね。

萩谷麻衣子弁護士:
私も最初のこどもが1歳になる前に40度ぐらいの熱を出して、心配で夜中に救急車呼んで病院に行ったことがあるんですね。そしたら先生に、こどもというのは熱を出すものだから、もっと本当に救急で来る必要があるかどうか、よく見てくださいと言われて、森内先生がご指摘してくださったような食事・水分、肩でゼーゼーしてないか、痙攣がないかを見るようになったんです。そうなると、2~3日でやっぱ元気になるということもあったんですけど、今から考えると、やっぱり親だと判断できないところもあるので、オンラインで5~10分でもいいからこどもの様子を見てもらえるような仕組みがあるといいなと思います。

ホランキャスター:
いつもと状況が違うと、心配で救急車を呼んでしまったりということはあると思うんですけれども、そんなときに心がける点はありますでしょうか?

長崎大学大学院 森内浩幸教授:
熱の原因が新型コロナであれ、手足口病、ヘルパンギーナ、RSウイルスであれ、基本、特別な治療があるわけではありません。ですので、やっぱり普段のかぜと比べて違いがないかどうかをしっかり見定める。どれが原因かということではなくて、今のお子さんの状態がどうであるかということの方が大事です。

何が原因であっても脱水症状を起こしていれば点滴をしないといけないかもしれない。呼吸が苦しければ、酸素投与したりするなど、サポートしてあげないといけないかもしれない。

まれではありますけれども、“救急車を呼んだ方がいい症状”というのは、急性の脳炎とか脳症を疑わせるような症状であり、ほとんどは実はそこまで深刻なものではないことが多いんです。

もしそうであれば、一刻も早く対応しないといけないと思います。ですので、いつものかぜぐらいだなと思ったときに、お子さんを何時間待ちの発熱外来に行くと、何より当人にとってきつい思いをさせる、病気の治りが悪くなってしまう。そしてもう一つは、本当にすぐに医療の提供が必要となるようなお子さんが、すぐに対応できなくなってしまうという両方の意味でのマイナスがあると思います。

ただ、そうは言っても心配の気持ちは当然なので、それぞれの地域での救急相談の電話とか、かかりつけの先生への相談、場合によっては臨時の診療施設、どうしても自分のクリニックでは疑似患者を見れない人たちがローテーションでみるような体制を作るとか、いろんなことをそれぞれの地域で知恵を出して、工夫して作っていただきたいなと思います。

井上キャスター:
こどもたちにおける新型コロナウイルスの感染リスクは、どう捉えればいいでしょうか。

森内教授:
例えば、今流行っているRSウイルスは新型コロナウイルスよりも圧倒的に危険なウイルスということになります。RSウイルスの方がもっともっと怖いウイルスです。ですので、どれが流行ってるからということではなく、やはり基本お子さんの様子をしっかり見るということにはなると思います。

ただ今の新型コロナ「オミクロン株」になって、熱性けいれんを起こしやすくなるとか、それから「クループ」という声が枯れてゼーゼーする息づかいになるような、病気を起こしやすくなったということも言われています。

また喉が痛いために水分が取れず、脱水症状を起こすこともあったりしますので、新型コロナだからということでの心配ということよりも、その中の一部は、すぐに医療の手が必要となることもありますので、そこをしっかりと見定めて相談をしながら受診をしていただきたいなと思います。

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水で膨らむボール状の樹脂製おもちゃの誤飲に注意

 水で膨らむボール状の樹脂製おもちゃの誤飲に注意

[子どものまわりにある、さまざまな危険をお知らせする子どもサポート情報]
事例
自宅の庭で遊んでいたときに、水で膨らむボール状の樹脂製おもちゃを飲み込んだ。その夜嘔吐し、嘔吐物の中におもちゃの一部があったため、すぐに病 院を受診したところ、腸閉塞が認められた。開腹手術 を行うと、腸に3センチ大に拡張したおもちゃが詰まっていた。(当事者:11カ月 男児)

ひとことアドバイス
●水で膨らむボール状の樹脂製おもちゃは、元は小さいものの、飲み込むと体内で水分を吸収してゼリー状に膨らみ、腸に詰まり、重症となるおそれがあります。
●子どもだけで遊ばせず、誤飲しないようそばで見守りましょう。また、使わないときは、子どもの手が届かない場所に保管することが大切です。
●誤飲した可能性があるときは、すぐに医療機関を受診し、誤飲したものが水で膨らむ樹脂製おもちゃであることや誤飲したと思われる時間帯を伝えましょう。
●小さい子どもがいる家庭では、購入を控えることも検討しましょう。
●水で膨らむ樹脂製品は、おもちゃだけでなく、インテリアとして販売されているものなどもあります。同様に、置き場所などには注意を払いましょう。

発行:独立行政法人国民生活センター 本文

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マグネットパズルの破損に注意-内蔵された強力な磁石を誤飲した幼児の胃や腸に穴があく事故が発生-

マグネットパズルの破損に注意-内蔵された強力な磁石を誤飲した幼児の胃や腸に穴があく事故が発生-

2020年11月、国民生活センターの「医師からの事故情報受付窓口」(以下、「ドクターメール箱」とします。)に、「マグネットパズルが破損し、内蔵されていた磁石を幼児が複数個誤飲したため磁石が腸管壁を隔ててつながり、手術を要した。」という事故情報が寄せられました。また、2021年10月にも類似のマグネットパズルが破損し、内蔵されていた磁石を2個誤飲したため手術を行ったという事故情報が寄せられました。

これらの商品は、いずれも強力なネオジム磁石を内蔵した、三角形や四角形などの枠状のパーツ同士を磁力により組み合わせ、平面や立体を造形することができる玩具(本資料では、これらを総称して「マグネットパズル」とします。)でした。

国民生活センターでは2018年4月19日に、小さなネオジム磁石そのものを複数個組み合わせて使うマグネットボールの誤飲事故について注意喚起(注)を行っています。マグネットパズルは構造や大きさが異なりますが、破損により内蔵されたネオジム磁石が外部に出て、同様の事故が発生していることから、事故の再発防止のため、消費者に注意喚起することとしました。

(注)「強力な磁石のマグネットボールで誤飲事故が発生-幼児の消化管に穴があき、開腹手術により摘出-」(2018年4月19日公表)
マグネットパズルとは
2枚の枠状の樹脂製パーツの中に複数個のネオジム磁石が内蔵された構造になっています
内蔵されているネオジム磁石は円柱状で、円周方向に回転できるようになっており、別のパーツが近づくとネオジム磁石が回転してS極とN極が引き合い、パーツ同士が組み合わさるというものです
さまざまな形状をした枠状のパーツを複数組み合わせることで自由に平面や立体を造形することができるため、幼児や児童の知育玩具として普及しており、類似した形状、大きさの商品が複数の事業者から販売されています
マグネットパズルのような磁石を内蔵した玩具の安全性については、玩具の安全基準である一般社団法人日本玩具協会のST基準のほか、EN規格、ASTM規格で機械的強度が規定されており、これらの表示がある商品は一定の安全性が確保されていると考えられます
写真1.マグネットパズルの外観と内蔵されているネオジム磁石
商品の外観と取り出したネオジム磁石の写真

ドクターメール箱に寄せられた事故情報
ドクターメール箱に寄せられたマグネットパズルに関する事故情報は、いずれも溶着されている枠状のパーツが分離するように破損し、外部に出た複数個のネオジム磁石を誤飲したと考えられるものでした。

【事例1】
3個の磁石を誤飲し、胃及び腸管壁を穿孔(せんこう)
【事例2】
2個の磁石を誤飲し、腸管壁を穿孔
写真2.ネオジム磁石が腸管壁を穿孔している様子(イメージ)
胃や小腸のイラストと誤飲したネオジム磁石が腸管壁に穴をあけているイメージ図

事故関連品の外観観察
実際にご家庭で使用されているものの中には破損が大きいものがあり、使用を続けた場合にネオジム磁石が外部に出る可能性がありました
テスト結果
取り出したネオジム磁石の磁束指数
内蔵されているネオジム磁石には強い磁力があり、万一、マグネットパズルから外部に出たものを複数個誤飲した場合には、消化管を穿孔する危険性がありました
表示の調査
マグネットパズルに内蔵されたネオジム磁石を誤飲した場合の危険性についての記載があるものは7銘柄中3銘柄でした
マグネットパズルを定期的に確認する旨や破損した際の注意事項に関する記載がみられたものは1銘柄のみでした
消費者へのアドバイス
マグネットパズルの破損によりネオジム磁石を誤飲し、腸管壁等を穿孔する事故が発生しています。誤飲事故防止のため、マグネットパズルを子どもに使用させる際は、破損がないことを確認しましょう
万一、ネオジム磁石を誤飲した可能性がある場合には、直ちに医師の診察を受けましょう
誤飲事故防止のため、対象年齢を確認し、対象年齢未満の子どもが触ってしまわないよう留意しましょう
業界・事業者への要望
マグネットパズルに破損がないことを確認する旨の明示と、内蔵されているネオジム磁石を誤飲した場合の危険性について、さらなる周知徹底を要望します
インターネットショッピングモール運営事業者への協力依頼
消費者及び出品者に対し、マグネットパズルが破損した場合、内蔵されているネオジム磁石が外部に出て誤飲事故を招く危険性があることについて、注意喚起の協力を依頼します
行政への要望
マグネットパズルに内蔵されているネオジム磁石の誤飲事故の再発防止のため、消費者へより一層の注意喚起、啓発を行うよう要望します
マグネットパズルに内蔵されているネオジム磁石の誤飲事故の再発防止のため、注意喚起、啓発の実施を事業者へはたらきかけるよう要望します
要望先
消費者庁(法人番号5000012010024)
経済産業省(法人番号4000012090001)
一般社団法人日本玩具協会(法人番号6010605000017)
協力依頼先
アマゾンジャパン合同会社(法人番号3040001028447)
ヤフー株式会社(法人番号3010001200818)
楽天グループ株式会社(法人番号9010701020592)
情報提供先
内閣府(法人番号2000012010019)
内閣府 消費者委員会(法人番号2000012010019)
文部科学省(法人番号7000012060001)
厚生労働省(法人番号6000012070001)
公益社団法人日本小児科学会(法人番号5010005018346)
公益社団法人日本通信販売協会(法人番号9010005018680)
日本チェーンストア協会
特定非営利活動法人Safe Kids Japan(法人番号5010905002878)
本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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犯罪被害防止等啓発動画の公開(少年課)

 犯罪被害防止等啓発動画の公開(少年課)

SNSに起因する子供の犯罪被害を防止するための情報モラル啓発動画をYouTube『新潟県警察公式チャンネル』に公開しました!
ぜひ、ご覧ください。

(1)自画撮り防止 ~1分19秒~
(2)性犯罪被害防止 ~1分10秒~
(3)ネットトラブル防止 ~1分53秒~

[新潟県警察本部 生活安全部少年課]

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RSウイルス感染症流行 注意点は

 「RSウイルス感染症」流行 症状や注意点、子どもがなったときの対処法は?

主に乳幼児が感染する「RSウイルス感染症」が全国的に流行しています。国立感染症研究所によると、全国およそ3000の医療機関の小児科で、6月28日から7月4日までの間にRSウイルス感染症と診断された患者は1万3024人に上り、大流行した一昨年の同時期と比べても、およそ13倍に該当します。感染するとせきや発熱など風邪に似た症状が出て、重症化するケースもあります。

子どもがRSウイルス感染症になった場合、親はどのように対処すればいいのでしょうか。病院で診療を受ける目安などについて、内科医の市原由美江さんに聞きました。

基礎疾患のある子は要注意
Q.まず、RSウイルスの主な症状や注意点について教えてください。

市原さん「RSウイルスは風邪症状を起こすウイルスの一種で、鼻水やせき、咽頭痛、発熱などの症状を引き起こします。RSウイルス感染症は、軽症の場合は風邪で済みますが、重症化すると細気管支炎や肺炎、呼吸困難などの症状が出て、入院が必要になることもあります。ウイルスの潜伏期間は2〜8日とされています。

RSウイルス感染症は近年、7月ごろから流行が始まっており、感染者の飛沫(ひまつ)や、ウイルスが付着した手指や物に触れることで感染します。非常に感染力が強く、保育園や幼稚園などの施設内で感染が広がりやすいのが特徴です。1歳までに半数以上の子どもが、2歳までにほぼすべての子どもが一度は感染するとされています。再度感染することもありますが、症状は、一般的に初めてかかったときよりも軽いことが多いです。

ただし、早産児や生後6カ月未満の乳児、生まれつき、肺や心臓に病気のある子、ぜんそくなどの基礎疾患のある子が感染すると重症化しやすいといわれているので、注意が必要です」

Q.コロナ禍で消毒や手洗いを徹底している保育園や幼稚園は多いかと思いますが、それでも、今年は全国的に感染者が急増しています。なぜなのでしょうか。

市原さん「昨年はコロナ禍による感染対策や休園の影響で、多くの子どもがウイルスに感染する機会が減り、ウイルスに対する免疫を持たないまま成長した可能性があります。そのことが今年の大規模な流行につながったのではないでしょうか。

コロナ禍での消毒や手洗いによって、保育園や幼稚園での感染が拡大しにくいように見えますが、施設の方針で子どもにマスクをさせない保育園や幼稚園もありますし、特に乳児はマスクができません。そのため、子ども同士の感染を完全に予防することは困難です」

Q.子どもにRSウイルスと見られる症状が出た場合、すぐに病院に連れて行くべきなのでしょうか。それとも、病院で別の患者から病気をもらわないためにも、安易に病院に行くのは避けた方がよいのでしょうか。治療法も含めて、教えてください。

市原さん「『風邪のような症状がある』『熱が出ている』といった状態でも、本人に元気があり、食事や水分摂取ができているようであれば、急いで病院に行く必要はありません。しかし、コロナ禍なので、保育園や幼稚園の方針で小児科の受診が必要になることもあります。

また、先述のように、肺炎をきたすこともあるため、『高熱が続くとき』『息苦しそうなとき』『息をするときにヒューヒュー、ゼーゼーと音がするとき』『顔色が悪いとき』『元気がないとき』といった症状が見られる場合は、すぐに病院で診療を受けましょう。

なお、RSウイルスには治療薬やワクチンがなく、高熱が出れば解熱剤を、せきが出ればせき止めを服用するといった対症療法を行い、感染者本人の免疫力によって症状が改善するのを待つしかありません。そのため、RSウイルスの感染の有無を検査するかどうかは、医師が患者の症状の程度を見て判断すると思います。症状が比較的軽い場合、検査を行わない場合もあります。

なお、検査時は『1歳未満』『入院中』などの例外を除いて保険が適用されないため、検査費用は基本的に実費負担です」

Q.症状がよくなった段階で、すぐに保育園や幼稚園に行かせてもよいのでしょうか。登園可能な目安について教えてください。

市原さん「RSウイルス感染症には休むべき日数が決められていませんが、厚生労働省の感染症対策ガイドラインでは、呼吸器の症状がなくなり、全身の状態がよくなったときを登園の目安としています。ただし、熱が下がって、子どもが元気よく動けるようになっても、せきや鼻水といった症状が続いている状態で登園させると、他の子どもに感染させてしまう可能性もあります。登園するタイミングは事前に園とよく相談した方がよいでしょう」

Q.RSウイルスの感染を防ぐための対策について教えてください。大人も感染することがあるのでしょうか。

市原さん「先述のように、感染者の飛沫や、ウイルスが付着した手指や物を介して感染するので、手洗いやうがい、アルコール消毒の徹底が重要です。また、子どもの体調に異変を感じたら、無理をさせずにしっかり休ませましょう。大人もRSウイルスに感染することがあり、親から子どもへ感染する可能性もあるので、何らかの症状が出始めた段階でできるだけ、子どもと接触する機会を減らしてください」

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足にトラブルを抱えた子どもが増加中!子どもの足の成長を妨げない靴とは?

近年、偏平足や足指の変形など、足にトラブルを抱えた子どもたちが増えている。足のトラブルは、悪い姿勢や骨格のゆがみなどの引き金となり、注意が必要だ。ベネッセ教育情報サイトでは、桜美林大学教授の阿久根英昭氏に、正しい歩き方や、子どもの足の成長を妨げない靴選びのコツについて教えてもらった。

偏平足や足指の変形を防ぐためには、とにかく足をよく使い、正しい姿勢で歩くこと。かかとから指先まで、S字を描くように着いて歩く「S字歩行」が理想的です。S字歩行では、
「かかとの外側から地面につき、小指のつけ根から親指のつけ根へと重心を移動させ、指で蹴り出す」ようにします。また、「足は第二の心臓」と呼ばれ、足を動かさずにいると、血行が悪くなり、むくみの原因となります。

先が細くて窮屈な靴は、外反母趾(ぼし)や浮き指など、足指の変形の原因となります。一方、子どもは成長が早いからと、やたらと横幅が広いパカパカした靴を履かせている保護者をときどき見かけますが、これも着地が不安定になり、よくありません。靴選びで、いちばん大事なのはフィット感です。足をしっかりくるんで保護しつつ、子どもの自由な動きを妨げない靴を選びましょう。子どもの靴選びの条件は以下です。

・つま先にゆとりがある
・かかとに安定感がある
・ソールに適度な弾力がある
・通気性&柔らかさ
・靴ひもがある

元気な足を取り戻すためには、歩いたり、駆けまわったりするのがいちばん。決まった動きになりがちなスポーツより、さまざまな動きが体験できる外遊びがおすすめです。近くに遊び場がないなど、さまざまな問題はありますが、今の子どもたちには、勉強や習い事よりも、自然の中へ連れ出して体を動かす経験をさせることが大事なのではないでしょうか。草原や川原などでは、ときには靴を脱ぎ、はだしの気持ちよさも体験させてあげたいものです。はだしになると、子どもたちの行動も急に生き生きとしてきます。ただし、危険のないよう、目を離さず見守ることが大切です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160105-00010000-benesseks-life


放課後や休日に身に付けさせたい4つの「生きる力」とは

千葉大学教授の明石要一氏は、「放課後や休日の学校外での時間は、お子さまの生きる力を育むうえで大切な時間」だと言う。そこで、ベネッセ教育情報サイトでは、学校外時間がなぜ大切なのか、そして学校外時間で身に付けさせたい力について伺った。

放課後には、学校だけでは経験できない「本物に触れる体験」をさせてほしいと考えています。本物の体験とは、本やテレビだけではわからない、その時期・その場所だけでしか経験できないものです。さまざまな体験をすることで、受験や就職にも役立つ「生きる力」を育むことができます。

(1)体力が身に付く
放課後や休日に外遊びやスポーツをして過ごすと、自然と歩く歩数が増え、体力が付きます。体を使うと食欲が増し、健康な体を作ることにもつながります。また健康な体は、学力にもつながります。小さいうちから体をたくさん動かす習慣を身に付けさせましょう。

(2)活用する力が身に付く
現在は、単に知識を暗記するのではなく、学習内容を社会で活用する力が重視されており、国際的な学習到達度調査(PISA)や全国学力・学習状況調査といったテストが実施されています。たとえば、算数を活用する力を身に付けるには、生活の中で、習った公式を使う場面を経験させることが効果的です。

(3)人間力が育つ
学校外時間は、お子さまの人間力を育む時間でもあります。人間力とは、学力や技術力などでははかることができない、人としての魅力のこと。成績や資格の数などのように、目に見える形で提示することができませんが、就職試験の面接で、人間力は重視されています。

(4)コミュニケーション力が養われる
放課後時間は、第3の大人に出会える時間です。第1の大人は保護者、第2の大人は学校や塾の先生など、そして第3の大人は地域のおじさん、おばさんです。第3の大人は必ずしもお子さまにとって「よい大人」とは限りません。もどかしい思いをすることがあるでしょう。しかし、そうした経験でお子さまの表現能力、コミュニケーション能力が養われ、「生きる力」が鍛えられることになります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151221-00010000-benesseks-life


身体に赤い発疹、これって「風疹」?「風疹」ってどんな病気?

風疹(ふうしん)は、身体全体に広がる小さく赤い発疹が特徴の感染症です。みずぼうそうやおたふくかぜのように、幼児や児童が感染しやすい病気とされていましたが、平成24年、25年ごろには大人の間でも大流行し、世間を騒がせました。この記事では、子どもがかかる風疹の隠れた危険、妊婦がかかった時のリスクについてご説明します。

幼い子どもの場合はとても軽い症状ですむことが多い

風疹ウイルスによって起こるこの感染症は、発症すると発熱や首や耳の下のリンパ腺の腫れが見られ、それから体にぽつぽつと赤い、小さなきれいな発疹が表れます。ただし、発疹には少しかゆみを伴いますが、幼児にとっては軽い病状ですむことが多く、3日間前後で症状が落ち着くことが多い病気です。このことから「三日ばしか」とも呼ばれています。子どもによっては発熱も微熱程度で、発疹も気づかないほど軽いことも多く、感染したことがわからないままの場合もあるようです。

症状は軽いことが多いのですが、高熱やリンパ腺の痛みが強いこともありますし、ほかの発疹性疾患もありますので、幼児の場合は念のため小児科で診ていただくようにしましょう。まれに脳炎など重症の合併症もあるので、症状が長引く場合には注意が必要です。発疹がすっかり消えてしまえば、感染しなくなり、登園しても大丈夫です。

大人が感染する危険性が高い

子どもの病気のように思われている風疹ですが、実は9割以上の感染者は20歳以上の大人です。現在の成人世代はワクチンの接種率が低く、抗体を持っていない人が多いのです。大人が風疹にかかると、子どもよりも症状が重くなる傾向があります。また、妊婦が感染した場合には、胎児に難聴や心疾患、目の障害などが起こる可能性が高いと言われています(先天性風疹症候群)。

子どもの重症化、大人を含めた社会での大流行を防ぎ、妊婦の安全を守るためにも、ワクチンによる予防接種は大変重要視されています。妊娠中には予防接種を受けることができないので、あらかじめ受けておくのがいいと思います。風疹は一度感染、発症すれば、再び感染する危険性はないとされています。感染したことがあったうえで予防接種をしても問題はありません。ご自身が風疹にかかったかどうかが確かでない場合には、予防接種を受けておくことをおすすめします。また、既に妊娠している場合には、風疹の抗体があるかどうかを確認する『風疹抗体価検査』が実施されます。

風疹について正しい知識を持ち、子どもだけでなく、大人、とくに妊婦は感染しないよう予防対策をしておくことが重要です。春先から初夏にかけては特に流行するため、子どもが集団生活をしている場合には注意してください。飛沫感染(咳や唾液による感染)がほとんどですので、マスク、手洗い、うがいでしっかりと感染を予防しましょう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151202-00010000-benesseks-life


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