[ カテゴリー:食の安全 ]

生食用カキから大腸菌検出、500キロ回収命令

岡山県は14日、同県備前市日生町のカキ加工会社「丸共水産」(三好崇雄社長)が11日に出荷した生食用カキから、食品衛生法の基準値を超える大腸菌が検出され、同日出荷分の回収を命じたと発表した。

回収対象は、同県内のほか大阪、京都、兵庫、和歌山、愛知、静岡の6府県に出荷された計約500キロ分。消費期限は14日で、これまでに健康被害の情報はないという。問い合わせは同社(0869・72・3356)。

(2016年1月15日 読売新聞)

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=129125


毒きのこ注意報を発令しました

9月26日、長岡保健所管内でクサウラベニタケによる毒きのこ食中毒が
発生しました。県は本格的なきのこ狩りシーズンを迎え、今後も毒きのこ
による食中毒の発生が懸念されることから、毒きのこ注意報を発令しまし
た。
クサウラベニタケは、秋に広葉樹林の地上に群生し、食べられるきのこ
のウラベニホテイシメジ、ホンシメジ、ハタケシメジ等とよく似ており、
誤って採取されて食中毒なることがあります。特にウラベニホテイシメジ
は、同じ時期に同じ場所で発生することがあるため、1本1本見分ける必
要があります。食べたときの症状は、おう吐、下痢、腹痛などの消化器症
状のほか、クサウラベニタケが持つムスカリンという毒素による発汗など
の神経症状も呈すことがあります。

今回の食中毒事件は「前に採って食べたきのこに似ていたから」という
不十分な知識で安易に採取した結果発生しました。
野生きのこを採取する際は、「○○という食べられるきのこ」と正確に
判断できるきのこだけを採取するようお願いします。それ以外のきのこは、
絶対に「採らない」「食べない」「人にあげない」ことをしっかり守って、
安全なきのこ狩りをお楽しみください。

にいがた食の安全インフォメーション/毒きのこ食中毒情報
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/01consumer/con02/con02_03/con02_03_01.html


日本の野菜が危険食品に。EUが使用禁止した農薬を大幅に規制緩和する暴挙

安保法案の影に隠れて、EUでは使用禁止となっているネオニコチノイド系農薬の食品残留基準が大幅に緩和されていたのをご存知ですか? 「ホンマでっか!? TV」でもおなじみの生物学者・池田清彦先生のメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』にこの農薬の恐ろしさが詳述されているのですが…、子供の発達障害を引き起こす可能性も否定できないとのことで、深刻度は大です。

ペテン国家・日本の環境行政

近年、日本での昆虫の減少は甚だしい。梅棹忠夫が若かりし頃(1930年代の終わりだろうか)、よく虫採りに行った京都の貴船には、蝶が紙ふぶきのように飛んでいたという。今の日本にそんな場所はない。20年ほど前、ベトナムのタムダオ山に虫採りに行った。山頂で吹き上がってくる虫を待っていると、麓からナミエシロチョウの大群が吹き上がってきて、暫くの間、視界も定かならぬ蝶ふぶきの只中に立っていた事があった。タムダオの原生林も、日本の照葉樹の原生林も、見てくれはさほど変わらない。熱帯に近ければ近いほど、種多様性は高くなるという一般則はあるにしても、現在の日本各地の虫影は少なすぎる。梅棹忠夫の言を信ずれば、戦前には日本でも蝶が沢山飛んでいるところがあったはずだ。この100年足らずの間に何が起きたのだろう。

開発に伴う生息地の破壊、大気汚染など、様々な原因があったろうが、恐らく最大の原因は農薬の使いすぎである。私の大学の研究室の2年後輩の上田哲行(石川県立大学名誉教授)は、この20年間でアキアカネの個体数が1,000分の1に減ったという研究結果を報告している。すさまじい減り方だ。

その主たる原因はフィプロニルという成分を含むプリンスという製品名の農薬の使用にある。この農薬はイネの育苗箱の上から散布したり、床土に混ぜたりしてイネの苗に吸収させ、イネを食べた害虫を殺す作用を持つ。処理後長期にわたって効果が持続するので使用回数が少なくてすむことと、大気中に散布されないことからエコな農薬と謳われて広く使われているが、もちろんエコというのは真っ赤なウソで、長く効果が持続するということは、害虫にとっては猛毒ということだ。上田によればプリンスで処理した苗を植えた水田ではアキアカネのヤゴは生きていけないようだ。同じ育苗箱処理剤でも、パダンという農薬の場合はヤゴの生育に特段の害はないという。

フィプロニルと並ぶ問題の農薬は、ネオニコチノイド系の農薬だ。以前ミツバチが大量に巣から失踪する現象(蜂群崩壊症候群)が、同時多発的におきて原因が暫く不明であったが、少し前にネオニコチノイド系の農薬が蜂の神経系に作用してミツバチを殺すことが分かった。EUはこれを受けて2013年の暮れから、ネオニコチノイド系の農薬の使用禁止に踏み切った。

然るに日本では、今年の5月に厚労省がネオニコチノイド系の農薬の食品残留基準を大幅に緩和した。たとえば、クロチアニジンというネオニコチノイド系の農薬のホウレンソウの残留基準は13倍に引き上げられた。国民が戦争法案の行方をはらはらしながら見つめている間に、ドサクサにまぎれてひどいことを次々に決める安倍政権は本当に亡国政権だと思う。基準緩和の見直しに当たって、厚労省は2度にわたりパブリックコメントを求めており、2,000件のパブコメの大半は反対意見だったにもかかわらず、基準緩和を決めてしまった。 国民の意見や健康よりも農薬会社(クロチアニジンの製造元は住友化学)の儲けを優先したわけである。

大体、政府が行うパブリックコメントというのは、反対意見が絶対多数でも、政策を変更したためしはないわけで、国民の意見は聞いて参考にしました(実際には完璧に無視しました)と言っているだけで、これは完全なペテンである。パブリックコメントの実施に当たってさえ、結構な額の税金を使っているわけで、政策を見直さないつもりなら、何のためにパブリックコメントを実施するのかしら。省庁にとっては使う税金の額が省庁ならびにその配下の部署の権限の強さを測るマーカーなので、ムダでもなんでも名目をつけて税金を使いたいのだろうね。

先に述べたフィプロニルもネオニコチノイド系農薬も昆虫の神経系に作用して、昆虫を殺す。はたして、人間の神経系に対する影響はないのだろうか。脳神経科学者の黒田洋一郎は、ネオニコチノイド系農薬は、子どもの脳の発達障害(自閉症、ADHD:注意欠陥多動性障害、LD:学習障害)の原因になるとの説を唱えている。人体実験することはできないのではっきりした実験データはないが、可能性としては大いにありうる。予防原則の観点からもネオニコチノイド系やフィプロニルの使用は禁止したほうがいいと思う。国民の命や健康はどうあろうとも、戦争をしたくて仕方がない安倍政権に何を言ってもムダかもしれないけれどね。

image by: Shutterstock

http://www.mag2.com/p/news/26811?utm_medium=email&utm_source=mag_news_9999&utm_campaign=mag_news_0827

http://www.mag2.com/p/news/26811/2

http://www.mag2.com/p/news/26811/3


バーベキューにおける食中毒や火傷の注意について

7月末に消費者庁から「バーベキューにおける食中毒・火傷に注意!」との呼びかけと関係資料の公表がありました。公表された資料は、全国2,000人の消費者を対象に行ったアンケートをまとめたもので、バーベキューをしたことがある方で、『自分や家族、参加者を食中毒にしてしまうかもしれないと思ったことがある方』が17.3%、『過去にバーベキューで食べたものが原因で体調を悪くしたことがあると思う方』が6.6%いるとのことです。
平成24~26年の3年間のうち、7~9月は10~12月に比べて細菌性の食中毒が約2倍発生しており、新潟県内でも夏場に増加する傾向があります。

資料には、バーベキューに対する意識調査の結果から、以下のとおり注意が
ありました。
(1)     調理の直前まで食材は冷やして保管しましょう。
調理の直前まで食材の冷蔵に気を付けている方は約5割に留まっているとのことです。食材の温度が上がると細菌が増殖しやすくなるため、クーラーボックスなどを活用して低温管理に努めましょう。
(2)     トング、箸は用途によって使い分けましょう。
調査では約4割の方が調理器具の使い分けに注意していないとのことです。生肉には食中毒菌が付いていることがあるため、生肉をつかむトングと食べる箸を使い分けましょう。
(3)     お肉は中心部までよく焼きましょう。
お肉の中心まで焼けているか確認している方は約4割とのことです。お肉をよく焼くことで食中毒菌を殺菌することができます。また肉や脂をつなぎ合わせて形状を整えた成型肉やハンバーグ、タレに漬けた肉は細菌が中心まで入り込んでいる可能性があるので、このような肉は特に中心部まで良く焼けていることを確認してください。

資料は、このこと以外にも着火剤やガスコンロ使用時の注意点、おにぎりを作るときの注意点をまとめています。バーベキューを行う予定がある方は、ぜひご覧ください。

消費者庁:バーベキューにおける食中毒・火傷に注意![PDF:811KB]
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150729kouhyou_1.pdf

 


鼻炎の人は要注意!? 「食中毒リスク」を高めてしまう意外な盲点4つ

お祭りやBBQ、飲食店などで食中毒が発生したというニュースをよく耳にしますね。こういったことからも、外出先で飲食をする際に、一定の注意を払っている方は多いのではないでしょうか?

ところで、食中毒は家庭内でも多発しており、重症化しやすいと言われています。

家庭内の対策として、まな板の除菌や手洗いを徹底しているという方はいらっしゃると思いますが、それ以外にも注意しておかなければマズい”食中毒リスク”が身近にたくさんあることをご存じでしょうか?

そこで今回は、薬学博士の篠田純男先生の著書『家庭で防げる食中毒』や『WooRis』の過去記事などを参考に、まな板以外の“食中毒リスクを高める”意外な盲点を4つご紹介します。

 

■1:手の傷

食中毒を起こす微生物の1つ“黄色ブドウ球菌”は、人間の皮膚に常在している菌といいます。特に、“化膿している傷”には大量の菌がいるそう!

手に傷がある人は、食品を取り扱うのは控えるか、使い捨ての調理用ビニール手袋などして調理をするようにしましょう。

 

■2:鼻を触るクセ

前述の黄色ブドウ球菌は、鼻前庭(鼻の穴のすぐ内側)などにも付着しているとのこと。

鼻炎のある方や鼻を触るクセのある方、かぜを引いている方は要注意です。使い捨てマスクをして、鼻に触れないようにするのは一つの手ですね。

■3:ペットなどの動物

サルモネラや大腸菌、カンピロバクターといった食中毒菌は、動物の腸にも存在しているんだとか。

したがって、ペットの排泄物を処理した後は、除菌効果のある石けんを使って手洗いをするのが確実です。

犬や猫だけでなく、鳥やカメなどもサルモネラを持っていることがあるそうですので、これらのペットを飼っている方は用心してください。

 

■4:ゴキブリ

ゴキブリは“食中毒菌などを媒介する”生物として知られています。

夏場はゴキブリが繁殖しやすいですが、ゴキブリが食品にたかったり、食器や調理器具等に走り回ったりして、それを知らずに使用していると、食中毒リスクがグンと高まってしまいます。

食品を保管する際にはゴキブリを寄せ付けないようにし、食器や調理器具等は使用する前に洗うようにしたいですね。

 

いかがでしたか? 食中毒が起こってから、何が原因であったか突き止めるのは困難です。できる限り、身の回りにある食中毒リスクを下げていくことが肝心でしょう。

調理の際に菌は少なからずついてしまうこともありますので、食品の長時間放置は絶対止め、低温保存をし、菌を増やさないように心がけてくださいね。

http://wooris.jp/archives/153620


偽「母乳」ネット販売:細菌1000倍、乳児に危険

インターネットで販売されている「新鮮な母乳」をうたった商品を毎日新聞が入手した。複数の検査機関で分析したところ、少量の母乳に粉ミルクと水を加えた可能性が高い偽物と判明した。栄養分は通常の母乳の半分程度で、細菌量は最大1000倍。病原菌などが混入した食品販売を禁止する食品衛生法に抵触する恐れがあり、医療関係者は「乳児に飲ませるのは危険」と警鐘を鳴らしている。毎日新聞はネット上で他にも母乳販売をうたうサイトを確認している。

入手したのは、今年長男を出産した東京都在住の30代女性が、母乳販売をうたう業者のサイトで2月に買った50ミリリットル冷凍パック4個のうちの2個。1パック5000円だった。国内唯一の「母乳バンク」がある昭和大江東豊洲病院(東京都江東区)と、一般財団法人「日本食品分析センター」(渋谷区)に検査と分析を依頼した。

その結果、母乳にはないたんぱく質「βラクトグロブリン」が検出された。乳アレルギーの子供が飲めば強い反応が出るレベルで含まれていた。脂肪や乳糖(炭水化物)は一般的な母乳の半分程度。同病院の水野克己小児内科教授は「脂肪分が少ない状態の母乳を、水で希釈した粉ミルクに混ぜた可能性が高い」と指摘した。

検出された細菌はレンサ球菌など3種類。母乳バンクで安全としている一般的な母乳の100〜1000倍で、免疫力の低い小児らが摂取すれば、敗血症などを引き起こす恐れがある。山崎伸二大阪府立大教授(細菌学)は「極めて不衛生な環境で製造、保管されていたことが疑われる。病原性の弱い菌なので健康な人が摂取すれば大きな問題はないだろうが、腸管の発達が不十分な乳児は思わぬ健康被害が生じる恐れがある。絶対に飲ませるべきではない」と話した。

販売業者は用途を「母乳風呂」用などとする。1日10件程度の購入の問い合わせがあり、会員は約300人としたうえで、「品質や安全性を保証できず、飲用を控えるようアピールしているが飲むかどうかは自由」と説明。しかし、女性が受け取った同封の手紙は飲用を推奨する内容だった。

厚生労働省監視安全課によると、国内で母乳の販売は規制されていない。衛生上問題のある母乳の販売について「母乳は体液なので区別が難しいが、食品として扱うとしても不衛生なものは食品衛生法に抵触する可能性があるし、売買すべきものではない」としている。

 

http://mainichi.jp/select/news/20150703k0000m040168000c.html


水の衛生について

先週の金曜日に、新潟県が梅雨入りしたとの発表がありました。気温と湿度の両方が高い傾向であるこの季節は、食中毒や食品の衛生管理が気に なるところです。食品と合わせて気に掛けていただきたいのが「水」の衛生管理です。

水道水は市町村の水道局等で水質管理がなされており、浄水場で塩素により消毒されて配水されています。水の消毒方法には他に紫外線やオゾン を利用した方法がありますが、塩素には残留効果があり浄水場を出てから水道の蛇口まで消毒効果が維持されています。このため、水道法において は、給水栓の末端で残留塩素が検出するように定められています。

浄水器を利用している場合は目詰まりを起こしたりカビが発生することがあるため、定期的にカートリッジを交換してください。

また、マンション等にお住まいの方や、オフィスビル等にお勤めの方は、ビルに貯水タンクを使用していることがあるため、水の臭い、色、味が普段と異なると感じた場合は、すぐに利用を止めてビルの管理者に連絡して専門業者の点検を受けてください。

外出先ではペットボトル飲料を利用することがあると思います。開封前は保存性が高いものですが、口を付けて飲むことにより、細菌が飲料の中に入り品質が劣化してしまうことがあるため、開封後は早めに飲みきりましょう。

最近では水筒を持ち歩く人が増えています。家庭で作った飲料を水筒に詰めた場合は、当日中に消費して翌日に持ち越した場合は捨てましょう。

また、ペットボトルと同様に、口を付けて飲むことにより品質が劣化してしまうことがあるため、コップなどの容器に注いでお飲みいただくほうが良いでしょう。

 

[情報元:新潟県福祉保健部生活衛生課]


ウェルシュ菌による食中毒が発生しました

先週、新潟県内のイベントで提供されたカレーライスを原因とするウェ
ルシュ菌食中毒が発生しました。(6月15日発表、患者数19人)
ウェルシュ菌については、このメールマガジンでも特徴をお知らせして
いますが、今一度おさらいしてみましょう。

ウェルシュ菌は、人や動物の腸の中、土壌、下水に広く生息しており、
酸素がないところで増殖します。また、「芽胞(がほう)」と呼ばれる熱
に強い状態に変化すると、100℃の加熱でも生き延びることができます。
カレーやシチューのような煮物料理を大鍋で調理すると、加熱中に空気が
抜けやすく、料理自体が持つとろみの影響で空気が入りにくく、十分に煮
込んで他の菌が死滅してもウェルシュ菌は生き残ることができます。つま
り、煮物料理はウェルシュ菌にとって、酸素もない競争相手もいない快適
な環境となりやすいのです。

ただし、熱に強い「芽胞」状態でウェルシュ菌は増殖することができま
せん。温度が下がってくると増殖を始め、45℃前後が一番増殖に適した温
度です。
このことから、料理は熱いうちに食べてしまうことがウェルシュ菌食中
毒の有効な予防法となります。
残ったものは小分けにして早く冷やし低温で保存しておき、食べるとき
にかきまぜながら十分加熱させることが重要です。煮物料理であれば沸騰
していることを確認しましょう。

ウェルシュ菌食中毒は季節を問わず発生し、大量に調理したときに起こ
りやすいため、食中毒になると多くの患者が発生します。イベントなどの
大人数向けの調理をすることがあれば、上記の注意点を確認して、調理を
する全員にウェルシュ菌対策を徹底するよう努めてください。不明なこと
があれば、保健所へ相談するようお願いします。

[情報元:新潟県福祉保健部生活衛生課]


豚肉の生食提供が禁止されます

食品衛生法が改正され、平成27年6月12日(金)から、豚肉を生食用として
提供することが禁止されます。
豚は食中毒菌以外にも、有鉤条虫(ゆうこうじょうちゅう)などの寄生虫や
E型肝炎のウイルスに感染していることがあるため、生で豚肉を食べる行為は
大変危険です。牛のレバー刺し提供が禁止された平成24年以降、E型肝炎の
患者が倍増したというデータもあります。

今後、飲食店では、牛のレバーだけでなく豚肉も肉の中心部の温度を63℃で
30分間以上加熱するか、又はこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で加熱
殺菌して提供しなければなりません。
これと同等以上の殺菌効果を有する方法とは、加熱温度が高くなれば加熱
時間が短くても効果があることから、例えば、75℃、1分間以上の加熱でも
差し支えありません。
焼肉店等で焼肉用の生の豚肉を提供する場合は、しっかり焼いて食べること
や、生の食肉に使用するトングの使い分けについて説明する必要があります。

スーパー等の販売店で豚肉を販売する場合は、消費者が豚肉を中心部まで
十分に加熱して飲食するように、例えば
「加熱用です」
「調理の際に中心部まで加熱してください」
「食中毒の危険性があるため生では食べられません」
等を掲示するなどの対応が必要です。
インターネット等で直接消費者に販売する場合も、事業者は消費者が豚肉を
中心部まで十分に加熱して飲食するなど上記の内容を伝えることが必要です。

今回、食品衛生法の一部が改正されたことにより、牛レバーに加え豚肉も
生食用での提供ができなくなりました。現在、生食できる食肉は適正に処理
された馬肉と、法の基準に則って適正に処理された牛肉のみですが、必ずしも
安全であるわけではないため、特に子どもや高齢者、抵抗力が落ちている方
は食べない方が賢明です。
また、法で規制されていないからといって、牛や豚以外の肉を、生や加熱
不十分で食べることは、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌等に感染する
リスクが非常に高いため、中心部まで十分加熱した上で召し上がるように
お願いします。


秀幸「えいひれ」(健康への悪影響を及ぼす疑い)

【対象商品】
46g えいひれ(加工者 株式会社秀幸)  賞味期限 2015年7月26日
55g えいひれ(加工者 株式会社秀幸)  賞味期限 2015年7月29日

【理由】
健康への悪影響を及ぼす疑いがあることが判明

【対策】
回収、返金
下記対応先宛てに料金着払いにて送付

【対応先】
〒462-0017
名古屋市北区落合町270番地
株式会社 秀幸 品質管理課
電話:052-902-8055
受付時間:月曜~金曜日の午前9時~午後5時
(祝日を除く)

https://kuroneko-recall.jp/index/info.php?LinkID=12989


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