[ カテゴリー:災害 ]

台風8号:沖縄本島全域が暴風域に 52万人に避難勧告

大型で非常に強い台風8号は東シナ海を北向きに進み、8日午前11時までに沖縄本島全域が風速25メートル以上の暴風域に入った。今後も勢力を保ちながら、同日夕に本島へ最接近する見通し。
県防災危機管理課によると、宜野湾市や浦添市など9市町村の約52万5千人(約22万世帯)に避難勧告が出ている。沖縄電力によると、午前10時現在で2万2千世帯が停電している。
沖縄気象台によると、渡嘉敷村で午前10時39分に瞬間最大風速52・6メートルを記録。那覇市でも午前9時43分に44・6メートルを観測した。
気象庁は沖縄本島地方と宮古島地方への暴風と波浪の特別警報を継続。両地方には新たに高潮の特別警報も発表し、最大級の警戒を求めた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140708-00000026-okinawat-oki


平成26年度 中越市民防災安全大学の受講生を募集します!

今年も中越市民防災安全大学の受講生募集が始まりました。

ご興味ある方、是非お申し込みください。
期間:平成26年7月5日(土)~11月22日 土曜日開講(第 12日目のみ日曜日開 講) 全13回
締切:平成26年6月18日(水) 定員50人(先着順)
中越大震災や東日本大震災の発生に伴い、市民による「防災」の重要性がますま す高まっています。中越市民防災安全大学は、「安全」や「防災」をテーマに、 専 門的な知識や災害時に役立つノウハウや実技を学んだり、被災現場を視察で きる連続講座です。広く市民の方々にご聴講いただくことで、防災に関わる人材 の裾 野を広げ、地域の防災活動や災害時に活躍できる人材、災害や防災の知 識・教訓等を語り継げる人材を育成することを目的としています。
今年9年目を迎えた中越市民防災安全大学では、これまでに385人の卒業生(中越 市民防災安全士)が誕生しており、地域防災活動等で活躍しています。また 卒 業後の進路としてまちなか大学院で学ぶこともでき、さらに専門性を伸ばすこと も可能です
(詳しくは、中越防災安全推進機構地域防災力センターHPのチラシをダウンロー ドしてください)
■ 主催: 公益社団法人 中越防災安全推進機構
■ 共催: 長岡市(担当: 危機管理防災本部)
■ お申込み・問い合わせ先
公益社団法人 中越防災安全推進機構
TEL : 0258-39-5525
FAX : 0258-39-5526

 


規制委員に元原子力学会長ら 「審査厳格」の1人退任

安倍内閣は27日、原子力規制委員に田中知(さとる)・東京大教授(64)=原子力工学=と石渡(いしわたり)明・東北大教授(61)=地質学=を任命する国会同意人事案を衆参の議院運営委員会理事会に示した。田中氏は日本原子力学会の会長を過去に務め、原発は必要との立場。一方、審査が厳格だとして再稼働を求める議員らから交代を求める声が出ていた地震学者の島崎邦彦委員長代理(68)は退任する。

人事案は、加藤勝信官房副長官が理事会で明らかにした。交代するのは委員5人のうち、島崎氏と元国連事務次長の大島賢三委員(71)で、いずれも9月で任期切れになる。

田中氏は、エネルギー基本計画を作る経済産業省審議会の委員を務めたほか、規制委で核燃料関係の審査会会長を務めている。石渡氏は原発敷地内の断層問題の審議を第三者の立場から検証する規制委の会合の座長を務めた。

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140527-00000030-asahi-pol


県地域防災計画の意見募集へ

新潟県は、東日本大震災を教訓に、地域の特性を踏まえた津波対策や、原子力災害対策を盛り込んだ新たな地域防災計画の案を公表し、7日から県民の意見を募集することになりました。
新潟県は、東日本大震災と福島第一原発の事故の後、国の防災基本計画が見直されたことを受けて、地域防災計画の見直しを進めています。
県の防災会議の幹事会が6日、新潟市内で開かれ、県の担当者から、新たな地域防災計画の案が示されました。
案では、東日本大震災を教訓に、津波対策を地震対策から独立させたうえで、県内の沿岸部を、▽海岸沿いと、▽津波が川を遡上した場合、被害が予想される地域、それに、▽浸水が長時間になることが予想される低い土地の3つに分け、これらの地域について、津波が到達するまでの対応を決めるよう各自治体に求めています。
また、原子力災害対策では、柏崎刈羽原発からの距離に応じた避難区域を市町村ごとに明確にするとともに、被ばく防止のためのヨウ素剤を各自治体に事前に配備するとしています。
さらに、直ちに避難することが難しい高齢者や障害者のため、被ばくを防ぐための施設の整備に努めるとしています。
新たな防災計画の案について、新潟県は7日から、インターネットなどを通じて、県民の意見を募集することにしていて、寄せられた意見を元に改めて修正を加えた上で、来月下旬をめどに、新たな地域防災計画を策定したいとしています。

http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035036691.html?t=1391707473101


絶対に死ぬもんか!災害時に生き残るための3つの心構え

はじめに

近年毎年のように発生している巨大地震や巨大台風などの大災害。当たり前の日常がいきなり崩壊して荒廃した世界に放り込まれるという事態が、いつ起こっても不思議ではありません。

本記事ではそんな大災害に巻き込まれたとき、絶対に生き残るための3つの心構えを紹介します。

意志を強く持つ

生きることに執着する

極限状態においては、どれだけ生きることに執着するかが生死の分かれ目になるようです。困難な状況を生き抜いた人たちのほとんどが、「生き残る意志」の重要性を説いています。

決して諦めない

災害時には何が起こるかわかりません。もしかしたら、怪我をしたり食糧が底を尽きたりということがあるかもしれません。でも決して諦めてはダメです!世界が滅亡しない限り、救助が来ないということはまずないと思っていいでしょう。

迅速に行動する

極限状態において人は「のろま」になる

極度のストレス状態に陥ると、人間は本能的にフリーズしてしまうことが多いようです。例えば9・11テロで航空機が突っ込んだ時、ワールドトレードセンター内にいた人たちは、パニックに陥って慌てふためくどころか、いつもよりゆっくりと行動していたというのです!これは脳が現実を受け入れられず、何も起こっていないと思い込もうとしてしまうのが原因だとか。

避難訓練を怠らないこと

前述の9・11テロでは、警備主任に8年間にわたり避難訓練を強制されていた企業の社員のほとんどが生存したという事実もあります。社員たちはいやいや避難訓練に参加していたそうですが、そのおかげで突如の事態が起こっても、まるで魔法にかけれたかのように体が動いたというのです!災害時にもっとも重要なのは、あらかじめ準備をしておくということなのです。

日頃から準備をしておく

考えている余裕はない

前項でも述べたように、突如災害が起こったら何かを考えている余裕はありません。生き残るためには日頃から災害が起こったときの準備をしておくことが何よりも重要です。

持ち物の準備

いわゆる防災袋をしっかり用意しておきましょう。食糧や必須アイテムなどをつめてこれさえ持ち出せば大丈夫という状態にしておきましょう。

用意しておくべきアイテムはこちらを参考に!

防災のために準備しておいたほうが良いグッズ一覧

災害に備える!用意すべき定番の防災グッズ

もしものときにあると超便利!!意外な防災グッズとは?

避難場所の確認

どこに行けばいいのかわからないと行動が遅れてしまいます。地域ごとに指定された避難所をしっかり確認しておきましょう。

避難所の確認に役立つ便利なアプリもあります!

http://nanapi.jp/112718/


携帯で保険証を撮影…災害に備え

災害時のIT活用法 伝言サービスなど事前に試して

阪神・淡路大震災から17日で19年となります。東日本大震災の教訓からも、災害発生時は、「情報」が命を守るために重要なことが、あらためて分かりました。多くの人が持つスマートフォンや携帯電話には、災害時に情報面で活用できる機能が備わっています。しかし、いざというとき、うまく使えるか不安な人も多いでしょう。今回は、災害時のIT活用法を分かりやすく紹介します。(吹田 仲)

いざというとき、具体的にどう携帯電話を利用したらよいのか。今回は、NTTドコモのサービスを基に紹介する。

大きな災害が起きた場合、その情報を知るきっかけはさまざま。テレビやラジオで見聞きしたり、隣に住む人が教えてくれたりする。携帯電話でも、素早く大災害の発生情報を知らせてくれるサービスがある。

災害時、そのエリアにある携帯電話には、「エリアメール」というお知らせが届く。大きな音が鳴り、画面で災害や警報の内容を示す。古い機種は一部対応していないが、ほとんどの携帯は、事前に設定していなくても自動的に知らせてくれる。

その後、被災地などで家族や親戚らが、互いに安否を確認する手段として使えるのが、電話で安否情報を登録し、確認し合えるサービスだ。「災害用伝言板」は、入力した情報が、事前に登録した携帯にメールで送信される。固定電話を使って録音した音声を、家族らが再生して聞くことができる「災害用伝言ダイヤル171」などもある。

これらは常に使えるサービスではないが、毎月1、15日、1月15~21日の「防災とボランティア週間」などに体験することができる。事前に家族で使い方を確認しておけば、いざというときにきちんと使える。21日まで試せるので、ぜひ一度、体験してみては。またスマートフォンなどは、テレビやラジオ機能を備えたものもある。避難先での情報収集に役立つだろう。

事前に携帯電話のカメラを使って、運転免許証や保険証などの証明書類や、薬の情報などを写真に撮っておけば、何も持たずに避難せざるを得なかった場合に使える。もちろん重要な情報は、他人に見られないようロックを掛けることが必須だ。

災害時に携帯電話を活用するために不可欠なのが、電源の確保。避難先が停電している場合もあるので、乾電池も使える市販の充電器を、避難道具に加えておくようにしたい。

一方、auやソフトバンクなどの大手携帯電話メーカーも、NTTドコモとほぼ同様に、災害情報を受けたり、伝言を伝えたりできる機能を設けている。各社のホームページなどで確認できる。

【災害伝言ダイヤル 171の使い方】

伝言の録音は

(1)固定電話から171にダイヤル

(2)ガイダンスに従い、1(暗証番号を使う場合は3)を入力

(3)被災地の人の電話番号を市外局番から入力

(4)プッシュ式は1と♯を押し、ダイヤル式はそのまま待つ

(5)メッセージを話す

(6)プッシュ式は9と♯を押し、ダイヤル式はそのまま待つと録音されて終了

伝言の再生は

(1)171にダイヤル

(2)ガイダンスに従い、2(暗証番号を使う場合は4)を入力

(3)被災地の人の電話番号を市外局番から入力

(4)プッシュ式は1と♯を押し、ダイヤル式はそのまま待つと、録音された伝言が流れる。聞けば終了

http://news.goo.ne.jp/article/kobe/world/kobe-20140116010.html


もしもの時の備蓄メニューは 大人1週間分、農水省案

農林水産省は、大規模災害時に一般家庭で必要な食料を例示した「備蓄ガイド」の案をまとめた。大人1人が1週間分をまかなえる食材や食品を挙げ、1週間分の食事の献立例もつくった。10日までインターネット上で意見を募り、1月下旬に冊子にまとめる。冊子は自治体を通じて配る。

南海トラフ巨大地震の対策を検討する国の有識者会議は、1週間分以上の備蓄を各家庭に要請。農水省案は、大人1人の1週間分の必須量として水21リットルや米675グラム、レトルトご飯7パック、缶詰11缶などを挙げた。

野菜や調味料など14種類を加えた食材で作る21食分の献立も紹介。調理に必要なカセットコンロやガスボンベを含め、すべてそろえるには約1万円かかるという。担当者は「普段の生活の延長で備蓄を考えてもらうよう、いつも食べられているものを中心に選んだ。日ごろの消費分を少し多めに補充するよう心がけてほしい」と話している。

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/life/education/ASFDC5K87FDCUTIL02Q.html


来てからでは遅い!台風直撃時の「携帯必需品&自宅の備え」

今年は10年に1度と呼ばれる大型の台風が出勤時間に関東に直撃するなど、台風の猛威を日常的に感じさせられました。

まだこの秋に台風が上陸する可能性はあるので、次の台風が万が一出勤中に直撃した場合を想定して、どのような備えをするべきなのか……。対策を怠ると自分だけでなく周囲にまで被害を拡大させる恐れがあります。今回は気象庁の情報をもとに考えてみたいと思います。

 

■持ち物だけでなく家の対策を怠らないで!

出勤中に台風の直撃が想定されると、どうしても会社に持参する物が気になってしまいますが、台風の備えを持ち物だけに限定してしまうようではいけません。特に1人暮らしで働いている方の場合、家を無人のまま放置して会社へ出ることになります。

持ち物に気を配るとともに、住居にも対処をしておかないと、帰宅後に大変な目に遭う恐れもあります。台風が直撃する際に出勤を余儀なくされる場合は、持ち物とともに家の台風対策も忘れないでください。

 

■出勤前にするべき自宅の備え

出勤前は忙しいので前日の夜でも構いませんが、家を離れている間に台風の直撃が予想される場合は、以下の準備をしてから会社に向かってください。

(1)窓や雨戸を閉め、鍵を掛ける

(2)家の周りやベランダなどの側溝や排水溝に、枯れ葉などが詰まっていないか確かめる

(3)ベランダなどに出した植木を家の中にしまう

(4)ガラスが割れたときに備えて、カーテンやブラインドを閉めておく

(5)断水を想定してお風呂やペットボトルに水をためておく

最低でも上記の対策は事前に行っておいてください。特に排水溝や側溝などを放置しておくと、共有スペースに水がたまって浸水被害に遭う恐れも出てきます。

 

■出勤中に持っていくべきアイテム

次は出勤中に持参したいアイテムです。基本的に台風では傘が役立ちません。大前提としてレインコート等を着て出社してください。最近ではおしゃれなポンチョも売っており、セパレートタイプよりも着脱が簡単なので電車通勤でも扱いが楽です。その上で、以下のアイテムを持って出掛けると安心です。

(1)水(コンビニで買って、かばんに入れておく)

(2)チョコレートなどの甘い食べ物

(3)翌日分の薬(普段飲んでいる薬があれば)

(4)メガネ(コンタクトレンズを使用する人)

(5)普段よりも多い現金

(6)保険証

(7)下着と靴下、ストッキング

(8)タオル

(9)使い捨てカイロ

(10)生理用品(必要に応じて)

(11)化粧道具

(12)携帯電話の充電器

以上のアイテムがあれば、帰宅困難になっても何とかなります。外出先でそろう道具も多いですが、緊急時になると皆がコンビニに殺到して同じ物を求めるので、一気に品薄になります。簡単に外出できない事態も想定されるので、忘れずに用意しておいてください。

 

どれもかさばらないアイテムばかりです。台風の日は大きめのバック(理想はリュックサック)に入れて出勤しましょう。全く被害が出なくても、この程度の荷物なら見た目にもそれほど恥ずかしくありません。準備は万全にして出掛けてください。

http://wooris.jp/archives/56235


大雨の際の情報と避難の注意点

激しい雨が降り続くなど大雨による災害の危険性が高まった場合に気象台から出される情報には「大雨警報」や「洪水警報」などがあります。【大雨の際に出される情報】▽「大雨警報」は、土砂災害のほか、低い土地で浸水の危険性があるときに発表されます。▽一方、「洪水警報」は、川が増水して氾濫のおそれがある場合に発表されます。警報が出たら自治体が出す避難の情報に注意するとともに、安全な場所に移動するなど、安全を確保することが必要です。

 

http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10015553641.html


災害に対する準備

あらしや洪水などの災害被害を軽減する方法としては、湿地帯やマングローブの森をはじめとする天然の防御設備を維持するなど、長期的なプロジェクトが有効である。しかし、明日にも発生する可能性がある災害に対しては、早急な準備が必要である。自宅からの避難経路を確認するなど、日ごろの備えを万全にすることが救命につながる。気象災害が発生した場合に、役に立つヒントや製品を紹介しよう。

情報を収集する

発生する可能性がある災害や非常事態に備え、被害を最小限に抑えるためにはどのような準備をしたらよいか、地方自治体に問い合わせよう。アメリカでは、連邦緊急事態管理局から各州の災害リストを入手することができる。世界各地の災害情報に関しては、災害疫学研究センター(CRED)が提供する世界災害データベースを調べてみよう。さらに、当局から地元自治体や教育機関の緊急対策に関する冊子を一部入手し、職場における避難計画をよく把握しておこう。

事前の情報収集と計画

集合場所や電話番号だけでなく、災害時に連絡を取ることができる遠方の知人の連絡先なども記した連絡カードを、家族全員が所持する。

  • 加入している保険が、居住している地域で発生が見込まれる非常事態に対応しているかどうか確認する。
  • ペット用のキャリーバッグやエサを用意してあるかどうか確認する。

防災非常用品を準備する

住んでいる場所や、その地域で起こりやすい自然災害によっては、家族全員が最低でも3日間生活するのに十分な量の非常食や飲料水を、自宅に蓄えておく必要がある。飲料水に関しては、1日につき1人当り最低3.8リットルを用意しておくとよい。防災非常用品には、保険証書や契約書、クレジットカード、身分証明書などのコピーに加えて、現金、毛布、シーツ、マッチ、救急箱、処方薬なども入れておく。また、自家用車用のガソリンも十分用意しておく。緊急時の食料や情報源として欠かせないお役立ちグッズを、以下に紹介しよう。

  • 保存食(および缶切り):一般に流通している缶詰に使用されているコーティング剤には、環境ホルモンとして人体への影響が懸念されるビスフェノールA(BPA)が含まれている。缶詰の購入は避け、テトラパック社やSIGコンビブロック社が製造した、リサイクル可能な容器を使用した食品を選ぼう。エデンフーズ社が製造する缶詰入りの自然食品シリーズも、BPA不使用製品である。
  • ラジオ:手回しによる発電も可能な太陽光発電式ラジオを購入すれば、電池を大量に準備する必要はない。フリープレイ社が販売する「アイマックス」にはLEDフラッシュライトも装備されている。また、フリープレイ社製のラジオ「サミット」は短波と長波の両方を受信することができる。
  • フラッシュライト:LEDフラッシュライトは電池の消費量が少なく、長時間の使用にも適している。「シェルパLEDフラッシュライト」のように手回し発電方式も販売されている。ナイト・サイズ社が発売している「マグリット・フラッシュライト」は、LEDフラッシュライトの性能を強化した製品である。ソラリス社の「太陽光発電式ランタン」には、ソーラー・パネルが備え付けられており、1回の充電で4〜6時間の使用が可能である。
  • 電池および充電器:非常時には電池の消費量が増加するが、充電式電池は太陽光を利用して充電することができるため、消費量を心配しなくてよい。サンダンス・ソーラー社では、あらゆる種類の充電式電池を販売している。ICPソーラー社の「バッテリー・セーバーSE 2」は、シガーソケットを利用して、車のバッテリーをチャージすることができる。ブルントン社の「ソーラー・ポート4.4」は携帯電話機などの小型機器の充電が可能であり、さらに単三/単四電池を最高10本まで充電できる「バット・ジャック」も付属する。充電式および非充電式電池は、各地の廃棄物処理方法に従って処分する。
  • 調理器具:避難生活が長引いた場合、調理や水の煮沸が必要になることもある。スーダンのダルフール難民キャンプでは、あらゆる種類の携帯用太陽光発電式調理器具が利用されている。代表的な器具としては、折り畳み式のパネルクッカー「クックイット(CooKit)」や、頑丈で最高温度148℃で調理可能な「グローバル・サン・オーブン」などがある。教師用の防災非常用品には、ポットや低温消毒表示計(WAPI)、手引き書などが含まれる。日の光が差し込まない場所では、煙が少ない小型の「燃料節約型XB折り畳み式コンロ」が便利である。
  • 汚水:下水道が壊れている場合、または洪水によって下水があふれてしまった場合、汚物を適切に処理しなければならない。頑丈なゴミ袋2枚(または19リットル入りバケツ1つ)を敷き、底に猫用トイレの砂や暖炉の灰、おがくずを置くことで、自宅のトイレを緊急用トイレに改造できる。1日ごとにゴミ袋をしっかりと結び、ガレージや離れ家に置く。地方自治体が、緊急時の特別措置により、汚物の入ったゴミ袋を回収することもある。もしくは、災害の被害を受けていない下水道や汚水処理タンクに処理する方法もある。そのほかには、「環境に配慮した携帯用トイレ(PETT)」の利用が挙げられる。PETTには、ゴミ袋、ゴミを分解する粉末と人目を避けるためのテントが付属する。この粉末を利用することで、汚物を一般ゴミとして廃棄することができる。さらに、より安価で入手可能なボール紙製の携帯用トイレ「アウトバック・パック」の利用もお勧めする。

最後に、防災非常用品として準備した物品を定期的に確認し、機能をチェックし、家族全員で緊急避難計画を見直すことも必要だ。

http://www.nationalgeographic.co.jp/environment/natural-disasters/preparing-for-disasters.html


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