9日の県内はこの冬一番の強い寒気が流れ込んだ影響で、各地で真冬並みの寒さとなりました。冬型の気圧配置が強まるため、夜から山沿いを中心に大雪となる見込みで、気象台は上越地方に大雪警報を出して警戒を呼びかけています。新潟地方気象台によりますと、9日の県内はこの冬一番の強い寒気が流れ込んだ影響で、日中の最高気温は▽魚沼市で1度8分、▽村上市で2度5分などと各地で真冬並みの寒さとなりました。
冬型の気圧配置が強まるため、これから、さらに冷えこみ、10日朝の最低気温は、▽湯沢町で氷点下6度、▽阿賀町で氷点下5度、▽新潟市と長岡市、それに上越市で氷点下3度、などと平年を2度から4度下まわる見込みです。
10日の日中も気温は上がらず、各地で平年を4度から5度ほど下回る厳しい冷えこみが予想されています。
9日夜から山沿いを中心に大雪となる見込みで、10日朝までに降る雪の量はいずれも多いところで▽上越と中越の山沿いで40センチ、▽下越の山沿いで30センチ、▽平野部でも15センチから30センチ、▽海岸部でも10センチから15センチと予想されています。
気象台は、体調の管理に注意するとともに、上越市、糸魚川市、妙高市に大雪警報を出して大雪への警戒を呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034354071.html
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雷といえば、なんとなく夏のイメージがありませんか?実は、冬にも雷は落ちるんです。しかも、遠くからの雷鳴で危険を察知できる夏の雷と比べて、冬の雷は何かと怖いんです…
「冬季雷(とうきらい)」とは、その名の通り冬に落ちる雷のことです。雷といえば夏のイメージが強いかもしれませんが、秋田県から鳥取県に至る日本海側を中心に夏季の5分の1程度は落ちているようです。中でも、新潟県から福井県にかけての地域は激雷地区となっています。
そして、一般的なイメージの中の雷は「上から下」へ放電、つまり”落ちる”イメージがありますが、冬季雷の場合は多くが高い構造物から空へ、つまり「下から上」へ放電を始めるという特徴があります。
雷の生成には積乱雲内の霰(あられ)の粒子が大きな役割を果たすため、雲内の気温が霰が形成される-10℃あたりの時に雷の生成は一番活発になります。
夏の積乱雲は「入道雲」の愛称もつくほど高いイメージがありますよね?実際、最高部は気温が-55℃程度の対流圏にまで到達していて、地上の30℃前後の気温と合わさって雲内に-10℃の環境が存在する可能性は高いです。一方、冬の積乱雲はせいぜい高さ3~4km程度。なので、最高部が対流圏にまで伸びず、雲内が-10℃程度になることは多くありません。
つまり、冬に発生する積乱雲は、雲内の気温が-10℃あたりになることが少なく、雷の生成には適していないのです。このため、冬の落雷はあまりないというわけです。
「雷の生成に不向きな雲からの雷なんて、大したこと無いんじゃないの?」と思ってしまうかもしれませんが、それは間違いです。冬に落ちてくる雷には、夏の雷とは違う恐ろしさがあるのです。
夏場の雷といえば、遠くからゴロゴロと聞こえる雷の落ちる音や、光ってから雷鳴が轟くまでの時間を利用すれば、雷雲がどのくらい近づいているのかよく分かりますよね。しかし、冬季雷はあろうことか音を立てずに近づいてくるのです。
というのも、冬場の雷雲には、夏場のようにたくさんの雷を放電するだけのパワーがないため、少しだけしか雷を落とせないのです。そのため、何の前触れもなく急に一撃だけ落ちる、ということが起こりやすいのです。
「音もなく近づくのは怖いけど、一発だけなんだから別に怖くないのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれませんね。しかし、冬季雷はその一発が”スゴイ”のです。冬季雷は、夏場に比べて地面からの距離が近い雲から発せられるため、なんと夏の雷のエネルギーに比べて100倍以上のエネルギーを持つことがあるのです。
警察が出した統計(1994-2003年)によると、日本での落雷による年平均死亡者数は13.8人だそうです。日本の人口はおよそ1億3,000万人なので、落雷を受けて死ぬ確率は「1000万人に1人」より少し多いくらいということになります。
しかし、「落雷が当たって死ぬ確率」なんて出来る限り減らしたいもの。雷注意報が出た場合には、以下で紹介するポイントをしっかり守って安全な行動をとりましょう。
雷が落ちそうな場合、自分より高いものの近くへ避難することが安全だと思い「軒先」や「木の下」へ隠れることがあるかもしれませんが、それは危険です。というのも、雷(電流)は、物体の中を流れるときに表面の方を多く流れるという性質があるためです。なので、軒先や木の下は、雷が落ちやすい場所の近く且つその中でも一番危険な場所になるということになるのです。
30m以下の建物の場合は、高いものの先端を45度に見上げる範囲が安全と言われています。また、木の場合は枝や葉から最低2m以上離れる必要があります。
ゴム人間が雷人間に対しては無敵という演出があるように、なんとなく「ゴム=電気を通さない」というイメージはありませんか?確かに、ゴムは絶縁体なので電気は通しにくいですが、実は落雷の場合にはその定説は崩れてしまいます。
というのも、雷はあまりに強力なので、絶縁体であるはずのゴムにすら電気を流してしまうのです。そのため、ゴム長靴やゴム製の雨ガッパなどを身にまとっていても全く効果はありません。
では安全な方法は何かというと、それは屋内や車・電車の中に避難することです。先ほど言ったように雷は物体の表面を流れるものなので、家の中にいれば安全ですし、車や電車に落ちても表面の金属を伝って大地に流れるので、中にいれば安全です。
この冬、日本海側へのスキーや旅行を考えている方、雷注意報が出た場合にはラジオや携帯電話でしっかり情報収集しましょうね。
新潟県を含む北陸地方の去年1年間の総降水量は、平年のおよそ1.3倍となり、統計を取り始めてから2番目に多かったことがわかりました。
新潟地方気象台によりますと、新潟県を含む北陸地方の去年1年間の総降水量は平年のおよそ1.3倍で、昭和21年に統計を取り始めてから2番目に多くなりました。このうち、9月から11月までの秋は、前線や台風の接近が相次いだため、総降水量が平年のおよそ1.6倍とかなり多くなりました。新潟市中央区でも、11月の総降水量が、これまでで最も多い416ミリに達しました。
また、6月から8月までの夏も、湿った気流や梅雨前線の活動が活発だったことなどから総降水量が、平年のおよそ1.5倍に達しました。
一方、北陸地方の去年1年間の平均気温をみると▼冬は、寒気が強く、平年を1度2分下まわる低温傾向となり、▼逆に、夏は、太平洋高気圧が強く、平年を1度2分上回る猛暑となりました。
また、10月も、平年を1度9分上回る気温となり糸魚川市では、10月としては国内の観測史上最高の35度1分を記録しました。こうしたことから、気象台は、「新潟県を含む北陸地方の去年は、平年に比べ冬が寒く、夏が暑い1年だった」としています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034277931.html
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「冬はなんで寒いの?」「雪はどうして降るの?」「なんで星が綺麗に見えるの?」と、子どもから質問された時、あなたはちゃんと答えられますか?当たり前のことすぎて、疑問に思ったことすらなかったのではないですか?
いざ子どもに聞かれた時にちゃんと説明してあげられるよう、この機会に勉強しておきましょう!
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地球の地軸が約23.5度傾いているのは理科の授業で習ったかと思いますが、冬が寒い理由はこの傾きにあります。
そもそも、太陽の光によって地面が暖められる時、地面は真上から照らされるほど、また、長い間照らされるほど暖かくなります。そして、地球の北側(北半球)は、冬の時期(12月~2月)、地軸の傾きの影響で、太陽の光が真っ直ぐに当たらず、昼が短くなるような場所に位置しています。一方、暑い夏(6月~8月)はこれとは全く逆の条件の場所に北半球は位置することになります。そのため、北半球に位置する日本は、冬が夏に比べて寒くなってしまうのです。
ただし、太陽の光によって暖められた陸地や海は急には冷たくなりません。寒さは1ヶ月あまり遅れてやってくるので、日照時間が一番少ない冬至よりも遅い1月や2月の方が寒くなるのです。
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実は、雪と雨が生まれる仕組みはほとんど同じです。では、雪と雨はどのようにして生まれるのでしょうか?それには、雪や雨を降らす雲ができる仕組みを知る必要があります。
雲のもとになるのは、海や川などの水が太陽熱で暖められることで生まれた水蒸気です。水蒸気は、そのまま暖かい上昇気流に乗って上空まで運ばれることがあるのですが、上空は気圧が低く、地表に比べてとても寒いので、水蒸気は水滴や氷の粒に変化してしまいます。この水滴や氷の粒が集まったものこそ、雲の正体なのです。
そして、上昇気流によって高く寒い場所まで上がっていった氷の粒は、どんどん成長し、ついには大きくなりすぎて重さで下に落ちてきます。その時、氷の粒は雲の中にある水蒸気をどんどん吸収して大きな雪の結晶へと成長するのです。
こういった仕組みで、雪(と雨)は発生します。そして、雲から出るまでに、気温が暖かいために溶けてしまったものは雨として、気温が低く溶けずに凍ったまま落ちてきたものは雪となるのです。
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冬は、当たり前ですが寒いものです。そして、気温が下がると空気中に溶け込める水蒸気の量(飽和水蒸気量)が低下するので、冬場はどうしても乾燥しがち。このことは経験的になんとなく分かると思いますが、実はこの乾燥が、冬に星が綺麗に見える秘密に大きく関わっています。
そもそも、冬以外の季節で星が見えにくいのは何故なのでしょうか?それは、星をはっきり見えなくさせる靄(もや)が空にかかっているから、というのが大きな理由です。では何故この靄は冬には現れないのでしょうか?それは、靄が湿度が高い時に発生するものだからです。冬場は乾燥して湿度が低く、この邪魔な靄が発生しにくいため、空が澄んで星が綺麗に見えるということです。
子どもの「なぜ?」を無駄にしないためにも、しっかり理解して説明できるといいですね!
PM2.5による大気汚染に注目が集まっています。特に中国からの「越境大気汚染」について、日本国内でも議論が盛んになってきました。季節が冬になると、汚染物質が地表付近にたまりやすくなります。越境大気汚染の現状について専門家にお話を伺いました。
■アジアは大気汚染が深刻!
IPCCという機構をご存じでしょうか。「気候変動に関する政府間パネル」のことで、専門家たちが「地球の気候変動」に関して、調査、研究を行う政府間機構です。
先日、9月27日(日本時間)にIPCCから第五次評価報告書の第一次作業部会報告書が提出されました。IPCCの報告は「地球温暖化」「大気汚染の気候影響」などに関する重要なデータを含んでおり、世界中の科学者が注目しています。
今回は、この報告を踏まえて「越境大気汚染」について、東京大学 大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センター センター長、中島映至教授、鶴田治雄特任研究員に、お話を伺いました。
中島教授は大気粒子環境の研究における第一人者、鶴田研究員は大気汚染研究に関するスペシャリストです。
――IPCCの第五次評価報告書の第一便が出たわけですが、先生方は大気汚染についてどのように見られていますか。
中島教授 大気汚染の観点では、その気候影響の評価にはまだ大きな不確実性が残っている点が重要です。特に、黒色炭素の加熱効果と雲との相互作用による冷却効果の評価が今後とも必要です。
アジアについては汚染はひどい状況だといえるでしょう。中国、東南アジア、ヒマラヤ山脈の南側、インドなど、いい状態とはいえませんね。経済活動が活発になっている場所では大気の汚染状況は深刻です。
――特にアジアの都市部はひどい状況のようですね。
中島教授 そうですね。日本の環境基準の倍以上という場所も多く見られ、大気汚染の状況は良くないです。
*……PM2.5の、日本の環境基準の詳細については文末を参照してください。
■大気汚染によって早死にする人が倍に!?
――大気汚染はこのまま続くのでしょうか。この先を予測することはできるのでしょうか?
中島教授 大気汚染監視データや将来の社会経済予測などを使って判断していかないといけないですね。IPCCの標準的なシナリオでは2050年までに世界の二酸化硫黄の排出は半減するという予測ですが、昨今のアジアの状態を見ると予断を許さない状況です。
鶴田研究員 例えば、『OECD Environmental Outlook to 2050』(2012年に出版)という、よく引用されるレポートがあります。世界の環境問題で、次の4領域、「気候変動、生物多様性、水、汚染による健康影響」、に焦点を当てています。その中に「粒子状物質にさらされていることにより世界で早死にする人数(人口100万人当たり):ベースラインシナリオの場合」というものがあります。
画像は、各エリアにおいて、棒グラフの左から2010年、2030年、2050年の早死にする人口を示しています。例えば中国(図ではChina)では、2050年には「100万人あたり900人以上が早死にする」と予測されているのです。
これによると、現在の経済成長やエネルギー使用量の増加が続いて何も対策をとらないと、CO2などの温室効果ガスや大気汚染物質の排出量も増加します。
そして世界人口の約70%が都市域に集中することにより、PM(PM10やPM2.5の粒子状物質)によって早死にする人数は、最悪の場合、アジアの多くの国々では、2050年には2010年と比べて倍以上になると予測されています。
――これは深刻な予測ですね。
中島教授 このデータはIPCC第5次評価報告書で使われた標準的なシナリオの予測よりも悪い予測です。
鶴田研究員 これは、あくまでもベースラインシナリオ、つまり、何も対策をとらないときの最悪の予測データと考えるべきだと思います。
OECDもこの報告の中で、このような事態になる前に、環境と健康を守るために、早急にしかるべき対策をとる行動を起こすように、と警告しています。
――これよりもさらに悪くなることも考えられるのでしょうか。
中島教授 放置すると確実に悪くなります。
鶴田研究員 ですので、国家、政府、民間など、垣根を越えて全力で取り組んで事態の悪化を食い止めなければいけません。
日本は、過去の高度成長期に深刻な大気汚染に悩まされ、たくさんの方々の健康が損なわれてきました。その対策をこれまでずっと取り続けてきて、良い環境や健康を取り戻してきました。
日本は、そのときの技術的な対策や貴重な経験を生かして、現在大気汚染に苦しんでいる国々に対して、政府、企業、研究者や技術者、住民が、それぞれの立場で、大気汚染を減らし健康を守ることに協力していくのが良いように思います。
■「軽減」と「適応」を急ぐ!
――この大気汚染にどのように対処すればいいのでしょうか。
中島教授 「軽減」と「適応」です。
まず「軽減」のための努力をしなければなりません。
できることはたくさんあります。最近では、中国の工場にも脱硫装置を付けることが多くなり硫黄酸化物は減り始めましたが、窒素酸化物や揮発性有機化合物などは増えています。工場、家庭、交通システムからの汚染物質を減らす努力をさらにしなければなりません。
薪や石炭を日々の煮炊きに使用している場所がアジアには多くありますが、これらの燃料の転換も重要です。また石油精製や自動車の触媒装置をもっと良くして、窒素酸化物(NOx)などの排出を抑える必要があります。
電気自動車やハイブリッド車などの普及を促すのも一つの方法かもしれません。無数の排出源があるわけで、逆に言うとすべての人々がその削減に貢献できるといえます。
――「適応」についてはいかがでしょうか。
中島教授 「PM2.5の気象予報」が今始まっていますが、それを参照して、ひどい汚染のときには外出することは控えるといったことですね。予報は始まったところですが、その予報精度を上げるための努力が払われています。大陸からやって来るPM2.5は日本まで届きますから。
――日本は偏西風の風下なのでつらいですね。
中島教授 空気清浄機を導入することも大事だと思います。私も気管支が弱いですから空気清浄機は必須です。家に入れて咳も止まり、皮膚の炎症もなくなりました。それで研究室にも置くようになりました。あなたは空気清浄機を持っていますか?
――いえ……。
中島教授 それは良くないですよ。寿命を縮めますからぜひ導入を考えてみては。
あと、日本も決して努力を怠ってはいけません。日本は高度成長期に、現在の中国と同じように深刻な大気汚染に悩まされていました。今では、環境基準を超えることはあまりありませんが、もっときれいな大気になるように努力するべきです。また、日本の高い対策技術による国際貢献もどんどん進めないとならないです。
■日本にできる努力はする!
――日本の努力はまだ足りないのでしょうか。
鶴田研究員 大気中のPM2.5の連続測定は、日本の各自治体で平成24年度から正式に開始されたばかりです。
環境省による専門家会合では、
「今年(2013年)3月から5月にかけて、注意喚起基準の日平均値(1立方メートル当たり70μg)を超えた日数は、九州を中心とした西日本で7日あり、主に越境汚染の影響と推定されるが、より詳細な原因究明が必要である」、と報告されています。
そして、
「PM2.5の日平均値が環境基準(1立方メートル当たり35μg)を超える割合は、月によっては10%もあり、西日本だけでなく東日本でも、また、冬だけでなく夏にも起こっているので、越境汚染だけでなく、他の原因も把握する必要がある」
とも報告されています。
また、「光化学スモッグの発生回数は、最近は以前よりも減ってきているが、その主な原因物質であるオゾン濃度の年平均値は少しずつだが増加している」という、環境省による検討会の報告もあります。
――予断を許さない状況ですね。
鶴田研究員 日本は高度成長期から今まで、大気汚染を克服するためにいろいろな努力をしてきました。そして、ずいぶん空気がきれいになったと思っていたのです。
しかし、越境汚染の影響が少ないと思われる夏の東日本でも、光化学大気汚染によると推定される、「PM2.5が日平均値の環境基準を超える日」もあるのです。引き続き、大気汚染を監視し、なぜそうなのか原因を究明して、その対策を具体的に推し進めていく必要があります。
中島教授 COP(気候変動枠組条約締約国会議)もなんだかうまく働かないし、それでもできる努力はしていかないといけないですからね。そのために日本も参加して、世界の大気汚染物質を減らすための「気候と大気清浄化に関する国際枠組み(Climate and Clean Air Coalition:CCAC)」が2012年に始動しました。
日本でも、『S-12』という5年がかりの環境省の環境研究総合推進費による戦略研究プロジェクトが始まるのですが、これはアジア等での大気の汚染状態をよく分析して、その気候影響と健康被害などの環境影響に対する有効な削減・適応策を探そうというものです。
いかがだったでしょうか。
PM2.5対策はこの冬からが本番です。
というのは、冬の方が空気が重くなり、汚染物質が拡散しにくくたまりやすくなるからだそうです。また、年が明けると黄砂の季節です。大陸からの汚染物質や黄砂がやって来ます。空気清浄機を導入するのが良いかもしれませんよ!
<<微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準に関する注釈>>
*……日本の「環境基本法」(1993年施行)に基づいて、環境省は2009年(平成21年)9月に環境基準を告示しています。
微小粒子状物質(PM2.5)における環境基準は、「1年平均値が1立方メートル当たり15μg(マイクログラム)以下で、かつ、1日平均値が1立方メートル当たり35μg以下であること」です。
さらに環境省は、2013年(平成25年)2月に、健康影響が出現する可能性が高くなると予測される濃度水準を、法令等に基づかない「注意喚起のための暫定的な指針となる値」として定めました。
それによると、「1日平均値が1立方メートル当たり70μg(マイクログラム)を、注意喚起の基準」とし、一日の早めの時間帯に判断する値として1時間値が1立方メートル当たり85μgとしています。
(高橋モータース@dcp)
http://news.goo.ne.jp/article/freshers/bizskills/healthcare/fresherscol201401post-550.html
新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所について、運転再開の前提となる安全審査で国の原子力規制委員会は今月にも敷地内に活断層があるかどうか確認する現地調査を始める見通しで、調査が長引けば審査は長期間に及ぶ可能性があります。
一方、新潟県も設置が進められている事故の拡大を防ぐ装置の安全性について独自に検証を行っていて、運転再開の時期は見通せない状況です。
東京電力は柏崎刈羽原発についてことし7月以降、順次、運転を再開させたいとしていて、6号機と7号機については原子力規制委員会で安全審査が行われています。規制委員会は敷地内に活断層があるかを確認するため、今月にも現地調査を始める見通しで、調査が長引けば審査は長期間に及ぶ可能性があります。
一方、新潟県も、東京電力が設置を進めている、事故の際、放射性物質の放出を抑えながら、格納容器の圧力を下げる「フィルターベント」について原子力の専門家などでつくる技術委員会で独自に検証を進めています。
新潟県の泉田知事は、住民の安全を確保するためには技術委員会での検証が欠かせないとしている上、原発の運転再開については福島第一原発の事故の検証が不十分で議論する段階にないとする考えを繰り返し示していて、柏崎刈羽原発の運転再開の時期は見通せない状況です。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034122651.html?t=1388611669418
大気汚染の原因である微小粒子状物質(PM2・5)が花粉症に与える影響について、環境省は来年度から調査を行う。
PM2・5は年初から春にかけて中国から飛来し、国内各地で濃度が高まることが懸念されている。花粉の飛散時期と重なることから、影響の有無を探り、対応策に生かす。
PM2・5は直径2・5マイクロ・メートル(マイクロは100万分の1)以下の物質の総称。直径30マイクロ・メートルのスギ花粉より小さい。PM2・5が付着した花粉を吸い込むと、花粉症の症状が悪化すると指摘する研究者もいる。
このため、同省は来年度、文献や研究論文を集めるとともに、PM2・5の濃度と花粉の飛散のデータを調べる。動物実験や集団を対象とした統計的な調査、花粉とPM2・5が混合する仕組みの解明なども今後検討する。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/medical/20131231-567-OYT1T00001.html
新潟市の沖合で12月上旬、ニホンウナギが水揚げされていたことが分かった。県水産海洋研究所(新潟市西区)によると、分布の少ない本県海域では1955年に佐渡島、粟島沖で捕れて以来、58年ぶり。専門家は「沖合で成魚が捕れるのは全国的にも珍しい」と驚いている。(米川丈士)
ウナギは12月5日、新潟市から北に約50キロ、佐渡島と粟島の中間地点付近の沖合で、漁船の底引き網にかかった。漁業関係者から連絡を受けた同研究所の職員が新潟西港に出向いて確認し、ニホンウナギと判明した。全長83・6センチ、体重716グラムの成魚。水深300メートル付近に生息していたとみられ、引き揚げられた際の水圧の変化で目に気泡ができていた。
ウナギの生態や回遊ルートは未解明の部分が多いが、日本列島の南方約2500キロのマリアナ海域で生まれ、黒潮に乗って北上。沿岸部から川などを遡上(そじょう)して成長すると、産卵のために再び海へ下る。
そのため、日本海側への回遊は少なく、特に能登半島より北では分布が少ないとされる。同研究所によると、本県の海域での捕獲例もほとんどない。
ウナギの生態に詳しい日大の塚本勝巳教授によると、国内でも河口部や沿岸部などで網にかかることはあるが、沖合での捕獲は珍しく、生態研究の上で「希少価値が高い」という。
同研究所からウナギを送られた塚本教授の調査により、性別は雌と判明。産卵海域に向かう状態になっていたといい、今後、川などの淡水での生息歴があるかどうかなどを詳しく調べる予定だ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20131230-OYT8T00752.htm
冬型の気圧配置の影響で、29日の県内は山沿いを中心に広い範囲で雪が降りました。
30日の朝にかけても、引き続き、山沿いを中心に雪が降る見込みで気象台は、交通への影響などに注意するよう呼びかけています。
新潟地方気象台によりますと、29日の県内は、冬型の気圧配置の影響で、山沿いを中心に広い範囲で雪が降りました。
午後8時現在の積雪は、▼魚沼市西名で98センチ、▼津南町で90センチ、▼湯沢町で76センチなどとなっています。
長岡市や上越市などに出ていた大雪注意報は、午前中に解除され、現在は、県内で大雪注意報は出ていませんが、30日の朝にかけても、引き続き、山沿いを中心に雪が降る見込みです。
30日朝までに降る雪の量はいずれも多いところで、▼中越と下越の山沿いで20センチ、▼中越の平野部で10センチと予想されています。
また、海上では最大で15メートルの風が予想されているほか、波も、県内全域で3メートルから4メートルとしける見込みです。
気象台は、雪による交通への影響などに注意するよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034185903.html
野菜の小売価格の高騰が続いている。農林水産省によると12月の小売価格は、キャベツが前年同期に比べ1・7倍、ハクサイが1・4倍に上昇。原油高などの影響で今後も値上がりする可能性があり、正月料理などの準備に追われる家計をますます圧迫しそうだ。
農水省が定期的に実施している調査では、12月16~20日の野菜小売価格の全国平均は、キャベツが1キロ222円で前年同期より90円高、ハクサイが同167円で49円高、ダイコンが同154円で27円高-と、葉物野菜を中心に値上がりしており、平年に比べても3~6割ほど高い状態が続いている。
値上がりの原因は、夏以降の天候不順と、原油高などの経済状況だ。
農水省によると、野菜小売価格は猛暑の影響で7月に高騰し、豊作だった昨年に比べキャベツが1・5倍(平年比1・1倍)レタスが1・4倍(同1・4倍)に値上がりした。
その後も10月以降は台風被害により、11月中旬以降は急激な気温の低下により、一時はキャベツの値段が昨年の2倍に高騰。農水省園芸作物課の担当者は、「今冬はとくに葉物野菜の生育がよくない。しかも大きくならないうちから収穫しなければならず、小売価格を引き上げている」と話す。
最近の原油高なども、生産現場のコストアップにつながり、値上がりの遠因になっている。
資源エネルギー庁によると、ビニールハウスの燃料用重油は前年比で1割以上上昇。産地では節約のためハウス内の温度を下げる動きも出ており、「トマトなどの生育に悪影響を及ぼしている可能性もある」(農水省関係者)。
12月のトマトの小売価格は1キロ775円で前年同期より52円高く、平年の1・2倍だった。
東京都内の青果店の経営者(36)は、「値札の数字を上げないよう、ふだんは1袋に4個入れているトマトを3個にするなどして対応している。年末の書き入れ時に、野菜の高騰は厳しい」と話していた。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/living/snk20131228100.html
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