[ カテゴリー:医療 ]

コーヒー飲みすぎは危険!? 「カフェインの過剰摂取」が招く意外なリスク

朝起きて飲むコーヒーの美味しさは格別! ねぼけた頭も冴えるので「これを飲まないと1日が始まらない」というほどのコーヒー好きの方も、かなり多いことでしょう。

でも、カフェインは適度な摂取なら健康によい効果があっても、過剰摂取すると危険だと知っていましたか?

筆者もかなりのコーヒー好きですが、最近大きなカップで濃いラテを飲んだら、急に体調に異変が……。どうやら、急性のカフェイン中毒だったようです。

そこで今回は、海外の健康系サイト『Healthline』などの記事を参考に、カフェイン過剰摂取の危険性とその対処法についてお伝えしましょう!

 

■1日にコーヒー何杯までなら大丈夫?

あなたは、コーヒーを1日何杯飲んでいますか? 大抵の方は、「朝に1杯、昼に1杯くらいかな」という場合が多いのではないかと思いますが、中には「1日中飲んでいる」「飲まないと、集中できない」という方もいらっしゃるのでは?

アメリカ食品医薬品局(FDA)のガイドラインによると、カフェインの安全な摂取量は約400mgまで。これは、普通のコーヒーカップで約4杯分となります。これが、カフェインが凝縮されているラテの場合、16オンス(約473ml)のカップに約150mgのカフェインが含まれるそうです。

コーヒーに頼り切って生活している場合、“慢性のカフェイン中毒”である場合も……。コーヒーを定期的に飲まないと頭痛がする、集中できない、気分が落ち込む……などの場合、まずは少しずつカフェイン摂取量を減らし、コーヒー(カフェイン)への依存を軽くしていきましょう。

急性のコーヒー中毒の場合は、普段より多いカフェインを摂取してしまったときなどに起こるようです。こちらも十分注意しましょう!

 

■急性カフェイン中毒の症状は

例えば筆者のように、大きなカップに並々と注がれたラテなどを一気飲みしてしまい、カフェインを多量に摂取した……という場合、次のような症状が起こることもあるそうです。

(1)めまい、頭痛

(2)発熱

(3)腹痛、嘔吐感

(4)心拍の異常

(5)消化器官の異常

(6)ショック症状

(7)不眠

筆者の場合、頭痛と悪寒、胃のむかつきと食欲減退、多少ですがショック症状と思われる症状も出ました。その日は元々運動による脱水症状で体調がよくなかったことも原因だったようです。

上記のような症状が出たとき、ひどい場合はすぐに病院へ行くなどして治療を受けることで対処しましょう。筆者のようにマイルドな症状の場合は、水をたくさん飲むなどして、とにかくカフェインを体外に出すよう心がけてください。

ちなみに、ラテを飲んでから約6~7時間後、カフェインの威力が薄れた頃には体調も改善していました。

 

以上、カフェインの過剰摂取による中毒症状についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?

カフェインはコーヒーやラテなどだけでなく、チョコレートやお茶にも含まれています。特に夕方以降に過剰摂取すると、睡眠に影響して翌日の体調も悪くなる可能性がありますので、十分ご注意くださいね!

http://wooris.jp/archives/142090


「先進医療から逸脱」カフェイン併用化学療法で少女死亡…4人処分

金沢大学付属病院(金沢市)の教員らが、がん患者に対して実施した治療法が、厚生労働省の定める「倫理指針」に違反していた問題で、同大が治療グループの責任者ら計4人に対し、文書訓告などの処分を行ったことが、3日わかった。

同大総務部職員課によると、処分は今年3月23日付。「先進医療制度から逸脱した治療だった」などとして、治療グループ責任者の教員が文書訓告を受けたほか、幹部職員2人と別の教員1人が、山崎光悦学長から口頭注意を受けた。

治療法は、骨や筋肉にできたがんに働きかける「カフェイン併用化学療法」。昨年12月26日に外部有識者らを含む調査委員会がまとめた最終報告書などによると、同療法は臨床試験としてのみ実施が認められるが、2010年3月、臨床試験の条件を満たさずに同病院で同療法を受けていた当時16歳の少女が死亡。同病院は、現在、同療法を中止している。

報告書は、「(同療法は)抗がん剤の作用を増強する可能性があるが、有効性と安全性に関する評価はまだ確立されていない。治療グループは、治療として実施できると誤解していた」とした。

同大は処分について公表しておらず、同課の山下雅彦課長(54)は、読売新聞の取材に対し、「学内で検討した結果、懲戒処分にはあたらないと判断し、公表しなかった。院内の体制整備を進め、再発防止に努める」と話した。

同病院はこの問題を受け、先端医療開発センターにデータセンター部門を設置し、臨床試験のデータ管理を行う専門スタッフを配置した。

(2015年6月4日 読売新聞)

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=119468


手足口病、西日本で流行…警報発令の県も

佐賀県は3日、乳幼児らの手足や口の中に発疹がでる急性ウイルス感染症「手足口病」が流行しているとして警報を出した。夏に流行する感染症だが、西日本を中心に例年より早く患者が増加しており、県健康増進課は「手洗い、うがいを徹底して感染予防に努めてほしい」と注意を呼びかける。

県によると、5月25~31日の県内23か所にある定点医療機関当たりの患者報告者数(118人)が、5・13人となり、国の基準値(5人)を上回ったため、警報を出した。保健福祉事務所別の定点当たり患者数は、鳥栖と伊万里が8・67人で最も多く、唐津6・50人、佐賀中部3・75人、杵藤2人と続いた。

手足口病は、せきやくしゃみによる飛沫ひまつや排せつ物を触った手を介して、幼児を中心に感染が広がる。重症化はしにくいが、まれに脳炎などの合併症を起こす。

 

(2015年6月4日 読売新聞)

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=119448


MERS隔離1300人超 韓国、予防で544校休校

韓国で中東呼吸器症候群(MERS〈マーズ〉)コロナウイルスの感染が広がっている問題で、朴槿恵(パククネ)大統領は3日、官民合同の緊急点検会議を開いた。感染経路の確認や三次感染者への対策の重要性を強調し、「今、多くの国民が不安を感じている。これ以上拡散しないよう万全を期さなければならない」と訴えた。

 

韓国政府は同日、感染者が5人増え、30人になったと発表した。増えたうちの1人は三次感染という。感染の可能性があるとして隔離されている人は前日よりも573人増え、1312人になった。小学校など544校で、予防のため休校措置がとられた。

韓国当局は感染がほぼ病院内にとどまり、地域社会への拡散はないとの立場だ。しかし、すでに2人が死亡し、3人の容体が不安定だという。三次感染者も計3人になり、国民の不安も高まっている。電話相談は急増し、2日だけで1107件にのぼった。

ソウル市内ではマスクが売り切れる店が出てきた。外国人観光客などマスクをつける人も増えている。

観光にも影響が出ている。韓国観光公社によると5月29日から6月1日まで中国人約2千人、台湾人約500人が韓国旅行をキャンセルした。中国人観光客は月平均50万人いるため、今のところ大きな影響とは言えないが、今後の推移を見守る必要があるという。

大手免税店の担当者によると、ソウル市内の店舗の場合、中国人の売り上げが70~80%を占める。「(客足が維持されるか)今週、来週が山場ではないか」。韓国の大手旅行会社によると、一方で日本や米国からの予約に大きな変化はないという。

(ソウル=東岡徹

 

■日本、医療機関に注意喚起

日本の厚生労働省は、MERS患者が国内で確認された時に備え、院内感染対策の徹底などを医療機関に呼びかけている。韓国では、病院内で医療者や別の患者、家族らに感染が広がったとみられるためだ。

厚労省は、疑われる患者が来院した場合、渡航歴を確認することやマスク・手袋をして接することなども医師らに求めている。

中東で広がったMERSは欧米やフィリピンでも感染者が報告されている。東北大の押谷仁教授(ウイルス学)は「日本にも入ってくる前提で対応を考えることが必要だ」。MERSコロナウイルスは現時点では、同じコロナウイルスで2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)のように、人から人に効率よく感染する状態ではないと考えられているという。「院内感染対策を含む早期対応をきちんとすれば、二次感染を最小限に抑えることはできるはずだ」と話す。

国立感染症研究所ウイルス第三部の松山州徳室長は「韓国では今のところ感染が限定的で、感染経路もほぼ把握されている。韓国からよりも、感染源とされるラクダがいる中東からウイルスが入ってくる可能性のほうが高い」と語る。

(南宏美、福宮智代)

 

キーワード

中東呼吸器症候群(MERS)> MERSコロナウイルスによる感染症。2012年に初めて確認された。せきやくしゃみなどを通じて感染する。感染すると2~14日程度で、発熱やせきなどの症状が出る。高齢者のほか、糖尿病などの持病がある人は重症化しやすい。ワクチンや治療薬はない。ヒトコブラクダが感染源とみられている。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11789865.html?_requesturl=articles%2FDA3S11789865.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11789865


デング熱検査キット 6月から保険適用に

昨年、国内で流行したデング熱のウイルス検査キットについて、中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)は、6月から保険適用することを承認した。

デング熱は昨年8月、約70年ぶりに国内で感染が確認された。キットが保険適用されれば検査できる病院が増え、迅速な診断や早期の治療につながりそうだ。

検査費は1回2330円で、患者の自己負担(3割の場合)は約700円。キットによる検査の対象は、デング熱の感染が疑われ、集中治療ができる病院に入院している患者となる。

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=119255


今すぐチェック!「ストレスホルモン」溜まりすぎな人の危険なサイン4つ

仕事や家庭、人間関係と、私たちの毎日に小さなストレスはつきもの。ストレスがまったくない生活を送る人など、いないはずです。

でもストレスが溜まりすぎると、脳内のストレスホルモンの分泌が過剰になり、健康に悪影響が出てくるので注意が必要。ストレスが溜まったら、きちんとその都度解消できるといいですね。

そこで今回は、英語圏のライフスタイル情報サイト『Mind Body Green』などの記事を参考に、ストレスホルモンが溜まりすぎているサインを4つご紹介します。当てはまる人は気を付けましょうね。

 

■1:眠れない

夜はリラックスできる休息の時間。でも、日中のストレスで気が高ぶっていると、ストレスホルモンのコルチゾール値が下がらず、寝つきが悪くなるそうです。

睡眠不足になると、さらにストレス度がアップして、コルチゾールがドバッと出る可能性も! 就寝前はお風呂に入ったり、落ち着く音楽を聴いたりしてリラックスし、すぐ眠りに入れるよう努めましょう。

 

■2:ウエスト周りが太くなりすぎ

「なんか最近、ウエストが太くなった気がする……」というあなた、ストレスが溜まっていませんか?

というのも、上述したコルチゾールが分泌されすぎると、ウエスト周りに脂肪が付く傾向があるそうです。おまけに、ストレスが溜まるとやけ食いに走りがち。スッキリ痩せたいならば、まずはストレス解消の努力をしてください!

 

■3:なんとなくうつ気味

コルチゾール値が上がることで、“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンの分泌が鈍り、気分が暗くなったり、不安感が強くなったりするそうです。

セロトニンを分泌させるアクティビティといえば、エクササイズ。しっかり体を動かして、気分の向上を図りましょう!

 

■4:風邪を引きやすい

ストレスが溜まってイライラしているときに風邪にかかると、まさに泣きっ面に蜂ですよね……。でも、もしかしたらその風邪の原因は、ストレスが溜まって免疫力が弱まったことかもしれませんよ!

コルチゾールは、人間の免疫防御システムを働きにくくしてしまうそうです。そうなることで、感染症のほかにも、お腹を壊したり、精力が減退したりしてしまうことも。胸焼け、便秘や下痢などの症状も出やすくなってしまうそうです!

 

以上、ストレスホルモンが分泌されすぎているサインをご紹介しましたが、いかがでしょうか?

当てはまっていたら、今すぐ休養が必要かもしれません。たまに休んだり、ストレス解消のための活動をしたりすることは、悪いことではありません。

きちんとストレスと体調を管理することが、健康に繋がるのです!

http://wooris.jp/archives/138611


えっ…アレもダメなの!?「糖尿病を誘発する」意外なNG習慣4つ

糖尿病は恐ろしく、そして意外なほど身近な病気です。昔は成人病といわれていましたが、現在は生活習慣病といわれ、食生活の変化のせいか、若い人や子どもでもかかる人が多くなっているそうです。

「私はヘルシーな食生活をしているから、糖尿病とは無縁だわ」なんて、過信していませんか? 実は、不健康な食生活以外にも、思いもよらない習慣が、糖尿病にかかる確率を高くするようです!

そこで今回は、海外の環境サイト『RODALE NEWS』の記事を参考に、糖尿病の誘因となり得る意外なものをご紹介しましょう!

 

■1:睡眠不足

あなたは夜、何時間眠ってますか? 「忙しくて、1日5~6時間しか眠れない」という方は要注意! 睡眠不足になると、ホルモン分泌量の調節がうまくいかなくなります。すると、血糖値などを制御するホルモンである“インスリン”への抵抗が生まれ、糖尿病になりやすくなるそうです。

また、睡眠不足はストレスや肥満、うつなどの原因にもなるそうなので、しっかり睡眠を取りましょう!

 

■2:プラスチック製品の利用

化学の産物であるプラスチック製品。便利ですが、人間の体に害のある化学物質が含まれています。

特に、“ビスフェノールA(BPA)”、“フタル酸エステル”と呼ばれる物質は、人間のホルモンに似た働きをし、細胞やホルモンの働きを妨害して、上記のようにインスリン分泌に異常をきたす恐れがあるそうです。

できればプラスチック製品は利用せず、より安全なガラス製のものを使うか、どうしても必要な場合は、BPAが使われていないプラスチックを選びましょう。

 

■3:人工香料が含まれた化粧品や日用品の使用

みなさんには、お気に入りの香りがありますよね? でも普段使っているキャンドルや洗剤、化粧品、香水などに、“人工的な香料”が使われていたら要注意です。

このような人工香料には、プラスチック製品にも含まれる“フタル酸エステル”という、環境ホルモンが混入している可能性が高く、糖尿病を患う人の体内には、このフタル酸エステルを保有する量が普通の人よりも多いそうです。

日常的に使用するこれらのものは、無香料のものを選びましょう。

 

■4:殺虫剤が付着した食品

あなたの食べている野菜や果物は安全でしょうか? もしオーガニック製法でない場合は、人間の体にも有毒な殺虫剤が付着している恐れがあります。

このようなクロロニコチニル系殺虫剤は、すい臓の働きを妨害し、糖尿病になりやすい体質を作り上げるそうです!

皮のない、または皮の薄い果物や葉野菜など、殺虫剤の影響を受けやすい食品は、オーガニックのものを食べるようにしましょう。

 

以上、糖尿病を誘発し得る意外な原因をご紹介しましたが、いかがでしょうか? これらの習慣は、糖尿病以外にも健康を損なう原因となり得ます。

もし当てはまっていたら、早速ご自分の周りにある製品や、普段の生活習慣を見直してみてくださいね!

http://wooris.jp/archives/138898


女性死亡数1位「大腸がん」のリスクを高めるNG習慣4つ

先日、俳優の今井雅之さんが、大腸がんであることを明かしました。

女性の場合は、乳がんに次いで罹患者の多い大腸がんです。また、死亡数では大腸がんが1位となっているんです。決して人ごとではありませんよね?

そこで今回は、大腸がんのリスクを上げるといわれている要因を、国立がん研究センターの情報を基にまとめました。

 

■1:肉や魚の焦げ目を平気で食べている

肉や魚の焦げ目を食べると「がんになる」と聞いた事がある人も少なくないと思います。焦げ目に含まれている“ヘテロサイクリックアミン”と呼ばれる物質には、大腸がんのリスクを高める恐れがあるそう。

まだ、根拠は不十分だとされているそうで、神経質になり過ぎると何も口にできなくなってしまいますが、食事のときは念のため頭に入れておきましょう。

 

■2:赤肉の食べ過ぎ

赤肉の食べ過ぎやハムやソーセージなど加工肉の食べ過ぎも大腸がんのリスクを高めると考えられています。国立がん研究センターが行った多目的コホート研究によると、女性の場合は特に赤肉の食べ過ぎが大腸がんリスク増大に影響を与えるとか。

食べ過ぎとはどの程度なのか意見が分かれるところですが、上述の研究では1日80g以上の赤肉を毎日食べた女性に大腸がんリスクの増大が認められたそうです。具体的な目安として、1日80gを意識するといいですね。

 

■3:日常的な運動不足

運動不足も大腸がんのリスクを高めるといわれています。前述の多目的コホート研究では、身体活動量と女性の大腸がんリスクに関連が見られなかったという研究結果がありますが、運動は一般的に肥満を予防し、胆汁酸分泌を抑え、免疫力を高めます。

発がん物質を含んだ便の排出も促すので、普段デスクワークなどで体を動かす習慣のない人は、運動不足に注意しましょう。

 

■4:大量の飲酒

女性の場合は、大量の飲酒が大腸がんのリスクとなると考えられています。大量の飲酒とはどの程度を指すのか一概には言えませんが、厚生労働省によれば1日平均純アルコールで20g以下が“節度ある適度な飲酒”になるそう。

女性の場合は男性よりアルコールを処理する働きが弱いため、その半分程度が理想的という意見もあります。具体的には350mlの缶ビールを1日1本以下に抑えるといった感じですね。

 

以上、大腸がんのリスクを高める要因をまとめましたが、いかがでしたか? ぜひとも参考にして、大腸がんのリスクを減らしてみてください。

http://wooris.jp/archives/138226


マダニ感染症に注意…5~9月に集中、国内で32人死亡

高知県は、ウイルスを保有するマダニから感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS◎)への注意を呼びかけている。

県内では昨年、11人が感染(うち1人が死亡)しており、うち9人が、5~9月に集中。県は「マダニは、春から秋にかけて活発に活動する。キャンプなどで、マダニが生息する野山に行く時は、特に気をつけて」としている。

マダニにかまれない具体的な対策は、▽露出のない長袖、長ズボンを着用する▽地面に直接寝ころんだりせず、敷物を使う▽野山に入った後は、できるだけ早くに入浴し、体からマダニを取り除く――など。

症状は、発熱と急激な体調の悪化。輸血や点滴などで改善するが、かまれてから2週間程度は発熱などの体調の変化に注意が必要という。県は、かまれた場合は、自分でダニを取らずに皮膚科で受診するよう呼びかけている。

同症候群は、2013年1月、国内で初めて確認。厚生労働省の調査では、全国の広い範囲でウイルスを持つマダニの存在が確認されている。国立感染症研究所のデータでは15年4月8日までに、国内では110人が感染し、このうち32人が死亡している。

◎SFTS=Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome

(2015年5月15日 読売新聞)

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=118434


ライブやイヤホンでも耳が聞こえなくなるかも!身近にひそむ「難聴」の基礎知識

20〜30代の女性や、ライブによく行く女性の間で最近増えている「難聴」。自分とは関係のない症状のように思えても、実は老若男女だれでもなりうるものなのです。

というのも、実は「耳」はかなりデリケートな器官なのです。くわえて、聴力は一度失ってしまうとなかなか回復が難しく、それを知らずに耳へ負担をかけ続けていると、ある日とつぜん「耳が聞こえなくなってしまった!」…なんてことになるかもしれません。

大切な聴力を失わないためにも、身近にひそむ難聴の症状・原因・対処と予防についてしっかり把握しておきましょう!

身近にひそむ難聴のこわさ

身近にひそむ難聴には2種類あります。それぞれ

  • ストレスが原因の「低音難聴」
  • ライブなどの大きな音が原因の「騒音性難聴」

と呼ばれている難聴です。

「ここ最近ずっと耳鳴りが続いている」「音が聞こえづらい」「耳が詰まったような感じがする」……などといった症状に心当たりがある方は、上記のような難聴の初期症状かもしれません。

次項から、身近にひそむこれら2種類の難聴について詳しくご紹介します!

ストレスからくる「低音難聴」とは

不規則な生活やストレスが原因とされている低音難聴は、正式には「急性低音障害型感音難聴(急性低音難聴)」と呼ばれ、20〜30代の女性がかかることが多いとされています。

症状

低音難聴の症状には、主に以下のものがあります。

  • 「ゴー」といった低音の耳鳴りがする
  • 低い音が聞こえにくい
  • 耳が詰まったような感じがする(耳閉感)

これらの症状が続いている方は、低音難聴の可能性があります。

低音難聴は他の難聴と比べ症状は軽めですが、きちんとした治療をせずにいると再発を繰り返します。また、なかには激しいめまいと耳鳴り・難聴・耳閉感の症状を引き起こす「メニエール病」につながるケースもあるため、なるべく早めの耳鼻科受診をおすすめします!

原因

低音難聴の原因については諸説ありますが、以下の4つが主な原因とされています。

  • 過労
  • 睡眠不足
  • 疲労
  • 家庭・職場でのストレス

こうした原因から、耳の中にある蝸牛(かぎゅう)という器官でリンパ液が過剰に分泌されると、リンパ管が膨らんでいきます。これにより伝わってくる音波の振動が少なくなることで、低音が聞き取りづらくなる「低音難聴」を引き起こすとされています。

女性ホルモンや自律神経のバランスが乱れがちな若い女性に、この低音難聴が多く見られるそうです。

対策と予防

低音難聴の対策は、ズバリ「規則正しい生活」!睡眠や食事をしっかりとり、またストレスも適宜解消できると理想的です。

そもそも低音難聴の原因はストレスや乱れた生活にあります。それらを改善することで症状も快方に向かうことが多いようです。

また、適度な運動やストレッチをして体をほぐしたり、リンパの通り道である首や肩を冷やさずにあたためることも効果があるとされています。ただし低音難聴の症状が出ている場合の運動は、お医者さんと相談のうえ行ってください。

ライブやクラブに注意!「騒音性難聴」とは

ライブやクラブなどで、耳が大きな音に晒されつづけたことにより、聴力の低下が引き起こされる場合もあります。こうした症状を「騒音性難聴」と呼びます。

症状

ライブが終わったあとやクラブから出てきたあとなんかは、耳のなかに音がこもっているように聞こえたり、音が聞こえづらくなったりするのが普通ですよね。ですが、それがライブの翌日以降もずっと続くようであれば、注意が必要です。

また、以下のような症状が続いている場合も騒音性難聴を疑う必要があります。

  • 耳鳴り
  • 低音が聞き取りづらくなる
  • 聴力が低下し、低音以外の音も聞き取れなくなる

初期にはただの耳鳴りであっても、症状が進むにつれて低音が聞こえにくくなります。それが発展するとさらなる聴力の低下に繋がり、やがて日常会話の周波数帯域まで聞き取りづらくなってしまいます。

原因

ロックのライブやコンサート、爆発音などの大きな音により突如起こる難聴を「音響外傷」といいます。これは耳の中の有毛細胞が傷つくことで感音難聴が起こっている状態で、時間がたつにつれて有毛細胞が修復されていき、やがて元に戻ります。

このように、音響外傷は基本的に一過性のためそこまで心配はいりませんが、強大音を聞いたときに耳に痛みを感じたり、ライブの翌日以降にも耳鳴りなどの症状が続いているのであれば、騒音性難聴の可能性が高いといえます。

騒音性難聴は、音響外傷とは違って自然に治ることがありません。そのため、騒音性難聴の可能性を感じた場合はすみやかに耳鼻科へ受診しにいくことをおすすめします。

また、工事現場やライブ会場などで常に大きな音にさらされる職業の人も騒音性難聴になりやすく、そうしたケースは「職業性難聴」とも呼ばれます。

イヤホンやヘッドホンで大音量で長時間音楽を聞き続けることで少しずつダメージが蓄積され騒音性難聴となることもあり、これは「ヘッドホン難聴」と呼ばれています。

対策と予防

少しでも騒音性難聴の疑いを感じたら、なるべく早く耳鼻科を受診しましょう。症状は進行性で、発症から一週間を過ぎてしまうと聴力を失ってしまう可能性もあります。

また騒音性難聴は慢性の難聴であり、現在の医療では有効な治療手段はありません。聴力の低下を食い止めるためにも、すばやい対処が必要なんですね。

対策としては、

  • 遮音性の耳栓を使用する
  • なるべく強大音を聞かない
  • 大きめの聞くときはときおり耳を休ませる

などの行為が挙げられます。これらの対策から、難聴の進行を少しでも避けるように気をつけましょう。また定期的な聴力検査で、難聴の進行を確かめることも大切です。

また、騒音性難聴の予防としては

  • ライブに行くときはライブ用の耳栓をつける
  • ライブではなるべくスピーカーから離れる
  • ヘッドホン・イヤホンでも音を上げすぎない
  • 体調が悪いときは無理に音楽を聞かない

などに気をつけ、耳に大きな負担をかけないようにすることが第一です!

デリケートな耳を大切に!

耳は意外とデリケートな器官です。たいせつな聴力を失わないためにも規則正しい生活を心がけ、また耳に負担を駆けすぎないようにつとめたいですね。

(image by PresenPic 1 2 3 4 5

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