東京大学は10日、乳幼児に発症が多い「食物アレルギー」に有効なアレルギー反応を抑える物質を発見したと発表した。
体内でアレルギーを引き起こす細胞の中には「プロスタグランジンD2」という物質が存在するが、これまでその能力についてはわかっていなかったが、プロスタグランジンD2がアレルギーを抑制する力を持つことが初めてわかったという。
東京大学は、この研究が食物アレルギーの治療につながり、子供たちが助かるようにしたいとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150710-00000110-nnn-soci
関東地方で手足口病の感染が拡大していることが、7都県がまとめた6月22日から28日までの週の患者報告で分かった。群馬と栃木の両県では県全体で警報基準値を超過した。前週に比べて大幅に増加した東京都は「過去5年平均と比較して高い値で推移している」と指摘。埼玉県も「夏季の流行期に入ったとみられる」として警戒を強めている。【新井哉】
22日から28日までの週の定点医療機関当たりの患者報告数は、群馬県で前週比60%増の7.48人を記録。警報基準値の5.0人を上回ったことから、同県は30日、手足口病の警報を発令した。2倍近く増えた栃木県でも警報基準値を上回る7.52人となっている。
また、東京都で前週比61%増の4.44人、埼玉県で同83%増の4.91人、神奈川県で同52%増の4.06人となった。前週に比べて49%増えた茨城県(1.56人)は「昨年同期を上回って推移しているため、今後注意が必要」と指摘。2倍超に増えた千葉県(1.87人)では、県内の16保健所のうち13保健所管内で増加した。
手足口病は、水疱性の発疹を主な症状とした急性ウイルス性感染症で、乳幼児を中心に夏季に流行することが多い。主な病原ウイルスはコクサッキーA16、エンテロウイルス71で、感染から3-5日の潜伏期間後、口腔粘膜や手のひら、足底などの四肢の末端に2-3ミリの水疱性発疹が現れる。飛沫や接触によって感染する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150703-00000000-cbn-soci
死者30人以上を出し、韓国をパニックに陥れているMERS(中東呼吸症候群)。日本に上陸しないとは言い切れないこの感染症の正体と予防法を、理研の特別研究員・安井真人さんが無料メルマガ『科学日誌』で詳述しています。
6月は韓国でのMERS拡大が話題になりました。韓国でMERSという感染症が広まり何名かはお亡くなりになっています。
●韓国MERS、死者32人に…感染者は182人 YOMIURI ONLINE
MERSとはMiddle East Respiratory Syndromeの頭文字をとったものです。日本語で「中東呼吸症候群」です。中東が発祥の地のためにMiddle Eastという単語がついています。
MERSの治療薬ですが、北朝鮮が開発したそうです。
しかし、北朝鮮なので胡散臭さが残ります。そのため、事実上治療薬はないと思った方がいいでしょう。
MERSに感染したら、自分は治ると自身の免疫システムを信じて安静にするのがベストです。
MERSの症状としては肺炎のようなものが起こります。死亡率が50%くらいととても危険な感染症です。MERSはMERSコロナウイルスによりおこる感染症です。インフルエンザと同じようにウイルス性のものです。
では、ウイルスとは何でしょうか?
ウイルスは自身では増殖できないのですが、細胞を利用して増殖することができます。細胞にウイルスが感染して、細胞に感染したウイルス自身を増殖させます。そして、ある程度の数のウイルスが完成すると、細胞を破壊してウイルスが外に出てきて別の細胞に感染します。
ウイルスは遺伝子を持っています。この遺伝子は常に一定ではなく増殖と共に変化していきます。この遺伝子の変化を変異と呼びます。
上記のようにウイルスは遺伝子をもち、常に遺伝子は変化しています。そのため、単にMERSコロナウイルスといっても、それぞれを見ていくとどれも遺伝子が少しずつ異なるわけです。人間と同じで、それぞれ少し違うのです。
このウイルスの進化は私たちにとっては厄介です。
例えば、これまで自分の犬にウイルスが感染したとします。このウイルスは犬のみに感染する種類のもので人には通常感染しません。
しかし、犬に感染しているウイルスにも変異により日々様々なもの生まれてきます。
そして、奇跡的に人間にも感染可能なウイルスが生まれることもあります。そうすると、自分の犬から自分へ奇跡的に生じたウイルスが感染することになります。これが新型ウイルス発生の原理です。
一度、人に感染するようになったウイルスは、人に感染しやすいようなウイルスに最適化していきます。感染した人の中でウイルスが急激に増殖して、多種なウイルスができてきます。
そして、多種な多様なウイルスの中から、人に感染しやすいウイルスが生き残ります。その後、この生き残ったウイルスがさらに、変異をおこし最適化していくのです。
新型ウイルスが私たちの周りで起きたら、どうしたらいいでしょうか? 答えは簡単で「人になるべく接しない」に限ります。
当たり前ですが、ウイルスに私たちが接触しなければ、ウイルス感染は起きません。特定のウイルスが私たちの前で発生した際は、とにかく人と接触しないようにして感染源に接触しないことが一番です。
インフルエンザでも同じことがいえます。インフルエンザにかかりたくない人は、インフルエンザが流行っている際は外出を控えましょう。
では政府は何ができるでしょうか?
新型ウイルスに対して政府がすることは単純で、「ウイルス感染者を見つけて隔離する」につきます。感染源がなければ広まることはないからです。
さらに、もしも人に感染した原因となった動物がわかっている場合は、動物をすべて処分するか治療するようにします。そうしないと、再び動物から人へウイルスが感染するおそれがあるからです。
新型ウイルスの対策は素早く行わないといけません。なぜなら、ウイルスは時間に対して指数関数的に増殖するからです。
指数関数といわれるとわかりにくいかもしれませんが、わかりやすい例が「借金」です。はじめは少額しか借りていなかったのが、金利によって瞬く間に借金が膨れ上がります。金利の仕組みがあるため、借金は早期に返済した方がいいのです。
借金と同じで、新型ウイルス対策を早期に行わないと、ウイルスを駆逐できない状態になります。ウイルスが駆逐できないので、基本的にすべての人に感染するのが当たり前の状態になります。この状態がパンデミックといわれるものです。
こうなってしまったら、感染しても生き残れる体力のある人だけが生き残ることになり、多くの被害を被ることになります。
いまはまだ難しいですが、新型ウイルスに対して対策で最もいいのは、ウイルスに応じた薬がすぐにつくれることです。例えば、MERSが起きたとしても、MERSウイルスを分析して、それに対応した薬が数日でつくる技術があるといいです。
もし、このような技術ができると、新型ウイルスに感染してもすぐに治療できるため、なにも怖くありません。別に政府が感染症の人を隔離する必要もないです。なぜなら、すぐに治療できるので。
新型ウイルスを分析して治療薬を数日でつくる技術は不可能ではないと思うので、研究を進めていけばそのうち実現すると思います。それまでは、なるべく外出しないとか感染者を隔離というローテクで凌ぐしかないのです。
http://www.mag2.com/p/news/19550/2
その人の特徴ともなるホクロ。生まれた時からあるものもあれば、しらないうちに気がつくとできているホクロもあります。
顔にあるホクロは、位置によっては他人に与える印象も変えてしまうので、美容皮膚科などでとる人も最近は増えてきています。
よほど大きなものでなければ、あまり気にもとめないという人も多いですが、しかし、実はそれがただのホクロではなく、悪性の恐いホクロのこともあります。
放っておくとガンになる可能性もある“恐いホクロ”について、今回は、医学博士で美容コンサルタントでもある岡村博貴先生に伺いました。
■ホクロができる理由とは
ホクロの正体は、「良性の皮膚病変が起こったもので、メラニン色素を持つ細胞が増殖し、ホクロとして現れます。“色素性母斑”、“母斑細胞母斑”と医学的には呼ばれます」とのこと。
生まれたての赤ちゃんには目立ったホクロはあまりありませんが、成長とともにいつの間にか増えています。それは元々できやすい体質であったり、両親のどちらかがホクロが多い場合に遺伝したりすることもあります。
さらに、成長するに従い増えてしまう原因として、紫外線の影響があります。紫外線が皮膚の細胞を活性化させ、細胞のメラニン色素を一カ所に集中して増殖させて発生します。
その他にも、ホルモンバランスの乱れ、摩擦、怪我、ストレス、外部刺激など様々な原因によってホクロが形成されやすくなります。
■ホクロが変化してきたら要注意
ホクロは、なんとなく当たり前に体にあるものなので、気にしない人も多いですが、昔よりホクロが“変化”してきたという人は要注意!
というのも、多くの人のホクロは特に健康に対して悪さをすることはない良性のホクロですが、中には悪性のものがあります。この悪性のホクロは、“メラノーマ”と呼ばれる悪性黒色腫という皮膚ガンの1つなのです。
■危険なホクロの見分け方
医学的にはメラニンという皮膚の色素を作るメラノサイトが、ガン化した腫瘍がメラノーマ。良性のホクロとの違いを伺いました。
「悪性のホクロの場合は、左右非対称でいびつな形をしており、円形ではなかったり、ホクロの輪郭がはっきりせずにぼやけている、色が均一でなくまだら、隆起している、しこりがある、数ヶ月で急に大きくなった、出血してかゆみがあるといった特徴があります」
変化のあるホクロを見つけたら、リスクを疑ったほうがよいようですね。
以上、良性と悪性のホクロについて岡村先生に伺いましたが、いかがでしたか?
良性か悪性かは、皮膚の専門医に判断してもらわないと難しいもの。特に悪性のものは、“足の裏や爪”にできる可能性が高いそうで、見落としがちな場所でもあります。日頃からホクロを意識するようにするといいですね。
早期発見、早期治療であれば治る可能性も非常に高いので、見た目が何か違うと感じるホクロができたときはすぐに病院へ行って、診断してもらうと安心です。
http://wooris.jp/archives/146443
パキスタンを猛烈な熱波が襲っています。通信社の情報によれば、南部のカラチでは最高気温が摂氏45度を超えた20日以降、体調不良を訴える人が続出。その後も40度以上の気温が続き、24日時点で熱中症などにより700人以上の死者が出る事態となりました。また、入院患者数は5,000名とも伝えられており、犠牲者がさらに増えることが予想されます。日本でも今年は早くから真夏日(30度以上)が観測されるなど、真夏にかけての暑さが懸念されるところです。ここでは、高い気温がもたらす健康被害について解説します。
今年5月には、インドも記録的な熱波による被害が出たことは記憶に新しいところです。特に被害が大きかった南部地域では摂氏50度近い気温が観測され、5月30日にはインド全域で死者が2000人を超える最悪の事態となりました。高気温が続くようなら、パキスタンでの被害もさらに拡大すると考えられます。近年、日本でも熱中症の被害が相次いでいることからもわかるように、暑さへの対処を誤ると死を招きます。これから夏本番を迎える日本でも、十分な警戒が必要と言えるでしょう。
近年の日本では、摂氏35度以上の「真夏日」が続くことも珍しくありません。こうした高温多湿の環境に長時間さらされることは、精神的・肉体的に有害です。体温が上昇すると、「高温障害」(熱中症)という症状を起こします。高温障害は、体温の上昇を伴わない熱けいれん・熱疲労(熱虚脱)と、体温が上昇する熱射病(日射病)に大別されます。なお、熱射病のように外的環境要因による高体温を「うつ熱」と呼びます。
平常時の体温である「平熱」は人種などによって異なりますが、日本人の平熱は36.8度前後と言われています。通常、外気温の変化にかかわらず体温変化はほぼ1度以内に収まります。これは、私たちの身体が備える恒常性という機能によるもので、人間はエネルギーの75%以上を体温維持に使っているとも言われます。
例えば、外に出て寒いと感じたとすると、その情報は神経を通って脳の視床下部に伝えられます。すると視床下部からは全身に命令が出され、皮膚の血管が細くなって皮膚から逃げる熱を減らします。逆に暑いときは、汗をかいて熱を逃し、体温を下げます。視床下部は自律神経の中枢であり、体温調節反応の司令塔なのです。
高温障害(熱中症)は、より低い気温でも湿度が高ければ起こり得ます。また、乳幼児、高齢者、高血圧や糖尿病、心疾患、貧血、甲状腺疾患などがある人も、熱中症が発生しやすくなります。具体的には、気温が25度以上/湿度60%以上の状態で起こりやすくなると言われています。
【熱虚脱・熱けいれんの症状】
頭重感、頭痛、吐き気、倦怠感、脱力感などから始まり、進むと脳の血流減少により、めまいや耳鳴り、血圧の低下による顔面蒼白、発汗などが現れます。さらに、意識が喪失することもありますが、体温の上昇は見られません。また、脱水時に塩分を補給せず水分のみを補給すると、身体中の筋肉の痛みやけいれんが起こることがあります。
【熱射病の症状】
熱の放散がうまくいかず、体内の蓄熱量が増加して体温が上昇します。この状態を「熱疲労」と呼びます。これを放置すると体温はさらに上昇し、体温調節中枢の破たんをきたし、熱射病に移行します。熱射病になると、体温が41度以上になり、危険な状態になります。進行すると、皮膚の乾燥・紅潮やけいれんや意識障害、乏尿・無尿など見られます。
軽度の熱虚脱や熱けいれんでは、涼しい場所で安静をとり、スポーツドリンクや食塩水(水500mlに5gの食塩)を飲用します。内科を受診して、治療を受けてください。適切に処置すれば問題なく回復するでしょう。一方、熱射病(日射病)で体温が下がらない状態が続くと入院治療が必要です。輸液療法を行って迅速に体温を降下させます。意識障害を起こしている患者は、特に昏睡が4時間以上続いて回復しない場合や多臓器不全などを合併しているケースでは死亡することもあります。重症の場合は回復しても後遺症が残ることがあります。
今回のパキスタンの場合は、イスラム教のラマダン(断食)の時期が熱波と重なったことが事態の悪化を招いています。ラマダンの間、人々は日の出から日没までの間、基本的に食べ物はおろか水分も摂りません。今年のラマダンは日中の時間が長いことも加わって、人々が低栄養かつ水分不足気味の状態、つまり高温障害になりやすい状態だったと言えます。
日本にはラマダンのような儀式はあまりありませんが、暑さで食欲不振になりがちという人は多いでしょう。しかし、日頃から栄養や水分を適切に摂取することが、高温障害対策の基本であることを覚えておいてください。
監修:岡本良平(医師、東京医科歯科大学名誉教授)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150624-00000003-mocosuku-hlth
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150624-00000003-mocosuku-hlth&p=2
国民生活センターでは2010年2月17日、「まつ毛エクステンションの危害」を公表し、消費者に注意喚起するとともに消費者庁に危害の未然防止・拡大防止を要望しました。これを受けた消費者庁は、厚生労働省に危害防止の更なる徹底を要請し、まつ毛エクステンションの施術に係る安全性の確保等についての検討が行われ、美容師の養成課程における教育の充実と消費者への情報提供等の取組の徹底が図られ始められているところです。
PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワーク・システム)には、まつ毛エクステンションの施術を受けたことにより目が痛くなったなどの危害情報が2010年度以降の5年間で599件寄せられており、毎年100件以上で推移しています。また、医療機関ネットワークにも3件の情報が寄せられています。
まつ毛エクステンションは美容行為であり、施術者には美容師の免許が必要ですが、警察庁によると、まつ毛エクステンションに係る美容師法違反での検挙事件数は2013年に大きく増えています。
そこで、まつ毛エクステンションによる危害を減らすため、PIO-NETの最近の危害情報を分析するとともに、利用者の実態や、施術に用いられる接着剤などについて調査し、消費者に情報提供することとしました。
まつ毛エクステンションの施術例
過去1年間に、まつ毛エクステンションの施術を受けたことのある10歳代~50歳代の女性1,000人に対し、サロンの利用実態や健康被害等についてアンケートを行いました。
インターネットで購入できるサロン用(業務用)の接着剤15銘柄について、成分や表示を調査しました。
資料の内容につきましては、危害事例の詳細やグルーの安全性につきましての要望はもっともなことであり、大変重く受け止めました。
検査いただいたグルーは主成分がエチルシアノアクリレートやブチルシアノアクリレートであり、これ自体は接着成分として需要が高い成分かと思います。しかし、トラブルが減少しないという事実を真摯に受け止め、商材メーカーとして、より安全性に近づく商品を提供する必要性があると思います。
商材メーカー1社というよりも、現在加盟しております、まつれん(一般社団法人日本まつげエクステメーカー連合会)のような、メーカー団体において更なるルール作りをしていかなければ、トラブルの減少は1企業では無理なことだと感じます。
また、技術的な適切な施術とカウンセリングのリスク説明を事前に行うことによって、問題となるような事例は、かなり減らすことができると思っております。
弊社も、商材開発とスクール運営を行っている企業として、情報伝達や技術セミナーなど技術者様へのフォローをさらに強化して参りたいと思います。
株式会社テクニコ 代表取締役 渡邉久美
今回の「後を絶たない、まつ毛エクステンションの危害」の危害事例の詳細やグルーの安全性につきましての要望は、大変重く受け止めました。
弊社は以前からまつれん(一般社団法人日本まつげエクステメーカー連合会)に加入しており、
・グルー主成分に「メチル」シアノアクリレート主成分のグルーを販売しない。
・ヒトパッチテスト(ヒト皮膚一次刺激検査試験)の検査
・ホルムアルデヒド検査
・グルー本体の成分の表示、日本語版SDSの保持
という基準を順守しております。
また、技術的な面としては、説明書などに根元から1~2mmの間隔をあけて、絶対に皮膚に付かないよう記載はしておりますが、定期的にチラシやweb等で、今回のような事例を挙げ、お使いいただく方に技術の確認をしていただくよう発信していく予定です。
今回の要望を受けまして、まつ毛エクステの施術において、美容師免許、美容所での施術が義務付けられていることを弊社通販ページで明記するよう対処しました。
株式会社テクニコ 代表取締役 渡邉久美
日頃、国民生活センターにおかれましては、まつ毛エクステンションの危害の未然防止・拡大防止にご尽力いただきありがとうございます。
このたびは、まつ毛エクステンションによる危害実態を調査、分析され「後を絶たない、まつ毛エクステンションの危害」でお示しされた実態と課題を真摯に受け止めております。
ここで、国民生活センターからお示しいただきました消費者の安全性向上について、私ども株式会社ビュプロの用具製造販売事業者としての取組内容について申し述べたいと存じます。
まず製品の安全について私どもは、一般社団法人日本まつげエクステメーカー連合会が定める業界自主基準に合格する接着剤のみを製造販売するとともに成分表示は必ず行っております。さらに、自主基準以上の厳しさをもってホルムアルデヒドの低発生のものを開発販売しております。
次に、施術の安全性には、全国で頻繁(年15回ほど)に技術者・事業者に向けセミナーを催し、製造販売事業者として施術する技術者の技術の向上の支援と、製品取扱時における衛生管理および施術時の十分な室内の換気を促しております。また、ホームページに「まつげエクステとは」という題名で基礎的知識の再確認および安全にかかわる情報が速やかに入手できるような情報を掲載し、技術不足、知識不足による危害発生の未然防止に努めております。また、ここに掲載する情報は一般消費者も施術を受けるにあたっての必要な情報を得られるようにしております。
今年6月から新たにカウンセリングシートをホームページ上で配布し(無料)、施術の流れ、注意すべきことを容易に把握できるようにし、美容所でのトラブルの未然防止に取り組んでおります。
まつ毛エクステンションの事業にとり、その安全性がどれほど重要であるか強調してもしすぎることはないと存じております。私どもは、国民生活センターよりいただいた課題を克服すべくより安全な接着剤の開発と技術環境整備に取り組んで参ります。
株式会社ビュプロ 代表取締役 廣瀬涼子
株式会社松風(以下「当社」という。)は、この度、国民生活センターがまつ毛エクステンションによる危害を減らすため、PIO-NETの最近の危害情報分析、利用者の実態及び施術に用いられる接着剤などについて調査し公表された「後を絶たない、まつ毛エクステンションの危害」の資料に記載されている「消費者へのアドバイス」「業界・事業者への要望」「行政への要望」に賛同致します。そして、本資料の公表が、消費者トラブルを減少させるための安全性向上に関わる活動に深く貢献し指針を示すものであると確信し、全面的に支持致します。また、用具製造販売事業者として「より安全性の高い製品を開発するように」との当社に対するご要望を真摯に受け止め、より安全性の高い製品の開発に取り組んで参ります。
当社におきましては、一般社団法人日本まつげエクステメーカー連合会が定める業界自主基準に沿った基準適合品の接着剤のみを販売しております。接着剤からホルムアルデヒドが発生することや、施術によってアレルギー発症の可能性がある旨等を説明書にも記載し、用具製造販売事業者としての必要最低限の責務として、以前よりサロン技術者や技術指導者の方々等に、安全性を追求した施術を行うために必要な情報をご提供して参りました。
また、安全性を追求した施術を行う為に必要な情報が未だ十分に行き届いていないという状況を深刻に捉えており、当社公式WEBサイト内の情報資料提供ページ(全て無償)や、知識共有講習(全て無料)を通じて、サロン技術者や技術指導者及び販売代理事業者等を対象としたまつ毛エクステンションの指南書としての役割を担う「トレーニングマニュアル」をご提供しております。
さらに、自ら学び習得した知識を確認し、また、誤認は直ちに修正し、より安全性の高い施術を行いたいという向上心の高いサロン技術者の方々に対して、「当社公認インストラクター試験活動」を実施しております。当該活動に関心を持ち、参加される方々は安全性への配慮に取り組まれているサロン技術者であり、生えて間もないまつ毛への接着、地肌や毛穴への接着、施術中にグルーが眼に入るような施術、コームブラシが通らないような毛束人工毛の使用等といった、安全性を追求した施術とはかけ離れた、トラブルにつながる危険性の高い施術をすることはありません。
株式会社松風 代表取締役 三本松征彦
本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20150604_1.html
ここに来て突如コレステロールの扱いが「悪」から「必須」に変わるなど、これまで常識とされてきた「健康神話」が次々と覆されています。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。中部大学教授の武田邦彦さんがメルマガでその背景を解説しています。
【健康神話事件1】2015年4月、司会者のみのもんたさんがテレビで2リットルの水を飲む健康法を推薦したところ、それで病気になったと訴訟を起こされている。賠償額は6,700万円という。
【健康神話事件2】2015年5月、日本動脈硬化学会は「コレステロールの量は食事では変わらない」として食事療法を全面的に見直すことになり、厚労省も追従した。
【健康神話事件3】2014年8月、日本ドック学会が「健康な人の血圧は147」と調査結果を発表。これまで130以上は高血圧病としていた日本高血圧学会と対立した。
【健康神話事件4】数年前から、日本油脂栄養学会がサラダ油などの植物油がさまざまな病気を引き起こすとして、植物油の摂取を抑制し、動物油の量を増やすように言っている。
……次々と起こる「健康神話」に対する疑問は、何を意味するのだろうか? ことは重大で、判断を誤ると自分の健康を損ない、病気になる可能性もあるのだから、ここは慎重に整理をして考えなければならない。
ここ30年ぐらい「健康志向」ということで、テレビでは「……をすると健康になる」というオンパレードだったし、「ヘルシー食」が蔓延し、脂身の少ない食事や薄味のレシピは、無条件に健康に良いと思われてきた。それは本当なのだろうか? 今までの健康方法を全否定したら、そちらの方が問題ということにならないだろうか?
5回ぐらいのシリーズで「食と健康」をジックリと考えてみたいと思う。その第1回は、今年の5月に大騒動になったけれど、テレビや新聞はこれまでと180度違った報道になることもあって、まだあまり触れていないコレステロールから始めたい。
コレステロールの取り過ぎが健康に悪いと言われたのは、1960年ぐらいだからすでに50年以上が経っている。当時はコレステロールという名前自体が珍しかったが、食事が洋風になり、動物性の油を採るようになったので、注意が必要だというまことしやかな話が始まり、脂身の肉、コレステロールを多く含む卵などを注意するようになった。
それ以後、多くの家庭では脂身の多い豚肉は避け、鶏肉を食べるときには「ヘルシーなササミをどう調理したら美味しく食べられるか」などを工夫し始めた。ちょっと油の多いトンカツやサーロインステーキなどを食べようとすると「コレステロールが増えるからダメ」と言われたものだ。
一方、コレステロールの研究が進んでくると、1990年頃から、それまで血管に血栓などを作ると考えられていたコレステロールが、実は損傷した血管を修復することがわかり、2種類のコレステロールを「善玉、悪玉」(NHKの造語といわれている)に分けて報道や説明が行われた。
しかし、21世紀に入ると、コレステロールは体内でほとんど合成し(体内剛性率は70%といわれ、特に長期の場合は食事とは無関係)、食事の種類を変えても体内のコレステロールは変化がないこと、コレステロールが減るとがんや認知症になる可能性が示唆され、「コレステロールは悪」から「コレステロールは必須」に変わっていった。
この背景には、第1に欧米の検査結果やレベルの低い動物実験の結果を鵜呑みにした、最初のコレステロール排斥が間違っていたのではないかと疑われ、第2に、それが薬の販売の利権とつながっていること、さらには高齢化に伴い認知症などの増大が懸念され、その1つの原因として「低コレステロール」があるのではないかとも考えられ始めたことなどがあげられる。
そして、2015年5月、「コレステロールは食事では変わらない。病的なコレステロールの異常な人は治療が必要だが、一般の日本人はコレステロールが180から260の範囲にあり、治療は不要である」となったのである。メタボの検診の中にもコレステロールが入っていて、一定値を超えると、その人が所属している健康保険組合にペナルティーがつくという罰則もあった。実にひどいものだ。危険を煽って高齢者からお金を巻き上げる「オレオレ詐欺」と、ほとんど同じ手口と言われても仕方が無いだろう。(続く)
『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』より一部抜粋
著者/武田邦彦(中部大学教授)
東京大学卒業後、旭化成に入社。同社にてウラン濃縮研究所長を勤め、芝浦工業大学工学部教授を経て現職に就任。現在、テレビ出演等で活躍。メルマガで、原発や環境問題を中心にテレビでは言えない“真実”を発信中。
http://www.mag2.com/p/news/18596/2
厚生労働省は6月10日、韓国で感染の拡大が続いている中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)コロナウイルスついて、国内で感染が疑われる人が発生した場合の対応策を都道府県に通知した。MERSコロナウイルスへの感染が疑われる人が入院措置となるほか、MERS患者の同居者など濃厚接触者は14日間の外出自粛を要請するとしている
◆接触者は自治体に体温や症状を1日2回報告
今回の通知は、MERSが国内で発生した場合の対応について記したもの。二次感染が疑われる人(MERS疑似症患者)は入院措置、患者の同居者や2メートル以内で患者と接触した人(濃厚接触者)は体温や症状の有無を毎日2回、都道府県に報告する「健康観察」と外出自粛を、患者と接触した可能性がある日から14日間行うよう要請、濃厚接触者に該当しない接触者(その他接触者)も14日間の「健康観察」を要請するという。
なお、MERS疑似症患者は、以下のいずれかに該当し、症状がほかの病気によるものでない人と定義されている。
1:38度以上の発熱と咳(せき)など風邪のような症状があり、肺炎など肺に病変が疑われ、症状が出る14日前以内にアラビア半島や周辺諸国に渡航または居住していた人
2:発熱や風邪のような症状があり、症状が出る14日前以内にアラビア半島や周辺諸国にで医療機関を受診・訪問した人、MERSが確定した人と接触したことがある人、ヒトコブラクダと濃厚接触したことがある人
3:発熱または風邪のような症状があり、症状が出る14日前以内にMERSが疑われる患者を診察・看護・介護していた人、MERSが疑われる患者と同居もしくは同じ病室や病棟に滞在した人、MERSが疑われる患者の唾液など体液に直接触れた人
また、MERS患者を入院させる場合、長距離移動による患者の負担や感染が拡大するリスクを下げるため、原則として患者が発生した都道府県内で入院が可能になるよう、地域ごとの入院医療機関を確保するよう求めている。
【記事提供元】
あなたの健康百科
http://kenko100.jp/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150613-00000005-mocosuku-hlth
高齢化が進むにつれ、認知症も増加してきています。誰にでもリスクはあるのに、予防法となるとわからないという方が多いのではないでしょうか。
認知症の予防は、認知症を引き起こす要因となる病気の予防をすることが最善の方法です。30代40代の方はまだ大丈夫だと思っている方も多いと思いますが、今のうちに手を打っておかないと後で後悔することになるかもしれません。
■東洋医学でも昔から認知症は病気だった
東洋医学では病気の全てを臓器と関連させて考えます。古典書では“喜忘”、“全忘”と言われており、後に“健忘”と言われるようになりました。
この“健忘”に直接かかわる臓器(東洋医学の五臓)は“心”です。精神活動の中心と考えられており、心の機能低下は健忘を引き起こすとされています。
■臓器の機能異常が認知症の誘因となる
しかし他の臓器も密接に関係しています。
“脾”は意思にかかわると考えられています。脾の機能が低下すると消化吸収の働きが落ちて、血などの体に必要なエネルギーの生成能力が低下し、心に負担をかけてしまいます。
また脾は血脈を統括する作用があり、機能が低下すると血液循環機能に影響がでます。これは血管障害等の症状を指しており、現代医学で言うところの血管性認知症の要因と同じ考えだと言えます。
“腎”は脳・髄(骨髄)・骨を養っていると考えられています。また腎は人の生命力の中心で、加齢と共に機能低下しやすくなります。ただ個人差が大きく、腎以外の臓器の影響を受けやすいと考えられています。
“肝”の機能異常も健忘に影響します。イライラしたり、怒ったり、感情が荒れてしまうと肝を傷つけてしまいます。すると機能異常をおこし、自律神経の働きである体内の活動が円滑に行われなくなります。また、体の各部分に送る血の量を状況に応じて調整する役割がありますが、機能が低下すると特に脳に送る血液量が低下します。これは現代医学で言えば生活習慣病に近く、認知症の発症を促すことになります。
■今から予防を考える
東洋医学と現代医学をまとめて考えると、予防法がみえてきます。
認知症のほとんどの割合を占める脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症は、どちらも生活習慣病の予防が重要だと言うことです。生活習慣病は、30代40代のまだ若い男性にとっても他人事ではありませんよね。
脳血管性の場合は脳梗塞が要因で、生活習慣病と関係が深く、糖尿病・高血圧・高脂血症があてはまります。バランスの良い食事と適度な運動が予防になります。
アルツハイマー型の場合は現代医学では主たる原因がまだ不明ですが、悪いタンパク質を脳に溜めないことと、良い精神活動が継続できれば神経細胞死を抑えられ、発病を遅くできると考えられています。
これは東洋医学で言う、“心”、“脾”、“肝”、“腎”の臓器をバランスよく機能させることです。
栄養などのバランスを考えた食事をとり、適度に体を動かす。精神面でも、意欲的に、活発な刺激を受ける。そういった心身ともに健康な生活を送ることが認知症の予防になります。生活習慣は今のうちに改善しておくのが良いでしょう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150613-00063239-nkcareism-life
日本の厚生労働省は9日、国内でMERSの感染者が確認された場合の初動対応を検討する専門家会議を初めて開き、各都道府県の感染症指定医療機関が治療を行う方針を決めた。
このほか、感染拡大を防ぐため、同省と都道府県などがMERSの発生後速やかに情報を公表し、感染が疑われる患者の隔離などを行うことも確認した。
(2015年6月10日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=119696
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