朝起きて飲むコーヒーの美味しさは格別! ねぼけた頭も冴えるので「これを飲まないと1日が始まらない」というほどのコーヒー好きの方も、かなり多いことでしょう。
でも、カフェインは適度な摂取なら健康によい効果があっても、過剰摂取すると危険だと知っていましたか?
筆者もかなりのコーヒー好きですが、最近大きなカップで濃いラテを飲んだら、急に体調に異変が……。どうやら、急性のカフェイン中毒だったようです。
そこで今回は、海外の健康系サイト『Healthline』などの記事を参考に、カフェイン過剰摂取の危険性とその対処法についてお伝えしましょう!
■1日にコーヒー何杯までなら大丈夫?
あなたは、コーヒーを1日何杯飲んでいますか? 大抵の方は、「朝に1杯、昼に1杯くらいかな」という場合が多いのではないかと思いますが、中には「1日中飲んでいる」「飲まないと、集中できない」という方もいらっしゃるのでは?
アメリカ食品医薬品局(FDA)のガイドラインによると、カフェインの安全な摂取量は約400mgまで。これは、普通のコーヒーカップで約4杯分となります。これが、カフェインが凝縮されているラテの場合、16オンス(約473ml)のカップに約150mgのカフェインが含まれるそうです。
コーヒーに頼り切って生活している場合、“慢性のカフェイン中毒”である場合も……。コーヒーを定期的に飲まないと頭痛がする、集中できない、気分が落ち込む……などの場合、まずは少しずつカフェイン摂取量を減らし、コーヒー(カフェイン)への依存を軽くしていきましょう。
急性のコーヒー中毒の場合は、普段より多いカフェインを摂取してしまったときなどに起こるようです。こちらも十分注意しましょう!
■急性カフェイン中毒の症状は
例えば筆者のように、大きなカップに並々と注がれたラテなどを一気飲みしてしまい、カフェインを多量に摂取した……という場合、次のような症状が起こることもあるそうです。
(1)めまい、頭痛
(2)発熱
(3)腹痛、嘔吐感
(4)心拍の異常
(5)消化器官の異常
(6)ショック症状
(7)不眠
筆者の場合、頭痛と悪寒、胃のむかつきと食欲減退、多少ですがショック症状と思われる症状も出ました。その日は元々運動による脱水症状で体調がよくなかったことも原因だったようです。
上記のような症状が出たとき、ひどい場合はすぐに病院へ行くなどして治療を受けることで対処しましょう。筆者のようにマイルドな症状の場合は、水をたくさん飲むなどして、とにかくカフェインを体外に出すよう心がけてください。
ちなみに、ラテを飲んでから約6~7時間後、カフェインの威力が薄れた頃には体調も改善していました。
以上、カフェインの過剰摂取による中毒症状についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?
カフェインはコーヒーやラテなどだけでなく、チョコレートやお茶にも含まれています。特に夕方以降に過剰摂取すると、睡眠に影響して翌日の体調も悪くなる可能性がありますので、十分ご注意くださいね!
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