糖尿病は恐ろしく、そして意外なほど身近な病気です。昔は成人病といわれていましたが、現在は生活習慣病といわれ、食生活の変化のせいか、若い人や子どもでもかかる人が多くなっているそうです。
「私はヘルシーな食生活をしているから、糖尿病とは無縁だわ」なんて、過信していませんか? 実は、不健康な食生活以外にも、思いもよらない習慣が、糖尿病にかかる確率を高くするようです!
そこで今回は、海外の環境サイト『RODALE NEWS』の記事を参考に、糖尿病の誘因となり得る意外なものをご紹介しましょう!
■1:睡眠不足
あなたは夜、何時間眠ってますか? 「忙しくて、1日5~6時間しか眠れない」という方は要注意! 睡眠不足になると、ホルモン分泌量の調節がうまくいかなくなります。すると、血糖値などを制御するホルモンである“インスリン”への抵抗が生まれ、糖尿病になりやすくなるそうです。
また、睡眠不足はストレスや肥満、うつなどの原因にもなるそうなので、しっかり睡眠を取りましょう!
■2:プラスチック製品の利用
化学の産物であるプラスチック製品。便利ですが、人間の体に害のある化学物質が含まれています。
特に、“ビスフェノールA(BPA)”、“フタル酸エステル”と呼ばれる物質は、人間のホルモンに似た働きをし、細胞やホルモンの働きを妨害して、上記のようにインスリン分泌に異常をきたす恐れがあるそうです。
できればプラスチック製品は利用せず、より安全なガラス製のものを使うか、どうしても必要な場合は、BPAが使われていないプラスチックを選びましょう。
■3:人工香料が含まれた化粧品や日用品の使用
みなさんには、お気に入りの香りがありますよね? でも普段使っているキャンドルや洗剤、化粧品、香水などに、“人工的な香料”が使われていたら要注意です。
このような人工香料には、プラスチック製品にも含まれる“フタル酸エステル”という、環境ホルモンが混入している可能性が高く、糖尿病を患う人の体内には、このフタル酸エステルを保有する量が普通の人よりも多いそうです。
日常的に使用するこれらのものは、無香料のものを選びましょう。
■4:殺虫剤が付着した食品
あなたの食べている野菜や果物は安全でしょうか? もしオーガニック製法でない場合は、人間の体にも有毒な殺虫剤が付着している恐れがあります。
このようなクロロニコチニル系殺虫剤は、すい臓の働きを妨害し、糖尿病になりやすい体質を作り上げるそうです!
皮のない、または皮の薄い果物や葉野菜など、殺虫剤の影響を受けやすい食品は、オーガニックのものを食べるようにしましょう。
以上、糖尿病を誘発し得る意外な原因をご紹介しましたが、いかがでしょうか? これらの習慣は、糖尿病以外にも健康を損なう原因となり得ます。
もし当てはまっていたら、早速ご自分の周りにある製品や、普段の生活習慣を見直してみてくださいね!
http://wooris.jp/archives/138898