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2007年10月17日

エスカレーターから身乗り出し、首挟まれた小3男児が重体

 16日午後4時10分ごろ、神奈川県平塚市東中原のスーパー「西友平塚店」で、近くの会社員会田陽彦(はるひこ)さん(49)の長男で市立松が丘小学校3年の卓矢君(9)が、上りエスカレーターの手すりと、事故防止用のアクリル板(保護板)との間に首を挟まれ、そのまま壁に衝突した。
エスカレーターから身乗り出し、首挟まれた小3男児が重体-gooニュース

 近くにいた男性従業員が、一緒にいた子どもたちが騒いでいるのに気付いて緊急停止させた。救急隊員がドクターヘリで卓矢君を同県伊勢原市の病院に運んだが、意識不明の重体。

 平塚署の調べによると、エスカレーターは長さ32・5メートル、幅1メートル。買い物用カートが利用できるようにステップ部分が階段状ではなく傾斜10度の斜面になったスロープ式で、秒速50センチで動く。卓矢君は、18日の遠足のおやつを買いに同級生の男児3人と来ていた。地下1階から地上1階に上がる途中、手すりの外側に落とした50円硬貨を拾おうと手すりから上半身を乗り出し、下から約16メートルの場所で首を挟まれた。

投稿者 kasai : 08:38 | コメント (0)

「常に人を疑うことに」=やり切れぬ思い隠さず-園児殺害判決に遺族・滋賀

 「被告のことを普通だと思っていた。これでは常に人を疑うことに…」。滋賀県長浜市の幼稚園児刺殺事件で大津地裁が鄭永善被告(35)を無期懲役とした判決を受け、遺族の父親2人は16日、法廷で傍聴した後、やり切れぬ思いを隠さなかった。
「常に人を疑うことに」=やり切れぬ思い隠さず-園児殺害判決に遺族・滋賀 -gooニュース

 2人の遺族は、幼稚園児佐野迅ちゃん=当時(5)=の父正和さん(34)と、武友若奈ちゃん=同=の父利光さん(31)。大津地検から判決後、内容の説明を受けた。

 「(鄭被告の)死刑しか頭にない」「上に上げないと。当然の話」。2人とも、死刑を求刑した検察側の控訴は当然とした。

 佐野さんは「裁判長が(被告に罪を)償えと言ったが、誰に償うのか響いてこなかった。社会に対してなのか。子どもと、子どもを奪われたうちらに対してなのか」と複雑な心境も吐露した。 

投稿者 kasai : 08:32 | コメント (0)

いじめ自殺で文科省に再質問 福岡の中学生の母ら

 昨年10月に死亡した福岡県筑前町の中学2年森啓祐君らいじめ自殺した子どもの遺族らでつくる「学校のいじめ・事件・事故について親の知る権利を求める会」が16日、文部科学省を訪れ、いじめをめぐる情報が保護者に公開されない現状などを問う質問書を池坊副大臣に提出した。啓祐君の母美加さん(37)が「この1年、情報が開示されないという苦しみを経験した」と訴えた。副大臣は回答を約束。
いじめ自殺で文科省に再質問 福岡の中学生の母ら-gooニュース

投稿者 kasai : 08:29 | コメント (0)

正面からいきなり刺す?=不審者洗い出し進める-小2女児刺殺・兵庫県警

 兵庫県加古川市の市立別府小2年鵜瀬柚希ちゃん(7つ)が自宅玄関前で刺殺された事件で、柚希ちゃんは正面からいきなり刃物で刺された可能性が強いことが17日、県警加古川署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は遺体を司法解剖し死因の特定を急ぐとともに、捜査員65人態勢で不審者情報などの洗い出しを進めている。 
正面からいきなり刺す?=不審者洗い出し進める-小2女児刺殺・兵庫県警 -gooニュース

投稿者 kasai : 07:06 | コメント (0)

2007年10月16日

<誘拐>ブログで家族への不満相談「お兄ちゃん悪くない」

 長崎県諫早市の小学6年の女児(12)が大阪市のマンションに連れ込まれた事件で、未成年者誘拐容疑で逮捕された大阪市福島区の会社員、坂本優介容疑者(20)が長崎県警に任意同行を求められた際、一緒にいた女児が「長崎に帰りたくない。お兄ちゃんは悪くない」と捜査員に話していたことが分かった。女児が保護されるまでの8日間、女児は自由に行動できる状況にあったが、県警は坂本容疑者がわいせつ目的で女児をマンションに連れ込んだ可能性もあるとみて調べている。  
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071015-00000038-mai-soci

 女児は6日、家族あてに「捜さないで下さい」と書き置きを残し、現金1万6000円を持って自宅を出た。待ち合わせ場所のJR小倉駅(北九州市)で坂本容疑者と落ち合い、マンションに連れ込まれたという。
 坂本容疑者は、女児を連れ込んでいた13日までの8日間、通常通り会社に出勤。会社からの帰宅後や休日はオートバイの後ろに女児を乗せてドライブなどをしていたという。発見、保護された際も、2人でオートバイに乗ってマンションに帰ってきたところだった。
 2人は、女児が06年4月に開設した少女漫画のブログを通じて知り合った。「周りが自分のことを理解してくれない」と、家族に不満を持っている内容の書き込みに対して、坂本容疑者が相談に応じていたという。坂本容疑者も07年7月までマンションで母親と同居していたが、けんかが原因で母親は近くの自宅に戻っていた。
 2人はブログやメールで近況をやり取りするうちに親近感を持ち、坂本容疑者が「大阪まで遊びに来ない?」などと誘ったという。
 坂本容疑者は調べに対し「誘う前から12歳と知っていた」などと供述。県警は15日、坂本容疑者を長崎地検に送検した。

投稿者 kasai : 11:39 | コメント (0)

中越沖地震発生から3カ月 被災地の「明と暗」

 死者11人、負傷者2314人を出した新潟県中越沖地震は16日で発生から3カ月を迎えた。空き地では、絵本を読み聞かせる青空ライブが始まり、街角に次第に活気が戻ってきた。一方で、仮設住宅の暮らしになじめず、孤独に陥る被災者もおり、心のケアがますます重要になっている。被災地でいま何が起きているのか。被災地の「明と暗」を追った。(永岡栄治)

 裏手で日本海が海鳴りを響かせている。午後6時を過ぎると、辺りは真っ暗。「とくに冬場は海風が強くて自転車に乗れないほど。なぜあそこに建てたのか」。近くの特別養護老人ホームの園長がいぶかる場所に、仮設住宅が63戸並んでいる。
 潮風公園多目的広場の仮設住宅に、五十嵐健三郎さん(76)は9月から単身で入居した。部屋は約20平方メートルの1DK。こたつを置けば、寝る場所もない狭さだ。楽しみはテレビを見ることぐらい。地震でけがをした左ひざの痛みがひどく、足が踏ん張れない。
 周囲には店もない。買い置きしている缶詰やカップラーメンで食事をすませる日々。もうじき冬を迎えるというのに、着替えはない。冬物はいまだに、全壊した家の下敷きになっている。

 震度6強の激しい揺れで、新花町の築100年を超す借家が全壊した。「自室でテレビを見ながら寝ていたら、ズドンと土壁が倒れてきた。一瞬で、起き上がるひまもなかった」。10分以上、土壁の下敷きになり、消防署員に助け出された。
 自力で脱出しようともがいた際に、骨盤がずれ開いてしまった。病院で腹部を切開し、骨盤をボルトでつなぐ手術を受け、8月末まで入院した。
 若いときの離婚から一人暮らし。慣れているようだが、今一番こたえるのが孤独感だという。「誰一人話し相手がいない。ずっと壁を見つめていると、気が変になりそうになる」とつぶやく。
 「ここにいると、地震のことをつい考えてしまう。早く出たい」と、市の紹介する新花町のアパートの抽選が当たるのを心待ちにする日々だ。
 柏崎市によると、仮設住宅に暮らす高齢者の単身世帯は105世帯に上る。

投稿者 kasai : 11:34 | コメント (0)

神戸の高3自殺、恐喝メールに加担の2少年を家裁送致

 神戸市須磨区の私立高校で、7月に自殺した同高3年の男子生徒(当時18歳)が同級生らから金を要求されていた事件で、神戸地検は15日、同級生の17歳と18歳の少年2人を恐喝未遂の非行事実で神戸家裁に送致した。
 2人は、今月5日に家裁送致された同級生(17)と一緒に恐喝メールの内容を決めており、地検はこの同級生との共謀が成立すると判断し、「少年院送致相当」との意見書を付けた。家裁は15日、2人の2週間の観護措置を決定し、神戸少年鑑別所に収容した。
神戸の高3自殺、恐喝メールに加担の2少年を家裁送致-gooニュース

投稿者 kasai : 11:20 | コメント (0)

いじめ対策:携帯電話によるいじめ フィルタリングの有効性も強調--県教委 /徳島

 県教委などで作る「いじめ問題等対策企画員室」は11日、県庁であった全体会議に県警サイバー犯罪対策係長や携帯電話会社の社員を招き、携帯電話を使ったいじめの対策を話し合った。
 携帯電話会社が実施する講習会が紹介され、各社が提供する無料のサービスで、出会い系サイトやアダルトサイトなどへのアクセスをあらかじめ制限する「フィルタリング」の有効性も強調された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071012-00000262-mailo-l36

 また、県教委が9月、県内18小中高校の児童生徒2336人にアンケートした結果によると、携帯電話を持っているのは小学生25・7%、中学生61・6%、高校生96・1%だった。このうち掲示板や個人サイトに書き込みをした経験があるのは小学生5%、中学生34%、高校生57・9%。嫌がらせのメールなどを受けたことがあるのは小学生20%、中学生30・1%、高校生21・9%だった。
 「フィルタリング」を知っているのは小学生21%、中学生41・3%、高校生43・9%。利用しているのは小学生8%、中学生14・2%、高校生4・1%といずれも低かった。

投稿者 kasai : 00:31 | コメント (0)

2007年10月15日

学童保育、1施設当たり上限70人…厚労省指針

 共働きや一人親家庭の児童が放課後を過ごす「学童保育」の規模や設備などに関し、厚生労働省が策定する初のガイドライン(指針)の内容が13日、明らかになった。
学童保育、1施設当たり上限70人…厚労省指針-gooニュース


 同省は近く公表し、各都道府県などに通知する。学童保育は、利用者急増で大規模化し「子供に目が届かない」などの問題も指摘されており、保育の質を確保するのが目的だ。
 指針では、1施設当たりの児童数を「最大70人までとする」と上限を明記した。面積は、児童1人当たりおおむね1・65平方メートル以上とし、児童の体調が悪いときに休息できるスペースを確保することを定めた。
 土曜日や夏休みなどの開所時間は、8時間以上としている。また、新1年生については、4月1日から受け入れるようにした。保育園に子供を預けて働く親が、「3月末の卒園後、4月上旬の入学式まで子供を預ける場所がないのは困る」との声が強かったためだ。

投稿者 kasai : 10:27 | コメント (0)

2007年10月14日

ブログで知り合った小6女児を誘拐、容疑の20歳男逮捕

 インターネットで知り合った長崎県諫早市の小学6年の女児(12)を誘拐したとして、同県警諫早署は13日、大阪市福島区玉川2丁目、会社員坂本優介容疑者(20)を未成年者誘拐の疑いで逮捕し、女児を保護した。坂本容疑者は6日から13日まで8日間、1人で住んでいたマンションに女児を住まわせていた。「小学生の女の子と親しくなりたかった」と供述しているという。女児にけがはなく、元気という。
ブログで知り合った小6女児を誘拐、容疑の20歳男逮捕-gooニュース

 調べでは、坂本容疑者は今年7月末から、女児が開設したブログ(日記)に「うちの部屋が空いている」などと書き込み、今月6日昼に北九州市のJR小倉駅で女児と会った後、大阪に向かい、自宅マンションに連れていったという。小倉駅の防犯カメラには女児と男が新幹線乗り場の方に歩いていく姿が映っていた。
 坂本容疑者は女児を連れ出していた間、平日は会社に出勤しながら、一緒にドライブなどにも行っていたという。身代金の要求などはなく、県警は詳しい動機を調べている。

投稿者 kasai : 12:05 | コメント (0)

【Zoom Up】NPOが犯罪の隠れみのに チェック限界「すべて善良は幻想」

 NPO法人(特定非営利活動法人)が悪質商法や犯罪の隠れみのになるケースが後を絶たない。出資法違反容疑で警視庁など合同捜査本部の捜索を受けた健康商品販売業「エル・アンド・ジー(L&G)」(東京都新宿区、波和二会長)も、傘下のNPO法人による無料コンサートや勧誘で出資者を募っていた。「行政の認証」「非営利」という安心感を悪用したとされるが、行政のチェックには限界があり、「NPOを盲目的に信用すべきではない」との指摘が多い。
【Zoom Up】NPOが犯罪の隠れみのに チェック限界「すべて善良は幻想」-gooニュース

「NPOだから安心してしまった」
 エル社に数千万円を出資した鹿児島県の60歳代の主婦は悔やむ。1年ほど前、友人からエル社への出資を勧誘された。案内のあった無料コンサートの主催者は「内閣府認証NPO法人あかり研究所」となっており、「公的機関から認められている」と信用した。
 エル社は平成17年6月に内閣府の認証を受け、NPO法人「あかり研究所」を設立。理事には波会長の息子が就き、井上幸彦元警視総監らを顧問に招いた。設立目的には「新しい経済システムを構築する『経済ルネッサンス運動』を提唱する」と記載している。
 しかし、同研究所の実態は「エル社の事実上の一部門」(波会長に損害賠償を求める民事訴訟の弁護人)。有名演歌歌手を招いた無料コンサートを主催し、開演前に「後援企業のコマーシャル」として、エル社の電子通貨「円天」の仕組みなどを紹介していた。
 内閣府は4月、コンサート事業について、「特定の法人の利益を目的としてはならない」と定めた「特定非営利活動促進法」に抵触する可能性があるとして、説明を要求。あかり研究所はエル社を「後援企業」としたうえで、「活動内容を紹介する映像を流したのは事実だが、(エル社が)独自に流した」と回答し、エル社の利益活動への関与を否定していた。

 ■書面提出だけで設立化
 10年の特定非営利活動促進法の施行後、今年8月末までに全国で認証を受けたNPO法人は3万2366団体で、犯罪や悪質商法に悪用された例も多い。
 大阪府警が17年に出資法違反容疑で摘発し、認証を取り消された「新生協会」は、「多重債務者の救済」をうたっていた。だが、実際は債務者に金を貸し付け、会費名目などで実質的な金利を受け取り、債務者を“食い物”にしていた。
 「暴力団の支配下にあったり、企業の宣伝に専念していたりと活動が不透明な団体は多い」(NPO法人代表)。ただ、NPO法人の活動が「非営利」「社会貢献活動」という法の趣旨を貫いているかどうか、行政がチェックする機能は弱い。
 認証にあたり、内閣府による設立者の面接や身上調査はなく、必要なのは書面提出のみ。不認証は1%程度で、ほぼ「届け出」だけで設立できる。「間口を広げて幅広い参加を呼びかけるのが法の趣旨。法改正し、認証基準を厳しくする動きはない」(内閣府国民生活局)という。
 内閣府の国民生活審議会総合企画部会は6月、認証取り消しの基準となる事業報告書の未提出期間を、現行の3年間から2年間に短縮することなどを求める報告書をまとめたが、これが直接、法改正につながるわけでもない。
 NPOの活動を支援する「NPOサポートセンター」(東京)の山岸秀雄理事長は、「NPOはすべて善良というイメージは幻想」と指摘。被害に遭わないため、「設立者の人格から財務状況まで自分で確かめ、見極めることが大切だ」と呼びかけている。


投稿者 kasai : 12:00 | コメント (3)

2007年10月12日

父親殺人未遂の中3、刑事処分をと家裁送致

 長野県上伊那郡で今年9月、中学3年の二男(15)が、就寝中だった父親(44)の頭を手おので切りつけた殺人未遂事件で、長野地検伊那支部は12日、「刑事処分相当」とする意見を付け、殺人未遂の非行事実で二男を長野家裁伊那支部に送致した。
 刑事処分相当とした理由について長野地検伊那支部は、社会的影響などを考慮したとしている。
 非行事実によると、二男は9月24日午前2時ごろ、自宅居間で寝ていた父親の頭を手おので数回切りつけ、殺害しようとした。
 調べに対し、二男は「(父親は)身勝手だと思った」などと、父親への不満を供述。現在の心境については「家族に申し訳ないことをした」などと話しているという。
父親殺人未遂の中3、刑事処分をと家裁送致-gooニュース

投稿者 kasai : 13:07 | コメント (0)

群馬の高3を放火容疑で逮捕、自宅全焼

 群馬県警富岡署は12日、同県富岡市内の高校3年の男子生徒(18)を現住建造物等放火の疑いで逮捕した。
 調べによると、男子生徒は11日午後9時20分ごろ、自宅2階の自室で漫画本にライターで火をつけ、木造2階建て住宅約210平方メートルを全焼させた疑い。出火当時、家族5人が家にいたが、逃げて無事だった。
 同署によると、男子生徒は、父親(43)と母親、弟らと6人暮らし。
 調べに対し、男子生徒は「父親にたびたび怒られ、腹が立ってやった」などと供述しているという。
群馬の高3を放火容疑で逮捕、自宅全焼-gooニュース

投稿者 kasai : 13:05 | コメント (0)

2007年10月11日

心臓しんとう 子供に多くの発症例 野球のボールを胸に受け不整脈、心停止

 胸部に衝撃を受けることで不整脈を起こし、心停止に至る「心臓しんとう」。発育途上で、まだ胸の骨格が軟らかい子供が、野球のボールを胸に受けて発症する例が多く、手当てが遅れれば死に至る危険がある。今年も9月末までに全国で3件発生し、2人が命を落とした。不慮の事故を防ぐための対策と処置法をまとめた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071011-00000083-san-soci

 長崎県諫早市で9月、ソフトボール大会の試合中に、小学校6年の男児が左胸に死球を受けて一塁に走る途中で、突然グラウンドに倒れた。意識はなく心肺停止の状態。周囲の大人の的確な処置で男児は一命を取り留めたが、症状は「心臓しんとう」の典型だった。

 心臓しんとうは、胸部への衝撃がきっかけで起こる不整脈だ。心臓の筋肉がけいれんして血液を正常に送り出せなくなるため、処置が遅れると死に至る危険がある。

 心臓しんとうで子供を亡くした遺族や医療関係者らでつくる「心臓震盪(しんとう)から子供を救う会」(埼玉県)が確認したところ、平成9年から今年9月末までに心臓しんとうが原因とみられる救急搬送例は22件あり、13人が命を落としていた。胸の骨格が軟らかいために外部からの衝撃が心臓に伝わりやすい子供に起きやすく、発症件数の9割以上が18歳未満だ。衝撃を与えたものは、野球のボール(硬式・軟式)が最多の10件。ソフトボール(3件)、サッカーボール(2件、いずれもゴールキーパー)…で、競技中のケースが大半を占めた。

 同会の代表幹事を務める埼玉医科大総合医療センターの輿水健治准教授は「胸骨や肋骨(ろっこつ)が折れるような強さではなく、比較的軽い衝撃でも起こる。けんかの仲裁で肘(ひじ)が当たって発症した例もあり、日常生活でも注意が必要」と指摘する。

 心臓しんとうは、アメリカでは1990年代から「子供のスポーツ中の突然死」として注目されていたという。健康な子供にも起こるため、検査で兆候をつかむことはできない。ただ、起こりやすい状況はわかっていることから、用具の工夫やちょっとした注意で予防は可能という。

 輿水准教授が強調するのが、各メーカーから発売が相次いでいる「胸部保護パッド」の着用だ。「ユニホームの下に着用するだけで、最も危険とされる心臓の真上を保護できる。慣れれば重さも気にならないので、野球でヘルメットをかぶるのと同じ感覚で着用してほしい」

 また、親やスポーツ指導者らの意識も変える必要がある。輿水准教授は「子供を指導するときには『頭を殴るな』というのが暗黙の了解だが、『胸を突くな』という教えも徹底してほしい。少年野球やソフトボールでは『胸でボールを受け止めろ』という旧来の指導は危険だ」と訴える。子供の命を守るため、輿水准教授の提唱する予防策を見て実行に移してほしい。

 万一、心臓しんとうが起きてしまった場合は、119番通報するとともに、AED(自動体外式除細動器)で心臓の除細動を行う。AEDがなければ救急車の到着まで心臓マッサージを続ける。「除細動が1分遅れるごとに救命率は7~10%落ちるとされるが、3分以内に実施すれば4人に3人は助かるという報告がある」と輿水准教授。周囲の人に大声で助けを求めてAEDを探してもらうなど、素早い対応が救命のカギになる。

 輿水准教授は「まさに現場でしか救えない。万一に備えて救命講習を受けておくのはもちろん、グラウンドにAEDを設置するなどして、子供たちが安全に運動できる環境を整備してほしい」と呼びかけている。

投稿者 kasai : 23:06 | コメント (0)

2007年10月10日

高1男子が飛び降り自殺、自宅に家族あてのメモ 大阪

 9日午前8時40分ごろ、大阪府茨木市水尾3丁目のマンションの自転車置き場の脇で、制服姿の少年が頭から血を流して倒れているのを住人が見つけ、119番通報した。所持品などから市内に住む府立高1年の男子生徒(15)とわかったが、頭などを強く打っており、搬送先の病院で死亡が確認された。
高1男子が飛び降り自殺、自宅に家族あてのメモ 大阪-gooニュース


 茨木署の調べでは、6階と7階の間の階段踊り場に男子生徒のリュックサックと傘があり、男子生徒がここから飛び降りたらしい。マンションはオートロックなどがなく、住人以外も出入りできる構造だった。

 この日は校内テストで、男子生徒は午前8時半ごろ自宅を自転車で出たという。自室の机の上に「お父さん、お母さん、ありがとう」などと書かれた遺書とみられるメモが残されていた。

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2007年10月09日

小4-中1の「うつ」4% 国内初の大規模面接調査

 小学4年-中学1年の一般児童・生徒738人に、医師が面接して診断した北海道大研究チームの調査で、うつ病とそううつ病の有病率が計4・2%に上ったことが8日、分かった。これまで質問紙を郵送する方式では例があるが、医師が面接する大規模な疫学調査は国内初という。研究チームは「有病率がこれほど高いとは驚きだ。自殺との関係も深く、対策を真剣に考えていく必要がある」としている。
小4-中1の「うつ」4% 国内初の大規模面接調査-gooニュース

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2007年10月08日

子供の体力危機的レベル、運動不足が定着…文科省調査

 小学生の運動能力は20年前をピークに低下し始め、ここ10年間は低水準のまま推移していることが7日、文部科学省が公表した「2006年度体力・運動能力調査」の結果で明らかになった。
子供の体力危機的レベル、運動不足が定着…文科省調査-gooニュース

 同省は現状について、「これ以上下がりようがない危機的な水準ではないか」と指摘している。

 調査は06年5~10月、6歳から79歳の男女計約7万4000人を対象に実施。今回は、特に小学生の体力が低下する経緯に注目して分析が行われた。

 それによると、小学6年(11歳)男子の50メートル走の平均タイムは8・89秒で、ピーク時の1987年度と比較すると0・29秒遅かったが、96年度とは同じだった。小学6年女子のソフトボール投げの平均距離は17・24メートル。87年度より3・08メートルも下回ったものの、96年度と比べれば、0・59メートル下がるにとどまった。

投稿者 kasai : 18:26 | コメント (0)

3年前の中越地震、義援金が急増…中越沖地震と混同も

 新潟県に寄せられる中越地震(2004年10月23日)の義援金が、今年7月の中越沖地震後に急増している。
 県は両地震それぞれの義援金口座を設け、ホームページに振込先を掲載しているが、間違えている人も多いとみられる。
3年前の中越地震、義援金が急増…中越沖地震と混同も-gooニュース


 県出納局によると、今年度に入り、中越地震あての義援金は月に70~80件、100万円前後だった。しかし、7月に約2000件、約3100万円と急増、8月も約800件、約4200万円にのぼった。

 県出納局では「中越沖地震の発生で中越地震の被害を改めて認識し、両方の口座に振り込んでくれる人もいる」とする。一方で、「中越沖地震に振り込みたかったが、間違えた」と連絡があったり、中越地震あての振替用紙の通信欄に「中越沖地震」と書かれたりしていた例も十数件あった。

投稿者 kasai : 18:23 | コメント (0)

「会えていないんだと思うと…」=母親が心境語る-福岡中2自殺、11日で1年

福岡県筑前町立三輪中学2年の森啓祐君=当時(13)=が昨年10月、いじめを苦に自殺してから11日で丸1年となるのを前に、母美加さん(37)が「もう1年も息子に会えていないんだと思うとつらい気持ちになる」と心境を語った。
「会えていないんだと思うと…」=母親が心境語る-福岡中2自殺、11日で1年-gooニュース


 啓祐君が亡くなった当初は眠れない日々が続き、生きていくことに不安を感じることもあったという美加さん。それでも、自殺の連鎖でたくさんの子どもたちが亡くなっている現実を知り、どうしたら助けられるかを考えるうちに、伝えることが大事だと思うようになった。

 「真実を知りたい。いじめ自殺をなくしたい」。啓祐君の実名と遺影を公表し、全国での講演を通して訴えた。児童・生徒が負傷したり死亡したりした際に支給される死亡見舞金について、学校外でのいじめによる自殺も支給対象とするよう、文部科学省への要望もした。 

投稿者 kasai : 18:19 | コメント (0)

2007年10月07日

小1男児、ゲーム機に挟まれ指切断 岐阜・本巣

 6日午後4時50分ごろ、岐阜県本巣市政田のアウトレットモール「リバーサイドモール」のゲームコーナーで、愛知県犬山市内の小学1年の男児(6)がサッカーシュートゲームのボール搬出用機械に手を挟まれ、右手人さし指の先を切断する大けがをした。

 北方署の調べでは、事故があったのはボールをけって的に当てるゲーム「ターゲットストライカー」。男児は一緒に来ていた女児と、通常は入ることができない的とボールをける場所の間に入って遊んでいた。現場に高さ約110センチ、奥行き約65センチ、幅約35センチのボールを回収する機械があり、その機械のチェーンに指を挟んだとみられる。

 ボールをける場所には高さ120センチから上に垂直に網が張られ、通常は入ることができない。

小1男児、ゲーム機に挟まれ指切断 岐阜・本巣-gooニュース

投稿者 kasai : 11:36 | コメント (0)

不安送信デマメール 母親の間で出回る 仙台圏

 「大型スーパーのトイレで幼児がいたずらされる事件が相次いでいる」という虚偽の内容の携帯電話メールが、仙台圏の若い母親らの間で出回っている。多くの人に転送するように促す記述もあり、類似のメールが全国を駆けめぐっているとみられる。名指しされたスーパー側は「事実無根。問い合わせの対応にも苦慮している」と憤慨。ネット問題に詳しい研究者は「メールを回す前に情報の真偽を確かめて」と呼び掛けている。
不安送信デマメール 母親の間で出回る 仙台圏-gooニュース


 2人の子どもがいる仙台市の主婦(33)のもとに今月初め、友人からメールが転送されてきた。特定のスーパーで、児童がトイレに連れ込まれ、ボールペンで乱暴される被害が相次いでいる―との内容。文末では「たくさんのママに回して子どもを守ろう」と促している。

 ところが、実名を出された複数のスーパーは「警察にも確認しているが、そんな事実はない」と口をそろえ、宮城県教委、仙台市教委とも「そのような被害は確認されていない」としている。

 複数の関係者によると、同様のメールは仙台以外に関東や沖縄でも確認され、転送する際、スーパーの名前、場所など情報の一部を変えて出回ったとみられる。

 大型スーパーによると、9月ごろから真偽を確認する問い合わせが相次ぎ、4、50件に上った。神奈川県で始まり、関東などに広まったとみられ、関係者の1人は「誤った情報が広まった。『不幸の手紙』のような感覚で、いたずら半分に回されたらたまらない」と困惑する。

 別の大型スーパーには9月末現在、東京、近畿、東海地方の店舗に約130件の問い合わせが寄せられた。広報担当者は「1件ずつ、そのような事実はないと繰り返すしかない」とげんなり。

 電子ネットワークとうわさを研究している成城大文芸学部の川上善郎教授(61)=社会心理学=は「ショッピングセンターを舞台にした都市伝説ではないか」と指摘。「情報に踊らされず、転送する前に、新聞報道や警察で正しい情報かどうかを確認してほしい」と話している。

投稿者 kasai : 11:29 | コメント (0)

2007年10月05日

通学中の中2男子、男に刃物で刺され、負傷 北九州市

 5日午前8時20分ごろ、北九州市八幡西区町上津役(まちこうじゃく)東1丁目の路上で、登校中の市立上津役中学校2年生の男子生徒(14)が、車から降りてきた男に左脇腹を刃物で刺され、幅3センチの傷を負った。生徒は市内の病院に運ばれたが、命に別条はなく、母親に対し「見知らぬ男に刺された」と話したという。男は車に乗って逃げたが、学校側から110番通報を受けた八幡西署員が現場近くで目撃情報とナンバーなどが一致する車を発見。同署は車の所有者の男(40)を殺人未遂の疑いで緊急逮捕した。
通学中の中2男子、男に刃物で刺され、負傷 北九州市-gooニュース


 調べに対し、男は生徒に声をかけたことは認めているが、刺したことについては「覚えていない」と供述しているという。刃物は見つかっていない。

 同署などによると、男は車から降りて生徒らに何か言葉を発した後、いったん車に引き返し、生徒を刺したという。生徒はその後、歩いて学校へ向かおうとしたが、別の生徒の保護者が出血に気付き、車で学校へ連れて行った。一緒にいた友人が車のナンバーを目撃しており、現場近くの男の自宅前で車を発見した。

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出産直後、赤ちゃん落とす 新潟、27歳女を逮捕

 新潟県警秋葉署は5日、出産直後の女の赤ちゃんを自宅1階の窓から落としたとして、殺人未遂の疑いで母親の新潟市秋葉区、無職久保美千代容疑者(27)を逮捕した。赤ちゃんは頭の骨を折るなどの重傷。久保容疑者は9月22日午後、女児を出産、トイレの窓から屋外に落とした疑い。母親が、ぐったりしている久保容疑者を確認。病院に搬送され出産が分かった。祖父が翌23日午前、軒下で赤ちゃんを見つけた。
出産直後、赤ちゃん落とす 新潟、27歳女を逮捕-gooニュース

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2007年10月04日

子育てパス:ママ応援、県の新事業スタート 多彩な優待・割引 /山形

≪山形県≫
 ◇県内1474店舗協賛
 パスポートを提示して優待を――。県は、就学前の子供や妊娠中の女性のいる世帯を対象に、買い物やレジャーなどで特典を受けられるやまがた子育て応援パスポート事業を始めた。【佐藤薫】
 パスポートを利用することで、社会全体で子育て機運の盛り上げを図る狙い。パスポートを提示して受けられる優待は、購入額の割引やポイント加算▽金融機関でのローン商品の金利優遇▽写真館での赤ちゃんの写真入りの名刺プレゼント▽住宅購入者への子育て応援金の給付▽商店街駐車場の30分延長サービス――など。
 県は当初、750店舗程度の参加を見込んでいたが、ほぼ倍の1474店舗が協賛してスタートを切った。店舗の内訳は、小売店464▽クリーニング355▽金融・保険163▽飲食店124▽理容・美容店31▽レジャー関係24など。これら協賛店のサービスの内容は、県のホームページや携帯サイトに掲載している。
 パスポートは、市町村を通じて対象世帯に配布している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071003-00000035-mailo-l06

投稿者 kasai : 06:56 | コメント (0)

半数が視覚障害に配慮なし 自治体ホームページ、遅れる対応

 地方自治体のホームページの半数近くが、「文字を大きくし読みやすくできる」などの基本機能を備えておらず、視覚障害者やお年寄りに配慮した対応が遅れていることが3日、総務省の調査で分かった。外出が困難な視覚障害者にとって、ホームページで福祉制度などの情報が得られなければ、大きな支障が生じかねない、との声が上がっている。調査は今夏に行われ、ほぼ全自治体が答えた。
半数が視覚障害に配慮なし 自治体ホームページ、遅れる対応-gooニュース

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リタリンと同成分の「多動性障害」治療薬、承認見送り

 厚生労働省の薬事分科会は3日、国内初の注意欠陥・多動性障害の治療薬「コンサータ」(一般名・塩酸メチルフェニデート)について、安全性や有効性を認めたが「向精神薬リタリンと同じ成分が含まれており、リタリンと共に流通・管理体制を検討する必要がある」として、製造販売の承認を留保した。
リタリンと同成分の「多動性障害」治療薬、承認見送り-gooニュース

 リタリンの乱用問題を受けた異例の措置。同省は、塩酸メチルフェニデートの適正使用に向けて、分科会の下部組織の部会で早急に検討し、医療用麻薬並みの厳しい管理体制を導入する方針だ。具体的には、各製薬会社が医師や医療機関を登録し、塩酸メチルフェニデートを取り扱える医師を限定する仕組みを考えている。

 コンサータは、ヤンセンファーマ社(東京都千代田区)が申請した治療薬で、海外66か国で承認されている。部会が今年8月、「安全性や有効性は確認され、承認しても差し支えない」との結論をまとめていた。

投稿者 kasai : 06:39 | コメント (0)

2007年10月03日

「不要品」子どもたち持ち寄り おもちゃ交換かえっこ盛況 点数つけ「等価」で 二丈町の藤さん 発案者も驚く広がり

 子どもたちが不要になった玩具を持ち寄り、自主的に点数を付けて交換する通称「かえっこバザール」が、静かな人気を集めている。毎週末、全国のどこかで開かれ、心理学の専門家も「子どもの社会性を育てる」と注目する。発案した福岡県二丈町の美術家、藤容子さん(44)も反響の大きさに驚いている。
「不要品」子どもたち持ち寄り おもちゃ交換かえっこ盛況 点数つけ「等価」で 二丈町の藤さん 発案者も驚く広がり-gooニュース

 「かえっこ」の仕組みはこうだ。子どもたちは集まった玩具を「そこそこ」「まあまあ」「なかなか」の三段階で査定する(自分の玩具は査定できない)。査定に応じたスタンプを「かえっこカード」に押し、自分の玩具が受けた査定の範囲内で、ほかの子どもが出品した玩具を選んで「かえっこレジ」で交換できる。

 スタンプとカードも藤さんが考案し今や全国共通の規格となっている。スタンプは大阪市内の指定メーカーに合言葉を伝えると購入することができ、カードは藤さんのホームページ(http://www.kaekko.com/)でダウンロードする。

 9月、福岡市博多区銀天町商店街の広場に大勢の親子が集まり、「かえっこ」が開かれた。

 ぬいぐるみやミニカーなどが雑然と置かれたシートの上で品定めする子どもたち。同市の三筑小1年、中村寧音(ねね)さん(7つ)は迷った末に、ヨーヨーを選んだ。中村さんもぬいぐるみなどを出品しており、ヨーヨーの代金は要らない。母親の美恵子さん(36)は「お金がかからないので助かります」と笑顔を見せた。商店街ににぎわいを取り戻そうと主催した特定非営利活動法人(NPO法人)「そよかぜ」の浜崎和久理事長(70)は「きょうは人が多いね」とにんまりした。

 藤さんが「かえっこ」を着想したのは2000年3月。福岡市内のフリーマーケットに参加し小学1年と園児だった長女と二女の不要になった玩具を出品。続々と子どもたちが集まり長女と二女が接客を始めた。

 「普段は家の手伝いもしないのに。子どもの目の輝きに驚きましてね」。子どもたちが主体的に運営するフリーマーケットができないものかと思案し、「かえっこ」の仕組みを考え付いた。3カ月後、同県前原市の商店街であったイベントで実験して評判になり、ネットに掲載したところ、問い合わせが相次いだ。

 藤さんのホームページには各地から「かえっこ」の開催状況が報告される。8月は茨城県や富山県など11カ所。この7年で各地で300回開かれたという。「もう私の手を離れてしまっています」と、藤さんは笑う。

 九州大大学院人間環境学府の南博文教授(人間環境心理学)は、子どもが主体で運営する点に注目。「子どもたちは『かえっこ』を通して社会を模擬体験し、人との接し方を学ぶことができるのではないか」とみている。

投稿者 kasai : 08:34 | コメント (0)

献血者が500万人割れ 29年ぶり、若者が激減

 06年の国内の延べ献血者数が29年ぶりに500万人を割り込み、約498万8千人となったことが2日、厚生労働省と日赤のまとめで分かった。若年層の減少が目立ち、96年には全体の45%を占めていた10-20代の献血者が06年は31%にまで激減。厚労省は「少子化が一因とみられるが、それだけが理由とは考えにくい」として献血離れに歯止めをかける本格的な対策に乗り出した。
献血者が500万人割れ 29年ぶり、若者が激減-gooニュース

投稿者 kasai : 08:28 | コメント (0)

柏崎付近の地盤、帯状に隆起 新潟県中越沖地震で

 国土地理院は2日、7月の新潟県中越沖地震によって震源地から約15キロ離れた同県柏崎市と刈羽村付近の地盤が、幅約1・5キロ、長さ約15キロにわたり帯状に、最大約15センチ隆起していることを確認したと発表した。宇宙航空研究開発機構の衛星「だいち」が撮影した画像を解析。飛田幹男・地殻変動研究室長は「地震の断層が陸に向かって浅くなっているとの説が有力であることを示す」と話している。
柏崎付近の地盤、帯状に隆起 新潟県中越沖地震で-gooニュース

投稿者 kasai : 06:17 | コメント (0)

砲丸直撃、中3男子が頭骨陥没の重傷…大阪で体育授業中

 2日午前11時35分ごろ、大阪府守口市佐太中町、市立庭窪中学のグラウンドで、体育の授業で砲丸投げをしていた3年の男子生徒(14)の後頭部に、別の生徒が投げた砲丸(重さ2・72キロ)が直撃。
 男子生徒は頭の骨を陥没する重傷を負った。
砲丸直撃、中3男子が頭骨陥没の重傷…大阪で体育授業中-gooニュース


 府警守口署や市教委などによると、授業には2クラス計36人が参加。生徒同士が15メートル離れて向かい合って練習していた。けがをした生徒は、隣からそれて転がってきた砲丸を拾おうと、5メートル前に出てしゃがんだところ、ペアの生徒が投げた砲丸が飛んできたという。

 市教委は「投げ手が一斉ではなく、ばらばらに砲丸を投げていたことが事故につながった。体育の指導教諭に安全への配慮が足りなかった」と学校側の責任を認めた。

投稿者 kasai : 06:06 | コメント (0)

2007年10月02日

赤ちゃんポストに8人目=生後1週間の男児-熊本

 育児が困難な親が匿名で乳児を託せる慈恵病院(熊本市)の「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」に9月30日、生後1週間程度の男児が置かれていたことが2日、分かった。5月10日の運用開始以来8人目となった。同病院は「利用の有無についてコメントできない。(ポストの運用は)問題ない」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071002-00000090-jij-soci

投稿者 kasai : 17:09 | コメント (0)

市民へ直接防災メール 大分市

 大分市は1日、携帯電話やパソコンの電子メールを通じて住民に大雨や洪水の警報・注意報、地震速報、避難勧告などの防災情報を配信する「大分市防災メール」のサービスを始めた。災害情報をいち早く伝え、被害を最小限に抑える狙い。市民へのメール速報は県内の自治体で初めて。
市民へ直接防災メール 大分市-gooニュース

 配信対象は市が発表する避難勧告や避難所の開設状況、光化学スモッグ情報などや、気象庁が提供する大雨洪水警報や土砂災害に関する警戒情報、津波予報など。

 サービスを受けるには登録が必要。所定のアドレスに空メールを送ると返信メールがあり、登録ページに接続して登録ボタンを押す。メールアドレス=entry@b‐oita.jp

 また、地震の揺れが来る前に震源などをテレビなどで知らせる気象庁の緊急地震速報もスタート。トキハわさだ店(大分市玉沢)は1日、速報後に客を避難誘導する対応マニュアルを全従業員に配り、速報を知らせる店内放送をテストした。大分ケーブルコムは今月上旬

投稿者 kasai : 12:17 | コメント (0)

交通事故情報を小中高に提供

 歩行者と自転車が関係したすべての人身事故の情報を広島県警が地域に発信し、事故防止に役立ててもらう情報提供システムが1日、県内の公立の小中高で始まった。県警は交通安全教育への積極的な活用を期待している。各警察署の事故情報を集約し、23市町ごとに教育委員会を通じて各学校へメールで送信。事故防止のアドバイスを加えて伝える。府中町は7月から、広島市では8月から全校で運用を開始した。
交通事故情報を小中高に提供-gooニュース

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2007年10月01日

緊急地震速報の開始直前「間に合わなかったケース」と気象庁

 気象庁の緊急地震速報は1日、一般向けに運用を開始するが、神奈川県西部を震源とする今回の地震では、午前9時の運用開始直前で作動しなかった。ただ、神奈川県箱根町や小田原市では、初期微動(P波)検知とほぼ同時に大きな揺れがあり、運用開始後だったとしても間に合わないケースだった。気象庁は「震源が浅い地震で、局地的な震度を正確に推定するのは難しい」といきなり課題を突きつけられた形だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071001-00000903-san-soci

 一般向け速報の対象となるのは、最大震度5弱が推定される地震で、震度4以上が予測される地域。今回の地震では、P波検知から31秒後まで、最大震度4と推定されたため、運用開始後だったとしても速報対象とならないケースだった。
 観測データは随時更新され、32・1秒後に震度5弱と推定したが、多くの地域で、すでに主要動(S波)が到達した後だった。
 3・9秒後の第1報でも、箱根町や小田原市ではS波到達後で、震度4だった東伊豆町でもS波到達まで7秒しか余裕がなかった計算になる。
 地震直後の1日未明に会見した気象庁の宇平幸一・地震津波監視課長は速報システムについて、震源地やマグニチュード(M)、震源の深さなど「精度は高かった」と手応えを示したものの、肝心の震度推定では「考えていくべき部分がある」と課題があることを認めた。また、震源地に近い地域ではS波検知からP波到達まで間がなく、“直下型”では速報の難しさも浮上した。
■10秒あれば屋外脱出「屋内はナンセンス」

投稿者 kasai : 17:10 | コメント (0)

大人の盲点…子どもの「ネットトラブル」体験談

 神戸市内の私立高校3年の男子生徒が飛び降り自殺した事件は、携帯電話を利用したインターネット上で嫌がらせがあったとされる。子どもたちに広がるネット上のトラブルや対応について、保護者らから体験談が神戸新聞に寄せられた。そこには、陰湿ないじめの実態のほか、対応が追いつかず、たじろぐ学校や大人の姿があった。
大人の盲点…子どもの「ネットトラブル」体験談-gooニュース

◆「出会い系」に娘の番号

 まず紹介するのは、神戸市内の中学三年の女子生徒のケース。母親によると約一年前、出会い系サイトに携帯電話番号が勝手に載せられた。知らない大人から電話がかかってきたり、ネット上に悪口を書き込まれたりするなどの被害に遭った。前後して数人の友だちからは、「友だちやめる。これからはかかわらないで」と一斉にメールが届いたという。

 ショックを受けた女子生徒は自宅に引きこもるように。一度は立ち直りかけたが、再び同じようないじめに遭い、不登校になったという。

 「こんなことが普通に行われているということを知ってほしい」と母親。「メールアドレスをすぐに変えて他人になりすまし、(相手を)わなにはめたり、文句を送ったり。先が見えない怖さがある」と指摘し、「今は携帯は持たせていません」と締めくくった。

◆中傷すぐに消去できず

 「親がもっと子どもの世界を知るべき」とするのは、神戸市内の私立高校生の母親。

 子どもが書き込みをする携帯電話のホームページ(HP)の存在を知り、検索した。七月、娘が掲示板で中傷されているのを見つけた。

 いじめの危険を感じ、学校に相談した。しかし、学校側はHPの存在に驚くばかりだったといい、「『学校が立ち入る問題でも…』、というムードで具体策は講じてもらえませんでした」。

 娘のふさぎ込む様子が目立った。HPの管理者に書き込みを消すようメールで依頼したが、一度目は反応がなかった。再度の要請で消去されたが、数日間は書き込みがそのまま残った。「問題がある書き込みは、誰もがすぐに消去できるシステムが必要」と訴える。

 母親は学校に早急な対策を求める一方で、こう警告する。「親として、最近の子どもの流行を同レベルで関知すべき」「大人が現状を深く知る努力をし、その上で子どもたちに危険を伝えないと、ネット上のトラブルが大きな問題につながる」

投稿者 kasai : 17:02 | コメント (0)

地震速報始動どう生かす 川西で初訓練実施

≪参考記事・神戸新聞≫
 地震の初期微動をとらえ、大きな揺れの直前に予想震度を知らせる気象庁の「緊急地震速報」の一般市民への提供が一日、始まった。川西市美山台の北陵集会所では、速報を使った防災訓練があり、地元の高齢者ら約四十人が参加した。
地震速報始動どう生かす 川西で初訓練実施-gooニュース

 川西北陵地区自主防災会が主催。市の担当者が緊急地震速報の仕組みなどについて説明した後、参加者が四グループに分かれ、十秒後に強い揺れが起きる想定で訓練が始まった。室内に「緊急地震速報です。強い揺れに警戒して下さい」とアナウンスが流れると、各グループの代表が別室の参加者らに大声で危険を伝えた。

 直後、強い揺れを意味する自動火災報知機が鳴ったが、すでに参加者の大半が机の下などへの避難を終えていた。

 民生委員を務める同市丸山台二、清水和恵さん(57)は「十秒はあっという間。大きな揺れの前に何をすべきか、日ごろから考えておく必要があると感じた」と話した。このほか、屋外への避難時に、ブロック塀などを地図上で確認する図上訓練も実施した。

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新潟中越地震:震災被害の代替道、寺野バイパス開通--旧山古志村 /新潟

 04年の中越地震で一時全村避難した旧山古志村(長岡市)で29日、地滑りなどの被害を受けた同村種苧原(たねすはら)の県道に代わる寺野バイパスなどの開通式が開かれた=写真。参加した住民たちは「これで便利になる」と笑顔だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070930-00000059-mailo-l15

 開通式は寺野バイパスのほか、旧村竹沢と東竹沢をつなぐ羽黒トンネルの完成を祝って開かれた。寺野地区は地震で地滑りが起き、斜面が道路ごと崩落。道路再建のめどが立たないため、集落を大きく横切る総延長3キロの寺野バイパスを建設した。一方、羽黒トンネルは地震でトンネル内部が隆起するなどの被害を受け、隣り合った歩道トンネルを車道トンネルとする復旧改良工事を行っていた。総工費は合わせて約46億円だった。
 寺野バイパスの古川大橋で開かれた式では、泉田裕彦知事らがテープカットを行った後、住民たちが村の伝統行事「牛の角突き」の闘牛とともに橋を渡った。種苧原の農業、小川庄一さん(76)は「これまでは道が曲がりくねって除雪も大変だった。これで孫を学校に送り迎えするのにも役に立つね」と話していた。

投稿者 kasai : 00:11 | コメント (0)