2010年09月30日

建物火災に遭遇・・

taniiです
9/29・曇りから快晴
午前中、我が家の庭に設置してある「防災倉庫」の整理と、発電機等のメンテナンスを終え昼食。
13:00過ぎに車庫の片付けをする為に庭に出て、ふと南の空を見ると黒煙が上がっている・・
一瞬、「禁止されているゴミ焼却」をしているのかな?と思ったが、煙が半端な規模じゃない・・
「火事だ」と直感し、車に飛び乗り、煙の方向へアクセルを踏んだ。
私の自宅から1-2分のカーブを曲がると、高床式3Fの住宅に隣接する「大きな作業小屋」から黒煙が上がり火炎も見えた、
住宅前の道路は幅員が狭い為「消火活動」の邪魔になると思い「農道」に車を突っ込み、
ヘルメット・グローブを着用し、救急バッグと車両誘導棒を持ち、デジカメと携帯をポケットにねじ込むと現場に走った。

炎上する小屋の前で家主と思われる「高齢男性」がパニックになっており、他には誰もいない。
男性を捕まえて「ここの住人か?通報したか?家族構成は?誰か残っているか?」と詰問するが、要領を得ないながら「消防は呼んだ、家には俺だけだ」と答えた。

熱気で火傷しそうなので、道路の反対側に家主を避難させ、再度同じ事を聞くと「三人暮らしで二人は出ていて、自分しか居ない」と再度答えた。
しかしパニック状態なので信用せず「要救助者」が残っているかも知れないと思い、
外壁が燃え始めた住宅の玄関から中に入り「誰かいないか!!」と声をかけながら部屋を確認するが熱くて全て確認が出来ず、外に飛び出し「絶対他に人はいないか?」と怒鳴ると「居ない、居ない、俺だけだ」と繰り返したので、「要救助者無し」と判断した。

火勢が強く、消防隊を待つしか出来ないが、一般車両が「消防車両の進行」の妨げにならないように誘導棒で「通行規制」をしながら、村松方向を見ると地元消防団員が1名走って来たので、「一般車両通すな!!そっち側規制しろ!!」と怒鳴った。

家主の男性に目配りしながら、通行規制し、消防が「初期段階の現場写真」が必要だろうと判断、炎上家屋にカメラを向けシャッターを切りながら消防隊の到着を待つ。

文章にすると長いが、ここまで3~5分位だと思う、


やがてサイレンが聞こえ、消防隊が到着したので、署員に「要救無し、確認しました!」伝えると「要救無し、了解」と返ってきた。

署員と共に「ホース」を配置し、消防隊放水開始・・・
火勢が強く消火活動は難航したが、やがて鎮火、「作業小屋」は、全焼、
住宅は、かろうじて全焼をまぬがれたし、負傷者等が無かった事が何よりで

「火事の恐ろしさ」を体で感じた一日であった・・










2010年09月14日

なんで?鹿が?

taniiです。
9/14午前5時30分、私の携帯のメール着信音がなりました。
「地震情報メールかな?」と思いながら確認すると、釣り仲間の「WATAさん」からで、
柏崎に釣りに行こうと、国道8号線・宮本地内を走行中、宮本交番の柏崎方向300m位の道路左側に倒れている「鹿2頭」を発見し急停車、画像を撮り、「これはtaniiiに知らせなければ」と送ってくれました。

直に「WATAさん」に電話をすると、事故直後で現場には「車両が無かった」が車両の部品が散乱し、「鹿は、まだ生きていたみたい」との事で、警察に通報したら
「ああ、鹿の件ね、先程一報入りました」と言われたそうで、
現場を立ち去ろうと車を移動しかけたら、前部を大破した「○○ック」が現場に近づいて来たそうです。

画像で見る限り「雄雌2頭の日本鹿」だと思います・・群馬方面(尾瀬)から来たのかも・・

「イノシシ」に続き「シカ」とは・・・次は、まさか「   」・・・・・・




2010年07月22日

命を守る着衣泳・千手小学校

aniiです。
猛暑やドシャ降りと、日本中(世界中)異常な天気が続いている中、今年も6月から開始している[着衣泳]指導に、7/16(金)長岡市立千手小学校(笠井校長)へ行って来ました。

前夜までの大雨に「大丈夫かな? 中止かな?」 と不安でしたが、8時頃から、一気に青空・・快晴となり一安心、生徒達の熱意が届いたかな?と・・

K..K・K・KとKの付く3指導員と合流し、台車に器材を載せ、案内していただいた所が、エレベーター前でした。

不審そうな顔の私達に職員さんが、笑顔で「どうぞ乗って下さい」・・「はい!?」
3Fのボタンが点灯しており、「まさか?」・・扉が開くと、眼前に綺麗なプールが・・・
何と、千手小学校のプールは、<校舎の3F>にありました!!
周囲の住宅を眼下に、西山の稜線が広がり、温水シャワー付の素晴らしい設備にビックリ!
思わず、唸ってしまいました。

当日の対象生徒は。3年生約60名・5年生約60名の120名、学年別に2回分け指導、バディ・人員点呼・各種浮き・潜水・転落体験・スカーリング・フィニング・救助等々を実施し、最初は水を怖がっていた生徒達も少数いましたが、徐々に慣れ、殆どの生徒達が「出来た~!」の歓声を上げ、自ら次の段階にチャレンジする頼もしい生徒も続出しました。

生徒達の笑顔と「ありがとうございました~!」の声に[中年3指導員と若手1指導員]は、「元気」を沢山をいただき、笠井校長の[子供達を守る]という強い意志のもと、ご理解ある先生方の協力で無事に終了いたしました。

夏休みを控え、水難事故が多発する中、[一人でも幼い命が守れたら]と着衣泳の普及を願っております。







2010年04月09日

埼玉のペット…

taniiです。
[埼玉の山中にペット100匹の遺体]の報道を見て、怒りと悲しみで震えました。

私のベットの脇には、小さなサイドボードがあり、今まで生活を共にして来た4匹の犬の

骨箱がおいてあります。

それぞれが使っていた首輪と各々の命日を記した写真に囲まれ、

片時も彼等の事を忘れた事などありません。

車の運転をしていても、似た犬を見かけると「○○!元気か?}と思わず声に出してしまいます。

私の友人達の中には、「早く「お墓」に入れないと成仏しないよ」と言ってくれますが、

「誰がそんな事決めたんだ!」「私が死んで、彼等に会いに行くまで、このままにしておくんだ!!」

と、譲りません(^^)

いつも「人間て残酷だなぁ」と思う事があります、それは

ペットを飼いたいと、ペットショップで購入したり、近所で犬・猫が生まれたからと貰って来ますが

人間の身勝手で、コッチの子が可愛いから、アッチの子がスタイルが良いから等と

子供達を「拉致」して来るのです・・親子の縁を断ち切ってしまうのです・・

残酷と思いませんか?・・私もその一人です!!

私は心に誓っている事があります、

1.連れて来た子供達(犬・猫)に対して、私が親であり・兄弟であり・仲間であり、

 何があっても絶対守る、最後の最後迄看取る。

2.飼うのではなく、一緒に活きて行こう(一緒に歳をとろう)

特別じゃありません、命を預かった責任で当たり前の事です。

彼等から、毎日沢山々の安らぎと幸福を貰っています・・

現在、犬・ラブラドール(♀)と猫・アメリカンショートヘア(♂)がおりますが、

とても仲良しで、二人(二匹)で遊んでいる姿を見ると癒されます。

埼玉の事件も、服を着て・リボンを付けて・100体とありましたので、

そんな状況は、ペット葬儀屋関係しか考えられないと思います。

飼い主さんの気持ちを裏切る絶対に許せない行為、早期解決を願います。

画像は、我が家の子供達





2010年01月14日

ライフル事件・・

taniiです

嫌な事件が起きてしまいました・・・ライフルを使用しての3人もの射殺事件。

TV局取材に近隣住民は「DV夫」だったと答え、その後の報道では、酒に酔っていたと・・。 口論のあった居酒屋から一旦立ち去り、2時間後にライフルと実弾を持ち出し、狩猟用迷彩服を着用しての凶行・・・自殺。

昨年、所持許可の更新時調査に「DV情報」は掴めなかったのか?

銃の所持は免許証ではなく、所持許可証です。
銃所持許可学科講習を受講し、テストに合格しても下記の
[犯歴(前科・前歴)・住所歴・職歴・資産(借金も含む)・薬物中毒(麻薬・大麻・その他の薬物)
アルコール中毒(アルコール依存症・酒乱等)・医師の診断書添付・近隣住民の風評等々沢山の身上・身辺調査]調査が行われ一つでも欠格事項があると許可は出しません。
(日本の銃所持は、世界一厳しいのです)

「銃の保管庫・弾薬保管庫の鍵の保管場所も家族には知らせないで下さい」と警察から、指導されております。

実弾が装填されていなくても、人に銃口を向ける事等考えられません。
ライフル銃の所持申請資格は、[散弾銃を10年間継続所持し、狩猟も10年・無事故無違反]
上記条件を満たせば、許可が出るわけではないのです、あくまでも申請資格があるだけで、
初心者がライフル銃を所持したいと思っても、最短10年かかるのです。

一昨年の秋葉原ナイフ殺人事件の時も「ナイフを多用する代表?」としてTV局取材を受けましたが、「ナイフが悪いわけじゃない、使う人間が問題なんだ」と答えました。

離婚問題云々で激高したとはいえ、殺さなくても・・・・・嫌な事件でした。



谷井秀次

2010年01月12日

今時の若い娘は・・・・・・素晴らしい!

taniiです

1月11日 快晴 午前10時頃 越路町信濃川堤防道路

天気が良いので、小正月用の肉を獲りに越路町の河川敷に向かいました。

蛍マークの水門から下る道には少し雪がありましたが、マニュアル4駆だし・・大丈夫!!

15m程下ると動けない・・・腹がつかえてる・・・大丈夫・・・じゃなかった~~。

脱出しようと前後に揺すってみるが・・ダメ・・5分程ジタバタしてみたがダメ!!!!

いつも積んであるスコップも天気が良いので、ウッカリ降ろして来た・・最悪~!

友人に引っ張ってもらおうかと、携帯を手にしたら、後ろで

「大丈夫ですか!手伝いましょうか!」の声、振り向くと、若い女性が2人こっちに歩いて来る。

うそ~?・・何で?・・相手間違えてない?・・大丈夫かな?・・等々、頭をよぎる。

いつも助ける役ばっかりしているもので、逆パターンは正直面食らったが、

私の車に牽引ロープも積んであるので、「ありがとう、お願いします」と言うと、

「スコップを積んであります、使って下さい」・・・思わず「偉い!」と言ってしまった。

坂道の車両を牽引するには「コツ」がいるので、「運転大丈夫かなぁ」と心配したが

無用であった。

無事に平らな道路上に戻れ、お礼をしようと財布を捜したが、免許証しかない。

名刺を渡し「ありがとう、本当に助かりました。今日の事をブログに書きますから読んで下さい」

「お名前は?」と聞くと、「すぐに忘れてもらって良いです・・渡辺です」だって・・カッコ良い
ねぇ!!!

更に私の車の[海上保安庁と柏崎マリーナのステッカー]を見て、

「私も船舶免許持ってますよ、お父さんが寺泊にボート置いてあります」

と聞かせてくださり、越路橋方向へハンドルを切って行った。


キビキビした応答と態度・ボランティア精神、若い人も捨てたもんじゃない。

「渡辺さんと友人の方、本当にありがとうございました」

この場を借りてお礼申し上げます。

                    谷井秀次

2009年12月14日

12月なのに…

tani iです。
12/8早朝・晴れ、
娘(ラブラドールレトリバー♀7歳)と、通い慣れた猟場に行きました。
嗅覚の良い彼女のおかげでキジを2羽を獲り、帰宅しようと車に向かって歩いていたところ
娘が農道の藪に向かって、唸り声をあげました。

何だろうと覗くと、1m位のシマヘビがトグロを巻き、威嚇のポーズをしていたのです・・
雪が無いとはいえ、12月です・・

12/13晴れ、娘と鴨猟場へ行きました。
水面に撃ち落とした鴨2羽を、泳いで回収して来る愛犬の姿にウットリ(親馬鹿です)していると
私の足元の枝が動きました・・??良く見ると、又、シマヘビの大きい奴です、
前回とは全く違う猟場なのに・・ハンター歴35年で初めての経験でした。


大きな災害等が無ければ良いのですが・・・・・

2009年10月22日

悲しすぎる…

taniiです

10/19(月) 午前9時頃、宮内の蔦屋へ、前日借りたDVDを返却しに行き、駐車し、入口を見ると、大柄な男が座り込み自動販売機にもたれていた。

若い男の子が外で座っている姿は珍しくないので、気にもせず、返却BOXに近づいて男を見ると、普通の表情ではなかった。

30歳位・大柄・オレンヂ色CAP・短パン・リュックを背負い、買い物袋を持ち、眼はうつろだった。

自販機にもたれかかった状態から、ケガかな? 体調不良かな? と思い「どうしたの?大丈夫?」と数回問い掛けてみたが、反応無し。 体には、出血等外傷は見受けられない。
更に「誰か待ってるの?一人なの?体の具合が悪いの?」と、声を掛けても無言。
「耳が聴こえないのかな?」と思い、障がい者は迷子札を付けているはずと、体を見回すとリュックに紐があり、リュックと背中の間にカードらしき物が見えた。

驚かさないように優しく声を掛けながら紐を引っ張ると、葉書大の「手書き迷子札」が出てきた。

小千谷の住所・電話番号・名前が記されていたので、「◯◯君」と数回声を掛けたが、全く反応無し。

記載されていた番号に電話すると、お婆さんが出て「昨夜、長岡へ父親と一緒に行ったが行方不明になり、父親だけ帰って来た」と淡々と話す口調に、心配している様子は感じられず、
私が「父親か親戚の方で車で迎えに来る事は出来ないのか?」と聞くと、「出来ない」の返事が返ってきた。

電話の最中に◯◯君は道路方向に走りだそうとするので、二次事故になってはマズイと押さえ付け、「迎えに来れないのなら、通報し、警察に自宅まで送り届けてもらうべく手配しますよ」と言うと、「そうして下さい、お願いします」と言った。
「警察」の言葉に反応し、逃げ出そうとする◯◯君を押さえながら、本署に通報、状況を伝えパトカーの手配を要請した。
耳が聞こえないと思っていたが、聞こえていたのか・・・

逃げようとする◯◯君を押さえ、なだめている私の前を、沢山の人達が奇異の眼差しを送りながら通り過ぎて行き、私と視線が合うと、急にソッポを向く、皆、関わりあいたくないのだろう。

◯◯君の人生って何だろう・・本人の苦悩・・親兄弟の苦悩・・親戚・・絆・・社会的差別・・沢山の情景がよぎる・・自分で選べない人生・・・障がいのある子供が行方不明なっても、届けも出さず帰宅した父親・・私と電話で話をした「お婆さん」は、事故・病気の心配すらしなかった・・

哀し過ぎる・・・

20分程してパトカー到着、警察官に状況説明し、保護していただいたが、気が重たかった。

翌日午前中に現場臨場警察官のNさんから電話があり、お礼の言葉と自宅まで送り届けたと丁寧な報告を受けた。
警察官の常識ある対応は初めてで、今年8月の深夜、徘徊老人保護をした時には、
その後の連絡も無く、気になっていたし、交通事故の救助等でも、何も連絡は無かった。
警察は救助者に報告義務は無いと思うのだが、救助した側は、ケガの度合いやその後大事にいたらなかったか? とても気になっている。

警察からの連絡後、◯◯君の父親から電話があり、「ありがとうございました」と言っていたが
謝意は全く感じられなかった・・・・・・

2009年09月10日

石坂小学校で着衣泳指導

谷井です。

9/3(木)、快晴 長岡市立石坂小学校(千名校長・生徒数59人)へ、着衣泳指導に行って来ました。

指導員は、栗林指導員(愛情深い?鬼軍曹)・谷井指導員(仏の何とか?)の2名。



朝、「少し寒いかな?」と心配しましたが、生徒達の熱気・やる気ですぐにポカポカと温かくなりま
した。

石坂小学校は、低学年用の浅く安全なプールもあり、小さな生徒達も安心して水と触れ合えるよう

設備が整っておりました。



低学年・高学年とに分け、<栗林指導員は孫のような?低学年担当>、<私は元気の良い高学年担当>
で、

基本の水の入り方・各種浮き身・水底潜水・ペットボトルを使用しての背浮き・ペットボトル無しの

背浮き等を実施、<給食をかけた背浮きテスト?>では、日頃の先生方の熱意ある指導の結果で

全員合格、無事食事にありつけました。



プールサイドからの転落体験や身近な物を利用した救助方法等を通し、万一の水難事故から

自分を守る事を学んでくれたらと願っております。

今年も沢山の水難事故があり、<着衣泳を学んでいたら助かった命も多かった>のでは、と

思います。

ご理解ある先生方に協力していただき無事に終了、子供達の笑顔から沢山のパワーをもらって

帰りました。   


2009年09月06日

大事に至らなくてよかったが…2

taniiです

9/5(土) 快晴 村松町地区

天気も良いし、山古志へドライブと思い、村松町内の村松橋を渡り100m程進むと
緩いカーブの左側に大型車両がハザードを点灯し停車していた。

邪魔だなぁと思い近づいて行くと、凄い異臭!!
窓が全開だったので、むせ返るような、[軽油の匂い]・・事故と思い停車し、
車外にいた運転手らしき人に「大丈夫ですか? 燃料漏れ?」と聞くと
「グレーチング(側溝の金属の網状の物)が跳ねて、燃料タンクに穴が空いて・・」と言い
「通報は?」と聞くと、 「しました!」の返事である。

確認すると8トン車の左側の200リットル入りタンクが裂け、道路から側溝に流失、している。
「どれ位漏れた」と聞くと「100リットル位です」と返事、裂けた所からまだ漏れているので
万一に備え、私の車から常備の消火器を下ろし、スタンバイ。

車に積んである毛布で吸着させようかな? と考えているとサイレンの音がして消防車両到着したの

事情を話し、車に戻った。

燃料が、もしガソリンだったら、気温も高く、燃料タンクに穴が空くと同時に発火し、大惨事は、
避けられなかったと思う。
変形したグレーチングと車両画像ををご覧下さい。





2009年09月02日

大事にならなくて良かったが…

taniiです

8/27(木) 午前11時55分 快晴 風やや強い 宮内地区

買い物をしようと、宮内のtsutaya裏、新幹線高架橋下、側道を走行中、
<動くオレンジ色状のモノ>が、高架橋の下に見えた。
近くに行くと、大きな火柱で、高架橋横の雑草の中だった。

「枯草火災か?」と思い確認の為停車し、駆け寄ると「段ボールやらゴミ」が燃やされ、
大人の背の高さ以上の火炎が上がっている、周りを見ると少し離れた所に
軽トラックが1台あるが、運転手はいない。

快晴で風がやや強く、殆ど高架橋下で住宅も近い、危険と判断、周りに広がらないよう
処理、「通報しようか?」と思ったが、宮内消防が数百メートルの位置にあることを思い出し、
宮内分遣所に直行、職員に話しをして現場へUターンし、消火作業。

しばらくして4人乗った消防車到着、その頃には火炎も収まりかけ煙だけが・・・

立ち去ろうと乗車すると、どこからか高齢の野良着姿の男が現れ、しきりに消防職員に
頭を下げていた。


大事にならなくて良かったが・・・

2009年08月26日

長岡市総合防災訓練 東中にて

谷井です。
8/23・長岡市立東中学校(水道町5-1-1)において、平成21年度総合防災訓練が実施されました。

午前8時、長岡市東山を震源とした震度6強の直下型地震が発生したとの想定。
住民等約500人参加(新潟日報記事)

発災時には、最新の避難所になる東中学校に住民等が続々と集合し、各町内の防災リーダーが、
走り回り、人員の確認や高齢者や子供達に整列の方法等を指示を出している。

救急隊員よるストレッチャーを使用した、傷病人のにデモ搬送から始まり
校内では、避難所開設運営訓練・消火訓練・物資搬入訓練・応急救護訓練等を
開始、私は長岡消防署の指揮の元、中越市民防災安全士(15名)で参加、
応急救護担当で災害時の簡易担架作りや、担架搬送の注意点・搬送方法の指導で
汗だく。

ハシゴ車等を使用した、レスキュー隊員による、各種救出デモが最後にあり、事故も無く
無事に約3時間の訓練は終了した。

担架作りや搬送法では、高齢者の方達が、意欲的に参加されました。
本当にありがとうございました。

○参加住民について感じた(眼についた)事を少し・・
1.参集時にサンダルを履いた男性・女性(若い奥さん)の多さ。
2荷物は、.スーパーの袋。
3.スカートの方も少々。
4.帽子・ヘルメット着用は、少数。
5.ノースリーブの方も・・
6.ヘルメット着用で、顎紐を掛けていた防災リーダーらしき男性は、たった1名しか目にしなかっ
た。

◎せめて、帽子を被り・リュック又は、ウエストバッグ・長袖長ズボン着用にスニーカー等。
 ヘルメットは、顎紐を掛けてこそ役に立ちます。
  
 これが防災訓練に参加する方の服装と思うのですが・・中越地震から約5年、
 喉元過ぎれば・・・でしょうか?

▼では、防災リーダーの担い手である中越市民防災安全士は、どうだったのか?・・
男性15名(女性0)
1.半ズボン1名。
2.半袖ほとんど。
3.リュック・ウエストバッグ少数。
4.無帽子1名。
 
●・・・・・・・・・・・・m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m

私は、中越地震の時に町内会副会長で(新幹線脱線地域)車中泊30日しながら、
安否確認・被災状況の把握・アマチュア無線機を使用しての情報収集及び発信
避難所開設準備・仮設トイレ手配・飲料水手配等等を必死に行い、
翌年立ち上げた自主防災会は、総務省主催の防災まちつくり大賞で
<消防科学センター理事長賞>を受賞いたしました。
この災害の中から学んだ事は沢山ありますが、
1.平常時に出来なければ、非常時に何が出来る?
2.訓練は、本番だ!
この二つは、肝に銘じております。

~~~~~災害は、忘れないうちにやって来る~~~~~

森市長のHP、森民夫の「ほっと一息」に訓練がUPされております、覗いて下さい。



2009年08月22日

徘徊(認知症?)老人を保護

谷井です。
お盆真っ最中の8/15・深夜11時頃、帰宅しようと宮内町内を走行中、曲新町のコンビ二に
さしかかった。
ふと見るとコンビニ駐車場の道路側に白いモノ・・何だ!と思い
通り過ぎながら良く見ると、白髪で白っぽい服装のお婆さん・・まさかぁ・・ひょっとして・・
でも、お盆だし・・・・・・・30m程通り過ぎてUターン、コンビニのPに車を停め確認すると
本当の?お婆ちゃんだった(白の寝巻き姿)(^^)v

この時間だし、認知?徘徊?と思い、ライト・メモを用意して近づき、驚かせないように
「コンバンワ、お婆ちゃん、どうした?」と声を掛けると「家が分からん○★☆§@*」
「家には、誰かいるの?」 「爺ちゃんと○★☆§@*」と難解な返事が返ってきた。
それでも何とか、話す内容から、宮内の町民と判断し、宮内交番にTEL・・パトロール中で本署に転
送、
状況を説明し、パトカーを要請した。

15分後、パトカー到着、乗務員に詳細を説明し、引き継いだ。

「○★☆§@*」を要約すると、昭和5年生まれらしい(79歳?)・・お爺ちゃんと二人暮しらしい・・

事件性もなさそうなので安心したが、季節が冬だったら、どうなっていたか・・

かなりの時間立っていたようだが、誰も見ぬ振りをしていたのか・・

やり切れない気持ちで帰路についた。

2009年06月19日

熊による人身事故防止のために

当NPOのスタッフで現役ハンターの谷井氏より熊対策情報です。
参考にしてください。


●いつ頃、穴から出て来るのかな?
積雪量や気温に左右されると思いますが、東北地方の熊は4月中旬頃に穴から出ると言われています。

●熊が活発に活動を始める時期と食べ物は?
山が緑になり始める、5月中旬から山菜類(水芭蕉・ザゼンソウ・フキ・ミズ・竹の子)を食べ、6月大好物のネマガリタケ・キイチゴ(今が時期です)等を食べます。
蟻・蜂の巣等は、大好物! 

●これから夏に向かって注意する場所は?
熊は暑くなる7月頃から、沢の茂みにいる事が多くなります。
私も岩魚釣り・沢歩きをしていて、数回会っています、水の音で、お互い発見が遅れます。
ウワバミソウ等を採りに沢に入ると、出会う確率は高くなります。

●出会ったら必ず襲って来るか?
熊は本来、臆病で慎重な動物、人間とは出来るだけ接触しないようにしています。
威嚇をする場合もあります。
@昔から伝えられているように、熊避け鈴・ラジオ等で<ここに人間が居るよ>と教える事がとても大切です。
相手の縄張りを犯しているのは、人間なのです。

●もし出会ってしまったら・・
1.難しいですが、慌てない。
2.静かに立ち去る。
3.背中を見せて走って逃げない・・犬も同じですが、逃げると追いかけます。
4.逃げる事が出来ない場合、地面に伏せ(腹部を守る)、両手で首(頚動脈)をガードし、立ち去るのを待つ。
5.小熊を見たら、即下山。

●●逃げ切れない・・山に入る時は、カマ・ナタ・大型ナイフ等を持参し、最悪・・戦う(事例::戦うと以外と怪我は少ない)
◎熊の撃退スプレーも市販されておりますが(\13000位)、噴射時間5秒・薬液飛距離5m。
☆風向きに注意しないと、自分が浴びる事に。 

私が撮った画像を送ります、桐の木の洞の蜂の巣を食べようと、熊が爪と牙で樹皮を剥ぎとり穴を空けたものです。木の直径50cm>


2009年04月20日

続報

10分程前から、消防の大きな動きは見られなくなり、鎮火した確定。これから現場検証と思われる。

2008年08月24日

2004.7.13水害 救援活動日記

[長岡バイクサポート隊の隊長・住民安全ネットワークのスタッフ:谷井秀次の水害救援活動日記]

車の外に出るとまだ暗く、停電の為、周りの住宅はシルエット状態である。
闇に眼を凝らすと緊急車両の赤色灯・作業灯が見え、空には時折ストロボライトが点滅している。

姪の住所は、三条市南四日町2丁目なのだが、一回も行った事がない、車を運転しながら地図を頭にタタキ込み、目標物の見当は、つけて来た。ウエットスーツを着込みながらも最悪の状態しか想像出来ない。携帯で連絡し、今着いたから安心しろ、泣くなと怒鳴りつける。

準備をしていると眼が慣れたのと、少し明るくなったので周りを見渡す、私が車を止めた場所は道路部分が高く、市街地は低いので住宅の一階が水没し、大型車両の上部だけが出ている。

・・泥水の中から、何かがこっちへ来る・・何だろうと近くに行くと、水から頭だけ出した人達が こっちに向かって延々と行列状態で避難して来る。子供を肩車・荷物は殆どがスーパーの袋一つだ。
膝位の水深まで来ると安心感からか、バタバタ倒れ込む、それと同じくして、頭上にはヘリコプターが飛び交い救急車と消防車が数台到着し、怒号が飛び交い戦場のような光景である。
傷病者は病院搬送、私も泥水の中に入り、かなりの数を救急車まで運んだ。
避難者共通のケガは、膝から下の打撲・擦過・切り傷等、ブロックにぶつかったり・側溝におちたり、裸足の避難者も多数目にした。
懸命の救急隊員と共に救助中の私の近くで、携帯カメラでこの惨状を笑いながら撮っていた数人を怒鳴りつけた!!!
消防隊員が、船外機を装備したボートを準備している。

この場所でとても悲しい事があった・・
首まで泥水に浸かり避難して来る人達の中に異様な格好をした女性が一人、頭から泥だらけになり両手でシッカリと何か抱いている。私が大丈夫ですか?と声を掛けても返事もしない、焦点も合ってない。
首から下げていたのは、真っ白な布で包まれていただろう骨箱であった・・・涙が溢れた・・

姪の救助に向かう準備中、ゴムボートに乗った男の人が帰って来たので様子を聞くと、まだかなり流れがあり危険との事、ボートを借りて偵察?に出てみたが、流れが強く借り物のボートを破損しかねないの
で約束の場所に揚げる。ボートの所有者である、燕市の高橋さんには感謝しております。

私のボートにロープ数種・ハーネス・ナイフ(セレーションタイプ等)・ライフベスト等積み込み、濁流の中に体を沈める、スーツと肌の間に泥水が染みてくる。水面下10センチのグローブをした手が全く見えない。
水中障害物でボートを傷つけると使えなくなるので、ロープを手首に巻き泳ぎ出す。
障害物・漂流物はまっさきに体でブロックし、ボートを守りながら泳ぐ、刺激臭で涙が出る。
刺激臭=トイレ・下水臭ではなく、ガソリン!!!
泳いでいると、車の屋根が足ヒレにガンガン当たる、何百台も水没しているのだろう。
冷蔵庫・ポリタンク・家具類・タイヤ・樹木・ETCと何でも流れてきて、容赦なく私にぶつかり、農作業用のナイロンロープ等絡んでくる。濁流で見えないので、感でナイフで引き切る。
あまりのガソリン臭にクラクラして来た。 

2008年07月24日

7.13水害に活躍してくれた仲間達

image_saigai3-thumb.jpg


①:ウェイト
②:グローブ
③:ライフベスト
④:ウェットスーツ
⑤⑥⑦:ザイルとパラシュートコード(荷重200㎏)
⑧:ハーネス
⑨⑩:ダイバーナイフ

2008年07月22日

2004.7.13水害 救援活動日記

水害のニュースを見るとかなりの被害が出ている。早く救助に行かなければの思いと、装備の選択ミスは許されないの思いがよぎり、自作防災倉庫に向かった。防災倉庫とは、1995年に田舎暮らしを始めたのであるが、若い頃から、ハンター・ダイバー・渓流釣り・山歩き等自然を相手に過ごし、ここ10年位感じていた事は、何かがおかしい!大きな自然災害(地震等)があるのではとの思いから、2トントラックのアルミコンテナを購入し、庭に設置、内部に棚やハンガーを自作取り付け、今まで使って来たキャンプ道具一式・ザイル、ハーネス・長期保存可能飲料水・米、缶詰め、カンパン・ドッグフード・発電機・ガソリン等を備蓄していた。
そこから、ゴムボート・ウェットスーツ、アシヒレ、シュノーケル付きマスク・ザイル、カラビナ・ダイバーナイフ・ポリタンクに水・着替え一式・発煙筒・救急パック・ライフベスト等々を引っ張り出し、車に積み、ラジオのニュースを聞きながら三条に向かった。ところが、市内愛宕町から大渋滞で、全く動けない。三条警察に電話をするが、お掛け直し下さいとテープが答え、三条消防署もお掛け直し下さいとテープが答える。長岡警察暑は電話が通じたが、高速道・一般道共に三条方面は、見通したたずとの答えが帰って来た。姪に電話し、現状を伝え、何があっても必ず行くからと落ち着かせ、再度、携帯バッテリーを無駄にするなとアドバイスをした。・・困った・・打つ手がない。ダメ元と思い、新潟県警本部に電話し、ヘリコプターでの救助要請をした。が、受け付けはするが、あまりに災害が大きいので、確約は出来ないとの答えである。無理もない・・、日付が変わって、7月14日午前3時過ぎ、ゆっくりであるがバイパスが流れ始めた。中之島・見附の被害状況は、暗闇で全く見えず、先行車両に早く行け々と念じていた。・・胃が痛くなるような走行の後、目的地
の直江町の案内板が見え、交差点から近い場所に車を留めた。ここから戦場のような光景が始まった。


2008年06月20日

社会復帰?しました!

ご無沙汰してしまいました。チョット悲しい事があり、その後始末に時間がかかり大変でした。来月はもう7月、この時期になると思い出すのが、7.13水害で2004の事でした。その日の夕方私の携帯が鳴った。三条に住んでいる姪からで、通話ボタンを押したとたんに飛び込んで来たのは、叔父さん助けて!の一報である。どうした!?と私、話を聞くと夜勤明けで帰宅し、夕方まで寝ていたが、物音で目覚め、アパート2階の玄関ドアを開けると、1階が水没し、駐車場は泥の海で、車の屋根も見えず、電気も来ていないと涙声である。落ち着け!すぐ助けに向かうから、これから叔父さんが言う事をすぐに実行しろと伝えた。姪は、ボード乗りなので、ウエットスーツがある、まずそれを着用させ、靴は紐付きのトレッキングシューズを履けと指示し、防水性の袋に財布・免許証・保険証・鍵を入れさせた。携帯の予備電池があるか?と聞くと、無い!の返事、携帯が私とのライフラインなので、バッテリー保護の為、状況が急変しない限り電源をかけるなと言い聞かせ、救助用装備の準備にかかった。 続く(^-^)/


2008年03月19日

総務省・防災まちづくり大賞 理事長賞受賞までの記録 その1

初めまして、防災士の谷井と申します。自宅は蓬平温泉の少し手前で美形の愛犬(親バカですねぇ)達と暮らしています。歳ですか?えーと、成人式に2回行ったまでは覚えてましたが・・・まぁ、そのうち・・・。先日、住民安全ネットワークの笠井事務局長からお呼びがかかり、私に防災日記をどうしても発信しろ!と命じられ、元来気の小さな私は断る事もできず(涙)高額のギャラ(ウソ)に負けて引き受けてしまいました。

今も若いのですが、さらに若いころから山歩き・岩魚釣り・ハンター・ダイビング・バイク等々自然相手に過ごして来ました。そんな訳でかなり危ない目にも合い、捜索やら救助やら体験する機会が多かったように思います。

つづく・・・

最初は、記憶に新しい7・13水害のお話からしましょうか。