悪質商法等による被害、不適切な表示に関するトラブル、製品やサービスなどによる危険や危害などについて相談したいときは「消費者ホットライン=局番なしの『188』」をご利用ください。
「188」へ電話をすると、音声ガイダンスが流れ、郵便番号を入力するなどを行えば、お住まいの地域の消費生活センター等をご案内します。
本情報は、消費者庁の公表情報をもとに編集・発行しています。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen225.html
スポーツ用自転車(以下、「スポーツ車」とします。)は、各種サイクルスポーツ及びレジャー用として長距離旅行、快速走行などに適するような自転車です。最近10年間で、スポーツ車の年間販売台数は増加傾向にあり、また近年はスポーツ車の中では比較的高価格なものが普及しています。
PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワーク・システム)によると、近年、スポーツ車の危害・危険に関する相談は、自転車全体の危害・危険に関する相談の2割程度で推移しており、今後スポーツ車の普及が進むことで、さらに相談件数が増加することが懸念されます。
スポーツ車により危害が発生した場合には、スポーツ車以外の自転車よりも重症化する傾向があることも明らかになっています。また、契約購入金額が10万円以上の相談が全体の約2割を占めており、比較的高価な自転車に関する相談が多いことも特徴です。
一般的に、スポーツ車は軽量化に重点を置いて造られているため、外部からの衝撃などに対して大きな余裕を持っていないものもあります。条件によっては取り扱い中に横倒しにしただけでも重要部品が変形することがあり、そのまま乗車すると部品が破損し転倒事故に発展することもあります。このほか、スポーツ車特有の構造や点検・調整方法を熟知せず調整が不完全のまま使用していると、やがて走行中に車体の構成部品が破損して転倒事故に発展することもあります。
そこで、取扱方法に起因した事故の発生を未然に防ぐために、スポーツ車を取り扱う上で注意するべき点について調査し、消費者に情報提供することとしました。
スポーツ車の一例(左:クロスバイク、右:ロードレーサ)
PIO-NETの事例において、不具合の原因と推定される箇所として多かった前ホーク、サドル、ディレーラハンガー、クイックレリーズハブについて調査しました。
スポーツ車の販売時には、その特性を消費者に十分に説明することを要望します。
本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20150618_1.html
日本年金機構における個人情報流出に関連して、「あなたの年金情報が流出している」「流出した年金情報を削除できる」などといった不審な電話に関する相談が引き続き全国の消費生活センターに寄せられています。
また、最近では、「年金支給額の変更に関するお知らせ」といったタイトルの不審なメールが送られてきたという相談や、「年金受取口座のキャッシュカードを送るように」と言われたという相談も寄せられています。
本件に関し、日本年金機構や消費者庁、国民生活センター、消費生活センター、郵便局等の職員から消費者へ電話やメールで連絡したり、個人情報を聞き出したりすることはありません。
「個人情報を削除してあげる」などと持ちかけてくる電話は詐欺ですので、相手にせず、すぐに電話を切ってください。年金に関する不審なメールが送られてきても、安易に開かないようにしてください。
本件連絡先 相談情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20150622_1.html
14歳未満の子どもが「自転車事故」の加害者になったら…大人と同じ罰を受ける?
悪質な自転車運転をした者に対する取り締まりを強化した改正道交法が6月1日、施行された。新しいルールでは、信号無視や酒酔い運転など14項目の「危険行為」を規定し、3年以内に2回以上、危険行為で摘発された運転者に、安全講習の受講を義務づける。
このニュースを見た東京都内に住む主婦のG子(30代)は、不安にかられたそうだ。
「親の目が届かないところで、もし自分の子が危険な運転をした場合、大人と同様に摘発されることはあるのでしょうか?」
警察庁広報室の担当者に話をきくと「14歳未満の子どもが自転車の危険行為をした場合、安全講習を受ける義務はありません」との返答だった。
「警察官から、口頭で注意を受ける程度でしょう。通常、交通違反をすると『交通反則切符』というものが交付され、反則金を払わなければなりませんが、14歳未満はその対象に含まれません。ただ、14歳未満の子どもに対して何の安全対策もしていないわけではなく、小学校などでは、各都道府県の警察による自転車の安全教育を行っています」
どうやら「危険行為」にとどまっている限りは、14歳未満の子どもたちが「安全講習」に出たり、反則金を支払うことはないようだ。しかし、14歳未満の子どもがより重大な「自転車事故」を起こした場合は、どのような責任を問われるのだろうか? 好川久治弁護士に聞いた。
●14歳未満でも「損害賠償責任」を負う
「14歳未満の児童は、刑事責任能力がありませんので、自転車により死傷事故を起こしたとしても、成人のように刑罰を科されることはありません。ただし、成人であれば犯罪にあたる行為(触法行為)を犯していますので、警察から児童相談所長に通告され、児童相談所の『保護措置』を受けることになります」
では、民事責任が問われることはあるのだろうか。
「怪我を負わせた被害者との関係では、14歳未満でも、中学生にもなれば、自分の行為によって法的責任を問われることを理解する能力(民事の責任能力)があると考えられます。児童本人が被害者に対して損害賠償責任を負わなければなりません」
その場合、子どもの親には、なんらかの責任が発生するのだろうか。
「児童の両親も損害賠償責任を負うことがあります。たとえば、児童が過去に同様の事故を起こしたことがあるとか、日ごろから交通違反を繰り返したり、危険な運転をしたりしていることを知りながら、交通ルールを遵守させ、危険な運転をさせないための適切な教育を怠っていた場合です。
ただ、事故を起こした児童が小学生ですと、民事の責任能力はありません。そのため、児童自身は被害者に対して損賠賠償責任を負いません。この場合、責任を問われない児童に代わって親が、児童を法的に監督する義務を負う親権者として、被害者に対して損害賠償責任を負うことになります。
この親の責任は、その親自身が、児童の監督義務を怠らなかったことや、義務を怠らなくても事故を回避できなかったことを証明すれば免れます。しかし、この証明はかなり困難とされていますので、事故が発生してしまうと、責任を免れることは容易ではありません」
好川弁護士は、このように述べていた。
(弁護士ドットコムニュース)
【取材協力弁護士】
好川 久治(よしかわ・ひさじ)弁護士
1969年、奈良県生まれ。2000年に弁護士登録(東京弁護士会)。大手保険会社勤務を経て弁護士に。東京を拠点に活動。家事事件から倒産事件、交通事故、労働問題、企業法務まで幅広く業務をこなす。趣味はモータースポーツ。
事務所名:ヒューマンネットワーク中村総合法律事務所
事務所URL:http://www.yoshikawa-lawyer.jp/
http://news.goo.ne.jp/article/bengoshi/life/bengoshi-topics-3238.html
厚生労働省は6月10日、韓国で感染の拡大が続いている中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)コロナウイルスついて、国内で感染が疑われる人が発生した場合の対応策を都道府県に通知した。MERSコロナウイルスへの感染が疑われる人が入院措置となるほか、MERS患者の同居者など濃厚接触者は14日間の外出自粛を要請するとしている
◆接触者は自治体に体温や症状を1日2回報告
今回の通知は、MERSが国内で発生した場合の対応について記したもの。二次感染が疑われる人(MERS疑似症患者)は入院措置、患者の同居者や2メートル以内で患者と接触した人(濃厚接触者)は体温や症状の有無を毎日2回、都道府県に報告する「健康観察」と外出自粛を、患者と接触した可能性がある日から14日間行うよう要請、濃厚接触者に該当しない接触者(その他接触者)も14日間の「健康観察」を要請するという。
なお、MERS疑似症患者は、以下のいずれかに該当し、症状がほかの病気によるものでない人と定義されている。
1:38度以上の発熱と咳(せき)など風邪のような症状があり、肺炎など肺に病変が疑われ、症状が出る14日前以内にアラビア半島や周辺諸国に渡航または居住していた人
2:発熱や風邪のような症状があり、症状が出る14日前以内にアラビア半島や周辺諸国にで医療機関を受診・訪問した人、MERSが確定した人と接触したことがある人、ヒトコブラクダと濃厚接触したことがある人
3:発熱または風邪のような症状があり、症状が出る14日前以内にMERSが疑われる患者を診察・看護・介護していた人、MERSが疑われる患者と同居もしくは同じ病室や病棟に滞在した人、MERSが疑われる患者の唾液など体液に直接触れた人
また、MERS患者を入院させる場合、長距離移動による患者の負担や感染が拡大するリスクを下げるため、原則として患者が発生した都道府県内で入院が可能になるよう、地域ごとの入院医療機関を確保するよう求めている。
【記事提供元】
あなたの健康百科
http://kenko100.jp/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150613-00000005-mocosuku-hlth
厚生労働省は13日、「健康保険組合連合会(健保連)」と「国立医薬品食品衛生研究所」の2施設でパソコン計3台の端末がウイルスに感染していたことを明らかにした。「国立精神・神経医療研究センター」でも感染の疑いが指摘され、確認作業を進めている。個人情報の流出は確認されていないという。
厚労省によると、今月10日、健保連のシステム管理委託先から「端末がウイルスに感染した疑いがある」と連絡があった。その後の調査で不審なデータ通信が判明し、11日に業務用パソコン2台で不正プログラムの形跡が見つかったという。厚労省は、職員がウイルスメールを開封した可能性があるとしている。2台が接続されたネットワーク上では健保加入者の個人情報などは扱っていない。
国立医薬品食品衛生研究所では、12日に端末1台の感染が確認。この端末には医療機器の安全性や有効性を確認するための実験データなどが含まれていたという。国立精神・神経医療研究センターでも11日に感染疑いの通報があり、感染の有無を調査している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150613-00000535-san-soci
消費生活センターを名乗る人から電話があり「年金の個人情報が流出しており、空き巣に入られるケースが増えている。あなたの情報が新聞に全部書いてある。消費生活センターなら無料で削除することができる」と言われたので、「あやしい」と思い、こちらから電話を切った。(70歳代 女性)
本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。
詳細は、「日本年金機構における個人情報流出に便乗した不審な電話にご注意ください!」
<参考>
日本年金機構ホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen224.html
小型の無人飛行機「ドローン」の規制をめぐり、政府内が揺れている。首相官邸屋上で発見された事件などを受け、内閣府が大慌てで規制に動く一方、ドローンやロボットの普及・開発を支援し、新たな市場形成を目指す経済産業省は、過度な規制に「待った」をかけたい考え。無人機の開発技術では米国や中国に水をあけられており、規制強化でその差がさらに開くことも懸念されるためだ。
ドローンの運用規制をめぐり、内閣府を中心に登録制や免許制で取り締まる動きがあることに、経産省のある職員は「登録制や免許制はナンセンス。効果はほとんどないだろう」と断言する。
まず、購入時に名前や住所を登録させる登録制については「ドローンはインターネットなどで部品だけを購入して作ることも容易。全てを登録して管理するのは不可能」と指摘。「ドローンだけでなく、同様の機能を持ったラジコンヘリなども登録制にする必要が出てくる」と疑問点を投げかける。
免許制についても「操作が簡単ならば誰でも免許が取得できる。免許制にして何を制限できるのか」と手厳しい。官邸屋上でドローンが発見された問題についても「規制不備による問題ではなく、警備上の問題」と強調。「過度な規制はさまざまな可能性を阻害する」と訴える。
経産省は、ドローンの技術に期待を寄せている。「地方創生特区」では、秋田県仙北市の国有林をドローンの実証実験場として選定した。5月には幕張メッセでドローンの国際展示会も行われ、訪れた内閣府の小泉進次郎政務官が「リスクばかりが報じられているが、どうやってよりよい社会づくりに生かすかという視点を忘れてはいけない」と述べるなど、経産省を後押しする発言も出始めた。
経産省が焦る理由の一つには、規制緩和にもたついた結果、普及や技術革新に影響を受けた苦い過去があるからだ。例えば、昨年12月にトヨタ自動車が世界で初めて量産販売した燃料電池自動車(FCV)。二酸化炭素(CO2)を発生せず空気も汚さない“究極のエコカー”とされる。2002年12月に同社がリース販売を開始しており、当時の首相だった小泉純一郎氏が首相官邸に納車されるなど、政府お墨付きの次世代自動車の最有力候補として普及が期待されていた。
だが、爆発しやすい水素を取り扱う厳しい安全規制が普及への足かせとなった。日本では高圧水素を取り扱うFCVや水素スタンドに関して、経産省の高圧ガス保安法、国土交通省の道路運送車両法など多くの法律で規制されていたためだ。一方、欧米では普及に向け制度面で柔軟な対応をとったことで、「ドイツでは水素ステーションのインフラ整備が日本より2、3年は進んでいる」(業界関係者)という。
安倍晋三政権下の13年になって、ようやくFCV普及に向けた水素容器規制の抜本的見直しが行われることになったが、経産省の関係者は「もっと柔軟な規制緩和を実施していれば、FCVの本格導入を早められたはずだ」と唇をかみしめる。
ドローンなど無人機に関する技術で日本は欧米と中国に後れを取っているのが実情で、このことが日本が焦るもう一つの理由となっている。米家電協会(CEA)によると、商用ドローンの世界市場は20年までに10億ドル(約1240億円)と現在の約12倍に拡大する見通し。25年に8兆円の巨大市場に成長するとの試算もあり、今後、激しい開発競争が繰り広げられることは確実だ。経産省はドローンなどロボット関連の規制緩和で二の足を踏めば、この巨大市場を米中に席巻されかねないという危機感が強い。
米アマゾン・ドット・コムや米グーグルは長距離を飛行する宅配用ドローンを開発し、実証実験を始めるなど先端を走る。一方、低価格品で攻勢をかけるのは中国企業。官邸屋上に不時着した機種も中国の大手ドローン製造ベンチャー、DJIの人気機種「ファントム」だった。価格は数万~約20万円で、すでに世界では100万台以上、日本でも5万台は売れており、小型のドローン市場で世界シェアの7割程度を押さえているとされる。官邸での騒動が販売に水を差したかと思いきや、結果はその逆。同社商品の認知度は高まり、販売も好調という。
実は国内外のドローンメーカーの大半はベンチャー企業だ。それゆえ、海外企業に買収される可能性も高く、日本の最先端技術が海外に奪われる危機感も経産省にはある。記憶に新しいのは一昨年、元東京大学の助教授2人が中心となって立ち上げたベンチャー企業「SCHAFT(シャフト)」を米グーグルが買収したこと。シャフトが開発したヒト型ロボットは、米国防総省国防高等研究計画局(DARPA)主催の災害救助ロボットコンテストで優勝。日本では相手にされなかったロボットベンチャーが、海外の巨大資本を受け、大きく飛躍した瞬間だった。
規制が厳しい日本ではビジネスチャンスがないと見限り、海外市場を足がかりにしようとするベンチャーが増えていることも、経産省にとっては頭の痛い問題だ。これはロボットやIT分野だけに限らない。例えば医薬分野では、日本の法律では認可されない医薬品を開発し、海外に売り込むバイオベンチャーが増加傾向にあり、海外企業と提携するケースも散見される。
世界トップレベルの研究者たちが集まる国内ベンチャーが、米シリコンバレーの巨大資本に買収されることは珍しくなくなってきている。経産省は「この流れを止める意味でも規制緩和は重要な意味を持つ」と訴える。(西村利也)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150603-00000000-fsi-bus_all
「ウィルス感染しました」「月曜日には公表するのかな」――標的型メール攻撃を受け、日本年金機構から125万件の個人情報が流出した事件に関連し、「2ちゃんねる」の年金機構関連スレッドに5月28日以降、内部情報とみられる書き込みがあったことが分かった。職員など内部情報を知る人が、6月1日の問題公表前に書き込んだ可能性がある。
【スレッドには「不審メール関係で何かあったね?」などと書き込みが】
2chの「公務員板」の年金機構スレッドに28日、「ウィルス感染しましたので、共用ファイルは利用禁止となりました」「あれほど、差出人不明めメールは開封するな、と警告があったのに、、、」(原文のまま)との書き込みがあった。29日には「全職員はパスワードを強制的に変更させられました」と書き込まれた。
30日には「ウィルス駆除対応の本部職員の方々、休日出勤おつかれさまです」「月曜日には、ウィルス感染を公表するのかな?」と書き込まれ、31日には「個人情報が抜かれてなければいいが、、、」と心配する声も上がっていた。
2chの「転職板」の年金機構職員スレッドにも28日~31日にかけ、「不審メール関係で何かあったね?」「皆さん、やっぱり、本当にヤバいことは書かないね」「パスワード強制変更&フォルダー閲覧禁止のこと? まさか個人情報が流出したわけじゃあるまいに」「あそこまで必死ってことは個人情報でも流出したのかなと勘ぐっていたんだが実際どうだったの?」「明日は、つながってるんだろうか・・」などと書かれていた。
報道などによると、5月8日~18日にかけて年金機構に不審なメールが届き、職員が添付ファイルを開いてウイルスに感染。28日に警視庁から個人情報が流出したとの連絡があり、29日に外部へのネット接続を遮断した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150602-00000054-zdn_n-sci
日本年金機構は1日、サイバー攻撃を受け、年金の受給者と加入者の基礎年金番号や氏名などの個人情報が流出した、と発表した。現時点で約125万件が流出したとみられ、さらに増える可能性がある。年金の支払い業務に特段の影響はないとしている。警視庁公安部は、不正アクセス禁止法違反や不正指令電磁的記録作成などの疑いがあるとみて捜査を始めた。▼2面=偽装メール、35面=対処後手
日本年金機構によると、5月8日に職員がパソコンに届いた電子メールに添付されたファイルを開いたところ、ウイルスに感染。18日までに複数のパソコンがウイルス感染した。19日に相談をした警視庁から、28日になって情報流出を指摘された。ウイルス入りのファイルを開いたことで不正アクセスされたという。
不正アクセスされたのは一部の職員に見る権限が限られている「情報系システム」の情報で、流出したとみられるのは「基礎年金番号と氏名」が約3万1千件、「番号、氏名、生年月日」が約116万7千件、「番号、氏名、生年月日、住所」が約5万2千件。年金記録を管理する「社会保険オンラインシステム」は情報系システムとは分離されており、不正アクセスは確認されていないという。
年金番号、氏名、生年月日、住所という四つの情報があっても個人情報はほかに免許証などで確認した上で答えているといい、機構は「何らかのなりすまし行為が行われることは考えにくい」と説明。該当者の情報を扱う場合は職員の端末の画面が点滅して警告する仕組みを2日から始める。機構は該当者については「細心の注意を払って本人確認をする」としている。
機構は近く外部有識者を含めた委員会を立ち上げ、原因の調査や再発防止策を検討していく。記者会見した塩崎恭久厚生労働相は「極めて残念で、備えが不十分だったことは率直に認めないといけない」と話した。
政府は1日夕、首相官邸で各府省庁の関係者による「サイバーセキュリティ対策推進会議」を開き、杉田和博官房副長官が、類似した手口の攻撃を受けていないか点検を指示した。警視庁公安部は過去のサイバー攻撃の例などから、国外からの組織的な攻撃だった可能性もあるとみている。
■電話窓口設置
日本年金機構は対応のため、専用の電話窓口を設置した。フリーダイヤル(0120・818211)で、外部から不審な電話などがあった場合に連絡を求めている。受付時間は、14日までの午前8時半~午後9時。
個人情報が流出した加入者については、個別に文書を送って謝罪する。2日以降に該当者から年金の手続きがあれば、本人確認した上で手続きする。また、不正を防ぐために基礎年金番号を変更する。
<基礎年金番号> 国民年金や厚生年金などに加入する際、原則1人に一つずつ付けられる番号。年金記録の確認や住所の変更、年金の振込口座の変更などの手続きに必要。2013年度末時点で加入者6718万人分、受給者3950万人分の番号がある。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11785862.html?ref=nmail_20150602mo&ref=pcviewpage
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