気象庁の4日午前4時57分の発表によると、台風12号は熱帯低気圧に変わり、黄海上をゆっくり東に進んでいる。
南から暖かく湿った空気が流れ込み、西日本では5日にかけ、各地で雷を伴った激しい雨が降る見込み。四国では5日明け方まで非常に激しい雨が降るという。
また、北海道では、5日にかけて局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みだ。
5日午前6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、四国で400ミリ、北海道で120ミリになる見通し。
気象庁は土砂災害、河川のはん濫や増水などに厳重な警戒を呼びかけている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140804-00050001-yom-soci
猛烈な台風11号は4日午前0時現在、フィリピンの東海上にあり、勢力を保ちながら時速15キロで西北西に進んでいる。中心気圧915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速55メートル、最大瞬間風速75メートル。中心から170キロ以内は風速25メートル以上の暴風域、中心の南側440キロと北側370キロは強風域。台風は今後、沖縄の東海上から西寄りに向きを変えて接近する。
沖縄気象台によると、沖縄地方は6日未明から雨や風が強くなる予想。6日夕方には本島地方が暴風域に入る見込み。気象台は高波や大雨による土砂災害などに注意を呼び掛けている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140804-00000000-okinawat-oki
総務省は1日、災害情報を集約して一括配信するシステム「公共情報コモンズ」の名称を「災害情報共有システム(Lアラート)」に改めたと発表した。有識者会合で、「分かりにくい」などの意見が相次いだことを受けた措置。
「災害情報を地域の住民に迅速かつ確実に届けるローカル(Local)な緊急警報」という意味を込めた。同省は自然災害の多いアジア諸国を中心に、Lアラートの海外展開を目指しており、海外でも浸透しやすい名称にした。
国民保護情報や緊急地震速報を伝える「全国瞬時警報システム(Jアラート)」と一対の仕組みとして、全国に根付かせたい考え。Lアラートは平成23年6月 から運用開始した。導入済みの自治体は東京都や大阪府など21都道府県にとどまっている。同省は27年度中の全都道府県での運用開始を目指している。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140801/plc14080114420014-n1.htm
狭山市は1日、地震情報と竜巻注意情報などをツイッターで配信する「気象警報自動ツイート」の運用を始める。
相次ぐ竜巻の発生や局地的豪雨などを受け、防災に役立てるため、市が導入を決めた。配信するのは大雨、暴風など四つの特別警報と大雪、洪水など五つの警報のほか、市内で震度4以上の地震が発生した時など。
気象情報は、熊谷地方気象台の発令を元に、同市のシステムが自動的に140字以内に編集し、登録者に配信する。無料。プログラムの変更など、市側の費用負担はないという。
市広報課は「ツイッターは登録読者に情報が拡散されるため、従来のメール配信よりも伝達範囲が広がるはずだ」と期待している。
http://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20140731-OYTNT50263.html
大型の台風12号は現在、東シナ海を北上しています。降り始めからの雨量が一部で既に250mm前後に達している奄美地方や沖縄本島地方では、1日昼過ぎは局地的に1時間70~80mmの非常に激しい雨が降るおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水やはん濫に警戒してください。また、奄美地方、沖縄本島地方と宮古島地方では、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140801-00000008-rescuenow-soci
一般的に「ゲリラ豪雨」という名称で認識されている局所的大雨。通名が示すように、予想外の突発的な大雨をもたらすことが特徴です。
そして、急激に降った雨が低い場所へと一気に流れ込むため、十数分の出来事にもかかわらず甚大な被害を引き起こすことも……。
いざ危険が迫った時に、被害を最小限に抑えるためにも、正しい対処法を学んでおきましょう。
ゲリラ豪雨は、その名の通り「短時間にまとまって降る強い雨」を指します。そのため普通の豪雨と違い、被害には次のような特徴があります。
以下に挙げた場所は、気象庁の発表で大雨の際に危険とされている場所です。このような場所にいる場合は、危険に備えておきましょう。
場所 | 危険性 |
---|---|
地下施設(地下街など) | 河川等からはん濫した水が流入する |
住居(地下室、地下ガレージ) | 河川や側溝から溢れた水が流入し、場合によっては水没する |
道路(歩行者・自転車) | 路面が冠水し、道路と側溝の境目が分かり難くなり転落する |
道路(自動車) | 冠水部分に乗り入れ、走行不能となり、場合によっては水没する |
川原、中洲(遊び、魚釣り) | 急増水で流される、中洲に取り残される |
登山 | 渓流の急増水で流される |
ゲリラ豪雨から身を守るための大原則は、「危険を感じたら、ただちに避難する」ということです。
気象情報は、さまざまな機関から提供されています。特に屋外でこまめに情報を入手する際に便利なのが、携帯電話・スマートフォンから確認可能なWebサイトやメールマガジンです。
以下、気象庁のサイトに掲載されている、主な情報提供先をまとめておきます。お住いの地域やお出かけ先の地域に合わせて、自分に最適な情報収集先を確認しておきましょう。
提供者 | 詳細・補足 |
---|---|
国土交通省防災情報提供センター | 携帯端末からの利用に適しています |
民間気象会社 | 気象情報を提供している民間業者の一覧です |
都道府県や市区町村 | 防災気象情報のメール配信を行なっている自治体のサイトの一覧です |
ナウキャスト | 気象庁が発表している降水の状況を1時間先まで予測した分布図です |
各地の気象台では、毎日5時、11時、17時に天気予報を発表しています。
その際、特に注意しておきたいのが「大気の状態が不安定」という言葉です。というのも、ゲリラ豪雨の原因となる積乱雲は、大気の状態が不安定な場合に発達しやすいのです。
以下に挙げるのは、積乱雲が近づくサインです。
積乱雲はゲリラ豪雨の原因になる雲なので、このような兆しを感じ取ったら、天気の急変に備えましょう。
ゲリラ豪雨から身を守るためには、細かな情報収集が欠かせません。水辺や地下街といった場所へ出かける際は、できるだけ情報収集を怠らないようにしましょうね。
ここ最近、夏になると天気予報を賑わすことが多くなった「ゲリラ豪雨」。突発的に発生するだけに、被害を最小限に抑えるには、急に飛び込んでくる情報に正しく反応する必要があります。
しかし、「ゲリラ豪雨」という言葉だけ追っていても、注意を促す速報を見落としてしまうかもしれません。「えっ!嘘!?」と驚いてしまった方は、要注意!
実は、気象用語に「ゲリラ豪雨」という言葉はありません。
「ゲリラ豪雨」とは、予測が困難な、積乱雲の発生による突発的で局地的な豪雨を指す俗語のことです。2000年代後半から新聞やテレビでよく登場していたので、すっかり市民権を獲得しましたが、実は、気象学的には明確な定義付けはされていないのです。
気象庁で使用されている「局所的大雨」とは、以下のような天候状況を指します。
急に強く降り、数十分の短時間に狭い範囲に数十mm程度の雨量をもたらす雨。(気象庁のサイトより引用)
ちなみに、1時間の雨量が20mmを超えると「傘をさしていても濡れるほどの土砂降り」、30mmを超えると「バケツをひっくり返したような雨で道路が川のようになる」そうです。
局所的大雨の発生には、積乱雲が大きくかかわっています。
そもそも雲は、空気が上昇気流によって上空に押し上げられることによって発生します。そして、上昇気流が強まって雲が成長を続けると、積乱雲が発生し、雨を伴うようになります。
この積乱雲がさらに発達を続けると、狭い範囲に短時間で強い雨を振らせ、これが局地的大雨となるのです。
短時間にまとまった雨が降るゲリラ豪雨(局所的大雨)による被害には、次のような特徴があります。
具体的な被害としては以下のような水害が想定されます。
(image by http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tenki_chuui/tenki_chuui_p3.html)
中小河川なら、降り始めてわずか10分程度で増水することもあるそうです。
2008年7月には神戸市の都賀川で、子どもたち5人が川に流されて亡くなるという痛ましい事件が起きているのですが、その時は、川の上流で降った大雨によって、わずか10分で川の水位が1m30cmも上昇しました。
(image by http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tenki_chuui/tenki_chuui_p3.html)
地下街や地下鉄の駅に、水が激しい勢いで流れ込んでくる被害も発生しています。階段から流れ込む水の量や勢いは想像以上で、だいたい地上の水深が30~50cmくらいが歩いて逃げる時の限界と言われています。
また、地下への浸水の際は、床に溜まった水のためにドアが開かなくなり、逃げ出せなくなることも考えられます。押す扉の場合、小学校高学年や女性の方では30cm、成人男性で40cmが限界とされています。
上に挙げた2つの被害以外にも、気象庁の発表によると以下のような被害も考えられます。
場所 | 危険性 |
---|---|
住居(地下室、地下ガレージ) | 河川や側溝から溢れた水が流入し、場合によっては水没する |
道路(歩行者・自転車) | 路面が冠水し、道路と側溝の境目が分かり難くなり転落する |
道路(自動車) | 冠水部分に乗り入れ、走行不能となり、場合によっては水没する |
登山 | 渓流の急増水で流される |
ゲリラ豪雨の被害を最小限に抑えるには、状況を素早く判断して、正しい行動を取ることが必須と言えそうです。
「どういった行動を取ればいいか不安…」という方は、以下に挙げた記事もぜひ参考にしてみてください。
(画像:wikipedia「竜巻」)
鉄筋コンクリートや鉄骨の建物をも一瞬で崩壊させ、大型の自動車を空中高くに巻き上げる力を持つ竜巻。竜巻は、なにもアメリカ特有の突風被害ではなく、日本でもあります。
そこで、竜巻の脅威を知り、竜巻から事前に回避する方法を知っておきましょう。
ここでは、竜巻とは何か、竜巻を事前に回避する方法、いざというときの安全対策、そして、もしも被害を受けてしまった場合について紹介します。
竜巻とは一体何でしょうか。
竜巻とは、Wikipediaによると「発達した巨大積乱雲(スーパーセル)によって上昇気流を伴う高速の渦巻きが発生し、それが地上付近にまで伸びたもの」になります。
竜巻はどのように発生するのでしょうか。
実は、竜巻の詳しい発生要因はわかっていません。巨大積乱雲(スーパーセル)が発達している状況下で、高度によって温度差があること、周囲の風向きや速さなど様々な要因が重なって初めて発生すると言われています。
巨大竜巻といえばアメリカという印象ですが、日本でも多く観測されています。
特徴としては
などがあげられます。
(画像:wikipedia「竜巻」)
ピンポイント予想がしにくい竜巻は、自分で兆しを読むのが一番です。ここからは、竜巻を回避する方法を紹介します。
まず、気象庁が発表する情報に注意しましょう。ニュースでは「雷注意報」と一緒に竜巻に関する情報も発表されます。
さらに、「竜巻注意報」が発表されたら要注意です。
竜巻は気象庁が予測しきれない場合が多いです。
絶対に覚えておきたい竜巻予兆は、以下の5つです。
以上のような天候を察知した場合は、すぐに安全対策をとりましょう。
竜巻がすぐそばに来ている!という緊急事態の場合、どのような対策を取れば良いのでしょう?
気象庁のホームページには、以下のような、対策方法が図になっています。
(画像提供:気象庁)
屋外にいる時は、以下のように行動しましょう。
屋内にいる時は、以下のように行動しましょう。
以上のように、屋内、屋外問わず身を小さくして頭を守る事が最重要です。
もしも家や所有物が損壊してしまったらどうすればいいのでしょう?
竜巻は、他の災害と同様に保険が適応されます。
竜巻は、夏から秋冬に欠けて一番多く観測されています。被害を最小にするためにも、気象庁の発表には注意しておきましょう。
「竜巻注意報」が発表されたり、天候の異常を察知したりした場合は落ち着いて行動し、安全確保につとめましょう。
早くも台風が猛威をふるう季節になりました。「たかが台風」と油断せず、いざという時のために準備をしておきませんか? ニューヨーク在住の筆者も、台風について以前はそれほど重大に捉えていませんでしたが、2012年にアメリカに甚大な被害をもたらしたハリケーン“サンディ”を体験して以来、考え方が変わりました。
そこで今回は、そのときの筆者の体験を教訓に、台風直撃に備えて知っておくべき“台風対策”を、まとめてお伝えしますね。
■後悔先に立たず
筆者の住むニューヨーク・ロングアイランドも、ハリケーン“サンディ”の被害をうけました。さいわい、筆者の自宅は丘の上なので、浸水などの被害はありませんでしたが、それでも庭のフェンスは吹き飛び、停電は10日にもおよびました。
日頃、ある程度は災害に備えていたつもりでしたが、実際にその状況の中に放り込まれてみると「あぁ、こうしておけばよかった、あれを買っておくべきだった」など、いろいろなことに気がつきます。たかが台風……と軽く考えていたのがいけなかったんですね。
■具体的な対策法6つ
では、具体的にどういった対策があるのでしょうか? まずは一般的なものをご紹介しますね。
(1)庭で倒れそうなもの、風で飛びそうなものを固定する、窓にテーピングをした上で雨戸を閉める。
(2)電池の買い置きや、懐中電灯、ランタンなどを用意しておく。また、キャンドルやライターも買い置きしておくと便利。
(3)日頃から、残ったご飯は冷凍しておく。
(4)飲み水や、レトルト食品、缶のものを買い置きしておく。
(5)台風がくると分かったら、冷凍庫で氷をたくさん作っておき、保冷剤も凍らせておく。大きめのクーラーボックスも用意しておくとベター。
(6)使い捨てのお皿や割り箸、スプーンやフォークも用意しておく。
■あると助かるグッズ5つ
それでは、筆者が後で後悔した「買っておけばよかった!」と思ったグッズを、いくつかご紹介しますね。
(1)太陽光線を使って、スマホやタブレットを充電できるもの。
(2)小型の発電機。
(3)卓上コンロとカートリッジ。
(4)袋を叩くとすぐに冷える保冷剤。
(5)断水や停電で、お風呂やシャワーが使えない時に備えて、乳児用お尻拭き、水やお湯を使わないシャンプーなども、あると便利。
以上、アメリカ在住の筆者がハリケーン“サンディ”の襲来から学んだ台風対策をお伝えしましたが、いかがでしたか?
もし停電になってしまったら、冷蔵庫の開け閉めはできるだけ避けて、痛みやすいものから食べてくださいね。また、道に落ちてしまっている、切れた電線には、絶対に近づかないように! この記事が、少しでもみなさんの参考になりますように願っています。
http://wooris.jp/archives/89218
台風8号は11日午前2時半ごろに伊豆半島南部を通過した後、同5時前に房総半島の千葉県富津市付近に上陸して横断した。昼ごろまでに東北沖で温帯低気圧に変わる見込み。8号は10日の朝に九州南部、夕方に紀伊半島南部にそれぞれ上陸、横断しており、上陸は3回目。
関東甲信は大気の状態が不安定となり、11日午後に急な強い雨や落雷、突風が発生する恐れがある。気象庁は関東北部と静岡県では最高気温35度以上の猛暑日になるとの高温注意情報を発表し、熱中症に注意を呼び掛けた。
東北北部から北海道東部には前線が延びており、北海道と東北では夜まで局地的に非常に激しい雨が降る恐れがある。土砂災害や河川の増水、高波に警戒が必要。
8号は11日午前8時、千葉県銚子市付近を時速45キロで北東へ進んだ。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。南東側600キロ以内と北西側390キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
12日午前6時までの24時間雨量は多い所で、北海道120ミリ、北陸100ミリ、東北80ミリ。11日の最大瞬間風速は関東甲信で35メートル、波の高さは伊豆諸島7メートル、関東と東海6メートルと予想される。
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