西アフリカで流行するエボラ出血熱の感染の有無を15分で検査するキットを、北海道大の高田礼人教授(ウイルス学)のグループと、医療品メーカーのデンカ生研(東京都中央区)が開発した。これまでの検査機器では、感染の有無がわかるまでに数時間かかった。高田教授は「すぐに感染が判明するので、感染拡大の防止につながる」と話している。
検査キットは縦約3センチ、横約8・5センチのプラスチック製。感染が疑われる血液から分離した血清をキットに垂らすと、マウスで作られたエボラウイルスの抗体が反応し、約15分で結果が分かる。エボラウイルスに感染したサルの血清で検査し、感染を確認したという。
従来の検査機器はウイルス量が少なくても感染の有無を判断できたが、感度が良すぎて誤検知もあった。電源も必要なため、西アフリカなどでは今回のキットの方が使いやすいという。
キットはまだ試作段階で、実用化に向けて開発を進めている。高田教授は「簡単に誰でも使えるのが特徴。現地で役に立つはず」と話している。
(2015年4月1日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=116797
日本老年医学会などは、副作用が大きいために高齢者への使用の中止を医師が考慮すべき薬を約50種類挙げた一覧を作成した。10年ぶりに改定予定の「高齢者の安全な薬物療法指針」の中に盛り込む。
同学会のホームページに指針案を掲載し、1日から広く意見を募ったうえで、正式決定する。
さまざまな病気を抱える高齢者は多くの薬剤を漫然と長期間処方されがちだが、特に体力が低下した高齢者には有害な副作用が出やすい薬剤もある。
同学会が2005年に策定した指針では、効果より副作用の害が大きい薬について「慎重投与」としていたが、今回の改定で「使用中止を考慮すべき」と記述し、医師などに強く注意を促した。新しい薬も検討のうえ、一覧に加えた。
一覧に挙げた副作用として、作用時間の長い睡眠薬は、認知機能の低下やふらつき、転倒を招く危険がある。抗精神病薬は認知症患者の徘徊はいかいや暴力を抑えるために投与すると、脳血管障害と死亡率を上昇させる。
指針案では、こうした薬剤それぞれについて、別の薬剤に変更したり、使用期間を短くしたりするなどの対処法を示している。ただし、患者が自己判断で服用を急にやめると、急激な悪化を招く危険もある。指針案をまとめた秋下雅弘・東大教授は「薬の減量、中止は、医師や薬剤師と相談して進めてほしい」と話している。
(2015年4月1日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=116795
千葉県がんセンター(千葉市中央区)で腹腔鏡ふくくうきょう手術後に相次いで患者11人が死亡した問題は30日、県が設置した第三者検証委員会が報告書を提出し、大きな節目を迎えた。
同センターの体質的な問題が浮き彫りになった一方、病院関係者は信頼回復に向けた決意を口にした。
がんセンターはこれまで、難度の高い手術にも取り組んでおり、日本外科学会も「先駆的な取り組みを行っていた」とした。ただ、こうした「挑戦的」とも評される手術に取り組む病院の体制について、「リスクを病院として共有するシステムが欠如し、腹腔鏡手術推進の雰囲気と専門分野への介入の困難さが、対応が遅れた原因」と厳しく指摘した。
報告書は提言で、「新しい高難度の手術については、適応の確認、保険適用の有無、さらには腹腔鏡で行わないとの決断も含め、部内で合議し、厳正に可否を決定する体制を早急に構築してほしい」と求めた。一方で、過去の死亡例での事故報告書を公表せず、家族にも説明していなかったことを「組織的に隠蔽が意識されているとも受け止められかねない」とした。
検証委の遺族への聞き取りでは、「リスクについて説明されていない」「手術が腹腔鏡だとは知らなかった」「開腹と腹腔鏡のどちらかを選ぶ雰囲気ではなかった」との不満もあった一方、「よい病院になってほしい」と改革を期待する声もあったという。検証委の多田羅浩三会長は30日の記者会見で「職員や医者同士、医者と患者との協力で、一緒に病気と闘っていくということを改めて認識してもらいたい。具体的な一歩を踏み出してほしい」と話した。
県庁で30日夜、記者会見した同センターの永田松夫病院長は「がん専門病院なので、新しいことに取り組んでいくことはもちろん考えなければならない」として、腹腔鏡手術の推進姿勢は維持することを示唆。現在、保険適用外の腹腔鏡手術は休止中で、永田氏は「倫理審査委や安全管理など手続きをとった上でやらなければならないというのが反省。再開するにしても、厳格な手続きでやらなければならない」との方針を示した。
同日午後は臨時の県議会健康福祉常任委員会が開かれ、矢島鉄也県病院局長は「真摯しんしに受け止め、深く反省している。県民に安全で安心できる医療を提供できるよう取り組んでいく」と述べた。
(2015年3月31日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=115251
花粉症シーズン真っ只中!
鼻がムズムズ、止まらないクシャミ、目のかゆみ……本当に花粉症ってやっかいですよね。
『Fromプラネット』が行った「花粉症に関する意識調査」のデータも参考にしつつ、花粉症にまつわるデータと、意外な対策法についてお届けします!
この調査で「あなたの花粉症歴を教えてください」と質問したところ、「10年以上~20年未満」と回答した人は9.7%、「20年以上」と回答した人は14.7%という結果に。なんと、4人1人が10年以上の花粉症歴を持つことが明らかになったのです!
花粉症と長く付き合ってきたベテランが多いのですね。
地域別に見ていくと、花粉症の原因として有名な“スギ”の植樹率が低い北海道では、花粉症に悩む人が少ない傾向に。
一方、スギの植樹率が高い甲信越地方や、アスファルトが多く地面に花粉がたまりやすい関東地方には、花粉症に悩む人が多いという結果が出ました。
「あなたの花粉症は、どの植物が原因ですか」との質問には、約7割が「スギ花粉」と回答。次いで「ヒノキ(24.6%)」、「ブタクサ(21.6%)」、「イネ科の植物(14.9%)」という結果となりました。
注目すべきは、全体としては花粉症に悩む人が少ない北海道で、“シラカバ”の花粉に悩む人が多いこと。
スギ花粉が飛散しない地域でも、その土地特有の花粉に悩まされてしまう可能性があるなんて……。全国それぞれ、大変です。
花粉症対策としては、「マスクをする(50.5%)」、「目薬をさす(38.1%)」、「市販薬を購入する(30.4%)」といった定番の対策が支持を受けているよう。
一方で、少数回答ではあるものの「あんまり神経質にならずにあきらめる」「花粉症ではないと暗示をかける」といった、“気の持ちよう”で花粉症を乗り越えようとする声も。
確かに、「花粉症、ツラい……」とばかり思っていると、ますますツラくなってしまいますよね。
「わたしは花粉症じゃない!」と自己暗示をかけることで、ラクになれるのかも!
「いくら“病は気から”って言ったって、ツラいものはツラい!」という人には、花粉情報がひと目でわかるアプリもおすすめ。
『あなたの街の花粉情報』は、花粉飛散レベルが簡単にわかる便利アプリ。
花粉の飛散量が12時間先までチェックできるので、飛散量が多い時間には外出を避けるなどの工夫ができますよね。ぜひ活用してみて!
花粉症はツラ~いけれど、だからといっておうちにひきこもりがちになるのも悲しい……。
いろんな対策法を活用して、ちょっとでも快適にすごしましょう!
強い感染力を持ち高熱や発疹など重い症状が出るはしか(麻疹)について、厚生労働省は27日、世界保健機関(WHO)から日本が「排除状態」にあるとの認定を受けたことを明らかにした。西太平洋地域では、オーストラリア、マカオ、モンゴル、韓国に続き5カ国目。日本のほか、ブルネイ、カンボジアも同時に認定された。
WHOは、国内に由来するはしかウイルスによる感染が3年間確認されず、ウイルスの遺伝子解析で感染経路を確認している国を排除国として認定している。厚労省によると、国内では近年、年間200~500人程度のはしか患者が報告されているが、いずれも海外から持ち込まれたウイルスが原因。持続的な感染は起きていない。
厚労省ははしかの予防指針を策定し、平成27年度までにWHOから排除国の認定を受けることを目標に掲げていた。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-lif1503270016.html
あなたの健康状態は身体のあちこちに現れて自分でも把握することが出来ます。MindBOdyGreenが紹介するのは舌の状態が伝えているあなたの健康状態です。
毎朝、歯を磨くときやシャワーの前後など鏡を見る機会があるときは舌を出してみましょう。
舌は内臓への入り口。身体のなかで起こっていることを映し出しているのです。3つほど特徴的な状態をお伝えしましょう。
あなたの舌の先端は心臓の状態を示します。ピンク色なら問題無し。でも、ちょっと赤みが強いようなら、熱がこもっている状態かも。それは、不眠症、神経過敏、動機、不安などの兆候とつながります。意識的にリラックス出来る環境を作りましょう。
なんだか舌に厚みがあるようなら、消化器官が弱っているサインかも。消化を促すハーブやスパイスを積極的に食べてください。又、風邪を引きやすくなっているかもしれないので注意してください。
舌のふちに歯型がついているようなら、身体に余分が水かたまっていることを伝えています。ほっておくと冷えがすすむことが多いので注意しましょう。
舌のチェックは食後にしても正しい情報は読み取れません。朝起きてすぐや食前に、チェックは15秒以内で行いましょう。毎日の習慣にすると早めに自分の身体の変化に気がつけるようになります。
参考サイト:
How To Read Your Tongue For 3 Key Signs Of Health
http://www.mindbodygreen.com/0-17879/how-to-read-your-tongue-for-3-key-signs-of-health.html
http://news.goo.ne.jp/article/freshers/bizskills/freshers-0000001430.html
医療費助成の対象となる指定難病として、厚生労働省の専門家委員会で了承された疾患は以下の通り。一般からの意見を募り、来月にも正式決定され、7月から助成が始まる見通し。
▽先天性ミオパチー▽マリネスコ・シェーグレン症候群▽筋ジストロフィー▽非ジストロフィー性ミオトニー症候群▽遺伝性周期性四肢麻痺まひ▽アトピー性脊髄炎▽脊髄空洞症▽脊髄髄膜瘤りゅう▽アイザックス症候群▽遺伝性ジストニア▽神経フェリチン症▽脳表ヘモジデリン沈着症▽禿頭とくとうと変形性脊椎症を伴う常染色体性劣性白質脳症▽皮質下梗塞と白質脳症を伴う常染色体性優性脳動脈症▽神経軸索スフェロイド形成を伴う遺伝性びまん性白質脳症▽ペリー症候群▽前頭側頭葉変性症▽ビッカースタッフ脳幹脳炎▽けいれん重積型(二相性)急性脳症▽先天性無痛無汗症▽アレキサンダー病▽先天性核上性球麻痺まひ▽メビウス症候群▽中隔視神経形成異常症/ドモルシア症候群▽アイカルディ症候群▽片側巨脳症▽限局性皮質異形成▽神経細胞移動異常症▽先天性大脳白質形成不全症▽ドラベ症候群▽海馬硬化を伴う内側側頭葉てんかん▽ミオクロニー欠神てんかん▽ミオクロニー脱力発作を伴うてんかん▽レノックス・ガストー症候群▽ウエスト症候群▽大田原症候群▽早期ミオクロニー脳症▽遊走性焦点発作を伴う乳児てんかん▽片側痙攣けいれん・片麻痺まひ・てんかん症候群▽環状20番染色体症候群▽ラスムッセン脳炎▽PCDH19関連症候群▽難治頻回部分発作重積型急性脳炎▽徐波睡眠期持続性棘きょく徐波を示すてんかん性脳症▽ランドウ・クレフナー症候群▽レット症候群▽スタージ・ウェーバー症候群
▽結節性硬化症▽色素性乾皮症▽先天性魚鱗癬ぎょりんせん▽家族性良性慢性天疱瘡てんぽうそう▽類天疱瘡てんぽうそう(後天性表皮水疱症を含む)▽特発性後天性全身性無汗症▽眼皮膚白皮症▽肥厚性皮膚骨膜症▽弾性線維性仮性黄色腫
▽マルファン症候群▽エーラス・ダンロス症候群▽メンケス病▽オクシピタル・ホーン症候群▽ウィルソン病▽低ホスファターゼ症▽VATER症候群▽那須ハコラ病▽ウィーバー症候群▽コフィン・ローリー症候群▽有馬症候群▽モワット・ウィルソン症候群▽ウィリアムズ症候群▽ATR―X症候群▽クルーゾン症候群▽アペール症候群▽ファイファー症候群▽アントレー・ビクスラー症候群▽コフィン・シリス症候群▽ロスムンド・トムソン症候群▽歌舞伎症候群▽多脾ひ症候群▽無脾ひ症候群▽鰓さい耳腎症候群▽ウェルナー症候群▽コケイン症候群▽プラダー・ウィリ症候群▽ソトス症候群▽ヌーナン症候群▽ヤング・シンプソン症候群▽1p36欠失症候群▽4p-症候群▽5p-症候群▽第14番染色体父親性ダイソミー症候群▽アンジェルマン症候群▽スミス・マギニス症候群▽22q11.2欠失症候群▽エマヌエル症候群▽脆弱ぜいじゃくX症候群関連疾患▽脆弱ぜいじゃくX症候群
▽総動脈幹遺残症▽修正大血管転位症▽完全大血管転位症▽単心室症▽左心低形成症候群▽三尖せん弁閉鎖症▽心室中隔欠損を伴わない肺動脈閉鎖症▽心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖症▽ファロー四徴症▽両大血管右室起始症▽エプスタイン病
▽アルポート症候群▽ギャロウェイ・モワト症候群▽急速進行性糸球体腎炎▽抗糸球体基底膜腎炎▽一次性ネフローゼ症候群▽一次性膜性増殖性糸球体腎炎▽紫斑病性腎炎▽先天性腎性尿崩症▽間質性膀胱ぼうこう炎(ハンナ型)
▽オスラー病▽閉塞性細気管支炎▽肺胞蛋白たんぱく症(自己免疫性/先天性)▽肺胞低換気症候群▽α1―アンチトリプシン欠乏症
▽カーニー複合▽ウォルフラム症候群▽ペルオキシソーム病(副腎白質ジストロフィーを除く)▽副甲状腺機能低下症▽偽性副甲状腺機能低下症▽副腎皮質刺激ホルモン不応症▽ビタミンD抵抗性くる病/骨軟化症▽ビタミンD依存性くる病/骨軟化症▽フェニルケトン尿症▽高チロシン血症1型▽高チロシン血症2型▽高チロシン血症3型▽メープルシロップ尿症▽プロピオン酸血症▽メチルマロン酸血症▽イソ吉草酸血症▽グルコーストランスポーター1欠損症▽グルタル酸血症1型▽グルタル酸血症2型▽尿素サイクル異常症▽リジン尿性蛋白たんぱく不耐症▽先天性葉酸吸収不全▽ポルフィリン症▽複合カルボキシラーゼ欠損症▽筋型糖原病▽肝型糖原病▽ガラクトース―1―リン酸ウリジルトランスフェラーゼ欠損症▽レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ欠損症▽シトステロール血症▽タンジール病▽原発性高カイロミクロン血症▽脳腱けん黄色腫症▽無βリポタンパク血症▽脂肪萎縮症
▽家族性地中海熱▽高IgD症候群▽中條・西村症候群▽化膿かのう性無菌性関節炎・壊疽えそ性膿皮のうひ症・アクネ症候群▽慢性再発性多発性骨髄炎▽強直性脊椎炎
▽進行性骨化性線維異形成症▽肋骨ろっこつ異常を伴う先天性側弯そくわん症▽骨形成不全症▽タナトフォリック骨異形成症▽軟骨無形成症
▽リンパ管腫症/ゴーハム病▽巨大リンパ管奇形(頸けい部顔面病変)▽巨大静脈奇形(頸けい部口腔こうくう咽頭びまん性病変)▽巨大動静脈奇形(頸けい部顔面/四肢病変)▽クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群
▽先天性赤血球形成異常性貧血▽後天性赤芽球癆ろう▽ダイアモンド・ブラックファン貧血▽ファンコニ貧血▽遺伝性鉄芽球性貧血▽エプスタイン症候群▽自己免疫性出血病X3/13
▽クロンカイト・カナダ症候群▽非特異性多発性小腸潰瘍症▽ヒルシュスプルング病(全結腸型/小腸型)▽総排泄腔はいせつくう外反症▽総排泄腔はいせつくう遺残▽先天性横隔膜ヘルニア▽乳幼児肝巨大血管腫▽胆道閉鎖症▽アラジール症候群▽遺伝性膵すい炎▽嚢胞のうほう性線維症▽IgG4関連疾患
▽黄斑ジストロフィー▽レーベル遺伝性視神経症
▽アッシャー症候群▽若年発症型両側性感音難聴▽遅発性内リンパ水腫▽好酸球性副鼻腔炎
すでに医療費助成の対象となっている疾患は以下の通り。
▽球脊髄性筋萎縮症▽筋萎縮性側索硬化症▽脊髄性筋萎縮症▽原発性側索硬化症▽進行性核上性麻痺まひ▽パーキンソン病▽大脳皮質基底核変性症▽ハンチントン病▽神経有棘ゆうきょく赤血球症▽シャルコー・マリー・トゥース病▽重症筋無力症▽先天性筋無力症候群▽多発性硬化症/視神経脊髄炎▽慢性炎症性脱髄性多発神経炎/多巣性運動ニューロパチー▽封入体筋炎▽クロウ・深瀬症候群▽多系統萎縮症▽脊髄小脳変性症(多系統萎縮症を除く)▽ライソゾーム病▽副腎白質ジストロフィー▽ミトコンドリア病▽もやもや病▽プリオン病▽亜急性硬化性全脳炎▽進行性多巣性白質脳症▽HTLV―1関連脊髄症▽特発性基底核石灰化症▽全身性アミロイドーシス▽ウルリッヒ病▽遠位型ミオパチー▽ベスレムミオパチー▽自己貪食空胞性ミオパチー▽シュワルツ・ヤンペル症候群▽神経線維腫症▽天疱瘡てんぽうそう▽表皮水疱すいほう症▽膿疱のうほう性乾癬かんせん(汎発型)▽スティーブンス・ジョンソン症候群▽中毒性表皮壊死えし症▽高安動脈炎▽巨細胞性動脈炎▽結節性多発動脈炎▽顕微鏡的多発血管炎▽多発血管炎性肉芽腫症▽好酸球性多発血管炎性肉芽腫症▽悪性関節リウマチ▽バージャー病▽原発性抗リン脂質抗体症候群▽全身性エリテマトーデス▽皮膚筋炎/多発性筋炎▽全身性強皮症▽混合性結合組織病▽シェーグレン症候群▽成人スチル病▽再発性多発軟骨炎▽ベーチェット病
▽特発性拡張型心筋症▽肥大型心筋症▽拘束型心筋症▽再生不良性貧血▽自己免疫性溶血性貧血▽発作性夜間ヘモグロビン尿症▽特発性血小板減少性紫斑病▽血栓性血小板減少性紫斑病▽原発性免疫不全症候群▽IgA腎症▽多発性嚢胞のうほう腎▽黄色靱帯じんたい骨化症▽後縦靱帯じんたい骨化症▽広範脊柱管狭窄きょうさく症▽特発性大腿だいたい骨頭壊死えし症▽下垂体性ADH分泌異常症▽下垂体性TSH分泌亢進こうしん症▽下垂体性PRL分泌亢進こうしん症▽クッシング病▽下垂体性ゴナドトロピン分泌亢進こうしん症▽下垂体性成長ホルモン分泌亢進こうしん症▽下垂体前葉機能低下症▽家族性高コレステロール血症(ホモ接合体)▽甲状腺ホルモン不応症▽先天性副腎皮質酵素欠損症▽先天性副腎低形成症▽アジソン病▽サルコイドーシス▽特発性間質性肺炎▽肺動脈性肺高血圧症▽肺静脈閉塞症/肺毛細血管腫症▽慢性血栓塞栓性肺高血圧症▽リンパ脈管筋腫症▽網膜色素変性症▽バッド・キアリ症候群▽特発性門脈圧亢進こうしん症▽原発性胆汁性肝硬変▽原発性硬化性胆管炎▽自己免疫性肝炎▽クローン病▽潰瘍性大腸炎▽好酸球性消化管疾患▽慢性特発性偽性腸閉塞症▽巨大膀胱ぼうこう短小結腸腸管蠕動ぜんどう不全症▽腸管神経節細胞僅少症▽ルビンシュタイン・テイビ症候群▽CFC症候群▽コステロ症候群▽チャージ症候群▽クリオピリン関連周期熱症候群▽全身型若年性特発性関節炎▽TNF受容体関連周期性症候群▽非典型溶血性尿毒症症候群▽ブラウ症候群
(2015年3月20日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=114882
花粉症の症状といえば、くしゃみや目のかゆみと思われがち。だが、花粉は肌にも刺激を与えている。
肌がかゆくなる、肌荒れするなどの症状がある人は、肌に花粉が付かないようにする対策が必要だ。
横浜市の野村皮膚科医院では、寒さが緩み始めた先月下旬から、ほおや目のまわり、首のかゆみやかさつきを訴えて受診する人が急に増えた。「花粉症皮膚炎の可能性があります」と院長の野村有子さんは話す。
冬に肌のかゆみやかさつきの症状があれば、まずは乾燥を疑うが、今の季節は徐々に湿度が上がっている。花粉が肌につくなどして、刺激を与えている可能性があるという。
野村さんによると、乾燥の場合は、「すね」「腰まわり」など、肌を乾燥から守る皮脂の分泌が少ない場所に症状が出るが、花粉が原因の場合は、「顔」「首」など露出している場所に症状が出る人が多い。
花粉症皮膚炎を防ぐためには、花粉を肌に付けたままにしないことが必要だ。野村さんは、「外から帰ったら顔を洗い、シャワーを浴びる。洗えない場合は、水でぬらしたハンドタオルで、こするのではなく、そっと押さえるように拭いて」と助言する。
症状がある時は、化粧品も刺激になることがあるので塗るとピリピリとした刺激を感じるものは使わない方がいい。「今年は花粉が多いと言われている。かゆみが出始めたら、早めに皮膚科を受診してほしい」と話す。
化粧品メーカー「ファンケル」が、昨年から今年にかけて600人の肌の角質を分析した結果によると、「乾燥や炎症が起こりやすい状態になっている人」が最も多い季節は「春」だった。
同社ビューティサイエンス研究センター長の松熊祥子さんは、「花粉など様々な刺激があるこの時期には、敏感肌の人は、肌を保護するクリームを塗るなどのきちんとしたケアが必要」とアドバイスする。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=114839
今日は妙に頭が痛い、ということは誰にでもあるはず。ただ、放置していると重大な病気が隠れていることも。「痛みは不調を伝える信号。軽視しないで」と、専門家は言う。
頭痛の中で心配な痛みには特徴がある。一つは今まで感じたことがないくらい激しい頭痛が急に発生し、持続する場合。もう一つは頭痛とともに、めまいや歩行障害、意識障害など、他の症状を伴う場合だ。これらの場合、くも膜下出血に代表される脳出血が起きている恐れがある。頭痛外来を持つ秋葉原駅クリニックの大和田潔院長は言う。
「くも膜下出血は、動脈瘤(りゅう)の小さな裂け目からの少量出血から始まることも多い。激しい頭痛を感じてすぐ動脈瘤を処置すれば助かるけれど、放置して破裂すると命にかかわります」
特に慢性的な片頭痛で悩む人は、いつもと違う痛みには気をつけよう。大和田院長が聞いたケースでは、50代前半の女性がある朝突然、激しい頭痛を感じたにもかかわらず、「いつもの頭痛」と我慢し続けた結果、午後に亡くなってしまったという。
「徒歩で頭痛外来にいらした方が、くも膜下出血だったことも経験しています。彼は、頭痛発生とともに短時間意識を失っていました。おかしいと思ったら遠慮せずに脳神経外科や神経内科を受診してください」
※AERA 2015年3月23日号より抜粋
http://news.goo.ne.jp/article/dot/life/dot-2015031700043.html
「肺気腫」という病気をご存知でしょうか。2014年に亡くなられた俳優の宇津井健さんが生前に患っていた病気ということで、一躍有名となりました。さて、肺気腫とはどういう病気なのでしょうか?
◎ 肺気腫とはどういう状態?
肺には「肺胞」とよばれる小さな袋のようなものがあります。この肺胞が壊れてしまう病気が「肺気腫」です。また、喉や鼻から空気を通す管は「気管」と呼ばれます。気管は肺に近づいて2つに分かれますが、そこから肺に届くまでの箇所を「気管支(※注訳1)」といいます。この気管支が炎症を起こすことを「気管支炎」といいます。「気管支炎」が長期間続き、かつ原因が不明な場合は「慢性気管支炎」とされます。「肺気腫」は「慢性気管支炎」と一緒に発症することが多いといいます。また、慢性気管支炎や肺気腫は、まとめて「慢性閉塞性肺疾患(COPD/Chronic Obstructive Pulmonary Disease)」と呼ばれます。
(※注訳1)・・・二手にわかれた箇所のみを指すこともあります。
◎ どんな症状が現れる?
肺気腫を患うと、次のような症状が現れます。
・ 軽く体を動かしただけで息切れしやすい
・ 咳や痰が続く
病気が進行するにつれて、運動をしなくても息切れがしやすくなる、といった症状が出てきます。さらに重度となれば体が動かなくなり、寝たきりの状態となる、または心不全や呼吸不全を引き起こすなど、命に関わります。
◎ 肺気腫となる原因は?
肺気腫となった人の95%が喫煙者です。そのため、原因のほとんどは喫煙によるものだとされています。また、大気汚染や化学物質なども原因のひとつとして考えられています。
◎ 肺気腫の治療方法は?
現代の医学ではもとの状態に肺を戻す治療法はありません。しかし、次のような治療をおこない、症状が悪化するのを防ぎます。
・ 禁煙
・ 薬の摂取
・ 酸素吸入
なお、肺気腫が進行して肺胞が壊れると、肺は弾力性を失い膨らみます。肺が膨張している場合は、肺の一部を切る手術をする場合があります。また、風邪やインフルエンザにかかると症状が悪化する可能性があるため、ワクチンの摂取をすすめられるケースもあります。
◎ 肺気腫を予防するには?
肺気腫となる最大の原因は、前述の通り「喫煙」とされています。そのため、禁煙するのが第一の予防となります。また、40代の前半くらいまでには肺のCTスキャン検査を受けることが推奨されます。万一肺気腫が見つかっても、早期のうちに見つかる可能性が高くなるためです。
■ 早期発見が大切!
肺気腫は、別名「タバコ病」とも呼ばれる病気です。初期症状は、咳や息切れなど、老化と間違えられやすいため、病気が進行するまで気づかない人も多いといいます。定期的な検査を受けて、早期のうちに病気を発見することが大切なのかもしれません。
(著&編集:nanapi編集部)
http://news.goo.ne.jp/article/nanapi/life/nanapi-7807.html
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