[ カテゴリー:NPO活動 ]

駐車場がいっぱい。

ながおか市民防災センターの駐車場がここのところ大賑わいです。
と言っても、駐車車両の主のほとんどは、防災センターに来る方ではなく、センターをそのまま素通りして、お隣のハローワークに行く人たちばかりです。

ハローワークの駐車場はさほど広くないので、あっという間に満車状態になります。
困って、お隣の防災センターの駐車場に・・・ということのようです。

まぁ、何と言いましょうか!?本来ならば、停めてもらっては困るのですが、「停めるな」とも言えないし・・・仕方のないことですよねぇ。
ただ、防災センターの1Fには、「ぐんぐん」という子育て支援施設がありますので、そこに用事のある車が、センターの前に空きがなく、駐車場の端っこのほう、センターから遠く離れた場所にしか停められない…ということになっては按配がよくありません。
子どもが駐車場内を歩く距離が長くなり、その分、事故の危険性が高まるからです。

そこで、最近では、こんなふうにしています。

ハローワークの駐車場がなぜあんなにも狭いのか!?という意見もありますが、
そもそも世の中が、ハローワークにあんなにも大勢の人が押し寄せる情勢であればよいわけですよね!?


農家の方もウォーミングアップが必要!?

笠井です。ご無沙汰しております。

気がつけば、世間様のGWも終わりましたが、私は今年度に入って未だ一日の休みもない有り様です。
ストレスはまったく溜まっていないのですが、疲れは溜まっていた!?ようでして、何年も縁のなかった風邪をひいてしまい、珍しく熱を出してしまいました。

実は私…もの凄く熱に弱いんです。37度を超えると、もう辛いのなんの・・・。
今回の風邪でも最高で37.8度くらいしか出なかったのですが、それでも、私にとっては、死ぬ思い…強烈な吐き気と倦怠感で、どうにもならない状態になってしまいました。
その日はさすがに午前中で仕事を止めて帰りましたが、未だに体調戻らず、時折、立ちくらみを感じることがあり、その度に「あれっ!?もしかして、いま地震あった!?」などとすっとぼけたことを言っているような状況です。

まっ、それはともかくとして・・・

本年は栃尾一之貝集落での[障害者×中山間地]問題解決に意欲的に取り組んでおりますことは、以前から本ブログで何回か発言させていただきました。

一之貝では、つい最近まで雪の姿が見られました。

一之貝での初の越冬体験を通じて印象に残っていることは、一之貝のおじぃちゃん、おばぁちゃん達は、とにかく「よく雪をいじる」ということ。
長時間にわたって雪をスコップで突っついている姿が、ほぼ毎日のように見られました。

「皆さん、もの凄く頻繁に雪かきされるんですねぇ」と村の人に声を掛けてみると、
「雪が消えればすぐに農作業が始まる。その時のために、今から体を慣らしておかんと、体を痛めるっけんなぁ」と返ってきました。

なるほど、雪かきは農作業のウォーミングアップだったのです。

そう考えた時に、いま長岡の体育館に避難されておいでになられている南相馬の被災者の皆さんのことが脳裏をよぎりました。
避難生活がいつまで続くのか!?は分かりませんが、現状の避難生活の生活スタイルを早めに見直し、改善しておかないと、仕事が始まった途端にダウン・・・なんてことにもなりかねませんね。

いま中山間地域には耕作放棄された土地がたくさんあります。
体育館でプラプラしていても、体がなまるばかりですから、そんなことなら、それら耕作放棄された土地で、畑作業でも何でもしていれば良いのではないか!?と思うのです。

収穫物を食べても売ってもいいし、それで体調維持ができれば、いいことづくめではありませんか!?
仮に、畑の途中で南相馬に帰ることになっても、その後の面倒は私達が引き受けて、収穫物を南相馬に送ってあげたりするつもりなので、心配は要りませんが、問題は「足」・・・現場までどうやって行くか!? ということ。
距離的には、東バイパス川崎I.Cからわずか12~13分ですから、大したことないのですが、送迎する余力がこちらにはありませんので、被災者の皆さん自身でこちらまで移動してきてもらわねばなりません。

うーーーん、何か良い移動手段はないものか!?

やっぱり、難しいか!?


東日本大震災支援活動報告会

高木です。

昨日、29日祝日、旧大和デパート跡のカーネーションプラザで開催されました。

住民安全ネットワークジャパン事務局長、笠井君の奮闘は本当に頭が下がります。

ボランティアバックアップセンターのホームページ立ち上げに寝食を忘れ取り組みました。

報告にもついつい力が入ります。

元気が出ます!

えんえん実行委員会女性スタッフの報告

カーネーションプラザには約60名が参加

報告会の後は、被災地のお酒で乾杯です。

支援に出向いたスタッフが、被災地域から自前で仕入れてきたものです。

宮城県のお酒

岩手県のお酒

福島県のお酒

また、中越大震災の時には甚大な被害を受けた山古志地区からは「山菜の宝物」が届いておりました。

山古志からのごちそう「山菜の天麩羅」

山古志からのおひたし

山古志の煮菜

すべてとても美味しく交流会も盛り上がり素晴らしい報告会になりました。

私は思いがけない出会いがあり、十数年前の知り合いに出会いました。

支援物資の集積所で見かけたときも「どこかで見たひとだなあ~」と思っていたのですが、
昨日、互いに話し合ってやっとわかりすっきりしました。

彼は、ボランティアバックアップセンターで40日間支援物資の仕分けに協力したそうです。

頑張りすぎて腰痛が出てきたので少し休みますと言っておりました。
「互いに同い年だから無理もないね、、、と・・・」

ご苦労様でした。


住民安全ネットワークの震災1ヶ月を振り返る:その1

住民安全ネットワーク事件簿と称しまして、たまに発言させていただいている事務局の小川誠です。
今回は、「住民安全ネットワークジャパン」の震災1ヶ月を数回にわたり振り返りたいと思います。

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3月11日15時くらい。オフィスに長机に向かってニュースサイトの掲載作業をしていまいした。そのときです。お尻のセンサーが何か地面を大きく揺するような違和感を感じたのです。その瞬間振り向いて笠井さんと交わした会話を今も忘れません。

「笠井さん、地震じゃない。それもかなり大きい。やばいレベルを超えているんじゃない。」

この瞬間から日本人すべての人の中に長く記憶に残るだろう重い重い1ヶ月のスタートとなりました。

揺れている最中にインターネットに流れた情報は、当初会津地方での地震ということでした。そのために早期に住民安全ネットワークからのメール受信をされた方は「会津で地震」と伝わったかもしれません。地震発生から10分たっても気象庁の正式発表はなかったと記憶しています。さらに、この時期、住民安全ネットワークのサーバー移転に伴いメールシステム事態にも不安要素が重なり、メールを最終的に受信した方がどのタイミングでこのメールを受信できたのか今もよくわかっていない状況でした。

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いつかは、起こりうると予想された大震災だったかもしれません。しかし、どこかで緊張感がかけていたのかもしません。こんな中で、住民安全では秒単位で更新され続けるニュースサイトの情報の掲載作業を強化、同時に最新情報を可能なかぎり携帯サイトにアップし続ける作業を、震災直後より丸5日間、24時間体制で続けていました。震災の規模が徐々に明らかになっていく中、原発災害の煮え切らない情報との格闘、さらに計画停電における東北電力の不確定な情報にまさに振り回され続ける状況だったのです。

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今に思えば、あのとき、このときの判断がすべて冷静で正しい判断だったとは言えません。しかし、精一杯駆け抜けたという気持ちです。
その後、「東日本大震災ボランティアバックアップセンター」「長岡災害支援ボランティアセンター」の立ち上げで、住民安全ネットワークが果たした役割について、次の機会にお知らせしようと思います。


南相馬市情報サイト:情報提供者探し

携帯サイトの構築作業は進んでいますが、現地からの情報を入手するパイプラインが構築されていません。そこで「東日本大震災バックアップセンター(VBUC)」のTwitteやFacebookをフル活用してこれから情報パイプラインの構築をはじめます。


南相馬市情報サイト:構築

4月1日現在、長岡市の避難所に避難されている方は833人。この方々の大部分が南相馬市からの原発災害避難者なのです。避難所から「東日本大震災バックアップセンター(VBUC)」にあがってくるニーズも少しずつ変化してきました。そのなかで何よりも一番大きなニーズが今の南相馬市の情報なのです。当然のことですよねぇ。皆さん、南相馬市に帰りたいのです。

そこで住民安全ネットワークジャパンでは、メールシステムを使って南相馬市からの避難者向け情報発信を構築することになりました。すでに動いています。数日中には情報発信の体制が整います。


南相馬の情報通とつながりたい!!

長岡市には福島県南相馬市の方々が避難してこられています。

先日、長岡市が避難者の皆さまにアンケートを取ったところ、一番の希望が、「南相馬のことが知りたい」ということだったのです。

物がほしい、食べ物がほしい、ということではなく、故郷 南相馬のことが知りたいということだったのです。

この投稿をお読みいただいた皆さんの中で、南相馬市に今でも滞在している方、南相馬市の周辺に在住の方がで、南相馬市の情報を入手することが可能な方をご存じの方が、もしもいらっしゃいましたら、どうかご紹介ください。

避難者の皆さんのために何とかしてあげたい・・・だけど、どうしたらいいか分からない・・・困ったので、とにかくスタッフを2~3名を南相馬まで派遣することにしました。

「とにかく情報を集めてこい」「こちらに情報を送ってくれる人とのパイプを作ってこい」と、超無茶ぶり特命を強引に押し付けられたスタッフが、紹介いただいた方のところまで行き、直接ご説明をさせていただきます。

皆さん、どうかよろしくお願いします。

ご連絡は、無茶ぶり担当の笠井 info@jmjp.jp まで。


見つかりました!

高木です。

さっそく「ハイブリッド車」の提供者が現れました。

先ほど私の携帯に連絡があり
「高木さん、インサイトで良いかな?」
「えっ? なに? 車? インサイトって? ハイブリッドの?」
「そうです、インサイトで良かったら、一週間お貸ししますよ!」だって、、、
「うわあ~、ありがたい、ありがたい」
「お願いします!」

いやあ~、知り合いは沢山作っておくべきだなあ~

ありがたや、ありがたや、ありがたや、、、


「ハイブリッド」か「EV」か・・・

高木です。

本日午後から「被災時対応検討会」なる会合が
ながおか市民防災防災センターで行われ参加してきました。

6年前に「中越大震災」を経験した市民、NPOから自然と発生したボランティア組織です。
現在長岡市では「南相馬市」からの避難者を約600名ほど受け入れております。既に物資の発送などは何回も被災地に向けて出発しております。

また、避難してきても当然普段の生活が出来ていないわけですので、様々な要望があります。
妊婦の方、乳児を連れてきている人たち、未就学児童と一緒に来た方、小学校・中学校の生徒と一緒の方、高齢者、障害者、など
本当に沢山の要望が出てきています。

それらの方達の要望に対してしてどのように対応してあげることが出来るのか?

「中越大震災」を経験した被災者同士として何とかお役に立つことが出来ればと言う思いで集まったボランティア組織です。やはり現実として被災しないと本当の気持ちはわからないと思います。

この会合の中でセンター長がつぶやいていました。
「だれか、ハイブリッド車かEV車を貸してくれる人いないかな?」
被災現地ではやはりガソリンの入手が困難なようです。
東日本ボランティアバックアップセンター
http://www.backup.vc/


ボラセン疲れ

皆さん、お久しぶりです。投稿滞っていてすみませんでした。
大震災ボランティアで大忙しの毎日ですが、なんとか、今日からまた投稿を再開したいと思っております。

それにしても、今回のボラセンの立ち上げは大変でした。

物資を集めたい・・・そのためにもホームページを。
ホームページを担当する私たちは、そんな要望に苦しめられる羽目となったのです。

ボラセン内に乗り込んだ当団体のスタッフは、私と小川の二人だけ。
その状態で、「ホームページを早く立ち上げて」と言われても、できるはずねぇじゃねえか。

でも、やらねば。

不眠不休とまでは大げさですが、ウチのスタッフは夜中の3時4時当り前で作業してくれて、わずか3日程度でいいところ作ってくれてしまいました。

見てみてください。↓
http://backup.vc/

こんな情報量のホームページを、どうやったら3日で作れるのか!?

住民安全に少なからず因縁のあるWebデザイナーの皆さんからグループになってもらって、Webを使って仕事を次から次へと投げる。
それを、そのグループが、各々自分の仕事場でこなしていく、、、というやり方を実践したのです。

言ってしまえば、簡単に聞こえるかもしれませんが、容易なことではありません。
すごいことをやってくれたものだと思います。

発災後、一挙に湧いて出てきた情報を一人のスタッフが整理し、それをもう一人に伝えると、そこから外部班に仕事が分担されていって、ホームページが作られていく傍らで、日替わりボランティアを使いこなして、現場でやるべき優先順位の高い情報発信を次々とこなしていく、他の班との調整や、日替わりボランティアからの質問攻めをこなしながら・・・。

今回のボラセン立ち上げ騒動で、私たちが苦しみながら編み出したこの方法は、おそらく今後の災害ボラセンのホームページ立ち上げのモデルに成り得るのではないか!?と思っています。


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