ウーバー、全国で処方薬を配達へ 薬局チェーンなど4社と提携
料理宅配サービスのウーバーイーツジャパンが、全国で処方薬の配達サービスを始めることが28日、分かった。医療機関にオンライン診療などのシステムを提供する企業と薬局チェーンの計4社と連携し、ウーバーイーツの配達員が薬を病院や薬局などから患者宅に届ける。医療機関の準備が整い次第、順次サービスを始める。
4社はオンライン診療を支援するメドレーとアイメッド、おかぴファーマシーシステムのほか、福岡県を中心にドラッグストアや調剤薬局を展開する大賀薬局。
患者は4社がそれぞれ提供するアプリなどを通じて医療機関とやりとりし、医療機関がウーバーイーツの配達を手配する仕組みだ。
| カテゴリー 生活 | 2024年3月29日 08時34分 |
LINEヤフーに管理改善勧告 個人情報保護委、「不備」と認定
政府の個人情報保護委員会は28日、通信アプリLINEの個人情報流出問題で、アプリを運営するLINEヤフーにはデータの取り扱いの安全管理に不備があると認定し、体制の改善を勧告した。再発防止策の実施状況をまとめた初回報告を4月26日までに提出するよう求めた。
LINEヤフーは昨年11月、利用者や取引先などに関する情報が外部に流出した可能性があると発表した。システム運用業務の委託先で、主要株主の韓国IT大手ネイバーに対する不正アクセスが発端だった。個人情報保護委は今回、流出は最大で計約52万件に上ると認定した。
出沢剛社長は「ユーザーの皆さまに大変な迷惑をかけた」と謝罪した。
| カテゴリー ネット問題 | 2024年3月29日 08時30分 |
▽▲ 紅麹を含む健康食品の取扱いについて ▲▽
令和6年3月22日、小林製薬(株)から、「紅麹関連製品の使用中止のお願いと自主回収のお知らせ」に関する報道発表が行われ、現在、関連する食品の自主回収が行われています。
当該製品をお持ちの方は、摂食せずに自主回収の返品方法に従ってください。
また、当該製品に関する健康被害の相談は最寄りの保健所にご相談ください。
《関連リンク》
◎小林製薬(株)ホームページ
◎厚生労働省の健康被害情報サイト
◎消費者庁のリコール情報サイト
| カテゴリー 医療 | 2024年3月29日 08時10分 |
対応連絡会議の設置をお知らせします
| カテゴリー 小千谷 | 2024年3月25日 00時00分 |
▽▲ ノロウイルスによる食中毒が多発しています ▲▽
ノロウイルスによる食中毒は、特に冬期間に多く発生する傾向がありますが、県内では、シーズンのノロウイルスによる食中毒がすでに6件(3月21日時点)発生しており、昨シーズンの同時期の2件を大きく上回っています。
ノロウイルスによる食中毒は春先にかけても発生していることから、今後も以下の4点を継続し、食中毒を予防しましょう。
(1) ノロウイルスを持ち込まない
おう吐や下痢、腹痛などの胃腸炎症状があるときは、調理など直接食品に触れる作業は避けましょう。
調理室内にノロウイルスを持ち込まないことが大切です。
(2) ノロウイルスを拡げない
ノロウイルス患者のおう吐物の中には大量のウイルスが含まれています。
ウイルスの飛散を防ぐため、おう吐物は慎重に処理しましょう。
(3) ノロウイルスをつけない
食事の前やトイレの後など、適切なタイミングで手を洗い、ノロウイルスを洗い流しましょう。
手洗いは2度洗いが効果的です。適宜、使い捨て手袋も使用しましょう。
(4) ノロウイルスをやっつける
食品は中心部まで85℃~90℃で90秒間以上加熱しましょう。
特に、カキなどの二枚貝は、ノロウイルスを体内に取り込む性質があるので、しっかり加熱しましょう。
○ 令和6年食中毒発生状況(暫定版)はこちら
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/01consumer/con02/con02_04/con02_04_03_36.html
| カテゴリー 生活 | 2024年3月22日 23時45分 |
ノロウイルスによる集団食中毒で客や従業員21人が下痢やおう吐を発症【新潟・柏崎】
柏崎市の飲食店でノロウイルスによる集団食中毒が発生し、21人が下痢やおう吐などを発症しました。患者は全員快方に向かっているということです。
県によりますと3月18日、患者の職場の上司から柏崎保健所に「3月16日に柏崎市内の飲食店『食菜や せん乃』を利用した複数人が胃腸炎症状を呈している」という旨の連絡があり、保健所が調査した結果、3月16日に『食菜や せん乃』を利用した4グループの21人に翌日午後6時ごろから下痢や発熱、嘔吐などの症状が出ていたことが判明しました。
検査の結果、客13人と従業員3人の合わせて16人の便からノロウイルスが検出されました。
柏崎保健所は症状が出た客が同じ飲食店で食事をしていたことや、客や従業員の便からノロウイルスが検出されたこと、医師から食中毒の届け出があったことから、『食菜や せん乃』が提供した食事を原因とする食中毒と断定しました。
患者は全員快方に向かっているということです。
県によりますと3月21日時点で県内における食中毒は9件発生していて、昨年の同じ時期に比べると発生件数は2倍以上となっています。
このうちノロウイルスが6件と特に多くなっていて、県は手洗いの徹底など注意を呼び掛けています。
| カテゴリー 地域 | 2024年3月22日 10時40分 |
春の火災予防運動【4月1日~7日】
4月1日(月曜日)から4月7日(日曜日)までの一週間、県内一斉に「春の火災予防運動」が実施されます。ご家庭の火災予防について、特に3つの点に注意してください。
1 寝たばこは、絶対にしない。
2 ストーブのまわりに燃えやすいものを置かない。
3 ガスこんろから離れるときは、必ず火を消す。
※逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器の設置をお願いします。すでに設置している方は、定期的に点検をお願いします。
[消防本部予防課 予防保安係]
| カテゴリー 地域 | 2024年3月22日 10時32分 |
総務省総務省電波監理審議会を名乗る詐欺電話に注意!
総務省電波監理審議会を名乗り、「2時間以内にすべての通信を停止する」等の虚偽の説明を行い、オペレータにつなぐように誘導する不審電話が確認されています。
総務省では、通信を停止することに関して、個人に電話をしたりすることは一切ありません。くれぐれもご注意下さい。
[情報元:総務省X]
| カテゴリー 生活 | 2024年3月22日 10時13分 |
生活楽しむと要介護認知症リスク減
心理的Well-beingが循環器疾患などの慢性疾患と関連することは知られているが、認知症との関連についての研究は少ない。順天堂大学大学院公衆衛生学の田島朋知氏、准教授の野田愛氏、主任教授の谷川武氏らは、生活を楽しんでいる意識、精神的ストレスと認知症の関連を検討。ストレスが少ない~中程度、生活を楽しんでいる意識が中~高程度の高齢者は介護を要する認知症のリスクが低いとの検討結果を J Gerontol B Psychol Sci Soc Sci(オンライン版) に発表した。
対象は、1990年時点で秋田県横手市、長野県佐久市、茨城県水戸市、高知県中央東、沖縄県中部の5保健所管内(呼称は2019年時点)に在住し、5年間の追跡調査時に45~74歳だった多目的コホート研究JPHCの参加者3万8,660人。心理状態およびその他の交絡変数は、自記式質問票により聴取した。認知症については、2006~16年の介護保険を用いて確認した。
中央値で9.4年の追跡期間中に、4,462人が認知症と診断された。
ストレスが多いと生活楽しむ効果が打ち消される
解析の結果、生活を楽しんでいる意識が低い群に対し中程度の群では認知症リスクが25%〔ハザード比(HR)0.75、95%CI 0.67~0.84、P<0.001〕、高い群では32%
JPHC研究で脳卒中の発症登録が行われた2009年または2012年までに認知症と診断されたのは2,058人で、内訳は脳卒中の既往なしが1,533人、既往ありが625人だった。脳卒中の既往の有無にかかわらず、生活を楽しんでいる意識が低い群と比べて中程度の群、高い群ではいずれも認知症リスクが有意に低かった。
さらにストレスの影響を検討するため、自覚的ストレスについても調査。ストレスが少ないおよび中程度の場合、脳卒中の既往にかかわらず生活を楽しんでいる意識が中程度の群と高い群で認知症リスクが有意に低かった。一方、ストレスが多い場合では、生活を楽しんでいる意識が中程度の群のみ脳卒中後の認知症リスクが有意に低かったが、脳卒中既往がない認知症リスクと生活を楽しんでいる意識の程度の有意な関連は認められなかった。
以上の結果から、野田氏は「ストレスが多い群では生活を楽しむ意識の高さによる要介護認知症のリスクの低減が打ち消され、特に脳卒中が既往のない集団における認知症リスクの低下は見られなかった。しかし、ストレスが少ないおよび中等度の群においては、生活を楽しむ意識が高いほど要介護認知症のリスク低減と関連していた」と結論。「要介護認知症のリスクを減らすには精神的ストレスを管理し、生活を楽しむ意識を持つことが重要」と考察している。(栗原裕美)
| カテゴリー 生活 | 2024年3月8日 15時23分 |
青魚で花粉症対策 花粉症の症状を抑制する成分を発見
”国民病”ともいわれる花粉症の有病率は年々上昇し、いまや40%を超える。花粉症に伴うアレルギー性結膜炎は患者のQOLを著しく低下させるが、抗ヒスタミン薬は慢性炎症を十分に抑制できず、ステロイド点眼薬は眼圧上昇の副作用を伴うことなどから、症状を抑制し副作用が少ない治療法の開発が待望されている。東京大学大学院農学生命科学研究科准教授の村田幸久氏らはマウス実験の結果、ω-3脂肪酸の1種で青魚に多く含まれるイコサペント酸(EPA)がエポキシ化した代謝物5,6-DiHETEが花粉によるアレルギー症状を抑制することを発見したと、Front Pharmacol(2023;14:1217397)に発表した。
青魚で花粉症対策 花粉症の症状を抑制する成分を発見
アレルギー性結膜炎は、結膜でアレルギー性の炎症が起こる疾患。花粉などの抗原に感作された結膜が再度抗原に曝露されると、マスト細胞が抗原を認識して活性化し、ヒスタミンやセロトニンなどの炎症性物質を大量に放出する。これらが周囲の血管内皮細胞や神経を刺激し、血管透過性の亢進に伴う結膜の炎症や浮腫、痒みなどの症状が生じる。また、マスト細胞や周囲の細胞が産生したサイトカインは好酸球浸潤などを惹起し、炎症が慢性化する。
村田氏らはこれまで、大腸炎モデルマウスにおいて5,6-DiHETEが炎症反応を抑制すること( J Lipid Res 2018;59:586-595 )、5,6-DiHETEはアレルギー性炎症や痒みの増悪に関わるマスト細胞、血管、神経に多く発現しているTRPV4チャネルの活性を抑制すること( FASEB J 2021;35:e21238 )などを報告している。
今回はアレルギー性結膜炎に対する5,6-DiHETEの有効性について、花粉誘発性結膜炎モデルマウスを用いた実験で検証した。まず、マウスにブタクサ花粉を0日目と5日目の2回皮下投与して感作させ、10日目以降は花粉を1日1回5日間にわたり点眼してアレルギーを誘発した。
花粉点眼と同時に、〈1〉5,6-DiHETE 300μg/kgを腹腔内投与する群、〈2〉デキサメタゾン(DEX)2mg/kgを腹腔内投与する群、〈3〉非投与の対照群-に割り付け、最終日(14日目)に眼瞼の腫れと発赤、涙量に基づく臨床スコアを算出して重症度を比較した。
デキサメタゾンと同等の効果を確認
検討の結果、花粉点眼後に臨床スコアは有意に上昇したが、対照群と比べて5,6-DiHETE群およびDEX群では上昇が有意に抑制され、その程度は同等だった(64.8%vs.75.2%)。また、シルマー試験で評価した花粉刺激15分後の涙量についても、対照群に比べ5,6-DiHETE群で64.8%、DEX群で110%の有意な増加抑制が認められた(全てP<0.01)。
さらに慢性炎症への効果を検証するため、5回目の花粉点眼30分後の浸潤好酸球数を調べたところ、対照群に対し5,6-DiHETE群で85.0%、DEX群で82.3%の有意な増加抑制が認められた(全てP<0.01)。
第二世代ヒスタミンとも同等
村田氏らは、5,6-DiHETEがヒスタミンによる血管透過性と神経の興奮の抑制を介し、眼瞼の腫れや涙量の増加を抑えていると考察。4μgのヒスタミン点眼により結膜炎を誘発したモデルマウスを用いた実験で検証した。
ヒスタミン点眼15分前に、〈1〉5,6-DiHETE 300μg/kgを腹腔内投与する群、〈2〉第二世代ヒスタミン受容体拮抗薬ケトチフェン(KET)10mg/kgを腹腔内投与する群、〈3〉非投与の対照群-に分けて比較した。その結果、ヒスタミン点眼による涙量増加と血管透過性の亢進に対し、5,6-DiHETE群とKET群は同等の抑制効果を示した。実臨床での使用を想定し、5,6-DiHETEまたはKETを点眼した同様の実験でも、両群で同程度の抑制が示された。
さらに、セロトニン10μgを頬に注射して搔破行動を誘発したマウスを用い、痒みに対する5,6-DiHETEの効果を検証した。セロトニン注射の直前に5,6-DiHETE 300μg/kgを腹腔内投与すると、搔破行動が91.6%抑制された。
以上の結果を踏まえ、村田氏らは「5,6-DiHETEは、マスト細胞の活性化(脱顆粒)、ヒスタミンによる血管透過性の亢進、痒みの伝達を抑制することで、アレルギー性結膜炎の症状を抑えることを発見した。好酸球浸潤も抑制したことから、アレルギー反応急性期の炎症だけでなく慢性炎症に対する治療効果も示唆された」と結論。「5,6-DiHETEの摂取による花粉症の症状緩和につながる技術の開発に努め、患者のQOL向上に貢献したい」と展望している。(服部美咲)
| カテゴリー 生活 | 2024年3月8日 15時15分 |