重い心臓病で移植手術が必要な
長岡市の2歳の男の子にアメリカで手術を受けさせようと支援者たちが募金を呼びかける活動を始めました。
長岡市の団体職員、神保匡さんの(34歳)長男、なぎくん(2歳)は「拘束型心筋症」という重い心臓病と診断され、現在、新潟大学医歯学総合病院に入院しています。25日、新潟市で会見した両親や医師によりますと、なぎくんは移植手術を受けなければ1年ほどしか生きることができず、国内では手術の見通しがたたないことからアメリカでの手術を決断したということです。手術や治療などにはあわせて1億6500万円が必要で、父親の同僚たちが募金を呼びかけています。子どもの臓器提供をめぐってはおととし、脳死と判定された15歳未満の子どもからの提供が認められましたが、提供は2例にとどまっていて、手術のために海外に渡るケースがあとを絶ちません。匡さんは「息子には時間がありません。私たち個人の力ではどうしようもなく、ご協力をお願いしたい」と訴えました。また、母親の晴美さんは、「息子はがんばって生きようとしています。どうか力を貸してくださいと呼びかけました。http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034169921.html?t=1356449714443