小さい子どもに「はい、どうぞ」と飴をあげる光景はよく見ますが、その飴が窒息の原因になりかねない!? 最近発表されたアメリカの研究によると、飴をなめるリスクは「虫歯」だけではないようです。
アメリカで2001年から2009年にかけて14歳以下の子どもを対象に統計調査を行ったところ、「食べ物による子どもの窒息の原因で、一番多いのは飴」ということが判明しました。
調査によると、キャラメルなどではなく固いタイプの飴で窒息を起こした子どもは15.5%となり、食べ物による窒息の原因のトップに。次いで多かったのが、固いタイプではない飴で、12.8%。
つまり、ハード、ソフトどちらのタイプの飴も窒息の原因に!飴以外では、肉が12.2%、骨が12%という結果になりました。
さらに、調査によると14歳以下の子どもが窒息で病院に緊急搬送されたケースは、2001年から2009年で約112,000件。平均年齢は4.5歳になりましたが、緊急搬送された子どものうち37.8%が1歳以下だったそう。
また、女の子より男の子の方がやんちゃだからか、緊急搬送された子どもの55.4%は男の子だったそうです。
自分の子どもはもちろん、子どもと接する時は細心の注意が必要、ということを忘れずにいたいものですね。
※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。
参考:Les bonbons, premiere cause d’etouffement chez les enfants
http://news.doctissimo.fr/Grossesse-bebe/Les-bonbons-premiere-cause-d-etouffement-chez-les-enfants-32911
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-579101.html