９日の県内は、多くの地域で３０度を上回る真夏日になり、あわせて１７人が熱中症の症状で病院に運ばれて、このうち８８歳の男性が死亡しました。
県内は１０日も真夏日になると予想される地域があり、気象台では、引き続き熱中症に注意するよう呼びかけています。
県内は、終日、高気圧に覆われ、気温が上がりました。
日中の最高気温は、上越市で３４度７分となったのをはじめ、魚沼市で３３度、長岡市で３２度９分、新潟市で３２度など、各地で３０度を上回る真夏日となりました。県内各地の消防によりますと、この暑さのため、県内であわせて１７人が熱中症とみられる症状で、病院に運ばれました。
上越地域消防事務組合によりますと、このうち上越市名立区では、正午前に、農作業をしていた８８歳の男性が意識不明の状態で倒れているのが見つかり、救急車で病院に運ばれましたが、およそ２時間後に死亡しました。
病院で熱中症が原因と診断されたということです。
気象台によりますと、県内は、１０日も暑さが続く見込みで、日中の最高気温は、上越市で３０度、長岡市と湯沢町、それに阿賀町で２９度、新潟市で２８度などと予想されています。
気象台は、引き続き、水分をこまめにとったり冷房を適切に利用したりして、熱中症にならないよう体調管理に十分注意するよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035907751.html
