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自主避難者「やむをえず戻る」

東日本大震災から間もなく2年になりますが、福島から新潟に自主的に避難している世帯の15%あまりが、今月末までに、福島に戻ろうと考えていることがわかりました。聞き取り調査を行った新潟市のNPO法人は、「福島と新潟の二重生活の長期化による経済的な理由からやむをえず戻るケースが目立つ」と分析しています。
新潟市東区で、避難者の交流施設を運営するNPO法人・「福島県自主避難・母子避難新潟市自治連絡協議会」は、去年10月からことし1月まで、福島から自主的に避難している350世帯を対象に、聞き取り調査を行いました。
それによりますと、「3月末までに福島に戻ることが決まっている」、または、「戻る方向で調整中」と答えたのは53世帯と、全体の15%あまりを占めました。
このうち、8割近い40世帯が、幼稚園や小学校などへの進学を控えていて、新たに月に数万円の出費が増えることを懸念して、福島と新潟に分かれて住む二重生活を解消すると答えたということです。県によりますと、福島から新潟に自主的に避難している人のうちおよそ500世帯が、こうした二重生活を行っているということです。NPO法人の村上岳志さんは、「経済的な理由からやむをえず戻るケースが多く、今後は、経済的に自立するための支援が必要だ」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035956331.html?t=1362583546379

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