東日本大震災で出たがれきの本格的な受け入れを今週から始めた長岡市は、がれきを焼却してできた灰を栃尾地域にある最終処分場に運び入れました。
長岡市は東日本大震災で出た岩手県大槌町の木材のがれきおよそ20トンを受け入れ、2月18日から焼却を始めています。
22日は、これまでにおよそ4・5トンのがれきを焼却してできた灰が、長岡市文納にある栃尾最終処分場に運び込まれました。
袋に詰められた焼却灰は屋根付きの処分場の中に次々と運び込まれ、一般のゴミとは区別して置かれていました。長岡市では、がれきを焼却した灰を埋め立てずに袋に入った状態で保管することにしています。長岡市によりますと、がれきを焼却して出た最初の灰の放射性物質の濃度を2月19日に調べた結果、15・9ベクレルと、長岡市が受け入れの基準としている100ベクレルを大きく下回り、安全性に問題はなかったということです。長岡市環境部の茨木正春部次長は「放射性物質の濃度が一般のごみの数値とも同じなので安全性に問題はないと考える。測定結果は市のホームページで公表していく」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035629421.html










