東日本大震災の翌日に起きた長野県北部地震から間もなく2年になります。
1000棟以上の住宅が被害を受けた十日町市では、家が壊れた人のための公営住宅の入居が、来月末から始まることになり、14日、入居を希望する人への説明会が開かれました。
2年前の3月12日に起きた長野県北部地震で、震度6弱の揺れを観測した十日町市では、1100棟あまりの住宅が全壊したり、一部が壊れたりするなど大きな被害を受けました。
十日町市では、家が壊れた人のための公営住宅を建設していましたが、来月29日から入居が始まることになり、14日、入居を希望する人への説明会が開かれました。被害を受けた人の多くは、すでに、市が用意した市営住宅に移ったり県外に引っ越したりしているということで、説明会には、いまも、地元の教員用住宅などで仮住まいをしている6世帯6人が参加しました。
参加した人たちは、市の担当者の説明を聞いて申請書に記入していました。
公営住宅は、鉄骨2階建てで、1階は、車いすの人も入居できるバリアフリーの作りになっています。説明会に参加した79歳の男性は「住む家が、ようやく決まり安心しました。新しい公営住宅もこれまで住んでいた場所に近く良かったです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035397631.html?t=1360861141113