深刻な人手不足が続く介護現場の負担を軽減するため、新潟県は、ことし、介護の「ロボットスーツ」の実用化に向けた実証実験を本格化させることにしています。
介護のロボットスーツは、介護する人が腰に装着するもので、モーターの動力を使うため比較的少ない力で高齢者をベッドから車いすに移動させることなどができます。高齢化が進む一方で介護現場の人手不足は深刻で、新潟県はロボットスーツを開発して介護の負担軽減をはかるとともに新たな産業として確立し、製造業の活性化につなげようと、去年から茨城県つくば市の会社と連携して研究・開発を進めています。
先月には、開発中のロボットスーツを使い施設で実験を行いましたが、装着した際、柔軟な動きがしにくくなるなど課題が見つかったということで、県は県内の製造業者や研究所の協力が得られないか検討することにしています。
研究・開発を進め新潟県は、ことし3月にも実用化に向けた実証実験を本格化させることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034705991.html?t=1357921877193










