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日本酒売り上げを遭難防止に

南魚沼市で、地元の酒造会社が山岳遭難などの防止に役立ててもらおうと、警察に売り上げ金の一部を寄付しました。
売上金を寄付したのは、南魚沼市の酒造会社の青木貴史社長で、
26日、南魚沼警察署を訪れ、本間敏雄署長に売上金の一部34万1209円を手渡しました。
この会社では、南魚沼出身の江戸時代の文人、鈴木牧之が書物のなかで、冬の山道を歩く人を道に迷わないように雪男が導いたと記しているのにちなんで、製造している日本酒の銘柄に「雪男」と名付けています。
青木社長は、これになぞらえて、「山岳救助隊の皆さんが雪男の代わりに遭難者を助けて、少しでも山岳事故がなくなればという願いをこめて寄付させていただきました」と話していました。
警察によりますと、県内の山岳事故の件数が、先月末までに69件にのぼり、このうち最も多い16件が南魚沼警察署の管内で発生しているということです。
警察ではこれまでの寄付金で、管内の登山口に山岳事故防止を呼びかける看板を3か所設置していますが、今回の寄付金を活用してさらに看板の数を増やすことにしています。

http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034398551.html

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