[ カテゴリー:医療, 子ども, 生活 ]

ノロウイルス 手洗いで予防

下痢や嘔吐(おうと)を繰り返す感染性胃腸炎が急増している。原因の一つのノロウイルスは感染力が強い。普段から手洗いをしっかりするなど感染予防に力を入れたい。

■胃腸炎で吐いた物 しっかり処理

感染性胃腸炎になると、子どもや高齢者は脱水症状を起こしたり、吐いた物を喉につまらせたりして命にかかわることもある。国立感染症研究所によると、今年の流行は、この10年間で2006年に次ぐ勢いだ。

ノロウイルスに汚染された食品を食べて感染する。感染者が調理すると、さらに別の食品にウイルスが付着することがある。吐いた物に触れて感染が広がるケースもある。

東京都福祉保健局は、「ノロウイルス対策の基本は、普段からの手洗い」という。

石けんを使い、手のひら、甲、指先・爪の間、指の間の順にしっかりこするように洗う。特に、親指の周りや手首などは汚れが残りやすい。洗い忘れないように注意する。洗った後は十分に水で流し、ペーパータオルや清潔なタオルでよく拭くこと。

もし家族が感染したときには、他の家族に感染が広がらないよう気を付けたい。吐いた物など汚物はぬぐい取り、ウイルスが残らないよう確実に消毒することが必要だ。大阪府地域保健感染症課は、その処理法=イラスト参照=を紹介している。消毒液として使うのは、市販の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウムが約5%のもの)を水で10倍に薄めたものだ。

汚物が付いた衣服は処分するのが最も安全だが、捨てるのに抵抗があるなら、水でもみ洗いした後、温度計を見ながら85度以上の熱湯に1分以上つける。布団などの場合は汚れを取った後、アイロンのスチームをあてる。処理中はマスクとビニール手袋を着用する。手や体に付いた場合には、せっけんで洗い、シャワーで念入りに洗い流す。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121221-00000301-yomidr-hlth

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