県は新潟コシヒカリの信頼性確保のため、今年8~10月に首都・関西圏の小売店とインターネット上で「11年産・新潟県産コシヒカリ」として販売された米計79点のDNAの検査結果を発表した。うち5点で5~20%の割合で他品種が混じっており、混入状況は改善されていないのが明らかになった。
09年度から毎年3~4回実施しており、今年度は2回目。商品1点から20粒を採取して品種を調べる。前回9月の結果では最大30%、他品種が混入していた。これまでで最大の混入率は70%。
県消費者行政課は、偽装が疑われる場合は、告発も視野に対応するとしている。実際に12年4月、大阪府の米穀店を刑事告発している。
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