大阪府は4日、同府大東市内の病院で先月以降、55~97歳の患者39人と職員9人の計48人が嘔吐おうとや下痢などの症状を訴える感染性胃腸炎の集団発生があり、このうち患者の女性(88)と男性(76)が死亡したと発表した。
女性は11月30日に心不全で、男性は12月2日に誤嚥ごえん性肺炎で死亡。亡くなった女性を含む患者計6人からノロウイルスが検出された。府は、「死亡とノロウイルスとの因果関係は不明」としている。ほかの感染者は回復に向かっているという。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/medical/20121204-567-OYT1T01443.html