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2007年09月29日

小学校における情報共有

 「小学校にはケータイを活用した情報共有網が必要だ」と、私たちが叫び始めてから、ここに来てようやく議論が高まりだした気がします。
教育委員会も、それを研究事業として位置付けていますし、研究事業の一環で情報共有網を試験的に導入している小学校に、教育委員会からの依頼で私たちは今週も数回伺って教職員の皆さんと意見交換をしております。
 また、昨日は、ある小学校の校長先生からお電話をいただき、小学校における情報共有の在り方、情報共有網の使い方について意見を求められました。
 
 そこで、この機会に一度、私どもの考え方を発表しておきたいと思います。

 小学校における情報共有網って、どんなふうに使うべきなのでしょうか?

行事のお知らせ、給食情報、従来は「おたより」で行っていたこれらの連絡事項について、もしも、ケータイ情報共有網を活用して行えば、迅速性や確実性が飛躍的に向上しますので、便利になることは間違いないでしょう。
しかし、そんな程度ならPC用ホームページで十分だという考え方もありますし、最初から、それらの情報伝達に、「おたより」以上の迅速性や確実性は必要としないとお考えの学校も少なくないでしょう。
確かに一理あります。

それでは、次に、不審者情報はいかがでしょうか?
ある校長先生は、「住民あんぜん長岡」への登録を勧めているから、それで十分。
「小学校独自で情報共有網を導入する必要性が、どこにあるの?」とおっしゃます。
不審者情報を保護者に伝えるという観点だけから考えれば、誰が発信した情報であろうと良い訳ですから、そうお考えになるのも無理はありません。

行事にしろ給食にしろ、あるいは不審者情報にしろ、保護者の中にはそういう情報を必要としない人も存在するのですから、ケータイで情報共有するというこについては、人それぞれ様々な考え方があって当たり前なのだと思いますし、そういう観点で考えた場合には、ケータイ情報共有網が学校に必ずしも必要ではないとも言えます。

皆さん、ここで、少しだけ思い出してみてください。
中越大震災、中越沖地震と、二度も立て続けに大きな地震を経験しました。
あの時、学校から私たちに対して、どのような形で情報が伝達されてきましたか?

私たちは、 「便利」とか「情報の伝わる速さ」とか、そんな上辺のもので、小学校にケータイ情報共有網が必要だと訴えてきた訳でありません。
もっと、普遍性の高いもの、それは…「子どもの命」であります。
災害時に、学校と保護者の間で情報を共有し、協力し合って子供達を守って行くために、
ケータイ情報共有網が必要だと申しているのです。

ケータイ情報共有網は緊急時に使うために導入しておく必要がある。
これが、私たちの結論です。

そして、緊急時に役に立つ情報共有網とするために、情報共有網を普段使いしながら訓練しておく必要がある。
つまり、早い話が、行事予定や給食のお知らせ、不審者情報の配信、これらすべては訓練のようなものです。
ケータイ情報共有網を普段から使えば、いざという時の訓練にもなって、なおかつ便利。
便利だから継続可能。
継続可能だから、自然と身について、いざという時に活かすことができる。

学校から保護者に対する情報伝達は、ある一定のバーをクリアできていれば、それで十分。
情報センターではないのですから、それ以上の速さや正確さを求められる筋合いはありません。
しかし、「子どもの命」に関わることであれば、話は別なはずです。
緊急時に「協力して子どもの命を守ろう」と保護者に呼びかけることは、学校として、当然行ってもらわねばなりませんし、そのためにケータイ情報共有網を導入するべきだと思うのです。
そして、ケータイ情報共有網を使うことが、学校に負担の掛かることかと言えばそうではない。
「おたより」を配布するために紙の文書を作る作業よりも、よほど簡単で、負担はむしろ軽くなる。
学校は簡単便利。保護者は情報を速く正確に受け取ることができる。
そして、いざという時に、お互いが力を合わせて子どもたちを守って行くことができる。
どこにも、誰にも、負担が掛からずよいことづくめだと思いませんか?

肝心なのは「子どもの命」。
そのために良いと思うことは何でもしましょう。
私たちの言いたいのは、ただそれだけです。

子どもの命を大切にしましょう。皆で協力して守って行きましょう。

私は、我が子の生死に関わる病気を通し、病院に通い詰める生活の中から、それを痛切に感じましたので、今後も、皆さんに対する呼び掛けを続けて行きたいと思います。

投稿者 kasai : 09:08 | コメント (2)

2007年09月28日

「子ども110番の家」プロジェクト

子ども110番の家をネット上で紹介するプロジェクトを展開していきたいと思っています。

子ども110番の家に、子ども達が親近感を持つことができれば、110番の家に入るのに抵抗を感じなくなるでしょう。何かあった時にだけ利用するということでなく、普段からコミュニケーションが取れていれば、登下校中の子ども達をもっと気にかけてくれるようになるかもしれません。

子ども110番の家ってどこにあるの?どんな人なの?
それらを子どもたちと一緒に確認しようというプロジェクト。

もちろん、警察等の関係行政機関からは了解をもらっています。

このプロジェクトに協力してくれる方を募集します。
こちらまで連絡をお願いします。
住民安全ネットワークジャパン 事務局info@jmjp.jp

投稿者 kasai : 08:39 | コメント (0)

2007年09月27日

「子育て支援」情報~図書館にチラシ配布

三尺玉ネットさんと当NPOのコラボ企画「子育て支援情報配信事業」。

「行政のサービスって、何をしてくれるの?」
「同じくらいの赤ちゃんのママとお知り合いになりたいな~」
「子連れで気軽に遊びに行ける場所ってないのかな」
「子どもの発育が不安…。でも、どこに相談したら良いの」
こんな悩みや不安を全部解決。
子育て情報メール配信サービス。

長岡市内の図書館を回り、チラシを置かせてもらってきました。
中央図書館、南図書館、北図書館。
入口のチラシがズラーっと並んでいる中に置いてあります。
(ただ、西図書館にはチラシの展示スペースがありませんでした。)

投稿者 kasai : 08:53 | コメント (0)

2007年09月26日

障がい者就労支援ネットワークのブログ

[障がい者就労支援ネットワーク C-netsにいがた]は、新潟市にある9ヶ所の福祉施設のネットワークですが、住民安全ネットワークジャパンもその一員に加わって活動しています。
もともと、当NPOから福祉作業所あおぞらさんに声を掛けたことから、昨冬から動き始めたこのプロジェクトですが、最近ようやく少しずつ仕事が回りだしました。

 このプロジェクトにおける当NPOの役割は、作業所のネットワーク化のお手伝いと、いわゆる「営業」としての仕事。当NPOのスタッフの内、本業が営業職の人間が、自分たちの人脈を使って企業などに働きかけ、福祉作業所ネットワークに仕事を紹介しようというものです。
 その動きの中で獲得できつつある大手物流会社さんからの仕事は、主に封入作業という類のもので、カタログやチラシを順番通りに袋の中に詰めて封入し、運送会社が小包便として発送できる形にするという仕事です。1セット作っても数円という、決して割の良い仕事ではありません。
結構大変で疲れます。単純な作業であるが故にミスも生まれやすい。
私も何度か一緒にやってみているのですが、
チラシAを入れて、その上にBを置いて、次に…ってやっている内に、作業が単純であるが故に、つい他の考え事を始めてしまって、注意が疎かになってしまうということが度々ありました。
その点、障がい者のみんなの作業っぷりは違います。
何と言いましょうか、とにかく集中する能力が高いんです。私のように余計な考え事は一切しない。
目の前の事柄に集中できる…これは、素晴らしい能力です。
こういった単純作業なら、健常者よりも絶対に良い仕事をすると思います。

 こういった安い仕事でも、とにかく何でも良いので、障がい者のみんなに沢山仕事をしてもらって、仕事に対する意欲や技術を少しずつ身につけてもらい、障がい者が自分の力で社会に出ていける、そんな世の中にできたらいいなーと思っています。

 本ブログの読者の皆さんの中で、福祉作業所に仕事を紹介していただける方はいませんか?
どんな仕事でもOKですので、とにかく一度、私に声を掛けてみてください。
是非ともよろしくお願い申し上げます。


投稿者 kasai : 13:04 | コメント (0)

2007年09月24日

福祉医療機構に中間報告

[9.21] 
福祉医療機構に、子育て支援情報事業に関する中間報告をおこなった。

中越沖地震など予期せぬトラブル発生によってスケジュールが遅れ気味となり、苦しい展開だが、
何とか後半の巻き返しを図りたい。

投稿者 kasai : 10:44 | コメント (0)

2007年09月23日

掲示板のご質問に対応して…

携帯サイトの掲示板に、
「1万人問題と有料化と今後の運営費問題についてもう一度説明を」というご意見が投稿されましたので、改めてご説明させていただきます。

「1万人問題」について、
システムは改造を完了し、サーバーはより安全で能力の高いものに移転中です。
現状は新旧二つのシステムを並走させている状態で、しばらくの間はこの状態で運用していき、その間を利用して新システムと新サーバーの相性を細部にわたってチェックし、
システム全体が問題なく動作するかどうかを検証したいと思っています。
検証作業が終了次第、[旧⇒新]システム完全移行したいと思います。

ちなみに、新サーバーはアメリカに置いています。
今回の中越沖地震においても、もしもサーバーを新潟に置いていたら何らかの影響を受けたかもしれません。
私たちとサーバーが同時に被災してしまっては、肝心な時に情報共有が滞ってしまうことになりますので、サーバーをできるだけ遠くに置いた方が安全だと考えるようになり、
結局、世界有数の地震多発地帯である日本では、国内のどこに置いても同じですから、思い切ってアメリカにサーバーを置くことにした訳であります。

次に「有料化の問題」についてです。
有料化の問題は、今回の1万人問題を解決するため必要な費用(イニシャルコストとランニングコストがあります)を、登録者の皆様から少しずつご負担いただくことで作って行こうという考え方から生まれました。

しかしながら、
登録者の皆さんにアンケートを実施いたしましたところ、「有料化」に対して否定的な意見が多かったこと。また、それと時期を同じくして、長岡市より、「費用の一部分を補助しても良い」とご理解をいただいたこと。等々の状況を踏まえて、有料化の方針を撤回するに至った訳であります。
しかし、
費用の問題は解決した訳ではなく、イニシャルコストの一部とランニングコストのほぼ全部を自分たちで捻出していかねばなりません。
そこで、
配信するメールに、時折、企業広告を入れることによって、企業から協賛金を募り、それらを費用に充てて行こうと考えた次第です。

現在、そのための下準備を進めているところでして、準備が整い次第、企業に働きかけ開始したいと思っています。

さて、長くなりましたが、そういう訳ですので、
結局のところ、登録者の皆さんから、1万人問題のために特別何かをしてもらうという必要はなくなりました。
今までとおり、メールを受信しているだけです。
ただ、私たちは、
今後、企業に向けて行動を起こして行かねばならないので、たとえば企業の責任者を紹介してくださるとか、そういった方面で何かご協力いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

投稿者 kasai : 11:28 | コメント (0)

2007年09月22日

市政勉強会~男女共同参画について~

市議会議員の開催する市政勉強会に参加してまいりました。

お題は「男女共同参画」。
講師は、F&Mながおか市民会議の大橋さん。

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最近では、女性がどんどん強くなっていく一方。っていうより、男性が弱くなっていく一方か?
いずれにしても、放っておいても、男女共同参画ってのは達成できるのではないかと思っていた、というのが正直なところでしたが、お話を聞いてみれば、そんなに簡単なものではないということがよく分かりました。

投稿者 kasai : 18:54 | コメント (0)

2007年09月21日

あー、腹が苦しい。

事務局長の笠井です。
久しぶりに日記を書きます。

当NPO恒例の早朝ミーティング。
昼間はスタッフそれぞれ別々の予定が組んであるため、打ち合せはいつも早朝に行っています。
今朝、家を出たのはAM3:30、早朝と言っても辺りはまだ真っ暗。
原付バイクにまたがる新聞配達の方がテキパキと動きまわり、
それとは好対照に、ゆっくりとした足取りで家路を歩く深夜営業飲食店勤務明けらしき人の姿。
足取りが重いのは、ややお酒も入っているのか?仕事で酒を飲まなきゃいけないのは大変だな~、などと思いながら、打ち合せの場所ファミレスに到着。

カップルの姿ばかりのファミレス店内に、男性数名が陣取り、ワーワーと堅い話を議論しておりますと、
ほとんどの場合、一組また一組と、私たちの周りからお客さんの姿が消えて行きます。
彼等にしてみれば、おそらくはまだ夜の感覚で、「こんな夜中に何を難しい話してんの?」って煙たがられているでしょうねー。すみませんねー。

そんなこんなの生活で、
一日の平均労働時間は17~18時間。平均睡眠時間は3~4時間。

これだけやっていても何故か太る一方の私は、また一本、ズボンが苦しくなり、
「キリがないから、ズボンを買うのはもうダメ!ダイエットしてね」と女房に言われてしまった。
どんなに働いていてもストレスがなければ痩せられないのだ。ズボンくらい買ってくれー。

投稿者 kasai : 08:39 | コメント (0)

2007年09月20日

子ども110番の家について

皆さんは「子ども110番の家」ってご存知ですか?
「ああ、もちろん知ってるとも」…きっと、そうお答えなるでしょう。
ですが、あなたの近所の「子ども110番の家」ってどこ?って聞かれた時はいかがですか?

警察から、子どもの110番の家について、少し教えてもらってきました。

最近、不審者事件の起こった学区で言いますと、
・川崎小学区:51 ・阪之上小学区:69 ・宮内小学区:45 ・関原小学区:26
これ、いったい何の数だと思います?
そーーです。「子ども110番の家」の数なんです。

こんなに沢山あったなんてご存知でしたか?
沢山ある子ども110番の家の内、あなたはいったい何軒知っていますか?

親であるあなたが知らなきゃ、子どもに教えることなんてできないですよねー。

せっかくある「子ども110番の家」。
それが、あまり機能していないとしたら、それは、いったい何故でしょうか?
どこに原因があるのでしょうか?

私たちと一緒に考えてみませんか?

投稿者 kasai : 02:16 | コメント (0)

2007年09月19日

現場検証07.09.12

日時:2007年09月13日 11時43分
■平成19年9月12日午後4時30分頃、長岡市関原町2丁目、関原小学校付近路上で、男児(8歳)が帰宅途中、黒色軽自動車の運転席にいた男に「おもちゃ買いに行こう。」と声をかけられたが、誘いに乗らず、すぐに関原小学校に戻り、先生に届け出た。

現場は、まさに小学校のすぐ前。正門を出たところ。
多くの子ども達の目が存在する場所。
悪だくみが成功する確率は、誰が考えても低いと分かる場所での、強引とも思える声掛け。
もはや、子どもにとって安心できる場所はないのか?!
早急な対策が必要性を感じる。
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投稿者 kasai : 09:44 | コメント (2)

2007年09月15日

与板小、新組小訪問

今週、与板小学校と新組小学校を訪問し、携帯メールを活用した情報発信について、いろいろとお話を伺ってきました。

どちらの小学校も、当NPOの携帯情報共有システムを使っています。
学校行事等の案内や、悪天候時の下校時間変更お知らせ、学区内で起きた不審者情報などを、保護者に向け配信されていて、保護者からも好評だというお話でした。

ただ、保護者全員が登録されているわけではなく、この点で情報共有ネットワークとしてはまだ100%ではありません。
どのようにして保護者に関心を持ってもらい、全員に登録してもらうかを考えていかなければなりません。

また、今後はPCサイトや携帯サイトの情報発信とも絡めて、私たちに出来ることを出来る限りお手伝いさせてもらうつもりでいます。

投稿者 kasai : 16:29 | コメント (0)

10月9日 新潟テルサ

10月9日(火) 新潟テルサ 13:30~ 新潟県 犯罪のない安全で安心なまちづくり推進協議会の総会が開かれます。
当日の内容は、
・功労団体の表彰
・大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件遺族・精神対話士 本郷紀宏氏の講演
・県警察音楽隊による演奏会

「功労団体の表彰」では、県内より10団体が選ばれ、泉田新潟県知事より表彰状を受け取ります。
当団体もその内の一つです。

投稿者 kasai : 16:17 | コメント (0)

2007年09月14日

現場検証07.09.07不審者事案

■平成19年9月7日午後7時頃、長岡市与板町の通称仲町バス停付近で、女子高校生がバスから降りて歩いていたところ、対向車の男が「役場まだあるの。道に迷いそうだから車に乗って案内して」とか、断ると「それじゃ歩いてでもいいから案内して」などと声をかけたもの。
女子生徒は急いでその場を立ち去り無事でした。

現場は与板のメインストリート上にあるバス停
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近くにはまちの駅の幟があった。
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まちの駅には、「子ども110番の家」的な役割も担ってほしい。

メインストリートとは言え、最近では、あまり交通量は多くない。
ほぼ平行して走るバイパス的な道路に車が流れているためだ。
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ここが、そのバイパス。
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投稿者 kasai : 15:49 | コメント (0)

2007年09月13日

日本災害情報学会

 昨日、日本災害情報学会から大妻女子大学の藤吉教授ほかお二方が取材目的で訪ねて来られました。
 中越沖地震時に、情報をどのように発信したかということを調査するために、被災地の行政や報道機関などを取材して回っているらしく、当方においでになる直前には新潟市のNHKを訪ねてきたとおっしゃっておられました。

投稿者 kasai : 14:37 | コメント (0)

2007年09月12日

小学校サイトランキングについて

私どもが小学校のホームページをランク付けしたことについて、
いろいろとご意見をいただきありがとうございます。

今回、私たちの取った手法に対して、様々なご意見があるのは承知しておりました。
中にはお叱りの言葉もあるだろうことも予想できました。
もしも、小学校の教職員の皆さんに、これが原因で何らかのご負担をお掛けしていたとしたら、それは大変に申し訳ないことをしたと思っています。
この場を借りて、お詫び申し上げます。

何度も繰り返し申し上げるようで、大変恐縮ですが、
私どもは、ランク付けによって「更新作業の怠慢」を非難しようなどとは微塵も考えておりません。
それどころか、普段の活動で教職員の皆さんと触れ合う機会の多い私たちは、教職員の皆さんの多忙ぶりを目の当たりにするにつけ、更新が滞ってしまうのも仕方のないことだと感じているくらいです。

私たちの行動の真意は、あくまでも保護者側に対する問題提起です。

保護者側が「ホームページは必要ない」と思うのであれば、「必要ないので止めてください」と学校側に伝えれば、学校側が負担に感じていた更新作業の手間が掛からなくなり、肩の荷を一つ下ろすができます。
そして、その分、子ども達のために力を注いでもらうことができるはずです。

反対に、保護者側が「ホームページは必要だ」と思えば、保護者側から協力を申し出るべきだと、私たちは考えています。
それが無理ならば、せめて最低限「これとこれだけは更新してください」と保護者側の意向を伝えましょう。ただ、それだけで、学校側も随分やりやすくなるはずです。

現時点においては、
教職員の皆さんは通常業務で忙しい中、無理をしながらホームページを作成してくれています。
そのホームページを、保護者側はもっと見るようにしませんか?
見てくれているのかいないのか分からない状態では、無理して作業してくれている学校側に対して失礼ですし、更新する張合いもなくなり、さらに負担を感じさせてしまいます。

ですから、保護者側は学校のホームページにもっと関心を持ちましょう。
自分たちにとって、ホームページは必要なのかどうなのか?ということを、もっと考えましょう。

そして、
必要ないなら「必要ない」と、必要なら「協力します」と、どちらかを意思表示してはいかがでしょうか。

「子どものために、あれもしてください。これもしてください」その上「ホームページも更新してください」と…こんなに多くのことを、毎日遅くまで残業して頑張ってくれている教職員の皆さんに要望するのは酷というものです。

私たちは、そう思っているのです。

この件に関してコメントいただいた皆様へ。
お叱りの言葉は、真摯に受け止めます。
支持表明は、有難く思います。
しかし、
私たちが問題提起をしている相手は学校側ではなく、まさに皆さんに対してですから、
「私たちのほうこそ皆さんの行動に注目しているのだ」ということを一言申し上げて、コメントに対するお返事とさせていただきたいと思います。

投稿者 kasai : 14:27 | コメント (0)

2007年09月11日

功労団体

新潟県 安全安心まちづくり推進協議会より功労団体として、10月9日(火)に表彰されることが内定したと、長岡警察署より連絡がありました。
長岡市では他に四郎丸の団体が表彰されるようです。

投稿者 kasai : 14:23 | コメント (0)

2007年09月10日

現場検証07.09.06不審者事案

【不審者事案の内容】
平成19年9月5日午後9時頃、長岡市中沢1丁目、白ゆり幼稚園付近路上で、女子(14歳)が帰宅途中、路端に止っていた黒色自動車の運転席にいた男から悠久山公園の道を聞かれ答えると、車は公園方面に走り去ったがすぐに戻ってきて「どこかに行かないか。メールアドレス教えてくれ。」などと言われ怖くなり逃げたら、しばらく車で後を付きまとわれた。

現場は、中沢三叉路を右、悠久山方面に向かってすぐのところ。
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御覧のとおり、交通量も決して少なくない。
木曜日の11時45分という時間帯に行われた声掛け事案だが、
目撃者はいるんだろうな~。
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しらゆり幼稚園が目の前に。
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こういった事案に際して、いつも思うことは、
「子ども110番の家」が機能しているのかどうか?ってことです。

おそらくは、どこが子ども110番の家か分からないのではないか?
また、分かっていても入りづらいと思っているのではないか?

子ども110番の家について、少し調べてみたいと思います。

投稿者 kasai : 14:17 | コメント (0)

2007年09月09日

ブログのコメントについて

本ブログには、毎日たくさんのコメントやトラックバックが寄せられていますが、そのほとんどが不適切サイトに誘導しようとするいわゆる迷惑コメント・トラックバックです。
そのため、当ブログに寄せられたコメントやトラックバックは、管理者から承認されて初めてブログ上に反映される仕組みとなっています。
この時、本来であれば、
コメントの下部に、posted by □□□□ といった具合に、□□□□の部分に投稿者の名前が表示される仕組みになっているのですが、どうやらシステムにバグが存在するらしく、この部分が正しく表示されない状態となっています。
すべて posted by admin と、あたかも管理者が投稿したかのごとくに表示されてしまっています。
せっかくコメントを投稿いただいている方には大変失礼な状況となっていますが、どうぞご勘弁ください。
画面左側の「最新のコメント」のところには、投稿者のお名前がきちんと表示されていますので、バグを修正する間、それでご了承いただきたいと思います。

また、合わせてコメント投稿者にお願いです。
当団体に対するコメントは、たとえどんなに否定的なものであろうとも、すべてを承認し掲載するつもりでおりますが、できれば、せめてハンドルネームで結構ですから、お名前を記入していただければ有難いです。
何通も続けてコメントをいただいた際に、それが全部「名前なし」ですと、複数の人物からのものなのか?あるいは同一人物からのものなのか?ブログの閲覧者が判断できないからです。
「コメントにハンドルネーム」程度は、最低限のネチケットだと思いますので、よろしくお願いします。

投稿者 kasai : 14:17 | コメント (0)

現場検証07.09.05不審者事案

【不審者事案内容】
日時:2007年09月05日 19時19分
■平成19年9月5日午後4時15分頃、長岡市干場1丁目の川崎小学校裏手の土手で、女子(13歳)が2人で下校途中、男が近づいてきて「高校生じゃないの。先生に言ってあるから写真撮らせて。」などと言われ、後ろから勝手に写真を撮られ、男はそのまま逃げて行った。

川崎小学校裏手の土手への入口
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この道は、本年6月2日・高校生が3人組の男に殴打され財布を奪われた事件が起こった道に続いている。その現場は、ほんの目と鼻の先だ。

細くて街灯のない土手
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夏とは言え、19時過ぎのこの道は、もう暗いはず。
人通りも極端に減るはずだ。

土手に沿って並ぶ大きな樹木が、不審者にとっておあつらえ向きに死角を作っている。
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左手には川崎小学校の体育館。中にはママさんバレーらしき姿が見える。
外から彼女たちを見ることはできても、彼女たちからは外の様子は確認できないだろう。

それにしても、小学校のすぐ脇で…。
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この写真は5時半頃撮影したものだが、グランドには子どもたちの姿は見えなかった。
人気のない小学校周辺は、不審者にとっては狙い目の場所なのかもしれない。

投稿者 kasai : 14:00 | コメント (0)

2007年09月08日

福祉事業ネットワークの「名称決定」

新潟市の9つの福祉作業所さんと一緒に作ることになった福祉事業ネットワークの名称は、障がい者就労支援ネットワーク「C-netsにいがた」と決定いたしました。

近日中にブログ~ホームページの立ち上げを行う予定です。

投稿者 kasai : 13:55 | コメント (0)

2007年09月07日

聴覚障がい者ヒアリング

今週月曜日、市役所二階の福祉相談課で、新潟県ろうあ者協会の代表の方々に対して、災害時要援護者情報支援システムについての説明会を行って参りました。

聴覚障害者の方たちは、私たちが思っている以上にメールを使いこなしているようですが、一方でメール以外のインターネット機能、たとえば携帯からホームページにアクセスしたりというのは、さほどでもないようです。

次回は、ろうあ者協会さんの集会に参加して、皆さんに説明をしてくる予定になっています。

投稿者 kasai : 13:53 | コメント (0)

2007年09月06日

ASPとは…。

 「○○にいがた」という雑誌社があります。
ホームページのキャッチフレーズ通り、まさに「新潟の政財界を大胆に斬る」記事を、私はいつも興味深く拝見しておりました。

 先日のことです。
その雑誌社の記者の方から、「長岡市がNPO法人住民安全ネットワークジャパンに補助金を出すことについて取材をさせてもらいたい」と、長岡市に申し入れがあったそうです。

 彼等は、どうやら私たちに対してある疑念を抱いたようです。
「住民安全ネットワークジャパンが行っているケータイへの情報発信と同じようなことができるASPがあって、それは月々わずか2~5万円で使用することができる。それなのに、何故?住民安全ネットワークは数百万円も費用がかかると言っているのか?故意に高いお金を請求して、差額を儲けるつもりなのではないか?」と。

 そう言えば、
以前にも同様のご意見が当方の携帯サイトの掲示板に寄せられていたことを思い出しました。
その時の私は、正直申しますと、「何をしたって文句を付ける人はいるんだから放っておこう」って気持ちで、その投稿に対して真剣に回答をしませんでした。
しかし、今から思ってみると、それは間違いでした。
どんな疑問にも、しっかりと回答していなければいけませんでした。
私がその時に時間を掛けて説明していれば、もしかしたら雑誌社から余計な詮索を受けることもなかったかも。

ASPのことが良く理解できていない方にとってみれば、
それほどまでに費用が違うのはなぜ?と疑問に思うことは、むしろ当然のことだったのかもしれません。
反省に基づき、改めてご説明をすることといたします。

 ASPとは… 
ビジネス用のアプリケーションソフトをインターネットを通じて顧客にレンタルする事業者のこと。ユーザはWebブラウザなどを通じて、ASPの保有するサーバにインストールされたアプリケーションソフトを利用する。…のです。

 できるだけ解りやすく説明したいと思いますので、例え話にしたいと思います。
ソフト開発会社が開発したシステムをマンションだと思ってください。
「マンションASP」の各部屋の住人は、マンションの管理室から制御されながら、リーズナブルな賃貸料を支払うことで便利な住宅機能を使うことができます。

マンションを建築することから比べれば、当然のことながら費用が安い。それは良いのですが、良いばかりではありません。
一般のマンションとは違って、この「マンションASP」には、
大きくは次のような問題があります。

①各部屋にどのような家族が住んでいて、どのような機能を、どのように使っているのか?ということが、管理者に丸見えであること。
②管理者の都合で、機能の内容が一方的に変更されることがあること。
③部屋の住人が希望する機能はない一方で希望しない機能は充実していて、必ずしも住人側の希望通りに使うことができない場合が多いこと。
等々です。

 「ASPを使う」ということは、上記の例で言えば、マンションの一室を賃貸契約で借りることです。
この場合に私たちが気にすることは、特に①です。登録者の情報が見られてしまう恐れがあるのです。
契約の際、管理人は「決してそんなことはしません」と宣言するでしょう。
しかし、見ようと思えば見られてしまう環境にあるのです。
「しない」ことを信用するしかない訳ですが、顔も合わせた事のない管理人をどこまで信用できるのか?万が一にも個人情報が漏えいするようなことがあっては絶対にいけません。

そういう訳で、
私たちがどういう決断をしたかというと、
お金はなかったのですが、無理をして、マンションを新しく建設する道を選んだという次第です。

ASPサービスと私たちの行っていることを比べるということは、
マンションを「借りること」と「建てること」を比較しているようなもの。
その両者を比較して、費用がどうのこうの言うことに、いったい何の意味があるのでしょうか?

ご理解いただけたでしょうか?

ちなみに、雑誌社からの取材を受けた長岡市の課長さんが、その辺の説明を詳しくしてくれたのでしょう。
当人の私たちのところには取材の申し入れなどなかったですし、記事にもなっていません。
どうやら疑いは晴れたようですが、気分の悪い一件でした。

記者が思うってことは、もしかしたら皆さんの中にも、そんな風に思っている人がいるのかなー?
儲けるどころかその逆で、自分のお金と時間と手間をつぎ込みやってきた私たちです。
誰に頼まれた訳でもなく勝手にやってきたのですから、「褒めてください」などと言うつもりはありませんが、まさか疑われるとは…ト・ホ・ホ。

情けなくて、気分が落ち込んできました。

投稿者 kasai : 13:50 | コメント (0)

2007年09月05日

小学校サイトランキングについて

先般、私どものサイト上で発表いたしました「小学校サイト格付けランキング」が新潟日報に掲載されました。
紙面の端っこのほうに小さな記事でちょろっと掲載されるのかと思いきや、長岡面のTOP記事として取り扱われていました。

さて、実は少し反省を致しております。

ランキング下位の学校に対する配慮が欠けていたかもしれないと…。

「ランキング掲載にあたって」を開いて読んでいただければ、そこに私たちの真意が書いてあるのですが、
それにしても、全ランクを発表しなければ良かったのかもしれないと、今さらながら反省している次第です。

しかし、公表してしまってから反省しても遅い!インターネットとは、そういうもの。
であれば、公表した者としての責任を取るのみです。

小学校関係者の皆さんへ、

ホームページについてお悩みのことがありましたら、私たちでできることならお手伝いさせていただきます。

学校の教職員には、ホームページを充実させることよりも、ずーっと大事なことが沢山あります。それらを後回しにしてまですることではありません。
ホームページ更新の手間のせいで、大事なことが二の次になっては本末転倒です。
何が何でもホームページを更新すべきなどとは、私たちは一言も申しておりません。

「ホームページって何のためにあるの?」
それを、保護者の皆さんと一緒になって考えていただき、必要なのか?必要でないのか?どちらなのか?
必要でないならやめてしまえば良い。
必要なら、更新に負担が掛からないようにやり方に工夫を加え、保護者の協力を得ながら、やれば良い。
私たちは、そう考えています。
その「工夫」を、自分たちだけで見つけだすことができない場合は、ランキングを公表してしまった者の責任として、私たちが精一杯協力させていただきます。

投稿者 kasai : 13:40 | コメント (0)

2007年09月03日

警察署から褒められた。

これはある小学校の教頭先生から聞いた話です。
各学校の代表者が集まって、防犯パトロールに関する会議があったそうなのですが、そこに長岡警察署の生活安全課の課長さんが出席されていて、発言の中に私たち住民安全ネットワークの活動を取り上げてくれていたそうです。
「非常に良い活動で、スタッフも一生懸命やっている」ととても褒めてくれていたとのことです。

褒められたとのことなので、お返しする訳ではないですが、こちらも一言。
実は、この課長さんには二回ほどお会いしたことがあります。
見かけはとってもこわそうな方で、どちらかと言うと警察というよりも、その反対の筋の方といったほうが近い感じがするのですが(もしご本人の耳に入りましたらスミマセン)、
お話しさせていただくと、実に気さくな正義感の塊っていう印象の方でした。
警察官の皆さんには、これはちょっと失礼な言い方になるのかもしれませんが、最近はどこかお役人っぽいタイプの人のほうが多いな~という印象を持っていました。しかしこの課長さん、いかにも現場たたき上げ、頼りになるーって感じの方でしたよー。

投稿者 kasai : 13:21 | コメント (0)

2007年09月02日

9月2日以前の記事について

9月2日以前の記事については、
旧ブログ(⇒ http://soiga.com/jmjp/? )に掲載してあります。
アクセスに時間が掛かり過ぎて不便だったために、こちらのブログに移転いたしました。

投稿者 kasai : 16:36 | コメント (7)