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2007年09月12日

小学校サイトランキングについて

私どもが小学校のホームページをランク付けしたことについて、
いろいろとご意見をいただきありがとうございます。

今回、私たちの取った手法に対して、様々なご意見があるのは承知しておりました。
中にはお叱りの言葉もあるだろうことも予想できました。
もしも、小学校の教職員の皆さんに、これが原因で何らかのご負担をお掛けしていたとしたら、それは大変に申し訳ないことをしたと思っています。
この場を借りて、お詫び申し上げます。

何度も繰り返し申し上げるようで、大変恐縮ですが、
私どもは、ランク付けによって「更新作業の怠慢」を非難しようなどとは微塵も考えておりません。
それどころか、普段の活動で教職員の皆さんと触れ合う機会の多い私たちは、教職員の皆さんの多忙ぶりを目の当たりにするにつけ、更新が滞ってしまうのも仕方のないことだと感じているくらいです。

私たちの行動の真意は、あくまでも保護者側に対する問題提起です。

保護者側が「ホームページは必要ない」と思うのであれば、「必要ないので止めてください」と学校側に伝えれば、学校側が負担に感じていた更新作業の手間が掛からなくなり、肩の荷を一つ下ろすができます。
そして、その分、子ども達のために力を注いでもらうことができるはずです。

反対に、保護者側が「ホームページは必要だ」と思えば、保護者側から協力を申し出るべきだと、私たちは考えています。
それが無理ならば、せめて最低限「これとこれだけは更新してください」と保護者側の意向を伝えましょう。ただ、それだけで、学校側も随分やりやすくなるはずです。

現時点においては、
教職員の皆さんは通常業務で忙しい中、無理をしながらホームページを作成してくれています。
そのホームページを、保護者側はもっと見るようにしませんか?
見てくれているのかいないのか分からない状態では、無理して作業してくれている学校側に対して失礼ですし、更新する張合いもなくなり、さらに負担を感じさせてしまいます。

ですから、保護者側は学校のホームページにもっと関心を持ちましょう。
自分たちにとって、ホームページは必要なのかどうなのか?ということを、もっと考えましょう。

そして、
必要ないなら「必要ない」と、必要なら「協力します」と、どちらかを意思表示してはいかがでしょうか。

「子どものために、あれもしてください。これもしてください」その上「ホームページも更新してください」と…こんなに多くのことを、毎日遅くまで残業して頑張ってくれている教職員の皆さんに要望するのは酷というものです。

私たちは、そう思っているのです。

この件に関してコメントいただいた皆様へ。
お叱りの言葉は、真摯に受け止めます。
支持表明は、有難く思います。
しかし、
私たちが問題提起をしている相手は学校側ではなく、まさに皆さんに対してですから、
「私たちのほうこそ皆さんの行動に注目しているのだ」ということを一言申し上げて、コメントに対するお返事とさせていただきたいと思います。

投稿者 kasai : 2007年09月12日 14:27

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