新春に皇居で行われる「歌会始」の入選者に新潟県からは津南町の男性2人が選ばれました。
今回の「歌会始」のお題は「立」で全国や海外から1万8000首近くの短歌が寄せられ、10人が入選しました。新潟県からは、津南町の宮澤房良さんと(69)
おなじく津南町の高橋健治さんの(65)2人が選ばれました。
このうち、宮澤さんは、雪下ろしのため、毎年何度も屋根の上に立たなければならない雪国の困難な暮らしを表現したということで、「雪国の暮らしが理解してもらえるかどうか不安でしたが、入選して驚いています」と話していました。また、高橋さんは脳卒中で倒れて後遺症が残り落ち込んだ際に、以前、旅行で訪れた青森県の龍飛岬で強い風に立ち向かったときの気持ちを思い出して詠んだということで、「困難に立ち向かうことで力をもらいたいという思いを込めて詠みました。これからも歌を詠んでいきたい」と話していました。入選者の歌は1月16日に皇居宮殿で開かれる歌会始で天皇皇后両陛下や皇族方の歌とともに披露されることになっています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034303531.html?t=1356449245963</p>